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| seminar_advisors = <!-- ゼミ指導教員 -->
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'''沖本 まどか'''(おきもと まどか)は、[[日本]]の[[経済学者]]([[国際貿易論]]・[[ミクロ経済学]]・[[戦略的貿易政策]])。[[博士(経済学)]]([[名古屋大学]]・[[博士#博士学位の取得方法|課程〈甲〉博士]]・2014年)。[[静岡県立大学]][[経営情報学部]]講師・大学院[[経営情報イノベーション研究科]]講師。
'''沖本 まどか'''(おきもと まどか)は、[[日本]]の[[経済学者]]([[国際貿易論]]・[[ミクロ経済学]]・[[戦略的貿易政策]])。学位は、[[博士(経済学)]]([[名古屋大学]]・[[博士#博士学位の取得方法|課程〈甲〉博士]]・2014年)。[[静岡県立大学]][[経営情報学部]]講師・大学院[[経営情報イノベーション研究科]]講師。


[[日本学術振興会|独立行政法人日本学術振興会]]特別研究員、名古屋大学大学院[[経済学研究科]]特別研究員、静岡県立大学経営情報学部助教などを歴任。
[[日本学術振興会|独立行政法人日本学術振興会]]特別研究員、名古屋大学大学院[[経済学研究科]]特別研究員、静岡県立大学経営情報学部助教などを歴任。
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== 来歴 ==
== 来歴 ==
=== 生い立ち ===
=== 生い立ち ===
[[国立大学法人名古屋大学|同名の国立大学法人]]により[[学校の設置者|設置]]・運営される[[名古屋大学]]に進学し<ref name="gakureki">「学歴」『[https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof622.html 静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学]』静岡県立大学。</ref><ref group="†">[[国立大学法人名古屋大学]]は、[[国立大学法人岐阜大学]]と統合され、2020年に[[国立大学法人東海国立大学機構]]が設置された。</ref>、[[経済学部]][[経済学科]]にんだ<ref name="gakureki"/>2009年([[平成]]21年)3月、名古屋大学卒業した<ref name="gakureki"/>。それに伴い、[[学士(経済学)]]の学位を取得した。さらに名古屋大学大学院に進学し<ref name="gakureki"/>、[[経済学研究科]]にんだ<ref name="gakureki"/>2011年(平成23年)3月、名古屋大学の大学院における[[博士課程前期課程]]修了した<ref name="gakureki"/>。それに伴い、[[修士(経済学)]]の学位を取得した。その後、さらに[[博士課程後期課程]]に進学し、在学中に「食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究」<ref name="cinii">「書誌情報」『[https://ci.nii.ac.jp/naid/500000915899/ CiNii 博士論文 - 食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究]』[[国立情報学研究所]]。</ref>と題した博士論文を執筆した。学部生の頃より[[多和田眞]]の門下となり、博士課程後期課程でも指導を受けていたが、2013年(平成25年)に多和田が退職することになった。そのため、博士課程後期課程の最後の一年間については、前半は[[花薗誠]]が指導教員となり、後半は[[柳瀬明彦]]が指導教員となった。2014年(平成26年)3月、名古屋大学大学院における博士課程後期課程修了した<ref name="gakureki"/>。それに伴い、[[博士(経済学)]]の学位を取得した<ref name="cinii"/><ref>学位授与番号甲第10438号。</ref>。{{See|Category:博士(経済学)取得者}}
[[名古屋大学]]に進学し<ref name="gakureki">「学歴」『[https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof622.html 静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学]』静岡県立大学。</ref><ref group="†">[[国立大学法人名古屋大学]]は、[[国立大学法人岐阜大学]]と統合され、2020年に[[国立大学法人東海国立大学機構]]が設置された。</ref>、[[経済学部]][[経済学科]]に学<ref name="gakureki"/>2009年([[平成]]21年)3月、大学卒業<ref name="gakureki"/>に伴い、[[学士(経済学)]]の学位を取得。さらに[[名古屋大学大学院経済学研究科]]に学<ref name="gakureki"/>2011年(平成23年)3月、大学院[[博士課程前期課程]]修了<ref name="gakureki"/>に伴い、[[修士(経済学)]]の学位を取得。その後、さらに[[博士課程後期課程]]に進学し、在学中に[[博士論文]]「食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究」<ref name="cinii">「書誌情報」『[https://ci.nii.ac.jp/naid/500000915899/ CiNii 博士論文 - 食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究]』[[国立情報学研究所]]。</ref>を執筆した。学部生の頃より[[多和田眞]]の門下となり、博士課程後期課程でも指導を受けていたが、2013年(平成25年)に多和田が退職することになった。そのため、博士課程後期課程の最後の一年間については、前半は[[花薗誠]]が指導教員となり、後半は[[柳瀬明彦]]が指導教員となった。2014年(平成26年)3月、名古屋大学大学院博士課程後期課程修了<ref name="gakureki"/>に伴い、[[博士(経済学)]]の学位を取得<ref name="cinii"/><ref>学位授与番号甲第10438号。</ref>。{{See|Category:博士(経済学)取得者}}


=== 経済学者として ===
=== 経済学者として ===
大学院在学中の2011年(平成23年)4月から2014年(平成26年)3月までの間、[[文部科学省]]独立行政法人である[[日本学術振興会]]特別研究員にされていた<ref name="omonaKeireki"/>。また、2012年(平成24年)4月から2013年(平成25年)3月にかけて、[[経済産業省]]独立行政法人である[[経済産業研究所]]リサーチアシスタントを務めることなり<ref name="omonaKeireki"/>、名古屋大学大学院経済学研究科[[南山大学]]経済学部にて研究に従事した<ref name="omonaKeireki"/>。ただし、日本学術振興会特別研究員は[[副業]]が禁止されているため、あくまで無償の[[ボランティア]]として経済産業研究所に雇用される形態を採っていた<ref name="omonaKeireki"/>。
大学院在学中の2011年(平成23年)4月から2014年(平成26年)3月までの間、[[文部科学省]]独立行政法人[[日本学術振興会]]特別研究員に任<ref name="omonaKeireki"/>。また、2012年(平成24年)4月から2013年(平成25年)3月にかけて、[[経済産業省]]独立行政法人[[経済産業研究所]]リサーチアシスタントに就任<ref name="omonaKeireki"/>、[[名古屋大学大学院経済学研究科]]・[[南山大学]]経済学部にて研究に従事した<ref name="omonaKeireki"/>。ただし、日本学術振興会特別研究員は[[副業]]が禁止されているため、あくまで無償の[[ボランティア]]として経済産業研究所に雇用される形態を採った<ref name="omonaKeireki"/>。


大学院修了後は、母校である名古屋大学の大学院に採用され<ref name="omonaKeireki"/>、2014年(平成26年)4月から2015年(平成27年)3月まで経済学研究科特別研究員として勤務した<ref name="omonaKeireki"/>。また、2014年(平成26年)10月から2015年(平成27年)3月にかけて、経済学研究科の講師を非常勤で兼務していた<ref name="omonaKeireki"/>。その傍ら、他の教育・研究機関おいても教鞭を執っていた<ref name="omonaKeireki"/>。[[学校法人梅村学園|梅村学園]]が設置・運営する[[中京大学]]においては、2014年(平成26年)4月より経済学部の講師を非常勤で兼任した<ref name="omonaKeireki"/>。2015年(平成27年)4月、[[静岡県公立大学法人|県と同名の公立大学法人]]により設置・運営される静岡県立大学に転じ<ref name="omonaKeireki"/>、[[営情報学部]]の助教に就した<ref name="omonaKeireki"/>。経営情報学部においては、主として[[経営情報学科]]の講義に携わった。また、静岡県立大学の大学院においては、[[経営情報イノベーション研究科]]の助教を兼務することになった。経営情報イノベーション研究科においては、主として[[経営情報イノベーション専攻]]の講義に携わった。その後、静岡県立大学の経営情報学部において、講師に昇任した。講師となってからも、引き続き経営情報学科の講義を担当した。また、静岡県立大学の大学院においても、経営情報イノベーション研究科の講師を兼務することになった。講師となってからも、引き続き経営情報イノベーション専攻の講義を担当した
大学院修了後は、2014年(平成26年)4月から2015年(平成27年)3月まで、母校・[[名古屋大学大学院経済学研究科]]特別研究員に就任<ref name="omonaKeireki"/>。また、2014年(平成26年)10月から2015年(平成27年)3月にかけて、経済学研究科非常勤講師就任<ref name="omonaKeireki"/>。[[中京大学]]においては、2014年(平成26年)4月より[[中京大学]]経学部非常勤講師を兼任<ref name="omonaKeireki"/>。

2015年(平成27年)4月、[[静岡県立大学]][[経営情報学部]]助教に就任<ref name="omonaKeireki"/>、主として[[経営情報学科]]の講義に携わった。また、静岡県立大学大学院[[経営情報イノベーション研究科]]助教を兼務、主として[[経営情報イノベーション専攻]]の講義に携わった。その後、静岡県立大学経営情報学部講師に昇任、引き続き経営情報学科の講義を担当した。また、静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科講師を兼務し、引き続き経営情報イノベーション専攻の講義を担当した。


== 研究 ==
== 研究 ==
専門は[[経済学]]であり、特に[[国際貿易論]]<ref name="senmonBunya"/>[[ミクロ経済学]]<ref name="senmonBunya"/>[[戦略的貿易政策]]<ref name="senmonBunya"/>、といった分野の研究に従事した<ref name="senmonBunya"/>。具体的には、[[情報の非対称性]]が存在する状況下での食品の[[貿易]]について研究していた<ref name="shuyoKenkyuTheme"/>。また、[[経済成長]]と[[食料]]の[[価格]]や[[食料安全保障]]との関係性についても研究していた<ref name="shuyoKenkyuTheme"/>。なお、博士課程前期課程にて[[修士論文]]として執筆した「食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究」<ref name="jsrsai">「熊田禎宣賞(修士論文賞)」『[http://jsrsai.jp/ja/award/recipients/awards/%E7%86%8A%E7%94%B0%E7%A6%8E%E5%AE%A3%E8%B3%9E%EF%BC%88%E4%BF%AE%E5%A3%AB%E8%AB%96%E6%96%87%E8%B3%9E%EF%BC%89/ Japan Section of the Regional Science Association International|日本地域学会]』[[日本地域学会]]。</ref>が評価され、2011年(平成23年)10月9日に[[熊田禎宣賞]]が授与されている<ref name="jsrsai"/><ref name="jushoreki">「受賞歴」『[https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof622.html 静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学]』静岡県立大学。</ref>。また、「不完全競争の下での不良品が混入する食品輸入国の貿易政策と経済厚生」<ref>「奨励賞」『[http://jsrsai.jp/ja/award/recipients/awards/%E5%A5%A8%E5%8A%B1%E8%B3%9E/ Japan Section of the Regional Science Association International|日本地域学会]』[[日本地域学会]]。</ref>が評価され、2016年(平成28年)10月9日に[[日本地域学会奨励賞]]が授与されている<ref name="jushoreki"/>。
専門は[[経済学]]特に[[国際貿易論]]<ref name="senmonBunya"/>[[ミクロ経済学]]<ref name="senmonBunya"/>[[戦略的貿易政策]]<ref name="senmonBunya"/>の研究に従事<ref name="senmonBunya"/>。具体的には、[[情報の非対称性]]が存在する状況下での食品の[[貿易]]について研究していた<ref name="shuyoKenkyuTheme"/>。また、[[経済成長]]と[[食料]]の[[価格]]や[[食料安全保障]]との関係性についても研究していた<ref name="shuyoKenkyuTheme"/>。なお、博士課程前期課程にて[[修士論文]]として執筆した「食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究」<ref name="jsrsai">「熊田禎宣賞(修士論文賞)」『[http://jsrsai.jp/ja/award/recipients/awards/%E7%86%8A%E7%94%B0%E7%A6%8E%E5%AE%A3%E8%B3%9E%EF%BC%88%E4%BF%AE%E5%A3%AB%E8%AB%96%E6%96%87%E8%B3%9E%EF%BC%89/ Japan Section of the Regional Science Association International|日本地域学会]』[[日本地域学会]]。</ref>が評価され、2011年(平成23年)10月9日に[[熊田禎宣賞]]が授与されている<ref name="jsrsai"/><ref name="jushoreki">「受賞歴」『[https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof622.html 静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学]』静岡県立大学。</ref>。また、「不完全競争の下での不良品が混入する食品輸入国の貿易政策と経済厚生」<ref>「奨励賞」『[http://jsrsai.jp/ja/award/recipients/awards/%E5%A5%A8%E5%8A%B1%E8%B3%9E/ Japan Section of the Regional Science Association International|日本地域学会]』[[日本地域学会]]。</ref>が評価され、2016年(平成28年)10月9日に[[日本地域学会奨励賞]]が授与されている<ref name="jushoreki"/>。


学術団体としては、[[日本経済学会]]<ref name="shozokuGakkai">「所属学会」『[https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof622.html 静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学]』静岡県立大学。</ref>日本国際経済学会<ref name="shozokuGakkai"/>日本応用経済学会<ref name="shozokuGakkai"/>[[日本地域学会]]<ref name="shozokuGakkai"/>、といった団体に所属していた
[[日本経済学会]]<ref name="shozokuGakkai">「所属学会」『[https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof622.html 静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学]』静岡県立大学。</ref>日本国際経済学会<ref name="shozokuGakkai"/>日本応用経済学会<ref name="shozokuGakkai"/>[[日本地域学会]]<ref name="shozokuGakkai"/>に所属。


== 略歴 ==
== 略歴 ==
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* 2011年 - [[熊田禎宣賞]]<ref name="jushoreki"/>。
* 2011年 - [[熊田禎宣賞]]<ref name="jushoreki"/>。
* 2016年 - [[日本地域学会奨励賞]]<ref name="jushoreki"/>。
* 2016年 - [[日本地域学会奨励賞]]<ref name="jushoreki"/>。
* 2023年 - [[日本応用経済学会学術論文賞]]<ref name="jushoreki"/>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2024年6月11日 (火) 18:51時点における最新版

沖本 まどか
研究機関 日本学術振興会
名古屋大学
静岡県立大学
研究分野 国際貿易論
ミクロ経済学
戦略的貿易政策
母校 名古屋大学経済学部卒業
名古屋大学大学院
経済学研究科
博士課程前期課程修了
名古屋大学大学院
経済学研究科
博士課程後期課程修了
学位 博士(経済学)
博士課程
指導教員
多和田眞
花薗誠
柳瀬明彦
受賞 熊田禎宣賞
(2011年)
日本地域学会奨励賞
(2016年)
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沖本 まどか(おきもと まどか)は、日本経済学者国際貿易論ミクロ経済学戦略的貿易政策)。学位は、博士(経済学)名古屋大学課程〈甲〉博士・2014年)。静岡県立大学経営情報学部講師・大学院経営情報イノベーション研究科講師。

独立行政法人日本学術振興会特別研究員、名古屋大学大学院経済学研究科特別研究員、静岡県立大学経営情報学部助教などを歴任。

概要

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専門は、国際貿易論ミクロ経済学戦略的貿易政策[1]。食品の貿易における情報の非対称性について研究した[2]日本学術振興会特別研究員を務めたのち[3]名古屋大学や静岡県立大学で教鞭を執った[3]

来歴

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生い立ち

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名古屋大学に進学し[4][† 1]経済学部経済学科に学び[4]、2009年(平成21年)3月、同大学卒業[4]に伴い、学士(経済学)の学位を取得。さらに名古屋大学大学院経済学研究科に進学[4]、2011年(平成23年)3月、同大学院博士課程前期課程修了[4]に伴い、修士(経済学)の学位を取得。その後、さらに同博士課程後期課程に進学し、在学中に博士論文「食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究」[5]を執筆した。学部生の頃より多和田眞の門下となり、博士課程後期課程でも指導を受けていたが、2013年(平成25年)に多和田が退職することになった。そのため、博士課程後期課程の最後の一年間については、前半は花薗誠が指導教員となり、後半は柳瀬明彦が指導教員となった。2014年(平成26年)3月、名古屋大学大学院博士課程後期課程修了[4]に伴い、博士(経済学)の学位を取得[5][6]

経済学者として

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大学院在学中の2011年(平成23年)4月から2014年(平成26年)3月までの間、文部科学省独立行政法人日本学術振興会特別研究員に就任[3]。また、2012年(平成24年)4月から2013年(平成25年)3月にかけて、経済産業省独立行政法人経済産業研究所リサーチアシスタントに就任[3]名古屋大学大学院経済学研究科南山大学経済学部にて研究に従事した[3]。ただし、日本学術振興会特別研究員は副業が禁止されているため、あくまで無償のボランティアとして経済産業研究所に雇用される形態を採った[3]

大学院修了後は、2014年(平成26年)4月から2015年(平成27年)3月まで、母校・名古屋大学大学院経済学研究科特別研究員に就任[3]。また、2014年(平成26年)10月から2015年(平成27年)3月にかけて、経済学研究科非常勤講師に就任[3]中京大学においては、2014年(平成26年)4月より中京大学経済学部非常勤講師を兼任[3]

2015年(平成27年)4月、静岡県立大学経営情報学部助教に就任[3]、主として経営情報学科の講義に携わった。また、静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科助教を兼務、主として経営情報イノベーション専攻の講義に携わった。その後、静岡県立大学経営情報学部講師に昇任、引き続き経営情報学科の講義を担当した。また、静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科講師を兼務し、引き続き経営情報イノベーション専攻の講義を担当した。

研究

[編集]

専門は経済学。特に国際貿易論[1]ミクロ経済学[1]戦略的貿易政策[1]の研究に従事[1]。具体的には、情報の非対称性が存在する状況下での食品の貿易について研究していた[2]。また、経済成長食料価格食料安全保障との関係性についても研究していた[2]。なお、博士課程前期課程にて修士論文として執筆した「食品貿易を事例とした国際的な情報の非対称性の下での国際貿易に関する理論的研究」[7]が評価され、2011年(平成23年)10月9日に熊田禎宣賞が授与されている[7][8]。また、「不完全競争の下での不良品が混入する食品輸入国の貿易政策と経済厚生」[9]が評価され、2016年(平成28年)10月9日に日本地域学会奨励賞が授与されている[8]

日本経済学会[10]・日本国際経済学会[10]・日本応用経済学会[10]日本地域学会[10]に所属。

略歴

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賞歴

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脚注

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註釈

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出典

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関連人物

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関連項目

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外部リンク

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  • 日本の研究.com:701198