井の頭公園バラバラ殺人事件

1994年に東京都で発生した殺人事件

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井の頭公園バラバラ殺人事件(いのかしらこうえんばらばらさつじんじけん)とは1994年(平成6年)4月23日に発覚したバラバラ殺人事件である。

事件の概要

1994年4月23日午前、東京都三鷹市にある井の頭恩賜公園のゴミ箱に人の足首が捨てられているのを女性清掃員が発見した。駆けつけた警察官らが公園一帯のゴミ箱を捜索したところ、計27個に分断された手足・胴体の一部が発見された。 切断された遺体に共通する特徴として、すべて20cm間隔で切断されていることが挙げられる。また手足の指紋はすべて削り取られていた。しかし残っていたわずかな指紋から被害者は公園の近くに住む一級建築士の男性(当時35歳)と判明したがその他には犯人に結びつく物証に乏しく、2006年5月現在迷宮入りとなっている。

また被害者の頭部、胴体の大部分は現在も見つかっていない。

切断されていた遺体は前述のとおり、なぜかすべて20cm間隔で切断されていた。また、身元の隠しのためなのか、血液が一滴残らず完全に抜き取られていた。しかしその作業を行うには、一般家庭では追いつかないほどの大量の水と医学的知識が必要であり、被害者の失踪から遺体発見までの時間が短いことからすると複数犯の可能性が高いとみられている。また、被害者の男性の交友関係からはまったく犯人像が浮かばないなど犯人の動機が不明な部分が多い事件である。

関連項目

外部リンク