ワイドレシーバー (アメリカンフットボール)
アメリカンフットボールの攻撃側のポジション
ワイドレシーバー (WR)は、アメリカンフットボール、カナディアンフットボールの攻撃のポジションである。プレー開始時、通常はチームの中心から離れたサイドライン際に位置する。チームで最も足の速さが求められるポジションの1つであり、主にパスプレーにおけるパスキャッチのスペシャリストとしての役割を負う。
役割
レシーバーの主な役割は、コーナーバック等の守備のマークの隙を突いて、クォーターバックからのパスをキャッチすることである。
歴史
タイプ
レシーバーは単に「レシーバー」と呼ばれることが多いが、作戦上レシーバーには特定の名称が付けられているのがほとんどである。
- スプリットエンド (X or SE):スナップ時に7人がスクリメージラインに居なければならないというルールに適合するため、スクリメージライン上にいるレシーバー[1]。
- フランカー (Z or FL or 6 back):スクリメージラインから下がってセットするレシーバー[2]。
- スロットバック(SB): タックルとスプリットエンドの間にセットし、スクリメージラインから下がってセットするレシーバー。フランカーと同様の役割を負うが、セットする位置によって呼び名が変わる。
- ウィングバック(WB):タイトエンドのすぐ脇のバックフィールドにセットするレシーバー。シチュエーションによってはタイトエンドやフルバックを起用する場合もある。
背番号
詳細は「背番号#アメリカンフットボール」を参照
ワイドレシーバーの番号は1973年に80 - 89と規定されたが、1996年、80番台に空きがなくなったニューヨーク・ジェッツに入団したキーショーン・ジョンソンは、19番の使用を求め、彼の主張は認められた。その後、2004年、空きがあってもワイドレシーバーが10 - 19番を使用することが正式に認められた[3]。
脚注
- ^ Wide receiver terminology at phillyburbs.com
- ^ Wide receiver terminology at phillyburbs.com
- ^ Football 101 - Uniform Numbering System
オフェンス | ディフェンス | スペシャルチーム | |||||||
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ラインメン | オフェンシブタックル(T) センター(C) オフェンシブガード(G) |
ラインメン | ディフェンシブタックル(DT) ノーズタックル(NT) ディフェンシブエンド(DE) |
キッキング | プレースキッカー(K) パンター(P) | ||||
クォーターバック(QB) | ラインバッカー(LB) | スナッピング | ロングスナッパー(LS) ホルダー | ||||||
ランニングバック(RB) | ディフェンスバック | コーナーバック(CB) セイフティ(S) |
リターニング | キックリターナー(KR) パントリターナー(PR) | |||||
レシーバー | ワイドレシーバー(WR) タイトエンド(TE) | ||||||||
タックリング | スペシャルチーマー(ST) |