劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
日本のアニメーション映画 (2020)
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』（げきじょうばん 「きめつのやいば」 むげんれっしゃへん）は、2020年のユーフォーテーブル制作の日本のアニメーション映画。吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』を原作とし、2020年10月16日に劇場公開された[2][3]。2019年4月から9月に放送されたテレビアニメ『鬼滅の刃「竈門炭治郎 立志編」』の続編として、原作コミックの第7巻および第8巻に収録されている無限列車での戦いが描かれる。レイティングはPG12指定[4]。IMAX版も通常版と同じ2020年10月16日に同時公開され[5][6]、同年12月26日からMX4D・4DXが、翌2021年3月27日からドルビーシネマ版が上映された[7]。日本歴代興行収入第1位を記録している[8]。
| 劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編 | |
|---|---|
| 監督 | 外崎春雄 |
| 脚本 | ufotable |
| 原作 | 吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 |
| 製作 |
三宅将典 高橋祐馬 藤尾明史 |
| 出演者 |
花江夏樹 鬼頭明里 下野紘 松岡禎丞 日野聡 平川大輔 石田彰 |
| 音楽 | 梶浦由記、椎名豪 |
| 主題歌 | LiSA「炎」 |
| 撮影 | 寺尾優一 |
| 編集 | 神野学 |
| 制作会社 | ufotable |
| 製作会社 |
アニプレックス 集英社 ufotable |
| 配給 | |
| 公開 | 2020年10月16日[注 1] |
| 上映時間 | 117分 |
| 製作国 |
 日本 |
| 言語 | 日本語 |
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
短期間のうちに40人以上が行方不明になったという無限列車に乗り込んだ鬼殺隊員の竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助と、炭治郎の妹・禰豆子は、その列車の中で炎柱・煉獄杏寿郎と合流し、鬼に立ち向かう。
登場人物・キャスト
「鬼滅の刃#登場人物」も参照
| キャラクター | 声の出演 | 備考 |
|---|---|---|
| メインキャラクター | ||
| 竈門炭治郎 | 花江夏樹 | |
| 竈門禰豆子 | 鬼頭明里 | |
| 我妻善逸 | 下野紘 | |
| 嘴平伊之助 | 松岡禎丞 | |
| 煉獄杏寿郎 | 日野聡 | |
| 伊瀬茉莉也 | [注 2] | |
| 魘夢/下弦の壱 | 平川大輔 | |
| 猗窩座/上弦の参 | 石田彰 | |
| 煉獄家 | ||
| 煉󠄁獄瑠火 | 豊口めぐみ | |
| 煉󠄁獄槇寿郎 | 小山力也 | |
| 煉󠄁獄千寿郎 | 榎木淳弥 | |
| 竈門家 | ||
| 竈門炭十郎 | 三木眞一郎 | |
| 竈門葵枝 | 桑島法子 | |
| 竈門竹雄 | 大地葉 | |
| 竈門花子 | 小原好美 | |
| 竈門茂 | 本渡楓 | |
| 竈門六太 | 古賀葵 | |
| 鬼殺隊 | ||
| 胡蝶しのぶ | 早見沙織 | |
| 悲鳴嶼行冥 | 杉田智和 | |
| 宇髄天元 | 小西克幸 | |
| 不死川実弥 | 関智一 | |
| 伊黒小芭内 | 鈴村健一 | |
| 冨岡義勇 | 櫻井孝宏 | |
| 甘露寺蜜璃 | (声の出演なし) | [注 3] |
| 時透無一郎 | [注 4] | |
| 栗花落カナヲ | [注 5] | |
| 不死川玄弥 | [注 6] | |
| 産屋敷家 | ||
| 産屋敷耀哉 | 森川智之 | |
| 産屋敷あまね | 佐藤利奈 | |
| その他のキャラクター | ||
| 笠間淳 千本木彩花 江口拓也 山村響 広瀬裕也 高橋伸也 秋保佐永子 仲村宗悟 中恵光城 |
||
スタッフ
| スタッフ[9] | |
|---|---|
| 原作 | 吾峠呼世晴「鬼滅の刃」（集英社「週刊少年ジャンプ」連載） |
| 監督 | 外崎春雄 |
| 絵コンテ | 三浦貴博、外崎春雄 |
| 演出 | 白井俊行、竹内將、細川ヒデキ、外崎春雄 |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 松島晃 |
| サブキャラクターデザイン | 佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花 |
| プロップデザイン | 小山将治 |
| 作画監督 | 松島晃、緒方美枝子、佐藤哲人、塩島由佳、小笠原篤、田中敦士、永森雅人 南野純一、秋山幸児、菊池美花、岡部茜、岡部葵、都築萌、藤原将吾 石後夏奈、内村瞳子、高橋聰、橋本淳稔、須藤友徳 |
| 色彩設計 | 大前祐子 |
| コンセプトアート・美術監督 | 衛藤功二、矢中勝、樺澤侑里 |
| 撮影監督 | 寺尾優一 |
| 3D監督 | 西脇一樹 |
| 編集 | 神野学 |
| 音楽 | 梶浦由記、椎名豪 |
| 音楽制作 | アニプレックス |
| プロデューサー | 三宅将典、高橋祐馬、藤尾明史 |
| 制作プロデューサー | 近藤光 |
| 主題歌 | LiSA「炎」（ソニー・ミュージックレーベルズ） |
| 脚本制作・アニメーション制作 | ufotable |
| 配給 | 東宝、アニプレックス |
| 製作 | アニプレックス、集英社、ufotable |
製作
企画
本作のプロデューサーである高橋祐馬はufotableの制作陣と「機会があれば続きも作りたい」という話をしていた。そんなとき、放送が開始されたテレビアニメが好評だったこともあり続編の企画が正式に立ち上がることになる。続編が劇場という形態になった理由としては、テレビアニメの続きにあたる『無限列車編』はテレビアニメとして1クールで放送するには分量が足りず、映像化した際の放映時間や内容のドラマ性の面も考慮すると映画という形態にする方が最適という判断がなされ企画が始動した[10]。劇場版企画はアニメ放送中盤までには主要キャスト陣にも知らされた[11]。
スタッフ・キャストはテレビアニメより続投となるが、配給に関しては新たに東宝がアニプレックスと共同で参加している。また、出資はテレビアニメと同じくアニプレックス、集英社、ufotableの3社のみの座組となる[12]。 主要スタッフや各セクションのスタッフなどは基本的にテレビアニメ版からの続投となる。また、参加スタッフとして『Fate/stay night [Heaven's Feel]』シリーズの監督・キャラクターデザインを担当したufotable所属の須藤友徳と同作でアクション演出を担当した同社所属の三浦貴博が参加しており、三浦は無限列車パートの絵コンテ、須藤は作画監督として参加している[13]。
宣伝
2019年9月28日、テレビアニメ最終話にて劇場版の制作が発表され、告知PVが公開された。2020年4月10日配信のAbemaTV「『鬼滅テレビ』無限列車編 新情報発表スペシャル」にて公開日が発表され、予告編第1弾とポスタービジュアルが公開された[9]。 公開翌日の2020年10月17日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで公開記念舞台挨拶が行われた[14][15]。
公開・反響
この節の加筆が望まれています。 |
日本国内
上映前から「鬼滅の刃」自体が社会現象となっていたこともあり、劇場版に対する期待値は非常に高いものであった。前売り券（ムビチケ）の月間売上の最高記録が、本作の前売り券の発売期間であった2020年9月と翌10月に2か月連続で記録更新となり、このことについては本作の影響が大きいと言われている[16]。また、映画チケットの事前販売がインターネットで開始された際には、予約待ちが59万人に達することもあった[17]。公開に前後してフジテレビ系列『土曜プレミアム』において10月10日に「第一夜・兄妹の絆」、17日に「第二夜・那田蜘蛛山編」と称したテレビアニメ第1期「竈門炭治郎 立志編」の総集編の放送を行い、それぞれの平均世帯視聴率が16.7％、15.4％を記録し話題を呼んだ[18][19]。
高い前評判を受け、全国の映画館で異例の上映回数をもって本作は公開初日を迎えた。TOHOシネマズ新宿では公開初日の1日だけで計42回上映が行われ、上映回数の多さからその上映スケジュールがネット上で「時刻表」と比喩された[20]。TOHOシネマズ新宿のみならず、新宿バルト9は39回、中川コロナシネマワールド (名古屋) は36回の上映が初日に行われ、全国の映画館で「時刻表」の状態が見られる事態となった。
初動の勢いはしばらくの間衰えず、12週連続で週末興行収入1位を記録した（興行収入に関する詳細は#興行成績を参照）。映画の大ヒットは公開以前から続いていた「鬼滅ブーム」により拍車をかけることとなる。映画公開中の12月4日に発売されたコミック単行本の最終巻23巻は285.5万部の週間売上を記録し、コミック週間売上歴代1位を記録した[21]。また、JR九州が映画とのコラボキャンペーンとして、劇中に登場する無限列車を模した特別列車「SL鬼滅の刃」[注 7]を11月1日から運行していたが、この企画は好評であり翌12月にも追加運行が行われ、片道だけの運行にも関わらず追加運行のチケットが1秒で売り切れとなった[22]。同様に、JR東日本高崎支社が運行する「SLぐんま よこかわ」（及び「ELぐんま よこかわ」）も、10月9日より「無限列車大作戦」と銘打ったコラボキャンペーンを展開した際も、12月31日までの間の期間中の全列車のチケットが即時完売となっている。視聴者の要望を受けフジテレビ系列にて12月20日に放送されたテレビアニメの総集編「柱合会議・蝶屋敷編」は、裏番組の『M-1グランプリ』の視聴率を下回ったものの、平均世帯視聴率14.4％の好記録を上げた[注 8]。
12月27日にはそれまで興行収入の日本記録を20年近く堅持していた『千と千尋の神隠し』の316.8億円を上回り、日本歴代最高興行収入の記録を更新するに至った[注 9]。
12月30日に行われた「第62回日本レコード大賞」では本作の主題歌である「炎」が日本レコード大賞大賞受賞曲に選ばれた。12月31日放送の『第71回NHK紅白歌合戦』では、テレビアニメ版主題歌の「紅蓮華」と共に「炎」がLiSAによって歌唱され、その際に本作が興行収入の日本記録を更新したことについて言及がなされた。紅白歌合戦では「炎」歌唱時に46.6％の視聴率を記録している。
上映中の2021年3月15日に、同年6月16日から本作のBlu-rayおよびDVDが発売される旨が発表され、翌3月16日から予約が開始された。予約開始初日はアクセスが集中し、アニプレックス、アニメイト、ufotableなどのサイトが一時サーバーダウンした[24]。
入場者特典
- 「吾峠呼世晴先生イラスト特製ぬり絵」
- 2020年10月16日から250万人に配布
- 「煉󠄁獄零巻」
- 2020年10月16日から450万人に配布
- 追加特典第1弾「ufotable描き下ろしA5イラストカード 壱」
- 2020年11月14日から150万人に配布
- 追加特典第2弾「ufotable描き下ろしA5イラストカード 弐」
- 2020年11月28日から100万人に配布
- 追加特典第3弾「来場御礼スペシャルブック」
- 2020年12月12日から75万人に配布
- 追加特典第4弾「キャラクターデザイン：松島晃描き下ろしメモリアルボード」
- 2020年12月26日から通常版・IMAXの観客を対象として75万人に配布
- 「無限列車切符風アクリルキーホルダー」
- 2020年12月26日からMX4D・4DXの観客を対象として30万人に配布
- 追加特典第5弾「LINEスタンプ風シール」
- 2021年3月27日から100万人に配布
- 追加特典第6弾「ufotable描き下ろしA6イラストカード2枚セット」
- 2021年4月3日から100万人に配布
日本国外
日本のみならず、海外でもその他の日本映画に比べて多くの観客を動員する傾向が見られた。
2020年10月30日公開の台湾では95の映画館で封切られ[25]、特に桃園市では初日に57回上映されTOHOシネマズ新宿の42回を上回った[26]。台湾におけるアニメ映画の初動記録を塗り替えたことを受け、同年11月6日からIMAX版の上映が8館で開始された[27][28]。公開17日間で台湾におけるアニメ映画の歴代興収記録を更新した[29]。
香港では450館[30]、1083のスクリーンで公開され[31]、1日の上映は最大860回に及んだ[32]。
韓国では2021年1月27日、映画館チェーンMEGABOXによって380スクリーンで公開され、1193回の上映で初日の興行成績1位を記録した[33]。2月3日よりIMAXと4DXでの公開も開始された[34]。
台湾やタイやマレーシアではそれぞれの国の日本映画の興行収入記録を塗り替えている。
世界各国での公開日
初回上映日が早い国から順に並べて記している。
| 地域 | 公開日 | 配給会社 |
|---|---|---|
| 日本 | 2020年10月16日 (通常版)[35](IMAX)[36] | 東宝 / アニプレックス[1] |
| 2020年12月26日 (MX4D)(4DX)[7] | ||
| 2021年3月27日 (ドルビーシネマ) | ||
| 台湾 | 2020年10月30日 (字幕版)[37][38] | 木棉花國際 |
| 2020年11月6日 (吹替版)(IMAX)[39][40] | ||
| 香港 | 2020年11月12日 | |
| マカオ | ||
| シンガポール | 2020年11月12日 | ODEX[41]（ゴールデン・ヴィレッジ）[42] |
| 2020年11月19日 (NC16)[42][35] | ||
| 2020年12月3日 (PG13)[42][35] | ||
| 2020年12月10日 (IMAX)[42][35] | ||
| タイ | 2020年12月9日[43][44][35] | Japan Anime Movie |
| ベトナム | 2020年12月11日 | ODEX[41]（GALAXY Cinemas）[45][42] |
| インドネシア | 2021年1月6日 (通常版)(4DX) | ODEX / CBI Pictures (CGV Cinemas / XXI Cinemas) |
| 韓国 | 2021年1月27日[46][47] | MEGABOX |
| 2021年2月3日 (IMAX)(4DX) | ||
| ラオス | 2021年2月18日 | ODEX |
| オーストラリア | 2021年2月25日 | マッドマン・エンターテインメント |
| ニュージーランド | ||
| アメリカ | 2021年2月26日 (限定上映[注 10]) | Aniplex of America / ファニメーション |
| 2021年4月23日 (通常版)(4DX)(IMAX) | ||
| モンゴル | 2021年2月26日[35] | Film Bridge[1] |
| ブルネイ | 2021年3月4日 | ODEX (Golden Screen Cinemas) |
| マレーシア | 2021年3月5日 (通常版)(4DX)(IMAX) | ODEX (Golden Screen Cinemas) |
| 南アフリカ | 2021年4月9日 | Nu Metro Cinemas / Ster-Kinekor |
| メキシコ | 2021年4月22日 | Cinépolis |
| グアテマラ | ||
| ホンジュラス | ||
| エルサルバドル | ||
| ニカラグア | ||
| コスタリカ | ||
| パナマ | ||
| コロンビア | ||
| ペルー | ||
| アルゼンチン | ||
| チリ | ||
| エクアドル | ||
| パラグアイ | ||
| ボリビア | ||
| ウルグアイ | ||
| ブラジル | ||
| カリブ海地域 | 2021年4月23日 | |
| スペイン | セレクタ・ビシオン | |
| カナダ | 2021年4月23日 (通常版)(4DX)(IMAX) | Aniplex of America、ファニメーション |
| ドイツ | 2021年4月29日 | Peppermint Anime |
| オーストリア | ||
| スイス | ||
| ロシア | 2021年5月20日 | ソニー・ピクチャーズ |
| イギリス | 2021年5月26日 | ファニメーション |
| アイルランド | ||
| オランダ | 上映予定 | Wakanim |
| フランス | ||
| ベルギー | ||
| ルクセンブルク | ||
| イタリア | Dynit | |
| 中国 | bilibili | |
| インド | PVR Cinemas |
興行成績
日本
10月16日から18日にかけての初日3日間で動員342万493人、興行収入46億2311万7450円を記録し、興行通信社の調査による全国映画動員ランキングで初登場第1位となった[49]。新型コロナウイルスの世界的流行下において、公開から3日間の週末における世界最高の興行成績とも報じられた[50][51][52]。 10月16日の公開から25日までの10日間で、観客動員数は798万3442人、興行収入は107億5423万円に達し、歴代最速で興行収入100億円に達した[53][54][注 11]。
さらに公開から39日目となる11月23日には観客動員数1939万人、興行収入259億円を突破し、『君の名は。』や『アナと雪の女王』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代3位、邦画のみでは歴代2位にランクインした[56]。公開から45日目となる11月29日には観客動員数2053万人、興行収入275億円を突破し、『タイタニック』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代2位となった[57]。そして、公開から73日目となる12月27日には観客動員数2404万人、興行収入324億円を突破し、『千と千尋の神隠し』を超えて日本歴代興行収入1位を達成した[8]。
| 動員 （万人） |
興収 （億円） |
備考 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 週末 | 累計 | 週末 | 累計 | |||
| 1週目の週末 （2020年10月17日・18日）[58][59] |
1位 | 251.0 | 342.0 | 33.5 | 46.2 | 日本公開映画の平日動員・興収、週末動員・興収で歴代1位を達成[60]。 |
| 2週目の週末 （10月24日・25日）[61][62] |
227.3 | 798.3 | 30.4 | 107.5 | 累計興収100億円突破の日本最速記録を更新[55]。 | |
| 3週目の週末 （10月31日・11月1日）[63][64] |
202.8 | 1189.1 | 25.0 | 158.0 | 公開から3週目にして日本歴代興収ランキングでトップ10入りを果たす[65]。 | |
| 4週目の週末 （11月7日・8日）[66][67] |
129.6 | 1537.4 | 17.7 | 204.8 | 日本歴代興収ランキングで歴代5位[68][69]。累計興収200億円突破の日本最速記録を更新[70]。 | |
| 5週目の週末 （11月14日・15日）[71][72] |
114.7 | 1750.5 | 15.2 | 233.5 | ||
| 6週目の週末 （11月21日・22日）[73][74] |
74.8 | 1939.8 | 10.3 | 259.2 | 日本歴代興収ランキングで歴代3位、邦画のみでは歴代2位にランクイン[56]。累計動員・興収は11月23日（祝日）までのもの。 | |
| 7週目の週末 （11月28日・29日）[57][75] |
71.2 | 2053.2 | 10.0 | 275.1 | 日本歴代興収ランキングで歴代2位にランクイン[57]。 | |
| 8週目の週末 （12月5日・6日）[76][77] |
46.6 | 2152.5 | 6.6 | 288.5 | ||
| 9週目の週末 （12月12日・13日）[78][79] |
65.5 | 2253.9 | 9.4 | 302.9 | ||
| 10週目の週末 （12月19日・20日）[80][81] |
28.2 | 2317.6 | 3.9 | 311.7 | ||
| 11週目の週末 （12月26日・27日）[82][83] |
57.6 | 2405.0 | 9.1 | 324.8 | 日本歴代興収ランキングで歴代1位を達成[8]。 | |
| 12週目の週末 （2021年1月2日・3日）[84][85] |
42.5 | 2548.* | 6.8 | 346.* | ||
| 13週目の週末 （1月9日・10日）[86][87] |
2位 | 18.0 | 2621.* | 3.0 | 357.* | 週末動員は2位で、週末興収は1位。 |
| 14週目の週末 （1月16日・17日）[88][89] |
1位 | 12.3 | 2644.* | 2.0 | 361.* | |
| 15週目の週末 （1月23日・24日）[90][91] |
11.2 | 2667.* | 1.8 | 365.* | ||
| 16週目の週末 （1月30日・31日）[92][93] |
2位 | 10.5 | 2688.* | 1.7 | 368.* | |
| 17週目の週末 （2月6日・7日）[94][95] |
9.2 | 2707.* | 1.5 | 371.* | ||
| 18週目の週末 （2月13日・14日）[96][97] |
3位 | 7.7 | 2727.* | 1.2 | 374.* | |
| 19週目の週末 （2月20日・21日）[98][99] |
9.5 | 2745.* | 1.5 | 377.* | 週末動員は3位で、週末興収は2位。 | |
| 20週目の週末 （2月27日・28日）[100][101] |
2位 | 10.0 | 2768.* | 1.6 | 381.* | |
| 21週目の週末 （3月6日・7日）[102][103] |
9.7 | 2787.* | 1.6 | 384.* | 週末動員は2位で、週末興収は1位。 | |
| 22週目の週末 （3月13日・14日）[104][105] |
4位 | 2800.* | 386.* | |||
| 23週目の週末 （3月20日・21日）[106][107] |
7位 | 2812.* | 387.* | |||
| 24週目の週末 （3月27日・28日）[108][109] |
3位 | 11.2 | 2830.* | 1.7 | 390.* | |
| 25週目の週末 （4月3日・4日）[110][111] |
2位 | 15.3 | 2857.* | 2.4 | 394.* | |
| 26週目の週末 （4月10日・11日）[112][113] |
4位 | 2869.* | 396.* | |||
| 27週目の週末 （4月17日・18日）[114][115] |
5位 | 2876.* | 397.* | |||
世界
| 地域 | 興行収入 | 観客動員数 (単位:人) |
|---|---|---|
| 日本 | ¥39,436,585,950 (US$377,498,862) |
28,576,157 |
| 台湾 | NT$633,952,884 (US$22,283,249) |
2,599,702 |
| 韓国 | ₩15,571,132,030 (US$13,890,368) |
1,619,474 |
| タイ | ฿126,000,000 (US$4,214,005) |
不明 |
| 香港 | HK$31,078,241 (US$4,008,595) |
不明 |
| シンガポール | S$2,420,000 (US$1,831,041) |
不明 |
| マレーシア およびブルネイ |
RM4,300,000 (US$1,043,049) |
不明 |
| ベトナム | ₫16,160,838,000 (US$701,203) |
198,372 |
| ラオス | ₭100,000,000 (US$10,704) |
不明 |
| アジア | US$425,481,076 以上 |
32,993,705 人以上 |
| オーストラリア | A$3,867,055 (US$2,988,608) |
不明 |
| ニュージーランド | NZ$671,036 (US$484,006) |
不明 |
| オセアニア | US$3,472,614 以上 |
不明 |
| 世界 | US$428,953,690 以上 |
32,993,705 人以上 |
台湾
台湾での公開初日（10月30日）の興行収入は3080万台湾元だった[116]。興収は公開3日で1.17億元を記録し、『アナと雪の女王2』が持っていたアニメーション作品としての初動成績を塗り替えた[117][118]。興収は公開9日で2億元を達成した[118]。さらに11月8日までに興収2.5億元を突破し、台湾で公開された日本のアニメーション作品で『君の名は。』が持っていた記録を塗り替えた[119]。11日には累計興収が3億元を突破。累計興収が3億元を超えたのは台湾で公開されたアニメーション作品としては5作目となった[120]。15日には『アナと雪の女王2』の記録（3.4億元）を塗り替え、アニメーション作品としては興収が史上最高になった[121][122]。18日、アニメーション作品として初めて4億元を超えた[123]。上映38日目、興収が5.37億元を超え、ハリウッド映画以外として歴代1位に達成した[124]。2021年2月7日、興収が6.22億元に達し、歴代9位にランクインしている[125]。
タイ
タイでの公開初日（12月9日）の興行収入は700万バーツを突破し、8日には3日より先行上映していた分を合わせて約1900万バーツを超える収入となった[126]。14日には5000万バーツを超えたことで、タイで公開された日本アニメ映画として1位に浮上した[127]。 12月22日発表の興行収入ランキングにおいて1億バーツを突破した[128]。
評価
この節の加筆が望まれています。 |
受賞・ノミネート
| 年 | 賞 | 部門 | 受賞者・受賞作品 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2020 | 第62回日本レコード大賞 | 優秀作品賞 | LiSA「炎」 | 受賞 |
| 特別賞 | 鬼滅の刃 | 受賞 | ||
| 日本レコード大賞 | LiSA「炎」 | 受賞 | ||
| Yahoo!検索2020 | 映画部門賞 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 受賞 | |
| 第45回報知映画賞[129] | アニメ作品賞 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 受賞 | |
| 第33回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞[130] | 石原裕次郎賞 | 外崎春雄 | 受賞 | |
| 第38回ゴールデングロス賞[131] | 最優秀金賞 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 受賞 | |
| 2021 | 第44回日本アカデミー賞[132][133] | 最優秀アニメーション作品賞 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 受賞 |
| 最優秀音楽賞 | 梶浦由記、椎名豪 | 受賞 | ||
| 話題賞 作品部門 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 受賞 | ||
| 第75回毎日映画コンクール | アニメーション映画賞・大藤信郎賞 長編 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | ノミネート | |
| 第25回サテライト賞 (25th Satellite Awards)[134] | アニメーション・ミックスメディア部門 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | ノミネート | |
| 第45回エランドール賞[135] | 特別賞 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 製作委員会 | 受賞 | |
| 第26回AMDアワード[136] | 大賞／総務大臣賞 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 受賞 |
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DVD / Blu-ray
- 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 DVD - アニプレックス (2021年6月16日発売)
- 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 Blu-ray - アニプレックス (2021年6月16日発売)
- DVDとBlu-rayは同日に完全生産限定版が発売される。完全生産限定版には特典が付いている。
書籍
| タイトル | 発売日 | 出版社 | ISBN |
|---|---|---|---|
| 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ | 2020年10月16日 | 集英社 | ISBN 978-4-08-703503-2 |
その他
脚注
注釈
- ^ 公開日に関する詳細な情報や、世界各国での公開日に関しては、#世界各国での公開日の項の表を参照。
- ^ 幼少期役。
- ^ テレビアニメ版における声優は花澤香菜。
- ^ テレビアニメ版における声優は河西健吾。
- ^ テレビアニメ版における声優は上田麗奈。
- ^ テレビアニメ版における声優は岡本信彦。
- ^ 観光列車「SL人吉」の牽引機58654に「無限」と書かれたナンバープレートを取り付けた列車。熊本-博多間を走行。
- ^ 『M-1グランプリ』の視聴率は19.8％。
- ^ 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(以下『無限列車』)公開以前の『千と千尋の神隠し』(以下『千尋』)の興行収入は308.0億円であったが、『無限列車』がその記録を追い抜く目前で『千尋』の興行収入が約9億円加算され、SNS・電子掲示板・報道などで波紋を呼んだ[23]。『千尋』に加算された9億円の興行収入は、2020年に行われた再上映によるものである。
- ^ 第93回アカデミー賞長編アニメ賞のノミネート資格を満たすために1週間限定で上映が行われた[48]。ただし、最終的にはアカデミー賞のノミネートに至らなかった。
- ^ これまでの歴代最速記録は、25日間で興行収入100億円を突破した『千と千尋の神隠し』[55]。
- ^ 英語版記事の「Box office」の項の表を参考にしている。各国での興行収入の度合いが把握しやすいように、USドルに換算した興行収入も併せて示す。
出典
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