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'''プランタン銀座'''（プランタンぎんざ、{{lang-en-short|PRINTEMPS GINZA}}、{{lang-fr-short|LE PRINTEMPS GINZA}}）は、東京都中央区[[銀座]]三丁目にあった[[日本の百貨店]]<ref name="asahi201711"/>である。[[2016年]]（[[平成]]28年）[[12月31日]]に閉店した<ref name="asahi201711"/>。運営会社の'''株式会社プランタン銀座'''は[[マロニエゲート]]に詳述がある。
'''プランタン銀座'''（プランタンぎんざ、{{lang-en-short|PRINTEMPS GINZA}}、{{lang-fr-short|LE PRINTEMPS GINZA}}）は、東京都中央区[[銀座]]三丁目にあった[[日本の百貨店]]<ref name="asahi201711"/>である。[[2016年]]（[[平成]]28年）[[12月31日]]に閉店した<ref name="asahi201711"/>。<br />運営会社の'''株式会社プランタン銀座'''については[[マロニエゲート]]の項を参照。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[ダイエー]]が百貨店事業へ進出するために[[1980年]]に[[フランス]]の百貨店[[プランタン (フランスの百貨店)|プランタン]]と提携し、「プランタン」が日本へ進出する。[[1983年]]（昭和58年）[[8月17日]]に運営会社の'''株式会社プランタン銀座'''がダイエーの子会社として設立され<ref name="nikkei-commerce-yearbook-2003" />、[[1984年]]（昭和59年）[[4月27日]]にダイエーグループのプランタン4号店として'''プランタン銀座'''が開業<ref name="neaka-hekotarezu-nakauchi-70-2005-11"/>した。「[[プランタン (ダイエーの店舗ブランド)]]」に詳述がある。[[読売新聞社]]跡地に建設され、面積は2万平方メートルであった<ref>{{Cite journal|和書|author=百瀬恵夫 |title=銀座商店街の実証的研究-大型店進出にみる銀座専門小売店と経営者意識に関する実態調査分析-|journal=政經論叢|issn=0387-3285|publisher=明治大学政治経済研究所|year=1986|month=may|volume=55|issue=1-2|pages=37-136|url=https://hdl.handle.net/10291/8285|ncid=AN00126902}}</ref>。
[[ダイエー]]は百貨店事業へ進出するために[[1980年]]に[[フランス]]の百貨店[[プランタン (フランスの百貨店)|プランタン]]と提携し、「プランタン」が日本へ進出する。[[1983年]]（昭和58年）8月17日に運営会社の株式会社プランタン銀座がダイエーの子会社として設立され<ref name="nikkei-commerce-yearbook-2003" />、[[1984年]]（昭和59年）4月27日にダイエーグループのプランタン4号店としてプランタン銀座が開業<ref name="neaka-hekotarezu-nakauchi-70-2005-11"/>した。[[読売新聞社]]跡地に建設され、面積は2万平方メートルであった<ref>{{Cite journal|和書|author=百瀬恵夫 |title=銀座商店街の実証的研究-大型店進出にみる銀座専門小売店と経営者意識に関する実態調査分析-|journal=政經論叢|issn=0387-3285|publisher=明治大学政治経済研究所|year=1986|month=may|volume=55|issue=1-2|pages=37-136|url=https://hdl.handle.net/10291/8285|ncid=AN00126902}}</ref>。「[[プランタン (ダイエーの店舗ブランド)]]」に詳述がある。


[[2000年]]3月にダイエーによる「プランタン」の使用契約が満了し、プランタン銀座以外の「プランタン」は[[プランタン (ダイエーの店舗ブランド)#カテプリ|カテプリ]]に名称変更された<ref>日経流通新聞 2000年1月11日 札幌・大阪のプランタン 店名をカテプリにより</ref>が、プランタン銀座は個別に商号および商標の使用契約をプランタンと結んでいたために名称は変更されず、日本国内で唯一「プランタン」を名乗る。
[[2000年]]3月にダイエーによる「プランタン」の使用契約が満了し、プランタン銀座以外の「プランタン」は[[プランタン (ダイエーの店舗ブランド)#カテプリ|カテプリ]]に名称変更された<ref>日経流通新聞 2000年1月11日 札幌・大阪のプランタン 店名をカテプリにより</ref>が、プランタン銀座は個別に商号および商標の使用契約をプランタンと結んでいたために名称は変更されず、日本国内で唯一「プランタン」を名乗る。
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ダイエーの経営悪化により、運営会社の株式会社プランタン銀座株はダイエーから[[読売新聞東京本社|読売新聞社]]へ売却され、読売新聞社は株式の30%を[[三越伊勢丹|三越]]へ売却<ref name="yomiuri-np-2002-5-30">“ダイエーの「プランタン銀座」株、読売新聞社に売却”. [[読売新聞]](読売新聞社). (2002年5月30日)</ref>し、[[2002年]]6月14日にダイエーグループを離れ<ref name="taihan-news-2002-6-27">“ダイエーがプランタン銀座の保有株式を読売新聞に売却”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年6月27日)</ref>、読売グループと三越伊勢丹グループの一員となった<ref name="sentaku-2004-2">『読売と三越の傘下で色褪せる「プランタン銀座」』 [[選択 (雑誌)|選択]]2004年2月号 (選択出版) (2004年2月1日)</ref>。
ダイエーの経営悪化により、運営会社の株式会社プランタン銀座株はダイエーから[[読売新聞東京本社|読売新聞社]]へ売却され、読売新聞社は株式の30%を[[三越伊勢丹|三越]]へ売却<ref name="yomiuri-np-2002-5-30">“ダイエーの「プランタン銀座」株、読売新聞社に売却”. [[読売新聞]](読売新聞社). (2002年5月30日)</ref>し、[[2002年]]6月14日にダイエーグループを離れ<ref name="taihan-news-2002-6-27">“ダイエーがプランタン銀座の保有株式を読売新聞に売却”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年6月27日)</ref>、読売グループと三越伊勢丹グループの一員となった<ref name="sentaku-2004-2">『読売と三越の傘下で色褪せる「プランタン銀座」』 [[選択 (雑誌)|選択]]2004年2月号 (選択出版) (2004年2月1日)</ref>。


[2015年]]12月15日に、[[2016年]]12月末までにフランスのプランタンと結んでいた「プランタン」の商号および商標の使用契約を終了し、[[2017年]]3月にプランタン銀座を新名称でリニューアルすることが発表された<ref name="asahi20151216">{{Cite news|title=仏プランタンとの契約終了 プランタン銀座|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2015-12-16|publisher=朝日新聞社|page=朝刊 9}}</ref><ref>{{cite web|title=プランタン銀座、名称変更へ 仏プランタン社と契約終了|url=http://www.asahi.com/articles/ASHDH6HX0HDHULFA04C.html|publisher=朝日新聞デジタル|date=2015-12-15|accessdate=2015-12-16}}{{リンク切れ|date=2018年8月}}</ref>。外国人観光客の増加、湾岸部の開発、客層の変化などにより契約を終了し、訴求する顧客層を20代から40代の女性へ広げる<ref name=tokyo1128>{{Cite News|author=北爪三記|title=パリ流32年 Aurevoir プランタン銀座、年内閉店|work=【ＴＯＫＹＯ発】|publisher=東京新聞|date=2016-11-28|url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2016112802000137.html|accessdate=2016-11-28|archivedate=2016-11-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161129012939/http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2016112802000137.html}}{{リンク切れ|date=2018年8月}}</ref>。
[[2015年]]12月15日に、[[2016年]]12月末までにフランスのプランタンと結んでいた「プランタン」の商号および商標の使用契約を終了し、[[2017年]]3月にプランタン銀座を新名称でリニューアルすることが発表された<ref name="asahi20151216">{{Cite news|title=仏プランタンとの契約終了 プランタン銀座|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2015-12-16|publisher=朝日新聞社|page=朝刊 9}}</ref>。外国人観光客の増加、湾岸部の開発、客層の変化などにより契約を終了し、訴求する顧客層を20代から40代の女性へ広げる<ref name=tokyo1128>{{Cite News|author=北爪三記|title=パリ流32年 Aurevoir プランタン銀座、年内閉店|work=【ＴＯＫＹＯ発】|publisher=東京新聞|date=2016-11-28|url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2016112802000137.html|accessdate=2016-11-28|archivedate=2016-11-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161129012939/http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2016112802000137.html}}{{リンク切れ|date=2018年8月}}</ref>。


[[2016年]]（平成28年）8月31日に、2017年のリニューアル後の施設名を「'''マロニエゲート銀座'''」に改称すると発表<ref>{{Cite news|title=プランタン銀座が来年衣替え「マロニエゲート銀座」に|newspaper=東京新聞|date=2016-08-31|url=http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016083101001650.html|accessdate=2016-08-31}}{{リンク切れ|date=2018年8月}}</ref>した。
2016年（平成28年）8月31日に、2017年のリニューアル後の施設名を「'''マロニエゲート銀座'''」に改称すると発表した。


2016年（平成28年）12月31日にプランタン銀座が閉店し、日本国内から「プランタン」の名を掲げる店舗が姿を消した<ref name="jiji20161231">{{Cite News|title=プランタン銀座が閉店＝働く女性の流行けん引|publisher=時事通信|date=2016-12-31|url=http://www.jiji.com/jc/article?k=2016123100160&g=eco|accessdate=2017-01-01|archivedate=|archiveurl=}}{{リンク切れ|date=2018年8月}}</ref>。
2016年（平成28年）12月31日にプランタン銀座が閉店し、日本国内から「プランタン」の店舗が姿を消した。


== 沿革 ==
== 沿革 ==
* [[1980年]]（[[昭和]]55年）3月 - [[ダイエー]]がフランスの[[プランタン (フランスの百貨店)|プランタン]]と提携調印。
* [[1980年]]（[[昭和]]55年）3月：ダイエーがフランスのプランタンと提携する。
* [[1983年]]（昭和58年）8月17日 - 運営会社としてダイエー子会社の'''株式会社プランタン銀座'''が設立される<ref name="nikkei-commerce-yearbook-2003" />。
* [[1983年]]（昭和58年）8月17日：運営会社としてダイエー子会社の株式会社プランタン銀座が設立される<ref name="nikkei-commerce-yearbook-2003" />。
* [[1984年]]（昭和59年）4月27日 - '''プランタン銀座'''開業<ref name="neaka-hekotarezu-nakauchi-70-2005-11"/>。（ダイエー傘下の日本国内4号店）
* [[1984年]]（昭和59年）4月27日：プランタン銀座が開業<ref name="neaka-hekotarezu-nakauchi-70-2005-11"/>する。ダイエー傘下の日本国内4号店である。
* [[2000年]]（[[平成]]12年）3月22日 - ダイエー運営のプランタン新さっぽろが[[サンピアザ#カテプリ|カテプリ新さっぽろ]]に名称が変更されたことで<ref name="taihan-news-2000-1-24">“ダイエー「プランタンなんば」と「プランタン新札幌店」を店名変更 三月一日付けで「カテプリ」に”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年1月24日)</ref>、日本において「プランタン」を掲げる店舗がプランタン銀座のみとなる。
* [[2000年]]（[[平成]]12年）3月22日：ダイエーが運営するプランタン新さっぽろの名称が[[サンピアザ#カテプリ|カテプリ新さっぽろ]]に変更され<ref name="taihan-news-2000-1-24">“ダイエー「プランタンなんば」と「プランタン新札幌店」を店名変更 三月一日付けで「カテプリ」に”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年1月24日)</ref>、日本で「プランタン」の店舗はプランタン銀座のみとなる。
* [[2002年]]（平成14年）6月14日 - ダイエーがプランタン銀座の株式を読売新聞社へ売却<ref name="taihan-news-2002-6-27"/>。読売新聞社は[[三越伊勢丹|三越]]に株式の一部を売却<ref name="yomiuri-np-2002-5-30"/>。ダイエーグループを離脱し、読売グループおよび三越グループ（後に三越伊勢丹グループ）の一員となる<ref name="sentaku-2004-2"/>。
* [[2002年]]（平成14年）6月14日：ダイエーがプランタン銀座の株式を読売新聞社へ売却<ref name="taihan-news-2002-6-27"/>し、読売新聞社は三越に株式の一部を売却<ref name="yomiuri-np-2002-5-30"/>してダイエーグループを離脱し、読売グループおよび三越グループ<ref>後に三越伊勢丹グループ</ref>の一員となる<ref name="sentaku-2004-2"/>。
* [[2016年]]（平成28年）12月31日 - 「プランタン」の商号・商標使用契約が終了。プランタン銀座閉店<ref name="asahi201711"/>。'''日本国内からプランタンが消滅。'''
* [[2016年]]（平成28年）12月31日：｢プランタン｣の商号・商標使用契約が終了し、プランタン銀座が閉店<ref name="asahi201711"/>する。
* [[2017年]]（平成29年）3月15日 - 「'''[[マロニエゲート]]銀座'''」として新装開業<ref name="asahi2017316"/>。（プランタン銀座本館を「マロニエゲート銀座2」、プランタン銀座アネックスを「マロニエゲート銀座3」に変更）{{main2|以降は[[マロニエゲート#沿革]]を参照}}
* [[2017年]]（平成29年）3月15日 - 「[[マロニエゲート]]銀座」として新装開業<ref name="asahi2017316"/>し、プランタン銀座本館を「マロニエゲート銀座2」、プランタン銀座アネックスを「マロニエゲート銀座3」とした。{{main2|以降は[[マロニエゲート#沿革]]にある詳述を}}


== クレジットカード ==
== クレジットカード ==
[[提携カード]]として「'''プランタンGINZAカード'''」を発行していた<ref name="uccard20160106"/>。
[[提携カード]]として「'''プランタンGINZAカード'''」を発行していた<ref name="uccard20160106"/>。
* {{要出典範囲|date=2018年8月|ダイエーグループ時代は[[オーエムシーカード]]<ref>発行当初はダイエーファイナンス、現在の[[セディナ]]</ref>と提携して発行され、他のダイエー系百貨店である[[十字屋 (百貨店)|十字屋]]や[[三春屋]]などは一部文字部のみを除き券面が当時のOMCカードのデザインに準拠していたが、[[クレディセゾン#《セゾン》カード|セゾンカード]]を思わせる上部に青を配したオリジナルデザインを採用し、『OMC』ロゴを排して国際ブランドの[[Visa|VISA]]、[[マスターカード|MasterCard]]、[[ジェーシービー|JCB]]のみを前面に配した}}。
* {{要出典範囲|date=2018年8月|ダイエーグループ時代は[[オーエムシーカード]]<ref>発行当初はダイエーファイナンス、現在の[[セディナ]]</ref>と提携して発行され、他のダイエー系百貨店である[[十字屋 (百貨店)|十字屋]]や[[三春屋]]などは一部文字部のみを除き券面が当時のOMCカードのデザインに準拠していたが、本カードは[[クレディセゾン#《セゾン》カード|セゾンカード]]を思わせる上部に青を配したオリジナルデザインを採用し、『OMC』ロゴを排して国際ブランドの[[Visa|VISA]]、[[マスターカード|MasterCard]]、[[ジェーシービー|JCB]]のみを前面に配した}}。
* 読売新聞グループ時代は、[[ユーシーカード]]<ref>現在は[[クレディセゾン]]</ref>と提携で発行された。国際ブランドはVISAおよびMasterCardと提携し、デザインはVISAがピンク、MasterCardがパープル基調であった。プランタン銀座の営業を終了する2016年12月末で提供されるサービスの終了が告知された<ref name="uccard20160106">[https://www2.uccard.co.jp/important/pop/printemps1215.html 「プランタンGINZAカード」サービス終了のご案内] - ユーシーカード 2016年1月6日掲載 2016年9月7日閲覧</ref><ref group="注">2017年1月以降はUCカードの一般カードで更新されることが告知された。</ref>。
* 読売新聞グループ時代は、[[ユーシーカード]]<ref>現在は[[クレディセゾン]]</ref>と提携で発行された。国際ブランドはVISAおよびMasterCardと提携し、デザインはVISAがピンク、MasterCardがパープル基調であった。プランタン銀座の営業を終了する2016年12月末で提供されるサービスの終了が告知された<ref name="uccard20160106">[https://www2.uccard.co.jp/important/pop/printemps1215.html 「プランタンGINZAカード」サービス終了のご案内] - ユーシーカード 2016年1月6日掲載 2016年9月7日閲覧</ref><ref group="注">2017年1月以降はUCカードの一般カードで更新されることが告知された。</ref>。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[ダイエー]] - 2002年6月までの運営会社の筆頭株主
* [[ダイエー]]：2002年6月までの運営会社の筆頭株主
** [[プランタン (ダイエーの店舗ブランド)]]
** [[プランタン (ダイエーの店舗ブランド)|プランタン（ダイエーの店舗ブランド）]]
* [[読売新聞グループ本社|読売新聞グループ]] - 2002年6月以降の運営会社の筆頭株主
* [[読売新聞グループ本社|読売新聞グループ]]：2002年6月以降の運営会社の筆頭株主である。
* [[三越伊勢丹]] - 2002年6月以降は運営会社が三越伊勢丹ホールディングスの[[持分法適用会社]]であった
* [[三越伊勢丹]]：2002年6月以降は運営会社が三越伊勢丹ホールディングスの[[持分法適用会社]]であった。
* [[ヴィーナス (マスコットガール)]] - メンバーの衣装や関連グッズを提供している。提携を結んだのは2003年（当時はチームジャビッツ21）から。
* [[ヴィーナス (マスコットガール)|ヴィーナス（マスコットガール）]]：メンバーの衣装や関連グッズを提供している。2003年に提携を始めた。
* [[ローソン]] - 元は両者ともダイエーグループであった縁もあり、ローソンはプランタンから制服を納入している。
* [[ローソン]]：両者ともダイエーグループであったことから、プランタンが制服を納入している。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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{{DEFAULTSORT:ふらんたんきんさ}}
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[[Category:かつて存在した日本の百貨店]]
[[Category:かつて存在した日本の百貨店]]
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[[Category:東京都中央区の商業施設|廃ふらんたんきんさ]]
[[Category:東京都の商業施設 (廃止)]]
[[Category:東京都区部の商業施設 (廃止)]]
[[Category:読売グループ|廃 ふらんたんきんさ]]
[[Category:読売グループ|廃 ふらんたんきんさ]]
[[Category:読売新聞の歴史]]
[[Category:読売新聞の歴史]]

2024年7月4日 (木) 08:01時点における最新版

プランタン銀座
PRINTEMPS GINZA
プランタン銀座(2007年)
店舗概要
所在地 〒104-0061
東京都中央区銀座三丁目2番1号
座標 北緯35度40分25秒 東経139度45分55秒 / 北緯35.67361度 東経139.76528度 / 35.67361; 139.76528 (プランタン銀座)座標: 北緯35度40分25秒 東経139度45分55秒 / 北緯35.67361度 東経139.76528度 / 35.67361; 139.76528 (プランタン銀座)
開業日 1984年（昭和59年）4月27日[1]
閉業日 2016年（平成28年）12月31日[2]
正式名称 プランタン銀座
建物名称 讀賣銀座ビル
施設所有者 読売新聞東京本社
設計者 三菱地所株式会社
施工者 大成建設株式会社
敷地面積 3,957 m²
建築面積 3,519 m² (建蔽率89%)
延床面積 34,857 m² 
後身 マロニエゲート銀座2&3[3]
最寄駅 銀座駅 銀座一丁目駅 有楽町駅
テンプレートを表示
株式会社プランタン銀座[4]
PRINTEMPS GINZA Company, Limited
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
〒104-0061[4]
東京都中央区銀座三丁目2番1号[4]
設立 1983年（昭和58年）8月17日[4]
業種 小売業
事業内容 百貨店業
代表者 代表取締役社長 笹岡 寛
資本金 10億円
売上高 186億円（2012年2月期）
従業員数 270人
決算期 毎年2月
主要株主 株式会社読売新聞東京本社 70%
株式会社三越伊勢丹 30%
関係する人物 中内㓛
特記事項：2016年の閉店直前までのデータ
2017年1月1日以降はマロニエゲートを参照
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プランタン銀座（プランタンぎんざ、英: PRINTEMPS GINZA、仏: LE PRINTEMPS GINZA）は、東京都中央区銀座三丁目にあった日本の百貨店[2]である。2016年（平成28年）12月31日に閉店した[2]。
運営会社の株式会社プランタン銀座についてはマロニエゲートの項を参照。

概要

[編集]

ダイエーは百貨店事業へ進出するために1980年にフランスの百貨店プランタンと提携し、「プランタン」が日本へ進出する。1983年（昭和58年）8月17日に運営会社の株式会社プランタン銀座がダイエーの子会社として設立され[4]、1984年（昭和59年）4月27日にダイエーグループのプランタン4号店としてプランタン銀座が開業[1]した。読売新聞社跡地に建設され、面積は2万平方メートルであった[5]。「プランタン (ダイエーの店舗ブランド)」に詳述がある。

2000年3月にダイエーによる「プランタン」の使用契約が満了し、プランタン銀座以外の「プランタン」はカテプリに名称変更された[6]が、プランタン銀座は個別に商号および商標の使用契約をプランタンと結んでいたために名称は変更されず、日本国内で唯一「プランタン」を名乗る。

ダイエーの経営悪化により、運営会社の株式会社プランタン銀座株はダイエーから読売新聞社へ売却され、読売新聞社は株式の30%を三越へ売却[7]し、2002年6月14日にダイエーグループを離れ[8]、読売グループと三越伊勢丹グループの一員となった[9]。

2015年12月15日に、2016年12月末までにフランスのプランタンと結んでいた「プランタン」の商号および商標の使用契約を終了し、2017年3月にプランタン銀座を新名称でリニューアルすることが発表された[10]。外国人観光客の増加、湾岸部の開発、客層の変化などにより契約を終了し、訴求する顧客層を20代から40代の女性へ広げる[11]。

2016年（平成28年）8月31日に、2017年のリニューアル後の施設名を「マロニエゲート銀座」に改称すると発表した。

2016年（平成28年）12月31日にプランタン銀座が閉店し、日本国内から「プランタン」の店舗が姿を消した。

沿革

[編集]
  • 1980年（昭和55年）3月：ダイエーがフランスのプランタンと提携する。
  • 1983年（昭和58年）8月17日：運営会社としてダイエー子会社の株式会社プランタン銀座が設立される[4]。
  • 1984年（昭和59年）4月27日：プランタン銀座が開業[1]する。ダイエー傘下の日本国内4号店である。
  • 2000年（平成12年）3月22日：ダイエーが運営するプランタン新さっぽろの名称がカテプリ新さっぽろに変更され[12]、日本で「プランタン」の店舗はプランタン銀座のみとなる。
  • 2002年（平成14年）6月14日：ダイエーがプランタン銀座の株式を読売新聞社へ売却[8]し、読売新聞社は三越に株式の一部を売却[7]してダイエーグループを離脱し、読売グループおよび三越グループ[13]の一員となる[9]。
  • 2016年（平成28年）12月31日：｢プランタン｣の商号・商標使用契約が終了し、プランタン銀座が閉店[2]する。
  • 2017年（平成29年）3月15日 - 「マロニエゲート銀座」として新装開業[3]し、プランタン銀座本館を「マロニエゲート銀座2」、プランタン銀座アネックスを「マロニエゲート銀座3」とした。
    以降はマロニエゲート#沿革にある詳述を参照

クレジットカード

[編集]

提携カードとして「プランタンGINZAカード」を発行していた[14]。

  • ダイエーグループ時代はオーエムシーカード[15]と提携して発行され、他のダイエー系百貨店である十字屋や三春屋などは一部文字部のみを除き券面が当時のOMCカードのデザインに準拠していたが、本カードはセゾンカードを思わせる上部に青を配したオリジナルデザインを採用し、『OMC』ロゴを排して国際ブランドのVISA、MasterCard、JCBのみを前面に配した[要出典]。
  • 読売新聞グループ時代は、ユーシーカード[16]と提携で発行された。国際ブランドはVISAおよびMasterCardと提携し、デザインはVISAがピンク、MasterCardがパープル基調であった。プランタン銀座の営業を終了する2016年12月末で提供されるサービスの終了が告知された[14][注 1]。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
[脚注の使い方]

注釈

[編集]
  1. ^ 2017年1月以降はUCカードの一般カードで更新されることが告知された。

出典

[編集]
  1. ^ a b c 『ネアカのびのびへこたれず 中内功 言行録』 流通科学大学、2005年11月
  2. ^ a b c d “プランタン銀座、32年の歴史に幕 名称改め3月開業”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 東京四域版. (2017年1月1日) 
  3. ^ a b “プランタン跡にマロニエゲート 開業に千人が列 銀座”. 朝日新聞 (朝日新聞社版): p. 朝刊 東京南部版. (2017年3月16日) 
  4. ^ a b c d e f 流通会社年鑑 2003年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 84 
  5. ^ 百瀬恵夫「銀座商店街の実証的研究-大型店進出にみる銀座専門小売店と経営者意識に関する実態調査分析-」『政經論叢』第55巻第1-2号、明治大学政治経済研究所、1986年5月、37-136頁、ISSN 0387-3285、NCID AN00126902。 
  6. ^ 日経流通新聞 2000年1月11日 札幌・大阪のプランタン 店名をカテプリにより
  7. ^ a b “ダイエーの「プランタン銀座」株、読売新聞社に売却”. 読売新聞(読売新聞社). (2002年5月30日)
  8. ^ a b “ダイエーがプランタン銀座の保有株式を読売新聞に売却”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年6月27日)
  9. ^ a b 『読売と三越の傘下で色褪せる「プランタン銀座」』 選択2004年2月号 (選択出版) (2004年2月1日)
  10. ^ “仏プランタンとの契約終了 プランタン銀座”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 9. (2015年12月16日) 
  11. ^ 北爪三記 (2016年11月28日). “パリ流32年 Aurevoir プランタン銀座、年内閉店”. 【ＴＯＫＹＯ発】 (東京新聞). オリジナルの2016年11月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161129012939/http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2016112802000137.html 2016年11月28日閲覧。 [リンク切れ]
  12. ^ “ダイエー「プランタンなんば」と「プランタン新札幌店」を店名変更 三月一日付けで「カテプリ」に”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年1月24日)
  13. ^ 後に三越伊勢丹グループ
  14. ^ a b 「プランタンGINZAカード」サービス終了のご案内 - ユーシーカード 2016年1月6日掲載 2016年9月7日閲覧
  15. ^ 発行当初はダイエーファイナンス、現在のセディナ
  16. ^ 現在はクレディセゾン

外部リンク

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