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==== 日本のマスク事情 ==== 日本では[[1880年]](明治13年)ごろから、呼吸器(レスピラートル)が使われていた<ref>{{Cite book|和書|title=文明開化2 広告編|year=1925|publisher=半狂堂|page=69|url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1182351/42|author=宮武外骨}}</ref>。[[スペイン風邪]]の際にはマスク着用が推奨された<ref name="yomi1028"/>。 その後も[[1927年]](昭和2年)のインフルエンザ流行時に、[[内務省]]がマスクの使用を勧めた例がある<ref>{{Cite book |和書 |editor=日外アソシエーツ編集部 |title=日本災害史事典 1868-2009 |publisher=日外アソシエーツ |year=2010-09-27 |page=28|isbn=9784816922749}}</ref>。 戦前には「竹の花が咲くと流感が流行る」というような俗説があり、こうした噂が出るとマスク使用者が現れた。[[寺田寅彦]]は、街にマスク人種と非マスク人種が存在すると記している<ref>[https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/4359_9286.html 寺田寅彦 変った話]青空文庫</ref>。戦後になると、[[大気汚染]]、[[学校給食]]、[[不良]]文化などを経て、特に1980年代以降の[[花粉症]]の患者増加からマスクが普及した<ref name="yomi1028">[https://www.yomiuri.co.jp/column/chottomae/20201028-OYT8T50038/ 日本人も昔からマスク好きだったわけではない : ちょっと前はどうだっけ?] 読売新聞</ref>。 また、日本では[[咳]]エチケットではなく自己の感染予防のためにマスクを使う習慣がある。[[東京都心]]部(調査地:[[東京駅]]前<ref name=NTV_20121128>{{Cite web|和書|date=2012-11-28 |title=だてマスク急増のハテナ |url=https://www.ntv.co.jp/zip/onair/hatenavi/404249.html |publisher=[[日本テレビ]]|work=HATENAVI ZIP!|accessdate=2020-03-25 }}</ref>、[[渋谷駅]]前<ref name="テレ朝_20181120">{{Cite news |和書 |date=2018-11-20 |title=きっかけはSARS!? マスクが日本で広まった理由 |url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000141252.html |publisher=[[テレビ朝日]] |newspaper=[[ANNニュース]]|accessdate=2020-02-04 }}</ref>)でこの習慣が一般化したのは2000年代以降で、それ以前の少なくとも東京都心部では{{r|NTV_20121128|"テレ朝_20181120"}}、マスクをしている人はほとんど見かけられなかった{{r|NTV_20121128|"テレ朝_20181120"}}。それが2018年(平成30年)ごろには、冬場に4割以上の人がマスクをしていたというデータがある{{r|"テレ朝_20181120"}}。 都会でこの習慣が一般化したのは、[[花粉症]]の患者増加に加えて、[[2002年]](平成14年)の[[重症急性呼吸器症候群]](SARS)の流行による予防意識の高まりの影響が指摘されている{{r|"テレ朝_20181120"}}。[[2009年新型インフルエンザの世界的流行]]では、家庭用マスクの売り上げが急増し、マスクが売り切れる騒ぎが発生している。このころまでに予防のためのマスクの使用が定着したものと考えられている<ref>{{Cite web|和書|url=https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000071415|title=マスクの市場動向について調べています。|accessdate=2020-03-25|date=2010-08-26|work=レファレンス協同データベース|publisher=国立国会図書館}}</ref>{{r|NTV_20121128}}<ref group="注">なお、ここで示した出典はいずれも係る変化が日本全体で起こったことのようにとれる論調になっているが、提示された[[統計学]]的論拠も「映像で確認した」という話も全て東京都心部の特定の場所のデータであることを見落とすべきでない。東京で起きたことを[[主語]]を欠いた形で報道するとき「日本で起きたこと」に置き換わりがちなのはむしろ通例であるから、本項ではそのような誤解が生じないよう「東京都心部」という語彙をあえて多用した。</ref>。 このような習慣は、[[大韓民国|韓国]]での[[風邪]]予防のためのマスク使用や[[ベトナム]]での粉塵を防ぐための使用を除いて、日本以外には見られず、清浄な環境でもマスクを使用するのは世界的にも珍しかった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tjf.or.jp/tokimeki/tiu/mask/2017/09/12/145/|title=マスクの知られざる秘密|accessdate=2020-03-25|date=2017-06|author=飯田裕貴子|coauthors=IBA MUSTAFA HILMI、齋藤彩乃、今井千華|work=ときめき取材記|publisher= 国際文化フォーラム}}</ref>。 その一方、日本で新型コロナウイルスが確認される前の[[2019年]](平成31年/令和元年)以前は、[[接客]]業に携わる従業員のマスク着用については、悪印象を持たれていた。一例として、[[イオングループ]]は2019年(令和元年)[[12月]]、身だしなみ上の理由や、客からのクレームがあったことから、食品加工担当者などを除く全従業員に対しマスク着用を原則禁止した。これに対し、一部従業員からは不満の声もあり、客側からも賛否両論の声が出ていた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.fnn.jp/articles/-/609|website=FNNプライムオンライン|title=イオンが従業員の「マスク着用原則禁止」通達で物議 他の接客業ではどうしてる?|publisher=フジテレビ|date=2019-12-26|accessdate=2023-02-23}}</ref>。また、客へのイメージが非常に重要視される[[百貨店]]業界でもマスク着用での接客を禁止する店もあった<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.ntv.co.jp/category/society/568303|website=日テレNEWS|title=イオン マスクでの接客"原則禁止"に|publisher=日本テレビ|date=2019-12-25|accessdate=2023-02-23}}</ref>。 しかし、[[2020年]](令和2年)[[1月]]、日本で新型コロナウイルスの流行が始まると、接客業におけるマスク着用への考え方や社会の[[価値観]]は一転し、全国ほぼすべての接客を行う企業で、従業員のマスク着用が義務づけられるようになった。前述のイオングループは、わずか1か月でマスク着用禁止を撤回した<ref>{{Cite web|和書|url=https://maidonanews.jp/article/13083656|website=まいどなニュース|title=イオン従業員「いまはマスク着用オーケーです」 昨年末、原則禁止のお達しも…新型コロナの影響で|publisher=まいどなニュース|date=2020-01-29|accessdate=2023-02-23}}</ref>。また、百貨店業界を中心にマスク未着用の客の入店を拒否するケースも増えている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-cast.com/trend/2020/05/22386515.html?p=all|website=J-CASTニュース|title=マスクしていないと「入店拒否」増加中「タオル巻く」「入れなかった」|publisher=J-CASTニュース|date=2020-05-22|accessdate=2023-02-23}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023021001147&g=eco|website=時事ドットコム|title=マスク緩和、ルール見直しも 感染リスクになお慎重―大手企業|publisher=時事通信|date=2023-02-10|accessdate=2023-02-23}}</ref>。一例として、[[銀座三越]]では、ライオン像にマスクを着用のうえ、マスク未着用の客の入店を断っていた<ref>{{Cite web|和書|url=https://maidonanews.jp/article/13444289|title=銀座三越のライオン像が巨大マスク装着で話題に…「欲しい」の声に三越ロゴ入り「人間用マスク」開発も検討へ|website=まいどなニュース|date=2020-06-10|accessdate=2023-02-23}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mistore.jp/store/ginza/shops/other/other_shopnews/entrance.html|website=銀座三越|accessdate=2023-02-23|title=店舗入り口のご案内 | 銀座三越 | 三越店舗情報|publisher=三越伊勢丹ホールディングス}}</ref>。なお、政府方針として、2023年(令和5年)3月13日以降は「マスク着用は屋内外とも個人の判断に委ねる」になったことから、小売業[[ガイドライン]]も改訂された。これにより、銀座三越のライオン像のマスクは同年3月12日をもって外され、銀座三越を含む全国各百貨店においては、3月13日の開店から客のマスク着用は求めなくなった。 [[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症]]の流行により急速に普及したことで、各国では使用済み不織布マスクの不法投棄問題が顕在化している<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000189112.html|website=news.tv-asahi.co.jp|accessdate=2021-01-24|title=イギリス マスクの不法投棄が環境問題に|publisher=テレビ朝日}}</ref>。 日本においては、[[新型コロナウイルス感染症]]が国内で確認された[[2020年]](令和2年)[[1月]]以降、自身の感染予防のみならず、「他人を感染させないために着用を」と政府が呼びかけ、政府、公共機関、企業、学校などが着用を強く推奨したことで、着用が法律などで義務化されることはなかったものの、屋内外を問わずマスク着用が半ば社会的ルールとなるほどにまで普及した。 その後、[[2022年]](令和4年)[[5月]]、[[日本国政府|政府]]は「屋外でのマスク着用は原則不要」と呼びかけるようになった<ref>{{Cite web|和書|date=2022年5月19日|url=https://www.mhlw.go.jp/content/000941323.pdf|title=マスクの着用の考え方及び就学前児の取扱いについて|publisher=厚生労働省|accessdate=2023-01-24}}</ref>。また、政府は[[2023年]](令和5年)[[2月10日]]、同年3月13日以降、マスク着用を屋内外とも「個人の判断に委ねる」と発表した<ref>{{Cite web|和書|date=2023年2月10日|url=https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/kihon_r2_050210.pdf|title=マスク着用の考え方の見直し等について|publisher=厚生労働省|accessdate=2023-03-10}}</ref>。 これを受け、マスク着用のお願いまたはマスク未着用の入店お断りを呼びかけてきた企業や公共機関の多くは、業種別[[ガイドライン]]の改訂に基づき、「3月13日以降は着用は個人の判断」と変更している。また、2月10日の政府発表時点で、着用が推奨される場面としていたラッシュ時の[[通勤]][[電車]]については、同年3月7日に鉄道事業者らが加盟する鉄道連絡会が感染対策の[[ガイドライン]]を変更し、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]など各社は、3月13日以降はラッシュ時も含め、着用呼びかけを廃止すると発表している<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.ntv.co.jp/category/society/56c23caa1d684eb0bc4eeb1a7460d258|website=日テレNEWS|title=来週13日から“マスク緩和” 業種・業界ごとのルールは 今後は場面によって着用に?|publisher=日本テレビ|date=2023-03-08|accessdate=2023-03-10}}</ref>。 しかし、事業者が利用者または従業員にマスクの着用を求めることは許容されることから、接客業を中心とした企業では、従業員への着用義務を継続している。さらに、[[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|Bリーグ]]や[[宝塚歌劇団|宝塚歌劇]]などのイベントでは、入場者への着用お願いを継続している<ref>{{Cite web|和書|date=2023年2月28日|url=https://www.bleague.jp/news_detail/id=255962|title=3月13日(月)以降のご来場者様のマスク着用ルールについて|publisher=公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|accessdate=2023-03-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://kageki.hankyu.co.jp/news/20230310_007.html|website=宝塚歌劇公式ホームページ|accessdate=2023-03-10|title=3月13日以降のマスク着用について|publisher=阪急電鉄}}</ref>。 また、文部科学省の通知により、2020年(令和2年)以降、原則着用が必須となっていた[[学校]]では、2023年(令和5年)2月10日、[[卒業式]]のみ「マスクを外すことを基本とする」という旨が文部科学省から発表された。ただし、卒業式での[[斉唱]]や[[合唱]]については、引き続きマスクを着用するよう求めている。なお、卒業式以外についての学校現場では、同年3月31日まで着用が呼びかけられていた<ref>{{Cite web|和書|date=2023年2月10日|url=https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/001056973.pdf|title=卒業式におけるマスクの取扱いに関する基本的な考え方について(通知)|publisher=文部科学省|accessdate=2023-03-10}}</ref>。なお、2023年(令和5年)4月1日以降の日本の学校現場においては、場面を問わず「着用のお願い」は原則的に廃止され、屋内外とも着用は個人の判断となっている。 一方で、日常生活でのマスク着用が定着したことで、マスクを着用していない顔を他人に見せることに抵抗を感じている人も増えている。<ref>{{Cite web|和書|date=2023年10月13日|url=https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2310/13/news073.html|title=小中学生の4割が「学校でずっとマスクを着用」、理由は?|publisher=ITmediaビジネスオンライン|accessdate=2023-11-13}}</ref>
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