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名詞

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 (ざいしつ)

  1. 木材
    • かくて明治時代に到つても、官庁は大いに林政に注意し、青森県扁柏林の好評は世に嘖々として聞える。けだしこの地方の材質は、よく各種の建築土木の用途に適し、殊に水湿に耐へる特性を有すると、(...)(太宰治『津軽』)〔1944年〕[1]
  2. 材料
    • また、ユーザー側の材料に対する要求は、原子力やエレクトロニクスといつた新分野ではもちろん、既存の分野でもますますきびしくなり、ユーザー側の技術進歩を実現する鍵として、材質の改良と新材料の創出がたえず求められている。(科学技術庁『昭和37年版科学技術白書』)〔1962年〕[2]
  1. 青空文庫(1999年5月21日公開、2014年1月16日修正)(底本:「太宰治全集第六巻」筑摩書房、1990年4月27日初版第1刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/2282_15074.html 2018年3月5日参照。
  2. 科学技術庁(編)『昭和37年版科学技術白書』(文部科学省ホームページ) http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa196201/hpaa196201_2_079.html 2018年3月5日参照。