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'''齊藤 洋'''（さいとう ひろし、[[1952年]] - ）は、日本のドイツ文学者、[[児童文学作家]]。[[亜細亜大学]]経営学部教授。作家として活動するときは'''斉藤 洋'''と表記する。
'''齊藤 洋'''（さいとう ひろし、[[1952年]][[7月16日]]<ref>『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.451</ref> - ）は、日本の[[ドイツ文学者]]・[[児童文学]]作家。[[亜細亜大学]][[経営学部]]教授<ref name="asia">{{Cite web|和書|title =亜細亜大学/亜細亜大学短期大学部 教員情報 | publisher =亜細亜大学 |url =http://gyoseki.asia-u.ac.jp/aauhp/KgApp?kyoinId=ymkogdyiggy|accessdate=2016-12-6}}</ref>。作家として活動するときは'''斉藤 洋'''と表記する。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[東京都]][[江戸川区]][[北小岩]]出身。1975年[[中央大学]][[法学部]]法律学科卒業。1年強、[[葛飾区]]の[[信用組合]]勤務を経て、1977年同大学院文学研究科[[ドイツ文学]]専攻博士前期課程（修士）修了。
[[東京都]][[江戸川区]][[北小岩]]出身<ref>{{Cite web|和書|title =北小岩舞台作品　石碑に : 地域 : |publisher =読売新聞（YOMIURI ONLINE） |date =2016-12-2 | url =http://sp.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20161202-OYTNT50018.html | accessdate =2016-12-6 }}<!--archiveurl=https://archive.is/LGcdP--></ref>。[[1975年]][[中央大学]][[法学部]]法律学科卒業。1年強、[[葛飾区]]の[[信用組合]]勤務を経て、[[1977年]]同[[大学院]]文学研究科ドイツ文学専攻[[大学院#修士課程・博士前期課程|博士前期課程]]（修士）修了<ref name="asia" />。


[[非常勤講師]]時代の[[1986年]]、第27回[[講談社児童文学新人賞]]に『[[ルドルフとイッパイアッテナ]]』を投稿して受賞、児童文学作家としてデビューする。その続編に当たる『[[ルドルフともだちひとりだち]]』により、[[1988年]]の[[野間児童文芸新人賞]]を受賞した。[[1991年]]には、『ルドルフとイッパイアッテナ』や『ペンギンハウスのメリークリスマス』など一連の作品により第13回[[路傍の石幼少年文学賞]]を受賞した。[[2013年]]、『[[ルドルフとスノーホワイト]]』で第51回[[野間児童文芸賞]]を受賞した。
[[非常勤講師]]時代の[[1986年]]に、第27回[[講談社児童文学新人賞]]へ『[[ルドルフとイッパイアッテナ]]』を投稿して受賞、児童文学作家としてデビューする。その続編に当たる『[[ルドルフともだちひとりだち]]』で、[[1988年]]に[[野間児童文芸新人賞]]を受賞した。[[1991年]]に『ルドルフとイッパイアッテナ』や『ペンギンハウスのメリークリスマス』など一連の作品で、第13回[[路傍の石幼少年文学賞]]を受賞した。[[2013年]]に、『[[ルドルフとスノーホワイト]]』で第51回[[野間児童文芸賞]]を受賞した。


主に、動物が主人公ののんびりとした雰囲気の作品を書く。作品の各章のタイトルが特徴的で、一見してどんな内容なのかわからないものが多い。シリーズもののほか、外国文学の再話なども多く、著作は多数である。一般書として『童話作家はいかが』がある。
主に動物が主人公ののんびりとした雰囲気の作品を書く。作品の各章のタイトルが特徴的で、一見してどんな内容なのかわからないものが多い。シリーズもののほか、外国文学の再話なども多く、著作は多数である。一般書として『童話作家はいかが』がある。


ドイツ文学者としては、[[E.T.A.ホフマン]]に関する論文を発表している。
ドイツ文学者としては、[[E.T.A.ホフマン]]に関する論文を発表している<ref name="asia"/>。


== 著作 ==
== 著作 ==
=== 単著 ===
=== 単著 ===
* [[ルドルフとイッパイアッテナ]]シリーズ （[[杉浦範茂]]絵、[[講談社]]）
*『ルドルフ』[[杉浦範茂]]絵、[[講談社]]〈児童文学創作シリーズ〉
** [[ルドルフとイッパイアッテナ]] （1987年 ISBN 4061335057）
*#『[[ルドルフとイッパイアッテナ]]』[[1987年]]、{{ISBN2|4-06-133505-7}}
** [[ルドルフともだちひとりだち]] （1988年 ISBN 406133509X）
*#『[[ルドルフともだちひとりだち]]』1988年、{{ISBN2|4-06-133509-X}}
** [[ルドルフといくねこくるねこ]] （2002年 ISBN 4061335219）
*#『[[ルドルフといくねこくるねこ]]』[[2002年]]、{{ISBN2|4-06-133521-9}}
** [[ルドルフとスノーホワイト]] （2012年 ISBN 4061335227）
*#『[[ルドルフとスノーホワイト]]』[[2012年]]、{{ISBN2|978-4-06-133522-6}}
*#『ルドルフとノラねこブッチー』[[2020年]]、{{ISBN2|978-4-06-519698-4}}
*ドルオーテ はつかねずみは異星人 （講談社 1987年 のち[[青い鳥文庫]]）
*『ドルオーテ はつかねずみは異星人』講談社
*アゲハが消えた日 （講談社 1988年）
**〈わくわくライブラリー〉、山田紳絵、1987年、{{ISBN2|4-06-195603-5}}
*どうぶつえんのいっしゅうかん （講談社 1988年）
**〈[[青い鳥文庫]]〉、ヒロナガシンイチ絵、1999年、{{ISBN2|4-06-148521-0}}
*[[ベンガル虎の少年は…]] （あかね書房 1988年）
*『アゲハが消えた日』
*シュレミールと小さな潜水艦 （講談社 1989年）
**講談社〈わくわくライブラリー〉、[[宇野亜喜良]]絵、1988年、{{ISBN2|4-06-195614-0}}
* ブラッカブロッコ島だよりシリーズ （[[高畠純]]絵、講談社）
**[[偕成社]]〈[[偕成社文庫]]〉、平澤朋子絵、2011年、{{ISBN2|978-4-03-652720-5}}
** 氷の上のひなたぼっこ （1989年 ISBN 4061956205）
*『どうぶつえんのいっしゅうかん』高畠純絵、講談社〈わくわくライブラリー〉、1988年、{{ISBN2|4-06-195610-8}}
** うかぶ島のなぞ （1989年 ISBN 406195623X）
*『[[ベンガル虎の少年は……]]』[[いとうひろし|伊東寛]]絵、[[あかね書房]]、1988年、{{ISBN2|4-251-06141-1}}
** ふしぎなクジラ （1989年 ISBN 4061956345）
*『シュレミールと小さな潜水艦』
** セイウチのゆくえ （1991年 ISBN 4061956477）
**講談社〈わくわくライブラリー〉、[[長新太]]絵、[[1989年]]、{{ISBN2|4-06-195609-4}}
* [[なん者ひなた丸シリーズ]] （あかね書房）
**偕成社〈偕成社文庫〉、小林ゆき子画、2011年、{{ISBN2|978-4-03-652730-4}}
** なん者ひなた丸ねことんの術の巻 （1989年）
*『ブラッカブロッコ島だより』高畠純絵、講談社〈わくわくライブラリー〉
** なん者ひなた丸白くもの術の巻 （1989年）
*#『氷の上のひなたぼっこ』1989年、{{ISBN2|4-06-195620-5}}
** なん者ひなた丸大ふくろうの術の巻 （1990年）
*#『うかぶ島のなぞ』1989年、{{ISBN2|4-06-195623-X}}
** なん者ひなた丸火炎もぐらの術の巻 （1990年）
*#『ふしぎなクジラ』1989年、{{ISBN2|4-06-195634-5}}
** なん者ひなた丸月光くずしの術の巻 （1991年）
*#『セイウチのゆくえ』1991年、{{ISBN2|4-06-195647-7}}
** なん者ひなた丸金とん雲の術の巻 （1992年）
*『[[なん者・にん者・ぬん者]]』大沢幸子絵、[[あかね書房]]
** なん者ひなた丸津波がえしの術の巻 （1992年）
** なん者ひなた丸千鳥がすみの術の巻 （1993年）
*#『なん者ひなた丸ねことんの術の巻』1989年、{{ISBN2|4-251-03821-5}}
** なん者ひなた丸黒潮がくれの術の巻 （1994年）
*#『なん者ひなた丸白くもの術の巻』1989年、{{ISBN2|4-251-03822-3}}
** なん者ひなた丸空蝉おとしの術の巻 （1994年）
*#『なん者ひなた丸大ふくろうの術の巻』[[1990年]]、{{ISBN2|4-251-03823-1}}
** なん者ひなた丸南蛮づくしの術の巻 （1995年）
*#『なん者ひなた丸火炎もぐらの術の巻』1990年、{{ISBN2|4-251-03824-X}}
** なん者ひなた丸まぼろし衣切りの術の巻 （1996年）
*#『なん者ひなた丸月光くずしの術の巻』1991年、{{ISBN2|4-251-03825-8}}
** なん者ひなた丸むささび城封じの術の巻 （1997年）
*#『なん者ひなた丸金とん雲の術の巻』[[1992年]]、{{ISBN2|4-251-03826-6}}
** なん者ひなた丸ばけねこ鏡わりの術の巻 （1997年）
*#『なん者ひなた丸津波がえしの術の巻』1992年、{{ISBN2|4-251-03827-4}}
** なん者ひなた丸まどわし大ねことんの術の巻 （1998年）
*#『なん者ひなた丸千鳥がすみの術の巻』[[1993年]]、{{ISBN2|4-251-03828-2}}
*#『なん者ひなた丸黒潮がくれの術の巻』[[1994年]]、{{ISBN2|4-251-03829-0}}
* ペンギンハウスのメリークリスマス （講談社 1989年）
*#『なん者ひなた丸空蝉おとしの術の巻』1994年、{{ISBN2|4-251-03830-4}}
* 呉書三国志 1-3 （講談社（歴史英雄シリーズ） 1990年）
*#『なん者ひなた丸南蛮づくしの術の巻』[[1995年]]、{{ISBN2|4-251-03831-2}}
* ネコにつばさのある国で テレスコープ・ワンダーランド （[[勝又進]]絵、学習研究社 1990年）
*#『なん者ひなた丸まぼろし衣切りの術の巻』[[1996年]]、{{ISBN2|4-251-03832-0}}
* おふろかいじゅうカルルス （講談社 1990年）
*#『なん者ひなた丸むささび城封じの術の巻』[[1997年]]、{{ISBN2|4-251-03833-9}}
* サマー・オブ・パールズ （講談社 1990年）
*#『なん者ひなた丸ばけねこ鏡わりの術の巻』1997年、{{ISBN2|4-251-03834-7}}
* [[風力鉄道に乗って]] （理論社 1990年）
*#『なん者ひなた丸まどわし大ねことんの術の巻』[[1998年]]、{{ISBN2|4-251-03835-5}}
* ぼくたちはシグナル・ギャルズ （偕成社 1990年）
*『ペンギンハウスのメリークリスマス』伊東寛絵、講談社〈わくわくライブラリー〉、1989年、{{ISBN2|4-06-195632-9}}
* テーオバルトの騎士道入門 （理論社 1991年）
*『呉書三国志』講談社
* 空中メリーゴーラウンド （理論社 1991年）
**〈歴史英雄シリーズ〉、[[モンキー・パンチ]]絵
* ペンギンたんけんたいシリーズ （講談社）
**#『将の巻 孫堅伝』1990年、{{ISBN2|4-06-204951-1}}
** ペンギンたんけんたい （1991年）
**#『王の巻 孫策伝』1990年、{{ISBN2|4-06-204952-X}}
** ペンギンしょうぼうたい （1993年）
**#『帝の巻 孫権伝』1990年、{{ISBN2|4-06-204953-8}}
** ペンギンおうえんだん （1994年）
**合冊版、広瀬弦絵、2019年、{{ISBN2|978-4-06-221061-4}}
** ペンギンサーカスだん （1996年）
*『ネコにつばさのある国で テレスコープ・ワンダーランド』[[勝又進]]絵、[[学研ホールディングス|学習研究社]]〈学研の新・創作シリーズ〉、1990年、{{ISBN2|4-05-103087-3}}
** ペンギンパトロールたい （1997年）
*『おふろかいじゅうカルルス』伊東寛絵、講談社〈どうわがいっぱい 5〉、1990年、{{ISBN2|4-06-197805-5}}
** ペンギンおんがくたい （1998年）
*『サマー・オブ・パールズ』
** ペンギンたんていだん （2002年）
**講談社、1990年、{{ISBN2|4-06-205106-0}}
** ペンギンたくはいびん （2005年）
**[[日本標準]]、奥江幸子絵、2008年、{{ISBN2|978-4-8208-0320-1}}
** ペンギンかんそくたい （2007年）
*『[[風力鉄道に乗って]]』[[佐々木マキ]]絵、[[理論社]]〈童話パラダイス 1〉、1990年、{{ISBN2|4-652-00471-0}}
* ジークシリーズ （[[小澤摩純]]絵、偕成社）
*『ぼくたちはシグナル・ギャルズ』[[おーなり由子]]絵、偕成社〈創作こどもクラブ 30〉、1990年、{{ISBN2|4-03-530300-3}}
** ジーク―月のしずく日のしずく （1992年 ISBN 9784035400509）
*『テーオバルトの騎士道入門』[[おぼまこと]]絵、理論社〈童話パラダイス 6〉、1991年、{{ISBN2|4-652-00476-1}}
** ジーク2―ゴルドニア戦記 （2001年 ISBN 9784035402503）
*『空中メリーゴーラウンド』[[和田誠]]絵、理論社〈童話パラダイス 4〉、1991年、{{ISBN2|4-652-00474-5}}
* どくろじるしのかいぞくドルク （講談社 1992年）
*『ペンギン』高畠純絵、講談社
* てんこもりのこうもり （佼成出版社 1992年）
**〈どうわがいっぱい〉
* 南博士はナンダンネン くもん出版 1992年）
**#『ペンギンたんけんたい』1991年、{{ISBN2|4-06-197824-1}}
* TN探偵社なぞのなぞなぞ怪人 くもん出版 1992年）
**#『ペンギンしょうぼうたい』1993年、{{ISBN2|4-06-197834-9}}
* TN探偵社怪盗そのまま仮面 くもん出版 1993年）
**#『ペンギンおうえんだん』1994年、{{ISBN2|4-06-197838-1}}
* 少年は砂漠をこえる ハラ・エルチをたずねて （ほるぷ出版 1993年）
**#『ペンギンサーカスだん』1996年、{{ISBN2|4-06-197839-X}}
* [[ダーサンとクロヒョウ]] （岩崎書店 1993年）
**#『ペンギンパトロールたい』1997年、{{ISBN2|4-06-197842-X}}
* [[ダーサンと川のギャング]] （岩崎書店 1995 年）
**#『ペンギンおんがくたい』1998年、{{ISBN2|4-06-197843-8}}
* としとったねことまいごのくじら （クレヨンハウス 1993年）
**#『ペンギンたんていだん』2002年、{{ISBN2|4-06-198151-X}}
* みなみのしまのサンタクロース （佼成出版社 1993年）
**#『ペンギンたくはいびん』[[2005年]]、{{ISBN2|4-06-198160-9}}
* ぼくのおじさん （偕成社 1993年）
**#『ペンギンかんそくたい』[[2007年]]、{{ISBN2|978-4-06-198166-9}}
* まんぼう塾物語 （学習研究社 1993年）
**#『ペンギンがっしょうだん』[[2012年]]、{{ISBN2|978-4-06-198186-7}}
* ものまねきょうりゅう （ほるぷ出版 1994年）
**#『ペンギンとざんたい』2013年、{{ISBN2|978-4-06-198195-9}}
* ゆめのつづきは… （フレーベル館 1994年）
**〈講談社の創作絵本〉
* しろふくろうのまいご日記 （ほるぷ出版 1994年）
**#『ペンギンたんけんたい みなみのしま』2022年、{{ISBN2|978-4-06-528319-6}}
* しろふくろうのぼうけん日記 ほるぷ出版 1995年）
*『ジーク』[[小澤摩純]]絵、偕成社〈偕成社ワンダーランド〉
* ぷてらのタクシー （講談社 1994年）
*#『月のしずく日のしずく』1992年、{{ISBN2|4-03-540050-5}}
* あっちこっちサバンナ （あかね書房 1994年）
*#『ゴルドニア戦記』2001年、{{ISBN2|4-03-540250-8}}
* 影の迷宮 （小峰書店 1994年）
*『どくろじるしのかいぞくドルク』森田みちよ絵、講談社〈わくわくライブラリー〉、1992年、{{ISBN2|4-06-195656-6}}
* 潜水海賊キャプテン・グック （岩崎書店 1994年）
*『しろくま』高畠純絵、小峰書店
* 海にかがやく （講談社 1994年）
**〈新しいこどもの文学〉
* ひとりでいらっしゃい 七つの怪談 （偕成社 1994年）
**#『しろくまだって』1992年、{{ISBN2|4-338-08910-5}}
* おしゃれうさぎラップ （小峰書店 1995年）
**#『やっぱりしろくま』1997年、{{ISBN2|4-338-08929-6}}
* ようこそ魔界伯爵 （偕成社 1995年）
**〈斉藤洋のしろくまシリーズ〉
* たったひとりの伝説 （理論社 1995年）
**#『しろくまだって 新装版』2014年、{{ISBN2|978-4-338-01701-5}}
* びっくりあんこう （講談社 1995年）
**#『やっぱりしろくま 新装版』2014年、{{ISBN2|978-4-338-01702-2}}
* 学校でおばけはいかが （新学社・全家研 1996年）
**#『いつでもしろくま』2014年、{{ISBN2|978-4-338-01703-9}}
* のどからあいうえお （偕成社 1996年）
*『てんこもりのこうもり』高畠純絵、[[佼成出版社]]〈いちご文学館 18〉、1992年、{{ISBN2|4-333-01575-8}}
* しりとりシリーズ （岩崎書店）
*『南博士はナンダンネン』長新太画、[[公文教育研究会#関連組織・子会社|くもん出版]]〈くもんの創作児童文学シリーズ 8〉、1992年、{{ISBN2|4-87576-759-5}}
** しりとりこあら （1996年）
*『TN探偵社』[[南伸坊]]絵
** しりとりたぬき （1996年）
**くもん出版〈くもんのおもしろ文学クラブ〉
* [[白狐魔記]]シリーズ （偕成社）
**#『TN探偵社なぞのなぞなぞ怪人』1992年、{{ISBN2|4-87576-735-8}}
** 源平の風 （1996年）
**#『TN探偵社怪盗そのまま仮面』1993年、{{ISBN2|4-87576-820-6}}
** 蒙古の波 （1998年）
**日本標準〈シリーズ本のチカラ〉
** 洛中の火 （2000年）
**#『TN探偵社なぞのなぞなぞ怪人』2007年、{{ISBN2|978-4-8208-0286-0}}
** 戦国の雲 （2006年）
**#『TN探偵社怪盗そのまま仮面』2009年、{{ISBN2|978-4-8208-0397-3}}
** 天草の霧 （2010年）
**#『TN探偵社消えた切手といえない犯人』2011年、{{ISBN2|978-4-8208-0540-3}}
** 元禄の雪 （2012年）
*『少年は砂漠をこえる ハラ・エルチをたずねて』[[飯野和好]]絵、[[ほるぷ出版]]〈ほるぷ創作文庫〉、1993年、{{ISBN2|4-593-54034-8}}
*ドローセルマイアーの人形劇場 （あかね書房 1997年）
*『ぼくのおじさん』[[いとうひろし]]絵、偕成社〈偕成社おたのしみクラブ〉、1993年、{{ISBN2|4-03-610010-6}}
* なにしてルンバ （フレーベル館 1997年）
*『まんぼう塾物語』高畠ひろき画、学習研究社〈学研の新・創作シリーズ〉、1993年、{{ISBN2|4-05-105520-5}}
* わがままマーマひめシリーズ （講談社）
*『としとったねことまいごのくじら』みやざきひろかず絵、[[クレヨンハウス]]〈おはなし広場〉、1993年、{{ISBN2|4-906379-25-7}}
** くもにのったマーマひめ （1997年）
*『[[ダーサンとクロヒョウ]]』森田みちよ絵、[[岩崎書店]]〈童話の城 28〉、1993年、{{ISBN2|4-265-01828-9}}
** マーマひめとさんぞくベルゲン （1997年）
*『みなみのしまのサンタクロース』高畠純絵、佼成出版社、1993年、{{ISBN2|4-333-01660-6}}
** マーマひめとおしゃれなライバル （1998年）
*『ものまねきょうりゅう』[[村上康成]]絵、ほるぷ出版〈わくわくどうわかん〉、1994年、{{ISBN2|4-593-56500-6}}
* コアラ・シリーズ （理論社）
*『ゆめのつづきは…』高畠純絵、[[フレーベル館]]、1994年、{{ISBN2|4-577-00288-4}}
** コアラゆうびん （1997年）
*『ぷてらのタクシー』森田みちよ絵、講談社、1994年、{{ISBN2|4-06-132205-2}}
** コアラしんぶん （1998 年）
*『しろふくろうのまいご日記』高畠純絵、ほるぷ出版、1994年、{{ISBN2|4-593-56038-1}}
** コアラタクシー （1999年）
*『潜水海賊キャプテン・グック』飯野和好絵、岩崎書店〈創作児童文学館 2〉、1994年、{{ISBN2|4-265-06002-1}}
** コアラたんてい （2000年）
*『海にかがやく』
** コアラフェリー （2001年）
**講談社、1994年、{{ISBN2|4-06-207110-X}}
** コアラパーティー （2004年）
**偕成社〈偕成社文庫〉、2012年、{{ISBN2|978-4-03-652740-3}}
* やっぱりしろくま （小峰書店 1997年）
*『ひとりでいらっしゃい 七つの怪談』奥江幸子絵、偕成社〈偕成社ワンダーランド 13〉、1994年、{{ISBN2|4-03-540130-7}}
* たんていワンダ （岩崎書店 1998年）
*『あっちこっちサバンナ』高畠純絵、あかね書房〈おはなしフェスタ 1〉、1994年、{{ISBN2|4-251-04051-1}}
* ぶたぬきくん （佼成出版社）
*『影の迷宮（シャドーラビリンス）』[[山下勇三]]絵、[[小峰書店]]〈新こみね創作児童文学〉、1994年、{{ISBN2|4-338-10704-9}}
** ぶたぬきくんうみへいく （1999年）
*『びっくりあんこう』森田みちよ絵、講談社〈ちいさな絵童話りとる 8〉、1995年、{{ISBN2|4-06-252858-4}}
** ぶたぬきくんまちへいく （1999年）
*『[[ダーサンと川のギャング]]』森田みちよ絵、岩崎書店〈童話だいすき 4〉、1995年、{{ISBN2|4-265-06104-4}}
** ぶたぬきくんもりへいく （1999年）
*『しろふくろうのぼうけん日記』高畠純絵、ほるぷ出版、1995年、{{ISBN2|4-593-56040-3}}
** ぶたぬきくんしまへいく （2000年）
*『ようこそ魔界伯爵』岩島Taco画、偕成社〈偕成社おたのしみクラブ〉、1995年、{{ISBN2|4-03-610090-4}}
** ぶたぬきくんほっきょくへいく （2001年）
*『おしゃれうさぎラップ』高畠純絵、小峰書店〈どうわコレクション〉、1995年、{{ISBN2|4-338-13201-9}}
** ぶたぬきくんおまわりさんになっちゃった （2005年）
*『たったひとりの伝説』[[荒井良二]]画、理論社〈理論社ライブラリー〉、1995年、{{ISBN2|4-652-01121-0}}
** ぶたぬきくんナースになっちゃった （2007年）
*『[[白狐魔記]]』高畠純画、偕成社
* ぼうけんしマウス （理論社 1998年）
*#『源平の風』1996年、{{ISBN2|4-03-744210-8}}
* 旗本フライパン （リブリオ出版 1998年）
*#『蒙古の波』1998年、{{ISBN2|4-03-744220-5}}
* 消える人たち 九つの不思議な話 （小峰書店 1998年）
*#『洛中の火』2000年、{{ISBN2|4-03-744230-2}}
* マックスのどろぼう修行 （理論社 1999年）
*#『戦国の雲』2006年、{{ISBN2|4-03-744240-X}}
* ナツカのお化け事件簿シリーズ （あかね書房）
*#『天草の霧』2010年、{{ISBN2|978-4-03-744250-7}}
** 恐怖のろくろっ手 （1999年）
*#『元禄の雪』2012年、{{ISBN2|978-4-03-744620-8}}
** ゆうれいドレスのなぞ （1999年）
*#『天保の虹』2019年、{{ISBN2|978-4-03-744630-7}}
** メリーさんの電話 （1999年）
*『しりとりこあら』森田みちよ絵、岩崎書店〈わくわくえほん 4〉、1996年、{{ISBN2|4-265-03134-X}}
** 真夜中のあわせかがみ （2000年）
*『学校でおばけはいかが』森田みちよ絵、[[新学社]]・[[全日本家庭教育研究会|全家研]]〈少年少女こころの図書館〉、1996年
** わらうピエロ人形 （2001年）
*『しりとりたぬき』森田みちよ絵、岩崎書店〈わくわくえほん 6〉、1996年、{{ISBN2|4-265-03136-6}}
** 夕ぐれの西洋やしき （2002年）
*『のどからあいうえお』高畠純絵、偕成社、1996年、{{ISBN2|4-03-318020-6}}
** 深夜のゆうれい電車 （2005年）
*『ドローセルマイアーの人形劇場』森田みちよ画、あかね書房〈グリーンフィールド〉、1997年、{{ISBN2|4-251-06654-5}}
* しまのないトラ なかまとちがってもなんとかうまく生きていったどうぶつたちの話 （偕成社 1999年）
*『なにしてルンバ』高畠純絵、フレーベル館、1997年、{{ISBN2|4-577-01786-5}}
* ボックニャック団長のぼうけん （岩崎書店 1999年）
*『わがままマーマひめ』[[いとうみき (絵本作家)|伊東美貴]]絵、講談社
* ムサシの妖怪パスポートシリーズ （フレーベル館）
*#『くもにのったマーマひめ』1997年、{{ISBN2|4-06-208652-2}}
** たんてい気分で妖怪と （2000年）
*#『マーマひめとさんぞくベルゲン』1997年、{{ISBN2|4-06-208870-3}}
** きえた妖怪皇女 （2002年）
*#『マーマひめとおしゃれなライバル』1998年、{{ISBN2|4-06-209159-3}}
* 日曜の朝ぼくは （理論社 2000年）
*『なんでもコアラ』森田みちよ絵、理論社〈おはなしパレード〉
* 千年ぎつねの秋冬コレクション （佼成出版社 2001年）
*#『コアラゆうびん』1997年、{{ISBN2|4-652-00871-6}}
* 千年ぎつねの春夏コレクション （佼成出版社 2001年）
*#『コアラしんぶん』1998年、{{ISBN2|4-652-00875-9}}
* 童話作家はいかが （講談社 2002年）
*#『コアラタクシー』1999年、{{ISBN2|4-652-00879-1}}
* 黄色いポストの郵便配達 （理論社 2002年）
*#『コアラたんてい』2000年、{{ISBN2|4-652-00883-X}}
* だれのパンツ （佼成出版社 2004年）
*#『コアラフェリー』2001年、{{ISBN2|4-652-00894-5}}
* ぞうの金メダル （偕成社 2004年）
*#『コアラパーティー』2004年、{{ISBN2|4-652-00907-0}}
* タカオのつくもライフシリーズ （佼成出版社）
*『ぼうけんしマウス』高畠純絵、理論社〈キッズパラダイス 7〉、1998年、{{ISBN2|4-652-00738-8}}
** 真夜中マイフレンド （2004年）
*『たんていワンダ』森田みちよ絵、岩崎書店〈わくわくえほん 7)〉、1998年、{{ISBN2|4-265-03137-4}}
** メリーな夜のあぶない電話 （2005年）
*『旗本フライパン』リブリオ出版、1998年、{{ISBN2|4-89784-689-7}}
** プライドは夜のキーワード （2005年）
*『ぶたぬきくん』森田みちよ絵、佼成出版社
* バースデー・ドッグ フレーベル館 （2004年）
*#『ぶたぬきくん』1998年、{{ISBN2|4-333-01868-4}}
* うらからいらっしゃい 七つの怪談 （偕成社 2004年）
*#『ぶたぬきくんもりへいく』1999年、{{ISBN2|4-333-01876-5}}
* ねこだまし （理論社 2004年）
*#『ぶたぬきくんまちへいく』1999年、{{ISBN2|4-333-01879-X}}
* 妖怪ハンター・ヒカルシリーズ （あかね書房）
*#『ぶたぬきくんうみへいく』1999年、{{ISBN2|4-333-01885-4}}
** 闇夜の百目 （2004年）
*#『ぶたぬきくんしまへいく』2000年、{{ISBN2|4-333-01906-0}}
** 霧の幽霊船 （2005年）
*#『ぶたぬきくんほっきょくへいく』2001年、{{ISBN2|4-333-01943-5}}
** かえってきた雪女 （2006年）
*#『ぶたぬきくんおまわりさんになっちゃった』2005年、{{ISBN2|4-333-02149-9}}
** 花ふぶきさくら姫 （2007年）
*#『ぶたぬきくんナースになっちゃった』2007年、{{ISBN2|978-4-333-02283-0}}
** 決戦!妖怪島 （2008年）
*『消える人たち 九つの不思議な話』小峰書店、1998年、{{ISBN2|4-338-14403-3}}
* クリスマスをめぐる7つのふしぎ （理論社 2005年）
*『ナツカのおばけ事件簿』かたおかまなみ絵、あかね書房
* 七つの季節に （講談社 2006年）
*#『メリーさんの電話』1999年、{{ISBN2|4-251-03841-X}}
* こんやもカーニバル （講談社 2006年）
*#『恐怖のろくろっ手』1999年、{{ISBN2|4-251-03842-8}}
* アブさんとゴンザレス （佼成出版社 2006年）
*#『ゆうれいドレスのなぞ』1999年、{{ISBN2|4-251-03843-6}}
* かんたんせんせいとペンギン （講談社 2006年）
*#『真夜中のあわせかがみ』2000年、{{ISBN2|4-251-03844-4}}
* かんたんせんせいとライオン （講談社 2008年）
*#『わらうピエロ人形』2001年、{{ISBN2|4-251-03845-2}}
* ぼくのあぶないアルバイト （ポプラ社 2007年）
*#『夕ぐれの西洋やしき』2002年、{{ISBN2|4-251-03846-0}}
* みずたまぴょんがやってきた （理論社 2007年）
*#『深夜のゆうれい電車』2005年、{{ISBN2|4-251-03847-9}}
* 思い出はブラックボックスに （ポプラ社 2007年）
*#『ゆうれいパティシエ事件』2010年、{{ISBN2|978-4-251-03848-7}}
* ルーディーボール エピソード1（シュタードの伯爵） （講談社 2007年）
*#『呪いのまぼろし美容院』2011年、{{ISBN2|978-4-251-03849-4}}
* 人形は月夜にほほえむ （ポプラ社 2007年）
*#『魔界ドールハウス』2012年、{{ISBN2|978-4-251-03850-0}}
* イーゲル号航海記 1-2 （偕成社 2007年-2008年）
*#『とりつかれたバレリーナ』2013年、{{ISBN2|978-4-251-03851-7}}
* はこいりひめのきえたはこ （理論社 2007
*#『バラの城のゆうれい』2013年、{{ISBN2|978-4-251-03852-4}}
* ひとりざむらいとこうちょうせんせい （講談社 2007年）
*#『テーマパークの黒髪人形』2014年、{{ISBN2|978-4-251-03853-1}}
* ひとりざむらいとおばけアパート （講談社 2008年）
*#『むらさき色の悪夢』2015年、{{ISBN2|978-4-251-03854-8}}
* はたらきもののナマケモノ （理論社 2007年）
*#『初恋ゆうれいアート』2017年、{{ISBN2|978-4-251-03855-5}}
* かえってくるゆうれい画 （ポプラ社 2008年）
*#『図書館の怪談』2018年、{{ISBN2|978-4-251-03856-2}}
* ふしぎなもるもくん （偕成社 2008年）
*#『暗闇の妖怪デザイナー』2019年、{{ISBN2|978-4-251-03857-9}}
* 「おまえだ!」とカピバラはいった （講談社 2008年）
*#『フラワーショップの亡霊』2020年、{{ISBN2|978-4-251-03858-6}}
* 霊界交渉人ショウタシリーズ （ポプラ社）
*『ボックニャック団長のぼうけん』高畠純絵、岩崎書店〈童話のパレット 5〉、1999年、{{ISBN2|4-265-06705-0}}
** 音楽室の幽霊 （2009年）
*『しまのないトラ なかまとちがってもなんとかうまく生きていったどうぶつたちの話』廣川沙映子絵、偕成社〈偕成社おはなしポケット〉、1999年、{{ISBN2|4-03-501010-3}}
** 月光電気館の幽霊 （2009年）
*『マックスのどろぼう修行』おぼまこと絵、理論社〈キッズパラダイス〉、1999年、{{ISBN2|4-652-00740-X}}
** ウエディングドレスの幽霊 （2010年）
*『ムサシの妖怪パスポート』原ミノル絵、フレーベル館
* ミス・カナのゴーストログ （偕成社）
*#『たんてい気分で妖怪と』2000年、{{ISBN2|4-577-02105-6}}
** すずかけ屋敷のふたご （2011年）
*#『きえた妖怪皇女』2002年、{{ISBN2|4-577-02423-3}}
** 呼び声は海の底から （2011年）
*『日曜の朝ぼくは』森田みちよ絵、理論社〈理論社ライブラリー〉、2000年、{{ISBN2|4-652-01138-5}}
** かまいたちの秋 （2011年）
*『グリムどうわ 一年生』[[岡本颯子]]絵、偕成社〈学年別・新おはなし文庫〉、2001年、{{ISBN2|4-03-923020-5}}
** つばめの鎮魂歌（レクイエム） （2012年）
*『グリムどうわ 二年生』遠山繁年絵、偕成社〈学年別・新おはなし文庫〉、2001年、{{ISBN2|4-03-923120-1}}
* 西遊後記シリーズ （理論社）
*『グリム童話 三年生』浅倉田美子絵、偕成社〈学年別・新おはなし文庫〉、2001年、{{ISBN2|4-03-923220-8}}
**1 還の巻 （2013年）
*『千年ぎつねの春夏コレクション』高畠純絵、佼成出版社、2001年、{{ISBN2|4-333-01925-7}}
**2 芳の巻 （2014年）
*『千年ぎつねの秋冬コレクション』高畠純絵、佼成出版社、2001年、{{ISBN2|4-333-01950-8}}
**3 河の巻 （2014年）
*『童話作家はいかが』講談社
**2002年、{{ISBN2|4-06-211317-1}}
**『童話作家になる方法』2016年、{{ISBN2|978-4-06-220038-7}}
*『黄色いポストの郵便配達』森田みちよ絵、理論社〈理論社ライブラリー〉、2002年、{{ISBN2|4-652-01143-1}}
*『バースデー・ドッグ』[[高畠那生]]絵、フレーベル館、2004年、{{ISBN2|4-577-02864-6}}
*『[[西遊記]]』広瀬弦絵、理論社
*#『天の巻』2004年、{{ISBN2|4-652-01147-4}}
*#『地の巻』2004年、{{ISBN2|4-652-01148-2}}
*#『水の巻』2005年、{{ISBN2|4-652-01149-0}}
*#『仙の巻』2006年、{{ISBN2|4-652-01152-0}}
*#『宝の巻』2006年、{{ISBN2|4-652-01153-9}}
*#『王の巻』2007年、{{ISBN2|978-4-652-01154-6}}
*#『竜の巻』2008年、{{ISBN2|978-4-652-01155-3}}
*#『怪の巻』2009年、{{ISBN2|978-4-652-01158-4}}
*#『妖の巻』2010年、{{ISBN2|978-4-652-01166-9}}
*#『迷の巻』2012年、{{ISBN2|978-4-652-01167-6}}
*#『火の巻』2016年、{{ISBN2|978-4-652-20139-8}}
*#『珠の巻』2018年、{{ISBN2|978-4-652-20249-4}}
*#『風の巻』2019年、{{ISBN2|978-4-652-20311-8}}
*#『寂の巻』2020年、{{ISBN2|978-4-652-20404-7}}
*#『名の巻』2022年、{{ISBN2|978-4-652-20532-7}}
*#『化の巻』2024年、{{ISBN2|978-4-652-20603-4}}
*『だれのパンツ』森田みちよ絵、佼成出版社、2004年、{{ISBN2|4-333-02068-9}}
*『ぞうの金メダル』高畠那生絵、偕成社、2004年、{{ISBN2|4-03-331350-8}}
*『タカオのつくもライフ』藤田裕美絵、佼成出版社
*#『真夜中マイフレンド』2004年、{{ISBN2|4-333-02074-3}}
*#『メリーな夜のあぶない電話』2005年、{{ISBN2|4-333-02139-1}}
*#『プライドは夜のキーワード』2005年、{{ISBN2|4-333-02186-3}}
*『うらからいらっしゃい 七つの怪談』奥江幸子絵、偕成社〈偕成社ワンダーランド 30〉、2004年、{{ISBN2|4-03-540300-8}}
*『ねこだまし』高畠那生絵、理論社、2004年、{{ISBN2|4-652-04038-5}}
*『妖怪ハンター・ヒカル』大沢幸子絵、あかね書房
*#『闇夜の百目』2004年、{{ISBN2|4-251-04241-7}}
*#『霧の幽霊船』2005年、{{ISBN2|4-251-04242-5}}
*#『かえってきた雪女』2006年、{{ISBN2|4-251-04243-3}}
*#『花ふぶきさくら姫』2007年、{{ISBN2|978-4-251-04244-6}}
*#『決戦!妖怪島』2008年、{{ISBN2|978-4-251-04245-3}}
*『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』森田みちよ絵、理論社、2005年、{{ISBN2|4-652-00749-3}}
*『七つの季節に』講談社、2006年、{{ISBN2|4-06-213327-X}}
*『こんやもカーニバル』高畠那生絵、講談社〈講談社の創作絵本〉、2006年、{{ISBN2|4-06-132331-8}}
*『かんたんせんせい』大森裕子絵、講談社〈どうわがいっぱい〉
*#『かんたんせんせいとペンギン』2006年、{{ISBN2|4-06-198163-3}}
*#『かんたんせんせいとライオン』2008年、{{ISBN2|978-4-06-198169-0}}
*#『かんたんせんせいとバク』2011年、{{ISBN2|978-4-06-198178-2}}
*『アブさんとゴンザレス』高畠那生絵、佼成出版社〈どうわのとびらシリーズ〉、2006年、{{ISBN2|4-333-02245-2}}
*『ふしぎメッセンジャーQ』下平けーすけ絵、[[ポプラ社]]
*#『ぼくのあぶないアルバイト』2007年、{{ISBN2|978-4-591-09710-6}}
*#『思い出はブラックボックスに』2007年、{{ISBN2|978-4-591-09777-9}}
*#『人形は月夜にほほえむ』2007年、{{ISBN2|978-4-591-09901-8}}
*#『かえってくるゆうれい画』2008年、{{ISBN2|978-4-591-10273-2}}
*『いつでもパラディア』森田みちよ絵、理論社
*#『みずたまぴょんがやってきた』2007年、{{ISBN2|978-4-652-00910-9}}
*#『はこいりひめのきえたはこ』2007年、{{ISBN2|978-4-652-00912-3}}
*『はたらきもののナマケモノ』[[武田美穂]]絵、理論社
*#『はたらきもののナマケモノ』2007年、{{ISBN2|978-4-652-01157-7}}
*#『アリクイありえない』2009年、{{ISBN2|978-4-652-01161-4}}
*#『いつでもインコ』2016年、{{ISBN2|978-4-652-20141-1}}
*『ルーディーボール エピソード1 シュタードの伯爵』講談社、2007年、{{ISBN2|978-4-06-213964-9}}
*『イーゲル号航海記』コジマケン絵、偕成社
*#『魚人の神官』2007年、{{ISBN2|978-4-03-744810-3}}
*#『針路東、砂漠をこえろ!』2008年、{{ISBN2|978-4-03-744820-2}}
*#『女王と一角獣の都』2011年、{{ISBN2|978-4-03-744830-1}}
*『ひとりざむらいとこうちょうせんせい』高畠那生絵、講談社〈どうわがいっぱい 68〉、2007年、{{ISBN2|978-4-06-198168-3}}
*『ひとりざむらいとおばけアパート』高畠那生絵、講談社〈どうわがいっぱい 73〉、2008年、{{ISBN2|978-4-06-198173-7}}
*『ふしぎなもるもくん』江田ななえ絵、偕成社、2008年、{{ISBN2|978-4-03-439340-6}}
*『「おまえだ!」とカピバラはいった』佐々木マキ画、講談社、2008年、{{ISBN2|978-4-06-215080-4}}
*『霊界交渉人ショウタ』市井あさ絵、ポプラ社〈ポプラポケット文庫〉
*#『音楽室の幽霊』2009年、{{ISBN2|978-4-591-10904-5}}
*#『月光電気館の幽霊』2009年、{{ISBN2|978-4-591-11232-8}}
*#『ウエディングドレスの幽霊』2010年、{{ISBN2|978-4-591-11528-2}}
*『[[ギリシア神話]]』[[佐竹美保]]絵、理論社
*#『オリュンポスの書』2009年、{{ISBN2|978-4-652-01162-1}}
*#『ペルセウスの書』2009年、{{ISBN2|978-4-652-01163-8}}
*#『トロイアの書』2010年、{{ISBN2|978-4-652-01164-5}}
*『ミス・カナのゴーストログ』偕成社
*#『すずかけ屋敷のふたご』2011年、{{ISBN2|978-4-03-744740-3}}
*#『呼び声は海の底から』2011年、{{ISBN2|978-4-03-744750-2}}
*#『かまいたちの秋』2011年、{{ISBN2|978-4-03-744760-1}}
*#『つばめの鎮魂歌（レクイエム）』2012年、{{ISBN2|978-4-03-744770-0}}
*『西遊後記』広瀬弦絵、理論社
*#『還の巻』2013年、{{ISBN2|978-4-652-20014-8}}
*#『芳の巻』2014年、{{ISBN2|978-4-652-20015-5}}
*#『河の巻』2014年、{{ISBN2|978-4-652-20016-2}}
*『ビブリオ・ファンタジア』[[森泉岳土]]・絵、偕成社
*#『アリスのうさぎ』 2016年、{{ISBN|978-4-03-727210-4}}
*#『シンデレラのねずみ』2018年、{{ISBN|978-4-03-727220-3}}
*#『グレーテルの白い小鳥』2020年、{{ISBN|978-4-03-727230-2}}
*『アーサー王の世界』[[静山社]]
*#『大魔法師マーリンと王の誕生』2016年、{{ISBN2|978-4-86389-363-4}}
*#『二本の剣とアーサーの即位』2017年、{{ISBN2|978-4-86389-378-8}}
*#『ガリアの巨人とエクスカリバー』2018年、{{ISBN2|978-4-86389-407-5}}
*#『湖の城と若きランスロット』2018年、{{ISBN2|978-4-86389-469-3}}
*#『荷車の騎士ランスロット』2019年、{{ISBN2|978-4-86389-543-0}}
*#『聖杯の騎士パーシヴァル』2020年、{{ISBN2|978-4-86389-597-3}}
*#『キャメロットの亡霊』2021年、{{ISBN2|978-4-86389-618-5}}
*『サブキャラたちのグリム童話』広瀬弦絵、偕成社、2020年、{{ISBN2|978-4-03-643210-3}}


== 翻訳 ==
=== 翻訳 ===
* [[長靴をはいた猫|ながぐつをはいたねこ]] （[[シャルル・ペロー|ペロー]] クルト・バウマンさいわ ほるぷ出版 1991年）
*[[シャルル・ペロー|ペロー]]、クルト・バウマン再話『[[長靴をはいた猫|ながぐつをはいたねこ]]』ほるぷ出版、1991年、{{ISBN2|4-593-50278-0}}
*ヴァルター・クライエ『小さな島の大男』ほるぷ出版、1992年、{{ISBN2|4-593-50287-X}}
* [[三国志演義|三国志]] 1-3 （[[羅貫中]] 講談社（講談社KK文庫） 1991年）
*{{仮リンク|ゴットフリート・アウグスト・ビュルガー|label=ビュルガー|en|Gottfried August Bürger}}、[[ヴィルヘルム・ハウフ|ハウフ]]、和歌山静子絵『[[ミュンヒハウゼン男爵|ほらふき男爵の冒険]]／こうのとりになった王さま』講談社〈講談社のおはなし童話館 7〉、1992年、{{ISBN2|4-06-197907-8}}
* 小さな島の大男 （ヴァルター・クライエ ほるぷ出版 1992年）
*パウル・マール『カンガルーぼうやのぼうけん』ほるぷ出版、1992年、{{ISBN2|4-593-59126-0}}
* [[ミュンヒハウゼン男爵|ほらふき男爵の冒険]] （ビュルガー） こうのとりになった王さま （ハウフ） （講談社 1992年）
* カンガルーぼうやのぼうけん （パウル・マール ほるぷ出版 1992年）
*パウル・マール『カンガルーぼうやのそらとぶれんしゅう』ほるぷ出版、1993年、{{ISBN2|4-593-59128-7}}
*ジャネット・パールマン『ペンギンシンデレラ』偕成社、1994年、{{ISBN2|4-03-328400-1}}
* カンガルーぼうやのそらとぶれんしゅう （パウル・マール ほるぷ出版 1993年）
* ペンギンシンデレラ （ジャネット・パールマン 偕成社 1994年）
*ジャネット・パールマン『ペンギンはだかの王さま』偕成社、1994年、{{ISBN2|4-03-328410-9}}
*ジョナサン・ラングレイ『あかずきんちゃん』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 1〉、1995年、{{ISBN2|4-265-05831-0}}
* ペンギンはだかの王さま （ジャネット・パールマン 偕成社 1994年）
* あかずきんちゃん （ジョナサン・ラングレイ 岩崎書店 1995年）
*ジョナサン・ラングレイ『三びきのくまときんぱつちゃん』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 2〉、1995年、{{ISBN2|4-265-05832-9}}
*デイビッド・マッキー『エルマーとゆき』ほるぷ出版、1995年、{{ISBN2|4-593-50342-6}}
* 三びきのくまときんぱつちゃん （ジョナサン・ラングレイ 岩崎書店 1995年）
*ジョナサン・ラングレイ『こなやのむすめとふしぎなこびと』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 3〉、1996年、{{ISBN2|4-265-05833-7}}
* エルマーとゆき （デイビッド・マッキー ほるぷ出版 1995年）
* みにくいあひるのこ （ジョナサン・ラングレイ 岩崎書店 1996年）
*ジョナサン・ラングレイ『おうじょとかえる』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 4〉、1996年、{{ISBN2|4-265-05834-5}}
*ジョナサン・ラングレイ『がらがらやぎとかいぶつトロル』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 5〉、1996年、{{ISBN2|4-265-05835-3}}
* ターニャのぼうけん （ロートラオト・ズザンネ・ベルナー ほるぷ出版 1996年）
* こなやのむすめとふしぎなこびと （ジョナサン・ラングレイ 岩崎書店 1996年）
*ジョナサン・ラングレイ『みにくいあひるのこ』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 6〉、1996年、{{ISBN2|4-265-05836-1}}
*ロートラオト・ズザンネ・ベルナー『ターニャのぼうけん』ほるぷ出版、1996年、{{ISBN2|4-593-50363-9}}
* おうじょとかえる （ジョナサン・ラングレイ 岩崎書店 1996年）
* しろくまくんとこわがりうさぎ （ハンス・ド・ビア ほるぷ出版 1996年）
*ハンス・ド・ビア『しろくまくんとこわがりうさぎ』ほるぷ出版、1996年、{{ISBN2|4-593-56506-5}}
*バーニー・ボス、ハンス・ド・ビア絵『もぐらくんちへようこそ!』ほるぷ出版〈WAKUWAKU童話館〉、1997年、{{ISBN2|4-593-56508-1}}
* がらがらやぎとかいぶつトロル （ジョナサン・ラングレイ 岩崎書店 1996年）
*エルヴィン・モーザー『パパおやすみ 父と子のためのbedside stories』小学館、1997年、{{ISBN2|4-09-727222-5}}
* もぐらくんちへようこそ! （バーニー・ボス ほるぷ出版 1997年）
*N・A・バイコフ『偉大なる王』講談社〈痛快世界の冒険文学 8〉、1998年、{{ISBN2|4-06-268008-4}}
* パパおやすみ 父と子のためのbedside stories （エルヴィン・モーザー 小学館 1997年）
*イェンス・ラスムス『月夜のオーケストラ』小学館、1999年、{{ISBN2|4-09-727212-8}}
* 偉大なる王 （N・A・バイコフ 講談社 1998年）
*アンドレ・ダーハン『[[アラジンと魔法のランプ|アラジンとまほうのランプ]]』講談社〈えほん世界のおはなし 13〉、1999年、{{ISBN2|4-06-267063-1}}
* 月夜のオーケストラ （イェンス・ラスムス 小学館 1999年）
*エルンスト・ヤンドゥル、ノルマン・ユンゲ絵『ドアがあいて…』ほるぷ出版
* [[アラジンと魔法のランプ|アラジンとまほうのランプ]] （アンドレ・ダーハン 講談社 1999年）
**初版1999年、{{ISBN2|4-593-50391-4}}
* ドアがあいて… （エルンスト・ヤンドゥル ほるぷ出版 1999年）
**ほるぷ出版の大きな絵本2006年、{{ISBN2|4-593-72391-4}}
* たんじょうびはいつも （マーカス・フィスター 講談社 2000年）
* しあわせミシュカ （マーカス・フィスター 講談社 2000年）
*マーカス・フィスター『たんじょうびはいつも』講談社、2000年、{{ISBN2|4-06-261997-0}}）
*マーカス・フィスター『しあわせミシュカ』講談社、2000年、{{ISBN2|4-06-261996-2}}
* [[西遊記]] 1-10 （[[呉承恩]] 理論社 2004年-2012年）
*G.A.ビュルガー編、はたこうしろう絵『ほらふき男爵の冒険』偕成社、2007年、{{ISBN2|978-4-03-516510-1}}
* ドアがあいて… （エルンスト・ヤンドゥル ほるぷ出版 2006年）
*G.A.ビュルガー編、はたこうしろう絵『ほらふき男爵の大旅行』偕成社、2008年、{{ISBN2|978-4-03-516520-0}}
*G.A.ビュルガー編、はたこうしろう絵『ほらふき男爵どこまでも』偕成社、2009年、{{ISBN2|978-4-03-516530-9}}


=== 論文 ===
=== 論文 ===
*「E.T.A.ホフマン『不気味な客』における"unheimlich"の意味」『亜細亜大学教養部紀要』36巻、1987年。{{ISSN|0388-6603}}
*「E.T.A.ホフマン『不気味な客』における"unheimlich"の意味」『亜細亜大学教養部紀要』36巻、1987年、{{ISSN|0388-6603}}
*「E.T.A.ホフマン『黄金の壺』におけるもうひとつの世界への移行をめぐって」『亜細亜大学教養部紀要』37巻、[[1988年]]。{{ISSN|0388-6603}}
*「E.T.A.ホフマン『黄金の壺』におけるもうひとつの世界への移行をめぐって」『亜細亜大学教養部紀要』37巻、[[1988年]]、{{ISSN|0388-6603}}
*「E.T.A.ホフマン『騎士グルック』―恐怖譚としての『騎士グルック』」『亜細亜大学教養部紀要』38巻、1988年。{{ISSN|0388-6603}}
*「E.T.A.ホフマン『騎士グルック』―恐怖譚としての『騎士グルック』」『亜細亜大学教養部紀要』38巻、1988年、{{ISSN|0388-6603}}
*「E.T.A.ホフマン『大晦日の夜の事件』―シャミソーの『ペーター・シュレミールの不思議な話』とのかかわりにおいて」『亜細亜大学教養部紀要』39巻、1989
*「E.T.A.ホフマン『大晦日の夜の事件』―シャミソーの『ペーター・シュレミールの不思議な話』とのかかわりにおいて」『亜細亜大学教養部紀要』39巻、1989年
*「E.T.A.ホフマン『いとこの隅窓』―その意味と価値」『亜細亜大学教養部紀要』40巻、1989
*「E.T.A.ホフマン『いとこの隅窓』―その意味と価値」『亜細亜大学教養部紀要』40巻、1989年
*「E.T.A.ホフマン『サンクトゥス』―ゼラーピオン同人集への道で」『亜細亜大学教養部紀要』50巻、1994
*「E.T.A.ホフマン『サンクトゥス』―ゼラーピオン同人集への道で」『亜細亜大学教養部紀要』50巻、1994年
*「E.T.A.ホフマン『イグナーツ・デナー』―媒介としてのアンドレス」『亜細亜大学教養部紀要』51巻、1995
*「E.T.A.ホフマン『イグナーツ・デナー』―媒介としてのアンドレス」『亜細亜大学教養部紀要』51巻、1995年
*「E.T.A.ホフマン『誓願』―ヘルメネギルダとその『奇妙な状態』」『亜細亜大学教養部紀要』52巻、1995
*「E.T.A.ホフマン『誓願』―ヘルメネギルダとその『奇妙な状態』」『亜細亜大学教養部紀要』52巻、1995年

== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.asia-u.ac.jp/gakubu/keiei/saito.html 亜細亜大学・亜細亜大学短期大学部 学部・短期大学部] - 亜細亜大学による公式ウェブサイト。
* [http://gyoseki.asia-u.ac.jp/aauhp/KgApp?kyoinId=ymkogdyiggy 亜細亜大学・亜細亜大学短期大学部 学部・短期大学部] - 亜細亜大学による公式ウェブサイト
* [http://www.d8.dion.ne.jp/~sakurano/ 斉藤洋の本]


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曖昧さ回避 その他の「さいとうひろし」の同名の人物については「Wikipedia:索引 さいと#さいとうひ」をご覧ください。
齊藤 洋
（さいとう ひろし）
ペンネーム 斉藤 洋（さいとう ひろし）
誕生 齊藤 洋（さいとう ひろし）
(1952-07-16) 1952年7月16日（72歳）
東京都江戸川区北小岩
職業 亜細亜大学経営学部教授
国籍 日本の旗 日本
ジャンル 児童文学
代表作 『ルドルフとイッパイアッテナ』（1986年）
『ルドルフともだちひとりだち』（1988年）
『ルドルフといくねこくるねこ』（2002年）
主な受賞歴 講談社児童文学新人賞入賞（1986年）
野間児童文芸新人賞受賞（1988年）
路傍の石・幼少年文学賞受賞（1991年）
野間児童文芸賞（2013年）
デビュー作 児童文学：
『ルドルフとイッパイアッテナ』（1986年）
ウィキポータル 文学
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齊藤 洋（さいとう ひろし、1952年7月16日[1] - ）は、日本のドイツ文学者・児童文学作家。亜細亜大学経営学部教授[2]。作家として活動するときは斉藤 洋と表記する。

概要

[編集]

東京都江戸川区北小岩出身[3]。1975年中央大学法学部法律学科卒業。1年強、葛飾区の信用組合勤務を経て、1977年同大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士前期課程（修士）修了[2]。

非常勤講師時代の1986年に、第27回講談社児童文学新人賞へ『ルドルフとイッパイアッテナ』を投稿して受賞、児童文学作家としてデビューする。その続編に当たる『ルドルフともだちひとりだち』で、1988年に野間児童文芸新人賞を受賞した。1991年に『ルドルフとイッパイアッテナ』や『ペンギンハウスのメリークリスマス』など一連の作品で、第13回路傍の石幼少年文学賞を受賞した。2013年に、『ルドルフとスノーホワイト』で第51回野間児童文芸賞を受賞した。

主に動物が主人公ののんびりとした雰囲気の作品を書く。作品の各章のタイトルが特徴的で、一見してどんな内容なのかわからないものが多い。シリーズもののほか、外国文学の再話なども多く、著作は多数である。一般書として『童話作家はいかが』がある。

ドイツ文学者としては、E.T.A.ホフマンに関する論文を発表している[2]。

著作

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単著

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翻訳

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  • ペロー、クルト・バウマン再話『ながぐつをはいたねこ』ほるぷ出版、1991年、ISBN 4-593-50278-0
  • ヴァルター・クライエ『小さな島の大男』ほるぷ出版、1992年、ISBN 4-593-50287-X
  • ビュルガー（英語版）、ハウフ、和歌山静子絵『ほらふき男爵の冒険／こうのとりになった王さま』講談社〈講談社のおはなし童話館 7〉、1992年、ISBN 4-06-197907-8
  • パウル・マール『カンガルーぼうやのぼうけん』ほるぷ出版、1992年、ISBN 4-593-59126-0
  • パウル・マール『カンガルーぼうやのそらとぶれんしゅう』ほるぷ出版、1993年、ISBN 4-593-59128-7
  • ジャネット・パールマン『ペンギンシンデレラ』偕成社、1994年、ISBN 4-03-328400-1
  • ジャネット・パールマン『ペンギンはだかの王さま』偕成社、1994年、ISBN 4-03-328410-9
  • ジョナサン・ラングレイ『あかずきんちゃん』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 1〉、1995年、ISBN 4-265-05831-0
  • ジョナサン・ラングレイ『三びきのくまときんぱつちゃん』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 2〉、1995年、ISBN 4-265-05832-9
  • デイビッド・マッキー『エルマーとゆき』ほるぷ出版、1995年、ISBN 4-593-50342-6
  • ジョナサン・ラングレイ『こなやのむすめとふしぎなこびと』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 3〉、1996年、ISBN 4-265-05833-7
  • ジョナサン・ラングレイ『おうじょとかえる』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 4〉、1996年、ISBN 4-265-05834-5
  • ジョナサン・ラングレイ『がらがらやぎとかいぶつトロル』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 5〉、1996年、ISBN 4-265-05835-3
  • ジョナサン・ラングレイ『みにくいあひるのこ』岩崎書店〈ジョナサン・ラングレイのえほん 6〉、1996年、ISBN 4-265-05836-1
  • ロートラオト・ズザンネ・ベルナー『ターニャのぼうけん』ほるぷ出版、1996年、ISBN 4-593-50363-9
  • ハンス・ド・ビア『しろくまくんとこわがりうさぎ』ほるぷ出版、1996年、ISBN 4-593-56506-5
  • バーニー・ボス、ハンス・ド・ビア絵『もぐらくんちへようこそ!』ほるぷ出版〈WAKUWAKU童話館〉、1997年、ISBN 4-593-56508-1
  • エルヴィン・モーザー『パパおやすみ 父と子のためのbedside stories』小学館、1997年、ISBN 4-09-727222-5
  • N・A・バイコフ『偉大なる王』講談社〈痛快世界の冒険文学 8〉、1998年、ISBN 4-06-268008-4
  • イェンス・ラスムス『月夜のオーケストラ』小学館、1999年、ISBN 4-09-727212-8
  • アンドレ・ダーハン『アラジンとまほうのランプ』講談社〈えほん世界のおはなし 13〉、1999年、ISBN 4-06-267063-1
  • エルンスト・ヤンドゥル、ノルマン・ユンゲ絵『ドアがあいて…』ほるぷ出版
  • マーカス・フィスター『たんじょうびはいつも』講談社、2000年、ISBN 4-06-261997-0）
  • マーカス・フィスター『しあわせミシュカ』講談社、2000年、ISBN 4-06-261996-2
  • G.A.ビュルガー編、はたこうしろう絵『ほらふき男爵の冒険』偕成社、2007年、ISBN 978-4-03-516510-1
  • G.A.ビュルガー編、はたこうしろう絵『ほらふき男爵の大旅行』偕成社、2008年、ISBN 978-4-03-516520-0
  • G.A.ビュルガー編、はたこうしろう絵『ほらふき男爵どこまでも』偕成社、2009年、ISBN 978-4-03-516530-9

論文

[編集]
  • 「E.T.A.ホフマン『不気味な客』における"unheimlich"の意味」『亜細亜大学教養部紀要』36巻、1987年、ISSN 0388-6603
  • 「E.T.A.ホフマン『黄金の壺』におけるもうひとつの世界への移行をめぐって」『亜細亜大学教養部紀要』37巻、1988年、ISSN 0388-6603
  • 「E.T.A.ホフマン『騎士グルック』―恐怖譚としての『騎士グルック』」『亜細亜大学教養部紀要』38巻、1988年、ISSN 0388-6603
  • 「E.T.A.ホフマン『大晦日の夜の事件』―シャミソーの『ペーター・シュレミールの不思議な話』とのかかわりにおいて」『亜細亜大学教養部紀要』39巻、1989年
  • 「E.T.A.ホフマン『いとこの隅窓』―その意味と価値」『亜細亜大学教養部紀要』40巻、1989年
  • 「E.T.A.ホフマン『サンクトゥス』―ゼラーピオン同人集への道で」『亜細亜大学教養部紀要』50巻、1994年
  • 「E.T.A.ホフマン『イグナーツ・デナー』―媒介としてのアンドレス」『亜細亜大学教養部紀要』51巻、1995年
  • 「E.T.A.ホフマン『誓願』―ヘルメネギルダとその『奇妙な状態』」『亜細亜大学教養部紀要』52巻、1995年

脚注

[編集]
  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.451
  2. ^ a b c “亜細亜大学/亜細亜大学短期大学部 教員情報”. 亜細亜大学. 2016年12月6日閲覧。
  3. ^ “北小岩舞台作品　石碑に : 地域 :”. 読売新聞（YOMIURI ONLINE） (2016年12月2日). 2016年12月6日閲覧。

外部リンク

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