平成30年7月豪雨
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平成30年7月西日本豪雨(へいせい30ねん7がつにしにほんごうう)とは、2018年(平成30年)7月5日から西日本を中心に発生している集中豪雨。
発災日時 |
2018年7月5日 - |
---|---|
被災地域 |
![]() |
災害の気象要因 | 活発な梅雨前線による集中豪雨 |
人的被害 | |
死者 |
(2018年7月7日7:00時点) 4人 |
行方不明者 |
(2018年7月7日7:00時点) 7人 |
負傷者 |
(2018年7月7日7:00時点) 重傷 4人 軽傷 35人 程度不明 1人 |
気象状況
気象庁はこれまでに経験したことのないような大雨となっており、甚大な被害が起こる危険が差し迫っているとして、6日17時10分、福岡県、長崎県、佐賀県に大雨特別警報を発表した。19時40分には広島県、岡山県、鳥取県に発表。さらに22時50分には兵庫県と京都府にも発表され、対象地域は8府県にのぼっている。
7日午前8時10分、福岡県、佐賀県、長崎県に出されていた大雨特別警報は解除されたことで午前8時10分現在大雨特別警報が出ているのは広島県、岡山県、鳥取県、兵庫県、京都府となっている。
7日午前10時50分、広島県に出されていた大雨特別警報は解除されたことで午前10時50分現在大雨特別警報が出ているのは岡山県、鳥取県、兵庫県、京都府となっている。さらに7日午後0時50分には岐阜県にも発表された。
7日午後1時10分鳥取県に出されていた大雨特別警報は解除されたこと午後1時10分現在大雨特別警報が出ているのは岡山県、兵庫県、京都府、岐阜県となっている。
7日午後3時10分岡山県に出されていた大雨特別警報は解除されたこと午後3時10分現在大雨特別警報が出ているのは兵庫県、京都府、岐阜県となっている。
被害・影響
西日本の広い範囲で、川の氾濫や洪水、土砂災害などの被害が起こっている。
岡山県
- 高梁川流域の総社市や倉敷市、高梁市を中心に被害が出ている。
- 倉敷市真備町では小田川の堤防が決壊し、周辺が浸水している。
- 総社市日羽で国道180号線で通行止め作業中をしていた作業員2人と連絡がとれなくなっている。また、美袋でも消防隊員が3人が行方不明となっている。
- 笠岡市では工場に土砂が流れ込み1人が死亡した。
広島県
愛媛県
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高知県
- 高知自動車道・川之江JCT - 大豊IC間の立川橋上り線(立川トンネル入り口)での土砂崩れにより立川橋上り線が落橋した[3]。
福岡県
佐賀県
兵庫県
- 神戸市垂水区の山陽電鉄の線路が土砂で覆われた。
- 神戸大学工学部敷地内、神戸市中央区中尾町、東灘区鴨子ヶ原、灘区篠原台などで土砂崩れが発生した。
- 三田市香下で市道が約5m陥没した。
京都府
- 嵐山地区の中之島並びに左岸側道路で5日夜から6日の夕方に冠水。
- 亀岡地区、5日夜に霞堤から溢水。
- 佐濃谷川、小西川、竹野川、高野川は6日夜に溢水し浸水発生。
交通
6日20時頃からは山陽新幹線岡山-博多間が終日運転見合わせとなった。7日は新大阪-小倉間で午後まで運転見合わせとなる見通し。
行政の対応
避難指示等
7月6日午後5時30分までに西日本を中心に17都道府県の合計約141万人に避難指示や避難勧告が発表されている[4]。
救助活動
以下の情報は、内閣府「平成 30 年台風第 7 号及び前線等による被害状況等について」[5]および防衛省の災害派遣情報[6]による。
内閣府
7月2日に情報連絡室、7月6日に情報対策室を設置。
警察庁
警察庁は災害対策室長を長とする災害情報連絡室を設置。管区警察局を通じて情報収集を実施。和歌山県警察では自宅から脱出不能となっていた高齢女性を交番勤務員が救助した。
総務省消防庁
7月3日に応急対策室長を長とする消防庁災害対策室(一次体制)設置、7月6日9時に国民保護・防災部長を長とする消防庁災害対策本部(二次体制)へ、同日20時30分に消防庁長官を長とする消防庁災害対策本部(三次体制)へ移行した。
中国四国・東海の各ブロックの緊急消防援助隊および同航空小隊出動を要請した。愛知県大隊では、岡崎市消防本部に配備されている「レッドサラマンダー」を緊急消防援助隊として出動した[7]。(2度目の実戦投入)
海上保安庁
防衛省・自衛隊
7月6日13時58分に防衛省災害対策室を設置[6]。7月5日から7月7日にかけて、各府県知事より要請が相次いだ。ここでは一覧として掲載する[6]。
要請日時 | 要請元 | 要請先 | 要請内容 | 撤収日時 |
---|---|---|---|---|
7月6日1時10分 | 京都府知事 | 陸上自衛隊第7普通科連隊長 | 水防活動 | 7月6日7時5分 |
7月6日3時30分 | 高知県知事 | 陸上自衛隊第50普通科連隊長 | 孤立者の救助等 | |
7月6日9時56分 | 福岡県知事 | 陸上自衛隊第4師団長 | 人命救助 | |
7月6日18時35分 | 京都府知事 | 陸上自衛隊第7普通科連隊長 | 水防活動(再要請) | 7月6日23時30分 |
7月6日21時00分 | 広島県知事 | 陸上自衛隊第13旅団長 | 人命救助 | |
7月6日23時11分 | 岡山県知事 | 陸上自衛隊第13旅団長 | 人命救助等 | |
7月7日6時10分 | 京都府知事 | 陸上自衛隊第7普通科連隊長 | 人命救助 | |
愛媛県知事 | 陸上自衛隊中部方面特科隊長 | 人命救助 | ||
7月7日7時35分 | 山口県知事 | 陸上自衛隊第17普通科連隊長 | 人命救助 | |
7月7日9時42分 | 京都府知事 | 海上自衛隊舞鶴地方総監 | 人命救助 |
メディアの対応
脚注
注釈
出典
- ^ 呉市 真光寺橋 - Googleストリートビュー
- ^ “広島 JR芸備線の鉄橋崩れる 川の橋流れる”. NHK NEWS WEB. (2018年7月7日) 2018年7月7日閲覧。
- ^ “E32高知道 土砂流出にともなう橋梁上部工流出災害 (立川橋:上り線)(第1報)”. PDF. 西日本高速道路. 2018年7月7日閲覧。
- ^ “西日本で記録的大雨 141万人に避難勧告や指示”. 朝日新聞. (2018年7月6日) 2018年7月7日閲覧。
- ^ “平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(平成30年7月7日7:00現在)” (PDF). 内閣府(防災担当). 2018年7月7日閲覧。
- ^ a b c “平成30年7月5日からの大雨に係る災害派遣について(14時00分現在)” (PDF). 防衛省 (2018年7月7日). 2018年7月7日閲覧。
- ^ “大雨 全国唯一の特殊車両「レッドサラマンダー」現地に”. NHK. (2018年7月7日) (2018-7-7発行) 2018年7月7日閲覧。
関連項目
- 平成21年7月中国・九州北部豪雨
- 平成24年7月九州北部豪雨
- 平成26年8月豪雨
- 平成29年7月九州北部豪雨 - 1年前の同じ日(7月5日)より、福岡県朝倉市などで発生した集中豪雨。
- 集中豪雨
- 梅雨
- 台風
- 梅雨前線