「浅間山」の版間の差分

[[1911年]]（明治44年）[[8月26日]]、[[震災予防調査会]]が長野測候所と共同で、日本最初の[[{{仮リンク|火山観測所]]|en|Volcano observatory}}を浅間山の西側山腹に設置した<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/kazan/50/Special/50_KJ00004285672/_pdf 近代火山観測の歴史] - 山里平</ref>。<ref>{{kotobank|2=[[1925年日本大百科全書]]度（大正14年度）には、政府 (ニッポニカ)}}</ref>。この緊縮方針のためことに観測所が廃止されたがちなみ、復活運動が起こり[[19262023年]]（大正15令和5年）から再開された。また、この頃には地元の[[小諸警察署活動火山対策特別措置法]]が浅間山の一帯を視察する部が改正されて、毎年8月26日が「登火山警察防災の日」を例年夏季に行っており、長野測候所の技手とともに登山を行っている制定された<ref>{{Cite web |title=「浅間火山観測所が復活」『信濃毎防災の日新聞』1926年5月13日（大正ニュース事典編纂委員会」特設サイト 『大正ニュース事典第7巻|url=https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/kazanbosai/index.html 大正14年-大正15年』本編p|website=www.528data.jma.go.jp 毎|access-date=2024-06-11 |publisher=[[気象庁]]}}</ref><ref>{{Cite web |title=「火山防災の日コミュニケーションズ刊」とは？ 1994年）|url=https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/kazanbosai/02_shoukai.html |website=www.data.jma.go.jp |access-date=2024-06-11}}</ref>。

*'''鬼押出し''' - 過去に流出した鬼押出[[溶岩流]]の跡が[[鬼押出し園]]及び[[鬼押出し・浅間園]]として整備されている。浅間園内に[[浅間火山博物館]]がある。

*{{Anchors|浅間山熔岩樹型}}'''浅間山熔岩樹型''' - [[天明浅間山噴火]]の際、吾妻火砕流が発生して群馬県側に流れ、[[原生林]]に到達。高熱の火砕流は木を包み込むように流れ、生えていた樹木が燃え落ちた。やがて木の燃えかすが朽ちて井戸のような穴だけが残ったものである（「溶岩樹型」という名称ではあるが、実際には火砕流によって形成されたものであることがわかっている）。嬬恋村には樹型が数百個見つかっており、そのうちの約百個は嬬恋村[[教育委員会]]の手によって樹型内に溜まった土や枯れ葉を定期的に除去する保護活動と周囲の整備が続けられている。樹型の大きさは直径数十センチメートル、深さ1メートルほどの小さなものから、大きなものでは直径2メートルを超え、深さが5メートル以上に及ぶ巨大なものまである。樹型内には[[ヒカリゴケ]]が群生しているものもあり、整備された区域では樹型と併せて容易に観察することができる。昭和15年（1940年）8月30日、国から[[特別天然記念物]]に指定された。