オッペンハイマー (映画)

2023年のアメリカの伝記映画

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オッペンハイマー』(英語: Oppenheimer)は、2023年より公開されているアメリカ合衆国の映画。世界初の原子爆弾を開発した「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画である。

オッペンハイマー
Oppenheimer
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
原作
製作
出演者
音楽 ルドウィグ・ゴランソン
撮影 ホイテ・ヴァン・ホイテマ
編集 ジェニファー・レイム英語版
製作会社
配給
公開
上映時間 180分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $100,000,000[2]
興行収入
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脚本脚色)、監督、共同での製作を務めたクリストファー・ノーラン

カイ・バード英語版マーティン・J・シャーウィンによる伝記オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』(American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer)[注 1][注 2][6][7][8][9][10]映画化であり、クリストファー・ノーランによる脚本監督・共同製作で、製作費約1億ドルを投じた3時間の大作である。

ユニバーサル・ピクチャーズ配給により、2023年7月21日に全米で公開。興行収入は、公開から16日後の8月6日の発表で推定5億ドルを突破。9月第3週末時点には9億1200万ドルを記録し、伝記映画としては『ボヘミアン・ラプソディ』や『アメリカン・スナイパー』を抜いて歴代1位となった。

日本では、当初公開は未定であり、長らくユニバーサル・ピクチャーズとその国内での配給を担う東宝東和からは発表がなく、11月21日4K Ultra HD Blu-rayBlu-rayの発売および各動画配信サービスでの配信開始を迎えたため、輸入などを含むと上映に先駆けて視聴手段が生じる事態となった。米国公開から4か月を経た12月7日になって翌2024年の日本公開(配給:ビターズ・エンド)が発表され[1]、また2024年1月24日に公開日(3月29日)が公表された[11][12][13][14]

ストーリー

赤狩りの嵐が吹き荒れる1954年、核兵器技術など機密情報の漏洩を疑われたジュリアス・ロバート・オッペンハイマーが公聴会で追及を受けるところから物語が始まる。

1926年ハーバード大学を最優秀の成績で卒業したオッペンハイマーはイギリスケンブリッジ大学に留学するが、内向的な性格からそこでの環境に嫌気が差して、ドイツゲッティンゲン大学に留学する。留学先で出会ったニールス・ボーアヴェルナー・ハイゼンベルクの影響から理論物理学者の道を歩み始める。1929年に博士号を取得した彼はアメリカに戻り、若く優秀な科学者としてカリフォルニア大学バークレー校で教鞭を取っていた。オッペンハイマーは自身の研究や活動を通して核分裂を応用した原子爆弾実現の可能性を感じており、1938年にはナチス・ドイツ核分裂が発見されるなど原爆開発は時間の問題と考えていた。

第二次世界大戦が中盤に差し掛かった1942年10月、オッペンハイマーはアメリカ軍のレズリー・グローヴス准将から呼び出しを受ける。ナチス・ドイツの勢いに焦りを感じたグローヴスは原爆を開発・製造するための極秘プロジェクト「マンハッタン計画」を立ち上げ、優秀な科学者と聞きつけたオッペンハイマーを原爆開発チームのリーダーに抜擢した。1943年、オッペンハイマーはニューメキシコ州ロスアラモス国立研究所を設立して所長に就任、全米各地の優秀な科学者やヨーロッパから亡命してきたユダヤ人科学者たちとその家族数千人をロスアラモスに移住させて本格的な原爆開発に着手する。オッペンハイマーはリーダーシップを発揮して精力的に開発を主導、ユダヤ人でもある彼は何としてもナチス・ドイツより先に原爆を完成させる必要があった。一方で原爆開発に成功しても各国間の開発競争や更に強力な水素爆弾の登場を危惧していた。

1945年5月8日に当初目標としていたナチス・ドイツが降伏、原爆開発の継続を疑問視する科学者もいたが、未だ戦い続ける日本に目標を切り替えて開発を続けてゆく。1945年7月16日、オッペンハイマーたち開発チームが多大な労力を費やした研究は遂に実を結び、人類史上初の核実験「トリニティ」を成功させた。原爆の凄まじい威力を目の当たりにして実験成功を喜ぶ科学者や政治家、軍関係者たちを見たオッペンハイマーは成功に安堵する反面、言い知れぬ不安を感じる。原爆完成を受けてハリー・S・トルーマン大統領は日本を無条件降伏に追い込み、ヨーロッパで影響力を強めるソ連に対する牽制として広島と長崎へ原爆を投下、ついに日本が無条件降伏して第二次世界大戦は終結した。

戦後オッペンハイマーは原爆の父と呼ばれ、多くのアメリカ兵を救った英雄として賞賛されることに困惑、既に戦力を失って降伏間近だった日本への原爆投下によって多くの犠牲者が出た事実を知って深く苦悩していた。1949年、事前の予想より早くソ連が原爆開発に成功、衝撃を受けたアメリカでは水爆など核兵器の推進が盛んに議論される事態となった。当時、アメリカ原子力委員会の顧問だったオッペンハイマーはソ連との核開発競争を危惧して水爆開発に反対する。トルーマン大統領に直接会談を申し入れ、核兵器がもたらす甚大な被害を憂慮して国際的な核兵器管理機関の創設を提案したが、大統領は彼の姿勢を弱腰と決めつけ個人的な嫌悪と不信感を覚えて提案を無視した。その行動が核兵器推進派の科学者や政治家との対立に繋がり、彼のその後の人生を暗転させてゆく。

登場人物・キャスト

公開

アメリカでは、人類最初の核実験(トリニティ実験)から78年にあたる2023年7月16日から5日後の同月21日に公開された[15]。なお、キリアン・マーフィ演じるオッペンハイマーとフローレンス・ピュー演じるジーン・タットロックがセックスするシーンでジーンがトップレスになることから、アメリカ合衆国映画協会が定めるレイティングシステムにより、R指定[注 4]となった[16][17]

2023年7月13日、イギリスロンドンにてプレミアイベントが行われた。なお、全米俳優組合のSAG-AFTRAがイベントの最中にストライキを開始することを受けて、同イベントの開始時間を1時間繰り上げた上で同組合に加入している出演者が途中で退席する事態となった[18][19][20][21][22]

韓国では日本統治からの解放記念日(光復節)にあたる2023年8月15日に公開となった。この事について、ユニバーサル・ピクチャーズの韓国法人は本作品がIMAXで撮影していることから、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(パラマウント・ピクチャーズ配給)など、他のIMAX映画との間で上映館獲得の争奪戦を回避したいことや光復節が祝日であることから多くの人が鑑賞することができる飛び石連休を選択したのが理由であるとコメントしている[15]

インド中東ではヌードに対する規制が厳しいことから、これらの国と地域では一部の場面をCGなどで編集したバージョンを公開した[23]

ホームメディアについて、2023年11月21日からUltra HD Blu-rayBlu-rayの販売並びにデジタル配信を開始。特にUltra HD盤は一週間足らずで売り切れが続出し、クリスマス商戦に向けて増産体制に入ったと報じられた[24][25]

日本

夏期に公開してしまうと、広島市への原子爆弾投下日である8月6日や、長崎市への原子爆弾投下日である8月9日、終戦の日である8月15日と重なるため、対日感情を考慮してこれを避けたとの指摘[26][27][28]があるが、アメリカで製作された映画は北米公開から数か月遅れて公開されるのはよくあることで、本作が特別な訳ではないとの指摘[29][30]もある。

2011年のユニバーサル映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』のように、日本公開が本国でのソフト発売後(本国劇場公開の約10か月後)となった例も無いわけではないが、ネタバレを防ぐため話題作が複数国で同時公開され、公開から2か月足らずでソフト化される作品もある時代に、興行収入1,400億円を超えるヒットを出し、かつ日本でも人気のあるノーランの作品が公開未定のまま数か月動きが無いという、異例の状態となっていた。

コンサルタントの渡邊裕子は、ビジネスインサイダーのコラムにおいて、「日本語の情報にしか触れない日本人のほとんどはこの映画の存在すら知らない。そのため、本作について、日本では作品を観賞した上で問題意識や批評するのではなく、二次情報を基に意見を持ち、想像に基づいて発言されることが懸念される」と述べていた[31]

また、広島若者を中心に構成され、核兵器の廃絶に取り組んでいる「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)の共同代表である高橋悠太も東京新聞の取材に対して、「米国で原爆開発がどのように語られているかは、核兵器をなくし、広島、長崎の体験を普遍化していく上で大切な視点。核兵器廃絶に向けた新たな議論が生まれることが重要だ」として、本作品が日本を含む世界各国にて上映されることを望むコメントを出していた[32]

2023年11月21日のソフト版発売直後、いずれも字幕音声ともに日本語には対応していないが、海外盤輸入代行のオンラインショッピング「Fantasium」の週間売り上げはトップ3を本作が占め、「字幕無しでも視聴したい」という日本人の多さが窺えた[33]。この時点でも日本での公開は発表されておらず、日本語による公式サイトも設けられていない[34][35]。この事について、日本国内でのユニバーサル・ピクチャーズ作品の配給権を保有している東宝東和の関係者は、ブルームバーグの取材に対し、「オッペンハイマーの配給や公開に関する決定権はユニバーサル・ピクチャーズにある」とコメントしたきりであった[26]

その後、当初伝えられた東宝東和ではなくビターズ・エンド配給のもと、正確なリリースの日時は明らかでないものの、2024年の日本公開決定が2023年12月7日に発表された[14]。同社は「本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであることから、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定した」と慎重さの込められたコメントを出した[36]

また、監督のクリストファー・ノーランも2023年12月20日のグローバルオンライン会見において、「この映画にずっと興味を持ち続けていた日本の方々に、ようやく観てもらえる機会が訪れてうれしく思います。同時に、ユニバーサルがこの作品に関しての日本でのセンシティヴな感覚に留意し、注意深いアプローチを試みてくれたことに感謝します。『オッペンハイマー』は日本以外のすべての国で上映されました。その評判を聞いて、日本の人たちも観たいという思いを募らせ、こうして上映が決まったことは正しい判断だと感じます。来年、そのチャンスを受け止めてください」とのコメントを述べた[37]

2024年1月23日、第96回アカデミー賞において、13部門でのノミネートが発表された翌24日、ビターズ・エンドは本作品を同年3月29日に日本で公開することを発表した[1]ナレーションは俳優の渡辺謙が担当する[注 5][38]映画倫理機構(映倫)によるレイディングはR15+指定になった[39]。IMAX版についても同時公開となり、全国50の対応映画館にて上映される[40]

日本での全国公開に先立ち、被爆地である広島市と長崎市で2024年3月中旬に特別試写会並びにトークショーを開催することを同年2月29日にビターズ・エンドが発表した。広島のトークショーは元広島市長の平岡敬と詩人・絵本作家のアーサー・ビナード、映画監督・作家の森達也、長崎のトークショーは長崎県被爆者手帳友の会会長の朝長万左男と政治学者の前嶋和弘がそれぞれ登壇する[41]

ユニバーサル・ピクチャーズ製作であるにも関わらず、作品の内容が問題となり、東宝東和以外の配給会社で公開された事例としては当初は東宝東和での配給が検討されながらも、日本軍による捕虜虐待描写が問題となり、最終的には東宝東和での配給を断念し、本作と同じビターズ・エンド配給での公開に至った『不屈の男 アンブロークン』(2014年製作、2016年日本公開)のケースがある[13][42][43]

興行収入

2023年8月6日、ユニバーサル・ピクチャーズは本作品の世界興行収入が推定5億5290万ドルとなり、5億ドル(日本円で約710億円)を突破したことを発表した[17]。これは2023年に公開されたR指定作品の中で最多収入となり、加えて同社による第二次世界大戦に関する映画の中でもトップであり、同社が配給したR指定映画作品の中ではアメリカ国内最速で2億ドルの大台に乗ったことになる[17]。(制限指定映画の興行成績上位映画一覧も参照。)

また、世界興行収入が5億ドルを突破した伝記映画としては『ボヘミアン・ラプソディ』(20世紀フォックス映画配給)、『パッション』(アイコン・プロダクションズ配給)、『アメリカン・スナイパー』(ワーナー・ブラザース配給)に次いで4作品目となり、ユニバーサルが配給した第二次世界大戦を舞台にした映画の興行収入としても史上最多となった[17]

2023年9月17日、アメリカの芸能ニュース専門サイトであるTMZは同年9月第3週末時点での世界興行収入が9億1200万ドルとなり、これまで伝記映画としての歴代興行収入トップとなっていた『ボヘミアン・ラプソディ』を抜いて歴代1位の作品になったことが報じられた[44]

2023年11月、Box Office Mojoは同月時点での世界興行収入が9億4899万2235ドル(約1423億円)になったことを明らかにした[45]

作品の評価

本作は批評家と観客の双方から作品・監督・俳優・編集・撮影・視覚効果といった幅広い分野で高く評価され、第81回ゴールデングローブ賞では8部門にノミネートされ、ドラマ部門作品賞など、5部門において受賞した[46][47]。12月中旬までにAFIアワード年間ベスト映画など受賞も続いている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには220件のレビューがあり、批評家支持率は93%、平均点は10点満点で8.8点となっている。観客支持率は95%、平均点は5点満点で4.7点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「クリストファー・ノーランは『オッペンハイマー』によって新たな偉業を成し遂げた。キリアン・マーフィーの離れ業とも言うべき演技と驚くべき映像美に心を奪われる」となっている[48]。また、Metacriticには60件のレビューがあり、加重平均値は90/100となっている[49]

脚本家・映画監督のポール・シュレイダーは「今世紀で最高かつ最重要の映画だ。今年劇場で1本だけ映画を見るとすれば『オッペンハイマー』を選ぶべき。自分は熱心なノーランファンというわけではないが、ドアを吹き飛ばされたよ」と絶賛した[50]

脚本家・映画監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは「最初に見たときに傑作だと思ったが、世界興行収入が10億ドル近くになるとは思わなかった。原子物理学について語り合う3時間の映画だよ」[51]と驚きとともに絶賛した。

脚本家・映画監督のポール・トーマス・アンダーソンは「クリスのような映画製作者が”どこへ行くべきか”を語れば誰もが耳を傾ける」「『オッペンハイマー』の成功を"自然の治癒法"と呼びたいね」[52]とコメント。

脚本家・映画監督のスパイク・リーは『オッペンハイマー』を「偉大な映画である」と前置きした上で、「批判ではなく、単なるコメントなんだけど、あと数分追加して日本人に何が起こったのかを見せてほしかったかな。彼らは蒸発してしまったんだ。その後、何年も放射能障害に苦しんだ。ノーランならそれができるはず。映画の最後で2つの核爆弾を投下したことにより起こったことを描いてほしかった。わかってくれ、全ては愛ゆえに言ったことさ。そして、彼なら『ドゥ・ザ・ライト・シング』や『マルコムX』にも同じようにアドバイスをくれるんじゃないかな」[53]と述べた。

なお、前述のスパイク・リーを始め、原子爆弾投下による広島と長崎での核被害の惨状が描かれていないとの批判や指摘も一部で発生している。この事について、ノーランは「(本作品は)主人公であるオッペンハイマーの視点から描かれたものであり、彼は他の人達と同じようにラジオを通じて日本の2都市(広島と長崎)に原爆が落とされたことを初めて知った。決して主人公を美化するためではない」と反論している[16][54]。また、映画評論家の町山智浩も「この映画はオッペンハイマーの一人称で描かれている。広島の惨状を写したスライドも、彼は罪悪感によって見ることができなかった。たとえばホロコーストを扱った作品においては、犠牲者の惨状を見せないことが彼らに対する敬意であるとの論調が主流になってきている。見せることが全てではない」としている[55]

反響

アメリカでは本作品と同日に公開されたコメディ映画バービー』(ワーナー・ブラザース配給)と一緒に鑑賞する者が多いと報じられており、インターネット上では両方の映画のタイトルを合わせた「バーベンハイマー」という造語(インターネット・ミーム)も誕生した[56]

人類最初の核実験が行われたアメリカ・ニューメキシコ州のトリニティ実験場では本作品の大ヒットもあり、2023年10月の一般公開日には通常よりも多い約4000人が訪問したことが同年11月に報じられた[57]

2023年の英語版ウィキペディアにおけるアクセス数では、ChatGPTなどに次ぎこの映画の記事(本記事の英語版)が5番目に多く、本作のモデルにあたるロバート・オッペンハイマーの記事が7番目に多い[58][59]

脚注

注釈

  1. ^ 2024年1月から早川書房の「ハヤカワ・ノンフィクション文庫」より出版予定の文庫版では、映画化と同様に邦題『オッペンハイマー』となっている[5]
  2. ^ NHK製作のドキュメンタリー『フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿』にシャーウィンが出演している。またこの番組では2016年にオッペンハイマーについて二回、マンハッタン計画、水素爆弾をめぐるエドワード・テラーとの確執を取材・放送した。
  3. ^ ドイツ語風の「ストラウス(シュトラウス)」表記もみられるが、本人はこのように呼ばれる事を嫌い“strawz”[strɔːz]と呼ぶよう求めた。
  4. ^ 17歳未満の観客に対して、成人と一緒に鑑賞するにように求めている。
  5. ^ 渡辺は同じくノーランが監督として製作に携わった『バットマン ビギンズ』(2005年公開。ワーナー・ブラザース配給)と『インセプション』(2010年公開。ワーナー・ブラザース配給)に出演している。

出典

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