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'''富永 茂樹'''（とみなが しげき、[[1950年]][[3月29日]]<ref>『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.331</ref> - [[2021年]][[12月8日]]<ref>{{Cite news|url=https://kumanichi.com/articles/499142|title=富永茂樹氏死去 京大名誉教授|newspaper=熊本日日新聞社|date=2021-12-15|accessdate=2021-12-15}}</ref>）は、[[日本]]の[[社会学者]]。[[京都大学人文科学研究所]][[名誉教授]]。[[知識社会学]]専攻。
'''富永 茂樹'''（とみなが しげき、[[1950年]][[3月29日]]<ref>『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.331</ref> - [[2021年]][[12月8日]]<ref>{{Cite news|url=https://kumanichi.com/articles/499142|title=富永茂樹氏死去 京大名誉教授|newspaper=熊本日日新聞社|date=2021-12-15|accessdate=2021-12-15}}</ref>）は、[[日本]]の[[社会学者]]。[[京都大学人文科学研究所]][[教授]]を経て、同大[[名誉教授]]。[[知識社会学]]専攻。


==生涯==
==生涯==
[[滋賀県]]生まれ。[[1973年]]、[[京都大学]]文学部教育社会学専攻卒業、[[1980年]]同大学院社会学専攻博士課程中退、[[1981年]][[長崎大学]]教養部講師、[[1984年]]京都大学人文科学研究所助教授、[[2000年]]教授。[[2002年]]「理性の使用 啓蒙と社交の社会学のために」で京大[[文学博士]]。[[2015年]]名誉教授。
[[滋賀県]]生まれ。[[1973年]]、[[京都大学文学部]]教育社会学専攻卒業、[[1980年]]同大学院社会学専攻博士課程中退、[[1981年]][[長崎大学]]教養部講師、[[1984年]]京都大学人文科学研究所助教授、[[2000年]]教授。[[2002年]]「理性の使用 啓蒙と社交の社会学のために」で京大[[文学博士]]。[[2015年]]名誉教授。


==著書==
==著書==
*『健康論序説 世界の大病院化の過程を知るために』[[エッソ・スタンダード石油]]株式会社広報部、1973 (エナジー叢書) のち[[河出書房新社]]
*『健康論序説 世界の大病院化の過程を知るために』[[エッソ・スタンダード石油]]株式会社広報部(エナジー叢書)1973 のち[[河出書房新社]]
*『都市の憂鬱 感情の社会学のために』[[新曜社]]、1996.3
*『都市の憂鬱 感情の社会学のために』[[新曜社]]、1996.3
*『ミュージアムと出会う』[[淡交社]]、1998
*『ミュージアムと出会う』[[淡交社]]、1998
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*『[[アレクシス・ド・トクヴィル|トクヴィル]] 現代へのまなざし』[[岩波新書]]、2010.9
*『[[アレクシス・ド・トクヴィル|トクヴィル]] 現代へのまなざし』[[岩波新書]]、2010.9


==共編著==
===共編著===
*『自尊と懐疑 文芸社会学をめざして』[[作田啓一]]共編 [[筑摩書房]] 1984.7
*『自尊と懐疑 文芸社会学をめざして』[[作田啓一]]共編 [[筑摩書房]] 1984.7
*『哲学を読む 考える愉しみのために』[[大浦康介]]、[[小林道夫 (哲学者)|小林道夫]]共編 [[人文書院]] 2000.6
*『哲学を読む 考える愉しみのために』[[大浦康介]]、[[小林道夫 (哲学者)|小林道夫]]共編 [[人文書院]] 2000.6
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*『啓蒙の運命』[[名古屋大学出版会]]、2011　
*『啓蒙の運命』[[名古屋大学出版会]]、2011　


==翻訳==
===翻訳===
*『身代りの山羊 [[ルネ・ジラール]]』[[織田年和]]共訳 [[法政大学出版局]] 1985.12 (叢書・ウニベルシタス)
*[[ルネ・ジラール]]『身代りの山羊』織田年和共訳 「叢書・ウニベルシタス」[[法政大学出版局]] 1985
*『物の地獄 ルネ・ジラールと経済の論理』[[ポール・デュムシェル]],[[ジャン＝ピエール・デュピュイ]] 織田年和共訳 法政大学出版局 1990.2 (叢書・ウニベルシタス)
*[[ポール・デュムシェル]]、[[ジャン＝ピエール・デュピュイ]]『物の地獄 ルネ・ジラールと経済の論理』織田年和共訳 「[[叢書・ウニベルシタス]]」[[法政大学出版局]] 1990
*『フランス革命事典 1-7』[[フランソワ・フュレ]]、[[モナ・オズーフ]] [[河野健二]]、[[阪上孝]]と監訳 みすず書房 1998-2000
*[[フランソワ・フュレ]]、[[モナ・オズーフ]]『フランス革命事典』[[河野健二]]、[[阪上孝]]と監訳
::[[みすず書房]] 全2巻 1995、新版・全7巻 1998-2000。第32回[[日本翻訳出版文化賞]]（1996年）
*『代表制の政治哲学』[[マルセル・ゴーシェ]] [[北垣徹]]、[[前川真行]]共訳 みすず書房 2000.9
*[[マルセル・ゴーシェ]]『代表制の政治哲学』北垣徹、前川真行共訳 みすず書房 2000.9


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2024年4月27日 (土) 21:30時点における最新版

富永 茂樹（とみなが しげき、1950年3月29日[1] - 2021年12月8日[2]）は、日本の社会学者。京都大学人文科学研究所教授を経て、同大名誉教授。知識社会学専攻。

生涯

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滋賀県生まれ。1973年、京都大学文学部教育社会学専攻卒業、1980年同大学院社会学専攻博士課程中退、1981年長崎大学教養部講師、1984年京都大学人文科学研究所助教授、2000年教授。2002年「理性の使用 啓蒙と社交の社会学のために」で京大文学博士。2015年名誉教授。

著書

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共編著

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翻訳

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みすず書房 全2巻 1995、新版・全7巻 1998-2000。第32回日本翻訳出版文化賞（1996年）

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.331
  2. ^ “富永茂樹氏死去 京大名誉教授”. 熊本日日新聞社. (2021年12月15日). https://kumanichi.com/articles/499142 2021年12月15日閲覧。 
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