ロエニス・エリアス
ロエニス・ (レリーブレ) ・エリアス (Roenis (Leliebre) Elías, 1988年8月1日 - ) は、キューバ・グアンタナモ州グアンタナモ出身のプロ野球選手 (投手) [4]。左投左打[4]。MLB・ボストン・レッドソックス所属[6]。
| ボストン・レッドソックス #29 | |
|---|---|
 マリナーズ時代 (2014年) | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
( キューバから亡命)[3] |
| 出身地 | グアンタナモ州グアンタナモ[4] |
| 生年月日 | 1988年8月1日（36歳） |
| 身長 体重 |
6' 1" ＝約185.4 cm 205 lb ＝約93 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 投手[4] |
| プロ入り | 2011年 アマチュア・FAとしてシアトル・マリナーズと契約[4] |
| 初出場 | 2014年4月3日[4] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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経歴
キューバ時代
2008年からCNSのインディオス・デ・グアンタナモに所属し、2010年までプレーした[5]。2008-2009年のシーズンでは18試合 (1試合のみ先発) に登板して防御率7.84・2勝3敗・WHIP2.19、2009-2010年のシーズンでは21試合 (17試合が先発) に登板して防御率7.14・5勝7敗・WHIP1.95という成績を記録した[5]。
2010年に密輸組織の手引きを受け、メキシコに亡命した[3]。
マリナーズ時代 (2011 - 2015)
2011年5月3日に、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ[4][3]。ルーキー級のアリゾナリーグ・マリナーズで1試合に登板後、同じくルーキー級のプラスキ・マリナーズへ移動[5]。プラスキでは3試合に登板し、防御率0.82・1勝0敗・WHIP1.27だった[5]。8月に、A級のクリントン・ランバーキングスへ昇格すると、そこでは7試合に登板先発して防御率5.45・4勝2敗・WHIP1.62という成績を残した[5]。なお、3チームの通算成績は、11試合 (8試合先発) の登板で防御率4.28・5勝2敗・21四球・41奪三振・WHIP1.53であった[5]。
2012年は、A+級のハイデザート・マーベリックスで全26試合に先発登板し、防御率3.76・11勝6敗・WHIP1.19を記録、前年より登板機会を増やす一方で防御率やWHIPを下げた[5]。
2013年は、AA級のジャクソン・ジェネラルズに所属して22試合に先発登板し、防御率3.18・6勝11敗・50四球・121奪三振・WHIP1.25という成績を残した[5]。
2014年は、スプリングトレーニングで活躍した為、開幕からマリナーズの先発ローテーションに入った[3]。4月3日のオークランド・アスレチックス戦で先発起用され、メジャーデビューを果たすと、同試合では5.0イニングを投げて2安打1失点3四球3奪三振・勝敗付かずという投球内容であった[7]。以後、先発ローテーションに定着して29試合に登板し、十分な得点援護がない中で2ケタ勝利 (10勝) を挙げる期待以上の活躍を見せた[3]。この勝ち星10の中には、1つの完封勝利が含まれている[4]。
2015年、22試合中20試合に先発登板したが、防御率4.14・5勝8敗・FIP4.52と、ルーキーイヤーより成績が低下した[4]。なお、この年はAAA級のタコマ・レイニアーズでも12試合に先発登板しており、ここでは防御率7.34・4勝2敗・WHIP1.60という成績を残した[5]。
レッドソックス時代 (2015 - )
2015年12月7日にウェイド・マイリー、ジョナサン・アローとのトレードで、カーソン・スミスと共にボストン・レッドソックスに移籍した[4][8]。
2016年は3試合・先発登板は1試合で、防御率12.91・0勝1敗・WHIP2.61と、前年より更に成績が悪化した[4]。マイナーリーグではAAA級のポータケット・レッドソックスに所属し、21試合 (19試合の先発登板) の登板で防御率3.60・10勝5敗・WHIP1.38という成績を記録した[5]。
2017年は、メジャーでは1試合・0.1イニングの登板で1四球と1奪三振を記録しただけであった[4]。同年、マイナーではA-級、A+級、AA級、AAA級の4ランクを異動して10試合に先発登板し、防御率6.96・1勝6敗・WHIP1.57だった[5]。
詳細情報
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | SEA | 29 | 29 | 1 | 1 | 0 | 10 | 12 | 0 | 0 | .455 | 693 | 163.2 | 151 | 16 | 64 | 3 | 11 | 143 | 6 | 4 | 77 | 70 | 3.85 | 1.31 |
| 2015 | 22 | 20 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8 | 0 | 1 | .385 | 490 | 115.1 | 106 | 15 | 44 | 1 | 9 | 97 | 1 | 1 | 57 | 53 | 4.14 | 1.30 | |
| 2016 | BOS | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 41 | 7.2 | 15 | 2 | 5 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 11 | 11 | 12.91 | 2.61 |
| 2017 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 2 | 0.1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 3.00 | |
| MLB：4年 | 55 | 50 | 1 | 1 | 0 | 15 | 21 | 0 | 1 | .417 | 1226 | 287.0 | 272 | 33 | 114 | 5 | 20 | 244 | 7 | 5 | 145 | 134 | 4.20 | 1.35 | |
- 2017年度シーズン終了時
- 太字はリーグ1位
- 「-」は記録なし
背番号[4]
この節の加筆が望まれています。 |
- 29 (2014年 - 2016年途中)
- 51 (2016年途中 - )
脚注
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年、97頁頁。ISBN 978-4-331-52002-4。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2017』廣済堂出版、2017年、29頁頁。ISBN 978-4-331-52084-0。
- ^ a b c d e f 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、215頁頁。ISBN 978-4-331-51921-9。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o Roenis Elias Stats - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l Roenis Elias Minor Stats - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
- ^ a b Roenis Elias Stats, Fantasy & News - MLB.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
- ^ Roenis Elias 2014 Pitching Gamelogs - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
- ^ “Red Sox Trade Wade Miley To Seattle Mariners” (英語). Barstool Sports (2015年12月8日). 2017年10月7日閲覧。
- ^ Sortable Player Stats Pitching 2014 AL - BK - MLB.com (英語) . 2017年10月7日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Roenis Elias Stas MiLB.com
- Roenis Elías (@RoenisElias29) - X（旧Twitter）
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