モチノキ科

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モチノキ科 (Aquifoliaceae) は被子植物で、2約600木本からなり、世界各地に分散して分布する。日本にはモチノキ属のみがあり23種ほどある。

モチノキ科
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク類 Asterids
: モチノキ目 Aquifoliales
: モチノキ科 Aquifoliaceae
学名
Aquifoliaceae
A.Rich. (1828)
英名
Holly

は互生。は両性または単性で、放射相称、花弁がくは4-5枚。小形で目立たない花が集散花序をつくる。子房上位、果実は数個の核を含む核果で、赤いものが多いが、イヌツゲなどは黒く熟す。

樹皮は粘り気の強いゴム状の粘着質の物質を含んでおり、かつてはこれを精製することで天然の鳥黐の素材としていた。

分類

モチノキ属 Ilex

モチノキ属(Ilex L.)の主な種は以下である[1]

日本の種
その他

Nemopanthus

  • Nemopanthus mucronatus ただ1種からなるが、モチノキ属に含める考えもある。

脚注

  1. ^ 大場秀章『植物分類表』アボック社、2009年11月、219頁。ISBN 978-4900358614 

関連項目

外部リンク