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'''穴守稲荷駅'''(あなもりいなりえき)は、[[東京都]][[大田区]][[羽田 (大田区)|羽田]]四丁目にある、[[京浜急行電鉄]][[京急空港線|空港線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[駅ナンバリング|駅番号]]は'''KK14'''<ref>{{Cite press release|url=http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001333.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130502200233/http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001333.html|language=日本語|title=京急線全駅にて駅ナンバリングを開始します 本年10月21日(木)新駅開業日から|publisher=京浜急行電鉄|date=2010-06-25|accessdate=2020-12-16|archivedate=2013-05-02}}</ref>。
'''穴守稲荷駅'''(あなもりいなりえき)は、[[東京都]][[大田区]][[羽田 (大田区)|羽田]]四丁目にある、[[京浜急行電鉄]][[京急空港線|空港線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[駅ナンバリング|駅番号]]は'''KK14'''<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001333.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130502200233/http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001333.html|language=日本語|title=京急線全駅にて駅ナンバリングを開始します 本年10月21日(木)新駅開業日から|publisher=京浜急行電鉄|date=2010-06-25|accessdate=2020-12-16|archivedate=2013-05-02}}</ref>。駅名は近隣の[[穴守稲荷神社]]に由来する

[[1991年]]から[[1993年]]にかけて当駅から東の区間を営業休止した時は、当駅が空港線の[[終着駅]]であった。


== 概要 ==
== 概要 ==
開業時の駅名は「[[穴守駅]]」であったが、羽田駅に改名その後[[穴守稲荷神社]]への参詣のための橋を意味する稲荷橋駅に改名された。[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国軍]]による[[戦後]]の現・[[羽田空港 (大田区)|羽田空港]]一帯の強制接収により穴守稲荷神社が当地に遷座したため、さらに現在の駅名に改称した。
開業時の駅名は「[[穴守駅]]」であったが、羽田駅に改名その後[[海老取川]]に架かっている穴守稲荷神社への参詣のための橋を意味する稲荷橋駅に改名された。[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国軍]]による[[戦後]]の現・[[羽田空港 (大田区)|羽田空港]]一帯の強制接収により穴守稲荷神社が当地に遷座したため、さらに現在の駅名に改称した。


[[2018年]]([[平成]]30年)まで、空港線では毎年[[大晦日]]から[[元日]]にかけて[[終夜運転]]を実施していたが、羽田空港の警備上、運転区間は当駅までとなっていた。また、折り返し設備がないため、到着した下り列車は一旦羽田空港国内線ターミナル駅(現:[[羽田空港第1・第2ターミナル駅]])まで回送されていた。
[[2018年]]([[平成]]30年)まで、空港線では毎年[[大晦日]]から[[元日]]にかけて[[終夜運転]]を実施していたが、羽田空港の警備上、運転区間は当駅までとなっていた。また、折り返し設備がないため、到着した下り列車は一旦羽田空港国内線ターミナル駅(現:[[羽田空港第1・第2ターミナル駅]])まで回送されていた。


駅舎は穴守稲荷神社をイメージした造りになっており、駅前には朱の鳥居が聳え立ち、狐像や幟旗があるなど珍しい雰囲気が広がっている。
駅舎は穴守稲荷神社をイメージした造りになっており、駅前には穴守稲荷の現社殿を施工した[[大成建設|大成建設株式会社]]奉納の朱の鳥居が聳え立ち<ref name=":8">{{Cite book|和書 |title=穴守稲荷神社史 |date=2008-03-31 |year= |publisher=穴守稲荷神社 |page=121}}</ref>、狐像や幟旗があるなど珍しい雰囲気が広がっている。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
[[画像:Anamori inari siding.jpg|right|thumb|200px|当駅東側にあった引き上げ線(1986年4月)]]
[[ファイル:Anamori inari siding.jpg|right|thumb|200px|当駅東側にあった引き上げ線(1986年4月)]]
* [[1902年]]([[明治]]35年)[[6月28日]] - '''[[穴守駅]]'''(あなもりえき)として現在の海老取川近くに開業。
* [[1902年]]([[明治]]35年)[[6月28日]] - '''[[穴守駅]]'''(あなもりえき)として現在の海老取川近くに開業。
* [[1913年]]([[大正]]2年)[[12月31日]] - 穴守駅を東(現在の羽田空港内)へ800m移転。
* [[1913年]]([[大正]]2年)[[12月31日]] - 穴守駅を東(現在の羽田空港内)へ800メートル移転。
* [[1914年]](大正3年)1月 - 旧穴守駅の位置に'''羽田駅'''(はねだえき)が開業。
* [[1914年]](大正3年)1月 - 旧穴守駅の位置に'''羽田駅'''(はねだえき)が開業。
* [[1915年]](大正4年)1月 - 羽田駅を'''稲荷橋駅'''(いなりばしえき)に改称。
* [[1915年]](大正4年)1月 - 羽田駅を'''稲荷橋駅'''(いなりばしえき)に改称。
* [[1940年]]([[昭和]]15年)10月 - 西に約200m移転。
* [[1940年]]([[昭和]]15年)10月 - 西に約200メートル移転。
* [[1945年]](昭和20年)[[9月27日]] - 連合国軍の穴守線(現[[京急空港線|空港線]])接収により当駅より東の区間を休止。
* [[1945年]](昭和20年)[[9月27日]] - 連合国軍の穴守線(現[[京急空港線|空港線]])接収により当駅より東の区間を休止。
* 1952年(昭和27年)11月 - 西にさらに約340m移転。
* 1952年(昭和27年)11月 - 西にさらに約340メートル移転。
* [[1956年]](昭和31年)[[4月20日]] - 当駅より東の区間を延伸して[[天空橋駅|羽田空港駅]]が開業。同時に稲荷橋駅を'''穴守稲荷駅'''に改称。
* [[1956年]](昭和31年)[[4月20日]] - 当駅より東の区間を延伸して[[天空橋駅|羽田空港駅]]が開業。同時に稲荷橋駅を'''穴守稲荷駅'''に改称。
* [[1979年]](昭和54年)11月 - 橋上駅舎化に伴い[[踏切#構内踏切|構内踏切]]を廃止。
* [[1979年]](昭和54年)11月 - 橋上駅舎化に伴い[[踏切#構内踏切|構内踏切]]を廃止。
* [[1991年]]([[平成]]3年)[[1月16日]] - 新駅舎供用開始。同時に当駅より東の区間を営業休止る。
* [[1991年]]([[平成]]3年)[[1月16日]] - 新駅舎供用開始。同時に当駅より東の区間を営業休止し、一時的な[[終着駅]]となる。
* [[1993年]](平成5年)[[4月1日]] - 羽田駅(現・[[天空橋駅]])が開業し、当駅より東の区間を営業再開。
* [[1993年]](平成5年)[[4月1日]] - 羽田駅(現・[[天空橋駅]])が開業し、当駅より東の区間を営業再開。
* [[1994年]](平成6年)[[12月10日]] - ホーム[[有効長]]が8両となる<ref>{{Cite news |title=京急 空港線の輸送力増強 ホーム延伸、8両対応に |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1994-12-05 |page=1 }}</ref>。
* [[1994年]](平成6年)[[12月10日]] - ホーム[[有効長]]が8両となる<ref>{{Cite news |title=京急 空港線の輸送力増強 ホーム延伸、8両対応に |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1994-12-05 |page=1 }}</ref>。
* [[2010年]](平成22年)[[5月16日]] - ダイヤ改正が実施され、[[エアポート急行]]の停車駅となる<ref>{{Cite press release|url=http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001319.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140307200335/http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001319.html|language=日本語|title=5月16日(日)ダイヤ改正を実施します 都心への混雑緩和を目指します! 羽田空港国際化に向け、都心・横浜方面へのアクセスがますます便利に!|publisher=京浜急行電鉄|date=2010-05-07|accessdate=2020-07-16|archivedate=2014-03-07}}</ref>。
* [[2010年]](平成22年)[[5月16日]] - ダイヤ改正が実施され、[[エアポート急行]]の停車駅となる<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001319.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140307200335/http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001319.html|language=日本語|title=5月16日(日)ダイヤ改正を実施します 都心への混雑緩和を目指します! 羽田空港国際化に向け、都心・横浜方面へのアクセスがますます便利に!|publisher=京浜急行電鉄|date=2010-05-07|accessdate=2020-07-16|archivedate=2014-03-07}}</ref>。
* [[2013年]](平成25年)[[9月20日]] - 副駅名に「'''ヤマトグループ 羽田クロノゲート前'''」が追加<ref>{{Cite press release|url=https://www.keikyu.co.jp/company/20130920%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E3%80%80%E3%80%80%E7%A9%B4%E5%AE%88%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E5%89%AF%E9%A7%85%E5%90%8D%E7%A7%B0%E3%80%80%20.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130921054536/https://www.keikyu.co.jp/company/20130920%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E3%80%80%E3%80%80%E7%A9%B4%E5%AE%88%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E5%89%AF%E9%A7%85%E5%90%8D%E7%A7%B0%E3%80%80%20.pdf|format=PDF|language=日本語|title=国内最大級の物流拠点「ヤマトグループ 羽田クロノゲート前」京急空港線 穴守稲荷駅にて副駅名称導入! 梅屋敷駅(東邦大学前)に続く第2弾|publisher=京浜急行電鉄|date=2013-09-20|accessdate=2020-07-15|archivedate=2013-09-21}}</ref>。
* [[2013年]](平成25年)[[9月20日]] - 副駅名に「'''ヤマトグループ 羽田クロノゲート前'''」が追加<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.keikyu.co.jp/company/20130920%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E3%80%80%E3%80%80%E7%A9%B4%E5%AE%88%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E5%89%AF%E9%A7%85%E5%90%8D%E7%A7%B0%E3%80%80%20.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130921054536/https://www.keikyu.co.jp/company/20130920%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E3%80%80%E3%80%80%E7%A9%B4%E5%AE%88%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E5%89%AF%E9%A7%85%E5%90%8D%E7%A7%B0%E3%80%80%20.pdf|format=PDF|language=日本語|title=国内最大級の物流拠点「ヤマトグループ 羽田クロノゲート前」京急空港線 穴守稲荷駅にて副駅名称導入! 梅屋敷駅(東邦大学前)に続く第2弾|publisher=京浜急行電鉄|date=2013-09-20|accessdate=2020-07-15|archivedate=2013-09-21}}</ref>。


== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
[[相対式ホーム]]2面2線の[[地上駅]]で、1番線ホーム東側に駅舎を有している。ホームの東端に[[跨線橋]](かつての橋上駅舎)があり、2番線ホームと連絡している。
[[相対式ホーム]]2面2線の[[地上駅]]で、1番線ホーム東側に駅舎を有している。ホームの東端に[[跨線橋]]があり橋上駅舎を転用した階段通路と、[[エレベーター]]専用通路の2か所)、2番線ホームと連絡している。

2012年10月21日のダイヤ改正で、日中と土休日夜間の品川方面のエアポート急行は快特へ格上げされ、また横浜方面のエアポート急行が10分間隔で運行している。このため、当該時間帯に当駅から[[都営地下鉄浅草線|都営・京成線]][[新橋駅|新橋]]方面へ乗車、または品川・都営浅草線方面から当駅で下車するには、[[京急蒲田駅]]で横浜方面からのエアポート急行に乗換えが必要である。


=== のりば ===
=== のりば ===
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== 利用状況 ==
== 利用状況 ==
2022年度の1日平均[[乗降人員|'''乗降'''人員]]は'''17,636人'''<ref group="京急" name="handbook2022" />で、京急線全72駅中33位。
[[2020年]](令和2年)度の1日平均[[乗降人員|'''乗降'''人員]]は'''14,583人'''で、京急線全72駅中36位<ref>{{Cite web|url=https://www.keikyu.co.jp/company/pdf/handbook2021-2022_all.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210925065240/https://www.keikyu.co.jp/company/pdf/handbook2021-2022_all.pdf|title=京急グループ会社要覧 2021 - 2022|archivedate=2021-09-25|page=31|accessdate=2021-09-25|publisher=京浜急行電鉄|format=PDF|language=日本語}}</ref>


[[東京国際空港|羽田空港]]に近いという立地から、空港利用者向けの[[宿泊施設]]や空港関係の企業・施設が多く、近年では[[首都高速道路|首都高速]]や[[環八通り]]等の[[自動車道]]、[[東京港]]、[[横浜港]]にもアクセスがよい点から、ヤマトグループ羽田クロノゲートをはじめとした[[物流]]関係などの企業も集積しており、一時期は減少傾向であった乗降人員は、[[通勤|通勤客]]や空港利用者などを中心に増加傾向にある。
[[東京国際空港|羽田空港]]に近いという立地から、空港利用者向けの[[宿泊施設]]や空港関係の企業・施設が多く、近年では[[首都高速道路|首都高速]]や[[東京都道311号環状八号線|環八通り]]等の[[自動車道]]、[[東京港]]、[[横浜港]]にもアクセスがよい点から、ヤマトグループ羽田クロノゲートをはじめとした[[物流]]関係などの企業も集積しており、一時期は減少傾向であった乗降人員は、[[通勤|通勤客]]や空港利用者などを中心に増加傾向にある。


近年の1日平均'''乗降'''・[[乗降人員#乗車人員|'''乗車'''人員]]の推移は下表の通り。
近年の1日平均'''乗降'''・[[乗降人員#乗車人員|'''乗車'''人員]]の推移は下表の通り。
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|2020年(令和{{0}}2年)
|2020年(令和{{0}}2年)
|<ref group="京急" name="handbook2021">{{Cite web|和書|url=https://www.keikyu.co.jp/company/pdf/handbook2021-2022_all.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210925065240/https://www.keikyu.co.jp/company/pdf/handbook2021-2022_all.pdf|title=京急グループ会社要覧 2021 - 2022|archivedate=2021-09-25|page=31|accessdate=2021-09-25|publisher=京浜急行電鉄|format=PDF|language=日本語}}</ref>14,583
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== 駅周辺 ==
== 駅周辺 ==
<!--銀行の無人店舗は除去-->'''公的施設'''
<!--銀行の無人店舗は除去-->
; 公的施設
* 大田区立羽田図書館
* 大田区立羽田図書館

'''文教施設'''
; 文教施設
* [[大田区立羽田小学校]]
* [[大田区立羽田小学校]]

'''医療'''
; 医療
* 羽田共生病院
* 羽田共生病院

'''史跡・自然'''
; 史跡・自然
* [[穴守稲荷神社]] - 駅前に穴守稲荷神社の鳥居や狐像が設置されている。
* [[穴守稲荷神社]] - 駅前に穴守稲荷神社の鳥居や狐像が設置されている。
* 南前堀緑地
* 南前堀緑地
* 東糀谷第一公園
* 東糀谷第一公園

'''金融機関'''
; 金融機関
* 大田羽田[[郵便局]]
* 大田羽田[[郵便局]]

'''ホテル'''
; ホテル
* [[オークラ ニッコー ホテルマネジメント#ホテルJALシティ|ホテルJALシティ]] 羽田東京
* [[オークラ ニッコー ホテルマネジメント#ホテルJALシティ|ホテルJALシティ]] 羽田東京
* [[京急イーエックスイン|京急EXイン]] 羽田穴守稲荷駅前
* [[アパホテル]]羽田 穴守稲荷駅前〉(旧京急EXイン)
* plat hostel keikyu haneda home
* plat hostel keikyu haneda home
* [[ビジネスホテル]]梅月
* [[ビジネスホテル]]梅月
* ホテルエアポートイン
* ホテルエアポートイン
* [[ホテルマイステイズ]]羽田

'''商業'''
'''商業'''
* 穴守ふれあい通り
* 穴守ふれあい通り

'''法人'''
; 法人
* [[荏原製作所]] 本社<ref>https://www.ebara.co.jp/about/corporate/locations/office/index.html</ref>
* [[荏原製作所]] 本社<ref>https://www.ebara.co.jp/about/corporate/locations/office/index.html</ref>
* 東京機内用品製作所本社工場
* 東京機内用品製作所本社工場
* [[テーブルマーク]] 食品開発センター
* [[テーブルマーク]] 食品開発センター
* [[全日本空輸]] 訓練センター
* [[全日本空輸]] 訓練センター
* [[羽田京急バス京営業所]]
* [[京バス]][[浜急行バス羽田営業所|羽田営業所]]
* [[ヤマト運輸]] [[羽田クロノゲート]](荏原製作所工場跡地)
* [[ヤマト運輸]] [[羽田クロノゲート]](荏原製作所工場跡地)
*ハネダ防設株式会社
* ハネダ防設株式会社
*ANA Blue Base
* ANA Blue Base
*三井不動産インダストリアルパーク羽田
* 三井不動産インダストリアルパーク羽田

'''スポーツ'''
; スポーツ
* 東京ベイフットサルクラブ
* 東京ベイフットサルクラブ
<gallery widths="180">
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=== バス路線 ===
=== バス路線 ===
*'''穴守稲荷'''([[京浜急行バス]]) - 各路線の詳細は[[羽田京急バス東京営業所|羽田営業所]]を参照。
*'''穴守稲荷'''([[京浜急行バス]]) - 各路線の詳細は[[羽田京急バス東京営業所|羽田営業所]]を参照。
** <空71> [[東京国際空港|羽田空港]]循環(国際線ターミナルは経由せず)
** <空71> [[東京国際空港|羽田空港]]循環
** <森21> 六間堀経由 [[大森駅 (東京都)|大森駅]]行 ※ 1日5本のみ
** <森21> 六間堀経由 [[大森駅 (東京都)|大森駅]]行 ※ 1日5本のみ
** <蒲31> 六間堀・日の出通り経由 [[蒲田駅]]行 ※ 1日1本のみ
** <蒲32> 六間堀・日の出通り経由 [[蒲田駅]]行 ※ 1日1本のみ
** <蒲33> [[天空橋駅]]行
** <蒲33> 蒲田駅行
** <蒲43> 六間堀・[[萩中]]経由 蒲田駅行
** <蒲43> 六間堀・[[萩中]]経由 蒲田駅行
** <蒲73> 六間堀・[[仲六郷]]経由 蒲田駅行
** <蒲73> 六間堀・[[仲六郷]]経由 蒲田駅行
** <川77> 六間堀経由 [[川崎駅]]行 ※ 朝のみ
** <川77> 六間堀経由 [[川崎駅]]行 ※ 朝のみ
** <森21・蒲31・蒲43・蒲73・空71・川77> [[京浜急行バス羽田営業所|羽田車庫]]行
** <森21・蒲32・蒲43・蒲73・空71・川77> [[京浜急行バス羽田営業所|羽田車庫]]行
* '''六間堀'''(羽田京急バス) - 駅から若干南に離れているが、こちらの方が本数が多い。
* '''六間堀'''(京バス) - 駅から若干南に離れているが、こちらの方が本数が多い。
**<蒲30・蒲40> 国際線ターミナル行
** <蒲30> 羽田空港第2ターミナル行
** <森21・蒲31・蒲41・空51> 羽田空港行
** <森21・蒲31・蒲41・空51> 羽田空港行
** <蒲33・蒲40> 天空橋駅行
** <森21> [[平和島駅]]経由 大森駅行
** <森21> [[平和島駅]]経由 大森駅行
** <蒲30・蒲31> 日の出通り経由 蒲田駅行
** <蒲31・蒲32> 日の出通り経由 蒲田駅行
** <蒲40 - 蒲43> 萩中経由 蒲田駅行
** <蒲40 - 蒲43> 萩中経由 蒲田駅行
** <蒲73> 六郷橋経由 蒲田駅行
** <蒲73> 六郷橋経由 蒲田駅行
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:: {{Color|#ef7a00|■}}[[エアポート快特]]・{{Color|#049c5e|■}}快特
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== 脚注 ==
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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; 京浜急行電鉄の1日平均利用客数

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== 出典 ==
;東京都統計年鑑
; 東京都統計年鑑
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2024年6月24日 (月) 00:44時点における最新版

穴守稲荷駅
駅舎(2017年1月29日)
あなもりいなり
Anamori-inari
(ヤマトグループ 羽田クロノゲート前)
KK13 大鳥居 (0.7 km)
(0.7 km) 天空橋 KK15
地図
所在地 東京都大田区羽田四丁目6-11
北緯35度33分1.5秒 東経139度44分48.2秒 / 北緯35.550417度 東経139.746722度 / 35.550417; 139.746722座標: 北緯35度33分1.5秒 東経139度44分48.2秒 / 北緯35.550417度 東経139.746722度 / 35.550417; 139.746722
駅番号 KK14
所属事業者 京浜急行電鉄
所属路線 空港線
キロ程 2.6 km(京急蒲田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
17,636人/日
-2022年-
開業年月日 1902年明治35年)6月28日
備考 1956年 稲荷橋駅から改称
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穴守稲荷駅(あなもりいなりえき)は、東京都大田区羽田四丁目にある、京浜急行電鉄空港線である。駅番号KK14[1]。駅名は近隣の穴守稲荷神社に由来する。

概要

[編集]

開業時の駅名は「穴守駅」であったが、羽田駅に改名。その後、海老取川に架かっている穴守稲荷神社への参詣のための橋を意味する稲荷橋駅に改名された。連合国軍による戦後の現・羽田空港一帯の強制接収により穴守稲荷神社が当地に遷座したため、さらに現在の駅名に改称した。

2018年平成30年)まで、空港線では毎年大晦日から元日にかけて終夜運転を実施していたが、羽田空港の警備上、運転区間は当駅までとなっていた。また、折り返し設備がないため、到着した下り列車は一旦羽田空港国内線ターミナル駅(現:羽田空港第1・第2ターミナル駅)まで回送されていた。

駅舎は穴守稲荷神社をイメージした造りになっており、駅前には穴守稲荷の現社殿を施工した大成建設株式会社奉納の朱の鳥居が聳え立ち[2]、狐像や幟旗があるなど珍しい雰囲気が広がっている。

歴史

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当駅東側にあった引き上げ線(1986年4月)

駅構造

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相対式ホーム2面2線の地上駅で、1番線ホーム東側に駅舎を有している。ホームの東端に跨線橋があり(旧橋上駅舎を転用した階段通路と、エレベーター専用通路の2か所)、2番線ホームと連絡している。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 KK 空港線 下り 羽田空港方面
2 上り 品川方面 / 横浜方面

利用状況

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2022年度の1日平均乗降人員17,636人[京急 1]で、京急線全72駅中33位。

羽田空港に近いという立地から、空港利用者向けの宿泊施設や空港関係の企業・施設が多く、近年では首都高速環八通り等の自動車道東京港横浜港にもアクセスがよい点から、ヤマトグループ羽田クロノゲートをはじめとした物流関係などの企業も集積しており、一時期は減少傾向であった乗降人員は、通勤客や空港利用者などを中心に増加傾向にある。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[6]
年度 1日平均
乗降人員[7]
1日平均
乗車人員[8]
出典
1990年(平成02年) 8,052 [* 1]
1991年(平成03年) 14,339 [* 2]
1992年(平成04年) 14,636 [* 3]
1993年(平成05年) 8,562 [* 4]
1994年(平成06年) 7,858 [* 5]
1995年(平成07年) 7,683 [* 6]
1996年(平成08年) 7,479 [* 7]
1997年(平成09年) 7,359 [* 8]
1998年(平成10年) 7,425 [* 9]
1999年(平成11年) 7,268 [* 10]
2000年(平成12年) 7,564 [* 11]
2001年(平成13年) 7,786 [* 12]
2002年(平成14年) 7,745 [* 13]
2003年(平成15年) 15,595 7,609 [* 14]
2004年(平成16年) 15,536 7,562 [* 15]
2005年(平成17年) 15,487 7,542 [* 16]
2006年(平成18年) 15,838 7,699 [* 17]
2007年(平成19年) 15,973 7,770 [* 18]
2008年(平成20年) 15,246 7,466 [* 19]
2009年(平成21年) 14,432 7,055 [* 20]
2010年(平成22年) 13,805 6,750 [* 21]
2011年(平成23年) 13,430 6,555 [* 22]
2012年(平成24年) 13,366 6,529 [* 23]
2013年(平成25年) 14,669 7,189 [* 24]
2014年(平成26年) 15,656 7,647 [* 25]
2015年(平成27年) 16,823 8,191 [* 26]
2016年(平成28年) 18,002 8,764 [* 27]
2017年(平成29年) 18,698 9,107 [* 28]
2018年(平成30年) 18,878 9,186 [* 29]
2019年(令和元年) 19,922 9,694 [* 30]
2020年(令和02年) [京急 2]14,583
2021年(令和03年) [京急 1]15,350
2022年(令和04年) 17,636

駅周辺

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公的施設
  • 大田区立羽田図書館
文教施設
医療
  • 羽田共生病院
史跡・自然
  • 穴守稲荷神社 - 駅前に穴守稲荷神社の鳥居や狐像が設置されている。
  • 南前堀緑地
  • 東糀谷第一公園
金融機関
ホテル

商業

  • 穴守ふれあい通り
法人
スポーツ
  • 東京ベイフットサルクラブ

バス路線

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  • 穴守稲荷京浜急行バス) - 各路線の詳細は羽田営業所を参照。
    • <空71> 羽田空港循環
    • <森21> 六間堀経由 大森駅行 ※ 1日5本のみ
    • <蒲32> 六間堀・日の出通り経由 蒲田駅行 ※ 1日1本のみ
    • <蒲33> 天空橋駅
    • <蒲33> 蒲田駅行
    • <蒲43> 六間堀・萩中経由 蒲田駅行
    • <蒲73> 六間堀・仲六郷経由 蒲田駅行
    • <川77> 六間堀経由 川崎駅行 ※ 朝のみ
    • <森21・蒲32・蒲43・蒲73・空71・川77> 羽田車庫
  • 六間堀(京浜急行バス) - 駅から若干南に離れているが、こちらの方が本数が多い。
    • <蒲30> 羽田空港第2ターミナル行
    • <森21・蒲31・蒲41・空51> 羽田空港行
    • <蒲33・蒲40> 天空橋駅行
    • <森21> 平和島駅経由 大森駅行
    • <蒲31・蒲32> 日の出通り経由 蒲田駅行
    • <蒲40 - 蒲43> 萩中経由 蒲田駅行
    • <蒲73> 六郷橋経由 蒲田駅行
    • <川77> 六郷橋経由 川崎駅行 ※ 朝のみ
    • <空51> 六郷橋経由 川崎駅行
    • <蒲42> 羽田整備場
    • <蒲43・蒲73> 羽田車庫行

隣の駅

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京浜急行電鉄
KK 空港線
エアポート快特快特
通過
特急・急行・普通
大鳥居駅 (KK13) - 穴守稲荷駅 (KK14) - 天空橋駅 (KK15)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 京急線全駅にて駅ナンバリングを開始します 本年10月21日(木)新駅開業日から』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2010年6月25日。オリジナルの2013年5月2日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130502200233/http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001333.html2020年12月16日閲覧 
  2. ^ 『穴守稲荷神社史』穴守稲荷神社、2008年3月31日、121頁。 
  3. ^ “京急 空港線の輸送力増強 ホーム延伸、8両対応に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年12月5日) 
  4. ^ 5月16日(日)ダイヤ改正を実施します 都心への混雑緩和を目指します! 羽田空港国際化に向け、都心・横浜方面へのアクセスがますます便利に!』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2010年5月7日。オリジナルの2014年3月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140307200335/http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001319.html2020年7月16日閲覧 
  5. ^ 国内最大級の物流拠点「ヤマトグループ 羽田クロノゲート前」京急空港線 穴守稲荷駅にて副駅名称導入! 梅屋敷駅(東邦大学前)に続く第2弾』(PDF)(プレスリリース)京浜急行電鉄、2013年9月20日。オリジナルの2013年9月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130921054536/https://www.keikyu.co.jp/company/20130920%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E3%80%80%E3%80%80%E7%A9%B4%E5%AE%88%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E5%89%AF%E9%A7%85%E5%90%8D%E7%A7%B0%E3%80%80%20.pdf2020年7月15日閲覧 
  6. ^ 大田区政ファイル - 大田区
  7. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  8. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  9. ^ https://www.ebara.co.jp/about/corporate/locations/office/index.html
京浜急行電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b 京急グループ会社要覧 2022 - 2023” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 28. 2023年6月25日閲覧。
  2. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月25日閲覧。
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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