「けいおん!の登場人物」の版間の差分

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作中では音楽に関する言及が少なく、登場人物たちの詳しい音楽性や嗜好ジャンルは不明である。嗜好ジャンルについては、テレビシリーズ第1期BD封入特典のキャラクター・プロフィールカードに記述されている。
 
登場人物の名前は軽音部の部員の姓が音楽グループの[[P-MODEL]]のメンバー、純以外の他の登場人物の姓が[[the pillows]]のメンバーにちなんだものになっている<!--(the pillowsの場合[[鈴木淳|漢字は違えど純と同姓同名の人物]]はいるがサポートメンバーである)-->ことが指摘されており<ref name="ascii20090607">{{Cite web|author=四本淑三
|url=http://ascii.jp/elem/000/000/425/425222/|title=なぜ我々は「けいおん!」に萌えてしまうのか?
|work=ASCII.jp|publisher=[[アスキー・メディアワークス]]|date=2009年6月7日|accessdate=2009-07-23}}</ref><ref group="注">ただし名前の由来に関する作者からの正式なアナウンスは発表されていない。</ref>、ファンの間で話題となった<ref>{{Cite web|url=http://listen.jp/newtype/anisonnews_000660.htm|title=アニソンニュース 超絶話題沸騰中の「けいおん!」よりシングル2タイトルがリリース!限定盤は着せ替えジャケット!|work=Newtype ミュージック|publisher=リッスンジャパン|accessdate=2009-07-23}}</ref>{{#tag:ref|P-MODELの[[平沢進]]は、自身の[[Twitter]]で、自身のフォロワーが増えたことに関して本作のことに触れ、「[http://twitter.com/#!/hirasawa/status/5170026790 間違えてないか?私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない]」等とコメントした<ref>{{Cite web|title=Twitter「平沢唯じゃない」でも1万人がフォロー|author=まなめ |url=http://ascii.jp/elem/000/000/473/473075/|work=ASCII.jp |publisher=[[アスキー・メディアワークス]]|date=2009年11月4日|accessdate=2009-12-29}}</ref><ref>{{Cite web|author=四本淑三|url=http://ascii.jp/elem/000/000/482/482115/index-5.html|title=ソロデビュー20周年記念・平沢進ロングインタビュー【前編】「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた|work=ASCII.jp |publisher=[[アスキー・メディアワークス]]|date=2009年12月16日|accessdate=2009-12-29|pages=p5}}</ref>。|group="注"}}。また、パートもそれぞれ同じ姓の人物と同じであるが(山中さわ子も含む)、梓のみ違っている<!--(ベースではなくギター)-->。
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声はテレビシリーズ、および映画〜の[[声優]]。
 
== 軽音部 ==
=== 放課後ティータイム ===
桜ヶ丘高校の軽音部時代、当初、今までの部員が前年に全員卒業したため誰もいない軽音部は、4人の部員が新たに入らないと廃部になると宣告される。それによって軽音部に入部を希望していた田井中律が発起人となり、幼なじみの秋山澪を一緒に入部させ、合唱部の練習場所と間違えて律と澪のいた音楽室にやってきた琴吹紬が入部<ref group="注">原作でここまでのあらすじはコミックス1巻での描き下ろしで描かれているため、連載開始時ではすでに律、澪、紬は軽音部に入部しているところから開始された。なお、テレビシリーズではこれらのエピソードを含んだところから始まっている。</ref>、4人目に軽音部を「軽い音楽をする部活」と勘違いした平沢唯が入部し廃部を免れている。また、翌年に新入生の中野梓が入部する。部長は律、顧問は山中さわ子が務める。第1音楽室の隣にある準備室を部室に据えるが、部の主旨であるバンドの練習よりも、紬が自宅から持ってきたティーセットでお茶やお菓子を楽しむゆるい時間を過ごすことが定番となっている。バンド名はメンバー各自が考えた末決めることができず、顧問のさわ子によって勝手に「放課後ティータイム」(テレビシリーズではHTTと略称することも)とされ以降このバンド名で活動し、テレビシリーズでは唯が考え出した[[温泉マーク]]の下に[[ティーカップ]]を描いたものをロゴマークとしている。
 
軽音部の活動は[[学園祭]]と新入生歓迎会でのライブが中心だが、学園外でコンクールに出場したなどの実績がないため、生徒会が軽音部の存続を危ぶんでいたこともある。テレビシリーズ第1期の番外編(A-1.14)ではライブハウスでのライブ出演を通して、ほかのバンドのメンバー達との交流を経験した。また、毎年夏の合宿を実施しており、1年次と2年次は海辺にある紬の別荘で過ごし、3年次は梓の提案をきっかけに、さわ子が持っていたチケットで山辺にある[[ロック・フェスティバル|野外フェス]]を鑑賞している。
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**アンプ:[[マーシャル (アンプ)|Marshall]] MG15CDR
**ピック:ティアドロップ・白・Gibson・Heavy<ref group="注">テレビシリーズ中では常にティアドロップ(レインドロップなどと呼ばれる場合もある。つまり滴の形という意味)タイプの白いピックを使っている。それらは無地で、番外編(A-1.14)でのライブハウス出演の際、ロゴマークのデザインを考えペンで描くシーンがある。2011年12月公開の映画ポスターでは、抱えているギターの弦に“Gibson H”の白いピックを1枚挟んでいる。“H”はピックの硬さを表す記号で、通常“Heavy”、または“Hard”の頭文字。</ref>
: 本作の主人公。[[天然ボケ|天然]][[ドジっ娘]]<ref group="注">そのドジっぷりは凄いところがあるが、幼なじみの和曰く「(前に比べたら)これでも良くなった方」で、そうなったのも軽音部のおかげと感謝している。</ref>。普段はぼーっとしていることが多く、のんびり屋。温厚で滅多に怒らないが、テレビシリーズでは和とケーキを一口交換する時に和からイチゴショートケーキのてっぺんの苺を食べられたときは、珍しく感情を露わにして、梓に電話をして同意を求めたり、同じように澪が紬にショートケーキのてっぺんの苺を食べられて泣いている(紬は自分が叩かれたいがために、わざと澪を怒らせるように仕向けた行為)現場を和に見せて納得させるまで執着する一面も見せている。嬉しいことは顔に出やすいが、見栄っ張りなところもある。物事を決めるのに非常に時間がかかる。昔の軽音部のアルバム写真を見たりテープに録音されていた声を聴くなどしただけで、さわ子と紀美が軽音部[[OB・OG|OG]]であることに気付いた。
: 勉強は苦手だが、好きなことや学業問わず1つの物事に真剣に取り組むと目覚ましい成果を挙げる「やればできる子」で、真面目に勉強して追試で100点を取ったこともあり、大学入試もそれで合格した。<ref group="注">また原作第2巻では「意識の全てを『ヤマを張る』ことに使った」ことで、テストで成績優秀な澪が取った得点を全教科上回った描写もある。</ref>しかし、一つのことにしか集中できない欠点を持ち、勉強を頑張るとギターの弾き方を忘れ、逆にギターを頑張ると勉強の事を忘れ、澪曰く「極端な子」である。その一方、体力を必要とする活動は基本的に苦手。
: 軽音部に入部するまでは[[楽譜]]も読めず、[[楽器]]も[[カスタネット]]([[ミハルス]])しか経験したことがないという音楽初心者だった{{#tag:ref|A-1.1の幼稚園の回想シーンで流れたカスタネットの歌は、豊崎愛生によるアドリブである<ref>「けいおん!テレビアニメ公式ガイドブック〜桜高軽音部活動日誌〜」より。</ref>。|group="注"}}。最初は軽音楽を[[口笛]]とか簡単な「軽い音楽」と勘違いして軽音部に入部。一度は本来の活動内容を知って入部を辞退しようとするが、澪達の演奏に心を動かされて入部を決意、澪達の指導でギターをやることとなる。3年生時に[[ピート・タウンゼント|ウィンドミル奏法]]を自力で編み出すほど(A-2.1)ギターに打ち込むが、現在に至ってもギターの奏法・音楽の専門用語・ギターコードなどについては詳しくなく、澪曰く「ゲームを買っても説明書を読まないタイプ」である。一方で、自分の耳だけで[[調律|チューニング]]を行う、[[絶対音感]]と相対音感の持ち主でもある。自らボーカルに志願し、1年次の学園祭ライブ前はさわ子の指導のもと、結果的には喉を痛めてしまったものの、歌とギターを同時にこなせるようになった。
: ライブなどではほとんど緊張せず、メインボーカル兼[[司会|MC]]を担当するが、トークが冗長になったり[[歌詞]]や歌うこと自体を忘れたりする。テレビシリーズではオープニング主題歌「[[Cagayake!GIRLS]]」(第1期)、「[[GO! GO! MANIAC]]」「[[Utauyo!!MIRACLE]]」(第2期)と、すべてのオープニングのボーカルを担当。劇中歌は「[[ふわふわ時間]]」(第1期)、「[[ごはんはおかず/U&I|ごはんはおかず]]」「[[ごはんはおかず/U&I|U&I]]」(第2期)を歌唱した。その歌唱力は後輩の純からも評価されている。「ごはんはおかず」「U&I」では作詞に挑戦し、前者はセンスが独特で後者は部内の評判も良い。商店街の演芸大会で梓と「ゆいあず」という[[音楽ユニット|ユニット]]を組んで出場したことがある(A-2.9)。また、たった1人の後輩の彼女のことを非常に可愛がっており、彼女のことを「あずにゃん」という愛称で呼んでいる。
: 家族は父親、母親、1学年下の妹である憂との4人家族。憂とは幼少時から現在に至るまで仲が良く、姉妹同士で互いを知り尽くした言動が随所に見られる。家の中では憂に頼りっきりにしていて、姉としての威厳は全くない。だが妹思いでもあり、風邪を引いた憂の看病を通じての憂への想いが前述の「U&I」の作詞に生かされている。また幼少期の時は、憂のホワイトクリスマスの望みをかなえるために、クッションの中身をばら撒いて雪に見せかけたこともある(この後に唯は叱られた)。
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: 前述のの人見知りな性格で人前に出るのが苦手なため、ライブの前は極度に緊張して動揺したりする。それを克服するため<ref group="注">テレビシリーズでは学園祭での出し物である劇「ロミオとジュリエット」のロミオ役を人前で演じられるようになるため。</ref>、紬の父の企業が経営する喫茶店で唯たちとバイトをしたが、結局は接客業に免疫がついただけに留まった。しかし、追い詰められれば何でもできる性格で、ライブや劇なども何とか完璧にこなせた。テレビシリーズでは律の説得もあり、自分から一歩進んで前に出るようになり、夏フェスを積極的に楽しんだりしている。
: 他のメンバー同様に緩やかに過ごしているが、メンバー内では比較的練習に重きを置くしっかり者だが短気な面もあり、[[幼馴染]]で[[親友]]の律の度が過ぎた悪ふざけや言動に対してはゲンコツでの制裁が定番だが、律以外の人物に手をあげることはない<ref group="注">紬から律の口調でまくし立てて叩かれるように仕向けられたときも「憎らしさが全然足りないぞ」と言って叩かなかった。またテレビシリーズでは、紬にイチゴショートケーキのてっぺんの苺を食べられたときも泣いただけで叩けず、反射的に隣にいた律を叩いた。</ref>。部長である律に代わってリーダーシップを発揮することもあり、梓から尊敬の眼差しを受ける要因の1つになっている。反面、自分を差し置いて遊ぶ唯達に流されてしまいがち<ref group="注">エピソードして、勉強中に律から電話がかかって来て遊びに誘われるが、勉強中だからと断る。だが、後に律が紬と出くわして遊びに行って楽しかった事を電話で聞かされると「何で私も誘ってくれなかったのよ」と羨ましがり、律も思わず「オイ」とツッコんだ事がある。</ref>。また、自分が書いた歌詞が採用されない・唯達と離れ離れになったり一緒になったりする場面で涙脆さを見せている。
: 当初文芸部への入部を希望していたが、律に強引に軽音部に連れて行かれ、結局そのまま入部することになった。2年生時には軽音部の3人とクラスが分かれるが、同じクラスになった和と意気投合する。「ふわふわ時間」「カレーのちライス」「わたしの恋はホッチキス」「ふでペン 〜ボールペン〜」など、曲名や歌詞においてロマンチックかつ甘々なセンスを持ち、この傾向は、後述される小学4年生の時に書いて賞を貰った作文にも表れている。歌詞作りがスランプになると、動物ネタを多用する傾向がある(A-2.17)。
: 目立つので普段は嫌がっているが唯に不測の事態が起きた場合や卒業する曽我部のため、テレビシリーズでは応援してくれるファンクラブのためにボーカルも兼ねたりもする<ref group="注">1年次の学園祭のライブでは練習で声を嗄らした唯に代わってボーカルを務めるはめになり、2年次の新歓ライブで出だしの歌詞を忘れた唯をフォローして、唯とのダブルボーカルを披露した。同じく2年次の学園祭のライブでは唯がギターを自宅に忘れたため取りに戻ってくるまでボーカルを披露した。</ref>。律曰く彼女のボーカルは評判が良い。テレビシリーズではエンディング主題歌「[[Don't say "lazy"]]」(第1期)や「[[Listen!!]]」「[[NO,Thank You!]]」(第2期)などエンディングすべての曲を歌っている。劇中歌では「ふわふわ時間」「[[ふでペン 〜ボールペン〜]]<ref group="注">テレビシリーズでは新歓ライブの時に唯が歌い出しの歌詞をド忘れし、それをフォローするため歌い始めた結果、成り行きで唯とツインボーカルになった。なお、原作ではこの時歌っている曲は「ふわふわ時間」。</ref>」(第1期)、「[[ぴゅあぴゅあはーと]]」(第2期)、「[[放課後ティータイムII|五月雨20ラブ]]」(映画〜)を歌唱している。
: 自身のベースは悩みに悩んだうえようやく購入を決心したこともあり、少し傷がついただけで律に泣きつくなど相当な愛着を持っている。唯に「ベース」にちなんで「エリザベス」と名付けられ、澪もその名前で呼ぶようになる。ベースを選んだ理由は、ギターは演奏時にバンドの前面に出るのが恥ずかしいから。とはいえその腕前に関しては梓や純からも評価されており、他のバンドにも彼女のファンがいるほど。テレビシリーズのオープニングでは[[フィンガー・ピッキング|フィンガーピッキング]]による演奏が描かれているが、原作およびテレビシリーズ本編では[[ピック奏法]]で弾くことも多い。[[チョーキング]]などの専門用語も知っており、テレビシリーズでは有名ミュージシャンの名前をすらすら挙げるなど、音楽的教養も高い。自らのベーシストとしての役割に対しても、他のメンバーにもその役割を譲りたくないと思うほどの強い誇りや想いを語っている(A-2.3)。自身の利き手に若干のコンプレックスを感じていることから、楽器店に展示されているレフティモデルや同じ左利きの楽器奏者に対して過剰な反応を見せることがある。部室で「エリザベス」の弦を交換するシーン(A-2.16)で、メンテナンス用のオイル<ref group="注">ハワード社(HOWARD PRODUCTS INC.)製オレンジオイル。もともと木製家具の手入れ用だが、良質であるため木製楽器のケアに適している、という理由で楽器用としてもアメリカから輸入販売されており、楽器店の店頭やネット通販で入手できる。</ref>、ワックス<ref group="注">Ken Smith社(Ken Smith Basses, Ltd.)製のワックスポリッシュ。商品名"Smith Classic Wax Polish"</ref>、ストリングカッター、クロスなどが確認できる。ギター購入後約1年もの期間、全くメンテナンスをしなかった(必要だと知らなかった)唯とは対照的に、一般的な楽器ケア用品はそろえている様子。弦を交換した後、コルグ社製のクリップチューナー(AW-2 シリーズ)でチューニングをしている。
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: 桜が丘高校在籍、1年2組<ref group="注">原作1巻では「1年B組」(律の答案の名前記入欄で確認できる)。</ref>→2年2組→3年2組→N女子大学
: パート:[[ドラムセット|ドラムス]]、コーラス
: [[8月21日]]生まれ([[獅子宮|獅子座]])、身長154cm、体重48kg、血液型はB型<ref>テレビシリーズBD第1期第2巻封入キャラクター・プロフィールカードより。</ref>。桜ヶ丘高校軽音部時代は1年~3年まで部長<ref group="注">律が桜ヶ丘高校入学時の軽音部は寸前だ員がいなかったため、1年時から部長を務めた。また、本人も軽音の立て直し者して誰もいないならば自分が部長になれることを狙っていた。</ref>。唯と紬とさわ子からは「りっちゃん」と呼ばれている<ref group="注">さわ子に関しては部内のみで、部員以外の生徒の前では「田井中さん」と呼んでおり、澪は小学校4年生の時に「りっちゃん」と呼んでいた。</ref>。茶色の前下がりショートカットに黄色の[[カチューシャ]]をし、おでこを出している。冬季制服では(原作では冬場を除いて)ボタンの前を空けてブラウスの裾を出している。夏季制服では[[ベスト]]を着ない。瞳は明るい茶色。3年2組在籍時の出席番号は21番。
*使用楽器
**ドラムセット:[[ヤマハ|YAMAHA]]・[[ヤマハ・ヒップギグ|Hipgig]](Mellow Yellow、テレビシリーズ第2期1クールのエンディングアニメーションではWhite Marine Pearlを使用している)<ref group="注">テレビシリーズでは、本編においては最初は[[スネアドラム]]、[[バスドラム]]×1、[[トムトム|タムタム]]×2の標準構成だったが、A-2.7から別売の[[フロアタム]]が追加された。なお、オープニング映像では第1期開始当初からフロアタムが描かれている。</ref>
**[[シンバル]]:[[ジルジャン|Zildjian]]社製(プロダクトラインは不明)
: 軽音部メンバーの中で唯一、最初から軽音部に入部することを決めていた。指でちまちまするような細かい楽器が苦手という理由から[[ドラムセット|ドラム]]を担当する。テレビシリーズでは憧れのドラマーとして、過激なパフォーマンスで有名な「[[ザ・フー]]」の[[キース・ムーン]]の名を挙げている。ドラムの腕に関しては活きが良くパワフルとのことだが、走り気味だと評されることも多く、同じ[[リズム隊]]である澪はリズムをキープするのが大変だと語っている。唯同様、部活でほとんど練習しようとしないため梓によく怒られるが、家では練習しているようで、梓が律の自宅を訪れた際、ドラムスティックで叩かれた古雑誌を見つけている。
: 澪と同様ボーイッシュな口調で話し、振る舞いはストレートかつ大ざっぱ、とても社交的な性格で、部内の空気を明るく盛り上げることもあれば、周囲への細やかな気配りも忘れず、軽音部のことをちゃんと考える部長らしい一面も見せる。唯とはウマが合い、共にハメを外し過ぎて共に澪によく突っ込みを入れられている。前述の大ざっぱな性格もあって、よく部活動に必要な届出を忘れては澪や和に叱られている。澪をいじることが多いが、逆にいじられたり振り回されたりすると弱い。A-1.13で澪の書いた歌詞を差出人の知れないラブレターと勘違いして思い悩む、澪以上に繊細で臆病な一面を見せている。
: 特技は[[ナレーター|ナレーション]]喋り、[[裸絞|チョークスリーパー]]、[[声真似]]<ref group="注">原作第2巻およびA-1.10において憂の声真似をした際には、梓が本人と会話をしていたにもかかわらず、聞き分けられないほどだった。</ref>。テレビシリーズ第2期では大ざっぱでちまちましたことが苦手な反面、[[ミシン]]は苦手でも[[裁縫|ボタン付け]]が得意だったり、軽音部メンバーに手料理を振る舞ったりと、家庭的な一面も描かれている。
: 苦手科目は「体育以外」の勉強全般で、大学入試に合格したときは梓に裏口入学を疑われるほど学力が良くないようである。だが、テスト前になると澪を頼って勉強をすることが多く、毎回赤点を回避している。
: 澪とは小さいころからの幼馴染<ref group="注">作中で2人が知り合ったのは小学4年生の時となっているが、まんがタイムきらら公式WebサイトやTBS公式Webサイト内のキャラクター紹介では、幼稚園時代からの知り合いであると記述されている。</ref>で、音楽性の違いなどでケンカをすることもあり、彼女へのいじりの度が過ぎるとゲンコツで制裁を受けたりもするが、互いに親友といえるほど仲が良い<ref group="注">「[[まんがタイムきらら]]」掲載時には、2人は「親友」と紹介されることが多い。</ref>。知り合った頃は澪への興味からちょっかいを出していたが、小学4年生のときに、澪が自分の書いた作文を全校集会で発表するハメになった際、恥ずかしがり屋の彼女のために発表に備えて2人で特訓したことを機に親しくなる<ref group="注">原作第3巻収録の読み切りで描かれたそのエピソードの1コマには小学生時代の唯と和もいる。余談だが、ちょうど2人が親しくなり始めた頃、互いを認識することこそなかったものの、平沢姉妹とニアミスしていると思しき描写がある。</ref>。澪と和の仲の良さに嫉妬して澪と一時険悪になったり(A-1.11)、原作では自身に彼氏ができたと噂が立って澪にものすごく動揺される<ref group="注">後にそれは誤解で、曽我部とやり取りを重ねただけだということが判る。</ref>と、互いが別の誰かと仲良くするのを意識する様子も描かれている。3年2組の学園祭の出し物の演劇「ロミオとジュリエット」でロミオ役に澪が選ばれた際に、律がジュリエット役に選出され、クラス内でも澪と律は相方として認知されている。
: 私服はカジュアルで動きやすいものを好む、パンツルック派。軽音部の同学年4人中最も背が低く、[[貧乳|胸が小さい]]ことも気にしており、同じ位のサイズである梓をからかうことがある<ref group="注">小型うちわには[[平沢唯|平沢]]姉妹含む主要6人の水着姿をアニメスタッフによる描き下ろしが描かれているが、露出系の水着着用なのか胸が設定より若干大きめ(推定[[カップ|Bカップ+]]程度)に描かれていた。</ref>。髪の色や長さは唯とほとんど変わらず、前髪を下ろすと区別がつきにくくなるため、公式サイトでは注意書きが記載された<ref>{{Cite web|auther=芳文社:シノハラ|title=本当にあっという間でした|url=http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/k-on_tv/blog/200906300000.html|work=TBSアニメーション・けいおん! 公式ホームページ ゆるやかスタッフブログ|date=2009年6月30日|publisher=TBS|accessdate=2010-06-06}}</ref>。ちなみに律の方が唯よりも若干髪が長く、色も明るい。本人は前髪を下ろした自分の姿に余り自信がないらしく<ref group="注">A-2.21での描写。</ref>、瀬自宅にいるときや大学に進学後はゴムを使って前髪を頭のてっぺんで縛っている<ref group="注">本人曰く「[[パイナップル]]頭」とのこと。</ref>。
: 大学では恩那組の菖と同じ学部になり、一瞬で意気投合した。<ref group="注">この点は幸と仲良くなるのに丸一日かかった澪と対照的である。</ref>。
: テレビシリーズで、修学旅行の際に購入した「けいおんぶキーホルダー」の「け」を所持している。
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: 自分の家柄を自慢することはしないが、お嬢様育ちゆえの価値観のずれから他の部員達を戸惑わせることもある。映画〜では、他の軽音部のメンバーが自分の楽器を持っていくことを羨ましく思い、数日後には日本からロンドンに愛用のキーボードを空輸してもらっている。collgeでは、大学生になって自立しようと琴吹家に学費以外の仕送りを断ってアルバイトに明け暮れようとしたり、晶の「(唯たちは)金目当てで付き合っている」のブラックジョークに本気でショックを受けたこともある。<ref group="注">焦りから道端の張り紙のカブトムシを捕まえる怪しいアルバイトに手を出そうとした。</ref>。
: 4歳のころから[[ピアノ]]を習っていて[[コンクール]]での受賞歴もあり、キーボードの腕は確か。キーボード以外では梓のムスタングに興味を持ち、後に梓の指導でギターを習い、梓に上達の早さを評価される。さらにテレビシリーズでは軽音部オリジナル楽曲は紬が作曲したという設定になっている。テレビシリーズでは自宅で[[カメ]]を数匹飼っており<ref group="注">品種は[[クサガメ]]と[[ミナミイシガメ]]、[[ミシシッピニオイガメ]]など数種類とのこと。</ref>、梓と共にトンちゃんの世話係を買って出る。
: 合唱部に入るつもりで訪ねた軽音部の部室で、澪と律の駆け引きを気に入り、軽音部に入部した<ref group="注">A-1.2で唯から入部の動機を聞かれ「めったに出会えない、とても楽しくて愉快な人達の仲間になりたかったの」と答えている。</ref>。部活の時間をティータイム化した根源とも言える存在で、1つ最低5万円はする食器<ref group="注">テレビシリーズでは、[[ベルギー]]王室で使われているのと同じものであるという発言をしている。映像でも、ウエッジウッドやエルメスなど実在する高級ブランドの食器が描かれている。</ref>を始めとしたティーセット<ref group="注">お茶は系列会社のひとつである喫茶店からもらっている「1杯800円前後」のもの。</ref>と他の企業から頂いている超高級品のお菓子を部室に持ち込み、部員や来客に自ら振る舞う。
:[[百合 (ジャンル)|百合]]属性があり、部員同士のやりとりを見て妄想する・息を荒くしてうっとり眺める・写真やビデオ撮影をすることがある<ref group="注">原作では紬の妄想が暴走する様が描かれ、その妄想の図を「ムギビジョン」と称されている。また、highschoolでは、本来は漫画を読むのを禁止されているが、居候の菫からこっそり漫画を買わせたときに、それが女の子同士の恋愛の漫画であり、それ以来百合に目覚めたともいえる。</ref>。また、澪が律を叩くといったやりとり(テレビシリーズでは唯が梓に抱きつく様子にも)に憧れを抱いており、自分のことを叩いてほしいと律に頼んだことがある。また顧問のさわ子に強い尊敬と憧れを持っている。
:他人の思考を読んでいたり、その場の空気を感じ、それに合わせた行動をとっていると思われるシーンが多い<ref group="注">原作で、梓が自分のギターの名前について、「私のギターは『ムスタング』だから、むったん…?」と考えると、紬が、「ぴったりな名前だと思う」と発言する(ただし、A-2.6の同じシーンでは、梓が無意識にこの考えを口にしていたのが紬に聞こえたことになっている)、A-2.22で梓がバレンタインにチョコレートケーキを持ってきていた時にあえてお茶菓子を用意していなかったことなど。</ref>。
: 私服にはスカートを好むなど、お嬢様だけあって軽音部の同学年4人の中で最も女の子らしい服を着ている。その一方で体が並外れて丈夫であり、愛用の[[コルグ・TRITONシリーズ|キーボード(TRITON Extreme 76key 約17kg)]]をソフトケースに入れ肩に担いで登校したり唯が思わず取り落としそうになるほど重い[[アンプ (楽器用)|アンプ]]やドラムセットも軽々と運ぶほど強い腕力があり、<ref group="注">他にもA-2.14でゲームセンターに律と遊びに行った際には律がクリアできなかった[[腕相撲]]のゲームを簡単にクリアしている。</ref><ref group="注">collegeでは、晶にブラックジョークを言われてショックを受けた紬は慰めるために、菖が紬に「(晶を)叩いていい」と言い、晶からはお嬢様の紬は非力と思い込み、それを受け入れられて叩こうとしたが、実際にはかなり力の強い叩き(本人は手加減したつもり)によって吹き飛ばしてしまった。</ref>原作では風邪を引いたさわ子の見舞いに行った際後、紬だけ風邪をうつされなかった<ref group="注">番外編(A-2.26)のエピソードであるが、見舞い後に紬以外が風邪をうつされる描写があるのは原作のみ。</ref>。テレビシリーズでは[[サスペンス]]好きな一面も覗かせている。
: このように、物語が序盤から後半に進むにつれ、性格や行動、表情に大きな変化が見られるキャラクターである。そのため、映画〜制作の際、放課後ティータイムのキャラクターで唯一、第1期制作時から使用されていた設定画が新たに描き直されている<ref name="pamphlet">映画〜劇場販売パンフレット、P.29より。</ref>。
: 半円状の太い眉毛が特徴的<ref group="注">原作の初期頃は三日月状であり、稀に普通の線で描かれる場合もあった。</ref>。原作単行本カバー下の裏表紙に掲載されているおまけ漫画では、この眉毛が実は[[沢庵漬け|たくあん]]であるという設定のもと、シュールなギャグが展開されている。テレビシリーズでは唯の夢の中という設定で再現され、BD第1期第1巻に収録されている「うらおん!(唯の気になるシリーズ)」でも同様のコント描写が見られる。A-1.2では彼女の父親も同様の眉毛の持ち主であることを示す描写が見られた。このネタを元にした[[コラボレーション]]商品が、[[漬物]]メーカーの[[東海漬物]]より過去に発売されていた。詳細は[[けいおん!#食品|関連商品の欄]]を参照。
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: パート:[[リズムギター]]、コーラス
: [[11月11日]]生まれ([[天蝎宮|蠍座]])、身長150cm、体重46kg、血液型はAB型<ref>テレビシリーズBD第1期第6巻封入キャラクター・プロフィールカードより。</ref>。小柄な体格でやや青みがかった黒髪のロング[[ツインテール]]が特徴。瞳の色は赤みがかった茶色。
: 唯たちが桜高軽音部に所属していた時の唯一の後輩。唯たちの1学年下で憂とは同じ学年。唯たちの卒業後は律の後を次いで部長に就任した<ref group="注">「部長」と呼ばれる度に舞い上がり、新歓ライブの失敗からボーカルを渋っていたのをあっさり引き受けたことから、純は梓の扱い方を攻略してきている。</ref>。
: highschoolでは主人公。
*使用楽器
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: 両親が[[バンド (音楽)#ジャズバンド|ジャズバンド]]をやっていた影響で小学4年生のときからギターを学んでいるため、演奏技術は唯より優れており、専門知識も豊富。そのため、ジャズ研の純からの評価も高い。テレビシリーズ第1期でギターの腕を披露したシーンでは、[[レッド・ツェッペリン]]の[[ジミー・ペイジ]]、[[ニルヴァーナ (バンド)|ニルヴァーナ]]の[[カート・コバーン]]<ref group="注">それぞれレスポール、ムスタングを愛用しているギタリスト。</ref>と思われるギターサウンドと作画が登場している<ref>「リスアニ! vol.1(SONY MAGAZINES ANNEX 第507号)」より。</ref>。
: 新入歓迎ライブを見て感動し、さらに唯の演奏に憧れて入部したが、あまりにも彼女がだらけているうえに音楽用語を全く知らないので、逆に梓が彼女にギターを教える立場になっている。そして、だらけがちな軽音部でも真面目にリーダーシップを発揮しようとする澪のことを次第に慕うようになる。唯には「あずにゃん」の愛称で呼ばれているが、本人は「変なあだ名を付けてくる」と言って、その呼ばれ方はあまり気に入っていない様子<ref group="注">highschoolで菫が、「あずにゃん先輩と呼んでもいいか」と言う問いには、思わず両手で机を叩いて身を乗り出して「絶対ダメ!!」と断固拒否している。</ref>。また抱きつかれたりして可愛がられており、そのことに困惑する中で唯に対して率直に物を言ったりしているが、彼女が熱を出した時には非常に心配するなど先輩として慕っている。また唯たちの大学の合格祈願のために、お賽銭千円札を使って心の底から全力で祈っており、先輩想いな一面を見せていた。なお、唯が不在のときはリードギターを担当することもある。また、映画〜では「あずにゃんLOVE」と書かれた唯のノートを見てしまったときは、「唯先輩怖い・・・」と呟いて、唯に百合属性があると思い、一時的に距離を置いたり、抱きつかれると勘違いした時は、護身術<ref group="注">A-2.27で初めて海外旅行に行く唯を心配した憂が購入している護身術の本で練習した。</ref>を発動するなどしている。
: 最初はその生真面目な性格から、部内の緩んだ雰囲気を快く思っておらず、思わず大憤慨してしまうが、その後も真面目に練習したいという考えは変わらないものの、次第に唯たちと打ち解け<ref group="注">A-1.9では自らの真剣な想いとそれに反する部内の雰囲気に葛藤し、軽音部を退部して他のバンドに参加しようかと考えるまで思い詰めていた。</ref>、いつしか自身の後輩の新入部員が入部しなくても唯達5人だけでいいと言えるほどに軽音部への愛着を見せるようになる<ref group="注">純に「部員が集まらないのは5人の結束が固く見え外からは入りづらいのでは」の指摘されたことも要因となっている。</ref>。また唯達の卒業にはその悲しさを吐露したが、直後に唯達の方から梓のために作った曲(テレビシリーズ(A-2.24)、および映画〜では「天使にふれたよ!」)の演奏を贈られる。テレビシリーズでは、部室で飼っているスッポンモドキのトンちゃんを可愛がっている<ref group="注">トンちゃんに積極的にエサをやる、練習を後回しにしてトンちゃんの水槽を掃除する、トンちゃんにまつわる歌詞を書いてくる、部室から楽器などが出されていたときは真っ先にトンちゃんに駆け寄る、などの描写がある。</ref>。
: 本人はギターにムスタングを使用する理由について「手が小さいので、[[ギター#クラシックギターとエレキギターのパーツ名|ネック]]が細いものを選んだ」としている<ref group="注">ムスタングのネックはほかのギターと比べて特に細いわけではないが、弦長の短いショート・スケールで手の小さいプレイヤーにも向いているとされる。</ref>。また唯が澪のベースに「エリザベス」と名付けた際に、自分のギターをムスタングという機種名から「むったん」と名付けた<ref group="注">A-2.20で自分のギターは「むったん」という名前だと自ら部員たちに告げている。</ref>。
: 真面目でしっかりした性格だが、先輩に対して容赦なく不満をぶちまけたり、いじられたりからかわれたりすると突然キレる一面もある。また唯がそのリアクションを非常に気に入っているため、抱きつかれたり[[猫耳|ネコミミ]]をかぶせるなどのさまざまな手段でいじられている。音楽に対して、唯はじめ先輩らを眩しがらせるほどのひたむきさを持っている。勉強は普段からやっていて、運動も“上” <ref>テレビシリーズBD第1期第5巻封入キャラクター・プロフィールカードより。</ref>。部活のときにはあまり表に出さないが、甘いものが大好き。バレンタインデーには憂にチョコレートの作り方を教えてもらい、唯たちにチョコレートを渡している。テレビシリーズでは音楽関連の便利グッズを衝動買いして、ほかの部員に呆れられるほど[[ネット通販]]に興ずる一面もあるが、澪から「それ全部役に立ったのか?」と突っ込まれた時は顔を赤くして話をそらすことから、買った商品を全て使っているかどうかは定かではない。
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=== わかばガールズ ===
唯たちの卒業後、梓が軽音部の部長を引き継ぎ結成したバンド。全員が何かと初体験の事が多い初心者であることから、引き続き顧問を務める山中さわ子が、「わかばガールズ」と勝手に命名して活動を開始する。
; 中野 梓(なかの あずさ)
: 唯たちの卒業後、軽音部の部長となった。詳細は「[[#放課後ティータイム|放課後ティータイム]]」の紹介文参照。
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* 使用楽器
** ベース:[[ヤマハ・SBV#SBV-500|YAMAHA SBV-500 PearlWhite]]
: 憂と共に一度は軽音部に見学に来ていたが、個性の強すぎるメンバーがいる軽音部の雰囲気に圧倒されて入部しなかった。一方で、学園祭では放課後ティータイムのステージの良さに顔を赤らめて驚いたり、澪に憧れているような描写がされている。同じクラスの梓とも仲が良く、番外編(A-1.13)では梓に猫を少し預かってほしいと頼んでいる。梓や憂から話を聞くうちに軽音部に羨望の意思を示すようになる。
: 使っているベースは中古で、お金を貯めて購入している<ref group="注">購入の理由は、そのベースがかわいかったから。</ref>。2年生のときに梓から軽音部に誘われた際は、唯達が卒業して部員が梓1人だったら入ろうかと答えており、最終回の唯達の卒業後はその言葉通り、憂と共に入部した。一方、テレビシリーズではジャズ研究部に入部しており、1年の後輩が複数いる。競争率の激しいジャズ研で鍛えられ、ベースの腕前はなかなかのもの<ref group="注">原作では2年のクリスマス前まで、梓にベースが弾けることを知られていなかった。</ref>。
: また、焦茶色のショートカットの髪をツインテールにしているが、相当なクセ毛で、家族以外の人前では髪の毛をほどくのを躊躇している<ref group="注">純は髪の毛をほどくと「爆発する」と言葉で表現している。これに対して、梓はアフロ見たいな髪型になるのを、憂は本当に髪が爆発する姿を想像した。</ref>。純本人いわく、朝の髪型でその日の天気がわかるようで、highschoolでは湿度まで言ってみせている。A-2.5で、唯が修学旅行に行って、一人で寂しがっている憂の家に梓と一緒に泊まりに行ったときは、気ままに振舞うマイペースな行動をし続け、梓から「友達の家でそういう事をすると友達を無くすと思う」と言われても全く動じなかった。
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; {{Anchor|山中さわ子|山中 さわ子(やまなか さわこ)}}
: 声 - [[真田アサミ]]
: 桜が丘高校の音楽[[教師]]で吹奏楽部兼軽音部の顧問。
: [[1月31日]]生まれ([[宝瓶宮|水瓶座]])、身長165cm、体重56kg、血液型はB型<ref>テレビシリーズBD第1期第3巻封入キャラクター・プロフィールカードより。</ref>。学生時代から眼鏡を着用しており、楕円レンズのフレームレスを常用している(学生時代は和と同じ赤いアンダーリムを着用していた)
: 同校の卒業生であり、在学中は軽音部に所属していたため、部員達にとっては先輩でもある。
*使用楽器
**ギター:[[ギブソン (楽器メーカー)|Gibson]]・[[ギブソン・SG|64'SG Standard]](桜高校軽音部に在学時に使用。64年モデルのテイルピースはギブソンビブラートが通常で搭載だが、ストップバーに交換されている。テレビシリーズではあまり使用しなかったという)
**ギター:[[エピフォン|Epiphone]]・[[フライングV|Limited Edition 1958 Korina Flying V]](Alpine White。テレビシリーズのみ)
: 愛称は「さわちゃん」。律に突発的に「さわちゃん」と呼ばれて以来、その呼び名が定着した。唯や他の生徒からも親しみを込めてそう呼ばれるようになるが<ref group="注">軽音部員で「さわちゃん」と呼ぶのは唯と律だけで、それ以外の3人は「さわ子先生」と呼んでいる。唯はテレビシリーズ第1期では「さわちゃん先生」と呼んでいた。</ref>、唯達の修学旅行先の旅館で、本人はさわちゃんと呼ばれる事を「私のイメージがガタ落ち」と不本意である事を愚痴っている。
: 唯たちから軽音部の顧問になるよう頼まれた際、最初はすでに吹奏楽部の顧問をしていることを理由に断ったが、在学時は軽音部に所属して[[ヘヴィメタル|メタル]]をやっていた秘密の過去を唯達に知られてしまい、口止めをさせるために、顧問になることを承諾。やがて放課後に軽音部で出されるお菓子とお茶を目的に部室へ入り浸るようになり、すっかり唯たちとは同年代の友達同士であるかのように親しく接している。唯たちのバンド名「放課後ティータイム」は、なかなかバンド名を決められない部員達に痺れを切らして彼女が命名したものである。初めて担任するクラスを持つにあたり、「覚えないといけない顔が減る」との意向から、軽音部の3年生全員(と真鍋和)を自分のクラスに入れた。
: 美人なうえ、表向きは物腰が柔らかいため生徒などから人気がある。しかしこれは「先生になったらおしとやかなキャラで通す」と心に決めていたためであり、実際は非常に子供っぽく怠惰、かつ[[エキセントリック]]な性格の持ち主。またギターを持ったりメガネを外すとメタルをやっていた時代のキャラクターに豹変し、目つきも穏やかなものから鋭いものに変わる。一応は教師としての体裁を気にしているが、結局律達のノリに乗って遊んでしまうこともしばしば。場合によってはお茶とお菓子を餌にいいように誘導されてしまうことさえあり、それらが出なくなると禁断症状が出ることもある。運動神経は普通<ref>プロフィールより。だがA-1.5では唯達から過去の自分が載ったアルバムを奪取するため、驚異的な身体能力を見せた。</ref>。
: 在学中のバンド名は「DEATH DEVIL」。バンドでは「キャサリン」の愛称で呼ばれており、リードギターとヴォーカルを担当していた。ギターの演奏技術は非常に高く、[[速弾き]]・[[タッピング奏法|タッピング]]・[[ジミ・ヘンドリックス|歯ギター]]などを軽々とこなすほど。本人は「ブランクはあるけど今の唯ちゃんよりは上手い」程度と謙遜しているが、教師になってからも音楽に関わっていることで、その腕前は衰えていない。
: テレビシリーズでは、唯たちが2年生時の学園祭では、ギターを家に置き忘れて取りに戻った唯の代役としてサイドギターを担当し、生徒達に好評を博した(A-1.12)。また、桜高校校歌斉唱の伴奏で[[グランドピアノ]]を演奏している(A-2.1)。律曰く楽器の腕前も歌声も素晴らしいとのこと。A-2.10では一度は固辞したものの、友人の結婚式2次会の場で自らの内なる衝動<ref group="注">自身の代役の「DEATH DEVIL」として2次会に出演した放課後ティータイムの、DEATH DEVIL像と違う緩い雰囲気に我慢できなくなった。</ref>を抑えられずに「DEATH DEVILのキャサリン」としての勇姿を披露、その結果大多数の生徒に軽音部での過去がバレたものの、むしろ「格好良かった」と好意的に受け入れられている。
: 教師になった理由は高校のときに想いを寄せていた男性の「先生になりたい」という夢に合わせて自分も志したため<ref group="注">教職には就いたが、その男性にもフラれてしまった。なお在学時には、卒業後の進路希望に唯や律と同じく「ミュージシャン」と書いて担任の掘込に却下された描写もある。</ref>。また初恋の男性(声 - [[神原大地]])のタイプが「ワイルドな女性」であったため、彼が理想とするような女性になろうとメタルを始めたが<ref group="注">その時、使用していた[[アコースティック・ギター|アコースティックギター]]を叩き壊し[[エレクトリックギター|エレキギター]]へ転向した。</ref>、突き詰め過ぎて[[デスメタル]]に脱線してしまい「やり過ぎ」とドン引きされて失恋した過去がテレビシリーズで語られている<ref group="注">デスメタル路線はそれからすぐにやめたが、「DEATH DEVIL」としての活動は続けた。</ref>。
: 趣味は自作のコスプレ衣装を部員に着せることで、唯と紬はノリノリで着ることが多いが大抵は嫌がられるが、唯たちが3年生の文化祭ライブでサプライズとして作った衣裳のTシャツは好評であった。<ref group="注">また、Tシャツのデザインが原作はポップなデザインであるのに対し、テレビシリーズでは星の中に「HTT」と書かれただけのシンプルなデザインとなっている。</ref>。また、highschoolでは夜なべで衣装を作った時には、梓から「着ませんから」とバッサリ言われている。文化祭では模擬店の衣装や軽音部員たちのステージ衣装を徹夜で全て作り上げ生徒から好評を博した。唯たちの1年時時点でいた彼氏と、その年の[[クリスマス]]前に別れるなど男運に恵まれていない。プライベートの交友関係では、夏フェスに一緒に行くはずだった友人5人にドタキャンされたことがある。
: 映画〜では唯達が日本に帰国する前日に2日間の日程でロンドン入りし<ref group="注">飲み会での支払いに使った[[クレジットカード]]でコツコツ貯めてた[[マイル]]が失効寸前だったとのことで、それを使っての強行軍との本人談。</ref>、ジャパンフェスティバルに出場する放課後ティータイムに忍者コスの衣装を用意してきたが、その場で却下された。また、後半で在学当時「DEATH DEVIL」のメンバーと教室で卒業祝いのライブ<ref group="注">回想シーンでコサージュを付けて演奏しているため、卒業式当日に行ったとされる。</ref>をして堀込先生に怒られたことが語られ、回想シーンでは怒られている時に涙を見せている。その経験から、放課後ティータイムが最後の登校日の朝に教室でのライブを決行した際に、それに気づいて止めに行こうとした堀込先生を必死に阻止しようとしがみ付いた。
 
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: 唯の幼馴染で幼稚園のころからの付き合い。「〜よ」や「〜わ」など[[女性語]]特有の語尾を付けて話すことが多い。1年生時より[[生徒会]]役員を務めており、3年生時は生徒会長になった。
: 唯とは対照的に冷静かつ理知的な性格で、学業成績は全般的に良く、運動も人並み以上にでき、料理などの家事も得意なうえ、生徒会の仕事やクラスの諸事進行なども率なくこなすといった、総じて多くの長所を持った好人物と言える。だが、まれに素でボケることもあり、テレビシリーズでは、唯とケーキを一口交換するときに、唯のイチゴショートケーキのてっぺんの苺を食べて温厚な唯を怒らせたり、クリスマスパーティーのプレゼント交換の時はギフトまがいの焼海苔をプレゼントに用意して、唯に「お歳暮じゃないんだから」と言われていた。また、唯がヘアピンを忘れたときも代わりになるものとしてクリップを渡したりしている。唯の相談にも乗っていたようで、高校で部活動を薦めたのも彼女である。唯が部活動を始めたことを嬉しく思いつつも、少し淋しい思いもしているようである。あまり感情を見せることがない。
: 長年の付き合いから唯の扱い方を熟知しており、テレビシリーズでは唯が雨でびしょ濡れになって、さわ子の作った豚の着ぐるみを着たときも、雰囲気だけですぐに唯と見抜いている。また、頼み事をされると冷静なツッコミを入れてあしらっているが、その反面良き理解者でもあり、いつも陰ながら唯を応援している。他の軽音部メンバーとも1年生時のクリスマス会以降親しくなり、後に互いに名前で呼び合う仲になった。テレビシリーズでは唯をよく知る者として、彼女が学園祭に参加できるかどうか案じる他の軽音部員を元気付けている。番外編(A-1.14)では、憂や純と共にライブハウスのライブに参加した軽音部の応援にも来た。
: 卒業する恵の後任として、秋山澪ファンクラブの会長を渋々ながら引き継いだ。ファンクラブ会長としての責務をあまり果たしていないことに責任を感じ、ファンクラブ会員のためにお茶会を開いて欲しいと軽音部に頼むなどしている(A-2.7)。3年時の文化祭ライブでは司会として盛り上げ役を買って出ている。
: 生徒会役員という立場上、律が部活に関する各種の届け出を忘れた時にそれをフォローする場合が多い。同じような気苦労を抱える澪とは2年生時、同じクラスになったこともあって意気投合した。卒業後の志望校として、唯が目指すN女子大学<ref group="注" name="daigaku"></ref>よりランクの高いK大学<ref group="注">大学名が登場したのは原作のみ。テレビシリーズではA-2.8で国立大学を第一志望としている。</ref>を目指すため、卒業後は唯と離れ離れになったが 、collegeでは、夏休みに唯の母に留学するかどうかを相談に行った所、帰省した唯と再会した。
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; 曽我部 恵(そかべ めぐみ)
: 声 - [[児玉明日美]]
: 唯たちが2年生時の桜が丘高校の前生徒会長。物腰が柔らかで、和から聡明なイメージを持たれていたが、実は澪の熱烈なファンで、唯たちが1年時の文化祭後に澪が知らない所で設立された「秋山澪ファンクラブ」の会長でもあった。軽音部で行われているお茶会や飲んでいるお茶の質など、軽音部の内情にも詳しい。
: その執着心は少々危ない域に達しており、卒業したら澪に会えなくなると思い詰め、澪が2年生時の3学期に彼女をストーキングするという行動に出た。後にバレてしまうも、澪は「やっていたことはアレだけど」と前置きした上で曽我部の気持ちに応えるべく、唯の提案で曽我部と和を体育館に呼び出し、そこで曽我部の卒業祝いの軽音部(梓を除く<ref group="注">A-2.7で梓は曽我部のことを知らないと描写されている。</ref>)のライブをプレゼントしてもらった。以降は反省し、[[ストーカー]]まがいの行為はやめている<ref group="注">和に秋山澪ファンクラブ会長の座を継いでもらおうとし、その場は即答で断られているが、結局は引き継いでもらった。</ref>。だが久し振りに軽音部のメンバーと再会した時は、ビックリした澪が思わず紬の後ろに隠れて震え上がり、澪のトラウマになっているが、collegeではそのトラウマは薄れている。卒業後はN女子大学<ref group="注" name="daigaku"></ref>に進学、唯達が目指すN女子大学に曽我部が在学していることを知った律と交友関係を築いている。また、唯が3年時の文化祭のライブを観に来ていた。唯達がN女子大に進学した時は同じ寮に入寮している。
: A-2.7では上記の出来事(N女子大絡みの話以外)は回想として描かれている<ref group="注">2010年6月3日以前にテレビシリーズのこの回を放送した多くの局では、制服のリボンの色が赤になっており、それでは唯達より学年が2つ上になってしまうという齟齬が発生。そのため、それ以降に放送された局ではリボンの色が緑に修正されている。また、BDには修正版が収録された。ただし、A-1.11では曽我部と同じ顔をした「生徒会長」というキャラクターが存在し、声優も曽我部と同じ児玉明日美が担当している。梓が曽我部の事を知らず、軽音部が贈ったライブになぜか梓が参加していなかったことなどから、テレビシリーズでは本来、曽我部が何学年だったのかは細かく突き止めようとしてもはっきりしない所である。</ref>。テレビシリーズではこの回に澪ファンクラブのお茶会が開催され、曽我部も誘われていたが、サークルの北海道旅行と重なったために参加できなかった。そのため、梓が携帯でその様子を撮影し、生徒会を通して写真を貼付したメールを曽我部に送り、本人はその写真を見て喜んでいた。
: 映画〜ではテレビシリーズに登場した、フルネームが判明しているサブキャラクターで唯一登場するシーンが一切存在しなかった。
267行目:
: 大学の軽音部所属の4回生。ベーシスト。
: 普段ほとんど香奈と行動を共にしており、かつては香奈と同じ制服コスプレバンドを組んでいた。苗字は紬の発言から、名前は香奈の発言から判明している。
: ボーイッシュな格好で一見クールな性格の様であるが、放課後ティータイムが軽音部に入部した早々、律とは仲が良くなり、律に過去問題を渡したり、出席を取らない授業を教えていたりする。また合宿時、律と同じバンドになり、律が失敗した際「廣瀬先輩のベースを弾く姿に見とれていた」という律の冗談にそっぽを向いてしまい、律は怒られたと勘違いしているが、これは照れ隠しであり、本人はこの時律に褒められたことが非常に嬉しかったと後に認めている。また律のドラムの腕前も「キックが強くて合わせやすく、問題個所もあるが直せる」と高評価した。しかし、どんなことを言っても表情はあまりかわらない。合宿時は香奈と共に温泉で飲酒をしている。
: 香奈が制服姿で演奏する際は自身も制服に着替えて演奏している。「いつプロになってもおかしくないバンド」という評判は自負していた物の「評判などはどうでもよかった」とし、香奈と演奏することを楽しみとしている。そのため、香奈が制服コスプレで演奏するこだわりを捨てて、またバンド再結成ができることを強く望んでいる。
 
284行目:
; {{Anchor|奥田直|奥田 直(おくだ なお)}}
: 唯たちの学年が卒業した後に桜ヶ丘高校に入学してきた1年生で梓、憂、純の後輩であり、菫とは同級生でクラスメイト。楽器ではなく作詞、[[デスクトップミュージック|DTM]]での作曲、[[PAエンジニア|PA]]などを担当。ショートヘアに赤い眼鏡と髪止めをしているのが特徴。
: 梓が弾き語りをした新歓ライブの日、軽音部に体験入部をした生徒。その翌日、「桜ヶ丘高校のすべての部活に体験入部した結果、軽音部が一番うまくできそうだと思った」という理由で軽音部に入部してきた。しかし、楽器は全てにおいて初心者であり、ギターをバイオリンのように持つ、ギターの一番太い弦を切る、ドラムセットを叩こうとしてスティックを飛ばす、など全てにおいて上手くいかず、本人も心が折れ、「勉強以外の事はからっきしで、高校に入って新しい事をしようと思ったが、慣れないことはしない方がよかった」と一度退部を決意してしまう。しかしその直後、顧問のさわ子が直にパソコンができるか聞き、できると答えた結果、パソコンで音楽を作るソフト(DTM)を教え、「これなら私でもできる」と退部を撤回し、「私が皆さんをプロデュースする」と立ちなおり元気になった。その後、楽器を担当すことはないが、DTMで作曲を始めて音楽への興味がかなり強まったようで、夏休みの短期間で10曲作る、梓のために作詞をする、学園祭ライブでPAエンジニアとして活躍するなど、裏方的な支えをしている。
: 一度、わかばガールズのボーカル候補として名前が上がり、直自身も歌うことは大好きで引き受けようとしたが、「一度、弟たちとカラオケに行ったが、それ以降誘っても断られている」と発言した途端、梓と純によってマイクを取りあげられ白紙となった<ref group="注">highschoolのコミックスカバーを外した表紙に描かれているキャラクター原案の直の設定には、「ボーカルオンリー」、「合唱部の引き抜き」と疑問符付きで書かれており、highschool制作開始当初は歌うことを前提としたキャラクターだったことがうかがえる。</ref>。
: なんでも完璧に熟してしまう憂の事が当初非常に気になっており、直は憂の事をロボットのように認識していた。そのため、一度憂を尾行した物の、すぐにバレてしまい、他の軽音部メンバーに何をしてたのか問われ、「平沢先輩(憂)の弱点が知りたい」と発言している<ref group="注">そのため、周囲から憂を倒そうとしていると勘違いされた。</ref>。その後、雨の日の放課後、憂と一緒になり、憂が傘を忘れた人に貸すための傘を持ってきておきながら自分の傘を忘れていた事、部室でデザートを食べるのを忘れていた事、一緒に部室で雨宿りを誘ってくれたこと、などから憂も普通の女の子なのだなと認識を改めた。しかしそれでも憂には敵わないと言っている。
: 独特な雰囲気を持っているため、同級生でクラスメイトの菫や、先輩である梓たち3人は当初、直のことを「奥田さん」と呼んでおり、下の名前を菫は忘れかけ、梓たちは知らずにいた<ref group="注">梓たち3人が直をクラスに探しに行った際、別の後輩に「奥田さんはいますか?」と尋ねたところ、直と菫のクラスには奥田の姓が二人いることが発覚し、下の名前を聞かれたため。</ref>。その後、菫は自身の考えから、部長の梓は後輩たちとスキンシップをはかるため、「直」と呼び捨てするようになり、憂と純にも「直と呼ぶように」と指示した<ref group="注">なお、直本人自分のことを先輩含む全員から「奥田さん」と呼ばれていたのは少々気にかけていた。</ref>。<ref group="注">その一方で本人は先輩3人のことを「中野先輩」「平沢先輩」「鈴木先輩」と、この作品の後輩キャラクターでは唯一、姓に「先輩」を付けで呼んでいる。ただし、その理由について本編中語ら描写されていない。</ref>。
: 梓が兄弟の有無を聞いたところ、5人姉弟の一番上と答えている。後に下の4人は四つ子の弟であることが菫が奥田家に行った際判明した<ref group="注">この時、直と菫は一緒に夕飯を作ったが、弟たちは菫のご飯の方が美味いと言ってしまい、直は「明日晩ご飯抜き」と怖い一面を見せている。</ref>。その夜、直は「この家族の事が大好き」と菫に言っている。
 
307行目:
;; マキ
:: 声 - [[中尾衣里]]
:: 「ラブ・クライシス」のドラム担当。律と澪の同じ中学出身で律の友達。放課後ティータイムをライブハウスのライブ出演に誘っている。
:: ラブ・クライシスの中では唯一名前がカタカナである<ref name="Settei1">「けいおん!*けいおん!!*映画けいおん! 公式設定資料集」P.48より。</ref>。
;; 綾<ref name="Settei1"></ref>(アヤ)
323行目:
: 声 - [[門田幸子 (声優)|門田幸子]](サヤカ)、[[西墻由香]](エリ)、なし(ルイ)
: 放課後ティータイムが初参加したライブハウスのライブに出演したバンド「デスバンバンジー」のメンバー<ref name="Settei2">「けいおん!*けいおん!!*映画けいおん! 公式設定資料集」P.49より。</ref>。ビジュアル系の出で立ちから軽音部達から恐そうな印象を抱かれたが、彼女らに気兼ねなく声を掛けた唯と打ち解けあい、澪らとも仲良くなる。
: パートはギター・サヤカ、ドラム・エリ、ベース・ルイ<ref name="Settei2"></ref>。
; ブラックフリル
: 放課後ティータイムが初参加したライブハウスのライブに出演した二人組の女子高生バンド。
341行目:
: 「DEATH DEVIL」のメンバーで、ベース担当。桜が丘高校軽音部のOGで、さわ子の同級生。髪型は前髪の長いショートカット<ref group="注">在学当時はロングヘアーだった。</ref>。
; ジェーン
: 「DEATH DEVIL」のメンバーで、ドラム担当。桜が丘高校軽音部のOGで、さわ子の同級生。髪型は茶色のポニーテール<ref group="注">在学当時は赤毛のショートカットだった。</ref>。
; ミホコ<ref group="注" name="結婚式2次会入口">結婚式の2次会会場入口のカードに英語で名前が書かれている。</ref>
: 声 - [[山川琴美]]