仙台宮城インターチェンジ
仙台宮城インターチェンジ(せんだいみやぎインターチェンジ)は、宮城県仙台市青葉区にある東北自動車道のインターチェンジである。仙台市都心部や作並温泉などへの最寄りのインターチェンジで、1975年に供用を開始した。
仙台宮城インターチェンジ | |
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所属路線 | E4 東北自動車道 |
IC番号 | 28 |
料金所番号 | 07-928 |
本線標識の表記 | 仙台宮城 作並 |
起点からの距離 | 332.4 km(川口JCT起点) |
◄仙台南IC (5.6 km) (10.2 km) 泉PA/SIC► | |
接続する一般道 | 国道48号 |
供用開始日 | 1975年(昭和50年)11月28日 |
通行台数 | 19,828台/日(2006年度) |
所在地 |
〒989-3121 宮城県仙台市青葉区郷六字庄子40 |
概要
高速道路を降りると、自動車専用道路である仙台西道路に接続しており、仙台駅や宮城県庁に直結する道路である。
現在、仙台市都心部に最もアクセスがよいのは、仙台宮城ICで降りて仙台西道路に乗り換える方法である。しかし、仙台西道路が開通した1983年以前には、広瀬川沿い片側1車線の国道48号折立・郷六・八幡町まわり(現・宮城県道31号仙台村田線)でしか仙台市内へ向かう手段がなかったため、仙台宮城ICの交通渋滞が深刻で、仙台南ICで降りて国道286号を通るほうが利便性が高かった。
仙台西道路の開通により仙台宮城ICの利便性が向上したことで、仙台と東北地方各都市とを結ぶ高速バスの発達に影響を与えた(→仙台経済圏)。また、仙台宮城ICには、愛子バイパス・仙台北環状線・仙台村田線など、主要な道路が接続されており、現在、仙台市内で重要なインターチェンジとなっている。
泉インターチェンジとの間、東北自動車道・川口 - 青森間の中間地点である340 kmポストに案内標識がある。
歴史
1971年6月14日の設置箇所発表時には、今の仙台宮城インターチェンジは「仙台北インターチェンジ」と名付けられていた。しかし、当時は宮城郡宮城町に設置されたため、地元からの陳情により1975年10月23日に「仙台宮城インターチェンジ」で正式決定した。なお、宮城町は1987年、仙台市と合併し青葉区の一部となったがインターチェンジの名称はそのままになっている。同年11月27日、仙台南・泉インターチェンジ間の供用開始にともない、営業を開始した[1]。
宮城町と仙台市の間は広瀬川に山が迫り道路を通しにくい地勢で、開通時には、片側1車線でカーブの多い国道48号が仙台市都心部への唯一の到達手段であった。ところが宮城町では住宅地が盛んに造られて交通量が増加し、開通前から折立 - 八幡町間で4キロメートルの渋滞が日常化していた[2]。このため、仙台宮城ICは朝夕の混雑時に閉鎖されることが度々であった[要出典]。
渋滞解消のため、青葉山丘陵にトンネルを掘って仙台宮城ICから仙台市街に直結させたのが仙台西道路である。1983年5月に仙台西道路の利用が2車線暫定で始まり、1987年に4車線の供用が始まった。仙台西道路の開通前に1日2万3千台が通過していた国道48号の交通量は1万1千台に減り、かわって仙台西道路が2万台を通し、渋滞の解消と所要時間の短縮が実現した[3]。
接続する道路
料金所
- ブース数:12
入口
- ブース数:4
- ETC専用:1
- ETC・一般:1
- 一般:2
出口
- ブース数:8
- ETC専用:2
- ETC・一般:2
- 一般:4
周辺
隣
脚注
参考文献
- 宮城町誌改訂編さん委員会、『宮城町誌』続編改訂版、仙台市役所、1989年。