切妻屋根

切妻造で妻側の壁と屋根の出が同じもの

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切妻屋根(きりづまやね、: gable roof)は、屋根形状の一種。最も単純な形式の屋根である[1]。単に切妻ともいう。

切妻屋根

特徴

切妻屋根はシンプルな形状だが雨や雪に強く世界的にみられる[1]

屋根の最頂部のから地上に向かい、2つの傾斜面がを伏せたような山形の形状をした屋根である。建築物の平面形状が四角形の場合、切妻屋根を用いると2面だけで屋根が構成されるため、ローコストで雨漏りの心配が少ない屋根形状といえる。また、豪雪地帯においては、屋根の上に雪が積もりにくいため、雪の重量による倒壊の危険が小さいという利点も併せ持つ。

出典

  1. ^ a b 建築知識 編『最もくわしい 屋根・小屋組の図鑑』エクスナレッジ、2017年、10頁。 

関連項目