「東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.」の版間の差分
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LuckyStar Kid (会話 | 投稿記録) →主な登場キャラクター: 詳細は東方Projectの登場キャラクターで。ここでは極限まで簡素でよい |
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: 主人公。古道具屋「香霖堂」の店主。人間と妖怪のハーフ。未知のアイテムの名称と用途がわかる程度の能力(但し使用方法まではわからない)を持っており、幻想郷の外の世界に関心を示す。 |
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: 主人公。古道具屋「香霖堂」の店主。人間と妖怪のハーフ。未知のアイテムの名称と用途がわかる程度の能力(但し使用方法まではわからない)を持っており、幻想郷の外の世界に関心を示す。魔理沙が生まれる前は彼女の実家(霧雨道具店)に師事しており、十数年前に独立して今の店を開いた。「荒っぽいことはできない性質」と自称し、自ら戦闘に参加することはないものの、無縁塚(危険度極高)に頻繁に通っていたり、魔術の知識を持ち、山一つ焼き払えるような火炉を作成したり、と戦闘力がある様な描写をのぞかせることもあり、実際の戦闘能力は不明。香霖堂では無縁塚で拾った外の世界の道具を商品にしているが、気に入った物や使用法が解った物はそのまま非売品として所蔵してしまう。よく拾った道具や周辺の状況についての考察を行い、霊夢と魔理沙に自身の知識や薀蓄、そして独自の理論を語ったりする事が多い。性格は冷静沈着で極めて理性的だがやや野心家な所もあり、香霖堂を幻想郷一の道具屋にしようと考えている。将来は外の世界に行く事と、幻想郷の歴史を本にまとめる事が夢である。なお、射命丸文の“文々。新聞”の購読者の一人でもある。原作者曰く「商売人と言うより趣味人」 |
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; [[博麗霊夢]] |
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: 博麗神社の[[巫女]]。霖之助を「霖之助さん」と呼ぶ。魔理沙とよくつるんでいる。勝手に香霖堂の物を持ち出したり、ツケで霖之助に道具や服の製作をしてもらっている |
: 博麗神社の[[巫女]]。霖之助を「霖之助さん」と呼ぶ。魔理沙とよくつるんでいる。勝手に香霖堂の物を持ち出したり、ツケで霖之助に道具や服の製作をしてもらっている。 |
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; [[霧雨魔理沙]] |
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: 普通の[[魔法使い]]。霖之助を屋号の「香霖」と呼ぶ。蒐集癖があり、要らない道具を霖之助に引き取ってもらっている。霖之助とは物心ついた頃からの付き合いであり、彼女が持つ「ミニ八卦炉」も彼が作 |
: 普通の[[魔法使い]]。霖之助を屋号の「香霖」と呼ぶ。蒐集癖があり、要らない道具を霖之助に引き取ってもらっている。霖之助とは物心ついた頃からの付き合いであり、彼女が持つ「ミニ八卦炉」も彼が作ったものである。 |
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; 十六夜咲夜 |
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: 紅魔館の[[メイド]]長。頻度は少ないが、たまに香霖堂を訪れる。レミリアに仕えており、二人で来る事もある。香霖堂の数少ない「常連客」の一人であり、外の世界の道具や資料、ティーカップからロケットの材料まで幅広く入り用にしている。 |
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; レミリア・スカーレット |
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: 紅魔館の主。[[吸血鬼]]。時々、咲夜と一緒に香霖堂を訪れに来る事がある。 |
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; 魂魄妖夢 |
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: 冥界の西行寺家に住み込みで働いている半人半霊の少女。落としてしまった『人魂灯』が香霖堂に流れ着いてしまい、大変な目にあった。 |
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; 八雲紫 |
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: すきま[[妖怪]]。霖之助の意識が外の世界に飛んだ際に、彼を幻想郷へ連れ戻した。外の世界についてもよく知っており、[[ストーブ]]の燃料と[[iPod]]らしき白い箱を物々交換した事や、[[ゲームボーイ]]らしき灰色の箱を持って行った事もある。その際の言伝から毎月燃料の代金の徴収に来る模様。外の世界のことについてはあらゆる点で霖之助よりも詳しい。対面すると心を見透かされている様な気がする為、霖之助が最も苦手としている人物である。 |
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; 稗田阿求 |
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: 人里にある稗田家の当主。九代目御阿礼の子。霖之助に幻想郷で11年ごとに現れる蝉について教えた。彼女が書いたとされる「求聞史記」には霖之助の事も書いており、英雄伝にその名を記載しているが、評価の方は「商売人には向かない」や「店には役に立たないものしか置いていない」など、芳しくない。 |
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; 妖怪の少女 |
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: 第1話に登場した種族・名前共に不明の妖怪の少女。座って楽しそうに本を読んでいたところを霊夢に何となく不意打ちで攻撃され、弾幕で反撃したが霊夢曰く「けちょんけちょん」に退治されて本を奪われた。奪われた本を取り戻すべく霊夢を追って香霖堂を訪れるが既に本は売却されており、霊夢に本の現在の在りかを問い詰めるが、今度は霊夢に嗾けられた魔理沙と争う羽目になる。ファンの間では次のエピソードに登場した[[トキ|朱鷺]]に因んでか「朱鷺子」と呼ばれている。 |
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; 梅霖の妖精 |
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: 第9話にて名前だけ登場。香霖堂の屋根裏住み着いて店の周辺にだけ連日大雨を降らせていた妖精。しかし、その存在を霊夢を感付かれて店から追い払われた。ちなみに、その存在を知らなかった霖之助はその降り続けていた大雨を「自分が(第7話で手に入れた)草薙の剣に選ばれたからかも」と考えていた。 |
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; 霧雨の親父さん |
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:第19話に名前だけ登場。霖之助が人里で暮らしていた頃に働いてた霧雨道具店の主人で魔理沙とは親類関係と思われる。直接は登場せず、霖之助の会話の中で存在が示唆されている。魔法の森で鳴き続ける蝉の事を調べようと里に来た霖之助と約10年振りに再会し、軽い世間話などをかわしたらしい。霖之助は「彼はもう年老いているから、自分の事を覚えているか不安」だったらしいが、彼の台詞からするとまだ健在である模様。 |
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他にも第16話の挿絵では射命丸文と思しきキャラが台詞付きで登場しているが、本人かどうかは不明。 |
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== 掲載媒体の推移 == |
== 掲載媒体の推移 == |
2010年8月25日 (水) 23:32時点における版
文学 |
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『東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.』(とうほうこうりんどう キュアリオシティズ オブ ロータス エイジャ)は、メディアワークス刊『電撃萌王』などで連載されていた東方Projectを題材にした小説である。全26話。ZUNが小説を担当し、挿絵は唖采弦二が担当。
概要
幻想郷にある古道具屋「香霖堂」の店主「森近 霖之助」と、そこを訪れる人間や妖怪を中心に展開するストーリー。基本的に、物語は主人公である霖之助の一人称形式で展開されていく。霖之助は『東方永夜抄』のおまけ.txtなどで「ゲームに出せない性格のキャラ」とZUNに言われており、ゲームの主人公である霊夢や魔理沙らとは違う視点から幻想郷の姿を見ているのも特徴。また霖之助は東方Project中の数少ない公式の男性キャラクターである。
また、この作品は過去に何度か掲載媒体の移籍を行っている。詳細は#掲載媒体の推移の節を参照の事。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
主な登場キャラクター
- 森近霖之助
- 主人公。古道具屋「香霖堂」の店主。人間と妖怪のハーフ。未知のアイテムの名称と用途がわかる程度の能力(但し使用方法まではわからない)を持っており、幻想郷の外の世界に関心を示す。
- 博麗霊夢
- 博麗神社の巫女。霖之助を「霖之助さん」と呼ぶ。魔理沙とよくつるんでいる。勝手に香霖堂の物を持ち出したり、ツケで霖之助に道具や服の製作をしてもらっている。
- 霧雨魔理沙
- 普通の魔法使い。霖之助を屋号の「香霖」と呼ぶ。蒐集癖があり、要らない道具を霖之助に引き取ってもらっている。霖之助とは物心ついた頃からの付き合いであり、彼女が持つ「ミニ八卦炉」も彼が作ったものである。
掲載媒体の推移
本作品は過去に3回掲載媒体を移している。まず、月刊のアダルトゲーム雑誌『Colorful PUREGIRL』(ビブロス)にて、2004年1月号に予告が掲載され、翌月より連載が始まる。分量は1ページで、話数は前編後編に別れている場合は第1話前編と第1話後編などという形式がとられていた。しかし連載誌が、第5話後編(連載9回目)が掲載された2005年10月号で休刊を迎えた。
2005年10月からその後釜に当たる隔月刊雑誌『magazine elfics』(ビブロス)に掲載されるようになる。分量は2ページになり、話数は再び第1話からとされた。第6話(連載15回目)にて再び連載誌が休刊。
2005年12月ビブロスのWebページ「エルナビ」上に連載の場を移し、過去の連載分を第1話後編を第2話にエルフィクスの第1話を第10話にとのように話数が整理され、第16話以降の連載分がWeb上で無料で読めるようになった。また第15話までの過去の連載分の扉絵を閲覧できるギャラリーが設けられた。しかし、2006年3月31日にビブロスが倒産し、2006年2月掲載分(第17話)で連載休止となってしまう。それに伴い、エルナビ掲載分の作品を見る事はできない状態になった。
その後2006年6月、『電撃萌王』(メディアワークス)8月号にて連載を再開し、2007年12月号の第26話にて最終回を迎えた。
商業媒体以外では、同人サークル「twirl-lock」から発行された有志のファンによる小説合同本の同人誌『霊偲志異2』(2004年C67発表)において、ZUNが本作品を寄稿している。タイトルは「神々の道具」。
単行本の延期
『電撃萌王 2007年12月号』の連載最終回にて2008年春の発売予定が予告されたが、延期になっている。その後、2008年夏のZUN氏のラジオ発言によると自身の多忙により作業が終わっておらず、『東方地霊殿』が完成して多忙が解消されたため2008年内発売を目指して担当と打ち合わせを行なっているとのことだったが、翌年にZUN氏が既に自分の作業が完了しているというラジオ発言の後も結局発売はされなかった。
2010年1月16日の「電撃萌王ブログ」にて2010年春発売予定と再度発表され[1]、アスキー・メディアワークスの書店向け冊子『電撃かわら版』2月号および3月号にて3月26日の発売予定が掲載されたが撤回され、アニメイトの情報冊子『きゃらびぃ』では6月30日の発売予定が掲載されていたが、編集作業の遅れによって発売日を確定できず5月31日の「電撃萌王ブログ」にて2010年発売予定と延期が発表された[2][3]。その後、8月12日の同ブログにて9月30日の発売が決定したと再び発表された[4]。