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「第43回ベルリン国際映画祭」の版間の差分

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*銀熊賞
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**[[銀熊賞 (審査員グランプリ)|審査員特別賞]]:『[[アリゾナ・ドリーム]]』 ([[エミール・クストリッツァ]])
**[[銀熊賞 (審査員グランプリ)|審査員特別賞]]:『[[アリゾナ・ドリーム]]』 ([[エミール・クストリッツァ]])
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**[[銀熊賞 (女優賞)|女優賞]]:[[ミシェル・ファイファー]] (『[[ラブ・フィールド]]』)
**[[銀熊賞 (女優賞)|女優賞]]:[[ミシェル・ファイファー]] (『[[ラブ・フィールド]]』)
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== 上映作品 ==
== 上映作品 ==
===コンペティション部門===
===コンペティション部門===
*長編映画のみ記載
:長編映画のみ記載。アルファベット順。邦題がついていない場合は原題の下に英題。
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*[[アリゾナ・ドリーム]] [[エミール・クストリッツァ]] (フランス)
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*ベル・エポック – フェルナンド・トルエバ (スペイン・ポルトガル)
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*[[コムX (映画)|コムX]] [[スパイクリー]] (アメリカ)
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*Den russiske sangerinde モーテン・アーンフレーズ (デンマーク・ロシア)
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*Diario di un vizio [[マルコ・フェレーリ]] (イタリア)
*Die Denunziantin トーマス・ミッチェルリッヒ (ドイツ)
|''Die Denunziantin''<br>''(The Denunciation)'' || トーマス・ミッチェルリッヒ || {{GER}}
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*Ha chayim alpy Agfa – アッシ・ダヤン (イスラエル)
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*Hoppá ジュラ・マール (ハンガリー)
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*Le jeune Werther [[ジャック・ドワイヨン]] (フランス)
|[[ホッファ]]<br>''Hoffa'' || [[ダニー・デヴィート]] || {{USA}}{{FRA}}
*K‘rlighedens smerte – ニルス・マルムロス (デンマーク・スウェーデン)
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*Loves Me...Loves Me Not – ジェフ・ニューイット (イギリス)
|''Hoppá''<br>''(Whoops)'' || ジュラ・マール || {{HUN}}
*Mao yu shu – Hu Jing-quing (中国)
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*Op Afbetaling – Frans Weisz (オランダ)
|''Kærlighedens smerte''<br>''(Pain of Love)'' || ニルス・マルムロス || {{DEN}}
*Patul Conjugal – Mircea Daneliuc (ルーマニア)
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*Petite Apocalypse – [[コスタ=ガヴラス]] (フランス・イタリア)
|''La petite apocalypse''<br>''(The Little Apocalypse)'' || [[コスタ=ガヴラス]] || {{FRA}}{{ITA}}{{PRT}}
*Samba Traoré [[イドリッサ・ウエドラオゴ]] (ブルキナファソ・フランス)
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*Sankofa – [[ハイレ・ゲリマ]] (ブルキナファソ・アメリカ)
| 若きウェルテル<br />''Le jeune Werther'' || [[ジャック・ドワイヨン]] || {{FRA}}
*Telegrafisten エリック・グスタブソン (ノルウェー)
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*Udzinarta mse テムール・バルアニ (グルジア)
| [[ラブ・フィールド]]<br>''Love Field'' || [[ジョナサン・カプラン]] || {{USA}}
*Wir können auch anders ... デットレフ・ブック (ドイツ)
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===コンペティション外===
===コンペティション外===
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== 日本映画 ==
== 日本映画 ==
コンペティション部門には[[坂東玉三郎]]監督が[[永井荷風]]の小説を映画化した『[[夢の女]]』が出品された。また、パノラマ部門で[[佐藤真]]のドキュメンタリー『[[阿賀に生きる]]』と[[中島丈博]]の『[[おこげ]]』が、フォーラム部門で[[橋口亮輔]]の『[[二十才の微熱]]』と[[園子温]]の『[[部屋 THE ROOM]]』が上映された。
コンペティション部門には[[坂東玉三郎 (5代目)|坂東玉三郎]]監督が[[永井荷風]]の小説を映画化した『[[夢の女 (1993年の映画)|夢の女]]』が出品された。また、パノラマ部門で[[佐藤真]]のドキュメンタリー『[[阿賀に生きる]]』と[[中島丈博]]の『[[おこげ (映画)|おこげ]]』が、フォーラム部門で[[橋口亮輔]]の『[[二十才の微熱]]』と[[園子温]]の『[[部屋 THE ROOM]]』が上映された。


== 審査員==
== 審査員==
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*[http://www.berlinale.de/ 公式サイト] (ドイツ語・英語)
*[http://www.berlinale.de/ 公式サイト] (ドイツ語・英語)
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第43回ベルリン国際映画祭は1993年2月11日から22日まで開催された。

概要

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1993年のベルリン国際映画祭では、金熊賞に中国映画と台湾映画の2本が選ばれ、アジア色の強い結果となった。

また、ビリー・ワイルダーグレゴリー・ペックに名誉賞が贈られた。

受賞

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上映作品

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コンペティション部門

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長編映画のみ記載。アルファベット順。邦題がついていない場合は原題の下に英題。
題名
原題
監督 製作国
アリゾナ・ドリーム
Arizona Dream
エミール・クストリッツァ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フランスの旗 フランス
ベル・エポック
Belle epoque
フェルナンド・トルエバ スペインの旗 スペインポルトガルの旗 ポルトガルフランスの旗 フランス
Den russiske sangerinde
(The Russian Singer)
モーテン・アーンフレーズ  デンマーク
Diario di un vizio
(Diary of a Maniac)
マルコ・フェレーリ イタリアの旗 イタリア
Die Denunziantin
(The Denunciation)
トーマス・ミッチェルリッヒ ドイツの旗 ドイツ
Ha-Chayim Al-Pi Agfa
(Life According to Agfa)
アッシ・ダヤン イスラエルの旗 イスラエル
ホッファ
Hoffa
ダニー・デヴィート アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フランスの旗 フランス
Hoppá
(Whoops)
ジュラ・マール  ハンガリー
Kærlighedens smerte
(Pain of Love)
ニルス・マルムロス  デンマーク
La petite apocalypse
(The Little Apocalypse)
コスタ=ガヴラス フランスの旗 フランスイタリアの旗 イタリアポルトガルの旗 ポルトガル
若きウェルテル
Le jeune Werther
ジャック・ドワイヨン フランスの旗 フランス
ラブ・フィールド
Love Field
ジョナサン・カプラン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
マルコムX
Malcom X
スパイク・リー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Op Afbetaling
(The Betrayed)
Frans Weisz オランダの旗 オランダ
Patul Conjugal
(The Conjugal Bed)
ミルチャ・ダネリウク  ルーマニア
Samba Traoré イドリッサ・ウエドラオゴ ブルキナファソの旗 ブルキナファソフランスの旗 フランススイスの旗 スイス
Sankofa ハイレ・ゲリマ ブルキナファソの旗 ブルキナファソドイツの旗 ドイツガーナの旗 ガーナ
Telegrafisten
(The Telegraphist)
エリック・グスタブソン  デンマーク ノルウェー
セメント・ガーデン
The Cement Garden
アンドリュー・バーキン フランスの旗 フランスドイツの旗 ドイツイギリスの旗 イギリス
トイズ
Toys
バリー・レヴィンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Udzinarta mse
(The Sun of the Sleepless)
テムール・バルアニ ジョージア (国)の旗 ジョージア
ウェディング・バンケット
喜宴
アン・リー 中華民国の旗 台湾アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
香魂女-湖に生きる
香魂女
シェ・フェイ 中華人民共和国の旗 中国
Wir können auch anders ... (No More Mr. Nice Guy) デットレフ・ブック ドイツの旗 ドイツ
夢の女 坂東玉三郎 日本の旗 日本

コンペティション外

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日本映画

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コンペティション部門には坂東玉三郎監督が永井荷風の小説を映画化した『夢の女』が出品された。また、パノラマ部門で佐藤真のドキュメンタリー『阿賀に生きる』と中島丈博の『おこげ』が、フォーラム部門で橋口亮輔の『二十才の微熱』と園子温の『部屋 THE ROOM』が上映された。

審査員

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外部リンク

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