YGエンターテインメント
YGエンターテインメント(英: YG Entertainment、朝: YG 엔터테인먼트)は、韓国の芸能プロダクションである。キャッチコピーは「VIBE THE NEW FLOW」。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | KRX: 122870 |
略称 | YG |
本社所在地 |
大韓民国 ソウル特別市麻浦区 |
設立 | 1996年3月 |
業種 | サービス業、エンターテインメント |
事業内容 | 音楽制作、音楽出版、アーティストマネージメント |
代表者 | ファン・ボギョン(代表取締役) |
従業員数 | 254人 |
主要株主 |
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主要子会社 |
YGエンターテインメントジャパン YGEX |
外部リンク | https://www.ygfamily.com/ |
1996年に歌手のヤン・ヒョンソク(梁玄錫)によって、「ヒョン企画」として設立された。2020年代基準SMエンタテインメント、JYPエンターテインメント、HYBEとともに韓国アイドル4大芸能事務所に挙げられる。
代表的な所属アーティストとしては、日本を始め海外市場でも成功したBIGBANG・2NE1・WINNER・iKON・BLACKPINK・TREASUREなどが挙げられる。また、チェ・ジウやカン・ドンウォンなど海外で広く知られる有名俳優も多数所属する[1]。今は契約満了で出たが、2012年江南スタイルで世界的ヒットをしたPSYも当時YG所属だった。
今は他の芸能事務所もかなり試みるものではありますが、YGは2000年代からかなりアーティストの自主性を重んじる社風で、多くのアーティストが自ら楽曲やパフォーマンスのプロデュースを行う。もちろん例外ケースもある。能力になればすること。
沿革
1996年3月、元ソテジワアイドゥルのメンバーであるヤン・ヒョンソクによって、「ヒョン企画」として設立された。
同年7月に3人組男性アイドルグループ「KEEP SIX」を輩出するも、失敗に終わった。
1997年、「MFエンターテインメント」へ改称。男性アイドルデュオ「JINUSEAN」をデビューさせ、成功を収める。
1998年、「Yang Goonエンターテインメント」へ改称。4人組男性アイドルグループ「1TYM」、ヒップホップ歌手ペリーなどを輩出。正統派ブラックミュージックで勝負をかけて成功した。
2001年、現在の「YGエンターテインメント」へ改称。
2003年、美少年イメージの男性歌手SE7ENを輩出させ、それまでの10代歌手市場を攻略。2005年2月23日には、SE7ENを日本に進出させて音楽スタイルをJ-POPに変えるなど、現地化戦略を駆使して市場を海外へ拡大した。
2006年にデビューしたBIGBANGと2009年にデビューした2NE1の成功で確固たる大型企画会社に生まれ変わる。
2011年7月、日本のavexとの合同レーベル「YGEX」を設立[2][3]。
同年11月23日、KOSDAQへ上場。
2019年、BIGBANGのV.Iが関与したバーニング・サン事件、iKONのB.Iによる違法薬物使用など様々な疑惑が浮上し、騒動となる[4]。これを受けて、BIが薬を服用した疑いを隠し、内部的に解決しようとしたと疑われたヤン・ヒョンソク代表及び実弟のヤン・ミンソクが同年6月14日代表取締役から退任[5][6]。6月20日、経営支援本部長で専務のファン・ボギョンが代表取締役に就任した[7]。ヤン・ヒョンソクは2023年BABYMONSTERのプロデューサーとしてメディアに復帰する。
2020年9月、新社屋を建設。旧社屋の隣に位置し、個人音楽作業室30室、大型録音スタジオとダンス練習室各7室をはじめ、社員食堂やコンビニ・ジム等を備えた地域のランドマーク的存在となっている[8]。
2023年3月、グローバルオーディションの実施を発表。JIKEI COMグループと提携して日本でも6都市で開催[9]。
系列会社
- YGエンターテインメントジャパン(2007年 - ) - 日本法人
- YGEX(2011年 - ) - 日本のavexとの合同レーベル[2][3]
- NONA9ON(2012年 - ) - 韓国の第一毛織との合同ファッション会社
- YG PLUS(2014年 - )- YGエンターテインメント・HYBE LABELS所属アーティストのレコード会社、プラットフォーム子会社
- YG KPLUS(2014年 - ) - 韓国のK PLUSとの合同モデルマネージメント会社
- YG SPORTS(2015年 - ) - 韓国のG-ADコミュニケーションズとの合同アスリートマネージメント会社
- HIGHGRND(2015年 - 2018年) - EPIK HIGHのTABLOによる社内レーベル
- THE BLACK LABEL(2015年 - ) - パク・テディによる社内レーベル
- PSYG(2016年 - 2018年) - PSYによる社内レーベル
- moonshot(2016年 - ) - 化粧品子会社
- YG STUDIOPLEX(2017年 - ) - 韓国のBARAMI BUNDAとの合同テレビドラマ制作会社
- YGX Entertainment(2018年 - ) - エンターテインメント子会社
- YGMM(2021年 - ) - タイのGMMグラミーとの合同エンターテインメント会社[10]
企業提携
韓国内では2002年に、M-Boatエンターテイメント、ウングン・エンターテイメント、Yamazoneミュージック、Booda Soundと提携している。
2005年頃から市場を海外へ拡大し始め、日本のネクスター・レコード[11]とエイベックス・グループ[12]、中国の21イースト・エンターテイメント、タイのGMMインターナショナル、フィリピンのユニバーサルミュージック[13] と提携を結んだ。
所属
YGエンターテインメント所属のアーティスト、俳優、スタッフは総称して「YG FAMILY」と呼ばれる。YG FAMILYは、これまでに6枚の共同アルバムを制作し、3回の合同ワールドツアーを開催した。
アーティスト
グループ
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役者
- キム・ヒエ(김희애)
- チャン・ヒョンソン(장현성)
- チェ・ジウ(최지우)
- チャ・スンウォン(차승원)
- イ・スヒョク(이수혁)
- チャン・ギヨン(장기용)
- ペ・ジョンナム(배정남)
- イム・イェジン(임예진)
- チョン・ヘヨン(정혜영)
- ソ・ジョンヨン(서정연)
- キム・ヒジョン(김희정)
- カン・スンユン(강승윤)
- ハン・スンヨン(한승연)
- クォン・ヒョンビン(권현빈)
- コ・ジュンヒ(고준희)
- ユ・インナ(유인나)
- キョン・スジン(경수진)
- キム・セロン(김새론)
- カン・ヒ(강희)
- カン・デソン(대성)
- カル・ソウォン(갈소원)
- イ・ソンギョン(이성경)
- ソン・ナウン(손나은)
- イ・ホジョン(이호정)
- チョン・ユンソク(정윤석)
- イ・ジュミョン(이주명)
- ユ・スンホ(유승호)
プロデューサー
- パク・テディ
- ペリー
- Choice37
- BIG TONE
- チェ・ピルガン(P.K)
- ハム・スンチョン
- カン・ウクジン
- DEE.P
- レベッカ・ジョンソン
- R.tee
- MILLENIUM
- AiRPLAY
過去所属
アーティスト
- KEEP SIX(1996年)
- 1TYM(1998年 - 2006年)
- Masta Wu(2000年 - 2016年)
- フィソン(2002年 - 2006年)
- GUMMY(2003年 - 2013年)
- BIGMAMA(2003年 - 2007年)
- SE7EN(2003年 - 2015年)
- 2NE1(2009年 - 2016年)
- PSY(2010年 - 2018年)
- イ・ハイ(2012年 - 2019年)
- EPIK HIGH(2012年 - 2018年)
- ケイティ・キム(2014年 - 2018年)
- ONE(チョン・ジェウォン)(2015年 - 2019年)
- V.I(2006年 - 2019年)
- T.O.P(チェ・スンヒョン)(2006年 - 2022年)
- SOL(2006年 - 2022年)
- D-LITE(2006年 - 2022年)
- iKON(2015年 - 2022年)
作品
YG FAMILY名義の作品を記載。
アルバム
- Famillenium(1999年7月29日)
- YG Family 2 (WHY BE NORMAL?)(2002年10月24日)
- Color Of The Soul Train(2003年12月18日)
- YG 10th (10th Anniversary Album)(2006年9月1日)
- 15th Anniversary 2011 YG Family Concert Live(2012年4月18日)
- 2014 YG Family Concert in Seoul Live(2014年11月28日)
公演
YG FAMILYによる合同コンサートを記載。
ワールドツアー
- YG Family's 10th Anniversary World Tour -past present & the future-(2006年)
- 15th ANNIVERSARY 2011 YG FAMILY CONCERT(2011年 - 2012年)
- YG FAMILY WORLD TOUR 2014 -POWER-(2014年4月12日 - 10月25日)[18]
脚注
- ^ ““ハリウッドでも大活躍”スヒョン、YG ENTERTAINMENTとの専属契約が決定!今後の活動にも期待”. Kstyle. (2021年3月17日) 2021年5月4日閲覧。
- ^ a b “エイベックス :韓国YGと新レーベル「YGEX」設立 BIGBANG、2NE1ら所属アーティスト登場” (日本語). まんたんウェブ. 東京都: 毎日新聞社. (2011年7月21日). オリジナルの2012年7月29日時点におけるアーカイブ。 2011年7月22日閲覧。
- ^ a b “エイベックス、BIG BANGら所属の韓国大手音楽プロダクションと新レーベル設立” (日本語). オリコン. 東京都. (2011年7月21日) 2011年7月22日閲覧。
- ^ “ヤン・ヒョンソク氏辞任にもその影響力に余波が広がる”. KBS WORLD. (2019年6月19日) 2021年5月4日閲覧。
- ^ YGヤン・ヒョンソク代表、本日(6/14)付けで辞任「全ての役職から退く」(公式全文) Kstyle 2019/6/14
- ^ YGヤン・ミンソク代表取締役、兄のヤン・ヒョンソク代表と辞任へ…公式発表「真実は必ず明らかになる」 Kstyle 2019/6/14
- ^ YG ENTERTAINMENT、新代表取締役に女性…ファン・ボギョン氏を選任「困難な時期で責任を感じる」 Kstyle 2019/6/20
- ^ “事務所じゃなくて百貨店!?“約77億円”かけて建設された超豪華なYGエンターテインメント新社屋をチェック!”. VENESIS. (2021年8月12日) 2023年1月2日閲覧。
- ^ “YG ENTERTAINMENT、グローバルオーディションを開催…日本でも6会場で審査”. 音楽ナタリー. (2023-) 2023年1月2日閲覧。
- ^ “YGMMを設立、タイのGMMグラミーと韓国のYGエンターテインメントが合弁 | タイランドハイパーリンクス”. タイランドハイパーリンクス (2021年5月25日). 2021年7月12日閲覧。
- ^ Korean Pop Seeps Into Japan
- ^ 2NE1 on Avex
- ^ It's Confirmed! Universal Records Will Release 2NE1 Albums!
- ^ 1997年-1998年2月はMFエンターテインメント名義、1998年3月-2001年3月はYang Goonエンターテインメント名義
- ^ ユニット活動は停止中。個人として2人とも引き続き所属
- ^ G-DRAGON以外は退所・移籍したが、グループとしてはV.I以外の4人で存続。その後2023年6月にT.O.PがBIGBANG脱退を表明、3人となる。G-DRAGONも同月に契約満了を迎え、2023年8月時点ではメンバーが1人も歌手として契約していない状況だが、事務所の公式サイトには所属グループとして掲載されている。
- ^ 最初の活動時(1997年-2000年)はDSPメディア所属。
- ^ “BIGBANG、2NE1、PSYらが出演する「YG Family Concert in Japan」再び!!”. YGEX (2014年1月17日). 2021年7月12日閲覧。
外部リンク
- YG ENTERTAINMENT
- YG ENTERTAINMENT JAPAN
- YG ENTERTAINMENT - YouTubeチャンネル
- YG FAMILY (ygfamily) - Facebook
- YG FAMILY (@ygent_official) - X(旧Twitter)
- YG Entertainment Official (@yg_ent_official) - Instagram
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