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'''小松 英雄'''(こまつ ひでお、[[1929年]][[8月2日]] - )は、日本の日本語史研究者。東京生まれ。現在[[筑波大学]]名誉教授・[[四国大学]]大学院文学研究科講師。文学博士。
'''小松 英雄'''(こまつ ひでお、[[1929年]][[8月2日]] - [[2022年]][[2月20日]]<ref>{{Cite news|url=https://bungaku-report.com/blog/2022/02/post-1088.html|title=小松英雄氏(筑波大学名誉教授)逝去(花鳥社|newspaper=文学通信|date=2022-02-24|accessdate=2022-02-27}}</ref>)は、[[日本]][[日本語|国語学者]]。[[筑波大学]][[名誉教授]]。[[文学博士]]。専門は[[日本語]]史

東京生まれ。[[東京教育大学]]大学院修了<ref>『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.316</ref>。


== 勤務歴 ==
== 勤務歴 ==
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*[[駒沢女子大学]]教授
*[[駒沢女子大学]]教授



=== 非常勤===
=== 非常勤 ===
(東京都以外は集中講義、※は複数年度)
(東京都以外は集中講義、※は複数年度)

*[[宇都宮大学]]
[[宇都宮大学]] [[愛媛大学]] ※[[学習院大学]] ※[[金沢大学]] [[千葉大学]] [[東京大学]] ※[[東洋大学]] [[名古屋大学]] [[新潟大学]] ※[[二松学舎大学]] [[弘前大学]] ※[[北海道大学]](札幌校) ※[[山形大学]] [[琉球大学]] ※[[早稲田大学]]
*[[愛媛大学]]

*※[[学習院大学]]
(現在)※[[四国大学]](大学院文学研究科日本文学書道文化専攻)
*※[[金沢大学]]
*[[千葉大学]] 
*[[東京大学]]
*※[[東洋大学]]
*[[名古屋大学]]
*[[新潟大学]]
*※[[二松学舎大学]] 
*[[弘前大学]]
*※[[北海道大学]](札幌校)
*※[[山形大学]]
*[[琉球大学]]
*※[[早稲田大学]]
(現在)
*※[[四国大学]](大学院文学研究科日本文学書道文化専攻)


=== 客員教授等===
=== 客員教授等===
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==公表された主な研究成果 ==
==公表された主な研究成果 ==
===日本語古典文学===
===日本語古典文学===
文献学的アプローチによる表現解析により、日本語古典文学における定説を数多く覆してきた。
[[文献学]][[wikt:アプローチ|アプローチ]]による表現解析により、日本語古典文学における定説を数多く覆してきた。


平安前期の仮名文に独特の構文を「連接構文」と名づけた<ref>小松英雄『仮名文の構文原理』(笠間書院・1997:増補版 2003)</ref>
平安前期の仮名文に独特の構文を「連接構文」と名づけた<ref>小松英雄『仮名文の構文原理』(笠間書院・1997:増補版 2003)</ref>


とりわけ、[[古今和歌集]]や[[土佐日記]](正確には土左日記)の研究で、画期的な進歩をもたらした。
とりわけ、[[古今和歌集]]や[[土佐日記]](土左日記)の研究で、画期的な進歩をもたらした。


====古今和歌集====
====古今和歌集====
従来の古典文法に呪縛された解釈を全面否定し、新たな解釈を提示した<ref>小松英雄『みそひと文字の抒情詩』(笠間書院・2004)</ref>
従来の古典文法に呪縛された解釈を全面否定し、新たな解釈を提示した<ref>小松英雄『みそひと文字の抒情詩』(笠間書院・2004)</ref>


[[万葉集]]・古今和歌集・[[新古今和歌集]]を素朴・観念的・幽玄だとする従来の認識について、「借字(※これは小松英雄の考案した用語)による表記から仮名だけの表記へ、そして、漢字と仮名との交用による表記へという、和歌の書記様式の転換と密接に連動して生じた、抒情表現の深化と捉えるべき」だとした。
[[万葉集]]・古今和歌集・[[新古今和歌集]]を素朴・観念的・幽玄だとする従来の認識について、「借字(※これは小松英雄の考案した用語)による[[表記]]から[[仮名 (文字)|仮名]]だけの表記へ、そして、[[漢字]]と仮名との交用による表記へという、[[和歌]]の書記様式の転換と密接に連動して生じた、抒情表現の深化と捉えるべき」だとした。


また、古来、謎とされてきた、巻十九冒頭に「短歌」という標目で長歌が収録されていることについても新しい解釈を提示した<ref>小松英雄『古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか』(笠間書院・2000) </ref>
また、古来、謎とされてきた、巻十九冒頭に「短歌」という標目で[[長歌]]が収録されていることについても新しい解釈を提示した<ref>小松英雄『古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか』(笠間書院・2000) </ref>


====土佐日記(土左日記)====
====土佐日記(土左日記)====
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そして、論拠を示した上で、冒頭の一節を「漢字ではなく、仮名文字で書いてみよう」という意思表示を平安前期の仮名文の特性である複線構造を活かして巧みに表現したものだ、とする新しい説を提示した。
そして、論拠を示した上で、冒頭の一節を「漢字ではなく、仮名文字で書いてみよう」という意思表示を平安前期の仮名文の特性である複線構造を活かして巧みに表現したものだ、とする新しい説を提示した。


「それのとしの」以下の従来の解釈についても、徹頭徹尾間違っていたとして、丹念な検証の上で、新たな解釈を提示した<ref>小松英雄『古典再入門 「土左日記」を入口にして』(笠間書院・2006) </ref>
「それのとしの」以下の従来の解釈についても、徹頭徹尾間違っていたとして、丹念な検証の上で、新たな解釈を提示した<ref>小松英雄『古典再入門 「土左日記」を入口にして』(笠間書院・2006) </ref>


この発見については、2007年3月2日付読売新聞に『「土佐日記」冒頭に新説』という記事が掲載された。しかし肝心専門の研究者からは事実上黙殺されている。またこの読売新聞の記事は、「仮名」を「ひらがな」とするなど、小松英雄の考え方を正確に報道していない。
この発見については、2007年3月2日付[[読売新聞]]に『「土佐日記」冒頭に新説』という記事が掲載された。小松説に対ては冒頭部理解を中心に[[東原伸明]]が『日本文学』(第56巻第8号)に書評で[[熊谷直春]]、[[徳原茂実]]が論文で批判を加えている<ref>[https://cir.nii.ac.jp/all?q=%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%80%80%E5%9C%9F%E5%B7%A6&range=0&count=20&sortorder=1&type=0]</ref>なお、読売新聞の記事は、「仮名」を「ひらがな」とするなど、小松英雄の考え方を正確に報道していない。


===[[係り結び]]===
=== 係り結び ===
「ぞ」、「なむ」、「こそ」の意味は強調ではない、とし、新たな解釈を提示した<ref>小松英雄『日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか』(笠間書院・2001)</ref>
「ぞ」、「なむ」、「こそ」の意味は強調ではない、とし、新たな解釈を提示した<ref>小松英雄『日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか』(笠間書院・2001)</ref>


===小松英雄が考案した、あるいは定義しなおした術語===
===小松英雄が考案した、あるいは定義しなおした術語===
*連接構文
*連接構文
*初読(ラテン語のrectoをもとに考案)<ref>小松英雄『丁寧に読む古典』(笠間書院・2008)</ref>
*初読([[ラテン語]]のrectoをもとに考案)<ref name="#1">小松英雄『丁寧に読む古典』(笠間書院・2008)</ref>
*次読(ラテン語のversoをもとに考案)<ref>小松英雄『丁寧に読む古典』(笠間書院・2008)</ref>
*次読(ラテン語のversoをもとに考案)<ref name="#1"/>
*借字(従来はすべて[[万葉仮名]]とされていたが、借字と万葉仮名を区別した。)
*借字(従来はすべて[[万葉仮名]]とされていたが、借字と万葉仮名を区別した。)
*仮名文
*仮名文
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*書記(writingの訳語)
*書記(writingの訳語)


== 主な著書 ==
== 著書 ==
*日本声調史論考風間書房・1971)
*日本声調史論考』([[風間書房]] 1971)
*国語史学基礎論笠間書院1973:増補版 1986:簡装版 2006)
*国語史学基礎論』([[笠間書院]] 1973:増補版1986:簡装版、2006)
*いろはうた中公新書558・1979)
*いろはうた 日本語史へのいざない』 ([[中公新書]] 1979)
*日本語の世界7〔日本語の音韻〕(中央公論社・1981)
*『[[日本語の世界]]7.日本語の音韻』 ([[中央公論社]] 1981)
*徒然草抜書三省堂・1983:講談社学術文庫・1990:復刊 2007)
*徒然草抜書 解釈の原点』([[三省堂]] 1983/ 「徒然草抜書 表現解析の方法」[[講談社学術文庫]] 1990)
*仮名文の原理笠間書院・1988)
*仮名文の原理』 (笠間書院 1988)
*やまとうた講談社・1994)
*やまとうた [[古今和歌集]]の言語ゲーム』([[講談社]] 1994)
*仮名文の構文原理笠間書院1997:増補版 2003)
*仮名文の構文原理』 (笠間書院 1997:増補版 2003)
*日本語書記史原論笠間書院1998:増補版 2000:新装版:2006)
*日本語書記史原論』(笠間書院 1998:増補版 2000:新装版 2006)
*日本語はなぜ変化するか 【母語としての日本語の歴史(笠間書院1999)
*日本語はなぜ変化するか 母語としての日本語の歴史(笠間書院 1999)
*古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか(笠間書院2000)
*古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか(笠間書院 2000: 増補版 2012)
*日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか(笠間書院・2001 )
*日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか(笠間書院 2001)
*みそひと文字の抒情詩笠間書院・2004) (←やまとうた・1994隅々まで書き改め、新たに一章を加筆。)
*みそひと文字の抒情詩: 古今和歌集の和歌表現を解きほぐす』(笠間書院 2004)-『やまとうた全面的に書き改め、新たに一章を加筆
*古典再入門 「土左日記を入口にして笠間書院・2006)
*古典再入門土左日記を入口にして』(笠間書院 2006)
*丁寧に読む古典笠間書院・2008)
*丁寧に読む古典』(笠間書院 2008)
*『伊勢物語の表現を掘り起こす 《あづまくだり》の起承転結』(笠間書院 2010)
*『平安古筆を読み解く 散らし書きの再発見』([[二玄社]] 2011)
*『日本語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる』(笠間書院 2014)
*『土左日記を読みなおす 屈折した表現の理解のために』(笠間書院 2018)


===共編著===
==参考文献==
*『詳解古文』[ほか]著. 昇竜堂出版, 1967.3
*『三省堂古語辞典 修訂版』編. [[三省堂]], 1974.1
*『例解古語辞典』[[土井洋一]],[[森野宗明]],[[鈴木丹士郎]],[[林史典]]共編著. 三省堂, 1991
===記念論文集===
*『日本語学論集 小松英雄博士退官記念』小松英雄博士退官記念日本語学論集編集委員会 編. 三省堂, 1993.7

== 参考文献 ==
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2024年5月7日 (火) 13:33時点における最新版

小松 英雄(こまつ ひでお、1929年8月2日 - 2022年2月20日[1])は、日本国語学者筑波大学名誉教授文学博士。専門は日本語史。

東京生まれ。東京教育大学大学院修了[2]

勤務歴

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専任

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非常勤

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(東京都以外は集中講義、※は複数年度)

宇都宮大学 愛媛大学 ※学習院大学 ※金沢大学 千葉大学 東京大学 ※東洋大学 名古屋大学 新潟大学 ※二松学舎大学 弘前大学 ※北海道大学(札幌校) ※山形大学 琉球大学 ※早稲田大学

(現在)※四国大学(大学院文学研究科日本文学書道文化専攻)

客員教授等

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公表された主な研究成果

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日本語古典文学

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文献学アプローチによる表現解析により、日本語古典文学における定説を数多く覆してきた。

平安前期の仮名文に独特の構文を「連接構文」と名づけた[3]

とりわけ、古今和歌集土佐日記(土左日記)の研究で、画期的な進歩をもたらした。

古今和歌集

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従来の古典文法に呪縛された解釈を全面否定し、新たな解釈を提示した[4]

万葉集・古今和歌集・新古今和歌集を素朴・観念的・幽玄だとする従来の認識について、「借字(※これは小松英雄の考案した用語)による表記から仮名だけの表記へ、そして、漢字と仮名との交用による表記へという、和歌の書記様式の転換と密接に連動して生じた、抒情表現の深化と捉えるべき」だとした。

また、古来、謎とされてきた、巻十九冒頭に「短歌」という標目で長歌が収録されていることについても新しい解釈を提示した[5]

土佐日記(土左日記)

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長年にわたって強固な定説として認知されてきた「紀貫之は、女性に仮託して書いた」という解釈について、完全否定した。

そして、論拠を示した上で、冒頭の一節を「漢字ではなく、仮名文字で書いてみよう」という意思表示を平安前期の仮名文の特性である複線構造を活かして巧みに表現したものだ、とする新しい説を提示した。

「それのとしの」以下の従来の解釈についても、徹頭徹尾間違っていたとして、丹念な検証の上で、新たな解釈を提示した[6]

この発見については、2007年3月2日付読売新聞に『「土佐日記」冒頭に新説』という記事が掲載された。小松説に対しては、冒頭部の理解を中心に、東原伸明が『日本文学』(第56巻第8号)に書評で、熊谷直春徳原茂実が論文で批判を加えている[7]。なお、読売新聞の記事は、「仮名」を「ひらがな」とするなど、小松英雄の考え方を正確に報道していない。

係り結び

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「ぞ」、「なむ」、「こそ」の意味は強調ではない、とし、新たな解釈を提示した[8]

小松英雄が考案した、あるいは定義しなおした術語

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  • 連接構文
  • 初読(ラテン語のrectoをもとに考案)[9]
  • 次読(ラテン語のversoをもとに考案)[9]
  • 借字(従来はすべて万葉仮名とされていたが、借字と万葉仮名を区別した。)
  • 仮名文
  • 仮名
  • 平仮名
  • 漢字文(従来はすべて漢文と言われていたが、日本語の書記様式としての漢字文と、中国語古典文を区別した。)
  • 活写語(通常は、擬態語擬音語などと言われた。オノマトペは、日本語に相応しくないとした。)[10]
  • 書記(writingの訳語)

著書

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  • 『日本声調史論考』(風間書房 1971)
  • 『国語史学基礎論』(笠間書院 1973:増補版、1986:簡装版、2006)
  • 『いろはうた 日本語史へのいざない』 (中公新書 1979)
  • 日本語の世界7.日本語の音韻』 (中央公論社 1981)
  • 『徒然草抜書 解釈の原点』(三省堂 1983/ 「徒然草抜書 表現解析の方法」講談社学術文庫 1990)
  • 『仮名文の原理』 (笠間書院 1988)
  • 『やまとうた 古今和歌集の言語ゲーム』(講談社 1994)
  • 『仮名文の構文原理』 (笠間書院 1997:増補版 2003)
  • 『日本語書記史原論』(笠間書院 1998:増補版 2000:新装版 2006)
  • 『日本語はなぜ変化するか 母語としての日本語の歴史』 (笠間書院 1999)
  • 『古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか』 (笠間書院 2000: 増補版 2012)
  • 『日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか』(笠間書院 2001)
  • 『みそひと文字の抒情詩: 古今和歌集の和歌表現を解きほぐす』(笠間書院 2004)-『やまとうた』を全面的に書き改め、新たに一章を加筆
  • 『古典再入門 『土左日記』を入口にして』(笠間書院 2006)
  • 『丁寧に読む古典』(笠間書院 2008)
  • 『伊勢物語の表現を掘り起こす 《あづまくだり》の起承転結』(笠間書院 2010)
  • 『平安古筆を読み解く 散らし書きの再発見』(二玄社 2011)
  • 『日本語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる』(笠間書院 2014)
  • 『土左日記を読みなおす 屈折した表現の理解のために』(笠間書院 2018)

共編著

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記念論文集

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  • 『日本語学論集 小松英雄博士退官記念』小松英雄博士退官記念日本語学論集編集委員会 編. 三省堂, 1993.7

参考文献

[編集]
  1. ^ “小松英雄氏(筑波大学名誉教授)逝去(花鳥社”. 文学通信. (2022年2月24日). https://bungaku-report.com/blog/2022/02/post-1088.html 2022年2月27日閲覧。 
  2. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.316
  3. ^ 小松英雄『仮名文の構文原理』(笠間書院・1997:増補版 2003)
  4. ^ 小松英雄『みそひと文字の抒情詩』(笠間書院・2004)
  5. ^ 小松英雄『古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか』(笠間書院・2000)
  6. ^ 小松英雄『古典再入門 「土左日記」を入口にして』(笠間書院・2006)
  7. ^ [1]
  8. ^ 小松英雄『日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか』(笠間書院・2001)
  9. ^ a b 小松英雄『丁寧に読む古典』(笠間書院・2008)
  10. ^ 小松英雄『日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか』(笠間書院・2001 )