渋谷区立原宿外苑中学校

東京都渋谷区にある中学校

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渋谷区立原宿外苑中学校(しぶやくりつ はらじゅくがいえんちゅうがっこう)は、東京都渋谷区神宮前一丁目にある区立中学校である[2]

渋谷区立原宿外苑中学校
HarajukuGaien Junior High School
国公私立 公立学校
設置者 渋谷区
併合学校 渋谷区立外苑中学校
渋谷区立原宿中学校
設立年月日 1997年平成9年)4月1日[1]
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
所在地 150-0001
外部リンク https://shibuya.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=1320122
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概要

1997年平成9年)、外苑中学校と原宿中学校との統合によって創立された。徒歩3分程に、竹下通りなどの繁華街があるが、場所は、デザイン事務所や、渋谷区立中央図書館原宿警察署、マンションなどが周囲に存在する為、比較的、閑静である。明治神宮の木や、校門の前のイチョウ並木など木々が周囲にたくさんある他、校内にも桜などといった木もある。立地的に都心部にあるため、校舎内から南は渋谷の高層ビル、北は、新宿及び西新宿の高層ビル、屋上では、上記と、東側に国立競技場及び神宮外苑そして西には、明治神宮を眺めることができ、さらには、夜景がとても美しい。

校歌は小椋佳の作詞である。校章は原宿表参道ケヤキの葉と、明治神宮外苑イチョウの葉を組み合わせ、両校の頭文字である「H」と「G」を乗せている。制服は区内で唯一の学ランとセーラー服である。もともと2クラスであったため、数年前に学区外からの生徒の増加に伴う3クラスへの編成転換の際、3学年は、設備の都合上、クラスによって階数が異なる。

渋谷区では学校選択希望制を採用しているため、毎年原宿外苑中学校を希望する生徒が非常に多く、同区内の渋谷区立松濤中学校などと共に、毎年定員を超え抽選が発生する。また、原宿外苑中学校は生徒のおよそ三分の一が恵比寿代官山広尾富ヶ谷参宮橋つまりは、学区外から通学する。その為、その生徒の多くは原宿駅を利用する。

原宿外苑中学校は名前が長い為、HGとは略さず、外苑中や、はらがいと略す。



歴史


生徒数と教員数[7]
年度 生徒総数 1年生 2年生 3年生 教員数 職員数
平成23年 243人 93人 82人 68人 19人 8人
平成24年 261人 88人 85人 88人 20人 8人
平成25年 255人 76人 90人 89人 20人 8人
平成26年 260人 87人 82人 91人 21人 8人
平成27年 270人 97人 89人 84人 21人 9人
平成28年 278人 85人 99人 94人 20人 10人
平成29年 286人 98人 87人 101人 20人 9人
平成30年 284人 100人 96人 88人 20人 9人
令和元年 297人 101人 101人 95人 21人 9人
学校公開[8]
授業風景やクラブ活動などを公開する。2016年(平成28年)4月に新1年生となる子供や保護者も、学校選択の参考として、各学校の特色ある取組みを知ることができる。また区の関係者、教育関係者が、授業風景を見物する、研究授業も行われることがある。
学校公開の他、保護者や学校関係者などが見物できる「体育祭」や「なみき祭」が開かれる。体育祭では、クラス対抗で3つに分かれて、優勝目指して競い会う行事である。小学校で言う所の運動会である。
また銀杏なみきにちなんで学校では「なみき祭」が開かれ、生徒、保護者が閲覧できる。なみき祭は、例年秋に「合唱の部」が開かれ、冬には「展示の部」が開かれる。合唱の部では、生徒がクラス対抗で歌声のうまさで競い、学年ごとに順位が決まる。展示の部では生徒が作成した作品が展示されている。原宿外苑中学校の行事であり、保護者などが閲覧できる。

通学区域

[1]

さらに、代々木一丁目の一部(代々木中学校の指定区域)と神宮前五丁目の一部(松濤中学校の指定区域)が調整区域として設定されている。

生涯学習・スポーツ[9]

  • 成人のための学習機会の提供、社会教育団体への支援、小中学生のための学習機会の提供、生涯学習施設、口座・イベント情報等の文化・スポーツ教室案内。

部活動

交通

鉄道

関係者

出身者

渋谷区立原宿中学校(廃校)

 
旧原宿中学校(神宮前4丁目、2011年)

渋谷区立原宿中学校(しぶやくりつ はらじゅくちゅうがっこう)は、かつて東京都渋谷区神宮前三丁目12番8号に所在した中学校。もともと外苑中学校の分教場として設置された後に独立、約35年の後に再び外苑中学校と統合されて廃校となった。

1960年昭和35年)、東京都渋谷区立外苑中学校の分教場として、原宿二丁目(当時)の穏原小学校跡地に設置された。1962年(昭和37年)4月に原宿中学校として独立・開校したが、1997年平成9年)3月をもって閉校、元の本校であった外苑中学校に統合されて原宿外苑中学校となった。学校の跡地・建物は、渋谷区サービス公社の運営する福祉施設「ケアコミュニティ原宿の丘」となり、1999年(平成11年)に開業した[10]。同施設には地域包括支援センター、在宅サービスセンター、ホームヘルパーステーションが併設され、かつての体育館はリクリエーションホール、同屋上にあったプールはビオトープとして活用されている[11]

脚注

  1. ^ a b 渋谷区教育委員会事務局学務課学事係 (2013年8月). “平成26年度版 渋谷区立中学校案内” (PDF). 2014年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月22日閲覧。
  2. ^ 渋谷区 (1963年3月23日). “渋谷区立学校設置条例”. 2014年2月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e 渋谷区立原宿外苑中学校. “学校の沿革”. 2003年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月22日閲覧。
  4. ^ 外苑中学校同窓会コミュニティサイト「Heart to Heart」- 外苑中2期の松野茂様からの投稿です。”. 2012年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月22日閲覧。
  5. ^ 外苑中学校同窓会コミュニティサイト「Heart to Heart」 - 福島啓一先生からの投稿(便り)です。”. 2012年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月22日閲覧。
  6. ^ 開校68周年の記念日を迎えて 港区立青山中学校
  7. ^ 東京都教育委員会「令和元年度 公立学校統計調査報告書(学校調査編)」統計表、2019年10月24日、2019年11月12日閲覧
  8. ^ しぶや区ニュース - 2015年(平成27年)4月15日、2頁
  9. ^ 渋谷区教育委員会、生涯学習・スポーツ[1]
  10. ^ ケアコミュニティ原宿の丘”. 株式会社渋谷サービス公社. 2014年2月22日閲覧。
  11. ^ 全国的な学校跡施設活用状況 第2回 学校跡施設活用会議

関連項目

外部リンク