名和駅 (愛知県)

愛知県東海市にある名鉄常滑線の駅

名和駅(なわえき)は、愛知県東海市名和町四番割にある名鉄常滑線である。駅番号はTA06

名和駅*
東口(2023年4月)
なわ
NAWA
TA05 柴田 (1.4 km)
(2.2 km) 聚楽園 TA07
地図
所在地 愛知県東海市名和町四番割81-7
北緯35度3分39秒 東経136度54分42.35秒 / 北緯35.06083度 東経136.9117639度 / 35.06083; 136.9117639座標: 北緯35度3分39秒 東経136度54分42.35秒 / 北緯35.06083度 東経136.9117639度 / 35.06083; 136.9117639
駅番号 TA  06 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 常滑線
キロ程 7.5 km(神宮前起点)
駅構造 高架駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4,806人/日
-2021年-
開業年月日 1912年明治45年)2月18日
備考 * 1947年昭和22年)名和村駅から改称。無人駅
管理駅:太田川駅
テンプレートを表示

歴史

編集

駅構造

編集

6両編成対応の相対式2面2線ホーム高架駅[7]駅員無配置駅である。駅集中管理システム(管理駅は太田川駅[8])が導入されている。自動券売機(manaca継続定期券が購入可能なタッチパネル式が1台)、自動改札機自動精算機エレベーターを備える。駅前にはロータリーがあり、きれいに整備されているが停車する列車は普通列車のみである。かつては平日のみ名古屋方面の急行が1本特別停車していたが、現在では準急、急行等の優等列車の特別停車は1本もない。2013年(平成25年)11月10日には、名鉄ハイキング「ガスエネルギー館と食肉・花き市場まつり2013コース」で河和内海行きの特急列車が臨時停車した。また当駅の太田川駅寄りの線路は半径260mで大きくカーブしておりミュースカイは70km/h、それ以外の列車は65km/hの速度制限がかかる。このカーブは以前は60km/hの速度制限であったが、空港線開業に際して曲線改良等が行われ、制限速度がやや引き上げられた。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 TA 常滑線 下り 中部国際空港河和内海方面[9]
2 上り 金山名鉄名古屋方面[9]

配線図

編集
名和駅 構内配線略図

神宮前・
名古屋方面
 
太田川・
常滑方面
凡例
出典:[10]


利用状況

編集
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,287人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中80位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中12位であった[11]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は5,572人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中78位、常滑線・築港線(24駅)中9位であった[12]

「東海市の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである[13][14]

年度 1日平均
乗降人員
2009年(平成21年) 4,765
2010年(平成22年) 4,770
2011年(平成23年) 4,875
2012年(平成24年) 4,975
2013年(平成25年) 5,287
2014年(平成26年) 5,247
2015年(平成27年) 5,436
2016年(平成28年) 5,359
2017年(平成29年) 5,515
2018年(平成30年) 5,569
2019年(令和元年) 5,706
2020年(令和02年) 4,714

駅周辺

編集

路線バス

編集

過去には名鉄バス(当時の名古屋鉄道)が鳴海駅瀬戸駅前を経由して瀬戸公園へ至る路線や、名鉄バスセンター知多半田駅犬山遊園駅へ向かう路線を運行していた。

隣の駅

編集
名古屋鉄道
TA 常滑線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行準急
通過
普通
柴田駅(TA05) - 名和駅(TA06) - 聚楽園駅(TA07)

脚注

編集
  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。 
  2. ^ “下り新線を使用 名鉄常滑線の立体交差切替え”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1978年8月25日) 
  3. ^ “上り線もあすから使用 名古屋鉄道常滑線柴田-聚楽園間立体交差”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1979年3月31日) 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1044頁。 
  5. ^ “常滑線名和駅の新駅舎使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年11月1日) 
  6. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、256頁。ISBN 978-4777013364 
  7. ^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、76頁。ISBN 978-4865988611 
  8. ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2004年12月24日
  9. ^ a b 名和(TA06)(なわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  12. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  13. ^ 東海市の統計 - 東海市
  14. ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道

関連項目

編集

外部リンク

編集