でじたろう

日本のゲームプロデューサー、実業家 (1965-)

でじたろう1965年7月 - )は、日本ゲームプロデューサー実業家。別名義として小坂 崇氣(こさか たかき)を用いることもある。株式会社コンテライド・株式会社ニトロプラス代表取締役社長、株式会社ネルケプランニング社外取締役。

でじたろう
シンガポールにて(2010年11月14日)
生誕 小坂 孝志[1]
1965年7月(58 - 59歳)
国籍 日本の旗 日本
別名 小坂 崇氣(こさか たかき)
職業 ゲームプロデューサー
実業家
著名な実績 テレビアニメ

アニメーション映画
実写ドラマ
肩書き
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来歴

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2010年11月14日、「アニメ・フェスティバル・アジア」にてグッドスマイルカンパニー社長安藝貴範(左)、声優花澤香菜(右)と

機動戦士ガンダム』、『宇宙戦艦ヤマト』などの影響を受けこの業界へ入る。ガイナックスの広報関連の仕事などに関わった後、小学館にて『コロコロコミック』、『てれびくん』など各学年誌の編集を務める。

スタジオぬえ宮武一貴に弟子入りしたり永野護のアシスタントを務めた経験も有る。メカデザイナーを目指しており、バンダイから発売されたプラモデル『超機甲爆走ロボトライ』で初めてメカデザインを担当するも、この仕事でやり尽くしたと感じてしまい別の道を選ぶ。超機甲爆走ロボトライはアニメ化を前提とした玩具で商品も6万個売れたもののアニメ化には至らなかった[2]

その後角川書店学研などの編集者を経て、2000年にニトロプラスを設立。一般のオタク以外の層の人々にも受け入れられる作品作りを目指し、ニトロプラスの一般化に貢献。プロデューサーとして同ブランド全作品の総指揮を執る。

人物

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プロデューサーとしての活動の際には「でじたろう」名義を用いることが多いが、それ以外の経営者としての活動の際などには「小坂崇氣」名義を用いることも多い。たとえば、テレビアニメアルドノア・ゼロ』においては、企画としては「小坂崇氣」名義、プロデューサーとしては「でじたろう」名義でクレジット表記されている。

両名義が同一人物であることは公にされており、報道などでは「ニトロプラスのプロデューサー『でじたろう』その人にして同社代表取締役社長の小坂崇氣氏」[3]「ゲームメーカー・ニトロプラスの代表取締役社長・でじたろう(小坂崇氣)さん」[4]「ニトロプラス代表の小坂崇氣(でじたろう)氏」[5]などのように、両名義を併記して報じられることも多い。

作品

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でじたろう名義

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コンピュータゲーム

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テレビアニメ

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2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年

アニメーション映画

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2013年
2015年

実写ドラマ

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実写映画

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小坂崇氣名義

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テレビアニメ

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2013年
2014年
2015年
2016年
2017年

実写ドラマ

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実写映画

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  • 映画刀剣乱舞-継承-(2019年、製作)

関連人物

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 株式会社ニトロプラスの株式取得(子会社化)に関するお知らせ” (PDF). サイバーエージェント (2024年6月26日). 2024年7月1日閲覧。
  2. ^ 4:12:00 朝から朝まで生ワンホビTV15 夜の部 2014/02/09 22:30開始 ニコニコ生放送
  3. ^ Nobu・大陸新秩序「ニトロプラス、『Exceeding 10!』をテーマにした10周年記念プロジェクトの発表会を開催」『4Gamer.net ― ニトロプラス,「Exceeding 10!」をテーマにした10周年記念プロジェクトの発表会を開催Aetas、2008年12月26日。
  4. ^ 高橋克則「『シドニアの騎士』最終話に向け48時間限定で無料配信」『「シドニアの騎士」最終話に向け48時間限定で無料配信 | アニメ!アニメ!』イード、2014年6月19日。
  5. ^ 南田ゴウ「虚淵玄の新作は人形劇!? 『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』夏オンエア」『ASCII.jp:虚淵玄の新作は人形劇!?「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」夏オンエアKADOKAWA、2016年2月5日。

外部リンク

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ビジネス
先代
(新設)
ニトロプラス
代表取締役社長

初代:2000年 -
次代
(現職)