青木冨貴子
略歴
青木書店創業者である青木春男の二女として東京都神田神保町で生まれた[2][1]。大学[どこ?]卒業後に神保町の出版社[どこ?]へ勤務した後、1981年にデビュー作となる『ライカでグッドバイ』を発表した[1]。第2作である『アメリアを探せ』発表後の1984年に渡米、『ニューズウィーク日本版』ニューヨーク支局長を3年間務める。ニューズウィーク在職中から『諸君!』で「たまらなく日本人」の連載を始め、退職後はフリーランスとして取材・執筆活動を続けている。1987年に作家のピート・ハミルと結婚[1]。ニューヨーク在住。
著者名のクレジット
初期の著書には、著者名のクレジットが〈青木富貴子〉となっているものも存在する。また、書店のオンラインショップで〈青木冨貴子〉名の検索結果がないサイトもある。
著書
- 『ライカでグッドバイ―カメラマン沢田教一が撃たれた日』文藝春秋、1981年 のち文庫
- 『アメリアを探せ―甦る女流飛行作家伝説』文藝春秋、1983年 のち文庫
- 『たまらなく日本人』文藝春秋、1988年 のち文庫
- 『ニューヨーカーズ』新潮社、1990年
- 『星条旗のアメリカ』文藝春秋、1990年
- 『デンバーの青い闇―日本人学生はなぜ襲われたか』新潮社、1993年
- 『ジャーナリスティック・アメリカ U.S.A.通信'90~'94』文藝春秋、1994年
- 『「風と共に去りぬ」のアメリカ―南部と人種問題』岩波新書、1996年
- 『ガボものがたり―ハミル家の愛犬日記』新潮社、1997年
- 『目撃 アメリカ崩壊』文春新書、2001年
- 『FBIはなぜテロリストに敗北したのか』新潮社 2002年
- 『731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く』新潮社、2005年 - 2008年新潮文庫
- 『ジョン・アルパート 戦争の真実を映し出す』日本放送出版協会〈NHK未来への提言〉、2008年
- 『昭和天皇とワシントンを結んだ男―「パケナム日記」が語る日本占領』新潮社、2011年
- 『GHQと戦った女 沢田美喜』新潮社、2015