小野 心(おの しん、1982年12月27日 - )は、日本プロボクサー神奈川県横浜市出身。ワタナベボクシングジム所属。第32代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者、第29代日本ミニマム級王者。

小野 心
基本情報
本名 小野 心
階級 ミニマム級
身長 162cm
リーチ 170cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1982-12-27) 1982年12月27日(41歳)
出身地 神奈川県横浜市
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 38
勝ち 24
KO勝ち 6
敗け 11
引き分け 3
テンプレートを表示

来歴

編集

中3の時に地元の花形ボクシングジムに入門し、17歳でプロテスト合格[1]

2001年2月2日、横浜市スーパーフライ級4回戦を行い、4回判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2012年1月、ワタナベボクシングジムへ移籍[2]

2012年4月22日、後のWBC世界ミニマム級王者熊朝忠に判定勝ちを収め世界ランク入りを果たす。

2012年7月16日、ウイング・ハット春日部で行われたダブル世界戦の前座で桜井康弘に判定勝利。

2013年1月12日、宮崎亮の王座返上に伴いオマリ・キムウェリOPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦を行い、2-1(117-110、114-113、113-114)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[3][4]

しかし、試合後に左手親指の腱が切れていたことが発覚したため、防衛戦をせぬまま王座を返上[5]

2013年10月16日、再起戦として守屋和明と対戦して判定勝利[6]

2014年5月7日、大阪府立体育会館IBF世界ミニマム級王者高山勝成と対戦するが、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[7]

2015年9月17日、堀川謙一と日本ライトフライ級王座決定戦を行ったが、7回1分33秒TKO敗けで王座獲得に失敗する[8]

2016年9月19日、フードパル熊本で日本ミニマム級王者の福原辰弥と対戦し、3回1分40秒負傷判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した[9]

2016年11月1日、WBAは最新ランキングを発表し、小野をWBA世界ミニマム級14位にランクインした[10]

2016年12月14日、ナコーンラーチャシーマー県でWBA世界ミニマム級王者のノックアウト・CPフレッシュマートと対戦し、12回0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[11][12][13][14][15][16]

2017年5月15日、再起戦でヤイ・プーケットトップチームと対戦して4回2分13秒TKO勝ちを収めた[17]

2017年9月3日、京都府立体育館(島津アリーナ京都)で日本ミニマム級王者の小西伶弥と対戦し、10回0-2で判定負けを喫し王座獲得に失敗した[18]

2018年4月22日、神戸芸術センターで平井亮輝と日本ミニマム級王座決定戦を行い、10回3-0で判定勝ちを収めて王座獲得に成功した[19]

2018年8月24日、後楽園ホールで同級1位の加納陸(大成)と日本ミニマム級タイトルマッチを行い、8回2分46秒TKO勝ちを収めて初の王座防衛に成功した[20]

2019年1月12日、後楽園ホールで日本ミニマム級1位の指名挑戦者である田中教仁三迫)を相手に防衛戦を行い、8回22秒TKO負けを喫し、王座から陥落。

その後再起に成功するも、2020年12月8日、後楽園ホールで薮崎賢人(セレス)と対戦し、8回0-3(74-77×2、73-78)で判定負けを喫した[21]

戦績

編集
  • プロボクシング:38戦24勝 (6KO) 11敗3分

獲得タイトル

編集

脚注

編集
  1. ^ ボクサーの小野心選手をサポートします PowerNavi 通販ショップ店長の日記 2011年9月6日
  2. ^ 07/16 プロボクサー小野心、連勝 二丁目で働く社長の日記 2012年7月17日
  3. ^ 小野心13年目の初タイトル/ボクシング nikkansports.com 2013年1月12日
  4. ^ 小野が新王者 東洋太平洋L・フライ級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年1月12日
  5. ^ 小野がOPBFタイトルを返上へ ボクシングニュース「Box-on!」2013年8月8日
  6. ^ 小野、9ヵ月ぶりのリングで判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2013年10月16日
  7. ^ 高山がV2、3-0判定で小野を退ける Boxing News(ボクシングニュース) 2014年5月7日
  8. ^ 堀川謙一が日本L・フライ級新王者、小野心を7回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月17日
  9. ^ 福原辰弥vs小野心は負傷ドロー 日本ミニマム級戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月19日
  10. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年11月1日
  11. ^ Freshmart defeats Ono to retain WBA minimumweight title Fightnews.com 2016年12月14日
  12. ^ 小野、判定負けで王座奪取失敗 WBAミニマム級 日本経済新聞 2016年12月14日
  13. ^ 小野心、判定で王座奪取に失敗…ミニマム級 Archived 2016年12月20日, at the Wayback Machine. 毎日新聞 2016年12月14日
  14. ^ 小野心がタイで判定負け、WBA王座獲得ならず Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月14日
  15. ^ 小野 0―3判定で王座奪取ならず、タイでWBA世界ミニマム級 スポニチアネックス 2016年12月14日
  16. ^ Knockout CP Freshmart Retains Minimumweight Title WBA公式サイト 2016年12月16日
  17. ^ 長嶺克則が6回TKO勝ち、日本王座挑戦に前進 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月15日
  18. ^ 小西伶弥が2-0判定で初防衛 日本ミニマム級戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年9月3日
  19. ^ 35歳の小野心 涙の日本ミニマム級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月23日
  20. ^ 小野心が初防衛「ホッとした」加納に8回TKO勝ち 日刊スポーツ 2018年8月24日
  21. ^ 薮崎賢人が判定勝ち 元王者のベテラン小野心を下す Boxing News(ボクシングニュース)2020年12月8日

関連項目

編集

外部リンク

編集
空位
前タイトル保持者
宮崎亮
第32代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者

2013年1月12日 - 2013年9月6日(返上)

空位
次タイトル獲得者
井上尚弥
前王者
小西伶弥
第29代日本ミニマム級王者

2018年4月22日 -2019年1月12日

空位
次タイトル獲得者
田中教仁