キロバイト

情報の大きさを表す単位

これはこのページの過去の版です。反撃の天才 (会話 | 投稿記録) による 2019年8月14日 (水) 21:19個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

キロバイト:kilobyte)はコンピュータで情報の大きさや記憶装置の容量を表す単位である。kBと略記される。

バイトの単位一覧
SI接頭語 2進接頭辞
単位(記号) SI基準 慣用値 単位(記号) SIとの(概数)
キロバイト (kB) 103 210 キビバイト (KiB) 210 2.400000%
メガバイト (MB) 106 220 メビバイト (MiB) 220 4.857600%
ギガバイト (GB) 109 230 ギビバイト (GiB) 230 7.374182%
テラバイト (TB) 1012 240 テビバイト (TiB) 240 9.951163%
ペタバイト (PB) 1015 250 ペビバイト (PiB) 250 12.589991%
エクサバイト (EB) 1018 260 エクスビバイト (EiB) 260 15.292150%
ゼタバイト (ZB) 1021 270 ゼビバイト (ZiB) 270 18.059162%
ヨタバイト (YB) 1024 280 ヨビバイト (YiB) 280 20.892582%
ロナバイト (RB) 1027 290 ロビバイト (RiB) 290 23.794004%
クエタバイト (QB) 1030 2100 クエビバイト (QiB) 2100 26.765060%
この表の上付き文字は環境により適切に表示されていない場合があります。

概要

普段よく使われているSI接頭辞キロ (k) と違って、慣用では210を表すものとして使われることが多い。この場合、1,024バイトを1キロバイトと換算する。

103と区別する目的で、kではなくKと書くことも多い。しかし、K大文字で書くことを定めたなんらかの規定があるわけではない(口語では、さらに明確に区別するために、「ケーバイト」と読む場合もある)。

いずれにせよ、このように1,024バイトを1キロバイトとするのはあくまで慣用であり、SI接頭辞に厳密に従えば、1kBは1,000バイトである。そのため、明確に210を表したい場合は、キビバイト (KiB) を用いる方が無用な混乱を招かずに済む。

関連項目