「装身具」の版間の差分
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{{注意|当記事はあくまで装身具全般に関する記事であって、宝飾品に関する記事ではありません。両概念はそれなりに関係はありますが、やはり別レベルの概念です。宝飾品ばかりを強調してはいけません。}} |
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[[Image:Ammolite jewellery.jpg|right|250px|thumb|[[アンモライト]]を中心に[[金]]と[[ダイヤモンド]]で作ったイヤリング(右下)とペンダント]]{{出典の明記 |
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{{出典の明記 |
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| date = 2017年5月 |
| date = 2017年5月 |
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}}[[File:Shoes Marker.JPG|right|250px|thumb|シューズマーカー]] |
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[[File:1artistsforhumanity.JPG|thumb|300px|[[ブレスレット]]や[[首飾り]]や[[イヤリング]]をつけて身を飾って創作活動をする女性]] |
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'''装身具'''(そうしんぐ)とは、[[指輪]]や[[ネックレス]]、[[ペンダント]]、[[イヤリング]]など、[[衣類]]と合わせて身を飾るための[[工芸品]]である。 |
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'''装身具'''(そうしんぐ、{{lang-en-short|personal ornament あるいは小さなものはtrinket}}<ref name="ndzensho">『日本大百科全書』装身具</ref>)とは、装飾つまり「かざり」のために身体や衣服につける服飾付属品<ref name="ndzensho" />。より魅力的に見せるために使われる物で、通常は実用的な目的が無いもの<ref>[https://www.lexico.com/definition/ornament]</ref>。 |
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== 概要 == |
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;歴史 |
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装身具は、外敵から身を守る目的で、魔力があるとされる物を常時身につけたのが始まりであり、装身目的ではなく[[呪術]]的な意味合いを持っていた。支配者階級が出現すると自分の権勢、[[身分]]の高さを他者に示す目的で身につけた。宗教が発展すると神とのつながりを目的として[[十字架]]など宗教的なシンボルを身につけるようになる。さらに社会が裕福になると一般階級の人間も身につけるようになり、やがては本来の目的ではなく純粋に[[美|美しさ]]を目的とした物に変化した。 |
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装身具は、もともとは[[呪術]]的な意味合いを持っていた、とも推測されている。支配者階級が出現すると自分の余力、財力を示すことで自分の権勢などを他者に示す目的で身につけた。 |
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装身具の基本の型のほとんどは[[先史時代]]に確立していた<ref name="ndzensho" />。 |
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装身具を用いて着飾ることは一部の[[民族]]・[[文化]]から広まったのではなく、世界中で見られる現象である。それらは埋葬されている物や[[壁画]]、伝統的装飾品などからも伺うことができる。元々は[[花]]や木の実、[[貝殻]]、動物の[[歯]]、[[牙]]、[[角]]などを加工、組み合わせて作っていた。現代では[[クリスタルガラス]]や[[プラスチック]]など様々な素材のものがある。 |
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元々は[[花]]や木の実、[[貝殻]]、動物の[[歯]]、[[牙]]、[[角]]などを加工、組み合わせて作っていた。 |
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日本では[[縄文時代]] |
日本では[[縄文時代]]に使われていた[[耳飾]]や[[腕輪]]などの装身具が出土しており、[[古墳時代]]には[[鍍金]]の施された鮮やかな金銅製装身具が作られた。 |
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{{Main|日本における装身具の歴史}} |
{{Main|日本における装身具の歴史}} |
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装身具を用いて着飾ることは一部の[[民族]]・[[文化_(代表的なトピック)|文化]]から広まったのではなく、世界中で見られる現象である。それらは埋葬されている物や[[壁画]]、伝統的装飾品などからも伺うことができる。 |
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現代では[[金]]、[[銀]]、[[プラチナ]]などの[[貴金属]]製のものが多く、近年ではまた[[男性]]が着用するのも一般的になった。広義では[[神社]]の[[お守り]]や登山者が付ける熊除けの[[鈴]]、[[西洋の冠|王冠]]・[[錫杖]]・[[ベルト (服飾)|ベルト]]、さらには社員の[[名札]]や[[腕章]]も装身具に含まれる。 |
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[[西洋の冠]]・[[王笏]]などは権力の象徴であるが、同時に装飾の役割を果たした。 |
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==語法== |
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ヨーロッパの貴族は[[男性]]も女性もさかんに装身具を身に付けた。[[ベルト (服飾)|ベルト]]は実用と装飾を兼ねていた。 |
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[[宝石]]・[[貴金属]]を用いて作られた装身具を宝飾品(ジュエリー)と呼ぶ。なお、欧米では素材に関わらず装身具は全てジュエリー(米jewelry、英jewellery)と呼ばれ、宝石・貴金属を用いて作られた装身具はファイン・ジュエリー (Fine Jewelry)、それ以外の貴石などの素材を使ったものや安価なものはコスチューム・ジュエリー (Costume Jewelry) と区別されることもある。 |
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中世の西ヨーロッパは[[キリスト教]] 一色の社会になったが、[[十字架]]の首飾りは[[信仰]]のシンボルであり、イエスの[[超自然]]的な力に身を護られたいという[[クリスチャン]]の願いもこめられていたが、同時に装飾の役割も果たした。[[カトリック教会]]の人々が祈りに使う[[ロザリオ]]も同様である。 |
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== 素材 == |
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装身具の素材には、鉱物、金属、焼付け用セラミック([[七宝]]や[[エナメル]])、[[クリスタルガラス]]等ガラス、合成樹脂、天然樹脂、木材、化石、海産物(貝殻や珊瑚)、動植物の体組織等が使われる。日常の環境による変化を比較的受けにくく、金属アレルギーなど人体に害を及ぼさないと考えられる物であればどのような物でも使用されてきた。 |
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なお広義には[[錫杖]]、[[神社]]の[[お守り]]や登山者が付ける熊除けの[[鈴]]、さらには社員の[[名札]]や[[腕章]]も、(全てではないが)ものによっては装身具に含まれる。 |
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;現代の素材と製造法の多様化 |
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20世紀には、工業技術によりさまざまな素材が新たに開発されたので、現代の装身具の素材は多様化している。製造機械が使われるようになり安価に[[大量生産]]することも可能になった。[[合成樹脂]]類([[プラスチック]]類)も安価な大量生産を可能にし、小さな子供でも購入してもらいやすくなり身につけられるものが増えた。リボン類も布のものばかりでなくプラスチック類のものが登場した。 |
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高価な宝石の代わりに工業技術でつくりだした[[模倣宝石]]や[[クリスタルガラス]]を使うことも一般化した。一方で先史時代以来使われた素材の多くも、現在も変わらず使われ続けている。宝石や貴金属も用いられる。その結果、現代の装身具の素材は、たとえば[[布]]、[[紐]]、[[ゴム]]、[[合成樹脂]]、[[天然樹脂]]、[[鉱物]]、[[金属]]([[メッキ]]品、[[貴金属]])、[[セラミック]]類([[七宝]]や[[エナメル]]など)、[[クリスタルガラス]]等のガラス類、海産物([[貝殻]]や[[珊瑚]])、[[木材]]、化石、動植物の体組織...といったように挙げきれないほどに多種多様化している。つまり、日常の環境による変化を比較的受けにくく、金属アレルギーなどで人体に害を及ぼさないと考えられる物であれば、どのような素材でも使用される状態になっている。 |
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==種類== |
==種類== |
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* [[アームバンド]] - |
* [[アームバンド]] - シャツの袖に着け袖丈を調整する[[ベルト (服飾)|バンド]]。袖丈が長すぎる場合に[[カフ]]が手首から下に落ちないよう上膊部を適切な位置で留めるためのもの。 |
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[[File:Anklet കൊലുസ്, പാദസരം.JPG|thumb|120px|アンクレット]] |
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* [[アンクレット]] - 足首に着用する装身具。 |
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* [[ |
* [[アンクレット]] - [[足首]]に着用する装身具。 |
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* [[イヤリング]](耳飾り) |
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** [[懐中時計]] - [[ウェストコート]]や[[スラックス]]に付ける装身具。 |
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** [[ |
** [[ヘッドフォン|イヤホン・ヘッドホン]] - 耳に着ける。 |
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* [[腕時計]] - [[手首]]につける時計であり、装飾の役割を担う品も多い。 |
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* [[懐中時計]] - [[ウェストコート]]や[[スラックス]]に付ける時計。 |
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* [[かつら (装身具)|かつら]] - 頭髪に付ける髪状の装身具。 |
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** [[懐中時計|ウォッチチェーン]] - 懐中時計に付ける[[鎖]]。 |
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** [[ヘアーエクステンション]] - カツラ状の装身具。 |
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** [[懐中時計|ウォッチフォブ]] - 懐中時計の鎖に付けるかざり。 |
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* [[かつら (装身具)|かつら]] - 頭部につける頭髪に似せたもの。 |
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** [[ヘアーエクステンション]] - 頭髪を延長するかざり。 |
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* [[カメオ]] - ネックレスや指輪、ブローチに用いられる。 |
* [[カメオ]] - ネックレスや指輪、ブローチに用いられる。 |
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[[ファイル:Shochikubai_kanzashi.jpg|thumb|120px| [[簪]] ]] |
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* [[簪]](かんざし)- 主に女性の頭髪に挿して用いる装身具。 |
* [[簪]](かんざし)- 主に女性の頭髪に挿して用いる装身具。 |
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** [[根掛]] |
** [[根掛]] |
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** [[手絡]] |
** [[手絡]] |
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** 押[[櫛]] - 髪を梳かす他、装身具としても用いる櫛。 |
** 押[[櫛]] - 髪を梳かす他、装身具としても用いる櫛。 |
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** [[笄]] - 刀に |
** [[笄]] - 刀と一緒に持ち歩いた棒状の装身具。 |
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** [[流蘇]] - 中国の装身具。 |
** [[流蘇]] - 中国の装身具。 |
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** [[大拉翅]] - 清朝の後期に満州族や宮廷の婦女の中で流行った一種の髪飾り。 |
** [[大拉翅]] - 清朝の後期に満州族や宮廷の婦女の中で流行った一種の髪飾り。 |
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** [[リボン]] - 頭部や襟に着ける |
** [[リボン]] - 頭部や襟に着ける小さな帯状の布。 |
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** [[シュシュ]] - |
** [[シュシュ]] - 環状の薄手の布にゴムを通して縮ませた髪飾り。 |
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** [[バレッタ (装身具)|バレッタ]] - 髪 |
** [[バレッタ (装身具)|バレッタ]] - 髪をはさむための小さなひと組の棒など。 |
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** [[ヘアゴム]] -髪 |
** [[ヘアゴム]] - 髪をまとめるために使うゴム紐。 |
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** [[ヘアバンド]] -([[カチューシャ]])頭部 |
** [[ヘアバンド]] -([[ヘアバンド#カチューシャ|カチューシャ]])頭部につけるバンド。 |
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** [[ヘアピン]] - 髪 |
** [[ヘアピン]] - 髪を固定するための[[ピン]]。 |
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* [[カラーステイ]] - ワイシャツの襟に入れる |
* [[カラーステイ]] - ワイシャツの襟の形の見栄えを良くするために襟の裏側に入れる小さなパーツ。 |
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* [[カラーピン]] - ワイシャツの襟に |
* [[カラーピン]] - ネクタイの形を良く見せるためにワイシャツの襟に刺すピン。 |
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* [[キーホルダー]] - [[鍵]]を |
* [[キーホルダー]] - [[鍵]]をまとめるために用いる実用品ではあるが、装飾的なものもある。 |
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[[ファイル:Clausewitz.jpg|thumb|150px|[[肩章]]]] |
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* [[懸章]](けんしょう)- [[軍服]]に付属するたすき状の飾り。 |
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* [[懸章]](けんしょう)- [[軍服]]に肩から腰にかけて「たすき」状に斜めにかける飾り。 |
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** [[肩章]](けんしょう、かたしょう)- 肩に付ける紐で編んだかざり。 |
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** [[飾緒]](しょくしょ、しょくちょ、かざりお)- 片肩から前部にかけて吊るされる飾り紐。 |
** [[飾緒]](しょくしょ、しょくちょ、かざりお)- 片肩から前部にかけて吊るされる飾り紐。 |
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** [[たすき]] - [[着物]]の肩に結ぶ紐状の装 |
** [[たすき]] - [[和服|着物]]の肩まわりに斜めに結ぶ紐状のもので、実用目的があるが、装飾の役割を担っていることもある。 |
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* [[鎖|チェーン]] - 本来は財布の盗難防止などに使用されていたが、今日では首に巻くなどする。また、材質もシルバーなどが増えてきている。 |
* [[鎖|チェーン]] - 本来は財布の盗難防止などに使用されていたが、今日では首に巻くなどする。また、材質もシルバーなどが増えてきている。 |
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* [[菊綴]] - [[袴]]に付ける装身具。 |
* [[菊綴]] - [[袴]]に付ける装身具。 |
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* [[首輪]] - 首に |
* [[首輪]] - 首まわりにつける環(輪)。 |
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* [[組み紐]] - 紐 |
* [[組み紐]] - 組んだ紐。 |
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**[[真田紐]] - 組み紐の安価版。 |
**[[真田紐]] - 組み紐の安価版。 |
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* [[グローブホルダー]] - 手袋に付ける金具 |
* [[グローブホルダー]] - 手袋に付ける金具。 |
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* [[コッドピース]] - |
* [[コッドピース]] - 14世紀から16世紀末にかけてヨーロッパで流行した、男性の股間の覆いつつも見る人にあえて意識させる布。 |
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* [[下緒]] - [[日本刀]]の[[鞘]]に付ける |
* [[下緒]] - 装飾のために[[日本刀]]の[[鞘]]に付ける[[紐]]。 |
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* [[スタッドボタン]] - [[ワイシャツ]]の胸ボタンに |
* [[スタッドボタン]] - [[ワイシャツ]]の胸ボタンの代わりに用いるもの。 |
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[[File:Shoes Marker.JPG|right|thumb|150px|シューズマーカー]] |
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* [[スニーカーアクセサリー]] - 靴紐に付ける装身具。 |
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* [[スニーカーアクセサリー]] - 靴紐に付けるかざり。 |
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** [[シューズマーカー]] - 靴を脱いだときに付ける印の装身具。 |
** [[シューズマーカー]] - 靴を脱いだときに付ける印の装身具。 |
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* [[ティアラ]] - |
* [[ティアラ]] - 女性がもっぱら装飾目的でつける冠の一種。クラウン(王冠)より下位。 |
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[[File:Collar pin 04.jpg|thumb|120px|[[ネクタイ]]、およびその形を美しく見せるためのカラーピン。どちらもあくまで装飾であり、実用目的は全く無く、着用者はたいてい首が絞められて苦しく感じている。]] |
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* [[ネクタイ]] - [[ワイシャツ]]の首元に巻く装身具。 |
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[[ファイル:Benoit_Pierre_Emery_silk_scarf.jpg|thumb|120px| [[スカーフ]] ]] |
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** [[アスコットタイ]] - 主に[[フロックコート]]や[[モーニングコート]]に用いる装身具。 |
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* [[ネクタイ]] - あくまで飾りのために[[ワイシャツ]]の襟下などに巻く布。全く実用的機能を担っていない布。 |
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** [[スカーフ]] - [[ブラウス]]に用いることもある装身具。 |
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** [[アスコットタイ]] - 主に[[フロックコート]]や[[モーニングコート]]に用いる布。 |
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** [[スカーフ]] - [[ブラウス]]に用いることもある布。 |
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** [[蝶ネクタイ]] - 主に[[タキシード]]や[[燕尾服]]に用いる装身具。 |
** [[蝶ネクタイ]] - 主に[[タキシード]]や[[燕尾服]]に用いる装身具。 |
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** ネッカチーフ - [[ボーイスカウト]]が |
** ネッカチーフ - 基本は装飾のために[[ボーイスカウト]]が襟まわりに巻く布。(なおボーイスカウトでは緊急時には包帯や[[三角巾]]に転用する。) |
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** [[ジャボ]] - 襞の付いた胸の飾りのことで、袖口と同じくレースが用いられていた。 |
** [[ジャボ]] - 襞の付いた胸の飾りのことで、袖口と同じくレースが用いられていた。 |
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** [[ネッククロス]](顎布)- ネクタイの元祖となった装 |
** [[ネッククロス]](顎布)- ネクタイの元祖となった装飾用の布。スカーフに近い。 |
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** [[フォーカル]] - ネクタイの元祖となった装 |
** [[フォーカル]] - ネクタイの元祖となった装飾用の布。スカーフに近い。 |
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** [[襟巻き|マフラー]] |
** [[襟巻き|マフラー]] |
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* [[ネクタイピン]] - ネクタイがずれないようにするため |
* [[ネクタイピン]] - ネクタイがずれないようにするためという目的で(という口実で)つける[[ピン]]。 |
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[[ファイル:Rosary.jpeg|thumb|right|120px| [[ロザリオ]] ]] |
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* [[ネックレス]] - 首飾り。真珠ネックレスの場合は長さによって呼び名が変わる。環状になっていない、首の後ろで交差するように巻き、前で軽く結ぶ物を[[ラリエット]]という。また装飾「ペンダントトップ」(―ヘッド)を追加出来る物を[[ペンダント]]と呼ぶ。 |
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* [[ネックレス]] - 首まわりにつける飾り。真珠ネックレスの場合は長さによって呼び名が変わる。環状になっていない、首の後ろで交差するように巻き、前で軽く結ぶ物を[[ラリエット]]という。また装飾「ペンダントトップ」(―ヘッド)を追加出来る物を[[ペンダント]]と呼ぶ。 |
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** [[SOSカプセル]] - 緊急用に[[名前]]や[[住所]]、[[病気]]等を記すもの。キーホルダーやネックレスとして使うことが多い。 |
** [[SOSカプセル]] - 緊急用に[[名前]]や[[住所]]、[[病気]]等を記すもの。キーホルダーやネックレスとして使うことが多い。 |
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** [[グラスホルダー]] - 眼鏡を首から提げるためのものでネックレスを兼ねている。掛け外しが頻繁な[[老眼鏡]]や[[サングラス]]に付ける。近視の人は眼鏡を常に装用しているので必要ない。 |
** [[グラスホルダー]] - 眼鏡を首から提げるためのものでネックレスを兼ねている。掛け外しが頻繁な[[老眼鏡]]や[[サングラス]]に付ける。近視の人は眼鏡を常に装用しているので必要ない。 |
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** [[ドッグタグ]] - 認識票として用いる装身具。ネックレスとして使うことが多い。SOSカプセルと用途は似ている。 |
** [[ドッグタグ]] - 認識票として用いる装身具。ネックレスとして使うことが多い。SOSカプセルと用途は似ている。 |
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** [[トルク (装身具)|トルク]] - ネックレスの一種だが、指輪やピアスにも用いる。 |
** [[トルク (装身具)|トルク]] - ネックレスの一種だが、指輪やピアスにも用いる。 |
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** [[数珠]] -僧侶が首に掛け |
** [[数珠]] -本来は僧侶が[[マントラ]]を唱えた回数などを数えるための道具(計数の器具)だが、首に掛け装飾的な役割も担う。 |
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** [[勾玉]] - 縄文時代から用いられていた首に掛ける装身具。 |
** [[勾玉]] - 縄文時代から用いられていた首に掛ける装身具。 |
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** [[ミスバハ]] - 数珠状の祈りの用具。 |
** [[ミスバハ]] - 数珠状の祈りの用具。 |
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** [[ポーラー・タイ|ループタイ]] - ネックレスの一つ。かつてはネクタイの代用品として使われた。 |
** [[ポーラー・タイ|ループタイ]] - ネックレスの一つ。かつてはネクタイの代用品として使われた。 |
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** [[ロケット |
** [[ロケットペンダント|ロケット]] - 写真を収める装身具。 |
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** [[ロザリオ]] - 数珠と十字架が一体化した |
** [[ロザリオ]] - カトリック教会で一般化した数珠(祈りの回数を数える道具)と十字架が一体化したもの。 |
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* [[根付]] - [[帯]]に付ける装身具。 |
* [[根付]] - [[帯]]に付ける装身具。 |
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* [[羽織紐]] - [[羽織]]に付ける紐状の装身具。 |
* [[羽織紐]] - [[羽織]]に付ける紐状の装身具。 |
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** [[バングル]] - 手首に着用するC型装身具。 |
** [[バングル]] - 手首に着用するC型装身具。 |
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* [[ブローチ (装身具)|ブローチ]] - 服の胸の部分などにつける装身具。 |
* [[ブローチ (装身具)|ブローチ]] - 服の胸の部分などにつける装身具。 |
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** [[コサージュ |
** [[コサージュ]] - 服の胸に付ける[[花束]]、[[造花]]が多い。 |
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** |
** {{仮リンク|ブートニア|en|Boutonnière}} - コサージュの男性版。 |
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** [[スカーフクリップ]] |
** [[スカーフクリップ]] |
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** [[スカーフピン]] |
** [[スカーフピン]] |
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* [[ベルト (服飾)|ベルト]] - [[ズボン]]に付ける装身具。 |
* [[ベルト (服飾)|ベルト]] - [[ズボン]]に付ける装身具。 |
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** [[サスペンダー]] - ベルトの前身。 |
** [[サスペンダー]] - ベルトの前身。 |
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** [[バックル]] - [[ベルト |
** [[バックル]] - [[ベルト (服飾)|ベルト]]につける装身具。 |
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** [[帯]] - [[和服]]に用いる布製のベルト。 |
** [[帯]] - [[和服]]に用いる布製のベルト。 |
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** [[帯留]] - 帯締めに通す飾り物の装身具。 |
** [[帯留]] - 帯締めに通す飾り物の装身具。 |
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[[File:Foto Profilo Alex.jpg|thumb|120px| [[ポケットチーフ]] ]] |
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* [[ポケットチーフ]] - [[背広]]の胸ポケットに挿す装身具。 |
* [[ポケットチーフ]] - [[背広]]の胸ポケットに挿す装身具。 |
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** [[ポケットチーフ|チーフポインター]] -ポケットチーフに飾る[[ピン]]状の装身具。 |
** [[ポケットチーフ|チーフポインター]] -ポケットチーフに飾る[[ピン]]状の装身具。 |
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* [[眼鏡]] - 顔に掛ける装身具。 |
* [[眼鏡]] - 顔に掛ける装身具。 |
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** [[サングラス]] |
** [[サングラス]] |
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**[[ゴーグル]] |
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* [[リストバンド]] - 手首に着ける装身具。 |
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[[ファイル:Johannes_Vermeer_(1632-1675)_-_The_Girl_With_The_Pearl_Earring_(1665).jpg|thumb|120px|[[真珠の耳飾りの少女]]。[[真珠の耳飾りの少女 (小説)|同名の小説]]の題材にもなった。青い[[ターバン]]の少女、とも。]] |
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** [[ミサンガ]] - 鬘、手首に着ける装身具。[[組み紐]]の一種。 |
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* [[ |
* [[指輪]] - 手の指にはめる環状の装身具。 |
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* リング - [[指輪]]。ここ数年ではシルバーリングが商品の中心。また、シルバーリングを家庭で作成できるキットも良く売れている。 |
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** [[インタリオリング]](シグネットリング)- [[印章]]に用いた指輪。現在は実用上の意味を持たず、また認印以外に使用することは出来ない。 |
** [[インタリオリング]](シグネットリング)- [[印章]]に用いた指輪。現在は実用上の意味を持たず、また認印以外に使用することは出来ない。 |
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** [[ウェディングリング]] -結婚指輪の代用。 |
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** [[カレッジリング]] - 学校の卒業祝いに作った指輪。 |
** [[カレッジリング]] - 学校の卒業祝いに作った指輪。 |
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** [[クラダリング]] - 縁結びの[[お守り]]として用いられる指輪。着用法により未婚か既婚か、また恋人の有無が判別出来る。 |
** [[クラダリング]] - 縁結びの[[お守り]]として用いられる指輪。着用法により未婚か既婚か、また恋人の有無が判別出来る。 |
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** [[結婚指輪]] - [[結婚]]していることを示す指輪。 |
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** [[スプーンリング]] - スプーンの柄を曲げて作った指輪。 |
** [[スプーンリング]] - スプーンの柄を曲げて作った指輪。 |
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** [[チャンピオンリング]] |
** [[チャンピオンリング]] |
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** [[ネクタイリング]] - ネクタイの首もとに填める指輪。 |
** [[ネクタイリング]] - ネクタイの首もとに填める指輪。 |
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* [[リストバンド]] - 手首に着ける装身具。 |
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** [[ミサンガ]] - 鬘、手首に着ける装身具。[[組み紐]]の一種。 |
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* [[リベット]] - [[ジーンズ]]や[[鞄]]等に用いられる装身具。 |
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* [[ワッペン]] - 服や[[帽子]]に縫いつける装身具。 |
* [[ワッペン]] - 服や[[帽子]]に縫いつける装身具。 |
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<!--[[指輪]]や[[ネックレス]]、[[ペンダント]]、[[イヤリング]]--> |
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== ジュエリー(宝飾品) == |
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装身具のうち、[[宝石]]や[[貴金属]]製のものをとくに英語で「ジュエリー jewelryあるいはjewellery」、フランス語では「ビジュー bijou」とよんで、他の装身具と区別している<ref name="ndzensho" />。 |
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一般的に装身具のうち、あくまで宝石・[[貴金属]]を用いて作られた<u>のみ</u>を宝飾品([[ジュエリー]] [[英語|英]]:Jewelry)と呼ぶ。「ジュエリー(宝飾品)」という用語は、装身具全般を指さない。 |
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;語法、下位分類 |
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なおジュエリーを広義に用いた上で、それを下位分類し、宝石・貴金属を用いて作られた装身具のほうをファイン・ジュエリー (Fine Jewelry)と下位分類し、それ以外の[[貴石]]などの素材を使ったものや安価なものはコスチューム・ジュエリー (Costume Jewelry) と下位分類する分類方法、語法もある。 |
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===ジュエリーの歴史=== |
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[[ローマ帝国]]時代から持ち歩き出来る財産([[動産]])として[[宝石]]は重宝されていたが、[[鍛冶]]技術の進歩により、[[中世]]・[[ルネサンス期]]に金との融合が可能となったことに伴い、金と宝石が融合した動産ジュエリーが生み出された。金も持ち歩き出来る財産(動産)として当時から重宝されていたが、宝石との融合により宝飾品として姿を変えることにより、財産または担保となり得る動産としての資産価値が高まり、[[欧州]]の[[宮廷]]文化に組み込まれ、今日に至る<ref>American Chemical Society, [http://www.sciencedaily.com/releases/2013/07/130724124919.htm ''Ancient technology for metal coatings 2,000 years ago can't be matched even today''], ScienceDaily, ScienceDaily, July 24, 2013, </ref><ref>Gabriel Maria Ingo, Giuseppe Guida, Emma Angelini, Gabriella Di Carlo, Alessio Mezzi, Giuseppina Padeletti, ''Ancient Mercury-Based Plating Methods: Combined Use of Surface Analytical Techniques for the Study of Manufacturing Process and Degradation Phenomena'', Accounts of Chemical Research, 2013; 130705111206005 DOI: 10.1021/ar300232e </ref>。 |
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==宝飾品に関する職業== |
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宝飾品の中心となる宝石は、[[天然石]]を加工、[[研磨]]、[[彫刻]]する[[宝石彫刻師]]によって生み出され、その宝石を中心に宝飾品の[[デザイン]]を考える[[宝飾デザイナー]]によって図面化され、図面化されたデザインを基にして[[金細工師]]が金を[[鋳造]]・[[鋳造]]・[[彫金]]し、宝石と金を石留めする加工を経て、宝飾品が生み出される。宝飾品には宝石彫刻師、宝飾デザイナー、金細工師の専門家が携わっている。 |
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20世紀になると、資産形成の一環から宝飾品に使用される宝石を[[評価]]し、[[鑑別書]]・[[鑑定書]]を作成する専門家として、[[宝石鑑定士]]という職業も関わることになる。尚、[[ダイヤモンド]]や[[ルビー]]、金などを使用する宝飾品以外の製品、例えば[[銀]]や[[ステンレス]]を中心とする宝飾品は資産価値が乏しいため、[[鑑別書]]・[[鑑定書]]が作成されることはない。そのことから宝石鑑定士の業務は資産価値がある宝飾品のみとされる。 |
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== 貴金属装身具の製法、および製品の区別 == |
=== 貴金属装身具の製法、および製品の区別 === |
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金属工芸の3大技法は |
金属工芸の3大技法は彫金・鍛造・鋳造といわれ、貴金属装身具制作もこの全てがおこなわれる。装身具分野ではこれらを「彫金・[[鍛金]]・[[鋳金]]」と称する。一般的にはこれら貴金属装身具の制作技法を総称して「彫金」と呼ぶ。また、キャスト製品を区別するために「彫金・鍛金」の二技法のみを指して「彫金」と呼ぶこともある。厳密にはこの三つの中の一技法のみ、鏨(たがね)などを使用して金属を直接に切削したり文様や文字を彫りこむことが本来の「彫金」の意味である。 |
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金属製装身具には量産品と、いわゆる彫金による製品がある。現在見られるほとんどの製品は量産製品であり、これは紀元前より存在する蝋型鋳造をルーツとする[[ロストワックス鋳造]]法(ロストワックスキャスティング、インヴェストメントキャスティング)と呼ばれる方法で金属を加工されているものが主流である。金属工芸全体で見ればロストワックス法は大変に歴史が古いが、貴金属装身具の分野では200年に満たない新しい技法である。 |
金属製装身具には量産品と、いわゆる彫金による製品がある。現在見られるほとんどの製品は量産製品であり、これは紀元前より存在する蝋型鋳造をルーツとする[[ロストワックス鋳造]]法(ロストワックスキャスティング、インヴェストメントキャスティング)と呼ばれる方法で金属を加工されているものが主流である。金属工芸全体で見ればロストワックス法は大変に歴史が古いが、貴金属装身具の分野では200年に満たない新しい技法である。 |
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装身具製作の世界で「ハンドメイド」という言葉が何を指すのかには、決まりきった傾向や定義などは存在せず、混乱が見られる。彫金・鍛金・鋳金等は、このすべてが貴金属装身具製作になくてはならないものであり、人類の歴史の中では極めて普遍的・伝統的な工芸技法である。その意味ではその全てが重要といえよう。近年では3次元CADと光造形システムにロストワックス法が併用された技術の発達も進んでいる。 |
装身具製作の世界で「ハンドメイド」という言葉が何を指すのかには、決まりきった傾向や定義などは存在せず、混乱が見られる。彫金・鍛金・鋳金等は、このすべてが貴金属装身具製作になくてはならないものであり、人類の歴史の中では極めて普遍的・伝統的な工芸技法である。その意味ではその全てが重要といえよう。近年では3次元CADと光造形システムにロストワックス法が併用された技術の発達も進んでいる。 |
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[[Image:Ammolite jewellery.jpg|right|250px|thumb|[[アンモライト]]を中心に[[金]]と[[ダイヤモンド]]で作ったイヤリング(右下)とペンダント]] |
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なお、[[貴金属装身具技能士]]という[[国家資格]]なるものが存在し、1級の実技試験は大変難易度が高く、相当の技術がないと合格できないと言われている。 |
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==主なジュエリー・ブランド== |
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ジュエリーの強調のしすぎ。ウィキペディアでは宣伝も禁止されている。 |
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{{独自研究|date=2017年5月28日 (日) 17:35 (UTC)|section=1}} |
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*[[アイランズ ハワイアンジュエリー]](ISLANDS Hawaiian Jewelry)[http://www.islands-international.co.jp/] |
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*[[アクアジュエリー]] (Aquajewelry) |
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*[[イリアス・ララウニス]] (ilias LALAoUNIS) |
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*[[ヴァン・クリーフ・アンド・アーペル]] (Van Cleef & Arpels) |
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* [http://www.williamwalles.jp ウィリアムウォレス] (William Walles) |
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*[[ヴェルヴェットラウンジ]] (Velvet Lounge) |
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*Verudura |
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*[[ガラード (宝石商)|ガラード]] (Garrard) |
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*[[クリストフル]] (Christofle) |
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*[[クロムハーツ|クロムハーツ (Chrome Hearts)]] |
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*[[コルロフ]] (Korloff) |
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*Seaman Schepps |
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*[[ジャガールクルト]] (Jaeger Le Coultre) |
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*Jar |
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*[[ジュエリー∞ブレイド]] (Jewelry ∞ Blade)[http://www.watanabeblade.com/jewelry] |
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*[[ショパール]] (Chopard) |
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Jewelry-1.jpg|MJCジュエリーフェア会場入口(2010年3月12日撮影) |
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Jewelry-3.jpg|同左、貴金属カウンター(2010年3月12日撮影) |
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Jewelry-4.jpg|同左、地金見本の陳列(2010年3月12日撮影) |
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*[[身体装飾]] |
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; 金属加工関連の職業 |
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*[[指輪]] |
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* [[貴金属装身具製作技能士]]:日本の[[国家資格]] |
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* [[ジュエリーマスター]]:[[山梨県]]の認定資格<ref>[http://www.pref.yamanashi.jp/chiikisng/jewelre_master/jewelry_top.html 山梨県ジュエリーマスター認定制度]</ref> |
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* [[一級宝石研磨士]]:[[山梨県水晶美術彫刻協同組合]]の認定資格 |
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* [[宝飾デザイナー]] |
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* [[宝石彫刻師]] |
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* [[金細工師]]([[彫金]]師) |
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* [[銀細工師]] |
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2024年6月28日 (金) 03:15時点における最新版
![]() | 当記事はあくまで装身具全般に関する記事であって、宝飾品に関する記事ではありません。両概念はそれなりに関係はありますが、やはり別レベルの概念です。宝飾品ばかりを強調してはいけません。 |
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装身具(そうしんぐ、英: personal ornament あるいは小さなものはtrinket[1])とは、装飾つまり「かざり」のために身体や衣服につける服飾付属品[1]。より魅力的に見せるために使われる物で、通常は実用的な目的が無いもの[2]。
概要
[編集]- 歴史
装身具は、もともとは呪術的な意味合いを持っていた、とも推測されている。支配者階級が出現すると自分の余力、財力を示すことで自分の権勢などを他者に示す目的で身につけた。
装身具の基本の型のほとんどは先史時代に確立していた[1]。 元々は花や木の実、貝殻、動物の歯、牙、角などを加工、組み合わせて作っていた。
日本では縄文時代に使われていた耳飾や腕輪などの装身具が出土しており、古墳時代には鍍金の施された鮮やかな金銅製装身具が作られた。
装身具を用いて着飾ることは一部の民族・文化から広まったのではなく、世界中で見られる現象である。それらは埋葬されている物や壁画、伝統的装飾品などからも伺うことができる。
西洋の冠・王笏などは権力の象徴であるが、同時に装飾の役割を果たした。 ヨーロッパの貴族は男性も女性もさかんに装身具を身に付けた。ベルトは実用と装飾を兼ねていた。
中世の西ヨーロッパはキリスト教 一色の社会になったが、十字架の首飾りは信仰のシンボルであり、イエスの超自然的な力に身を護られたいというクリスチャンの願いもこめられていたが、同時に装飾の役割も果たした。カトリック教会の人々が祈りに使うロザリオも同様である。
なお広義には錫杖、神社のお守りや登山者が付ける熊除けの鈴、さらには社員の名札や腕章も、(全てではないが)ものによっては装身具に含まれる。
- 現代の素材と製造法の多様化
20世紀には、工業技術によりさまざまな素材が新たに開発されたので、現代の装身具の素材は多様化している。製造機械が使われるようになり安価に大量生産することも可能になった。合成樹脂類(プラスチック類)も安価な大量生産を可能にし、小さな子供でも購入してもらいやすくなり身につけられるものが増えた。リボン類も布のものばかりでなくプラスチック類のものが登場した。
高価な宝石の代わりに工業技術でつくりだした模倣宝石やクリスタルガラスを使うことも一般化した。一方で先史時代以来使われた素材の多くも、現在も変わらず使われ続けている。宝石や貴金属も用いられる。その結果、現代の装身具の素材は、たとえば布、紐、ゴム、合成樹脂、天然樹脂、鉱物、金属(メッキ品、貴金属)、セラミック類(七宝やエナメルなど)、クリスタルガラス等のガラス類、海産物(貝殻や珊瑚)、木材、化石、動植物の体組織...といったように挙げきれないほどに多種多様化している。つまり、日常の環境による変化を比較的受けにくく、金属アレルギーなどで人体に害を及ぼさないと考えられる物であれば、どのような素材でも使用される状態になっている。
種類
[編集]- アンクレット - 足首に着用する装身具。
- イヤリング(耳飾り)
- イヤホン・ヘッドホン - 耳に着ける。
- 腕時計 - 手首につける時計であり、装飾の役割を担う品も多い。
- 懐中時計 - ウェストコートやスラックスに付ける時計。
- かつら - 頭部につける頭髪に似せたもの。
- ヘアーエクステンション - 頭髪を延長するかざり。
- カメオ - ネックレスや指輪、ブローチに用いられる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1e/Shochikubai_kanzashi.jpg/120px-Shochikubai_kanzashi.jpg)
- 簪(かんざし)- 主に女性の頭髪に挿して用いる装身具。
- カラーステイ - ワイシャツの襟の形の見栄えを良くするために襟の裏側に入れる小さなパーツ。
- カラーピン - ネクタイの形を良く見せるためにワイシャツの襟に刺すピン。
- キーホルダー - 鍵をまとめるために用いる実用品ではあるが、装飾的なものもある。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a0/Clausewitz.jpg/150px-Clausewitz.jpg)
- 懸章(けんしょう)- 軍服に肩から腰にかけて「たすき」状に斜めにかける飾り。
- チェーン - 本来は財布の盗難防止などに使用されていたが、今日では首に巻くなどする。また、材質もシルバーなどが増えてきている。
- 菊綴 - 袴に付ける装身具。
- 首輪 - 首まわりにつける環(輪)。
- 組み紐 - 組んだ紐。
- 真田紐 - 組み紐の安価版。
- グローブホルダー - 手袋に付ける金具。
- コッドピース - 14世紀から16世紀末にかけてヨーロッパで流行した、男性の股間の覆いつつも見る人にあえて意識させる布。
- 下緒 - 装飾のために日本刀の鞘に付ける紐。
- スタッドボタン - ワイシャツの胸ボタンの代わりに用いるもの。
- スニーカーアクセサリー - 靴紐に付けるかざり。
- シューズマーカー - 靴を脱いだときに付ける印の装身具。
- ティアラ - 女性がもっぱら装飾目的でつける冠の一種。クラウン(王冠)より下位。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7a/Collar_pin_04.jpg/120px-Collar_pin_04.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bb/Benoit_Pierre_Emery_silk_scarf.jpg/120px-Benoit_Pierre_Emery_silk_scarf.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c3/Rosary.jpeg/120px-Rosary.jpeg)
- ネックレス - 首まわりにつける飾り。真珠ネックレスの場合は長さによって呼び名が変わる。環状になっていない、首の後ろで交差するように巻き、前で軽く結ぶ物をラリエットという。また装飾「ペンダントトップ」(―ヘッド)を追加出来る物をペンダントと呼ぶ。
- SOSカプセル - 緊急用に名前や住所、病気等を記すもの。キーホルダーやネックレスとして使うことが多い。
- グラスホルダー - 眼鏡を首から提げるためのものでネックレスを兼ねている。掛け外しが頻繁な老眼鏡やサングラスに付ける。近視の人は眼鏡を常に装用しているので必要ない。
- コンボスキニオン - 数珠状の祈りの用具。
- ドッグタグ - 認識票として用いる装身具。ネックレスとして使うことが多い。SOSカプセルと用途は似ている。
- トルク - ネックレスの一種だが、指輪やピアスにも用いる。
- 数珠 -本来は僧侶がマントラを唱えた回数などを数えるための道具(計数の器具)だが、首に掛け装飾的な役割も担う。
- 勾玉 - 縄文時代から用いられていた首に掛ける装身具。
- ミスバハ - 数珠状の祈りの用具。
- ループタイ - ネックレスの一つ。かつてはネクタイの代用品として使われた。
- ロケット - 写真を収める装身具。
- ロザリオ - カトリック教会で一般化した数珠(祈りの回数を数える道具)と十字架が一体化したもの。
- 根付 - 帯に付ける装身具。
- 羽織紐 - 羽織に付ける紐状の装身具。
- バッグハンガー - 鞄につける装身具。
- バッジ - 服の襟、胸、鞄などに浸ける装身具。
- ピンズ - バッジに酷似した装身具。
- ハットピン(帽子止め) - 帽子の紛失防止に浸けた装身具。
- 半衿 - 襦袢に取り付ける飾り用の襟。
- ピアス - 耳にあけた小さな穴に通して着用する耳かざり。「ピアスド・イヤリング」の略。
- イヤリング - ピアスが耳に穴を空けるものに対し、イヤリングは耳たぶなどをはさんで着用する装身具。スクリュー式やクリップ式がある。
- ファスナー
- フェロニエール - 額飾り。額につける鎖や革のアクセサリーで、額の中央へ宝石等の装飾がセットされる。フェロニエール(Ferronnière)の名称はレオナルド・ダ・ヴィンチの「ラ・ベル・フェロニエール(La belle Ferronnière)」伯爵夫人の肖像画に由来する。
- ブレスレット - 腕輪。手首に着用する装身具。
- ブローチ - 服の胸の部分などにつける装身具。
- ベルト - ズボンに付ける装身具。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b6/Foto_Profilo_Alex.jpg/120px-Foto_Profilo_Alex.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/66/Johannes_Vermeer_%281632-1675%29_-_The_Girl_With_The_Pearl_Earring_%281665%29.jpg/120px-Johannes_Vermeer_%281632-1675%29_-_The_Girl_With_The_Pearl_Earring_%281665%29.jpg)
ジュエリー(宝飾品)
[編集]装身具のうち、宝石や貴金属製のものをとくに英語で「ジュエリー jewelryあるいはjewellery」、フランス語では「ビジュー bijou」とよんで、他の装身具と区別している[1]。
一般的に装身具のうち、あくまで宝石・貴金属を用いて作られたのみを宝飾品(ジュエリー 英:Jewelry)と呼ぶ。「ジュエリー(宝飾品)」という用語は、装身具全般を指さない。
- 語法、下位分類
なおジュエリーを広義に用いた上で、それを下位分類し、宝石・貴金属を用いて作られた装身具のほうをファイン・ジュエリー (Fine Jewelry)と下位分類し、それ以外の貴石などの素材を使ったものや安価なものはコスチューム・ジュエリー (Costume Jewelry) と下位分類する分類方法、語法もある。
ジュエリーの歴史
[編集]ローマ帝国時代から持ち歩き出来る財産(動産)として宝石は重宝されていたが、鍛冶技術の進歩により、中世・ルネサンス期に金との融合が可能となったことに伴い、金と宝石が融合した動産ジュエリーが生み出された。金も持ち歩き出来る財産(動産)として当時から重宝されていたが、宝石との融合により宝飾品として姿を変えることにより、財産または担保となり得る動産としての資産価値が高まり、欧州の宮廷文化に組み込まれ、今日に至る[3][4]。
貴金属装身具の製法、および製品の区別
[編集]金属工芸の3大技法は彫金・鍛造・鋳造といわれ、貴金属装身具制作もこの全てがおこなわれる。装身具分野ではこれらを「彫金・鍛金・鋳金」と称する。一般的にはこれら貴金属装身具の制作技法を総称して「彫金」と呼ぶ。また、キャスト製品を区別するために「彫金・鍛金」の二技法のみを指して「彫金」と呼ぶこともある。厳密にはこの三つの中の一技法のみ、鏨(たがね)などを使用して金属を直接に切削したり文様や文字を彫りこむことが本来の「彫金」の意味である。
金属製装身具には量産品と、いわゆる彫金による製品がある。現在見られるほとんどの製品は量産製品であり、これは紀元前より存在する蝋型鋳造をルーツとするロストワックス鋳造法(ロストワックスキャスティング、インヴェストメントキャスティング)と呼ばれる方法で金属を加工されているものが主流である。金属工芸全体で見ればロストワックス法は大変に歴史が古いが、貴金属装身具の分野では200年に満たない新しい技法である。 これは作られるものが小さいために、重力による溶解金属の流し込み(鋳込み)ができなかったことが一つの理由である。流し込む金属の量が少ないと、溶解した金属の強い表面張力の影響で金属が鋳型に流れない。この問題を解決したのがガス圧鋳造および遠心鋳造である。ロストワックス精密鋳造法は、遠心鋳造方式が発明された20世紀初頭より、特に「原型の正確な転写」と「大量生産」を目的として発展した。技法的には、金属へ複雑な形態を付与できることが他の技法と最も異なる点であり、発明そのものの目的は「複雑な形態の原型をそのまま金属へ転写すること」である。このため精密鋳造とも呼ばれる。
彫金・鍛金・鋳金の三技法以外には、機械プレスによる製品がある。また近年では趣味性の高い物として銀粘土が盛んである。その他、現在ではあまり多く作られない伝統的技法として粒金技法(グラニュレーションen:granulation)などがある。
鍍金(メッキ)も重要な技法である。鍍金には安物、誤魔化しというような悪いイメージが付きまとうために「コーティング」と呼び方を変える事が多くなっている。銀やホワイトゴールド製のジュエリーによく施されるロジウムコーティングとは、ロジウムメッキとまったくの同義である。メッキも「彫金・鍛金・鋳金」と並ぶ伝統的な金属工芸技法のひとつだが、現在では軽視される傾向である。
ロストワックス精密鋳造法が台頭する以前には、現在「ハンドメイド」と区別される製法、すなわち彫金・鍛造が世界中で主流だった。 中でもインディアンジュエリーや東南アジアのジュエリーの人気が根強い。これらの制作技術はヨーロッパの宝飾技術が大航海時代以降に各地へと伝わったことにより発展したとされる。日本での錺(かざり)は、廃刀令後に職を失った刀剣師達がルーツの一つとも言われる。一説には刀剣の鍛造、装飾技法やその他の伝統的な金属工芸技法にヨーロッパの宝飾技術、デザインを取り入れたものが現在にも伝わる錺職と云われているが、実際には伝統的な金属工芸の全てに関わりがあると考えられる。
またロストワックスキャスト製品にもハンドメイドが存在する。キャスト製品は「ハンドメイド」でないという見方があるが、実際にはキャスト製品であれば全て「ハンドメイド」でないと見なすことは出来ない。個人制作家や小規模工房では、ロストワックス法にしかできない造形を生かした一点作品もよく作られており、また本体の鋳造後に金属を直接切削する彫金を併用して制作される場合なども多い。これらは量産品とは別のものとして扱われるべきであろう。
装身具製作の世界で「ハンドメイド」という言葉が何を指すのかには、決まりきった傾向や定義などは存在せず、混乱が見られる。彫金・鍛金・鋳金等は、このすべてが貴金属装身具製作になくてはならないものであり、人類の歴史の中では極めて普遍的・伝統的な工芸技法である。その意味ではその全てが重要といえよう。近年では3次元CADと光造形システムにロストワックス法が併用された技術の発達も進んでいる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/78/Ammolite_jewellery.jpg/250px-Ammolite_jewellery.jpg)
脚注
[編集]- ^ a b c d 『日本大百科全書』装身具
- ^ [1]
- ^ American Chemical Society, Ancient technology for metal coatings 2,000 years ago can't be matched even today, ScienceDaily, ScienceDaily, July 24, 2013,
- ^ Gabriel Maria Ingo, Giuseppe Guida, Emma Angelini, Gabriella Di Carlo, Alessio Mezzi, Giuseppina Padeletti, Ancient Mercury-Based Plating Methods: Combined Use of Surface Analytical Techniques for the Study of Manufacturing Process and Degradation Phenomena, Accounts of Chemical Research, 2013; 130705111206005 DOI: 10.1021/ar300232e
関連項目
[編集]- 金属加工関連の職業