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「ヤスジのメッタメタガキ道講座」の版間の差分

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『'''ヤスジのメッタメタガキ道講座'''』(ヤスジのメッタメタガキどうこうざ)は、[[谷岡ヤスジ]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。ここでは、この漫画作品を元にして作られた映画『'''谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座'''』(たにおかヤスジのメッタメタガキどうこうざ)についても述べる。
『'''ヤスジのメッタメタガキ道講座'''』(ヤスジのメッタメタガキどうこうざ)は、[[谷岡ヤスジ]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。ここでは、この漫画作品を元にして作られた映画『'''谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座'''』(たにおかヤスジのメッタメタガキどうこうざ)についても述べる。


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1970年から1971年にかけて、『[[週刊少年マガジン]]』([[講談社]])にて連載された。
1970年から1971年にかけて、『[[週刊少年マガジン]]』([[講談社]])にて連載された。


子供達の過激な日常を描いたギャグ漫画作品。人を殴る、蹴る刃物飛び交う子供が平気で親や教師を侮辱する派手に[[鼻血]]を噴出する('''鼻血ブー''')」という、かなり危険で過激な描写が特長だった
子供達の過激な日常を描いたギャグ漫画作品。人を殴る、蹴る、刃物飛び交う、子供が平気で大人を侮辱する、派手に[[鼻血]]を噴出するなどという、かなり危険で過激な描写が特長。


== 映画『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』 ==
== 映画『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』 ==
{{Infobox Film
漫画作品を元に[[日活]]が製作し、1971年3月に日活系および[[大映]]系の映画館で封切られた。オラ山家の長男ガキ夫が巻き起こす騒動を描いたもの、というオリジナルストーリーだが、ところどころに原作のエピソード(例・しつこく朝を告げるムジ鳥を「うるさい」とばかりに主人公が丸焼きにしてしまう)も挿入されている。
|作品名=谷岡ヤスジの<br />メッタメタガキ道講座
|監督=[[江崎実生]]
|脚本=[[山崎巌 (脚本家)|山崎巌]]、[[鴨井達比古]]
|原作=[[谷岡ヤスジ]]
|出演者=[[松原和仁]]、[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]
|音楽=[[坂田晃一]]
|主題歌=「ヤスジのオラオラ節」(谷岡ヤスジ)
|製作会社=[[日活]]
|配給=[[ダイニチ映配]]
|公開={{Flagicon|JPN}}[[1971年]][[3月20日]]
|言語=[[日本語]]
|製作国={{JPN}}
|上映時間=84分
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[[実写]]、84分。

漫画作品を元に[[日活]]が製作し、1971年3月20日に日活系および[[大映]]系の映画館で封切られた。オラ山家の長男ガキ夫が巻き起こす騒動を描いたオリジナルストーリーだが、しつこく朝を告げるムジ鳥を「うるさい」とばかりに主人公が丸焼きにしたり、ガキ夫が父親の会社に遊びに行く、などといった、原作のエピソードも挿入されている。


[[江崎実生]]が監督を務めた。
[[江崎実生]]が監督を務めた。


2004年にDVD化されている。また、2009年8月および9月に[[ファミリー劇場]]で放送された。
2004年にDVD化され、2009年8月9月に[[ファミリー劇場]]で放送された。


=== 主なキャスト ===
=== 主なキャスト ===
*オラ山ガキ夫:松原和仁
*オラ山ガキ夫:[[松原和仁]]
*オラ山キン太:アタック一郎
*オラ山キン太:[[アタック一郎]]
*オラ山ダメ次:[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]
*オラ山ダメ次:[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]
*オラ山メタ子:藤江リカ
*オラ山メタ子:[[藤江リカ]]
*オラ山ウメ:[[武智豊子]]
*長谷マチ子:[[相川圭子 (女優)|相川圭子]]
*永井シゲ子:悠木千帆(現・[[樹木希林]])
*東海林ヤスジ:[[川口英樹]]
*谷岡サダオ:[[佐瀬陽一]]
*ガメ子:[[沢知美]]
*ヘソ子:[[川奈ミキ]]
*カツ子:[[若水ヤエ子]]
*アサ子:[[安東結子]]
*ハル子:[[涌井智美]]
*弘子:[[桜京美]]
*クゴ作:[[郷鍈治]]
*本邪間社長:[[南利明 (俳優)|南利明]]
*セールスマン:[[笑福亭仁鶴 (3代目)|笑福亭仁鶴]]
*婦人警官:[[カルーセル麻紀]]
*婦人警官:[[カルーセル麻紀]]
*警官:[[前田武彦]]
*ムジ鳥:[[宍戸錠]]
*ムジ鳥:[[宍戸錠]]

=== スタッフ ===
*監督:江崎実生
*脚本:[[山崎巌 (脚本家)|山崎巌]]、[[鴨井達比古]]
*音楽:[[坂田晃一]]

=== 主題歌 ===
「ヤスジのオラオラ節」
*[[レッド・ツェッペリン]]の[[移民の歌]]のメロディーの一部を引用している。
*作詞:浅井英雄、野沢ミツオ、作・編曲:[[鈴木邦彦 (作曲家)|鈴木邦彦]]、歌:谷岡ヤスジ  


== 書誌情報 ==
== 書誌情報 ==
*ヤスジのメッタメタガキ道講座 [[講談社]]KCコミックス 1971年
*ヤスジのメッタメタガキ道講座 [[講談社]]KCコミックス 1971年
*ヤスジのメッタメタガキ道講座 [[扶桑社]]文庫 1996年
*ヤスジのメッタメタガキ道講座 [[扶桑社]]文庫 1996年
*ヤスジのメッタメタガキ道講座もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 実業之日本社 2004年
*ヤスジのメッタメタガキ道講座-もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 実業之日本社 2004年


== 関連映画 ==
== リダイレクトの所属カテゴリ ==
*『[[セックス喜劇 鼻血ブー]]』(1971年、[[東映]])
*谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座
[[:Category:1971年の映画]]|[[:Category:日本の映画作品]]|[[:Category:日活]]|[[:Category:漫画が原作の映画作品]]


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[[Category:週刊少年マガジンの漫画作品]]
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[[Category:ギャグ漫画]]
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[[Category:1971年の映画]]
[[Category:日本のコメディ映画]]
[[Category:漫画を原作とする映画作品]]
[[Category:江崎実生の監督映画]]
[[Category:日活製作の映画作品]]

2024年6月25日 (火) 18:34時点における最新版

ヤスジのメッタメタガキ道講座』(ヤスジのメッタメタガキどうこうざ)は、谷岡ヤスジによる日本漫画作品。ここでは、この漫画作品を元にして作られた映画『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』(たにおかヤスジのメッタメタガキどうこうざ)についても述べる。

概要

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1970年から1971年にかけて、『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載された。

子供達の過激な日常を描いたギャグ漫画作品。人を殴る、蹴る、刃物が飛び交う、子供が平気で大人を侮辱する、派手に鼻血を噴出するなどという、かなり危険で過激な描写が特長。

映画『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』

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谷岡ヤスジの
メッタメタガキ道講座
監督 江崎実生
脚本 山崎巌鴨井達比古
原作 谷岡ヤスジ
出演者 松原和仁三波伸介
音楽 坂田晃一
主題歌 「ヤスジのオラオラ節」(谷岡ヤスジ)
製作会社 日活
配給 ダイニチ映配
公開 日本の旗1971年3月20日
上映時間 84分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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実写、84分。

漫画作品を元に日活が製作し、1971年3月20日に日活系および大映系の映画館で封切られた。オラ山家の長男「ガキ夫」が巻き起こす騒動を描いたオリジナルストーリーだが、しつこく朝を告げるムジ鳥を「うるさい」とばかりに主人公が丸焼きにしたり、ガキ夫が父親の会社に遊びに行く、などといった、原作のエピソードも挿入されている。

江崎実生が監督を務めた。

2004年にDVD化され、2009年8月と9月にファミリー劇場で放送された。

主なキャスト

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スタッフ

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主題歌

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「ヤスジのオラオラ節」

書誌情報

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  • ヤスジのメッタメタガキ道講座 講談社KCコミックス 1971年
  • ヤスジのメッタメタガキ道講座 扶桑社文庫 1996年
  • ヤスジのメッタメタガキ道講座-もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 実業之日本社 2004年

関連映画

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