自由社会を守る国民会議のソースを表示

{{半保護}}
{{Infobox 組織
|名称         = 自由社会を守る国民会議
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|略称         = 自由国民会議
|標語         = 
|前身         = 
|後継         = 
|設立         = [[1977年]]7月
|解散         = 
|種類         = [[政党|政治団体]]
|地位         = 
|目的         = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]の支援
|本部         = [[東京都]][[千代田区]]平河町2-4-16<br />平河中央ビル5階
|位置         = 
| 緯度度 = 35 |緯度分 = 40 |緯度秒 = 50.5
| 経度度 = 139 |経度分 = 44 |経度秒 = 21.2
|area_served         =
|会員数     = 
|言語         = 
|leader_title   = 代表
|leader_name    = [[臼井日出男]]
|事務総長     = 
|会長         = 
|理事長       = 
|人物         = 
|機関         = 
|提携         = 
|設立者       = 
|関連組織     = [[国民政治協会]]
|スタッフ     = 
|ボランティア = 
|予算         = 146,858,785円（2012年）
|ウェブサイト = [http://www.jiyukk.jp/index.html 自由国民会議]
|旧称       =
|補足         = 
}}
'''自由社会を守る国民会議'''（じゆうしゃかいをまもるこくみんかいぎ）とは、[[日本]]の[[政党|政治団体]]。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]の[[党友]]組織。略称は'''自由国民会議'''。

== 概要 ==
[[1977年]][[7月]]、立場上[[党員]]になりにくい学者や文化人の[[自由民主党 (日本)|自民党]]に対する支持拡大を図る一環として設立された。規約では「[[自由主義]]と[[保守|保守主義]]の理念を基調とし、これを創造的に発展しつつ、自由社会を守るため、自由民主党の改革と再生を強力に支援する」ことを目的に掲げている<ref name="jiyuu">{{Cite web|和書|url=http://www.jiyukk.jp/jiyuu.html |title=自由国民会議とは |publisher=自由国民会議 |accessdate=2014-08-15 }}</ref>。設立当初は[[政治資金団体]]として自民党への[[政治献金]]を取りまとめていた[[国民政治協会]]との間で、個人会員の獲得を巡る摩擦が生じたという<ref>{{Cite web |url=http://www.kokuseikyo.or.jp/gaiyou/enkaku.html |title=沿革 |publisher=[[国民政治協会]] |accessdate=2014-08-15 }}</ref>。

[[作曲家]]の[[黛敏郎]]が[[中川一郎]]国民運動本部長（当時）を通じて[[福田赳夫]]総理（当時）からの要請を受けて初代代表に就任。[[1997年]]に黛が死去すると[[細田吉蔵]]元[[運輸大臣]]（1997年 - 2007年）・[[塩川正十郎]]元[[財務大臣 (日本)|財務大臣]]（2007年 - 2015年）が死去まで代表を務め、[[2015年]]より[[臼井日出男]]元[[法務大臣]]が代表を務めている。

年会費は一口1万円で原則として個人のみ入会が認められる<ref name="jiyuu" />。会員は交通傷害見舞金制度や[[レンタカー]]・[[ホテル]]代金等の各種割引サービスを受けることができるほか<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jiyukk.jp/tokuten.html |title=特典 |publisher=自由国民会議 |accessdate=2014-08-15 }}</ref>、過去2年間連続して会費を納めている会員には[[自由民主党総裁選挙]]の投票権が与えられる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jimin.jp/aboutus/pdf/organization.pdf#sec1-38 |title=自由民主党党則 総裁公選規程 |format=PDF |page=40 |publisher=[[自由民主党 (日本)|自由民主党]] |accessdate=2014-08-15 }}</ref>。なお自民党員が会員を兼ねることもできる<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jiyukk.jp/qa.html |title=Q&A集 |publisher=自由国民会議 |accessdate=2014-08-15 }}</ref>。

近年の会費納入額はおおむね1億円前後（約1万口）で推移しており、これに自民党本部からの寄付金約4000万円を加えた上で、約1億円を国民政治協会に、残額を自民党都道府県連と自民党を支持する[[業界団体]]・[[政治連盟]]などに分配している。党外の団体では[[日本電信電話|NTT]]のOB団体「21テレコム会議」<ref>{{cite news |title=ＮＴＴ関係者が１３の政治団体、自民議員に資金提供 |url=http://www.asahi.com/national/update/0910/020.html |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2004-09-10 |accessdate=2014-08-15 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20040912020154/http://www.asahi.com/national/update/0910/020.html |archivedate=2004-09-12 }}</ref>、[[JR]]のOB団体「ときわ会」<ref>{{cite news |title=比例区、県出身の４候補　組織票も地元票も |url=http://www.asahi.com/senkyo2010/localnews/TKY201006260002.html |newspaper=朝日新聞 |date=2010-06-26 |accessdate=2014-08-15 }}</ref>、[[日本看護連盟|日本看護連盟後援会]]への寄付金額が比較的大きい。

== 会費納入額・献金先 ==
[[政治資金収支報告書]]によると<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20130313181028/http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/111130/2191900014.pdf |title=政治資金収支報告書 平成23年11月30日公表（平成22年分 定期公表） |format=PDF |publisher=[[総務省]] |accessdate=2014-08-15 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20130313032455/http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/121130/2188100013.pdf |title=政治資金収支報告書 平成24年11月30日公表（平成23年分 定期公表） |format=PDF |publisher=総務省 |accessdate=2014-08-15 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20140819083606/http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/131129/2188100014.pdf |title=政治資金収支報告書 平成25年11月29日公表（平成24年分 定期公表） |format=PDF |publisher=総務省 |accessdate=2014-08-15 }}</ref>、[[2010年]]から[[2012年]]までの会費納入額および献金先は以下の通りである。

{| class="wikitable" style="text-align:right"
!colspan=2|年!!2010年!!2011年!!2012年
|-
!rowspan=2|収入!!会費納入額
|124,190,000円||104,360,000円||105,940,000円
|-
!自民党本部からの寄付金額
|45,584,000円||38,204,000円||39,296,000円
|-
!rowspan=2|献金先!![[国民政治協会]]
|121,345,590円||101,956,118円||103,504,106円
|-
!都道府県連その他の団体
|45,576,000円||38,200,000円||39,296,000円
|}

残額は交通傷害見舞金の積立金に充てられている。

== 会派としての自由国民会議 ==
かつては[[無所属]]の国会議員が[[自由民主党 (日本)|自民党]]と[[院内会派|統一会派]]を組む場合に、会派名を「'''自由民主党・自由国民会議'''」とするケースがしばしば見られた。これは当該議員が自民党員ではなく自由国民会議会員の身分であったためである。

こうした無所属議員の代表例としては[[田原隆]]・[[中村力]]（以上衆議院議員）・[[馳浩]]・[[林健太郎 (歴史学者)|林健太郎]]（以上参議院議員）などが挙げられる。このうち田原と馳は早期に自民党に入党し追加公認を受けたが、中村と林は任期満了まで入党しないまま自由国民会議の所属であり続けた。なお林は[[1983年]]に行われた[[第13回参議院議員通常選挙|第13回参院選]]の[[参議院比例区|比例区]]で自民党の名簿第2位に登載されており、非党員が公認を受けた珍しい事例となった。

近年は無所属議員と統一会派を組む場合でも会派名を「自由民主党・無所属の会」とすることが多く、[[参議院]]で[[2000年]][[1月14日]]から[[4月5日]]にかけて使用されたのを最後に<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_shiryou/giinsuu_kaiha.htm |title=会派別所属議員数の変遷（参議院関連資料集）：資料集：参議院 |publisher=[[参議院]] |accessdate=2014-08-15 }}</ref>、「自由民主党・自由国民会議」の会派名は姿を消している。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

==外部リンク==
*[http://www.jiyukk.jp/ 自由国民会議] - 公式サイト

{{自由民主党 (日本)}}

{{DEFAULTSORT:しゆうしやかいをまもるこくみんかいき}}
[[Category:日本の政治団体]]
[[Category:日本の国会の院内会派|廃]]
[[Category:自由民主党]]
[[Category:1977年設立の政党・政治団体]]
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