川北稔

日本の歴史学者

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川北稔(かわきた みのる, 1940年-)は、大阪大学大学院文学研究科教授。専門は、イギリス近代史。

大阪府生まれ。京都大学文学部卒業後、同大学大学院文学研究科を修了。大阪大学文学部助手、大阪女子大学学芸学部講師・助教授をへて、1987年から現職。

著書

単著

  • 『工業化の歴史的前提――帝国とジェントルマン』(岩波書店, 1983年)
  • 『洒落者たちのイギリス史――騎士の国から紳士の国へ』(平凡社, 1986年)
  • 『民衆の大英帝国――近世イギリス社会とアメリカ移民』(岩波書店, 1990年)
  • 『イギリス――繁栄のあとさき』(ダイヤモンド社, 1995年)
  • 『砂糖の世界史』(岩波書店[岩波ジュニア新書], 1996年)
  • 『ヨーロッパと近代世界』(放送大学教育振興会, 2001年)
  • 『アメリカは誰のものか――ウェールズ王子マドックの神話』(NTT出版, 2001年)

共著

編著

  • 『「非労働時間」の生活史――英国風ライフ・スタイルの誕生』(リブロポート, 1987年)
  • 『歴史学事典(1)交換と消費』(弘文堂, 1994年)
  • 『ヨーロッパと近代世界』(放送大学教育振興会, 1997年)
  • 『イギリス史』(山川出版社, 1998年)
  • 『ウォーラーステイン』(講談社, 2001年)

共編著

  • (角山栄)『路地裏の大英帝国――イギリス都市生活史』(平凡社, 1982年)
  • (村岡健次)『イギリス近代史――宗教改革から現代まで』(ミネルヴァ書房, 1986年)
  • (村岡健次・鈴木利章)『ジェントルマン・その周辺とイギリス近代』(ミネルヴァ書房, 1995年)
  • 鈴木正幸)『シンポジウム歴史学と現在』(柏書房, 1995年)
  • 竹岡敬温)『社会史への途』(有斐閣, 1995年)
  • 望田幸男野村達朗藤本和貴夫若尾祐司阿河雄二郎)『西洋近現代史研究入門』(名古屋大学出版会, 1999年)
  • 指昭博)『周縁からのまなざし――もうひとつのイギリス近代』(山川出版社, 2000年)
  • 濱下武志)『地域の世界史(11)支配の地域史』(山川出版社, 2000年)
  • 木畑洋一)『イギリスの歴史――帝国=コモンウェルスのあゆみ』(有斐閣, 2000年)

訳書

  • E・ウィリアムズ『コロンブスからカストロまで――カリブ海域史, 1492-1969(1・2)』(岩波書店, 1977年)
  • I・ウォーラーステイン『近代世界システム――農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立(1・2)』(岩波書店, 1981年)
  • I・ウォーラーステイン『史的システムとしての資本主義』(岩波書店, 1985年)
  • ピーター・ラスレット『われら失いし世界――近代イギリス社会史』(三嶺書房, 1986年)
  • シドニー・W・ミンツ『甘さと権力――砂糖が語る近代史』(平凡社, 1988年)
  • デイヴィド・ヴィンセント『パンと知識と解放と――19世紀イギリス労働者階級の自叙伝を読む』(岩波書店, 1991年)
  • A・L・ベーア, R・フィンレイ編『メトロポリス・ロンドンの成立――1500年から1700年まで』(三嶺書房, 1992年)
  • I・ウォーラーステイン『近代世界システム――重商主義と「ヨーロッパ世界経済」の凝集 1600-1750』(名古屋大学出版会, 1993年)
  • ジョン・ハワード『18世紀ヨーロッパ監獄事情』(岩波書店[岩浪文庫], 1994年)
  • A・J・クリストファー『景観の大英帝国――絶頂期の帝国システム』(三嶺書房, 1995年)
  • I・ウォーラーステイン『近代世界システム――大西洋革命の時代 1730-1840s』(名古屋大学出版会, 1997年)
  • I・ウォーラーステイン『史的システムとしての資本主義[新版]』(岩波書店, 1997年)
  • リンダ・コリー『イギリス国民の誕生』(名古屋大学出版会, 2000年)