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'''フクちゃん'''は、[[横山隆一]]による[[日本]]の[[漫画]]作品シリーズと、それを原作とした[[映画]]・[[アニメーション]]作品および、作品内に登場する架空の人物の名称である。
'''フクちゃん'''は、[[横山隆一]]による[[日本]]の[[漫画]]作品シリーズと、それを原作とした[[映画]]・[[アニメーション]]作品および、作品内に登場する架空の人物の名称である。
[[ファイル:KK-HR1JEEE-Keihinkyukouフクちゃん号-C4172.jpg|thumb|200px|right|[[京浜急行バス]]の[[ラッピングバス]]『[[京浜急行バス鎌倉営業所#フクちゃん号|フクちゃん号]]』]]


== 概要 ==
== 概要 ==
キャラクターとしてのフクちゃんは、[[1936年]]([[昭和]]11年)[[1月25日]]に[[東京朝日新聞]](現:[[朝日新聞東京本社]])で始まった連載[[4コマ漫画]]『[[江戸っ子健ちゃん]]』(資料により『江戸ッ子健ちゃん』の表記あり)の脇役として登場した<ref name="ebook">[http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/fukuchan.asp 昭和に元気を振りまいた国民的マンガ 横山隆一『フクちゃん』 電子化記念特集] [[eBookJapan]]</ref>。着物に下駄、大きな[[学生帽]]という容姿の幼い男の子で、やがて主人公の健ちゃんよりも人気が出た<ref name="gashi">『昭和新聞漫画史 笑いと風刺でつづる世相100年』[[毎日新聞社]]「別冊一億人の昭和史」、1981年 pp.32-39</ref>ため、改題のうえ、フクちゃんを主人公に昇格させた([[スピンオフ作品]])。その後も『フクちゃん』シリーズは、連載媒体を幾度か変えながら、[[1971年]](昭和46年)まで長期にわたり連載された([[#掲載媒体・タイトルの変遷]]参照)。
キャラクターとしてのフクちゃんは、1936年([[昭和]]11年)1月25日<ref name="mangakan">[http://www.bunkaplaza.or.jp/mangakan/chronicle/chronicle.html フクちゃん年表] [[横山隆一記念まんが館]]</ref>に[[東京朝日新聞]](現:[[朝日新聞東京本社]])で始まった連載[[4コマ漫画]]『江戸っ子健ちゃん』(資料により『江戸ッ子健ちゃん』の表記あり)の脇役として登場した<ref name="ebook">[http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/fukuchan.asp 昭和に元気を振りまいた国民的マンガ 横山隆一『フクちゃん』 電子化記念特集] [[eBookJapan]]</ref>。着物に下駄、大きな[[学生帽]]という容姿の幼い男の子で、やがて主人公の健ちゃんよりも人気が出た<ref name="gashi">『昭和新聞漫画史 笑いと風刺でつづる世相100年』[[毎日新聞社]]「別冊一億人の昭和史」、1981年 pp.32-39</ref>ため、改題のうえ、フクちゃんを主人公に昇格させた([[スピンオフ作品]])。その後も『フクちゃん』シリーズは、連載媒体を幾度か変えながら、1971年(昭和46年)まで長期にわたり連載された([[#掲載媒体・タイトルの変遷]]参照)。


フクちゃんの名は漫画家・[[横井福次郎]]の「福」から来ている<ref>[[清水勲]]編『戦後漫画のトップランナー 横井福次郎 -手塚治虫もひれ伏した天才漫画家の軌跡-』臨川書店、[[2007年]] ISBN 978-4653040156 197頁</ref><ref name="gashi" /><ref>『江戸っ子健ちゃん』には、横井に由来するフクちゃんの他にも、[[清水崑]]に由来するコンちゃん、[[近藤日出造]]に由来するヒデちゃん、[[杉浦幸雄]]に由来するユキちゃんが登場していた(『昭和新聞漫画史』)。</ref>。フクちゃんは元々、学生帽を被っていなかった。前作『江戸っ子健ちゃん』の初期、大学受験のために健ちゃん宅に居候していた「チカスケ」という登場人物が、合格するために自分を追い込むつもりで先に学生帽を買ったが受験に失敗し、進学を断念して帰郷することになったため、フクちゃんがそれを譲り受けて以来、トレードマークになったものである<ref name="gashi" />(テレビアニメ版での設定は後述)。
フクちゃんの名は漫画家・[[横井福次郎]]の「福」から来ている<ref>[[清水勲]]編『戦後漫画のトップランナー 横井福次郎 -手塚治虫もひれ伏した天才漫画家の軌跡-』臨川書店、[[2007年]] ISBN 978-4653040156 197頁</ref><ref name="gashi" /><ref>『江戸っ子健ちゃん』には、横井に由来するフクちゃんの他にも、[[清水崑]]に由来するコンちゃん、[[近藤日出造]]に由来するヒデちゃん、[[杉浦幸雄]]に由来するユキちゃんが登場していた(『昭和新聞漫画史』)。</ref>。フクちゃんは元々、学生帽を被っていなかった。前作『江戸っ子健ちゃん』の初期、大学受験のために健ちゃん宅に居候していた「チカスケ」という登場人物が、合格するために自分を追い込むつもりで先に学生帽を買ったが受験に失敗し、進学を断念して帰郷することになったため、フクちゃんがそれを譲り受けて以来、トレードマークになったものである<ref name="gashi" />(テレビアニメ版での設定は後述)。
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ストーリーは基本的に、フクちゃんとその家族や友達のほのぼのした生活を描いている。作中の登場人物が年を取る事はない(「[[4コマ漫画#ストーリー4コマ|サザエさん時空]]」)。
ストーリーは基本的に、フクちゃんとその家族や友達のほのぼのした生活を描いている。作中の登場人物が年を取る事はない(「[[4コマ漫画#ストーリー4コマ|サザエさん時空]]」)。


1938年(昭和13年)、第1回[[日本文化協会]]児童文化賞受賞<ref name="mangakan"/>。
戦争中、日本海軍の[[プロパガンダ]]としてアニメーション映画化された(後述)。兵器の描写が従来の漫画映画と比べてリアルなものとなっている<ref>横田正夫、小出正志、池田宏『アニメーションの辞典』p63 2012年 朝倉書店</ref>。その一方、敵国である米軍の[[伝単|宣伝ビラ]]『落下傘ニュース』にも『フクちゃん』が無断で使用された<ref name="masamune">『落下傘ニュース』に掲載された『フクちゃん』は次のサイトにて公開されている。<br />{{Cite web |date=2012-11-22 |url={{NDLDC|3947482}} |author=連合国軍([[国立国会図書館]]所蔵) |title=憲政資料室収集文書1235 米軍投下ビラ |publisher=マニラ米軍司令部 |accessdate=2015-05-01}}</ref>。

戦争中、日本海軍の[[プロパガンダ]]としてアニメーション映画化された(後述)。その一方、敵国である米軍の[[伝単|宣伝ビラ]]『落下傘ニュース』にも『フクちゃん』が無断で使用された<ref name="mangakan"/><ref name="masamune">『落下傘ニュース』に掲載された『フクちゃん』は次のサイトにて公開されている。<br />{{Cite web|和書|date=2012-11-22 |url={{NDLDC|3947482}} |author=連合国軍([[国立国会図書館]]所蔵) |title=憲政資料室収集文書1235 米軍投下ビラ |publisher=マニラ米軍司令部 |accessdate=2015-05-01}}</ref>(後述)。


=== あらすじ ===
=== あらすじ ===
東京の[[下町]]に住む少年・フクちゃんは、ある日親戚のおじいさんの家に養子に貰われる。おじいさんの家は大富豪で、フクちゃんはそこの跡取り息子として迎えられた。そこへ、フクちゃんの[[家庭教師]]として[[九州]]出身のバンカラ学生・アラクマが登場。やがて金持ち暮らしに飽きたおじいさんは、屋敷を福祉施設に改築し、一般に開放。自身はフクちゃん、アラクマと共に長屋に移住し、普通の小市民としての3人の生活がスタートした(同時に剃髭し、身なりもお馴染みのアルファベット柄の着物姿となる)。[[第二次世界大戦|戦時中]]は時節柄国防ネタが多く、戦後は一転して世相を交えながらも牧歌的な子供中心の世界が描かれた。
東京の[[下町]]に住む少年・フクちゃんは、ある日親戚のおじいさんの家に養子に貰われる。おじいさんの家は大富豪で、フクちゃんはそこの跡取り息子として迎えられた。そこへ、フクちゃんの[[家庭教師]]として[[九州]]出身のバンカラ学生・アラクマが登場。やがて金持ち暮らしに飽きたおじいさんは、屋敷を福祉施設に改築し、一般に開放。自身はフクちゃん、アラクマと共に長屋に移住し、普通の小市民としての3人の生活がスタートした(同時に剃髭し、身なりもお馴染みのアルファベット柄の着物姿となる)。[[第二次世界大戦|戦時中]]は時節柄国防ネタが多く、戦後は一転して世相を交えながらも牧歌的な子供中心の世界が描かれた。


長期連載新聞漫画では『[[サザエさん]]』等のように明確にストーリーを完結させた最終回が描かれないまま、作者の死亡、掲載紙変更、休載などから尻切れトンボ的に連載終了となることが多い中、『フクちゃん』はきちんとした完結によって連載を終えた数少ない例である(『[[フジ三太郎]]』『[[ほのぼの君]]』『[[アサッテ君]]』と同様)。最終回間近には、
{{要出典範囲|長期連載新聞漫画では『[[サザエさん]]』等のように明確にストーリーを完結させた最終回が描かれないまま、作者の死亡、掲載紙変更、休載などから尻切れトンボ的に連載終了となることが多い|date=2023年5月}}中、『フクちゃん』はきちんとした完結によって連載を終えた数少ない例である(『[[フジ三太郎]]』『[[ほのぼの君]]』『[[アサッテ君]]』と同様)。最終回間近には、
#フクちゃんの実父が戦後[[台湾]]に渡り、実業家として成功した事を知ったおじいさんは、フクちゃんに台湾行きを薦めるが、フクちゃんは「おじいさんがおとうさんだ」と言ってこれを拒む。
#フクちゃんの実父が戦後[[台湾]]に渡り、実業家として成功した事を知ったおじいさんは、フクちゃんに台湾行きを薦めるが、フクちゃんは「おじいさんがおとうさんだ」と言ってこれを拒む。
#サラリーマンとなったアラクマも結婚する事となり、密かにアラクマを想っていたナミコが失恋の旅に出る。
#サラリーマンとなったアラクマも結婚する事となり、密かにアラクマを想っていたナミコが失恋の旅に出る。
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そしてラスト1回前ではデンスケ一家や健ちゃんたちがフクちゃんに別れを言いに現れ、最終回ではフクちゃんが横山と会話をして大団円となった。
そしてラスト1回前ではデンスケ一家や健ちゃんたちがフクちゃんに別れを言いに現れ、最終回ではフクちゃんが横山と会話をして大団円となった。



=== 掲載媒体・タイトルの変遷 ===
=== 掲載媒体・タイトルの変遷 ===
<ref name="mangakan"/><ref name="ebook" /><ref>[https://iss.ndl.go.jp/books?any=%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E9%9A%86%E4%B8%80+%E3%83%95%E3%82%AF%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93&ar=4e1f&except_repository_nos%5B%5D=R100000038&except_repository_nos%5B%5D=R100000049&except_repository_nos%5B%5D=R100000073&mediatype=1&sort=ua 「横山隆一 フクちゃん」の検索結果] [[国立国会図書館]]サーチ</ref>
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* [[東京朝日新聞]]・[[朝日新聞]]([[1936年]][[10月1日]] - [[1944年]][[3月4日]]) - 当初は「養子のフクチャン」の題で開始。[[大阪朝日新聞]]にも数日遅れで掲載された。何度か改題されたほか、作者の事情で連載を打ち切っていた時期もあった。セリフはすべてカタカナ書き。おじいさんの着物の柄は途中からアルファベットから算用数字に代わった。
* [[東京朝日新聞]]・[[朝日新聞]]([[1936年]][[10月1日]] - [[1944年]][[3月4日]]) - 当初は「養子のフクチャン」の題で開始。[[大阪朝日新聞]]にも数日遅れで掲載された。何度か改題されたほか、作者の事情で連載を打ち切っていた時期もあった。セリフはすべてカタカナ書き。おじいさんの着物の柄は途中からアルファベットから算用数字に代わった。
** 養子ノフクチャン(1936年10月1日 - 1937年7月31日) - [[夕刊]]掲載。
** 養子ノフクチャン(1936年10月1日 - 1937年7月31日) - [[夕刊]]掲載。
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** フクチャン(1942年9月22日 - 1943年12月31日) - 朝刊連載。再びフクちゃんを主役に据えた通常の4コマに戻る。
** フクチャン(1942年9月22日 - 1943年12月31日) - 朝刊連載。再びフクちゃんを主役に据えた通常の4コマに戻る。
** フクチャン大東亜コドモカイギ(1944年1月1日 - 1944年1月2日) - 2日間掲載の短編漫画。[[大東亜共栄圏]]下の子供達が会議する。日本代表はフクちゃん。
** フクチャン大東亜コドモカイギ(1944年1月1日 - 1944年1月2日) - 2日間掲載の短編漫画。[[大東亜共栄圏]]下の子供達が会議する。日本代表はフクちゃん。
** フクチャンレンセイノ巻(1944年1月4日 - 1944年1月29日) - フクちゃん達も[[練成]]を行うことに。1月18日までは朝刊に、1月19日より夕刊に掲載された。最終回は戦闘機に乗り、そのまま下記「ソラノ巻」に改題された。
** フクチャンレンセイノ巻(1944年1月4日 - 1944年1月29日) - フクちゃん達も練成を行うことに。1月18日までは朝刊に、1月19日より夕刊に掲載された。最終回は戦闘機に乗り、そのまま下記「ソラノ巻」に改題された。
** フクチャンソラノ巻(1944年1月31日 - 1944年3月4日) - 夕刊連載。戦闘機に乗ったフクちゃんの活躍を描く。「疎開」する名目で打ち切られた。
** フクチャンソラノ巻(1944年1月31日 - 1944年3月4日) - 夕刊連載。戦闘機に乗ったフクちゃんの活躍を描く。「疎開」する名目で打ち切られた。
* [[防衛新聞]](1945年4月18日 - 1945年5月8日 以降不明)
* 防衛新聞(1945年4月18日 - 1945年5月8日 以降不明)
** 防衛フクチャン<ref>JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A03032295800、防衛新聞(国立公文書館)</ref>
** 防衛フクチャン<ref>JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A03032295800、防衛新聞(国立公文書館)</ref>
* [[共同通信]]配信([[1946年]] - [[1947年]]<ref name="gashi" />)
* [[共同通信]]配信([[1946年]] - [[1947年]]<ref name="gashi" />)
** フクちゃん - 『[[夕刊とうほく]]』<ref name="gashi" />他数紙に掲載。
** フクちゃん - 『夕刊とうほく』<ref name="gashi" />ほか、全国16紙に掲載。
* [[面白倶楽部]]([[1948年]]、[[1950年]])
** フクチャン活躍 → フクちゃん
* 天馬([[1949年]])
** タイトルは「フクチャンの野球」「フクチャンの拳闘」など、その都度変わった。
* [[サンデー毎日]]([[1950年]]9月 - [[1951年]]9月)
* [[サンデー毎日]]([[1950年]]9月 - [[1951年]]9月)
** デンスケ★フクちゃん - 横山作の『[[デンスケ (漫画)|デンスケ]]』と共演させた作品。
** デンスケ★フクちゃん - 横山作の『[[デンスケ (漫画)|デンスケ]]』と共演させた作品。
* [[毎日新聞]]([[1956年]][[1月1日]] - [[1971年]][[5月31日]])
* [[毎日新聞]]([[1956年]][[1月1日]] - [[1971年]][[5月31日]])
** フクちゃん - 朝刊連載。最終回を描いたペンは[[長谷川町子]]に贈られた。
** フクちゃん - 朝刊連載。全5543回。最終回を描いたペンは[[長谷川町子]]に贈られた。
* [[たのしい一年生]](1956年9月号 - 1958年12月号)
** フクちゃん
=== 単行本 ===
<ref name="mangakan"/><ref>[http://www.bunkaplaza.or.jp/mangakan/profile/profile.html プロフィール > 主な著作物] 横山隆一記念まんが館</ref><ref>{{Mediaarts-db|C48113|横山隆一}}</ref>

描き下ろし作品を含む。フクちゃんの登場する[[絵本]]については横山の項を参照。
* 江戸ッ子健ちゃん([[中央公論社]] 1936年)
* フクちゃん 1・2([[朝日新聞社]] 1937年)
* フクチャン部隊 1 - 6(朝日新聞社 1938年 - 1940年)
* ゴロチャン(朝日新聞社 1938年)
* フクチャン部隊傑作集(朝日新聞社 1940年)
* ススメ・フクチャン 1 - 5(朝日新聞社 1941年 - 1942年)
* フクチャンブタイ 1・2(東栄社 1942年 - 1943年)
* フクチャン・ヨイコ(東栄社 1943年)
* フクチャンノオウチ([[鎌倉文庫]] 1945年)
* フクチャンマンガ([[近藤日出造|漫画社]] 1945年)
* フクチャンキヨチャン(漫画社 1946年)
* ポケットフクチャン(漫画社 1946年)
* FUKU-CHAN(タカラクラブ 1946年) ※英訳版
* フクチャンブック 1 - 4、特集号(鎌倉文庫 1946年 - 1948年)
* フクチャン・サーカス(イヴニング・スター社 1946年)
* フクチャン傑作集(福書房 1947年)
* 新版フクチャン(福書房 1947年)
* 新篇フクチャン(フレンド社 1947年)
* フクチャン(三光社 1947年)
* ニコニコフクチャン(萬人書房 1947年)
* フクチャンニッキ(中京新聞社 1947年)
* フクチャンABC(民風社 1948年)
* フクチャン(南潮社 1948年)
* フクちゃん 大とくいの巻([[鶴書房]] 1949年)
* ホームラン王フクチャン(子供マンガ新聞社出版局 1949年)
* フクチャンのまめターザン([[光文社]] 1949年)
* はりきりフクチャン(鶴書房 1949年)
* ともだちフクチャン(児童文化社 1949年)
* フクちゃん(鶴書房 1949年)
* フクチャンの捕鯨船長(ロマンス社 1949年)
* フクちゃん物語(子供マンガ新聞社出版局 1950年)
* フクちゃん にこにこの巻(鶴書房 1952年)
* フクちゃん 1 - 3([[凸版印刷|トッパン]] 1954年 - 1957年)
* 新作フクちゃん(文陽社 1956年)
* 江戸ッ子健ちゃん([[小学館]] 1957年)
* フクちゃん 1・2(麦書房 1959年)
* 漫画フクちゃん全集([[講談社]] 1970年)
* さよならフクちゃん([[毎日新聞社]] 1971年)
* フクちゃん([[講談社文庫|講談社漫画文庫]] 1976年)
* フクちゃん 1 - 16([[奇想天外 (SF雑誌)|奇想天外社]] 1980年 - 1983年)
* フクちゃん 1 - 3 ([[テレビ絵本|小学館のテレビ絵本]] 1982年) - 後述のテレビアニメ版のスチルを利用した[[フィルムコミック]]。
* 江戸ッ子健ちゃん(奇想天外社 1982年)
* 江戸ッ子健ちゃん(中央公論社 1992年)


== 実写映画 ==
== 実写映画 ==
1936年(昭和11年)[[12]]公開された『江戸っ子健ちゃん』を原作とする実写映画『[[江戸ッ子健ちゃん]]』がフクちゃんシリーズの最初の映像化作品で、フクちゃんを演じたのは子役時代の[[中村メイコ]]だった。
1936年(昭和11年)12月に『江戸っ子健ちゃん』を原作とする実写映画『江戸ッ子健ちゃん』が公開された。フクちゃんシリーズの最初の映像化作品で、フクちゃんを演じたのは子役時代の[[中村メイコ]]だった<ref name="mangakan"/>
[[ファイル:NAKAMURA Meiko.jpg|サムネイル|『江戸っ子健ちゃん』でデビューした中村メイコ]]


== 劇場用アニメ ==
== 劇場用アニメ ==
第二次世界大戦中、[[松竹動画研究所]]により[[アニメーション映画]]『フクチャンの奇襲』([[1942]])、『フクチャンの増産部隊』([[1943]])、『フクチャンの潜水艦』([[1944]])の3作品が制作される。原作者の横山自身も脚本や演出に関わった<ref>[https://www.allcinema.net/person/241257 横山隆一] [[allcinema]]</ref>。
* 第二次世界大戦中、[[松竹動画研究所]]により[[アニメーション映画]]『フクチャンの奇襲』(1942年)、『フクチャンの増産部隊』(1943年)、『フクチャンの潜水艦』(1944年)の3作品が制作される。原作者の横山自身も脚本や演出に関わった<ref>{{JMDb name|0046880|横山隆一}}</ref>。兵器の描写が従来の漫画映画と比べてリアルなものとなっている<ref>横田正夫、小出正志、池田宏『アニメーションの辞典』p63 2012年 朝倉書店</ref>。
* 横山隆一主宰の「[[おとぎプロダクション]]」製作による1962年(昭和37年)公開の長編[[オムニバス]]アニメーション映画『[[おとぎの世界旅行]]』の中で、『[[おとぎの世界旅行#ロケット・フクちゃん|ロケット・フクちゃん]]』として登場している<ref name="mangakan"/>。

[[1962年]](昭和37年)には、横山隆一主催のアニメプロ「[[おとぎプロダクション]]」製作による長編[[オムニバス]]アニメーション映画『[[おとぎの世界旅行]]』の中で、『[[おとぎの世界旅行#ロケット・フクちゃん|ロケット・フクちゃん]]』として登場している。


== ラジオドラマ ==
== ラジオドラマ ==
[[1957年]](昭和32年)に、[[文化放送]]でラジオドラマ『フクちゃん』が放送された。主役フクちゃんの声は竹尾智晴([[中尾隆聖]])が5歳で演じ、彼のデビュー作となった。
[[1957年]](昭和32年)に、[[文化放送]]でラジオドラマ『フクちゃん』が放送された<ref name="mangakan"/>キヨちゃんの声<ref>{{Cite book|和書 |title=声優という生き方 中尾隆聖 |date=2019-05-20|year=2019 |publisher=株式会社イースト・プレス |page=62}}</ref>は竹尾智晴([[中尾隆聖]])が5歳で演じ、彼のデビュー作となった。


== テレビアニメ ==
== テレビアニメ ==
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|ウィキポータル=[[Portal:アニメ|アニメ]]
|ウィキポータル=[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
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[[1982年]](昭和57年)[[11月2日]]から、テレビアニメ版『フクちゃん』が[[テレビ朝日]]系で放送開始<ref name="20th96">{{Cite book|和書|date=2018-08-09|title=スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1996 [[激走戦隊カーレンジャー]]|publisher=講談社|series=講談社シリーズMOOK|page=32|chapter=スーパー戦隊制作の裏舞台 [[浦沢義雄]]|isbn=978-4-06-509607-9}}</ref>。アニメーション制作は[[シンエイ動画]]、1回2話放送で全71回142話<ref name="20th96" />。現代風にアレンジ(個々の人物設定も原作と異なる)されて、[[1984年]](昭和59年)[[3月27日]]まで約1年半に亘って続いた<ref name="20th96" />。第46話「お母さん大きらい」では当時テレビ朝日で放送されていた『[[宇宙刑事シャリバン]]』が登場する。
[[1982年]](昭和57年)[[11月2日]]から、テレビアニメ版『フクちゃん』が[[テレビ朝日]]系で放送開始。アニメーション制作は[[シンエイ動画]]、1回2話放送で全71回142話。現代風にアレンジ(個々の人物設定も原作と異なる)されて、[[1984年]](昭和59年)[[3月27日]]まで約1年半に亘って続いた。第46話「お母さん大きらい」では当時テレビ朝日で放送されていた『[[宇宙刑事シャリバン]]』が登場する。
=== テレビアニメ版の登場人物と設定・原作との相違点 ===
=== テレビアニメ版の登場人物と設定・原作との相違点 ===
※[[声優]]と各キャラクターの説明はシンエイ動画版アニメによる。
※[[声優]]と各キャラクターの説明はシンエイ動画版アニメによる。
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: 通称 - フクちゃん。5歳。坊主頭、着物に下駄と大学帽という姿で、毎日元気に遊んで暮らしている。
: 通称 - フクちゃん。5歳。坊主頭、着物に下駄と大学帽という姿で、毎日元気に遊んで暮らしている。
: シンエイ版アニメでの設定
: シンエイ版アニメでの設定
:: 幼稚園の年長児という設定が加わる。当初、普通の幼稚園児の服装・髪型だったフクちゃんが、[[七五三]]の準備のため[[床屋]]に行くが、うっかり丸坊主にされてしまう<ref>店内で流れていたラジオを福太郎が相撲の中継に変えた大音量に驚いた床屋の手元が狂い、坊主にするしかなくなってしまった。</ref>。その自分の姿を見てショックを受けて籠った納戸で、父の太郎が学生時代使用していた学帽と、幼少時代の福太郎のお下がりの着物を見つける。これが七五三の衣装として面白いという事で、学帽と着物、前掛けを着用するスタイルに決まってしまった。だが、七五三が終わっても本人がこのスタイルをすっかり気に入って[[トレードマーク]]になってしまったという設定である。物事を強調する時に語尾に発する「~だい」と、困った時発する「イヤ~ン」が口癖で、元気あふれる笑顔といつも下駄を履いている裸足、そして「イヤ~ン」と言いながら学帽で顔を隠しながら恥ずかしがる姿がチャームポイント。
:: 幼稚園の年長児という設定が加わる。当初、普通の幼稚園児の服装・髪型だったフクちゃんが、[[七五三]]の準備のため[[理容所|床屋]]に行くが、うっかり丸坊主にされてしまう<ref>店内で流れていたラジオを福太郎が相撲の中継に勝手に変え、それに憤慨し床屋と揉てしま、福太郎と床屋が取っ組み合いになっ際に床屋の手元が狂い、バリカンがフクちゃんの頭髪に深く剃り込んで坊主にするしかなくなってしまった。</ref>。その自分の姿を見てショックを受けて籠った納戸で、父の太郎が学生時代使用していた学帽と、幼少時代の福太郎のお下がりの着物を見つける。これが七五三の衣装として面白いという事で、学帽と着物、前掛けを着用するスタイルに決まってしまった。だが、七五三が終わっても本人がこのスタイルをすっかり気に入って[[トレードマーク]]になってしまったという設定である。物事を強調する時に語尾に発する「~だい」と、困った時発する「イヤ~ン」が口癖で、元気あふれる笑顔といつも下駄を履いている裸足、そして「イヤ~ン」と言いながら学帽で顔を隠しながら恥ずかしがる姿がチャームポイント。
; 福山 福太郎(ふくやま ふくたろう)
; 福山 福太郎(ふくやま ふくたろう)
: 声 - [[田崎潤]]
: 声 - [[田崎潤]]
: フクちゃんの祖父で、73歳。フクちゃんの母である花子の父にあたる(原作ではフクちゃんの伯父。フクちゃんはおじいさんと呼んでいるが、本当は伯父にあたる)。大金持ちであったが、その生活を捨てた自由人。頑固者だが、意外と新し物好き。孫のフクちゃんにはいつも振り回されている。
: フクちゃんの祖父で、73歳。フクちゃんの母である花子の父にあたる(原作ではフクちゃんの伯父。フクちゃんはおじいさんと呼んでいるが、本当は伯父にあたる)。大金持ちであったが、その生活を捨てた自由人。頑固者だが、意外と新し物好き。孫のフクちゃんにはいつも振り回されている。
; 荒熊 寛一(あらくま かんいち)
; 荒熊 寛一(あらくま かんいち)
: 声 - [[銀河万丈|田中崇→銀河万丈]]<ref name=rename>第回より改名。</ref>
: 声 - [[銀河万丈|田中崇→銀河万丈]]<ref name=rename>第3回より改名。</ref>
: 通称 - アラクマさん。九州出身。福山家の遠い親戚で、福山家に居候している。売れない漫画家。柔道をたしなむ。
: 通称 - アラクマさん。九州出身。福山家の遠い親戚で、福山家に居候している。売れない漫画家。柔道をたしなむ。
; 清水 キヨシ(しみず キヨシ)
; 清水 キヨシ(しみず キヨシ)
126行目: 183行目:
; 丸井 クミコ(まるい クミコ)
; 丸井 クミコ(まるい クミコ)
: 声 - [[栗葉子]]
: 声 - [[栗葉子]]
: 通称 - クミちゃん。フクちゃんと同じ幼稚園に通っている友達で、ちょっとませた女の子。アニメオリジナルキャラ。
: 通称 - クミちゃん。フクちゃんと同じ幼稚園に通っている友達で、福山家の隣りに住んでいるちょっとませた女の子。アニメオリジナルキャラ。
; 花野 ユカリ(はなの ユカリ)
; 花野 ユカリ(はなの ユカリ)
: 声 - 麻丘あゆ美
: 声 - 麻丘あゆ美
132行目: 189行目:
; シチ公(シチこう)
; シチ公(シチこう)
: 福山家の飼い犬で、いつもフクちゃんについて歩く。
: 福山家の飼い犬で、いつもフクちゃんについて歩く。
; ガン太(ガンた)
; 川口 ガン太(かわぐち ガンた)
: 声 - [[青木和代]]
: 声 - [[青木和代]]
: 福山家の近所の太ったガキ大将。フクちゃんに意地悪をして喜んでいることもあれば、時には遊び相手になったり、ピンチの時は守ってくれたりと実は頼りになる少年。
: 福山家の近所の太ったガキ大将の小学5年生。フクちゃんに意地悪をして喜んでいることもあれば、時には遊び相手になったり、ピンチの時は守ってくれたりと実は頼りになる少年。
; ドシャ子(ドシャこ)、ガラ子(ガラこ)
; 川口 ドシャ子(かわぐち ドシャこ)、川口 ガラ子(かわぐち ガラこ)
: 声 - [[山田栄子]](ドシャ子)、[[一龍斎貞友|鈴木みえ]](ガラ子)
: 声 - [[山田栄子]](ドシャ子)、[[一龍斎貞友|鈴木みえ]](ガラ子)
: ガン太の双子の妹。兄に似てお転婆。双子のため、周囲から見分けを付けてもらえないのが悩み。「アカチバラチ」<ref>「'''赤いバラが散った'''」の略だと、連載後期で明かされている[http://www21.ocn.ne.jp/~kobataka/keiji-log/2001/010822-0914.html]。</ref>が口癖。両名とも同じ横山作品『[[ドシャ子]]』のスピンオフキャラ<ref>ただし原作では、ガラ子はドシャ子の親友という設定。</ref>。
: ガン太の双子の妹。兄に似てお転婆。双子のため、周囲から見分けを付けてもらえないのが悩み。「アカチバラチ」<ref>「'''赤いバラが散った'''」の略だと、連載後期で明かされている [http://www21.ocn.ne.jp/~kobataka/keiji-log/2001/010822-0914.html]{{リンク切れ|date=2021年12月}}。</ref>が口癖。両名とも同じ横山作品『ドシャ子』のスピンオフキャラ<ref>ただし原作では、ガラ子はドシャ子の親友という設定。</ref>。
; 健ちゃん(けんちゃん)
; 健ちゃん(けんちゃん)
: 声 - [[高木早苗]]
: 声 - [[高木早苗]]
143行目: 200行目:
; 茶刈 デン助(ちゃかり デンすけ)
; 茶刈 デン助(ちゃかり デンすけ)
: 声 - [[辻三太郎|辻シゲル→辻三太郎]]<ref name=rename></ref>
: 声 - [[辻三太郎|辻シゲル→辻三太郎]]<ref name=rename></ref>
: 町のお巡りさん。同じ横山作品『[[デンスケ (漫画)|デンスケ]]』からのスピンオフキャラ。
: 町のお巡りさん。同じ横山作品『デンスケ』からのスピンオフキャラ。


=== スタッフ ===
=== スタッフ ===
166行目: 223行目:
*色指定:野中幸子
*色指定:野中幸子
*特殊効果:土井通明
*特殊効果:土井通明
*効果:松田昭彦
*効果:[[松田昭彦]]
*整音:中戸川次男
*整音:中戸川次男
*スタジオ:[[APU MEGURO STUDIO|APUスタジオ]]
*スタジオ:[[APU MEGURO STUDIO|APUスタジオ]]
*編集:井上和夫、鶴巻のり子
*編集:井上和夫、鶴巻のり子
*制作担当:川口亘
*制作担当:川口亘
*制作デスク:前園文夫
*制作デスク:[[前園文夫]]
*現像:[[東京現像所]]
*現像:[[東京現像所]]
*制作:[[テレビ朝日]]、[[シンエイ動画]]
*制作:[[テレビ朝日]]、[[シンエイ動画]]
187行目: 244行目:
==== 挿入歌 ====
==== 挿入歌 ====
すべて日本コロムビアから発売(後述)。
すべて日本コロムビアから発売(後述)。
*「フクちゃん絵かきうた」 - 作詞:[[楠部弓]] / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏
*「フクちゃん絵かきうた」 - 作詞:楠部弓 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏
*「フクちゃんのゲタ音頭」 - 作詞:中村晋太郎 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、[[ヤング・フレッシュ]]
*「フクちゃんのゲタ音頭」 - 作詞:中村晋太郎 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、[[ヤング・フレッシュ]]
*「フクちゃんポルカ」 - 作詞:[[伊藤アキラ]] / 作曲:小林亜星 / 編曲:筒井広志 / うた:麻丘あゆ美、ヤング・フレッシュ
*「フクちゃんポルカ」 - 作詞:[[伊藤アキラ]] / 作曲:小林亜星 / 編曲:筒井広志 / うた:麻丘あゆ美、ヤング・フレッシュ
*「フクちゃん体操」 - 作詞・作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、[[音羽ゆりかご会|コロムビアゆりかご会]]
*「フクちゃん体操」 - 作詞・作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、[[音羽ゆりかご会|コロムビアゆりかご会]]
*「フクちゃん応援歌」 - 作詞:碓井夕焼 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、栗葉子、桂玲子、銀河万丈、コロムビアゆりかご会
*「フクちゃん応援歌」 - 作詞:碓井夕焼 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、栗葉子、桂玲子、銀河万丈、コロムビアゆりかご会
「絵かきうた」「ゲタ音頭」は、ED前に放送された事があった。
「絵かきうた」「ゲタ音頭」、「体操」、「応援歌」は、ED前に放送された事があった。


=== 各話リスト ===
=== 各話リスト ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!話数!!初回放送日!!サブタイトル
!話数!!初回放送日!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ
|-
|-
|1 ||'''1982年'''<br />11月2日||とこやさんイヤーン / お姉ちゃん大好き
|rowspan=2|1||rowspan=2|'''1982年'''<br />11月2日||とこやさんイヤーン||辻真先||
|-
|-
|お姉ちゃん大好き||柏倉敏之||
|2 ||11月9日||ぼくかぜひきたい / うそはこりごり
|-
|-
|rowspan=2|2||rowspan=2|11月9日||ぼくかぜひきたい||辻真先||
|3 ||11月16日||クッキーこわいぞ / どぎゃんハイキング
|-
|-
|うそはこりごり||松岡清治||
|4 ||11月23日||ぼくの下駄ヤーイ / スターになりたい
|-
|-
|rowspan=2|3||rowspan=2|11月16日||クッキーこわいぞ||深見弘||
|5 ||11月30日||いたずら大進撃! / 男ってつらいや
|-
|-
|どぎゃんハイキング||辻真先||
|6 ||12月7日||物干竿が化けた!! / 火の用心カチカチ
|-
|-
|rowspan=2|4||rowspan=2|11月23日||ぼくの下駄ヤーイ||城山昇||
|7 ||12月14日||雪国ゆき冒険旅行 / マラソンいやーん
|-
|-
|スターになりたい||小山高男||
|8 ||12月21日||意地っぱりどっち / サンタはだーれ?
|-
|-
|rowspan=2|5||rowspan=2|11月30日||いたずら大進撃!||rowspan=2|柏倉敏之||
|9 ||12月28日||じゃま者集まれ! / 二人だけの忘年会
|-
|-
|男ってつらいや||
|10 ||'''1983年'''<br />1月11日||小さい正月みつけた / だめ犬ゴンベェ
|-
|-
|rowspan=2|6||rowspan=2|12月7日||物干竿が化けた!!||深見弘||野田作樹
|11 ||1月18日||スケートスイスイ / 落とし物どこだ?
|-
|-
|火の用心カチカチ||小山高男||北原健雄
|12 ||1月25日||ぼく, 名探偵だーい / チンチンドンドン
|-
|-
|rowspan=2|7||rowspan=2|12月14日||雪国ゆき冒険旅行||辻真先||野田作樹
|13 ||2月1日||ラブレターは誰に / 迷子って楽しいな
|-
|-
|マラソンいやーん||小山高男||rowspan=2|石川類
|14 ||2月8日||ぼくモテちゃった / ぼくホームラン王
|-
|-
|rowspan=2|8||rowspan=2|12月21日||意地っぱりどっち||城山昇
|15 ||2月15日||ぼく横綱だーい!! / お別れクミちゃん
|-
|-
|サンタはだーれ?||深見弘||笹川ひろし
|16 ||2月22日||お嫁に行かないで / お使いは疲れるね
|-
|-
|rowspan=2|9||rowspan=2|12月28日||じゃま者集まれ!||rowspan=2|城山昇||北原健雄
|17 ||3月1日||町の子山の子 / 負けるなドスコイ
|-
|-
|二人だけの忘年会||小華和ためお
|18 ||3月8日||先生に嫌われた? / 急行電車いゃーん
|-
|-
|rowspan=2|10||rowspan=2|'''1983年'''<br />1月11日||小さい正月みつけた||城山昇||野田作樹
|19 ||3月15日||警察って楽しいや / 走れ! きかんしゃ
|-
|-
|だめ犬ゴンベェ||柏倉敏之||石川類
|20 ||3月22日||ぼく弟がほしいな / キヨちゃんの鳥
|-
|-
|rowspan=2|11||rowspan=2|1月18日||スケートスイスイ||小山高男||八角哲夫
|21 ||3月29日||サクラが咲いたョ / 宝物みーつけた!
|-
|-
|落とし物どこだ?||柏倉敏之||森脇真琴
|22 ||4月5日||なんでもお駄賃 / お嫁さん探そうよ
|-
|-
|rowspan=2|12||rowspan=2|1月25日||ぼく, 名探偵だーい||辻真先||福富博
|23 ||4月12日||エーお笑いを一席 / お母さん大きらい
|-
|-
|チンチンドンドン||柏倉敏之||石川類
|24 ||4月19日||親子げんか大嫌い / 学校どんなとこ?
|-
|-
|rowspan=2|13||rowspan=2|2月1日||ラブレターは誰に||城山昇||野田作樹
|25 ||4月26日||ぼくお手伝いさんよ / 星占いイヤーン
|-
|-
|迷子って楽しいな||柏倉敏之||森脇真琴
|26 ||5月3日||泳げ! コイノボリ / あべこべこわい
|-
|-
|rowspan=2|14||rowspan=2|2月8日||ぼくモテちゃった||柏倉敏之||八角哲夫
|27 ||5月10日||英語はペラペラ / デートのおじゃま
|-
|-
|ぼくホームラン王||辻真先||笹川ひろし
|28 ||5月17日||おさわがせ結婚式 / 雨・雨ふれふれ
|-
|-
|rowspan=2|15||rowspan=2|2月15日||ぼく横綱だーい!!||柏倉敏之||水谷貴哉
|29 ||5月24日||はじめての潮干狩 / 邪魔者は追い出せ
|-
|-
|お別れクミちゃん||小山高男||北原健雄
|30 ||5月31日||シチ公は友だち / ナミ子におまかせ
|-
|-
|rowspan=2|16||rowspan=2|2月22日||お嫁に行かないで||柏倉敏之||野田作樹
|31 ||6月7日||えんそく楽しいな / 人質がいっぱい
|-
|-
|お使いは疲れるね||山田隆司||森脇真琴
|32 ||6月14日||ぼくらは悪い子団 / ボクとなりのこ
|-
|-
|rowspan=2|17||rowspan=2|3月1日||町の子山の子||小山高男||八角哲夫
|33 ||6月21日||夜更かしいいなあ / 野菜畑で大発見!
|-
|-
|負けるなドスコイ||城山昇||小華和ためお
|34 ||6月28日||プロレス見たいな / まいごのカブト虫
|-
|-
|rowspan=2|18||rowspan=2|3月8日||先生に嫌われた?||柏倉敏之||石川類
|35 ||7月5日||子猫いりませんか / ミス七夕だーれ?
|-
|-
|急行電車いゃーん||小山高男||八角哲夫
|36 ||7月12日||ぼくオバケだぞ!! / 早起き大作戦
|-
|-
|rowspan=2|19||rowspan=2|3月15日||警察って楽しいや||丸尾みほ||野田作樹
|37 ||7月19日||おねだりキャンプ / がんばれみそっかす
|-
|-
|走れ! きかんしゃ||安藤豊弘||水谷貴哉
|38 ||7月26日||がんばれ水泳大会 / 図書館は遊び場!?
|-
|-
|rowspan=2|20||rowspan=2|3月22日||ぼく弟がほしいな||中弘子||福富博
|39 ||8月2日||なくなお巡さん / ボクによく似た子
|-
|-
|キヨちゃんの鳥||山田隆司||森脇真琴
|40 ||8月9日||省ネエでラクチン / お泊り会だーい
|-
|-
|rowspan=2|21||rowspan=2|3月29日||サクラが咲いたョ||城山昇||野田作樹
|41 ||8月16日||太鼓たたいて盆踊り / 青い目のお友だち
|-
|-
|宝物みーつけた!||安藤豊弘||石川類
|42 ||8月23日||ゴンベェの子守唄 / 汗かけばすっきり
|-
|-
|rowspan=2|22||rowspan=2|4月5日||なんでもお駄賃||山田隆司||小華和ためお
|43 ||8月30日||お母さんの夏休み / いい絵どんな絵?
|-
|-
|お嫁さん探そうよ||辻真先||八角哲夫
|44 ||9月6日||食い逃げ用心棒 / 花火がポーン!
|-
|-
|rowspan=2|23||rowspan=2|4月12日||エーお笑いを一席||丸尾みほ||福富博
|45 ||9月13日||嘘つきキヨちゃん / とんだプレゼント
|-
|-
|お母さん大きらい||rowspan=2|中弘子||水谷貴哉
|46 ||9月20日||こんにちはご先祖様 / 十五夜のウサギだい
|-
|-
|rowspan=2|24||rowspan=2|4月19日||親子げんか大嫌い||野田作樹
|47 ||9月27日||泣いたえらい先生 / ぼくだれ似かな
|-
|-
|学校どんなとこ?||丸尾みほ||小華和ためお
|48 ||10月11日||モテモテお巡りさん / ぼくはカメラマン
|-
|-
|49 ||1018日||ぼく応援団長だ / じっとガマンの子
|rowspan=2|25||rowspan=2|426日||ぼくお手伝さんよ||小山高男||塚田庄英
|-
|-
|星占いイヤーン||山田隆司||北原健雄
|50 ||10月25日||ぼく発明家だーい / 幼稚園きらいな子
|-
|-
|rowspan=2|26||rowspan=2|5月3日||泳げ! コイノボリ||城山昇||野田作樹
|51 ||11月1日||シチ公はよわむし / みたい夢見たい
|-
|-
|あべこべこわい||rowspan=3|柏倉敏之||安藤敏彦
|52 ||11月8日||似顔絵で犯人捜し / 負けてくやしいよ
|-
|-
|rowspan=2|27||rowspan=2|5月10日||英語はペラペラ||水谷貴哉
|53 ||11月15日||お人形はどこだ? / お見舞来ないで
|-
|-
|デートのおじゃま||安藤敏彦
|54 ||11月22日||ママたちはみえっぱり / 手袋なんかいらないや
|-
|-
|rowspan=2|28||rowspan=2|5月17日||おさわがせ結婚式||中弘子||野田作樹
|55 ||11月29日||悩みごと何でもこい! / 男の子色 女の子色
|-
|-
|雨・雨ふれふれ||橋田亀久代||八角哲夫
|56 ||12月6日||どじなお巡りさん / いじわる大工さん
|-
|-
|rowspan=2|29||rowspan=2|5月24日||はじめての潮干狩||城山昇||小華和ためお
|57 ||12月13日||スパイから逃げろ / ぬいぐるみの秘密
|-
|-
|邪魔者は追い出せ||山田隆司||rowspan=2|森脇真琴
|58 ||12月20日||ガン太一家の陰謀 / X’マス大パーティー
|-
|-
|rowspan=2|30||rowspan=2|5月31日||シチ公は友だち||金春智子
|59 ||12月27日||寒さを吹きとばせ / カラスつかまえた
|-
|-
|ナミ子におまかせ||丸尾みほ||水谷貴哉
|60 ||'''1984年'''<br />1月10日||あの夢この夢ぼくの夢 / クミちゃん大変身
|-
|-
|rowspan=2|31||rowspan=2|6月7日||えんそく楽しいな||小山高男||福富博
|61 ||1月17日||お巡りさんは親不孝? / 注射のおつきあい
|-
|-
|人質がいっぱい||柏倉敏之||野田作樹
|62 ||1月24日||わんぱくスキー場 / おさわがせ偉い賞
|-
|-
|rowspan=2|32||rowspan=2|6月14日||ぼくらは悪い子団||山田隆司||石川類
|63 ||1月31日||ごまかして損しちゃった / 留守番イヤーン!
|-
|-
|ボクとなりのこ||rowspan=2|丸尾みほ||八角哲夫
|64 ||2月7日||お母さんの学校?! / ちびっこ事件記者
|-
|-
|rowspan=2|33||rowspan=2|6月21日||夜更かしいいなあ||石川類
|65 ||2月14日||ライバルはキヨちゃん / オウムといじわるな子
|-
|-
|野菜畑で大発見!||山田隆司||石崎すすむ
|66 ||2月21日||悪ガキ隊をやっつけろ / 常識をぶっとばせ!
|-
|-
|rowspan=2|34||rowspan=2|6月28日||プロレス見たいな||小山高男||野田作樹
|67 ||2月28日||お巡りさんは出前持ち / かわいい顔ですぐゴツン
|-
|-
|まいごのカブト虫||城山昇||水谷貴哉
|68 ||3月6日||悪ガキ隊の逆襲 / 天才教育イヤーン
|-
|-
|rowspan=2|35||rowspan=2|7月5日||子猫いりませんか||rowspan=2|中弘子||池田成
|69 ||3月13日||そっくりは喧嘩のもと / なんでも一番のり
|-
|-
|ミス七夕だーれ?||野田作樹
|70 ||3月20日||スッポンポン大作戦 / ようちえん大脱走
|-
|-
|rowspan=2|36||rowspan=2|7月12日||ぼくオバケだぞ!!||rowspan=2|小山高男||小華和ためお
|71 ||3月27日||言いっこなしだよ / 一番すきなのだあれ
|-
|早起き大作戦||野田作樹
|-
|rowspan=2|37||rowspan=2|7月19日||おねだりキャンプ||城山昇||御厨恭輔
|-
|がんばれみそっかす||中弘子||小華和ためお
|-
|rowspan=2|38||rowspan=2|7月26日||がんばれ水泳大会||山田隆司||野田作樹
|-
|図書館は遊び場!?||丸尾みほ||本郷みつる
|-
|rowspan=2|39||rowspan=2|8月2日||なくなお巡りさん||柏倉敏之||池田成
|-
|ボクによく似た子||小山高男||森脇真琴
|-
|rowspan=2|40||rowspan=2|8月9日||省エネでラクチン||rowspan=2|中弘子||石崎すすむ
|-
|お泊り会だーい||望月智充
|-
|rowspan=2|41||rowspan=2|8月16日||太鼓たたいて盆踊り||丸尾みほ||小華和ためお
|-
|青い目のお友だち||小山高男||野田作樹
|-
|rowspan=2|42||rowspan=2|8月23日||ゴンベェの子守唄||山田隆司||本郷みつる
|-
|汗かけばすっきり||柏倉敏之||八角哲夫
|-
|rowspan=2|43||rowspan=2|8月30日||お母さんの夏休み||三宅直子||石川類
|-
|いい絵どんな絵?||中弘子||八角哲夫
|-
|rowspan=2|44||rowspan=2|9月6日||食い逃げ用心棒||柏倉敏之||森脇真琴
|-
|花火がポーン!||辻真先||本郷みつる
|-
|rowspan=2|45||rowspan=2|9月13日||嘘つきキヨちゃん||丸尾みほ||野田作樹
|-
|とんだプレゼント||柏倉敏之||佐々木勝利
|-
|rowspan=2|46||rowspan=2|9月20日||こんにちはご先祖様||三宅直子||安藤敏彦
|-
|十五夜のウサギだい||城山昇||塚田庄英
|-
|rowspan=2|47||rowspan=2|9月27日||泣いたえらい先生||中弘子||石崎すすむ
|-
|ぼくだれ似かな||城山昇||小華和ためお
|-
|rowspan=2|48||rowspan=2|10月11日||モテモテお巡りさん||小山高男||rowspan=2|八角哲夫
|-
|ぼくはカメラマン||柏倉敏之
|-
|rowspan=2|49||rowspan=2|10月18日||ぼく応援団長だい||中弘子||小華和ためお
|-
|じっとガマンの子||城山昇||rowspan=2|野田作樹
|-
|rowspan=2|50||rowspan=2|10月25日||ぼく発明家だーい||山田隆司
|-
|幼稚園きらいな子||小山高男||御厨恭輔
|-
|rowspan=2|51||rowspan=2|11月1日||シチ公はよわむし||柏倉敏之||野田作樹
|-
|みたい夢見たい||小山高男||生嶋真人
|-
|rowspan=2|52||rowspan=2|11月8日||似顔絵で犯人捜し||山田隆司||野田作樹
|-
|負けてくやしいよ||城山昇||八角哲夫
|-
|rowspan=2|53||rowspan=2|11月15日||お人形はどこだ?||三宅直子||森脇真琴
|-
|お見舞来ないで||rowspan=3|丸尾みほ||塚田庄英
|-
|rowspan=2|54||rowspan=2|11月22日||ママたちはみえっぱり||空地須魔人
|-
|手袋なんかいらないや||八角哲夫
|-
|rowspan=2|55||rowspan=2|11月29日||悩みごと何でもこい!||rowspan=2|中弘子||
|-
|男の子色 女の子色||
|-
|rowspan=2|56||rowspan=2|12月6日||どじなお巡りさん||妹尾まこと||
|-
|いじわる大工さん||辻真先||
|-
|rowspan=2|57||rowspan=2|12月13日||スパイから逃げろ||吉田喜昭||
|-
|ぬいぐるみの秘密||柏倉敏之||
|-
|rowspan=2|58||rowspan=2|12月20日||ガン太一家の陰謀||三宅直子||
|-
|X’マス大パーティー||吉田喜昭||
|-
|rowspan=2|59||rowspan=2|12月27日||寒さを吹きとばせ||山田隆司||
|-
|カラスつかまえた||安藤豊弘||
|-
|rowspan=2|60||rowspan=2|'''1984年'''<br />1月10日||あの夢この夢ぼくの夢||城山昇||
|-
|クミちゃん大変身||中弘子||
|-
|rowspan=2|61||rowspan=2|1月17日||お巡りさんは親不孝?||小山高男||
|-
|注射のおつきあい||丸尾みほ||
|-
|rowspan=2|62||rowspan=2|1月24日||わんぱくスキー場||rowspan=2|山田隆司||
|-
|おさわがせ偉い賞||
|-
|rowspan=2|63||rowspan=2|1月31日||ごまかして損しちゃった||丸尾みほ||
|-
|留守番イヤーン!||rowspan=2|中弘子||
|-
|rowspan=2|64||rowspan=2|2月7日||お母さんの学校?!||
|-
|ちびっこ事件記者||三宅直子||
|-
|rowspan=2|65||rowspan=2|2月14日||ライバルはキヨちゃん||中弘子||
|-
|オウムといじわるな子||丸尾みほ||
|-
|rowspan=2|66||rowspan=2|2月21日||悪ガキ隊をやっつけろ||山田隆司||
|-
|常識をぶっとばせ!||麻尾るみこ||
|-
|rowspan=2|67||rowspan=2|2月28日||お巡りさんは出前持ち||三宅直子||
|-
|かわいい顔ですぐゴツン||丸尾みほ||
|-
|rowspan=2|68||rowspan=2|3月6日||悪ガキ隊の逆襲||山田隆司||
|-
|天才教育イヤーンつけろ||並木敏||
|-
|rowspan=2|69||rowspan=2|3月13日||そっくりは喧嘩のもと||麻尾るみこ||
|-
|なんでも一番のり?||小山高男||
|-
|rowspan=2|70||rowspan=2|3月20日||スッポンポン大作戦||辻真先||
|-
|ようちえん大脱走||滝原弥生||
|-
|rowspan=2|71||rowspan=2|3月27日||言いっこなしだよ||中弘子||
|-
|一番すきなのだあれ||丸尾みほ||
|}
|}


=== ネット局 ===
=== ネット局 ===
{{注意|[[プロジェクト:放送または配信の番組#放送]]に基づき、本放送期間内の放送局のみを記載しています。}}
放送日時は個別に出典が掲示されているものを除き、1984年2月中旬 - 3月上旬時点のものとする<ref>{{Cite journal |和書 |journal=[[アニメージュ]] |issue=1984年3月号 |publisher=[[徳間書店]] |title=全国放映リスト |pages=116 - 117}}</ref>。
放送日時は個別に出典が掲示されているものを除き、1984年2月中旬 - 3月上旬時点のものとする<ref>{{Cite journal |和書 |journal=[[アニメージュ]] |issue=1984年3月号 |publisher=[[徳間書店]] |title=全国放映リスト |pages=116 - 117}}</ref>。


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| 1982年11月2日 - [[1983年]][[9月27日]] | | 新潟総合テレビ | [[新潟県]] | 放送当時フジテレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット<br />現・[[NST新潟総合テレビ]]<br />新潟テレビ21開局まで放送
| 1982年11月2日 - [[1983年]][[9月27日]] | | 新潟総合テレビ | [[新潟県]] | 放送当時フジテレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット<br />現・[[NST新潟総合テレビ]]<br />新潟テレビ21開局まで放送
| 1983年[[10月11日]] - 1984年3月27日 | | [[新潟テレビ21]]<ref>『UX新潟テレビ21 30年史』(2014年3月、新潟テレビ21発行)101ページ。</ref> | 新潟県 | 新潟総合テレビから放映権移動
| 1983年[[10月11日]] - 1984年3月27日 | | [[新潟テレビ21]]<ref>『UX新潟テレビ21 30年史』(2014年3月、新潟テレビ21発行)101ページ。</ref> | 新潟県 | 新潟総合テレビから放映権移動
| 遅れネット | 火曜 16:45 - 17:15 | [[青森放送]] | [[青森県]] | 放送当時[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]と[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系列]]の[[クロスネット]]
| 遅れネット | 火曜 16:45 - 17:15 | [[青森放送]] | [[青森県]] | 放送当時[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]と[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系列]]の[[クロスネット局|クロスネット]]
| | 月曜 - 木曜 16:07 - 16:35<ref>{{Cite journal |和書 |journal=[[アニメージュ]] |issue=1986年3月号 |publisher=[[徳間書店]] |title=全国縦断放映リスト |pages=133}}</ref> | 岩手放送 | [[岩手県]] | [[ジャパン・ニュース・ネットワーク|TBS系列]]<br />現・[[IBC岩手放送]]<br />本放送終了後の1986年に放送
| | 月曜 19:00 - 19:30 | [[秋田放送]] | [[秋田県]] | 日本テレビ系列<ref>秋田県では当時テレビ朝日系列に加盟していた[[秋田テレビ]]の編成上の都合により秋田放送に移譲された。</ref>
| | 月曜 19:00 - 19:30 | [[秋田放送]] | [[秋田県]] | 日本テレビ系列<ref>秋田県では当時テレビ朝日系列に加盟していた[[秋田テレビ]]の編成上の都合により秋田放送に移譲された。</ref>
| | 木曜 17:20 - 17:50 | [[テレビ山梨]] | [[山梨県]] | TBS系列
| | 木曜 17:20 - 17:50 | [[テレビ山梨]] | [[山梨県]] | TBS系列
| | 土曜 8:00 - 8:30(1983年9月頃)<ref>{{Cite journal |和書 |journal=[[アニメージュ]] |issue=1983年10月号 |publisher=[[徳間書店]] |title=全国放映リスト |pages=99}}</ref><br />木曜 6:27 - 6:54(19842時点)<ref>『北國新聞』1984年2月9日付朝刊、テレビ欄。</ref> | [[石川テレビ放送|石川テレビ]] | [[石川県]] | [[フジネットワーク|フジテレビ系列]]
| 1983年[[4月9日]]<ref>『北國新聞』1983年4月9日付朝刊、テレビ欄。</ref> - [[9月23日]]<ref>『北國新聞』1983年9月23日付朝刊13面、テレビ欄。</ref><br />1983年[[10月6日]] - 1984年[[3月29日]]<ref name="moku" /><br />1984年[[4月5日]] - [[9月6日]](終マークは無し)<ref name="moku2" /> | 土曜 8:00 - 8:30<ref>{{Cite journal |和書 |journal=[[アニメージュ]] |issue=1983年10月号 |publisher=[[徳間書店]] |title=全国放映リスト |pages=99}}</ref><br />木曜 6:27 - 6:54<ref name="moku">『北國新聞』1983106日付 - 1984年3月29日付各朝刊、テレビ欄。</ref><br />木曜 16:00 - 16:30<ref name="moku2">『北國新聞』1984年45日付 - 1984年9月6日付朝刊、テレビ欄。</ref> | [[石川テレビ放送|石川テレビ]] | [[石川県]] | [[フジネットワーク|フジテレビ系列]]
| | 土曜 18:00 - 18:30 | [[福井テレビジョン放送|福井テレビ]] | [[福井県]] | フジテレビ系列
| 1983年[[2月5日]] - [[1984年]][[6月23日]](終マークは無し)<ref>『北國新聞』1983年2月5日付 - 1984年6月23日付各朝刊、テレビ欄。</ref> | 土曜 18:00 - 18:30 | [[福井テレビジョン放送|福井テレビ]] | [[福井県]] | フジテレビ系列
| | 土曜 7:00 - 7:30 | [[山陰放送]] | [[鳥取県]]・[[島根県]] | TBS系列
| 遅れネット | 土曜 7:00 - 7:30 | [[山陰放送]] | [[鳥取県]]・[[島根県]] | TBS系列
| | 金曜 16:45 - 17:15 | [[山口放送]] | [[山口県]] | 放送当時日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット
| | 金曜 16:45 - 17:15 | [[山口放送]] | [[山口県]] | 放送当時日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット
| | 日曜 10:00 - 10:30 | [[四国放送]] | [[徳島県]] | 日本テレビ系列
| | 日曜 10:00 - 10:30 | [[四国放送]] | [[徳島県]] | 日本テレビ系列
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== キャラクター展開 ==
== キャラクター展開 ==
=== レコード ===
=== レコード ===
; 漫画に関連するもの
ニッポノホン(現:日本コロムビア)から発売された[[SPレコード]]。
* フクちゃん部隊の歌(歌:椎木玲子)/フクちゃん部隊行進曲 フクちゃんのうた(歌:飯田ふさ子、今泉みどり)(29799) - 東京朝日新聞社懸賞入選歌。1938年(昭和13年)7月発売<ref name="月曜評論">[[城内実|城内實]]「[https://www.m-kiuchi.com/documents/magazine/getsuyouH13_12.pdf 昭和 SPレコードで辿れば フクチャンと兵隊]」『月曜評論』2001年12月号、26-27頁。</ref>
* フクチャンと兵隊(作詞:横山隆一、作曲:[[古賀政男]]、歌:高橋祐子、[[伊藤久男]])<ref name="月曜評論" />
; 映画『フクチャンの潜水艦』に関連するもの
; 映画『フクチャンの潜水艦』に関連するもの
* [[フクちゃん部隊出撃の歌]]
* [[フクちゃん部隊出撃の歌|フクちゃん部隊出撃の歌/潜水艦の台所]]<ref name="月曜評論" />
; テレビアニメ版に関連するもの
; テレビアニメ版に関連するもの
全て日本コロムビアから発売された[[コンパクト盤|EPレコード]]。
全て日本コロムビアから発売された[[コンパクト盤|EPレコード]]。
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* フクちゃんのゲタ音頭/フクちゃんポルカ(CK-686)
* フクちゃんのゲタ音頭/フクちゃんポルカ(CK-686)
* フクちゃん体操/フクちゃんの応援歌(CK-895)
* フクちゃん体操/フクちゃんの応援歌(CK-895)

=== 広告 ===
=== 広告 ===
[[1962]](昭和37年)から[[1988年]](昭和63年)まで[[石川県]][[金沢市]]の酒蔵、[[福光屋]]の日本酒「[[福正宗]]」の広告キャラクターとして「フクちゃんフクマサもってきて」のコピーとともに新聞広告、テレビCM(モノクロアニメ)や販促商品に使用された。フクちゃん本編や横山自身は、石川県および金沢市、福光屋にゆかりはなく、単に名前の「フク」が同じである事からの起用。現在でも、石川県や[[富山県]]の各地に、フクちゃんをあしらった[[ホーロー看板]]が残っている[http://www.rose.ne.jp/~perceus/horo/sake/fukumasa.html]。
1961年(昭和36年)から1988年(昭和63年)まで[[石川県]][[金沢市]]の酒造会社・[[福光屋]]の日本酒「福正宗」の広告キャラクター<ref name="mangakan"/>として「フクちゃんフクマサもってきて」のコピーとともに新聞広告、テレビCM(モノクロアニメ)<ref>{{YouTube|playlist = PLJexn6lw-6yJO6KOyErJv-XrWfyG4aJnF|福光屋OFFICIAL CHANNEL CMギャラリー}}</ref>や販促商品に使用された。フクちゃん本編や横山自身は、石川県および金沢市、福光屋にゆかりはなく、単に名前の「フク」が同じである事からの起用。現在でも、石川県や[[富山県]]の各地に、フクちゃんをあしらった[[ホーロー看板]]が残っている<ref>[http://www.rose.ne.jp/~perceus/horo/sake/fukumasa.html http://www.rose.ne.jp/~perceus/horo/sake/fukumasa.html]{{リンク切れ|date=2021年12月}}</ref>
=== タイアップ商品 ===
=== タイアップ商品 ===
* 1966年(昭和41年)、[[クラシエフーズ#沿革|立花製菓]]が「フクちゃんガム」を発売した<ref name="mangakan"/>。
テレビアニメ版が放映されていた[[1983年]](昭和58年)頃に、以下の商品が発売されている。
また、テレビアニメ版が放映されていた1983年(昭和58年)頃に、以下の商品が発売されている。
* [[東海漬物]]から、「フクちゃん」という[[福神漬]]が発売されている。パッケージにはフクちゃんの姿も描かれており、アニメCMも放映された。
* [[東海漬物]]から、「フクちゃん」という[[福神漬]]が発売されている。パッケージにはフクちゃんの姿も描かれており、アニメCMも放映された。
* [[エポック社]]より以下のキャラクター玩具が発売されている。
* [[エポック社]]より以下のキャラクター玩具が発売されている。
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[[ファイル:Fukuchan nose art on a captured B-17E.jpg|thumb|ジャワ島バンドンにて鹵獲したB-17Eの機首にフクちゃんを描く横山隆一]]
[[ファイル:Fukuchan nose art on a captured B-17E.jpg|thumb|ジャワ島バンドンにて鹵獲したB-17Eの機首にフクちゃんを描く横山隆一]]
* [[手塚治虫]]は、少年時代、通学に使う電車の窓が湿気で曇った際、その車両の窓ガラス一面に指でフクちゃんの似顔絵を描き、「フクちゃん列車」に仕立てて級友を沸かせたことがある。後年、手塚が横山の家を表敬訪問した際、横山の子供たちは有名な漫画家である手塚が自分の父に丁寧に接しているのを見て、横山の漫画家としての偉業を実感したという<ref>『手塚治虫物語』(全2冊)伴俊男+手塚プロダクション・著、朝日新聞社</ref>。
* [[手塚治虫]]は、少年時代、通学に使う電車の窓が湿気で曇った際、その車両の窓ガラス一面に指でフクちゃんの似顔絵を描き、「フクちゃん列車」に仕立てて級友を沸かせたことがある。後年、手塚が横山の家を表敬訪問した際、横山の子供たちは有名な漫画家である手塚が自分の父に丁寧に接しているのを見て、横山の漫画家としての偉業を実感したという<ref>『手塚治虫物語』(全2冊)伴俊男+手塚プロダクション・著、朝日新聞社</ref>。
* [[太平洋戦争]]中、[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]]の[[飛行第244戦隊|飛行第二四四戦隊]]や[[明野陸軍飛行学校|明野教導飛行師団]]、[[ジャワ島]]に展開していた[[鹵獲]]機調査班などの所属機には、報道班員を務めていた横山の手によってフクちゃんの[[ノーズアート]]が描かれ、それらの機体は隊内で人気を博したという<ref>{{Cite Book |和書 |author = [[押尾一彦]]・[[野原茂]] |title = 日本軍鹵獲機秘録 |publisher = [[光人社]] |year = 2002 |page = 84 |isbn = 978-4769810476}}</ref>。
* [[太平洋戦争]]中、[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]]の[[飛行第244戦隊|飛行第二四四戦隊]]や[[明野陸軍飛行学校|明野教導飛行師団]]、[[ジャワ島]]に展開していた[[鹵獲]]機調査班などの所属機には、報道班員を務めていた横山の手によってフクちゃんの[[ノーズアート]]が描かれ、それらの機体は隊内で人気を博したという<ref>{{Cite book |和書 |author1=押尾一彦|authorlink1=押尾一彦|author2=野原茂|authorlink2=野原茂|title = 日本軍鹵獲機秘録 |publisher = [[光人社]] |year = 2002 |page = 84 |isbn = 978-4769810476}}</ref>。
* かつてフクちゃんは、[[早稲田大学]]の応援マスコットとしてさかんに使用されていた([[東京六大学野球連盟|六大学野球]]の[[早慶戦]]など)。[[1950年]]頃に、使用を横山が承諾したことで実現したという<ref name="ebook" />。
* かつてフクちゃんは、[[早稲田大学]]の応援マスコットとしてさかんに使用されていた([[東京六大学野球連盟|六大学野球]]の[[早慶戦]]など)。1950年頃に、使用を横山が承諾したことで実現したという<ref name="ebook" />。
* [[1945年]]に米軍マニラ司令部が発行した[[伝単|宣伝ビラ]]『[[落下傘ニュース]]』(18号分)に「フクチャン」が無断転載されていた<ref name="masamune">『落下傘ニュース』に掲載された『フクちゃん』は次のサイトにて公開されている。<br />{{Cite web |date=2012-11-22 |url={{NDLDC|3947482}} |author=連合国軍([[国立国会図書館]]所蔵) |title=憲政資料室収集文書1235 米軍投下ビラ |publisher=マニラ米軍司令部 |accessdate=2015-05-01}}</ref><ref name="asahi_950318">「米大統領殿 50年前のフクチャン無断転載 稿料180円が未払いですぞ 横山隆一さんの漫画仲間が冗談請求書」『朝日新聞』1995年3月18日付東京夕刊、15頁。</ref>。マニラで入手した朝日新聞から転載したものだという<ref name="asahi_950318" />。横山は終戦直前の1945年夏、友人の[[大佛次郎]]から届けられたビラを見て、初めて自身の作品が無断転載されていることを知った<ref name="asahi_950318" />。[[1946年]]秋、横山が友人と共に東京のGHQ事務所を訪ね、冗談半分で掲載料を要求したところ「戦争中は著作権が通用しない」と退けられたという<ref name="asahi_950318" />。その後、[[1995年]]横山の文化功労者祝賀会を開催するにあたり、横山と共に[[漫画集団]]のメンバーである[[岩本久則]]ら、アメリカ大使館宛にジョークとして「アメリカ大統領に対して当時の原稿料10円×掲載18号分の180円を要求する」手紙を出し<ref name="asahi_950318" />。
* 1945年に米軍マニラ司令部が発行した[[伝単|宣伝ビラ]]『落下傘ニュース』(18号分)に「フクチャン」が無断転載されていた<ref name="mangakan"/><ref name="masamune">『落下傘ニュース』に掲載された『フクちゃん』は次のサイトにて公開されている。<br />{{Cite web|和書|date=2012-11-22 |url={{NDLDC|3947482}} |author=連合国軍([[国立国会図書館]]所蔵) |title=憲政資料室収集文書1235 米軍投下ビラ |publisher=マニラ米軍司令部 |accessdate=2015-05-01}}</ref><ref name="asahi_950318">「米大統領殿 50年前のフクチャン無断転載 稿料180円が未払いですぞ 横山隆一さんの漫画仲間が冗談請求書」『朝日新聞』1995年3月18日付東京夕刊、15頁。</ref>。マニラで入手した朝日新聞から転載したものだという<ref name="asahi_950318" />。横山は終戦直前の1945年夏、友人の[[大佛次郎]]から届けられたビラを見て、初めて自身の作品が無断転載されていることを知った<ref name="asahi_950318" />。1946年秋、横山が友人と共に東京のGHQ事務所を訪ね、冗談半分で掲載料を要求したところ「戦争中は著作権が通用しない」と退けられたという<ref name="asahi_950318" />。その後、1995年に横山の[[文化功労者]]祝賀会を開催するにあたり、横山は、[[漫画集団]]のメンバーである[[岩本久則]]らとともに、アメリカ大使館宛にジョークとして「アメリカ大統領に対して当時の原稿料10円×掲載18号分の180円を要求する」旨の手紙を出し<ref name="asahi_950318" />、大使館側が応じた


=== 小惑星「フクちゃん」 ===
=== 小惑星「フクちゃん」 ===
横山と同じ[[高知市]]出身の[[天文家]]・[[関勉]]は、[[1997年]]([[平成]]9年)に発見した[[小惑星]](仮符号:1997 WB30)に、この漫画にちなみ「[[フクちゃん (小惑星)|フクちゃん]](Fukuchan)」(39809)と命名。[[2004年]](平成16年)[[5月16日]]までに[[国際天文学連合]]・[[小惑星センター]]([[アメリカ合衆国|アメリカ]])に登録された。
横山と同じ[[高知市]]出身の[[天文家]]・[[関勉]]は、[[1997年]]([[平成]]9年)に発見した[[小惑星]](仮符号:1997 WB30)に、この漫画にちなみ「フクちゃん(Fukuchan)」(39809)と命名。[[2004年]](平成16年)[[5月16日]]までに[[国際天文学連合]]・[[小惑星センター]]([[アメリカ合衆国|アメリカ]])に登録された。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
{{ウィキポータルリンク|漫画|[[画像:Logo serie manga.png|50px|Portal:漫画]]}}
{{ウィキポータルリンク|漫画|[[画像:Logo serie manga.png|50px|Portal:漫画]]}}
* [http://www.bunkaplaza.or.jp/mangakan/index.html 横山隆一記念まんが館]
* [[横山隆一記念まんが館]] - [https://www.kfca.jp/mangakan/ 公式ホームページ]
* {{Wayback|url=http://www21.ocn.ne.jp/~kobataka/manga/hukutyann/hukutyann.html |title=フクちゃん研究工房 |date=20031027224937}}
* [https://www.youtube.com/my_videos?o=U 福光屋CMライブラリー]
* [https://www.nicovideo.jp/watch/sm22136283 フクチャンの潜水艦(前半)]、[https://www.nicovideo.jp/watch/sm22136306 (後半)] 1944年11月9日公開([[パブリックドメイン]])。
* [https://www.nicovideo.jp/watch/sm22136283 フクチャンの潜水艦(前半)]、[https://www.nicovideo.jp/watch/sm22136306 (後半)] 1944年11月9日公開([[パブリックドメイン]])。



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2024年6月16日 (日) 02:50時点における版

フクちゃん
ジャンル 4コマ漫画児童漫画少年漫画ギャグ漫画
漫画
作者 横山隆一
出版社 朝日新聞社
その他の出版社
共同通信社
毎日新聞出版
毎日新聞社
掲載誌 朝日新聞
毎日新聞
発表期間 1936年10月1日 - 1971年5月31日
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

フクちゃんは、横山隆一による日本漫画作品シリーズと、それを原作とした映画アニメーション作品および、作品内に登場する架空の人物の名称である。

京浜急行バスラッピングバスフクちゃん号

概要

キャラクターとしてのフクちゃんは、1936年(昭和11年)1月25日[1]東京朝日新聞(現:朝日新聞東京本社)で始まった連載4コマ漫画『江戸っ子健ちゃん』(資料により『江戸ッ子健ちゃん』の表記あり)の脇役として登場した[2]。着物に下駄、大きな学生帽という容姿の幼い男の子で、やがて主人公の健ちゃんよりも人気が出た[3]ため、改題のうえ、フクちゃんを主人公に昇格させた(スピンオフ作品)。その後も『フクちゃん』シリーズは、連載媒体を幾度か変えながら、1971年(昭和46年)まで長期にわたり連載された(#掲載媒体・タイトルの変遷参照)。

フクちゃんの名は漫画家・横井福次郎の「福」から来ている[4][3][5]。フクちゃんは元々、学生帽を被っていなかった。前作『江戸っ子健ちゃん』の初期、大学受験のために健ちゃん宅に居候していた「チカスケ」という登場人物が、合格するために自分を追い込むつもりで先に学生帽を買ったが受験に失敗し、進学を断念して帰郷することになったため、フクちゃんがそれを譲り受けて以来、トレードマークになったものである[3](テレビアニメ版での設定は後述)。

ストーリーは基本的に、フクちゃんとその家族や友達のほのぼのした生活を描いている。作中の登場人物が年を取る事はない(「サザエさん時空」)。

1938年(昭和13年)、第1回日本文化協会児童文化賞受賞[1]

戦争中、日本海軍のプロパガンダとしてアニメーション映画化された(後述)。その一方、敵国である米軍の宣伝ビラ『落下傘ニュース』にも『フクちゃん』が無断で使用された[1][6](後述)。

あらすじ

東京の下町に住む少年・フクちゃんは、ある日親戚のおじいさんの家に養子に貰われる。おじいさんの家は大富豪で、フクちゃんはそこの跡取り息子として迎えられた。そこへ、フクちゃんの家庭教師として九州出身のバンカラ学生・アラクマが登場。やがて金持ち暮らしに飽きたおじいさんは、屋敷を福祉施設に改築し、一般に開放。自身はフクちゃん、アラクマと共に長屋に移住し、普通の小市民としての3人の生活がスタートした(同時に剃髭し、身なりもお馴染みのアルファベット柄の着物姿となる)。戦時中は時節柄国防ネタが多く、戦後は一転して世相を交えながらも牧歌的な子供中心の世界が描かれた。

長期連載新聞漫画では『サザエさん』等のように明確にストーリーを完結させた最終回が描かれないまま、作者の死亡、掲載紙変更、休載などから尻切れトンボ的に連載終了となることが多い[要出典]中、『フクちゃん』はきちんとした完結によって連載を終えた数少ない例である(『フジ三太郎』『ほのぼの君』『アサッテ君』と同様)。最終回間近には、

  1. フクちゃんの実父が戦後台湾に渡り、実業家として成功した事を知ったおじいさんは、フクちゃんに台湾行きを薦めるが、フクちゃんは「おじいさんがおとうさんだ」と言ってこれを拒む。
  2. サラリーマンとなったアラクマも結婚する事となり、密かにアラクマを想っていたナミコが失恋の旅に出る。

といったストーリーが展開された。また同じ横山作品から、『デンスケ』の茶刈デンスケとドシャ子、『ペ子ちゃん』の大中ペ子も登場した。

そしてラスト1回前ではデンスケ一家や健ちゃんたちがフクちゃんに別れを言いに現れ、最終回ではフクちゃんが横山と会話をして大団円となった。


掲載媒体・タイトルの変遷

[1][2][7]

  • 東京朝日新聞朝日新聞1936年10月1日 - 1944年3月4日) - 当初は「養子のフクチャン」の題で開始。大阪朝日新聞にも数日遅れで掲載された。何度か改題されたほか、作者の事情で連載を打ち切っていた時期もあった。セリフはすべてカタカナ書き。おじいさんの着物の柄は途中からアルファベットから算用数字に代わった。
    • 養子ノフクチャン(1936年10月1日 - 1937年7月31日) - 夕刊掲載。
    • 末ッコゴロチャン(1937年8月1日 - 1937年12月31日) - この作品から朝刊掲載。近所の友達・ゴロちゃんが主人公のスピンオフ作品。しかしフクちゃんも頻繁に登場しており、内容はほとんど変わりがなかった。
    • フクチャン部隊(1938年1月1日 - 1939年7月6日) - 朝刊連載。主役をフクちゃんに戻す。
    • コドモ指南アラクマ道場(1939年7月7日 - 1939年12月31日) - 朝刊連載。主役にアラクマを据えたスピンオフ作品。アラクマ主宰の「アラクマ道場」でフクちゃん達が稽古に励む。
    • ススメ! フクチャン(1940年1月1日 - 1941年12月31日) - 朝刊連載。再度主役をフクちゃんに戻す。
    • フクチャン実践(1942年1月1日 - 1942年12月18日) - 朝刊連載。ネタの多くが戦時下向けに。最終回は「みんな海外に行く時代」「ここも狭い」とフクちゃんがコマを飛び出し、ここで一度打ち切られる。
    • ジャバノフクチャン(1942年6月23日 - 1942年8月23日) - 7月22日までは挿絵が描かれた海外レポート。同年8月1日に3コマ物の漫画になり、ジャバ(ジャワ島)で原住民と共に暮らすフクちゃんが描かれた。
    • フクチャン従軍記(1942年9月8日 - 1942年9月13日) - 再び挿絵が描かれた戦時レポートに。
    • フクチャンかへる(1942年9月15日 - 1942年9月20日) - ジャバから日本へ帰るフクちゃんを描いた4コマ。
    • フクチャン(1942年9月22日 - 1943年12月31日) - 朝刊連載。再びフクちゃんを主役に据えた通常の4コマに戻る。
    • フクチャン大東亜コドモカイギ(1944年1月1日 - 1944年1月2日) - 2日間掲載の短編漫画。大東亜共栄圏下の子供達が会議する。日本代表はフクちゃん。
    • フクチャンレンセイノ巻(1944年1月4日 - 1944年1月29日) - フクちゃん達も練成を行うことに。1月18日までは朝刊に、1月19日より夕刊に掲載された。最終回は戦闘機に乗り、そのまま下記「ソラノ巻」に改題された。
    • フクチャンソラノ巻(1944年1月31日 - 1944年3月4日) - 夕刊連載。戦闘機に乗ったフクちゃんの活躍を描く。「疎開」する名目で打ち切られた。
  • 防衛新聞(1945年4月18日 - 1945年5月8日 以降不明)
    • 防衛フクチャン[8]
  • 共同通信配信(1946年 - 1947年[3]
    • フクちゃん - 『夕刊とうほく』[3]ほか、全国16紙に掲載。
  • 面白倶楽部1948年1950年
    • フクチャン活躍 → フクちゃん
  • 天馬(1949年
    • タイトルは「フクチャンの野球」「フクチャンの拳闘」など、その都度変わった。
  • サンデー毎日1950年9月 - 1951年9月)
    • デンスケ★フクちゃん - 横山作の『デンスケ』と共演させた作品。
  • 毎日新聞1956年1月1日 - 1971年5月31日
    • フクちゃん - 朝刊連載。全5543回。最終回を描いたペンは長谷川町子に贈られた。
  • たのしい一年生(1956年9月号 - 1958年12月号)
    • フクちゃん

単行本

[1][9][10]

描き下ろし作品を含む。フクちゃんの登場する絵本については横山の項を参照。

  • 江戸ッ子健ちゃん(中央公論社 1936年)
  • フクちゃん 1・2(朝日新聞社 1937年)
  • フクチャン部隊 1 - 6(朝日新聞社 1938年 - 1940年)
  • ゴロチャン(朝日新聞社 1938年)
  • フクチャン部隊傑作集(朝日新聞社 1940年)
  • ススメ・フクチャン 1 - 5(朝日新聞社 1941年 - 1942年)
  • フクチャンブタイ 1・2(東栄社 1942年 - 1943年)
  • フクチャン・ヨイコ(東栄社 1943年)
  • フクチャンノオウチ(鎌倉文庫 1945年)
  • フクチャンマンガ(漫画社 1945年)
  • フクチャンキヨチャン(漫画社 1946年)
  • ポケットフクチャン(漫画社 1946年)
  • FUKU-CHAN(タカラクラブ 1946年) ※英訳版
  • フクチャンブック 1 - 4、特集号(鎌倉文庫 1946年 - 1948年)
  • フクチャン・サーカス(イヴニング・スター社 1946年)
  • フクチャン傑作集(福書房 1947年)
  • 新版フクチャン(福書房 1947年)
  • 新篇フクチャン(フレンド社 1947年)
  • フクチャン(三光社 1947年)
  • ニコニコフクチャン(萬人書房 1947年)
  • フクチャンニッキ(中京新聞社 1947年)
  • フクチャンABC(民風社 1948年)
  • フクチャン(南潮社 1948年)
  • フクちゃん 大とくいの巻(鶴書房 1949年)
  • ホームラン王フクチャン(子供マンガ新聞社出版局 1949年)
  • フクチャンのまめターザン(光文社 1949年)
  • はりきりフクチャン(鶴書房 1949年)
  • ともだちフクチャン(児童文化社 1949年)
  • フクちゃん(鶴書房 1949年)
  • フクチャンの捕鯨船長(ロマンス社 1949年)
  • フクちゃん物語(子供マンガ新聞社出版局 1950年)
  • フクちゃん にこにこの巻(鶴書房 1952年)
  • フクちゃん 1 - 3(トッパン 1954年 - 1957年)
  • 新作フクちゃん(文陽社 1956年)
  • 江戸ッ子健ちゃん(小学館 1957年)
  • フクちゃん 1・2(麦書房 1959年)
  • 漫画フクちゃん全集(講談社 1970年)
  • さよならフクちゃん(毎日新聞社 1971年)
  • フクちゃん(講談社漫画文庫 1976年)
  • フクちゃん 1 - 16(奇想天外社 1980年 - 1983年)
  • フクちゃん 1 - 3 (小学館のテレビ絵本 1982年) - 後述のテレビアニメ版のスチルを利用したフィルムコミック
  • 江戸ッ子健ちゃん(奇想天外社 1982年)
  • 江戸ッ子健ちゃん(中央公論社 1992年)

実写映画

1936年(昭和11年)12月に、『江戸っ子健ちゃん』を原作とする実写映画『江戸ッ子健ちゃん』が公開された。フクちゃんシリーズの最初の映像化作品で、フクちゃんを演じたのは子役時代の中村メイコだった[1]

『江戸っ子健ちゃん』でデビューした中村メイコ

劇場用アニメ

ラジオドラマ

1957年(昭和32年)に、文化放送でラジオドラマ『フクちゃん』が放送された[1]。キヨちゃんの声[13]は竹尾智晴(中尾隆聖)が5歳で演じ、彼のデビュー作となった。

テレビアニメ

フクちゃん
ジャンル ファミリー・一般向けアニメ
アニメ
原作 横山隆一
シリーズディレクター 藤みねお
脚本 松岡清治
音楽 筒井広志
アニメーション制作 シンエイ動画
製作 テレビ朝日電通、シンエイ動画
放送局 テレビ朝日系列
放送期間 1982年11月2日 - 1984年3月27日
話数 全71話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

1982年(昭和57年)11月2日から、テレビアニメ版『フクちゃん』がテレビ朝日系で放送開始。アニメーション制作はシンエイ動画、1回2話放送で全71回142話。現代風にアレンジ(個々の人物設定も原作と異なる)されて、1984年(昭和59年)3月27日まで約1年半に亘って続いた。第46話「お母さん大きらい」では当時テレビ朝日で放送されていた『宇宙刑事シャリバン』が登場する。

テレビアニメ版の登場人物と設定・原作との相違点

声優と各キャラクターの説明はシンエイ動画版アニメによる。

福山 福一(ふくやま ふくいち)
声 - 坂本千夏
通称 - フクちゃん。5歳。坊主頭、着物に下駄と大学帽という姿で、毎日元気に遊んで暮らしている。
シンエイ版アニメでの設定
幼稚園の年長児という設定が加わる。当初、普通の幼稚園児の服装・髪型だったフクちゃんが、七五三の準備のため床屋に行くが、うっかり丸坊主にされてしまう[14]。その自分の姿を見てショックを受けて籠った納戸で、父の太郎が学生時代使用していた学帽と、幼少時代の福太郎のお下がりの着物を見つける。これが七五三の衣装として面白いという事で、学帽と着物、前掛けを着用するスタイルに決まってしまった。だが、七五三が終わっても本人がこのスタイルをすっかり気に入ってトレードマークになってしまったという設定である。物事を強調する時に語尾に発する「~だい」と、困った時発する「イヤ~ン」が口癖で、元気あふれる笑顔といつも下駄を履いている裸足、そして「イヤ~ン」と言いながら学帽で顔を隠しながら恥ずかしがる姿がチャームポイント。
福山 福太郎(ふくやま ふくたろう)
声 - 田崎潤
フクちゃんの祖父で、73歳。フクちゃんの母である花子の父にあたる(原作ではフクちゃんの伯父。フクちゃんはおじいさんと呼んでいるが、本当は伯父にあたる)。大金持ちであったが、その生活を捨てた自由人。頑固者だが、意外と新し物好き。孫のフクちゃんにはいつも振り回されている。
荒熊 寛一(あらくま かんいち)
声 - 田中崇→銀河万丈[15]
通称 - アラクマさん。九州出身。福山家の遠い親戚で、福山家に居候している。売れない漫画家。柔道をたしなむ。
清水 キヨシ(しみず キヨシ)
声 - 桂玲子
通称 - キヨちゃん。フクちゃんの友達で、近所の陶器店に住む3歳の幼児。いつもフクちゃんと行動を共にしている。時折無鉄砲な行動に出て、周囲を驚かすことが多い。
清水 ナミコ(しみず ナミコ)
声 - 山田栄子
キヨちゃんの姉で、学生。勝気で男勝り。荒熊に密かに片思いをしている。
福山 太郎(ふくやま たろう)
声 - 津村鷹志
フクちゃんの父。婿養子のサラリーマン。アニメオリジナルキャラ。
福山 花子(ふくやま はなこ)
声 - 川島千代子
フクちゃんの母。ごく普通の専業主婦。アニメオリジナルキャラ。
丸井 クミコ(まるい クミコ)
声 - 栗葉子
通称 - クミちゃん。フクちゃんと同じ幼稚園に通っている友達で、福山家の隣りに住んでいるちょっとませた女の子。アニメオリジナルキャラ。
花野 ユカリ(はなの ユカリ)
声 - 麻丘あゆ美
福山家の隣に住む女性。父は花野耕作という大学教授。美人で優しく、アラクマさんやフクちゃんに慕われる。アニメオリジナルキャラ。
シチ公(シチこう)
福山家の飼い犬で、いつもフクちゃんについて歩く。
川口 ガン太(かわぐち ガンた)
声 - 青木和代
福山家の近所の太ったガキ大将の小学5年生。フクちゃんに意地悪をして喜んでいることもあれば、時には遊び相手になったり、ピンチの時は守ってくれたりと実は頼りになる少年。
川口 ドシャ子(かわぐち ドシャこ)、川口 ガラ子(かわぐち ガラこ)
声 - 山田栄子(ドシャ子)、鈴木みえ(ガラ子)
ガン太の双子の妹。兄に似てお転婆。双子のため、周囲から見分けを付けてもらえないのが悩み。「アカチバラチ」[16]が口癖。両名とも同じ横山作品『ドシャ子』のスピンオフキャラ[17]
健ちゃん(けんちゃん)
声 - 高木早苗
名の通り、『江戸っ子健ちゃん』からのキャラクター。しっかり者の小学生。フクちゃんやその他の未就学児に慕われている近所のお兄さん的存在。アニメではガン太等の存在でやや影が薄い。
茶刈 デン助(ちゃかり デンすけ)
声 - 辻シゲル→辻三太郎[15]
町のお巡りさん。同じ横山作品『デンスケ』からのスピンオフキャラ。

スタッフ

ノンクレジット

  • プロデューサー:大橋益之助(電通)
  • 広告代理店:電通[18]

主題歌・挿入歌

主題歌

  • OP「ぼく、フクちゃんだい!」 - 作詞:中村晋太郎 / 作曲:小林亜星 / 編曲:筒井広志 / うた:坂本千夏
  • ED「明日天気になあれ」 - 作詞:高田ひろお / 作曲:小林亜星 / 編曲:筒井広志 / うた:こおろぎ'73

挿入歌

すべて日本コロムビアから発売(後述)。

  • 「フクちゃん絵かきうた」 - 作詞:楠部弓 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏
  • 「フクちゃんのゲタ音頭」 - 作詞:中村晋太郎 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、ヤング・フレッシュ
  • 「フクちゃんポルカ」 - 作詞:伊藤アキラ / 作曲:小林亜星 / 編曲:筒井広志 / うた:麻丘あゆ美、ヤング・フレッシュ
  • 「フクちゃん体操」 - 作詞・作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、コロムビアゆりかご会
  • 「フクちゃん応援歌」 - 作詞:碓井夕焼 / 作曲:小林亜星 / うた:坂本千夏、栗葉子、桂玲子、銀河万丈、コロムビアゆりかご会

「絵かきうた」、「ゲタ音頭」、「体操」、「応援歌」は、ED前に放送された事があった。

各話リスト

話数 初回放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ
1 1982年
11月2日
とこやさんイヤーン 辻真先
お姉ちゃん大好き 柏倉敏之
2 11月9日 ぼくかぜひきたい 辻真先
うそはこりごり 松岡清治
3 11月16日 クッキーこわいぞ 深見弘
どぎゃんハイキング 辻真先
4 11月23日 ぼくの下駄ヤーイ 城山昇
スターになりたい 小山高男
5 11月30日 いたずら大進撃! 柏倉敏之
男ってつらいや
6 12月7日 物干竿が化けた!! 深見弘 野田作樹
火の用心カチカチ 小山高男 北原健雄
7 12月14日 雪国ゆき冒険旅行 辻真先 野田作樹
マラソンいやーん 小山高男 石川類
8 12月21日 意地っぱりどっち 城山昇
サンタはだーれ? 深見弘 笹川ひろし
9 12月28日 じゃま者集まれ! 城山昇 北原健雄
二人だけの忘年会 小華和ためお
10 1983年
1月11日
小さい正月みつけた 城山昇 野田作樹
だめ犬ゴンベェ 柏倉敏之 石川類
11 1月18日 スケートスイスイ 小山高男 八角哲夫
落とし物どこだ? 柏倉敏之 森脇真琴
12 1月25日 ぼく, 名探偵だーい 辻真先 福富博
チンチンドンドン 柏倉敏之 石川類
13 2月1日 ラブレターは誰に 城山昇 野田作樹
迷子って楽しいな 柏倉敏之 森脇真琴
14 2月8日 ぼくモテちゃった 柏倉敏之 八角哲夫
ぼくホームラン王 辻真先 笹川ひろし
15 2月15日 ぼく横綱だーい!! 柏倉敏之 水谷貴哉
お別れクミちゃん 小山高男 北原健雄
16 2月22日 お嫁に行かないで 柏倉敏之 野田作樹
お使いは疲れるね 山田隆司 森脇真琴
17 3月1日 町の子山の子 小山高男 八角哲夫
負けるなドスコイ 城山昇 小華和ためお
18 3月8日 先生に嫌われた? 柏倉敏之 石川類
急行電車いゃーん 小山高男 八角哲夫
19 3月15日 警察って楽しいや 丸尾みほ 野田作樹
走れ! きかんしゃ 安藤豊弘 水谷貴哉
20 3月22日 ぼく弟がほしいな 中弘子 福富博
キヨちゃんの鳥 山田隆司 森脇真琴
21 3月29日 サクラが咲いたョ 城山昇 野田作樹
宝物みーつけた! 安藤豊弘 石川類
22 4月5日 なんでもお駄賃 山田隆司 小華和ためお
お嫁さん探そうよ 辻真先 八角哲夫
23 4月12日 エーお笑いを一席 丸尾みほ 福富博
お母さん大きらい 中弘子 水谷貴哉
24 4月19日 親子げんか大嫌い 野田作樹
学校どんなとこ? 丸尾みほ 小華和ためお
25 4月26日 ぼくお手伝いさんよ 小山高男 塚田庄英
星占いイヤーン 山田隆司 北原健雄
26 5月3日 泳げ! コイノボリ 城山昇 野田作樹
あべこべこわい 柏倉敏之 安藤敏彦
27 5月10日 英語はペラペラ 水谷貴哉
デートのおじゃま 安藤敏彦
28 5月17日 おさわがせ結婚式 中弘子 野田作樹
雨・雨ふれふれ 橋田亀久代 八角哲夫
29 5月24日 はじめての潮干狩 城山昇 小華和ためお
邪魔者は追い出せ 山田隆司 森脇真琴
30 5月31日 シチ公は友だち 金春智子
ナミ子におまかせ 丸尾みほ 水谷貴哉
31 6月7日 えんそく楽しいな 小山高男 福富博
人質がいっぱい 柏倉敏之 野田作樹
32 6月14日 ぼくらは悪い子団 山田隆司 石川類
ボクとなりのこ 丸尾みほ 八角哲夫
33 6月21日 夜更かしいいなあ 石川類
野菜畑で大発見! 山田隆司 石崎すすむ
34 6月28日 プロレス見たいな 小山高男 野田作樹
まいごのカブト虫 城山昇 水谷貴哉
35 7月5日 子猫いりませんか 中弘子 池田成
ミス七夕だーれ? 野田作樹
36 7月12日 ぼくオバケだぞ!! 小山高男 小華和ためお
早起き大作戦 野田作樹
37 7月19日 おねだりキャンプ 城山昇 御厨恭輔
がんばれみそっかす 中弘子 小華和ためお
38 7月26日 がんばれ水泳大会 山田隆司 野田作樹
図書館は遊び場!? 丸尾みほ 本郷みつる
39 8月2日 なくなお巡りさん 柏倉敏之 池田成
ボクによく似た子 小山高男 森脇真琴
40 8月9日 省エネでラクチン 中弘子 石崎すすむ
お泊り会だーい 望月智充
41 8月16日 太鼓たたいて盆踊り 丸尾みほ 小華和ためお
青い目のお友だち 小山高男 野田作樹
42 8月23日 ゴンベェの子守唄 山田隆司 本郷みつる
汗かけばすっきり 柏倉敏之 八角哲夫
43 8月30日 お母さんの夏休み 三宅直子 石川類
いい絵どんな絵? 中弘子 八角哲夫
44 9月6日 食い逃げ用心棒 柏倉敏之 森脇真琴
花火がポーン! 辻真先 本郷みつる
45 9月13日 嘘つきキヨちゃん 丸尾みほ 野田作樹
とんだプレゼント 柏倉敏之 佐々木勝利
46 9月20日 こんにちはご先祖様 三宅直子 安藤敏彦
十五夜のウサギだい 城山昇 塚田庄英
47 9月27日 泣いたえらい先生 中弘子 石崎すすむ
ぼくだれ似かな 城山昇 小華和ためお
48 10月11日 モテモテお巡りさん 小山高男 八角哲夫
ぼくはカメラマン 柏倉敏之
49 10月18日 ぼく応援団長だい 中弘子 小華和ためお
じっとガマンの子 城山昇 野田作樹
50 10月25日 ぼく発明家だーい 山田隆司
幼稚園きらいな子 小山高男 御厨恭輔
51 11月1日 シチ公はよわむし 柏倉敏之 野田作樹
みたい夢見たい 小山高男 生嶋真人
52 11月8日 似顔絵で犯人捜し 山田隆司 野田作樹
負けてくやしいよ 城山昇 八角哲夫
53 11月15日 お人形はどこだ? 三宅直子 森脇真琴
お見舞来ないで 丸尾みほ 塚田庄英
54 11月22日 ママたちはみえっぱり 空地須魔人
手袋なんかいらないや 八角哲夫
55 11月29日 悩みごと何でもこい! 中弘子
男の子色 女の子色
56 12月6日 どじなお巡りさん 妹尾まこと
いじわる大工さん 辻真先
57 12月13日 スパイから逃げろ 吉田喜昭
ぬいぐるみの秘密 柏倉敏之
58 12月20日 ガン太一家の陰謀 三宅直子
X’マス大パーティー 吉田喜昭
59 12月27日 寒さを吹きとばせ 山田隆司
カラスつかまえた 安藤豊弘
60 1984年
1月10日
あの夢この夢ぼくの夢 城山昇
クミちゃん大変身 中弘子
61 1月17日 お巡りさんは親不孝? 小山高男
注射のおつきあい 丸尾みほ
62 1月24日 わんぱくスキー場 山田隆司
おさわがせ偉い賞
63 1月31日 ごまかして損しちゃった 丸尾みほ
留守番イヤーン! 中弘子
64 2月7日 お母さんの学校?!
ちびっこ事件記者 三宅直子
65 2月14日 ライバルはキヨちゃん 中弘子
オウムといじわるな子 丸尾みほ
66 2月21日 悪ガキ隊をやっつけろ 山田隆司
常識をぶっとばせ! 麻尾るみこ
67 2月28日 お巡りさんは出前持ち 三宅直子
かわいい顔ですぐゴツン 丸尾みほ
68 3月6日 悪ガキ隊の逆襲 山田隆司
天才教育イヤーンつけろ 並木敏
69 3月13日 そっくりは喧嘩のもと 麻尾るみこ
なんでも一番のり? 小山高男
70 3月20日 スッポンポン大作戦 辻真先
ようちえん大脱走 滝原弥生
71 3月27日 言いっこなしだよ 中弘子
一番すきなのだあれ 丸尾みほ

ネット局

放送日時は個別に出典が掲示されているものを除き、1984年2月中旬 - 3月上旬時点のものとする[19]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [20] 備考
1982年11月2日 - 1984年3月27日 火曜 19:00 - 19:30 テレビ朝日 関東広域圏 制作局
北海道テレビ 北海道
東日本放送 宮城県
福島放送 福島県
静岡けんみんテレビ 静岡県 現・静岡朝日テレビ
名古屋テレビ 中京広域圏
朝日放送 近畿広域圏 現・朝日放送テレビ
瀬戸内海放送 香川県・岡山県
広島ホームテレビ 広島県
九州朝日放送 福岡県
鹿児島放送 鹿児島県
山形放送 山形県 放送当時日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット
テレビ信州 長野県 放送当時日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット
1982年11月2日 - 1983年9月27日 新潟総合テレビ 新潟県 放送当時フジテレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット
現・NST新潟総合テレビ
新潟テレビ21開局まで放送
1983年10月11日 - 1984年3月27日 新潟テレビ21[21] 新潟県 新潟総合テレビから放映権移動
遅れネット 火曜 16:45 - 17:15 青森放送 青森県 放送当時日本テレビ系列テレビ朝日系列クロスネット
月曜 19:00 - 19:30 秋田放送 秋田県 日本テレビ系列[22]
木曜 17:20 - 17:50 テレビ山梨 山梨県 TBS系列
1983年4月9日[23] - 9月23日[24]
1983年10月6日 - 1984年3月29日[25]
1984年4月5日 - 9月6日(終マークは無し)[26]
土曜 8:00 - 8:30[27]
木曜 6:27 - 6:54[25]
木曜 16:00 - 16:30[26]
石川テレビ 石川県 フジテレビ系列
1983年2月5日 - 1984年6月23日(終マークは無し)[28] 土曜 18:00 - 18:30 福井テレビ 福井県 フジテレビ系列
遅れネット 土曜 7:00 - 7:30 山陰放送 鳥取県島根県 TBS系列
金曜 16:45 - 17:15 山口放送 山口県 放送当時日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット
日曜 10:00 - 10:30 四国放送 徳島県 日本テレビ系列
金曜 16:55 - 17:25 南海放送 愛媛県 日本テレビ系列
土曜 17:00 - 17:30 高知放送 高知県 日本テレビ系列
日曜 16:30 - 17:00 長崎放送 長崎県 TBS系列
金曜 17:30 - 18:00 テレビ熊本 熊本県 放送当時フジテレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット
水曜 17:30 - 18:00 テレビ大分 大分県 放送当時日本テレビ系列・フジテレビ系列・テレビ朝日系列のトリプルネット
火曜 17:25 - 17:55 宮崎放送 宮崎県 TBS系列[29]
木曜 19:00 - 19:30 琉球放送 沖縄県 TBS系列

キャラクター展開

レコード

漫画に関連するもの

ニッポノホン(現:日本コロムビア)から発売されたSPレコード

  • フクちゃん部隊の歌(歌:椎木玲子)/フクちゃん部隊行進曲 フクちゃんのうた(歌:飯田ふさ子、今泉みどり)(29799) - 東京朝日新聞社懸賞入選歌。1938年(昭和13年)7月発売[30]
  • フクチャンと兵隊(作詞:横山隆一、作曲:古賀政男、歌:高橋祐子、伊藤久男[30]
映画『フクチャンの潜水艦』に関連するもの
テレビアニメ版に関連するもの

全て日本コロムビアから発売されたEPレコード

  • ぼく、フクちゃんだい!/明日天気になあれ(CK-667)
  • フクちゃんのゲタ音頭/フクちゃんポルカ(CK-686)
  • フクちゃん体操/フクちゃんの応援歌(CK-895)

広告

1961年(昭和36年)から1988年(昭和63年)まで、石川県金沢市の酒造会社・福光屋の日本酒「福正宗」の広告キャラクター[1]として「フクちゃんフクマサもってきて」のコピーとともに新聞広告、テレビCM(モノクロアニメ)[31]や販促商品に使用された。フクちゃん本編や横山自身は、石川県および金沢市、福光屋にゆかりはなく、単に名前の「フク」が同じである事からの起用。現在でも、石川県や富山県の各地に、フクちゃんをあしらったホーロー看板が残っている[32]

タイアップ商品

  • 1966年(昭和41年)、立花製菓が「フクちゃんガム」を発売した[1]

また、テレビアニメ版が放映されていた1983年(昭和58年)頃に、以下の商品が発売されている。

  • 東海漬物から、「フクちゃん」という福神漬が発売されている。パッケージにはフクちゃんの姿も描かれており、アニメCMも放映された。
  • エポック社より以下のキャラクター玩具が発売されている。
    • フクちゃん ジャラポンゲーム - いわゆるポンジャンのテーブルゲーム。
    • フクちゃん わんぱく大行進ゲーム - ひこうきとばしやおつかいレース、パチンコまとあて等、4種類のミニゲームをプレイしながら、獲得したおかしチップ(得点)の数を競うボードゲーム。木製の小さなゲタ型サイコロが付属していた。
    • フクちゃんのおばけなんかこわくない - 電子ゲーム。同社より発売されていた電子ゲーム「モンスターパニック」をベースに、主人公をフクちゃんにしてアレンジしたもの。

エピソード

ジャワ島バンドンにて鹵獲したB-17Eの機首にフクちゃんを描く横山隆一
  • 手塚治虫は、少年時代、通学に使う電車の窓が湿気で曇った際、その車両の窓ガラス一面に指でフクちゃんの似顔絵を描き、「フクちゃん列車」に仕立てて級友を沸かせたことがある。後年、手塚が横山の家を表敬訪問した際、横山の子供たちは有名な漫画家である手塚が自分の父に丁寧に接しているのを見て、横山の漫画家としての偉業を実感したという[33]
  • 太平洋戦争中、日本陸軍飛行第二四四戦隊明野教導飛行師団ジャワ島に展開していた鹵獲機調査班などの所属機には、報道班員を務めていた横山の手によってフクちゃんのノーズアートが描かれ、それらの機体は隊内で人気を博したという[34]
  • かつてフクちゃんは、早稲田大学の応援マスコットとしてさかんに使用されていた(六大学野球早慶戦など)。1950年頃に、使用を横山が承諾したことで実現したという[2]
  • 1945年に米軍マニラ司令部が発行した宣伝ビラ『落下傘ニュース』(18号分)に「フクチャン」が無断転載されていた[1][6][35]。マニラで入手した朝日新聞から転載したものだという[35]。横山は終戦直前の1945年夏、友人の大佛次郎から届けられたビラを見て、初めて自身の作品が無断転載されていることを知った[35]。1946年秋、横山が友人と共に東京のGHQ事務所を訪ね、冗談半分で掲載料を要求したところ「戦争中は著作権が通用しない」と退けられたという[35]。その後、1995年に横山の文化功労者祝賀会を開催するにあたり、横山は、漫画集団のメンバーである岩本久則らとともに、アメリカ大使館宛にジョークとして「アメリカ大統領に対して当時の原稿料10円×掲載18号分の180円を要求する」旨の手紙を出し[35]、大使館側が応じた。

小惑星「フクちゃん」

横山と同じ高知市出身の天文家関勉は、1997年平成9年)に発見した小惑星(仮符号:1997 WB30)に、この漫画にちなみ「フクちゃん(Fukuchan)」(39809)と命名。2004年(平成16年)5月16日までに国際天文学連合小惑星センターアメリカ)に登録された。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k フクちゃん年表 横山隆一記念まんが館
  2. ^ a b c 昭和に元気を振りまいた国民的マンガ 横山隆一『フクちゃん』 電子化記念特集 eBookJapan
  3. ^ a b c d e 『昭和新聞漫画史 笑いと風刺でつづる世相100年』毎日新聞社「別冊一億人の昭和史」、1981年 pp.32-39
  4. ^ 清水勲編『戦後漫画のトップランナー 横井福次郎 -手塚治虫もひれ伏した天才漫画家の軌跡-』臨川書店、2007年 ISBN 978-4653040156 197頁
  5. ^ 『江戸っ子健ちゃん』には、横井に由来するフクちゃんの他にも、清水崑に由来するコンちゃん、近藤日出造に由来するヒデちゃん、杉浦幸雄に由来するユキちゃんが登場していた(『昭和新聞漫画史』)。
  6. ^ a b 『落下傘ニュース』に掲載された『フクちゃん』は次のサイトにて公開されている。
    連合国軍(国立国会図書館所蔵) (2012年11月22日). “憲政資料室収集文書1235 米軍投下ビラ”. マニラ米軍司令部. 2015年5月1日閲覧。
  7. ^ 「横山隆一 フクちゃん」の検索結果 国立国会図書館サーチ
  8. ^ JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A03032295800、防衛新聞(国立公文書館)
  9. ^ プロフィール > 主な著作物 横山隆一記念まんが館
  10. ^ 横山隆一 - メディア芸術データベース
  11. ^ 横山隆一 - 日本映画データベース
  12. ^ 横田正夫、小出正志、池田宏『アニメーションの辞典』p63 2012年 朝倉書店
  13. ^ 『声優という生き方 中尾隆聖』株式会社イースト・プレス、2019年5月20日、62頁。 
  14. ^ 店内で流れていたラジオを福太郎が相撲の中継に勝手に変え、それに憤慨した床屋と揉めてしまい、福太郎と床屋が取っ組み合いになった際に床屋の手元が狂い、バリカンがフクちゃんの頭髪に深く剃り込んで坊主にするしかなくなってしまった。
  15. ^ a b 第3回より改名。
  16. ^ 赤いバラが散った」の略だと、連載後期で明かされている [1][リンク切れ]
  17. ^ ただし原作では、ガラ子はドシャ子の親友という設定。
  18. ^ 『フクちゃん』と『オヨネコぶーにゃん』は、当時の脚本表紙に「制作:テレビ朝日、電通、シンエイ動画」と印刷。
  19. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1984年3月号、徳間書店、116 - 117頁。 
  20. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  21. ^ 『UX新潟テレビ21 30年史』(2014年3月、新潟テレビ21発行)101ページ。
  22. ^ 秋田県では当時テレビ朝日系列に加盟していた秋田テレビの編成上の都合により秋田放送に移譲された。
  23. ^ 『北國新聞』1983年4月9日付朝刊、テレビ欄。
  24. ^ 『北國新聞』1983年9月23日付朝刊13面、テレビ欄。
  25. ^ a b 『北國新聞』1983年10月6日付 - 1984年3月29日付各朝刊、テレビ欄。
  26. ^ a b 『北國新聞』1984年4月5日付 - 1984年9月6日付各朝刊、テレビ欄。
  27. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1983年10月号、徳間書店、99頁。 
  28. ^ 『北國新聞』1983年2月5日付 - 1984年6月23日付各朝刊、テレビ欄。
  29. ^ 宮崎県ではテレビ朝日系列に加盟しているテレビ宮崎の編成上の都合により宮崎放送に移譲された。
  30. ^ a b c 城内實昭和 SPレコードで辿れば フクチャンと兵隊」『月曜評論』2001年12月号、26-27頁。
  31. ^ 福光屋OFFICIAL CHANNEL CMギャラリー - YouTubeプレイリスト
  32. ^ http://www.rose.ne.jp/~perceus/horo/sake/fukumasa.html[リンク切れ]
  33. ^ 『手塚治虫物語』(全2冊)伴俊男+手塚プロダクション・著、朝日新聞社
  34. ^ 押尾一彦野原茂『日本軍鹵獲機秘録』光人社、2002年、84頁。ISBN 978-4769810476 
  35. ^ a b c d e 「米大統領殿 50年前のフクチャン無断転載 稿料180円が未払いですぞ 横山隆一さんの漫画仲間が冗談請求書」『朝日新聞』1995年3月18日付東京夕刊、15頁。

外部リンク


テレビ朝日 火曜19時台前半枠
前番組 番組名 次番組
フクちゃん
(テレビアニメ版)