マオリ・オールブラックス

ニュージーランドの先住民族マオリ族代表のラグビーチーム

マオリ・オールブラックス(Māori All Blacks)は、ニュージーランドの先住民族マオリ代表のラグビーユニオンのチーム。

マオリ・オールブラックス
Māori All Blacks
ユニオン ニュージーランドラグビー協会
愛称 New Zealand Māori
エンブレム シルバー・ファーン
ヘッドコーチ ニュージーランドの旗 ロス・フィリポ英語版
主将 ニュージーランドの旗 ビリー・ハルモン
ファースト
ジャージ
初試合
ニュージーランドの旗 Rut Hawke's Bay 0–5 ニュージーランドネイティブス
(23 June 1888)
最大差勝利試合
ブリティッシュコロンビア州の旗 ブリティッシュコロンビア 3–111 ニュージーランド・マオリ
(9 June 2004)
最大差勝利テストマッチ
 アメリカ合衆国 6–74 ニュージーランド・マオリ
(7 June 2006)
最大差敗戦試合
ニュージーランド・マオリ 0–37 南アフリカ共和国 
(25 August 1956)
最大差敗戦テストマッチ
ニュージーランド・マオリ 0–37 南アフリカ共和国 
(25 August 1956)
公式サイト
www.allblacks.com
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 アメリカ合衆国戦でのハカ(2013年11月9日)

概要

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ニュージーランド・マオリ: New Zealand Maori)としての初結成は1910年、その前身であるニュージーランドネイティブスは1888年までさかのぼる。2012年6月1日付けで公式にマオリ・オールブラックスと名付けられた。

選手はニュージーランドの先住民族であるマオリであることが条件であり、ニュージーランド代表(オールブラックス)と同様に選ばれることは名誉なこととされる。オールブラックスの黒いジャージ、エンブレムのシルバーファーンなど、オールブラックスのルーツはニュージーランド・マオリにある。 高祖父など血筋をさかのぼって少しでもマオリ族の血を受け継いでいればよいので、一見するとマオリに見えない(風貌は白人の)選手も多くみられる。

遠征に来たナショナルチームがオールブラックスとテストマッチを行うときの前哨戦として、マオリ・オールブラックスとの試合を組むことが多い。

オールブラックスと同様に、国際試合の前には伝統舞踊であるハカを行なうが、オールブラックスとは異なるニュージーランド・マオリ独自のハカ「ティマタンガ (Timatanga)」をもつ。

2008年にはパシフィック・ネイションズカップに参加した。

2005年にブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズに勝利するなど、2003年から各国代表に対し20連勝した。この間、2008年と2014年に日本代表には3勝している。2017年にブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズに敗れ連勝はストップした。

主な代表選手

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2024年スコッド

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[1] 2024年のスコッドは次の通り。(2024年6月現在)

マオリ・オールブラックス スコッド

プロップ

フッカー

ロック

フランカー/No.8

スクラムハーフ

フライハーフ

センター

ウイング

フルバック

太字 はNZ代表キャップを持っている選手。(c)はキャプテン。

脚注

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  1. ^ MĀORI ALL BLACKS SQUAD ANNOUNCED FOR JAPAN 2024 TOUR . allblacks(2024年6月25日). 2024年6月25日閲覧。

関連項目

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