ラズロク
ブルガリアの町
座標: 北緯41度53分 東経23度28分 / 北緯41.883度 東経23.467度
ラズロク(ブルガリア語: Разло̀г、ラテン文字転写:Razlog)はブルガリア南西部の町、およびそれを中心とした基礎自治体。ブラゴエヴグラト州に属する。
歴史
編集ラズロク渓谷の中に位置し、ビザンティン帝国のバシレイオス2世の統治下で町は誕生した。14世紀からはオスマン帝国の支配下となる。19世紀にはラズロクの人々の多くがクレスナ・ラズロク蜂起およびイリンデン蜂起に加わり、それまではオスマン帝国の一部、セラニク州(Selanik vilayet、テッサロニキ州)、セレズ地方(Serez sandjak)に属していたラズロクは1912年にオスマン帝国の支配から解放された。
地理
編集ラズロクは冬季の観光地として1990年代から2000年代にかけて開発が進んだ。周辺を取り巻くピリン山脈、リラ山脈、ロドピ山脈が町を大きく特徴付けている。
町村
編集ラズロク基礎自治体(Община Разлог)には、その中心であるラズロクをはじめ、以下の町村(集落)が存在している。
脚注
編集- ^Главна Дирекция - Гражданска Регистрация и Административно Обслужване (2009年6月15日). “Таблица на населението по постоянен и настоящ адрес” (ブルガリア語). 2009年7月30日閲覧。