宮内こずえ
宮内 こずえ (みやうち こずえ、1980年3月28日 - ) は、日本の女優、競技麻雀のプロ雀士、愛媛県松山市出身。[1]芸能プロダクション エアプレイに所属していた事がある。プロ雀士の所属団体は日本プロ麻雀連盟で五段 (2022年現在)。[2]2007年度から幹事として役員に就任している。なお、公称の年齢は24歳である。2022年度より四国支部長に就任。
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基本情報 | |
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出身地 | 愛媛県松山市 |
生年月日 | 1980年3月28日(44歳) |
プロ入会 | 2002年 18期 |
所属団体 | 日本プロ麻雀連盟 |
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人物
芸能事務所に所属しているときに「女優が麻雀プロ試験を受ける」という企画があり、プロ試験に合格、女優業とリーグ戦との両立が困難なことから、事務所を辞め麻雀プロを選んだ。
日本プロ麻雀連盟の第18期生であり、同期にはダンプ大橋、西川淳、日吉辰哉らがいる。
対局などにおけるキャッチフレーズは『純白の牌奏者』、デビュー当時は『伝説の美少女』という通り名であった。二階堂姉妹、和泉由希子と合わせて『連盟女流四天王』と呼ばれる。
2006年はテレビ対局において『第4回さんクイーンカップ』『第4回女流モンド21杯』と立て続けにタイトルを獲得した。特に後者は女流プロにとってはテレビ対局における最高位であり、ここで二階堂姉妹、初音舞、茅森早香など各団体の強豪女流プロを破って優勝を獲得した。2009年には『第7回さんクイーンカップ』『第7回女流モンド21杯』と再びテレビタイトルを連覇している。
ツモを重視する雀風で、優勝した「第7回女流モンド21杯」ではツモ和了率が64.29%のハイアベレージが決め手となった。[3]
趣味は料理と映画鑑賞。 2015年12月27日、第10期女流桜花でリーグ戦優勝を果たしタイトルを奪取。2016年10月29日、第14期プロクイーン決定戦で優勝しさらにタイトルを奪取。これで現女流桜花・現プロクイーンという女流プロ史上初の2冠同時戴冠という偉業を達成した。 これを今までに達成したことがあるのは2023年現在までに全女流プロの中で2人しかいない。 2019年11月から2020年1月にかけて実施された、女流プロ雀士によるチーム戦「麻雀BATTLE ROYAL チーム・チャンピオンシップ2020」では所属するロン2チーム(他のメンバーは仲田加南・山脇千文美)が優勝し、予選と決勝戦を合算した個人成績は+242.8ポイントで首位となりMVPを獲得した。[4]
2020年6月20日、日本プロ麻雀連盟所属の田代航太郎と入籍したことをブログで報告した。[5]
2021年の麻雀最強戦ではファイナルに駒を進め、醍醐大・瀬戸熊直樹・一瀬由梨との決勝戦を戦った。オーラス開始時点まで2着目の瀬戸熊に19000点差をつけ、第17期最強位の二階堂瑠美以来、また現行のシステムになってからは初の女性最強位誕生まで目前に迫ったが、1本場で瀬戸熊に倍満をツモられ裏が乗らなかったら最強位というところで優勝を逃した。[6]九割九分最強位と言われこの時のことは映画としても作品になっている。
2023年 BEAST Japanextオーディションにノミネートされた。[7]
リーグ戦の所属クラス
獲得タイトル
- 女流桜花 (第10期)
- プロクイーン (第14期)
- 日本女流麻雀選手権 優勝 (第1期)
- 女流モンド21杯 (第4回・第7回)
- 天空麻雀 優勝 (第6回・第15回・第20回・第21回)
- 麻雀さんクイーンカップ (第4回・第5回・第7回)
- 麻雀BATTLE ROYAL チーム・チャンピオンシップ2020 チーム優勝・個人MVP
※第10期女流桜花・第14期プロクイーンは2冠同時戴冠
主な出演
TV
- モンド21麻雀プロリーグ(MONDO21)
- らぶ・ちゃっと『MIDNIGHT RUN』(2000年8月7日、フジテレビ)
- 天空麻雀(エンタメ〜テレ)
- 麻雀ミステリーツアー(2012年9月1日、MONDO TV)
- 極悪がんぼ 第9話(2014年6月9日、フジテレビ) - 天枝麻未 役
ウェブテレビ
Vシネマ
- 民事介入暴力 非合法領域(2002年)
- 実録・暴走族 ブラックエンペラーレディース(2006年)
- むこうぶち 高レート裏麻雀列伝 シリーズ(2008年 - ) - 雪乃
- むこうぶち3 高レート裏麻雀列伝 裏プロ(2008年4月)
- むこうぶち5 高レート裏麻雀列伝 氷の男(2008年12月)
- むこうぶち6 高レート裏麻雀列伝 女衒打ち(2009年6月)
- むこうぶち7 高レート裏麻雀列伝 筋殺し(2009年3月)
- むこうぶち8 高レート裏麻雀列伝 邪眼(2010年12月)
- むこうぶち9 高レート裏麻雀列伝 麻将(2012年10月)
- むこうぶち10 高レート裏麻雀列伝 裏ドラ(2012年12月)
- むこうぶち11 高レート裏麻雀列伝 鉄砲玉(2014年10月)
- むこうぶち12 高レート裏麻雀列伝 付け馬(2015年3月)
- むこうぶち13 高レート裏麻雀列伝 壺(2017年1月)
- むこうぶち14 高レート裏麻雀列伝 相方(2017年5月)
- むこうぶち16 高レート裏麻雀列伝 無邪気(2019年1月)
- 雀狼伝3 必殺!!亜空間殺法(2000年)
CM
- アルバン『麻雀卓 -梢- 』(2013年)
- 家庭教師のトライ(声のみ、時期不明)
その他
- 夕刊フジ杯麻雀女王決定戦にJAJA雀チームから出場
脚注
- ^ “宮内こずえ”. J:COMオンデマンド. JCOM. 2022年10月2日閲覧。
- ^ “宮内 こずえ(みやうち こずえ)”. 龍龍. MNS (2022年7月25日). 2022年10月2日閲覧。
- ^ youtube-MONDO21公式 宮内こずえ編-第6回モンド21王座決定戦 勝ち上がりダイジェスト動画
- ^ 麻雀ウォッチ編集部 (2020年1月30日). “【麻雀バトルロイヤルTC 1/29結果】ロン2が決勝6戦中5トップで圧巻の優勝!MVPはキャプテンの宮内こずえ!”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年4月3日時点におけるアーカイブ。 2020年4月3日閲覧。
- ^ いつも応援して下さってる皆様へ - 宮内こずえブログ 2020年6月20日
- ^ “劇的な倍満ツモ条件を満たしての奇跡の逆転!瀬戸熊直樹が最強位戴冠!/麻雀最強戦2021 FINAL”. 2022年11月28日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “負ければ体重発表の麻雀バトル、須藤凛々花ら”. Narinari.com (2017年11月8日). 2017年11月19日閲覧。
外部リンク
- 宮内こずえオフィシャルブログ こじゅの三日坊主 - Ameba Blog
- 宮内こずえ 公式ブログ - ウェイバックマシン(2016年8月22日アーカイブ分) - LINE BLOG
- 宮内こずえ (@kozuemiyauchi) - X(旧Twitter)
- 宮内こずえ (@miyauchikozue) - Instagram
- プロ雀士インタビュー(日本プロ麻雀連盟オフィシャルサイト内)
- 宮内 こずえ(みやうち こずえ) - 龍龍 (ron2.jp)
- 宮内こずえ - MONDO TV
- こじゅチャンネル - YouTubeチャンネル