野尻亘
日本の地理学者
野尻 亘(のじり わたる、1958年 - )は、おもに物流研究を中心とする経済地理学や、人文地理学方法論を専門とする日本の地理学者[1]。
経歴
編集追手門学院高等学校から大阪市立大学文学部に学び[1]、1981年に史学地理学科を卒業して大学院文学研究科地理学専攻に進んで 1988年まで在籍し[2]、博士後期課程を単位取得退学した[1]。
1988年に、新潟大学教育学部の助手となり、1989年に助教授に昇任した[2]。
1995年、「わが国における物流の空間構造 : 産業構造の転換と輸送手段の変化との関係からみた一考察」により、大阪市立大学から博士(文学)を取得した[3]。
1997年、桃山学院大学文学部教授に転じて2002年まで在職した後、経済学部経済学科教授となった[2]。
2023年、桃山学院大学を退職した。
おもな著書
編集単著
編集- 日本の物流 産業構造転換と物流空間、古今書院、1997年
- 新版 日本の物流 流通近代化と空間構造、古今書院、2005年
共著
編集脚注
編集- ^ a b c d 『世界市民の地理学』著者プロフィール
- ^ a b c 野尻亘 - researchmap
- ^ “わが国における物流の空間構造 : 産業構造の転換と輸送手段の変化との関係からみた一考察”. 国立国会図書館. 2023年11月1日閲覧。