エンレイ (大豆)
特徴
編集長野県中信農業試験場が育成した品種である[1]。粒は丸粒で大粒、種皮は黄色[1]。タンパク質含有率が高く、豆腐に適しているほか、味噌の加工にも向いている[2]。熟期は中早生であり、一般地栽培における収穫時期は10月上旬である[1]。南東北から中国地方までの広範囲で栽培されており[1]、主たる栽培地域は北陸である。
作付面積
編集品種別作付面積
編集- 2006年の大豆の品種別作付面積[3]
- 1位 - フクユタカ - 31,560ヘクタール、22.2% - 主に九州・東海・近畿
- 2位 - エンレイ - 16,619ヘクタール、11.7%、主に北陸
- 3位 - タチナガハ - 10,741ヘクタール、7.6%、主に関東
- 4位 - リュウホウ - 8,108ヘクタール、5.7%、主に東北
- 5位 - ユキホマレ - 6,284ヘクタール、4.4%、主に北海道
都道府県別作付面積
編集- 2016年のエンレイの都道府県別作付面積[2]
脚注
編集- ^ a b c d “エンレイ大豆”. 日本タネセンター. 2021年4月18日閲覧。
- ^ a b “国産大豆の品種特性 ~加工適性と栽培特性~” (PDF). 農林水産省 (2019年3月). 2021年4月4日閲覧。
- ^ “大豆の品種開発の現状と成果” (PDF). 作物研究所. 2021年4月4日閲覧。