大城区域(テソンくいき)は、朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市にある行政区域の一つ。都心部の北部にある。

平壌直轄市 大城区域
位置
各種表記
チョソングル: 대성구역
漢字: 大城區域
片仮名転写: テソン=グヨク
ローマ字転写 (MR): Taesŏng-guyŏk
統計(2008年
面積: 45.44[1] km2
総人口: 115,739[1]
人口密度: 2,547[1] 人/km2
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
上位自治体: 平壌直轄市
テンプレートを表示
地図
地図

地理

編集

大同江の右岸にある。西側は西城区域牡丹峰区域と、南は大同江を隔てて中区域大同江区域寺洞区域と、東は三石区域黄海北道勝湖郡と、北は龍城区域と接する。

行政区域

編集

15洞を管轄する。

  • 閘門洞(カンムンドン)
  • 高山洞(コサンドン)
  • 大城洞(テソンドン)
  • 龍南洞(リョンナムドン)
  • 龍北洞(リョンブクトン)
  • 龍興一洞(リョンフンイルトン)
  • 龍興二洞(リョンフンイドン)
  • 龍興三洞(リョンフンサムドン)
  • 林興洞(リムンドン)
  • 嵋山一洞(ミサニルトン)
  • 嵋山二洞(ミサニドン)
  • 嵋岩洞(ミアムドン)
  • 安鶴洞(アナクトン)
  • 清岩洞(チョンアムドン)
  • 清湖洞(チョンホドン)

歴史

編集

この節の出典[2]

  • 1958年6月 - 平壌直轄市西区域嵋山洞・清岩洞・龍興洞・龍北洞・龍南洞・戦勝洞・興富洞・臥山洞・大城里、北区域高山洞・安鶴洞・三神洞・林興里をもって、大城区域を設置。(11洞2里)
  • 1959年2月 - 平安南道大同郡和盛里・清渓里を編入。(11洞4里)
  • 1959年9月 - 和盛里・清渓里が新設の龍城区域に編入。(11洞2里)
  • 1960年10月 (9洞)
    • 臥山洞・龍興洞・龍北洞が西城区域に編入。
    • 興富洞・戦勝洞が新設の牡丹峰区域に編入。
    • 嵋山洞の一部が分立し、嵋岩洞が発足。
    • 大城里が大城洞に昇格。
    • 林興里が林興洞に昇格。
  • 1963年 - 嵋山洞が分割され、嵋山一洞・嵋山二洞が発足。(10洞)
  • 1965年 - 西城区域龍北洞・龍興一洞・龍興二洞を編入。(13洞)
  • 1967年 - 高山洞・林興洞の各一部が合併し、清湖洞が発足。(14洞)
  • 1972年 (17洞)
    • 龍北洞が分割され、龍北一洞・龍北二洞が発足。
    • 龍興一洞・龍興二洞の各一部が合併し、龍興三洞が発足。
    • 嵋山一洞・嵋山二洞の各一部が合併し、嵋山三洞が発足。
  • 1979年 - 嵋山三洞が嵋山二洞に編入。(16洞)
  • 1983年 - 龍北一洞・龍北二洞が合併し、龍北洞が発足。(15洞)
  • 1990年 - 三神洞が高坊山洞に改称。(15洞)
  • 1991年 - 高坊山洞が閘門洞に改称。(15洞)
  • 1995年 - 龍興二洞・龍興三洞の境界線を調整。(15洞)
  • 2022年 - 一部を新設の「和盛区域」に分離

施設

編集

交通

編集

脚注

編集
  1. ^ a b c NORTH KOREA: Administrative Division”. Citypopulation.de (2021年9月12日). 2022年8月19日閲覧。
  2. ^ 평양시 대성구역 역사

外部リンク

編集

座標: 北緯39度04分 東経125度49分 / 北緯39.06度 東経125.81度 / 39.06; 125.81