ミヨックク

ミヨックク（朝鮮語: 미역국）は、朝鮮半島の料理のひとつ。韓国料理のスープであるグクにワカメを入れたものである^[1]。

概要

ワカメがメインの韓国料理。ワカメを具材と共にゴマ油で炒め、水を加えて煮込んで作る^[2]。具材には牛肉、アサリやムール貝といった魚介類が使われることが多い^[2]。

朝鮮半島では「乳の出が良くなる」として、産後の女性にミヨッククを勧める習慣がある^[2]^[3]。ここから転じて、母への感謝を込めて誕生日に食べるスープとされている^[2]。

^ 朝倉敏夫『世界の食文化』第1巻、農山漁村文化協会、2005年、30頁。ISBN 9784540050091。
^ ^a ^b ^c ^d 八田靖史『新大久保コリアンタウンガイド: 電車で行けるソウル!韓食と韓流のすべて』晩聲社、2008年、86頁。ISBN 9784891883430。
^ 朴重鎬『にっぽん村のヨプチョン』御茶の水書房、2003年、57頁。ISBN 9784275002952。