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== 概要 == |
== 概要 == |
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[[室町時代]]に[[麻生氏]]によって築城。[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]末期の天正6年（1578年）に[[宗像氏]]領となる<ref>{{Cite book|和書 |title=史料と伝承で綴る 中間市の歴史 ～先史時代から明治維新期まで～ |date=2004年4月30日 |publisher=大学出版 |page=114 |author=田郷利雄}}</ref>。名前の由来は、敵が攻めてくるときは山が高くなり、城から攻め下りるときは山が低く感じるため、まるで猫が背を高くしたり低くしたりしているように見えることから名付けられたと言われる<ref name=":0">{{Cite book|和書 |title=中間市史 |date=1978年11月1日 |publisher=中間市 |page=318 |volume=上巻}}</ref>。 |
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[[室町時代]]に[[麻生氏]]によって築城。 |
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[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]に[[宗像氏]]領となる。 |
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名前の由来は、「敵が攻めてくるときは山が高くなり、城から攻め下りるときは山が低く感じるため、まるで猫が背を高くしたり低くしたりしているよう」なことから名付けられたと言われる。 |
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[[宗像氏貞]]は家臣の吉田倫行に雑兵150名をつけ猫城に配属した<ref>{{Cite book|和書 |title=中間市史 |date=1978年11月1日 |publisher=中間市 |volume=上巻 |page=316}}</ref>。[[天正]]8年（1580年）5月、[[大友義鎮|大友宗麟]]の家臣である[[立花城]]の[[立花道雪]]の指令を受けた[[鷹取城]]主・毛利鎮実が攻め込むが、宗像勢は激戦の末これを討ち破った<ref>{{Cite book|和書 |title=中間市史 |date=1978年11月1日 |publisher=中間市 |page=317 |volume=上巻}}</ref><ref>{{Cite book|和書 |title=筑前國續風土記拾遣 |date=1993年5月28日 |publisher=文献出版 |page=398 |volume=中巻}}</ref>。宗像氏断絶後、廃城となる<ref>{{Cite book|和書 |title=福岡県史（福岡県地理全誌） |date=1988年10月20日 |publisher=福岡県 |page=555}}</ref>。[[江戸時代]]には[[福岡藩]]の所領になり、2代藩主[[黒田忠之]]により猫城跡に月瀬八幡宮が建立された。 |
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[[宗像氏貞]]は家臣の吉田倫行に雑兵150名をつけ猫城に配属する。 |
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[[天正]]8年（1580年）5月、[[大友義鎮|大友宗麟]]の家臣である[[立花城]]の[[立花道雪]]の指令を受けた[[鷹取城]]主[[毛利鎮実]]が攻め込むが、宗像勢は激戦の末これを討ち破った。 |
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宗像氏断絶後廃城となる。 |
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猫城跡には、[[宗像市]]の市花で有名な[[カノコユリ]]が夏に一斉に咲く。城跡の近くには[[高倉健]]（本名 小田剛一）の先祖である小田宅子の生家跡がある。高倉健は「猫城跡」の石碑を月瀬八幡宮に奉納している。 |
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[[江戸時代]]には[[福岡藩]]の所領になり、2代藩主[[黒田忠之]]により猫城跡に[[月瀬八幡宮]]が建立された。 |
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猫城跡には、[[宗像市]]の市花で有名な[[カノコユリ]]が[[夏]]に一斉に咲く。 |
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猫城跡の近くには[[高倉健]]の先祖である[[小田宅子]]の生家跡がある。 |
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* [[九州旅客鉄道|JR]][[福北ゆたか線]][[筑前垣生駅]]から徒歩約25分 |
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== 脚注 == |
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== 関連項目 == |
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* [[日本の城一覧]] |
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* [[中間猫城忍者隊]] |
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== 出典 == |
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[[Category:福岡県の城]] |
[[Category:福岡県の城]] |
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[[Category:現存しない福岡県の建築物]] |
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[[Category:宗像地方]] |
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[[Category:筑前国の城]] |
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[[Category:麻生氏|城ねこ]] |
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[[Category:宗像氏|城ねこ]] |
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[[Category:中間市の建築物|廃ねこしよう]] |
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[[Category:中間市の歴史]] |
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2024年5月7日 (火) 10:42時点における最新版
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 （福岡県） | |
|---|---|
| 城郭構造 | 山城 |
| 築城主 | 麻生氏 |
| 築城年 | 室町時代 |
| 主な城主 | 宗像氏 |
| 廃城年 | 不明 |
| 遺構 | 曲輪 |
| 指定文化財 | 未指定 |
| 再建造物 | なし |
| 位置 | 北緯33度48分51.6秒 東経130度41分20.7秒 / 北緯33.814333度 東経130.689083度 |
| 地図 |
  猫城 |
概要
[編集]室町時代に麻生氏によって築城。戦国時代末期の天正6年（1578年）に宗像氏領となる[1]。名前の由来は、敵が攻めてくるときは山が高くなり、城から攻め下りるときは山が低く感じるため、まるで猫が背を高くしたり低くしたりしているように見えることから名付けられたと言われる[2]。
宗像氏貞は家臣の吉田倫行に雑兵150名をつけ猫城に配属した[3]。天正8年（1580年）5月、大友宗麟の家臣である立花城の立花道雪の指令を受けた鷹取城主・毛利鎮実が攻め込むが、宗像勢は激戦の末これを討ち破った[4][5]。宗像氏断絶後、廃城となる[6]。江戸時代には福岡藩の所領になり、2代藩主黒田忠之により猫城跡に月瀬八幡宮が建立された。
猫城跡には、宗像市の市花で有名なカノコユリが夏に一斉に咲く。城跡の近くには高倉健（本名 小田剛一）の先祖である小田宅子の生家跡がある。高倉健は「猫城跡」の石碑を月瀬八幡宮に奉納している。