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「浦安市運動公園野球場」の版間の差分

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'''浦安市運動公園野球場'''(うらやすしうんどうこうえんやきゅうじょう)は、[[千葉県]][[浦安市]][[舞浜]]の浦安市運動公園内にある[[野球場]]。
'''浦安市運動公園野球場'''(うらやすしうんどうこうえんやきゅうじょう)は、[[千葉県]][[浦安市]][[舞浜]]の[[浦安市運動公園]]内にある[[野球場]]。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[2017年]]3月に竣工<ref name="anp">{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASK3045CZK30UDCB00D.html|title=千葉)高校野球もプロも、浦安に新球場完成|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2017-04-01|accessdate=2022-03-06}}</ref>。両翼98m、本塁・中堅間122mのサイズで、[[日本野球機構|NPB]]の公式戦開催も可能な規格となっている<ref name="anp"/>。[[東日本大震災]]の影響で運動公園の整備事業は約3年遅延し、野球場はその中で最後の施設だった<ref name="anp"/>。
[[2017年]]3月に竣工<ref name="anp">{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASK3045CZK30UDCB00D.html|title=千葉)高校野球もプロも、浦安に新球場完成|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2017-04-01|accessdate=2022-03-06}}</ref>。両翼98m、本塁・中堅間122mのサイズで、[[日本野球機構|NPB]]の公式戦開催も可能な規格となっている<ref name="anp"/>。[[東日本大震災]]の影響で運動公園の整備事業は約3年遅延し、野球場はその中で最後の施設だった<ref name="anp"/>。


浦安市は[[千葉ロッテマリーンズ]]と協定を結び<ref name="anp"/>。、[[イースタン・リーグ]]の[[千葉ロッテマリーンズ (ファーム)|ロッテ2軍]]の試合が、同年4月1日の対[[読売ジャイアンツ (ファーム)|巨人2軍]]戦(4対3で巨人2軍が勝利、入場者2046人)<ref>[https://npb.jp/bis/2017/games/fs2017040100149.html 2017年4月1日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対読売ジャイアンツ] - [[日本野球機構]]</ref>をはじめとしてこの年は合計3試合<ref>[https://npb.jp/bis/2017/games/fs2017072200412.html 2017年7月22日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2017/games/fs2017092400568.html 2017年9月24日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ] - 日本野球機構</ref>、2018年は6試合実施された<ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018031700965.html 2018年3月17日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018061001173.html 2018年6月10日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018062301206.html 2018年6月23日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018072101263.html 2018年7月21日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズ] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018080401297.html 2018年8月4日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018091701402.html 2018年9月17日 (月) 千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ] - 日本野球機構</ref>、2019年の開催い。2019年8月に[[スポツニッポ]]がロッテ2軍の本拠は準拠地としての活用検討されていると報じたが
浦安市は[[千葉ロッテマリーンズ]]と協定を結び<ref name="anp"/>。、[[イースタン・リーグ]]の[[千葉ロッテマリーンズ (ファーム)|ロッテ2軍]]の試合が、同年4月1日の対[[読売ジャイアンツ (ファーム)|巨人2軍]]戦(4対3で巨人2軍が勝利、入場者2046人)<ref>[https://npb.jp/bis/2017/games/fs2017040100149.html 2017年4月1日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対読売ジャイアンツ] - [[日本野球機構]]</ref>をはじめとしてこの年は合計3試合<ref>[https://npb.jp/bis/2017/games/fs2017072200412.html 2017年7月22日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2017/games/fs2017092400568.html 2017年9月24日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ] - 日本野球機構</ref>、2018年は6試合実施された<ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018031700965.html 2018年3月17日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018061001173.html 2018年6月10日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018062301206.html 2018年6月23日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018072101263.html 2018年7月21日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズ] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018080401297.html 2018年8月4日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス] - 日本野球機構</ref><ref>[https://npb.jp/bis/2018/games/fs2018091701402.html 2018年9月17日 (月) 千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ] - 日本野球機構</ref>。その後ロッテ2軍が本拠地である[[ロッテ浦和球場]]外で地方開催を実施しかった影響もあり、2019年から2021年は本球場でのイスタ・リーグ公式戦の開催は無かった。2022年はロッテ2軍が千葉県内各球場での地方開催を再開しため、球場でも同年9月にイースタン・リーグ公式戦(対巨人2軍戦)行わる予定となっている<ref>{{Cite web|和書|title=県内イースタン・リーグ公式戦 |url=https://www.marines.co.jp/expansion/local/easternleague/index.html |website=千葉ロッテマリーンズ |access-date=2022-08-14}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=イースタン・リーグ 浦安市開催概要 |url=https://www.marines.co.jp/expansion/local/easternleague/urayasu.html |website=千葉ロッテマリーンズ |access-date=2022-08-14}}</ref>。

<ref name="nks">{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/08/20/kiji/20190820s00001173061000c.html|title=ロッテ2軍準本拠に浦安市検討 TDSのアトラクション&花火見える全面人工芝野球場|newspaper=[[スポーツニッポン]]|date=2019年8月20日|accessdate=2022年3月6日}}</ref>、浦安市の当局者は同日[[ハフポスト]]日本版の取材に対して球場のコンセプトがプロ専有を前提とはしていないことなどを理由にこれを否定した<ref name="hp">{{Cite news|url=https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d5b486ee4b05f62fbd41a5b|title=千葉ロッテ・2軍の準本拠地、浦安市への移転検討報道 「現状では全く考えていない」市担当者が否定|newspaper=ハフポスト日本版|date=2019年8月20日|accessdate=2022年3月6日}}</ref>。
なお、2019年8月に[[スポーツニッポン]]がロッテ2軍の本拠地または準本拠地としての活用が検討されていると報じたが<ref name="nks">{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/08/20/kiji/20190820s00001173061000c.html|title=ロッテ2軍準本拠に浦安市検討 TDSのアトラクション&花火見える全面人工芝野球場|newspaper=[[スポーツニッポン]]|date=2019年8月20日|accessdate=2022年3月6日}}</ref>、浦安市の当局者は同日[[ハフポスト]]日本版の取材に対して球場のコンセプトがプロ専有を前提とはしていないことなどを理由にこれを否定した<ref name="hp">{{Cite news|url=https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d5b486ee4b05f62fbd41a5b|title=千葉ロッテ・2軍の準本拠地、浦安市への移転検討報道 「現状では全く考えていない」市担当者が否定|newspaper=ハフポスト日本版|date=2019年8月20日|accessdate=2022年3月6日}}</ref>。


防球ネットの高さは当初25mであったが、2020年に45mにかさ上げされている<ref name="nks"/><ref name="hp"/>。
防球ネットの高さは当初25mであったが、2020年に45mにかさ上げされている<ref name="nks"/><ref name="hp"/>。


[[全国高等学校野球選手権千葉大会]]の会場の一つとなっている<ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomegeMain.action?cupId=20210036356&date=20210709 第103回全国高等学校野球選手権千葉大会] - 一球速報.com</ref>。
2019年以降、[[全国高等学校野球選手権千葉大会]]の会場の一つとなっている<ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomegeMain.action?cupId=20210036356&date=20210709 第103回全国高等学校野球選手権千葉大会] - 一球速報.com</ref>。2019年は[[千葉県野球場]]の全面改修工事に伴う代替会場として使用された<ref>{{Cite news |title=【速報】170校、163チーム出場決定 第101回夏の高校野球千葉大会|newspaper=[[千葉日報]]|date=2019年6月5日|url=https://www.chibanippo.co.jp/news/sports/600061|accessdate=2019-06-08}}</ref>。2020年以降は、[[市川市スポーツセンター|市川市国府台球場]]の全面改修工事に伴う代替会場として、使用を継続している(2020年は、厳密には大会中止のため、代替大会の「夏季千葉県高等学校野球大会」の会場として使用)。市川市国府台球場は、工事中に見つかった[[国衙|国庁]]関連遺構の発掘調査のため、再開の目途が立っておらず、当面当球場が使用継続される見通し


{{by|2022年}}4月29日には[[ベースボール・チャレンジ・リーグ]](ルートインBCリーグ)の[[埼玉武蔵ヒートベアーズ]]が初の公式戦を開催し(対戦相手は[[神奈川フューチャードリームス]])、この日だけ埼玉で現役復帰した[[G.G.佐藤]]が出場<ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2022/04/29/post1214183/|title=G.G.佐藤が1日限定復帰で猛打賞 NPB71勝の敵将も脱帽「BCの選手にも見習ってほしい」|newspaper=Full-Count|date=2022-04-29|accessdate=2022-04-29}}</ref>。試合終了後には佐藤の引退セレモニーも挙行された<ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2022/04/29/post1214008/|title=“現役復帰”G.G.佐藤、わずか2時間後に引退 松坂氏のセレモニー真似て場内爆笑|newspaper=Full-Count|date=2022-04-29|accessdate=2022-04-29}}</ref>。
{{by|2022年}}4月29日には[[ベースボール・チャレンジ・リーグ]](ルートインBCリーグ)の[[埼玉武蔵ヒートベアーズ]]が初の公式戦を開催し(対戦相手は[[神奈川フューチャードリームス]])、この日だけ埼玉で現役復帰した[[G.G.佐藤]]が出場<ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2022/04/29/post1214183/|title=G.G.佐藤が1日限定復帰で猛打賞 NPB71勝の敵将も脱帽「BCの選手にも見習ってほしい」|newspaper=Full-Count|date=2022-04-29|accessdate=2022-04-29}}</ref>。試合の途中には佐藤の引退セレモニーも挙行された<ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2022/04/29/post1214008/|title=“現役復帰”G.G.佐藤、わずか2時間後に引退 松坂氏のセレモニー真似て場内爆笑|newspaper=Full-Count|date=2022-04-29|accessdate=2022-04-29}}</ref>。この試合は、佐藤の父親が社長(佐藤自身も副社長)を務める企業が冠スポンサーとなって実施された<ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2022/04/30/post1214154/|title=G.G.佐藤の“1日限定復帰”が実現した背景 オーナーが考える新たなビジネスモデル|newspaper=Full-Count|date=2022-04-30|accessdate=2022-04-30}}</ref>。


== 施設概要 ==
== 施設概要 ==
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==交通アクセス==
==交通アクセス==
* JR[[京葉線]][[舞浜駅]]より徒歩約10分
* JR[[京葉線]][[舞浜駅]]より徒歩約10分
*バス JR[[京葉線]][[新浦安駅]]から2番系統[[東京メトロ東西線]]から2・4番系統より、[[運動公園]]下車
*バス JR[[京葉線]][[新浦安駅]]から2番・14番系統より、[[東京メトロ東西線]]浦安駅から2・4番系統より、[[運動公園]]下車
*おさんぽバス舞浜線[[運動公園]]下車<ref>{{Cite web|url=http://www.urayasu-kousha.or.jp/taiiku/undou/baseball/urayasu_BaseballGround.pdf|title=浦安野球場_A4ガイド|accessdate=2020/2/13|publisher=}}</ref>
*おさんぽバス舞浜線[[運動公園]]下車<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.urayasu-kousha.or.jp/taiiku/undou/baseball/urayasu_BaseballGround.pdf|title=浦安野球場_A4ガイド|accessdate=2020/2/13|publisher=}}</ref>


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2024年5月19日 (日) 21:39時点における最新版

浦安市 > 浦安市運動公園 > 浦安市運動公園野球場
浦安市運動公園野球場
Urayasu Park Baseball Stadium
施設データ
所在地 千葉県浦安市舞浜2-27(浦安市運動公園内)
座標 北緯35度37分42.924秒 東経139度53分37.824秒 / 北緯35.62859000度 東経139.89384000度 / 35.62859000; 139.89384000座標: 北緯35度37分42.924秒 東経139度53分37.824秒 / 北緯35.62859000度 東経139.89384000度 / 35.62859000; 139.89384000
起工 2016年
開場 2017年
所有者 浦安市
管理・運用者 うらやす財団
グラウンド 内外野:人工芝
照明 6基
設計者 株式会社 カシワバラコーポレーション
使用チーム • 開催試合
全国高等学校野球選手権千葉大会
千葉ロッテマリーンズ (ファーム) (2017 - 2018)
収容人員
2,500人
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:m2
両翼:98 m、中堅:122 m
防球ネットの高さ:45 m

浦安市運動公園野球場(うらやすしうんどうこうえんやきゅうじょう)は、千葉県浦安市舞浜浦安市運動公園内にある野球場

概要[編集]

2017年3月に竣工[1]。両翼98m、本塁・中堅間122mのサイズで、NPBの公式戦開催も可能な規格となっている[1]東日本大震災の影響で運動公園の整備事業は約3年遅延し、野球場はその中で最後の施設だった[1]

浦安市は千葉ロッテマリーンズと協定を結び[1]。、イースタン・リーグロッテ2軍の試合が、同年4月1日の対巨人2軍戦(4対3で巨人2軍が勝利、入場者2046人)[2]をはじめとしてこの年は合計3試合[3][4]、2018年は6試合実施された[5][6][7][8][9][10]。その後、ロッテ2軍が本拠地であるロッテ浦和球場以外での地方開催を実施しなかった影響もあり、2019年から2021年は本球場でのイースタン・リーグ公式戦の開催は無かった。2022年はロッテ2軍が千葉県内各球場での地方開催を再開したため、本球場でも同年9月にイースタン・リーグ公式戦(対巨人2軍戦)が行われる予定となっている[11][12]

なお、2019年8月にスポーツニッポンがロッテ2軍の本拠地または準本拠地としての活用が検討されていると報じたが[13]、浦安市の当局者は同日ハフポスト日本版の取材に対して球場のコンセプトがプロ専有を前提とはしていないことなどを理由にこれを否定した[14]

防球ネットの高さは当初25mであったが、2020年に45mにかさ上げされている[13][14]

2019年以降、全国高等学校野球選手権千葉大会の会場の一つとなっている[15]。2019年は千葉県野球場の全面改修工事に伴う代替会場として使用された[16]。2020年以降は、市川市国府台球場の全面改修工事に伴う代替会場として、使用を継続している(2020年は、厳密には大会中止のため、代替大会の「夏季千葉県高等学校野球大会」の会場として使用)。市川市国府台球場は、工事中に見つかった国庁関連遺構の発掘調査のため、再開の目途が立っておらず、当面当球場が使用継続される見通し。

2022年4月29日にはベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)の埼玉武蔵ヒートベアーズが初の公式戦を開催し(対戦相手は神奈川フューチャードリームス)、この日だけ埼玉で現役復帰したG.G.佐藤が出場[17]。試合の途中には佐藤の引退セレモニーも挙行された[18]。この試合は、佐藤の父親が社長(佐藤自身も副社長)を務める企業が冠スポンサーとなって実施された[19]

施設概要[編集]

  • 敷地面積: -㎡
  • 両翼:98 m、中堅:122 m
  • 内外野:人工芝
  • 収容人員:2.500人(メインスタンド1,000人、内外野1,500人[1]
  • スコアボード:LEF電光掲示板
  • 照明設備:6基(LEF夜間投光器)
  • 駐車場 : 約300台収容

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e “千葉)高校野球もプロも、浦安に新球場完成”. 朝日新聞. (2017年4月1日). https://www.asahi.com/articles/ASK3045CZK30UDCB00D.html 2022年3月6日閲覧。 
  2. ^ 2017年4月1日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対読売ジャイアンツ - 日本野球機構
  3. ^ 2017年7月22日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス - 日本野球機構
  4. ^ 2017年9月24日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ - 日本野球機構
  5. ^ 2018年3月17日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ - 日本野球機構
  6. ^ 2018年6月10日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス - 日本野球機構
  7. ^ 2018年6月23日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ - 日本野球機構
  8. ^ 2018年7月21日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズ - 日本野球機構
  9. ^ 2018年8月4日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス - 日本野球機構
  10. ^ 2018年9月17日 (月) 千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ - 日本野球機構
  11. ^ 県内イースタン・リーグ公式戦”. 千葉ロッテマリーンズ. 2022年8月14日閲覧。
  12. ^ イースタン・リーグ 浦安市開催概要”. 千葉ロッテマリーンズ. 2022年8月14日閲覧。
  13. ^ a b “ロッテ2軍準本拠に浦安市検討 TDSのアトラクション&花火見える全面人工芝野球場”. スポーツニッポン. (2019年8月20日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/08/20/kiji/20190820s00001173061000c.html 2022年3月6日閲覧。 
  14. ^ a b “千葉ロッテ・2軍の準本拠地、浦安市への移転検討報道 「現状では全く考えていない」市担当者が否定”. ハフポスト日本版. (2019年8月20日). https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d5b486ee4b05f62fbd41a5b 2022年3月6日閲覧。 
  15. ^ 第103回全国高等学校野球選手権千葉大会 - 一球速報.com
  16. ^ “【速報】170校、163チーム出場決定 第101回夏の高校野球千葉大会”. 千葉日報. (2019年6月5日). https://www.chibanippo.co.jp/news/sports/600061 2019年6月8日閲覧。 
  17. ^ “G.G.佐藤が1日限定復帰で猛打賞 NPB71勝の敵将も脱帽「BCの選手にも見習ってほしい」”. Full-Count. (2022年4月29日). https://full-count.jp/2022/04/29/post1214183/ 2022年4月29日閲覧。 
  18. ^ ““現役復帰”G.G.佐藤、わずか2時間後に引退 松坂氏のセレモニー真似て場内爆笑”. Full-Count. (2022年4月29日). https://full-count.jp/2022/04/29/post1214008/ 2022年4月29日閲覧。 
  19. ^ “G.G.佐藤の“1日限定復帰”が実現した背景 オーナーが考える新たなビジネスモデル”. Full-Count. (2022年4月30日). https://full-count.jp/2022/04/30/post1214154/ 2022年4月30日閲覧。 
  20. ^ 浦安野球場_A4ガイド”. 2020年2月13日閲覧。

外部リンク[編集]