栗きんとん

栗を用いた日本の和菓子

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栗きんとん(くりきんとん、'栗金飩')あるいは栗茶巾(くりちゃきん)は、を使った和菓子である。おせち料理に用いられる栗金団(くりきんとん)とは別の和菓子。栗に砂糖を加えて炊き上げてつくる。おせち料理の栗きんとん(栗金団)と違い、粘り気はない。形は茶巾絞りで栗の形をしている。京都ではこのようなものを栗茶巾というが、岐阜県美濃東部では栗金飩という。中津川市などが発祥をうたっている。

栗金飩本家すや製
川上屋の栗きんとん

生産

栗の収穫が始まる9月1日から翌年1月頃までに製造し販売される。通年で販売する業者もある。

岐阜県南東部の恵那地方(中津川市恵那市)は、恵那栗と呼ばれる良質な栗の産地であるが、恵那栗は生産量が少ないことから、地元の栗にこだわる一部の業者を除いては、現在市販の栗きんとんの材料として使われる栗のほとんどは九州産など岐阜県外産のものである[1]

毎年9月1日から翌年1月頃までの期間限定で首都圏東海関西などのデパートでも販売されている。インターネットによる通信販売も行われている。

脚注

  1. ^ 岐阜「栗きんとん」甘くない内実”. 日本経済新聞社 (2014年11月4日). 2015年1月30日閲覧。

関連項目

外部リンク