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主にスポーツを題材とした作品を執筆している。代表作は[[サッカー]]を題材にした作品『[[キャプテン翼]]』。
主にスポーツを題材とした作品を執筆している。代表作は[[サッカー]]を題材にした作品『[[キャプテン翼]]』。


== 概要 ==
== 来歴 ==
[[1980年]]、『[[週刊少年ジャンプ]]』において読み切り作品『キャプテン翼』でデビュー。翌年、同作品で連載開始。同作品は人気を博し、[[1983年]]に[[テレビ東京]]系で[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]化された。『キャプテン翼』の最初のアニメ化で翼役を演じた小粥よう子(現・[[日比野朱里]])と結婚した。
[[1980年]]、『[[週刊少年ジャンプ]]』において読み切り作品『キャプテン翼』でデビュー。翌年、同作品で連載開始。同作品は人気を博し、[[1983年]]に[[テレビ東京]]系で[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]化された。『キャプテン翼』の最初のアニメ化で翼役を演じた小粥よう子(現・[[日比野朱里]])と結婚したが、[[2014年]]頃に離婚<ref>{{Cite web|和書|title=Facebookにログイン|url=https://www.facebook.com/login/?next=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2F100002585083596%2Fposts%2F4100223263407136%2F|website=Facebook|accessdate=2021-11-06|language=ja}}</ref>{{信頼性要検証|date=2021年12月}}


現在の[[サッカー選手]]には『キャプテン翼』に影響された少年たちも多い。
現在の[[サッカー選手]]には『キャプテン翼』に影響された少年たちも多い。


[[スフィアリーグ]]に参加する[[芸能人女子フットサル]]チーム「[[南葛シューターズ]]」の監督や葛飾区のサッカークラブチーム「[[南葛SC]]」の後援会会長も務め、南葛SCのJリーグ加盟に必要な運営法人の[[代表取締役]]<ref>[https://www.soccerdigestweb.com/news/detail2/id=55512 リアル「南葛SC」誕生の原点―ー高橋陽一氏が抱く“おらが街のクラブ”への想い](サッカーダイジェストweb)</ref>も務めている。また、『Road to 2002』では翼が[[FCバルセロナ]]で入団し活躍することから、[[2004年]][[2月16日]]にFCバルセロナ会長から直々に招待され、VIP席で試合を観戦したこともある。また、FCバルセロナのライバルである[[レアル・マドリード]]の会長(当時)からは「なぜツバサをうちのチームに入れてくれなかったんだ」というコメントを受けている<ref>[http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200711100143.html] 朝日新聞:マンガの力 (4) キャプテン翼の「洗脳」(中)</ref>。
[[スフィアリーグ]]に参加する[[芸能人女子フットサル]]チーム「[[南葛シューターズ]]」の監督や葛飾区のサッカークラブチーム「[[南葛SC]]」の後援会会長も務め、南葛SCのJリーグ加盟に必要な運営法人の[[代表取締役]]<ref>{{Cite web|url=https://www.soccerdigestweb.com/news/detail2/id=55512|title=リアル「南葛SC」誕生の原点―ー高橋陽一氏が抱く“おらが街のクラブ”への想い|work=サッカーダイジェストweb|date=2019-03-27|accessdate=2024-01-28}}</ref>も務めている。また、『Road to 2002』では翼が[[FCバルセロナ]]で入団し活躍することから、[[2004年]][[2月16日]]にFCバルセロナ会長から直々に招待され、VIP席で試合を観戦したこともある。また、FCバルセロナのライバルである[[レアル・マドリード]]の会長(当時)からは「なぜツバサをうちのチームに入れてくれなかったんだ」というコメントを受けている<ref>{{Cite web|url=http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200711100143.html|title=朝日新聞:マンガの力 (4) キャプテン翼の「洗脳」(中)|work=朝日新聞デジタル|accessdate=2024-01-28}}</ref>。


さらに作中で翼がバルセロナに入団した際、バルセロナのスポンサーである[[ナイキ]]社から「翼のスパイクを[[アディダス]]社からナイキ社に変更してほしい」という要望を受けたがこれを固辞している。これに関して高橋は、『[[週刊ヤングジャンプ]]』誌の取材で「僕はアディダスのファンなので」と語っている。
さらに作中で翼がバルセロナに入団した際、バルセロナのスポンサーである[[ナイキ]]社から「翼のスパイクを[[アディダス]]社からナイキ社に変更してほしい」という要望を受けたがこれを固辞している。これに関して高橋は、『[[週刊ヤングジャンプ]]』誌の取材で「僕はアディダスのファンなので」と語っている。
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サッカー以外にもスポーツ全般を好み中学生時代は[[卓球]]部に、高校時代は[[軟式野球]]部に所属<ref name="mangaka500" />、『[[エース!]]』連載中も[[日本のアマチュア野球|草野球]]チームや[[ソフトボール]]のチームをいくつか掛け持っており、北海道移転前からの[[北海道日本ハムファイターズ]]のファンでもある<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.fighters.co.jp/news/detail/00000170.html|title=『キャプテン翼』の高橋陽一先生による“大谷翔平”グッズが4/20発売!|publisher=北海道日本ハムファイターズ|date=2017-04-17|accessdate=2017-05-23}}</ref>。
サッカー以外にもスポーツ全般を好み中学生時代は[[卓球]]部に、高校時代は[[軟式野球]]部に所属<ref name="mangaka500" />、『[[エース!]]』連載中も[[日本のアマチュア野球|草野球]]チームや[[ソフトボール]]のチームをいくつか掛け持っており、北海道移転前からの[[北海道日本ハムファイターズ]]のファンでもある<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.fighters.co.jp/news/detail/00000170.html|title=『キャプテン翼』の高橋陽一先生による“大谷翔平”グッズが4/20発売!|publisher=北海道日本ハムファイターズ|date=2017-04-17|accessdate=2017-05-23}}</ref>。


また、漫画以外でも[[フランス]]のプロサッカークラブ、[[グルノーブル・フット38]]のイメージキャラクターも手がけている<ref>[http://www.grenoblefoot38.fr/htm38/3p.shtml grenoblefoot38.fr]。なお、グルノーブルのオーナーは日本企業である。</ref>。さらに、イラク復旧活動の際には自衛隊側からの依頼で「イラクの子供に喜んで受け入れてもらうため」に、[[自衛隊]]の車両に『キャプテン翼』のキャラクターを描くなど、執筆活動以外の活動も行っている。[[2009年]]には、オリンピックの[[2016年東京オリンピック構想|東京招致活動]]の一環であるメッセージフラッグに、「[[大空翼]]」と「[[若林源三]]」のイラストとメッセージを書き込んだ。
また、漫画以外でも[[フランス]]のプロサッカークラブ、[[グルノーブル・フット38]]のイメージキャラクターも手がけている<ref>{{Cite web|url=http://www.grenoblefoot38.fr/htm38/3p.shtml grenoblefoot38.fr|title=Grenoble Foot 38 _ Site Officiel du Grenoble Foot 38|accessdate=2024-01-28|language=fr}}。なお、グルノーブルのオーナーは日本企業である。</ref>。さらに、イラク復旧活動の際には自衛隊側からの依頼で「イラクの子供に喜んで受け入れてもらうため」に、[[自衛隊]]の車両に『キャプテン翼』のキャラクターを描くなど、執筆活動以外の活動も行っている。[[2009年]]には、オリンピックの[[2016年東京オリンピック構想|東京招致活動]]の一環であるメッセージフラッグに、「[[大空翼]]」と「[[若林源三]]」のイラストとメッセージを書き込んだ。

[[2011年]]には[[2011 FIFA女子ワールドカップ|女子W杯]]に出場した日本女子代表の激励のため開催国ドイツに赴く。その際、翼と[[澤穂希]]をモデルにした応援キャラクターの『楓ちゃん』を書き込んだ日の丸をチームに寄贈した<ref>[http://www.soccer-king.jp/daihyo/article/201107171230_nadeshiko_takahashi.html 漫画家の高橋陽一氏が翼君、楓ちゃんとともになでしこを激励] サッカーキング 2011年8月15日閲覧</ref>。その後日本が女子W杯初優勝を果たした際、澤もこの日の丸を身にまとってウイニングランを行っている。


[[2008年]][[6月18日]][[J2リーグ|J2]]第18節[[横浜FC]]対[[徳島ヴォルティス]]戦より、横浜FCマッチデープログラム内に『はばたけ蹴太』を全13回計26ページにて連載、雑誌以外の連載物は初となった。
[[2008年]][[6月18日]][[J2リーグ|J2]]第18節[[横浜FC]]対[[徳島ヴォルティス]]戦より、横浜FCマッチデープログラム内に『はばたけ蹴太』を全13回計26ページにて連載、雑誌以外の連載物は初となった。


[[2011年]]には[[2011 FIFA女子ワールドカップ|女子W杯]]に出場した日本女子代表の激励のため開催国ドイツに赴く。その際、翼と[[澤穂希]]をモデルにした応援キャラクターの『楓ちゃん』を書き込んだ日の丸をチームに寄贈した<ref>{{Cite web|url=http://www.soccer-king.jp/daihyo/article/201107171230_nadeshiko_takahashi.html|title=漫画家の高橋陽一氏が翼君、楓ちゃんとともになでしこを激励|work=サッカーキング|accessdate=2011-08-15}}</ref>。その後日本が女子W杯初優勝を果たした際、澤もこの日の丸を身にまとってウイニングランを行っている。
[[2014年]]頃、小粥よう子(現・[[日比野朱里]])と離婚<ref>{{Cite web|和書|title=Facebookにログイン|url=https://www.facebook.com/login/?next=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2F100002585083596%2Fposts%2F4100223263407136%2F|website=Facebook|accessdate=2021-11-06|language=ja}}</ref>{{信頼性要検証|date=2021年12月}}。


[[2015年]]2月、一般社団法人日本フットゴルフ協会アンバサダーに就任。[[2018年]]12月27日、葛飾区名誉区民として顕彰された<ref>[https://www.city.katsushika.lg.jp/information/1000074/1005528.html 葛飾区名誉区民の紹介] - 葛飾区 2022年1月1日閲覧</ref>。
[[2015年]]2月、一般社団法人日本フットゴルフ協会アンバサダーに就任。[[2018年]]12月27日、葛飾区名誉区民として顕彰された<ref>{{Cite web|url=https://www.city.katsushika.lg.jp/information/1000074/1005528.html|title=葛飾区名誉区民の紹介|work=葛飾区|accessdate=2022-01-01}}</ref>。


[[2023年]][[6月]]、[[日本サッカー殿堂]]を受賞した<ref>[https://www.jfa.jp/news/00032360/ 第19回日本サッカー殿堂 掲額者決定]</ref>。授賞理由として、上記「キャプテン翼」を通して多くの少年・少女らにサッカーを普及させ、またこの作品を通してプロのサッカー選手になった選手も多く、日本サッカーの普及に貢献するだけでなく、全世界でもコミックスが全9,000万部以上を発行。テレビアニメも全世界で放映されており、世界的なサッカー選手を輩出するきっかけを作り、影響を与えたことが評価された。
[[2023年]][[6月]]、[[日本サッカー殿堂]]を受賞した<ref>{{Cite web|url=https://www.jfa.jp/news/00032360/|title=第19回日本サッカー殿堂 掲額者決定|JFA|公益財団法人日本サッカー協会|date=2023-06-22|accessdate=2024-01-28}}</ref>。授賞理由として、上記「キャプテン翼」を通して多くの少年・少女らにサッカーを普及させ、またこの作品を通してプロのサッカー選手になった選手も多く、日本サッカーの普及に貢献するだけでなく、全世界でもコミックスが全9,000万部以上を発行。テレビアニメも全世界で放映されており、世界的なサッカー選手を輩出するきっかけを作り、影響を与えたことが評価された。


== 作品リスト ==
== 作品リスト ==
=== 連載漫画 ===
=== 連載漫画 ===
*[[キャプテン翼]](1981年 - 1988年)種目:[[男子サッカー]]
* [[キャプテン翼]](1981年 - 1988年) - 種目:[[男子サッカー]]
*翔の伝説(1988年 - 1989年)種目:[[テニス]]
* [[翔の伝説]](1988年 - 1989年) - 種目:[[テニス]]
*[[エース!]](1989年 - 1991年)種目:[[野球]]
* [[エース!]](1989年 - 1991年) - 種目:[[野球]]
*[[CHIBI]](1992年 - 1993年)種目:[[ボクシング]]
* [[CHIBI]](1992年 - 1993年) - 種目:[[ボクシング]]
*キャプテン翼 ワールドユース編(1994年 - 1997年)種目:男子サッカー
* キャプテン翼 ワールドユース編(1994年 - 1997年) - 種目:男子サッカー
*[[-蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!]](1999年)種目:サッカー
* [[-蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!]](1999年) - 種目:サッカー
*[[ハングリーハート WILD STRIKER]] - 『[[週刊少年チャンピオン]]』(2002年 - 2004年)種目:サッカー
* [[ハングリーハート WILD STRIKER]]『[[週刊少年チャンピオン]]』、2002年 - 2004年) - 種目:サッカー
*キャプテン翼 -ROAD TO 2002-(2001年 - 2004年)種目:男子サッカー
* キャプテン翼 -ROAD TO 2002-(2001年 - 2004年) - 種目:男子サッカー
*キャプテン翼 -GOLDEN 23-(2005年 - 2008年)種目:男子サッカー
* キャプテン翼 -GOLDEN 23-(2005年 - 2008年) - 種目:男子サッカー
*キャプテン翼 海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ(2009年)種目:男子サッカー
* キャプテン翼 海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ(2009年) - 種目:男子サッカー
*キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA(2010年 - 2011年)種目:男子サッカー
* キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA(2010年 - 2011年) - 種目:男子サッカー
*誇り 〜プライド〜(2011年 - )種目:サッカー
* 誇り 〜プライド〜(2011年 - )種目:サッカー
*キャプテン翼 ライジングサン(2014年 - 2023年)種目:男子サッカー
* キャプテン翼 ライジングサン(2014年 - 2023年) - 種目:男子サッカー
*キャプテン翼 ライジングサン THE FINAL(2023年 - '''連載中''')種目:男子サッカー
* キャプテン翼 ライジングサン THE FINAL(2023年 - '''連載中''') - 種目:男子サッカー
*ブラサカブラボー(2017年<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/258757|title=パラリンピックジャンプ発売、井上雄彦の車いすバスケ観戦記や猿渡哲也らの連載|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-11-29|accessdate=2021-08-18}}</ref> - )種目:[[ブラインドサッカー]]<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/441338|title=高橋陽一がブラインドサッカーを描く、「ブラサカブラボー」が単行本に|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2021-08-18|accessdate=2021-08-18}}</ref>
* ブラサカブラボー(2017年<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/258757|title=パラリンピックジャンプ発売、井上雄彦の車いすバスケ観戦記や猿渡哲也らの連載|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-11-29|accessdate=2021-08-18}}</ref> - ) - 種目:[[ブラインドサッカー]]<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/441338|title=高橋陽一がブラインドサッカーを描く、「ブラサカブラボー」が単行本に|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2021-08-18|accessdate=2021-08-18}}</ref>


=== 短編漫画 ===
=== 短編漫画 ===
*100Mジャンパー 種目:[[スキージャンプ]]
* 100Mジャンパー - 種目:[[スキージャンプ]]
*キャプテン翼関連作品
* キャプテン翼関連作品
**キャプテン翼(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録)
** キャプテン翼(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録)
**ボクは岬太郎
** ボクは岬太郎
**キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース
** キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース
**キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA 最終章(2012年)
** キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA 最終章(2012年)
**キャプテン翼短編集 DREAM FIELD-現在2巻が刊行されている。
** キャプテン翼短編集 DREAM FIELD - 現在2巻が刊行されている。
*卒業 100MジャンパーII 種目:スキージャンプ(読切版、短編集『ボクは岬太郎』に収録)
* -卒業- 100MジャンパーII(読切版、短編集『ボクは岬太郎』に収録) - 種目:スキージャンプ
*BASUKE-バスケ- 種目:[[バスケットボール]](読切版、短編集『ボクは岬太郎』に収録)
* BASUKE-バスケ-(読切版、短編集『ボクは岬太郎』に収録) - 種目:[[バスケットボール]]
*キーパーコーチ 種目:サッカー
* キーパーコーチ - 種目:サッカー
*攻・守!-KOSHU!- 種目:サッカー(読切版、短編集『キーパーコーチ』に収録)
* 攻・守!-KOSHU!-(読切版、短編集『キーパーコーチ』に収録) - 種目:サッカー
*北壁ダウンヒラー 種目:[[アルペンスキー]](読切版、短編集『キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース』に収録)
* 北壁ダウンヒラー(読切版、短編集『キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース』に収録) - 種目:[[アルペンスキー]]
*CHIBI 種目:ボクシング(読切版、短編集『キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース』に収録)
* CHIBI(読切版、短編集『キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース』に収録) - 種目:[[ボクシング]]
*昴(すばる)種目:ボクシング(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録)
* 昴(すばる)(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録) - 種目:ボクシング
*初恋同士 種目:[[剣道]](読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録)
* 初恋同士(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録) - 種目:[[剣道]]
*轟元太一本勝負 種目:[[柔道]](読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録)
* 轟元太一本勝負(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録) - 種目:[[柔道]]


=== 小説 ===
=== 小説 ===
*ゴールデンキッズ ([[ゴマブックス]]、2008年7月) 種目:サッカー
* ゴールデンキッズ[[ゴマブックス]]、2008年7月) - 種目:サッカー
**表紙の絵や挿絵も高橋が手掛ける。[[ゴールキーパー (サッカー)|ゴールキーパー]]を主人公にした作品。
** 表紙の絵や挿絵も高橋が手掛ける。[[ゴールキーパー (サッカー)|ゴールキーパー]]を主人公にした作品。
*サッカー少女 楓([[講談社]]、2011年8月)種目:[[女子サッカー]]
* サッカー少女 楓([[講談社]]、2011年8月) - 種目:[[女子サッカー]]


=== 自叙伝 ===
=== 自叙伝 ===
*キャプテン翼のつくり方(リピックブック、2018年7月)
* キャプテン翼のつくり方(リピックブック、2018年7月)


=== キャラクターデザイン ===
=== キャラクターデザイン ===
*カラマール - [[WOWOW]]サッカーのオリジナルキャラクター(2020年)<ref name="TVLIFE20200415">{{Cite web|和書|url=https://www.tvlife.jp/entame/275864|title=『キャプ翼』高橋陽一がWOWOWサッカーのオリジナルキャラ“カラマール”を描き下ろし|publisher=TV LIFE web|date=2020-04-15|accessdate=2021-03-22}}</ref>
* カラマール - [[WOWOW]]サッカーのオリジナルキャラクター(2020年)<ref name="TVLIFE20200415">{{Cite web|和書|url=https://www.tvlife.jp/entame/275864|title=『キャプ翼』高橋陽一がWOWOWサッカーのオリジナルキャラ“カラマール”を描き下ろし|publisher=TV LIFE web|date=2020-04-15|accessdate=2021-03-22}}</ref>


=== その他 ===
=== その他 ===
*[[中央国際高等学校]]校歌の作詞
* [[中央国際高等学校]]校歌の作詞


== メディア出演 ==
== メディア出演 ==
=== CM ===
=== CM ===
* TOYOTA「トビラを開けよう」キャンペーン(2006年)
* TOYOTA「トビラを開けよう」キャンペーン(2006年)
* [https://www.youtube.com/watch?v=FU6nOces9Ns brazuca Around The World: Japan -- adidas Football] adidas Youtube(2014年)
* brazuca Around The World: Japan -- adidas Football adidas [[Youtube]](2014年)
* [[東京ガス]]「東京ガスの電気」『バーバースガ 自由化ショット』編(2016年) - 床屋の客 役 ※CMで使用された描きおろしの漫画「副キャプテン自由化」は東京ガスのHPで閲覧出来る<ref>[http://power.tokyo-gas.co.jp/comic/dl/comic.pdf 「副キャプテン自由化」]東京ガス</ref>。
* [[東京ガス]]「東京ガスの電気」『バーバースガ 自由化ショット』編(2016年) - 床屋の客 役 ※CMで使用された描きおろしの漫画「副キャプテン自由化」は東京ガスのHPで閲覧出来る<ref>{{Cite web|url=http://power.tokyo-gas.co.jp/comic/dl/comic.pdf|title=「副キャプテン自由化」|work=東京ガス|accessdate=2024-01-28}}</ref>。
* indeed(2018年)
* indeed(2018年)

=== テレビ番組 ===
=== テレビ番組 ===
* 漫画家 高橋陽一が選ぶ![[UEFA EURO 2008|UEFA EURO ™ ベストマッチセレクション 2008年大会]] 決勝 ドイツvsスペイン(2020年4月15日、[[WOWOW]]ライブ<ref name="TVLIFE20200415"/>リピート放送あり
* 漫画家 高橋陽一が選ぶ![[UEFA EURO 2008|UEFA EURO ™ ベストマッチセレクション 2008年大会]] 決勝 ドイツvsスペイン(2020年4月15日、[[WOWOW]]ライブ)※リピート放送あり<ref name="TVLIFE20200415"/>


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2024年4月20日 (土) 12:04時点における最新版

たかはし よういち
高橋 陽一
生誕 (1960-07-28) 1960年7月28日(63歳)
日本の旗 日本東京都葛飾区
職業 漫画家
経営者
活動期間 1980年 -
代表作キャプテン翼
テンプレートを表示

高橋 陽一(たかはし よういち、1960年7月28日[1] - )は、日本漫画家[2]経営者男性東京都葛飾区四つ木出身。東京都立南葛飾高等学校卒業[3]。元妻は声優日比野朱里(旧名:小粥よう子)[3]血液型はA型。

主にスポーツを題材とした作品を執筆している。代表作はサッカーを題材にした作品『キャプテン翼』。

来歴[編集]

1980年、『週刊少年ジャンプ』において読み切り作品『キャプテン翼』でデビュー。翌年、同作品で連載開始。同作品は人気を博し、1983年テレビ東京系でアニメ化された。『キャプテン翼』の最初のアニメ化で翼役を演じた小粥よう子(現・日比野朱里)と結婚したが、2014年頃に離婚[4][信頼性要検証]

現在のサッカー選手には『キャプテン翼』に影響された少年たちも多い。

スフィアリーグに参加する芸能人女子フットサルチーム「南葛シューターズ」の監督や葛飾区のサッカークラブチーム「南葛SC」の後援会会長も務め、南葛SCのJリーグ加盟に必要な運営法人の代表取締役[5]も務めている。また、『Road to 2002』では翼がFCバルセロナで入団し活躍することから、2004年2月16日にFCバルセロナ会長から直々に招待され、VIP席で試合を観戦したこともある。また、FCバルセロナのライバルであるレアル・マドリードの会長(当時)からは「なぜツバサをうちのチームに入れてくれなかったんだ」というコメントを受けている[6]

さらに作中で翼がバルセロナに入団した際、バルセロナのスポンサーであるナイキ社から「翼のスパイクをアディダス社からナイキ社に変更してほしい」という要望を受けたがこれを固辞している。これに関して高橋は、『週刊ヤングジャンプ』誌の取材で「僕はアディダスのファンなので」と語っている。

2006年には漫画家として異例のCM出演に留まらず、翼との共演を果たした。

サッカー以外にもスポーツ全般を好み中学生時代は卓球部に、高校時代は軟式野球部に所属[1]、『エース!』連載中も草野球チームやソフトボールのチームをいくつか掛け持っており、北海道移転前からの北海道日本ハムファイターズのファンでもある[7]

また、漫画以外でもフランスのプロサッカークラブ、グルノーブル・フット38のイメージキャラクターも手がけている[8]。さらに、イラク復旧活動の際には自衛隊側からの依頼で「イラクの子供に喜んで受け入れてもらうため」に、自衛隊の車両に『キャプテン翼』のキャラクターを描くなど、執筆活動以外の活動も行っている。2009年には、オリンピックの東京招致活動の一環であるメッセージフラッグに、「大空翼」と「若林源三」のイラストとメッセージを書き込んだ。

2008年6月18日J2第18節横浜FC徳島ヴォルティス戦より、横浜FCマッチデープログラム内に『はばたけ蹴太』を全13回計26ページにて連載、雑誌以外の連載物は初となった。

2011年には女子W杯に出場した日本女子代表の激励のため開催国ドイツに赴く。その際、翼と澤穂希をモデルにした応援キャラクターの『楓ちゃん』を書き込んだ日の丸をチームに寄贈した[9]。その後日本が女子W杯初優勝を果たした際、澤もこの日の丸を身にまとってウイニングランを行っている。

2015年2月、一般社団法人日本フットゴルフ協会アンバサダーに就任。2018年12月27日、葛飾区名誉区民として顕彰された[10]

2023年6月日本サッカー殿堂を受賞した[11]。授賞理由として、上記「キャプテン翼」を通して多くの少年・少女らにサッカーを普及させ、またこの作品を通してプロのサッカー選手になった選手も多く、日本サッカーの普及に貢献するだけでなく、全世界でもコミックスが全9,000万部以上を発行。テレビアニメも全世界で放映されており、世界的なサッカー選手を輩出するきっかけを作り、影響を与えたことが評価された。

作品リスト[編集]

連載漫画[編集]

  • キャプテン翼(1981年 - 1988年) - 種目:男子サッカー
  • 翔の伝説(1988年 - 1989年) - 種目:テニス
  • エース!(1989年 - 1991年) - 種目:野球
  • CHIBI(1992年 - 1993年) - 種目:ボクシング
  • キャプテン翼 ワールドユース編(1994年 - 1997年) - 種目:男子サッカー
  • -蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!(1999年) - 種目:サッカー
  • ハングリーハート WILD STRIKER(『週刊少年チャンピオン』、2002年 - 2004年) - 種目:サッカー
  • キャプテン翼 -ROAD TO 2002-(2001年 - 2004年) - 種目:男子サッカー
  • キャプテン翼 -GOLDEN 23-(2005年 - 2008年) - 種目:男子サッカー
  • キャプテン翼 海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ(2009年) - 種目:男子サッカー
  • キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA(2010年 - 2011年) - 種目:男子サッカー
  • 誇り 〜プライド〜(2011年 - )種目:サッカー
  • キャプテン翼 ライジングサン(2014年 - 2023年) - 種目:男子サッカー
  • キャプテン翼 ライジングサン THE FINAL(2023年 - 連載中) - 種目:男子サッカー
  • ブラサカブラボー(2017年[12] - ) - 種目:ブラインドサッカー[13]

短編漫画[編集]

  • 100Mジャンパー - 種目:スキージャンプ
  • キャプテン翼関連作品
    • キャプテン翼(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録)
    • ボクは岬太郎
    • キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース
    • キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA 最終章(2012年)
    • キャプテン翼短編集 DREAM FIELD - 現在2巻が刊行されている。
  • -卒業- 100MジャンパーII(読切版、短編集『ボクは岬太郎』に収録) - 種目:スキージャンプ
  • BASUKE-バスケ-(読切版、短編集『ボクは岬太郎』に収録) - 種目:バスケットボール
  • キーパーコーチ - 種目:サッカー
  • 攻・守!-KOSHU!-(読切版、短編集『キーパーコーチ』に収録) - 種目:サッカー
  • 北壁ダウンヒラー(読切版、短編集『キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース』に収録) - 種目:アルペンスキー
  • CHIBI(読切版、短編集『キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース』に収録) - 種目:ボクシング
  • 昴(すばる)(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録) - 種目:ボクシング
  • 初恋同士(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録) - 種目:剣道
  • 轟元太一本勝負(読切版、短編集『100Mジャンパー』に収録) - 種目:柔道

小説[編集]

自叙伝[編集]

  • キャプテン翼のつくり方(リピックブック、2018年7月)

キャラクターデザイン[編集]

  • カラマール - WOWOWサッカーのオリジナルキャラクター(2020年)[14]

その他[編集]

メディア出演[編集]

CM[編集]

  • TOYOTA「トビラを開けよう」キャンペーン(2006年)
  • brazuca Around The World: Japan -- adidas Football adidas Youtube(2014年)
  • 東京ガス「東京ガスの電気」『バーバースガ 自由化ショット』編(2016年) - 床屋の客 役 ※CMで使用された描きおろしの漫画「副キャプテン自由化」は東京ガスのHPで閲覧出来る[15]
  • indeed(2018年)

テレビ番組[編集]

関連項目[編集]

師匠[編集]

アシスタント[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 「日本漫画家名鑑500」編集委員会『日本漫画家名鑑500』アクア・プランニング、1992年発行、522 - 523頁
  2. ^ a b 「漫画家リレー訪問記・高橋陽一先生」『漫画新聞』日本漫画学院、1994年4月、5頁。
  3. ^ a b まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、224頁
  4. ^ Facebookにログイン”. Facebook. 2021年11月6日閲覧。
  5. ^ リアル「南葛SC」誕生の原点―ー高橋陽一氏が抱く“おらが街のクラブ”への想い”. サッカーダイジェストweb (2019年3月27日). 2024年1月28日閲覧。
  6. ^ 朝日新聞:マンガの力 (4) キャプテン翼の「洗脳」(中)”. 朝日新聞デジタル. 2024年1月28日閲覧。
  7. ^ 『キャプテン翼』の高橋陽一先生による“大谷翔平”グッズが4/20発売!”. 北海道日本ハムファイターズ (2017年4月17日). 2017年5月23日閲覧。
  8. ^ grenoblefoot38.fr Grenoble Foot 38 _ Site Officiel du Grenoble Foot 38” (フランス語). 2024年1月28日閲覧。。なお、グルノーブルのオーナーは日本企業である。
  9. ^ 漫画家の高橋陽一氏が翼君、楓ちゃんとともになでしこを激励”. サッカーキング. 2011年8月15日閲覧。
  10. ^ 葛飾区名誉区民の紹介”. 葛飾区. 2022年1月1日閲覧。
  11. ^ 第19回日本サッカー殿堂 掲額者決定|JFA|公益財団法人日本サッカー協会” (2023年6月22日). 2024年1月28日閲覧。
  12. ^ “パラリンピックジャンプ発売、井上雄彦の車いすバスケ観戦記や猿渡哲也らの連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年11月29日). https://natalie.mu/comic/news/258757 2021年8月18日閲覧。 
  13. ^ “高橋陽一がブラインドサッカーを描く、「ブラサカブラボー」が単行本に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年8月18日). https://natalie.mu/comic/news/441338 2021年8月18日閲覧。 
  14. ^ a b 『キャプ翼』高橋陽一がWOWOWサッカーのオリジナルキャラ“カラマール”を描き下ろし”. TV LIFE web (2020年4月15日). 2021年3月22日閲覧。
  15. ^ 「副キャプテン自由化」”. 東京ガス. 2024年1月28日閲覧。
  16. ^ 11話「高橋陽一登場!」
  17. ^ 週刊少年ジャンプ特別編集『全史『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』 剣心華伝』集英社、1999年12月22日初版発行、ISBN 978-4087820379、144 - 145頁
  18. ^ 伊藤彩子『まんが原作者インタビューズ』同文書院、1999年発行、ISBN 9784810376616、231頁
  19. ^ 「高橋陽一先生のアシスタント時代は好き勝手やっていた」 戸田邦和(漫画家)インタビュー前編”. サッカーキング (2013年12月4日). 2017年5月23日閲覧。

外部リンク[編集]