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'''マリア・デ・ロルデス・マッゾレーニ・ポルテラ'''(Maria de Lourdes Mazzoleni Portela [[1988年]][[1月14日]]- )は[[ブラジル]]の[[リオ・グランデ・ド・スル州]]出身の[[柔道]]選手。階級は70kg級。身長158㎝<ref name="Biography">[https://www.sports-reference.com/olympics/athletes/po/maria-portela-1.html Biography and Olympic Results]</ref><ref name="judobase">[http://www.judobase.org/#/competitor/profile/440 profile]</ref><ref name="alljudo">[http://www.alljudo.net/judoka-17097-moura-david.html listes des judokas]</ref>。
'''マリア・デ・ロルデス・マッゾレーニ・ポルテラ'''(Maria de Lourdes Mazzoleni Portela [[1988年]][[1月14日]]- )は[[ブラジル]]の[[リオ・グランデ・ド・スル州]]出身の[[柔道]]選手。階級は70kg級。身長158cm<ref name="Biography">[https://web.archive.org/web/20161204000000/https://www.sports-reference.com/olympics/athletes/po/maria-portela-1.html Biography and Olympic Results]</ref><ref name="judobase">[http://www.judobase.org/#/competitor/profile/440 profile]</ref><ref name="alljudo">[http://www.alljudo.net/judoka-17097-moura-david.html listes des judokas]</ref>。


==人物==
==人物==
2011年の[[ミリタリーワールドゲームズ]]とプレオリンピック大会の70kg級で優勝すると、[[パンアメリカン競技大会]]では3位となった<ref name="judobase"/>。2012年の[[グランプリ・デュッセルドルフ]]では[[2011年世界柔道選手権大会|世界選手権]]3位の[[國原頼子]]を[[裏投げ]]で破るなどして2位、[[パンアメリカン柔道選手権大会|パンナム選手権]]と[[グランドスラム・モスクワ]]では優勝したが、[[2012年ロンドンオリンピックの柔道競技|ロンドンオリンピック]]では初戦でコロンビアの[[ジュリ・アルベアル]]に[[膝車]]で敗れた<ref name="Biography"/><ref name="judobase"/>。地元ブラジルの[[サルヴァドール]]で開催された[[世界柔道団体選手権大会|世界団体]]では3位だった<ref name="judobase"/>。2013年には地元の[[リオデジャネイロ]]で開催された[[2013年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では7位だったが、世界団体では決勝の日本戦で[[田知本遥]]に指導2で優勢勝ちするものの、大将戦で[[マリア・アルテマン]]が[[田知本愛]]に指導1で敗れて2位にとどまった<ref name="judobase"/>。2015年にはパンアメリカン競技大会と [[グランドスラム・東京]]で3位、ミリタリーワールドゲームズでは2連覇した<ref name="judobase"/>。2016年に地元で開催された[[2016年リオデジャネイロオリンピックの柔道競技|リオデジャネイロオリンピック]]では3回戦でオーストリアの[[ベルナデッテ・グラフ]]に指導2で敗れた<ref name="judobase"/>。2017年の[[2017年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準々決勝で[[新井千鶴]]に[[ゴールデンスコア|GS]]含めて9分近い戦いの末に指導2で敗れるなどして7位、初開催となった男女混合による世界団体でも決勝の日本戦で新井に指導2で敗れてチームも2位にとどまった<ref name="judobase"/>。世界ランキング上位選手が集まる[[ワールドマスターズ2017|ワールドマスターズ]]には世界チャンピオンの新井が出場していなかったものの、決勝でクロアチアの[[バルバラ・マティッチ]]に一本勝ちして優勝を飾った<ref>[https://www.ijf.org/news/show/world-judo-masters-2017-st-petersburg-russia-day-two World Judo Masters 2017, St. Petersburg, Russia – DAY TWO]</ref>。
2011年の[[ミリタリーワールドゲームズ]]とプレオリンピック大会の70kg級で優勝すると、[[パンアメリカン競技大会]]では3位となった<ref name="judobase"/>。2012年の[[グランプリ・デュッセルドルフ]]では[[2011年世界柔道選手権大会|世界選手権]]3位の[[國原頼子]]を[[裏投げ]]で破るなどして2位、[[パンアメリカン柔道選手権大会|パンナム選手権]]と[[グランドスラム・モスクワ]]では優勝したが、[[2012年ロンドンオリンピックの柔道競技|ロンドンオリンピック]]では初戦でコロンビアの[[ジュリ・アルベアル]]に[[膝車]]で敗れた<ref name="Biography"/><ref name="judobase"/>。地元ブラジルの[[サルヴァドール]]で開催された[[世界柔道団体選手権大会|世界団体]]では3位だった<ref name="judobase"/>。2013年には地元の[[リオデジャネイロ]]で開催された[[2013年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では7位だったが、世界団体では決勝の日本戦で[[田知本遥]]に指導2で優勢勝ちするものの、大将戦で[[マリア・アルテマン]]が[[田知本愛]]に指導1で敗れて2位にとどまった<ref name="judobase"/>。2015年にはパンアメリカン競技大会と [[グランドスラム・東京]]で3位、ミリタリーワールドゲームズでは2連覇した<ref name="judobase"/>。2016年に地元で開催された[[2016年リオデジャネイロオリンピックの柔道競技|リオデジャネイロオリンピック]]では3回戦でオーストリアの[[ベルナデッテ・グラフ]]に指導2で敗れた<ref name="judobase"/>。2017年の[[2017年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準々決勝で[[新井千鶴]]に[[ゴールデンスコア|GS]]含めて9分近い戦いの末に指導2で敗れるなどして7位、初開催となった男女混合による世界団体でも決勝の日本戦で新井に指導2で敗れてチームも2位にとどまった<ref name="judobase"/>。世界ランキング上位選手が集まる[[ワールドマスターズ2017|ワールドマスターズ]]には世界チャンピオンの新井が出場していなかったものの、決勝でクロアチアの[[バルバラ・マティッチ]]に一本勝ちして優勝を飾った<ref>[https://www.ijf.org/news/show/world-judo-masters-2017-st-petersburg-russia-day-two World Judo Masters 2017, St. Petersburg, Russia – DAY TWO]</ref>。2018年には[[グランドスラム・エカテリンブルグ2018|グランドスラム・エカテリンブルグ]]で優勝した<ref name="judobase"/>。2019年の[[世界柔道団体選手権大会|世界団体]]では3位になった<ref>[http://www.ippon.org/wc_sen_teams2019.php Word Championship Teams 2019]</ref>。2021年の世界団体でも3位になった<ref>[http://www.ippon.org/wc_sen_teams2021.php World Judo Championship Teams Hungary 2021]</ref>。7月に[[日本武道館]]で開催された[[2020年東京オリンピックの柔道競技|東京オリンピック]]では3回戦で[[マディナ・タイマゾワ]]に反則負けを喫した<ref>[https://www.ijf.org/competition/2035 Olympic Games Tokyo 2020]</ref>。2023年3月には現役引退を表明した<ref>[https://www.judoinside.com/news/5904/Former_world_number_one_Maria_Portela_decided_to_retire Former world number one Maria Portela decided to retire]</ref>。

[[IJF]]世界ランキングは4366ポイント獲得で2位(18/2/5現在)<ref>[http://www.intjudo.eu/fo-Rankingir World ranking list]</ref>。


==主な戦績==
==主な戦績==
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*[[2017年]] - グランドスラム・アブダビ 3位
*[[2017年]] - グランドスラム・アブダビ 3位
*[[2017年]] - [[ワールドマスターズ2017|ワールドマスターズ]] 優勝
*[[2017年]] - [[ワールドマスターズ2017|ワールドマスターズ]] 優勝
*[[2018年]] - [[グランドスラム・エカテリンブルグ2018|グランドスラム・エカテリンブルグ]] 優勝
(出典<ref name="judobase"/>、[[JudoInside.com]])
*[[2019年]] - [[グランドスラム・エカテリンブルグ2019|グランドスラム・エカテリンブルグ]] 2位
*[[2019年]] - [[グランプリ・サムスン|グランプリ・アンタルヤ]] 2位
*[[2019年]] - パンナム選手権 2位
*[[2019年]] - [[グランプリ・ブダペスト]] 5位
*[[2019年]] - [[世界柔道団体選手権大会|世界団体]] 3位
*[[2019年]] - [[グランドスラム・ブラジリア2019|グランドスラム・ブラジリア]] 3位
*[[2020年]] - [[ヨーロッパオープン・ブラチスラヴァ]] 3位
*[[2020年]] - パンナム選手権 優勝
*[[2021年]] - [[グランドスラム・トビリシ2021|グランドスラム・トビリシ]] 優勝
*[[2021年]] - [[2021年世界柔道選手権大会|世界選手権]] 7位
*[[2021年]] - [[世界柔道団体選手権大会|世界団体]] 3位
*[[2022年]] - [[ヨーロッパオープン・リスボン|グランプリ・アルマダ]] 3位
*[[2022年]] - [[グランドスラム・アンタルヤ2022|グランドスラム・アンタルヤ]] 3位
*[[2022年]] - [[パンアメリカン柔道選手権大会|パンアメリカン・オセアニア選手権]] 3位
(出典<ref name="judobase"/>、JudoInside.com)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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* {{JudoInside|48728}}
* {{JudoInside|48728}}


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[[Category:ブラジルの柔道家]]
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[[Category:イタリア系ブラジル]]
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2016年のポルテラ
獲得メダル
ブラジルの旗 ブラジル
柔道
世界団体
2013 リオデジャネイロ 70kg級
2017 ブダペスト 70kg級
2012 サルヴァドール 70kg級
2019 東京 70kg級
2021 ブダペスト 70kg級
ワールドマスターズ
2017 サンクトペテルブルク 70kg級

マリア・デ・ロルデス・マッゾレーニ・ポルテラ(Maria de Lourdes Mazzoleni Portela 1988年1月14日- )はブラジルリオ・グランデ・ド・スル州出身の柔道選手。階級は70kg級。身長158cm[1][2][3]

人物

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2011年のミリタリーワールドゲームズとプレオリンピック大会の70kg級で優勝すると、パンアメリカン競技大会では3位となった[2]。2012年のグランプリ・デュッセルドルフでは世界選手権3位の國原頼子裏投げで破るなどして2位、パンナム選手権グランドスラム・モスクワでは優勝したが、ロンドンオリンピックでは初戦でコロンビアのジュリ・アルベアル膝車で敗れた[1][2]。地元ブラジルのサルヴァドールで開催された世界団体では3位だった[2]。2013年には地元のリオデジャネイロで開催された世界選手権では7位だったが、世界団体では決勝の日本戦で田知本遥に指導2で優勢勝ちするものの、大将戦でマリア・アルテマン田知本愛に指導1で敗れて2位にとどまった[2]。2015年にはパンアメリカン競技大会と グランドスラム・東京で3位、ミリタリーワールドゲームズでは2連覇した[2]。2016年に地元で開催されたリオデジャネイロオリンピックでは3回戦でオーストリアのベルナデッテ・グラフに指導2で敗れた[2]。2017年の世界選手権では準々決勝で新井千鶴GS含めて9分近い戦いの末に指導2で敗れるなどして7位、初開催となった男女混合による世界団体でも決勝の日本戦で新井に指導2で敗れてチームも2位にとどまった[2]。世界ランキング上位選手が集まるワールドマスターズには世界チャンピオンの新井が出場していなかったものの、決勝でクロアチアのバルバラ・マティッチに一本勝ちして優勝を飾った[4]。2018年にはグランドスラム・エカテリンブルグで優勝した[2]。2019年の世界団体では3位になった[5]。2021年の世界団体でも3位になった[6]。7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは3回戦でマディナ・タイマゾワに反則負けを喫した[7]。2023年3月には現役引退を表明した[8]

主な戦績

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(出典[2]、JudoInside.com)

脚注

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外部リンク

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