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世界体操選手権・冨田洋之選手優勝

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
2005年11月24日 (木) 20:36時点における219.22.56.9 (会話)による版

【2005年11月25日】

11月24日から25日にかけての報道機関各社の報道によると、オーストラリアメルボルン市で開催中の世界体操選手権大会において、日本の冨田洋之選手が現地24日に開かれた男子個人総合の決勝戦で総合得点58.698で優勝を決め、日本人として31年ぶりの個人総合の金メダルを獲得した。また、同じく水鳥寿思選手も総合得点55.349で2位に入り銀メダルとなった。

サンケイスポーツや朝日新聞によると、富田選手は最初の床運動はラインオーバーが響き9.137だったが、あん馬で9.612をマーク。その後自らが得意とした吊り輪で9.562を挙げてトップに躍り出て、全ての演技において9点台(跳馬9.500、平行棒9.550、鉄棒9.337)の安定した成績で優勝を決めた。日本人選手が世界選手権の個人総合で金メダルを獲得したのは1970年の監物永三さん、1974年の笠松茂さんに次いで3人目。またオリンピックを含めれば、1984年ロサンゼルス大会に於ける具志堅幸司さん以来の偉業である。

またサンケイスポーツによると、冨田選手は1980年大阪府出生の25歳で、洛南高等学校(京都府)の時代にインターハイ連覇を達成した他、2004年のアテネオリンピックで男子団体総合の金メダル獲得に貢献。種目別競技の平行棒でも銀メダルになった。現在はセントラルスポーツに所属し、順天堂大学の大学院生でもある。

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