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東大館駅
	駅舎（2019年11月）
	ひがしおおだて; Higashi-Ōdate;
	◄扇田 (4.7 km) (3.6 km) 大館*►
所在地	秋田県大館市常盤木町14-1 北緯40度16分0.06秒東経140度33分16.51秒 / 北緯40.2666833度東経140.5545861度座標: 北緯40度16分0.06秒東経140度33分16.51秒 / 北緯40.2666833度東経140.5545861度
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■花輪線
キロ程	103.3 km（好摩起点）; 盛岡から124.6 km
電報略号	ヒテ
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線
乗車人員; -統計年度-	239人/日（降車客含まず）; -2018年-
開業年月日	1914年（大正3年）7月1日
備考	無人駅
	* この間に盛岡支社と秋田支社の境界有（当駅から扇田寄りは盛岡支社管内）
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東大館駅（ひがしおおだてえき）は、秋田県大館市常盤木町（ときわぎちょう）にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）花輪線の駅である。

歴史

1914年（大正3年）7月1日：秋田鉄道の駅として北秋田郡大館町に開設^[1]。
1934年（昭和9年）6月1日：秋田鉄道国有化に伴い、鉄道省に移管^[1]。
1973年（昭和48年）3月31日：貨物取扱廃止^[1]。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱い廃止^[1]。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる^[1]。
1999年（平成11年）12月4日：CTC化に伴い交換設備撤去、業務委託駅化（当直勤務廃止）^[2]。東大館駅長が廃止され、鹿角花輪駅長管理下となる。
2019年（令和元年）9月4日：簡易型自動券売機によるきっぷ発売終了。
2020年（令和2年）
- 3月13日：この日限りでみどりの窓口が営業終了^[3]。
- 3月14日：無人駅化。
2021年（令和3年）
- 11月：JRが大館市に駅舎建替えを検討していることを伝える^[4]。
- 12月：大館市と大館歴史的建造物研究会にて駅舎の現状を調査^[4]。
2022年（令和4年）
- 3月15日：市のワーキンググループを設立^[4]。建築士や不動産業者、利用する高校生らメンバー13人が駅舎を視察^[4]。
- 7月4日 - 29日：市のワーキンググループにて、待合室にテーブルと椅子16脚と照明器具を増設し、利用状況を見る実証実験を実施^[5]。
- 8月30日：市のワーキンググループは、現在の規模より縮小する方向性を決め、これに沿った改修案と建て替え案改修案を近く市に提言することとした^[6]。
- 9月6日：市のワーキンググループは、現在の駅舎を活用する改修案を第1案とする提言書を市に提出^[7]。

名称の由来

当駅は大館駅南、市街地からは西の方角に位置する。東大館駅の「東」は「大館駅の東」や「大館市の東」など方角を表しているのではなく、「東大館町」に由来する。当駅がある常盤木町は江戸時代の羽州街道であり、街道沿いの警護のため常盤木町には足軽屋敷が配置された。侍屋敷の地域を内町、町人町を外町として区別していた。常盤木町は地理的には外町だが侍が住んでいたことから行政上は内町に区分された。後に、戸長制がしかれるに当たり、内町＝東大館、外町＝西大館と改称され、内町だった常盤木町はそのまま東大館町に組み入れられた。駅の開業当時はすでに東大館町と西大館町が合併して大館町となっていたが、駅には東大館駅と命名された。

駅構造

地上駅。元々は島式ホーム1面2線の列車交換可能駅だったが、現在は1番線が撤去されて単式ホーム1面1線（旧2番線・下り線）となっている。

盛岡統括センター（盛岡駅）が管理する無人駅で、待合室がある。以前は売店（キヨスク→ジェイアールアトリス売店）があったが閉店した。

利用状況

JR東日本によると、2000年度（平成12年度）- 2018年度（平成30年度）の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度	1日平均乗車人員	出典
2000年（平成12年）	405	^{[利用客数 1]}
2001年（平成13年）	336	^{[利用客数 2]}
2002年（平成14年）	298	^{[利用客数 3]}
2003年（平成15年）	254	^{[利用客数 4]}
2004年（平成16年）	234	^{[利用客数 5]}
2005年（平成17年）	224	^{[利用客数 6]}
2006年（平成18年）	243	^{[利用客数 7]}
2007年（平成19年）	251	^{[利用客数 8]}
2008年（平成20年）	240	^{[利用客数 9]}
2009年（平成21年）	235	^{[利用客数 10]}
2010年（平成22年）	211	^{[利用客数 11]}
2011年（平成23年）	207	^{[利用客数 12]}
2012年（平成24年）	192	^{[利用客数 13]}
2013年（平成25年）	191	^{[利用客数 14]}
2014年（平成26年）	185	^{[利用客数 15]}
2015年（平成27年）	191	^{[利用客数 16]}
2016年（平成28年）	223	^{[利用客数 17]}
2017年（平成29年）	240	^{[利用客数 18]}
2018年（平成30年）	239	^{[利用客数 19]}

駅周辺

東大館駅前は大館市内一の飲み屋の集積地であり、一番町（国際通り）と呼ばれ、1本南の通りを二番町、さらに南を三番町と呼ばれていた。

大館常盤木町郵便局
大館神明社
大館市立第一中学校
秋田銀行大館支店
北都銀行大館支店・大館東支店・比内支店
青森銀行大館中央支店
みちのく銀行大館支店・比内支店
秋田県信用組合大館支店
大館市立総合病院
市営大館野球場
大館市役所
大館郵便局
ホテルルートイン大館大町

バス路線

東大館駅前は、朝夕の路線バスとコミュニティバスが設定されており、それ以外は南町と鍛冶町にあるバス停が最寄りのバス停になる。

東大館駅前

大谷行：朝1便のみ運行 (大館大町、大館鍛冶町は経由しない)
大館・田代線 (環状線)
- 御坂、川口、谷地の平団地前、早口駅前方面
- 市立病院、鳳鳴高校前、イオン大館店方面
さわやかみなみ号（真中線）
- 櫃崎、赤石、板沢、南小学校方面
- 市立病院、大館駅方面
さわやかみなみ号（二井田線）
- 南小学校、二井田、扇田駅、扇田病院方面
- 市立病院、大館駅方面

大館南町・大館鍛冶町

約400m東に大館南町バス停および大館鍛冶町バス停が設置されている。

大館南町

扇田病院・大滝温泉・秋田労災病院・十二所・鹿角市方面
大館高校前・たつみ町・中野・弥助方面

大館鍛冶町

鳳鳴高校前
市立病院前・大館駅前・陣場・矢立ハイツ・寺の沢方面
イオン大館店前・小坂高校（小坂ICバスストップ）・小坂町方面
イオン大館店・大館樹海ドーム・獅子ヶ森方面（獅子ヶ森環状線）
循環バス・ハチ公号

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■花輪線

扇田駅 - 東大館駅 - 大館駅

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 石野哲（編）『停車場変遷大事典国鉄・JR編 Ⅱ』（初版）JTB、1998年10月1日、506-507頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ “JR東日本松尾八幡平駅、無人化へ花輪線CTC化を計画”. 岩手日報 (岩手日報社): p. 27. (1999年9月11日)
^ “駅の情報（東大館駅）：JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2020年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月13日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d 菊池史利「東大館駅舎、保存か再建か築93年歴史まちづくりに重要市WG設立、方向性検討」『秋田魁新報』2022年3月16日、20面。
^ 田中敏雄「東大館駅舎のニーズ把握ヘ利用状況の実証実験開始市WG テーブル、椅子新たに設置」『秋田魁新報』2022年7月10日、16面。
^ 田中敏雄「JR東大館駅舎「規模は縮小」改修案、建て替え案を提言」『秋田魁新報』2022年8月31日、20面。
^ 田中敏雄「JR東大館駅舎「価値ある建造物」、活用を WG、市に活用を提言」『秋田魁新報』2022年9月7日、18面。

利用状況

^ “各駅の乗車人員（2000年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2001年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2002年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2003年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2004年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2005年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2006年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2007年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2008年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2009年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2010年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2011年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2012年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2013年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2014年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2015年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2016年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2017年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2018年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月7日閲覧。

外部リンク

駅の情報（東大館駅）：JR東日本

[停車場-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 石野哲（編）『停車場変遷大事典国鉄・JR編 Ⅱ』（初版）JTB、1998年10月1日、506-507頁。ISBN 978-4-533-02980-6。

[2] “JR東日本松尾八幡平駅、無人化へ花輪線CTC化を計画”. 岩手日報 (岩手日報社): p. 27. (1999年9月11日)

[2020-02-29-3] “駅の情報（東大館駅）：JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2020年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月13日閲覧。

[sakigake20220316-4] 菊池史利「東大館駅舎、保存か再建か築93年歴史まちづくりに重要市WG設立、方向性検討」『秋田魁新報』2022年3月16日、20面。

[sakigake20220710-5] 田中敏雄「東大館駅舎のニーズ把握ヘ利用状況の実証実験開始市WG テーブル、椅子新たに設置」『秋田魁新報』2022年7月10日、16面。

[6] 田中敏雄「JR東大館駅舎「規模は縮小」改修案、建て替え案を提言」『秋田魁新報』2022年8月31日、20面。

[7] 田中敏雄「JR東大館駅舎「価値ある建造物」、活用を WG、市に活用を提言」『秋田魁新報』2022年9月7日、18面。

[8] “各駅の乗車人員（2000年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[9] “各駅の乗車人員（2001年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[10] “各駅の乗車人員（2002年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[11] “各駅の乗車人員（2003年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[12] “各駅の乗車人員（2004年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[13] “各駅の乗車人員（2005年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[14] “各駅の乗車人員（2006年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[15] “各駅の乗車人員（2007年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[16] “各駅の乗車人員（2008年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[17] “各駅の乗車人員（2009年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[18] “各駅の乗車人員（2010年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[19] “各駅の乗車人員（2011年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[20] “各駅の乗車人員（2012年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[21] “各駅の乗車人員（2013年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[22] “各駅の乗車人員（2014年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[23] “各駅の乗車人員（2015年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[24] “各駅の乗車人員（2016年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[25] “各駅の乗車人員（2017年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

[26] “各駅の乗車人員（2018年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月7日閲覧。

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[利用客数 1]

[利用客数 2]

[利用客数 3]

[利用客数 4]

[利用客数 5]

[利用客数 6]

[利用客数 7]

[利用客数 8]

[利用客数 9]

[利用客数 10]

[利用客数 11]

[利用客数 12]

[利用客数 13]

[利用客数 14]

[利用客数 15]

[利用客数 16]

[利用客数 17]

[利用客数 18]

[利用客数 19]

@@ 4行目: / 4行目: @@
 |駅名 = 東大館駅
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-'''東大館駅'''（ひがしおおだてえき）は、[[秋田県]][[大館市]]常盤木町（ときわぎちょう）にある、[[東日本旅客鉄道]]（JR東日本）[[花輪線]]の[[鉄道駅|駅]]である。
+'''東大館駅'''（ひがしおおだてえき）は、[[秋田県]][[大館市]]{{読み仮名|常盤木町|ときわぎちょう}}にある、[[東日本旅客鉄道]]（JR東日本）[[花輪線]]の[[鉄道駅|駅]]である。
 == 歴史 ==
-* [[1914年]]（[[大正]]3年）[[7月1日]]：[[秋田鉄道]]の駅として[[北秋田郡]][[大館町]]に開業。
+* [[1914年]]（[[大正]]3年）[[7月1日]]：[[秋田鉄道]]の駅として[[北秋田郡]][[大館町]]に開設{{R|停車場}}。
-* [[1934年]]（[[昭和]]9年）[[6月1日]]：秋田鉄道国有化により、[[鉄道省]]（[[日本国有鉄道|国鉄]]）に移管。
+* [[1934年]]（[[昭和]]9年）[[6月1日]]：秋田鉄道[[鉄道国有法|国有化]]に伴い、[[鉄道省]]に移管{{R|停車場}}。
-* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]]：[[国鉄分割民営化]]に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
+* [[1973年]]（昭和48年）[[3月31日]]：[[鉄道貨物|貨物]]取扱廃止{{R|停車場}}。
-* [[1999年]]（[[平成]]11年）[[12月4日]]：[[列車集中制御装置|CTC]]化に伴い交換設備廃止、業務委託化（当直勤務廃止）。東大館駅長が廃止され、鹿角花輪駅長管理下となる。
+* [[1985年]]（昭和60年）[[3月14日]]：[[チッキ|荷物]]扱い廃止{{R|停車場}}。
+* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]]：[[国鉄分割民営化]]に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる{{R|停車場}}。
+* [[1999年]]（[[平成]]11年）[[12月4日]]：[[列車集中制御装置|CTC]]化に伴い[[交換設備]]撤去、[[業務委託駅]]化（当直勤務廃止）<ref>{{Cite news |title=JR東日本 松尾八幡平駅、無人化へ 花輪線CTC化を計画 |newspaper=[[岩手日報]] |publisher=岩手日報社 |date=1999-09-11 |page=27 }}</ref>。東大館駅長が廃止され、鹿角花輪駅長管理下となる。
+*2019年（令和元年）9月4日：簡易型[[自動券売機]]によるきっぷ発売終了。
 * [[2020年]]（[[令和]]2年）
-** [[3月13日]]：この日をもって[[みどりの窓口]]が営業終了<ref name="2020-02-29">{{Cite web|url=https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=1271|title=駅の情報（東大館駅）：JR東日本|accessdate=2020-02-13|publisher=東日本旅客鉄道|archiveurl=https://archive.ph/iHV59|archivedate=2020-02-13}}</ref>。
+** [[3月13日]]：この日限りで[[みどりの窓口]]が営業終了<ref name="2020-02-29">{{Cite web|和書|url=https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=1271|title=駅の情報（東大館駅）：JR東日本|accessdate=2020-02-13|publisher=東日本旅客鉄道|archiveurl=https://archive.ph/iHV59|archivedate=2020-02-13}}</ref>。
-** [[3月14日]]：無人化。
+** [[3月14日]]：[[無人駅]]化。
+* [[2021年]]（令和3年）
+** [[11月]]：JRが大館市に駅舎建替えを検討していることを伝える<ref name="sakigake20220316">菊池史利「東大館駅舎、保存か再建か 築93年歴史まちづくりに重要 市WG設立、方向性検討」『秋田魁新報』2022年3月16日、20面。</ref>。
+** [[12月]]：大館市と大館歴史的建造物研究会にて駅舎の現状を調査<ref name="sakigake20220316"/>。
+* [[2022年]]（令和4年）
+** [[3月15日]]：市のワーキンググループを設立<ref name="sakigake20220316"/>。建築士や不動産業者、利用する高校生らメンバー13人が駅舎を視察<ref name="sakigake20220316"/>。
+** [[7月4日]] - 29日：市のワーキンググループにて、待合室にテーブルと椅子16脚と照明器具を増設し、利用状況を見る実証実験を実施<ref name="sakigake20220710">田中敏雄「東大館駅舎のニーズ把握ヘ 利用状況の実証実験開始 市WG テーブル、椅子新たに設置」『秋田魁新報』2022年7月10日、16面。</ref>。
+** [[8月30日]]：市のワーキンググループは、現在の規模より縮小する方向性を決め、これに沿った改修案と建て替え案改修案を近く市に提言することとした<ref>田中敏雄「JR東大館駅舎「規模は縮小」 改修案、建て替え案を提言」『秋田魁新報』2022年8月31日、20面。</ref>。
+** [[9月6日]]：市のワーキンググループは、現在の駅舎を活用する改修案を第1案とする提言書を市に提出<ref>田中敏雄「JR東大館駅舎「価値ある建造物」 、活用を WG、市に活用を提言」『秋田魁新報』2022年9月7日、18面。</ref>。
 === 名称の由来 ===
-当駅は[[大館駅]]の南、市街地からは西の方角に位置する。東大館駅の「東」は「大館駅の東」でも「大館市の東」など方角を表しているのではなく、東大館駅がある常盤木町が江戸時代の[[羽州街道]]であったことに由来する。街道沿いの警護のため常盤木町には足軽屋敷が配置された。侍屋敷の地域を内町、町人町を外町として区別していた。常盤木町は地理的には外町だが侍が住んでいたことから行政上は内町に区分された。のちに、戸長制がしかれるにあたり、内町＝東大館、外町＝西大館と改称され、内町だった常盤木町はそのまま東大館町に組み入れられた。駅の開業当時はすでに東大館町と西大館町が合併して大館町になっていたが、駅には東大館駅と命名された。
+当駅は[[大館駅]]南、市街地からは西の方角に位置する。東大館駅の「東」は「大館駅の東」や「大館市の東」など方角を表しているのではなく、「東大館町」に由来する。当駅がある常盤木町は江戸時代の[[羽州街道]]であり、街道沿いの警護のため常盤木町には足軽屋敷が配置された。侍屋敷の地域を内町、町人町を外町として区別していた。常盤木町は地理的には外町だが侍が住んでいたことから行政上は内町に区分された。後に、戸長制がしかれるに当たり、内町＝東大館、外町＝西大館と改称され、内町だった常盤木町はそのまま東大館町に組み入れられた。駅の開業当時はすでに東大館町と西大館町が合併して大館町となっていたが、駅には東大館駅と命名された。
 == 駅構造 ==
 [[地上駅]]。元々は[[島式ホーム]]1面2線の[[列車交換]]可能駅だったが、現在は1番線が撤去されて[[単式ホーム]]1面1線（旧2番線・下り線）となっている。
-[[鹿角花輪駅]]が管理する[[無人駅]]で、乗車駅証明書発行機と待合室がある。かつては売店（[[キヨスク]]→[[ジェイアールアトリス]]売店）があったが閉店した。
+盛岡統括センター（[[盛岡駅]]）が管理する[[無人駅]]で、[[待合室]]がある。以前は売店（[[Kiosk (JRグループ)|キヨスク]]→[[ジェイアールアトリス]]売店）があったが閉店した。
 == 利用状況 ==
-JR東日本によると、2018年度（平成30年度）の1日平均乗車人員は'''239人'''である<ref group="利用客数" name="passenger/2018_07">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2018_07.html|title=各駅の乗車人員（2017年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-07-07}}</ref>。
+JR東日本によると、2000年度（平成12年度）- 2018年度（平成30年度）の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
-近年の推移は以下のとおりである。
 {| class="wikitable" style="margin: 1em 0.2em; text-align: center; font-size: 85%;"
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 |2000年（平成12年）
 |style="text-align:right;"|405
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2000_04.html|title=各駅の乗車人員（2000年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2000_04.html|title=各駅の乗車人員（2000年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2001年（平成13年）
 |style="text-align:right;"|336
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2001_04.html|title=各駅の乗車人員（2001年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2001_04.html|title=各駅の乗車人員（2001年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2002年（平成14年）
 |style="text-align:right;"|298
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2002_05.html|title=各駅の乗車人員（2002年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2002_05.html|title=各駅の乗車人員（2002年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2003年（平成15年）
 |style="text-align:right;"|254
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2003_05.html|title=各駅の乗車人員（2003年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2003_05.html|title=各駅の乗車人員（2003年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2004年（平成16年）
 |style="text-align:right;"|234
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2004_05.html|title=各駅の乗車人員（2004年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2004_05.html|title=各駅の乗車人員（2004年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2005年（平成17年）
 |style="text-align:right;"|224
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2005_05.html|title=各駅の乗車人員（2005年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2005_05.html|title=各駅の乗車人員（2005年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2006年（平成18年）
 |style="text-align:right;"|243
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2006_04.html|title=各駅の乗車人員（2006年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2006_04.html|title=各駅の乗車人員（2006年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2007年（平成19年）
 |style="text-align:right;"|251
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2007_04.html|title=各駅の乗車人員（2007年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2007_04.html|title=各駅の乗車人員（2007年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2008年（平成20年）
 |style="text-align:right;"|240
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2008_04.html|title=各駅の乗車人員（2008年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2008_04.html|title=各駅の乗車人員（2008年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2009年（平成21年）
 |style="text-align:right;"|235
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2009_04.html|title=各駅の乗車人員（2009年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2009_04.html|title=各駅の乗車人員（2009年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2010年（平成22年）
 |style="text-align:right;"|211
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2010_05.html|title=各駅の乗車人員（2010年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2010_05.html|title=各駅の乗車人員（2010年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2011年（平成23年）
 |style="text-align:right;"|207
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2011_04.html|title=各駅の乗車人員（2011年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2011_04.html|title=各駅の乗車人員（2011年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2012年（平成24年）
 |style="text-align:right;"|192
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2012_08.html|title=各駅の乗車人員（2012年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2012_08.html|title=各駅の乗車人員（2012年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2013年（平成25年）
 |style="text-align:right;"|191
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2013_08.html|title=各駅の乗車人員（2013年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2013_08.html|title=各駅の乗車人員（2013年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2014年（平成26年）
 |style="text-align:right;"|185
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2014_08.html|title=各駅の乗車人員（2014年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2014_08.html|title=各駅の乗車人員（2014年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2015年（平成27年）
 |style="text-align:right;"|191
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2015_08.html|title=各駅の乗車人員（2015年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2015_08.html|title=各駅の乗車人員（2015年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2016年（平成28年）
 |style="text-align:right;"|223
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2016_08.html|title=各駅の乗車人員（2016年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2016_08.html|title=各駅の乗車人員（2016年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2017年（平成29年）
 |style="text-align:right;"|240
-|<ref group="利用客数">{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2017_08.html|title=各駅の乗車人員（2017年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2017_08.html|title=各駅の乗車人員（2017年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-02-16}}</ref>
 |-
 |2018年（平成30年）
 |style="text-align:right;"|239
-|<ref group="利用客数" name="passenger/2018_07" />
+|<ref group="利用客数">{{Cite web|和書|url=http://www.jreast.co.jp/passenger/2018_07.html|title=各駅の乗車人員（2018年度）|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2019-07-07}}</ref>
 |}
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 * 大館神明社
 * [[大館市立第一中学校]]
-* [[秋田銀行]]大館支店
+* [[秋田銀行]] 大館支店
-* [[北都銀行]]大館支店
+* [[北都銀行]] 大館支店・[[ブランチインブランチ|大館東支店・比内支店]]
-* [[青森銀行]]大館支店
+* [[青森銀行]] 大館中央支店
-* [[みちのく銀行]]大館支店
+* [[みちのく銀行]] 大館支店・[[ブランチインブランチ|比内支店]]
-* [[秋田県信用組合]]大館支店
+* [[秋田県信用組合]] 大館支店
 * [[大館市立総合病院]]
 * 市営大館野球場
 * 大館市役所
 * [[大館郵便局]]
+* [[ホテルルートイン]]大館大町
 == バス路線 ==
 東大館駅前は、朝夕の[[路線バス]]と[[コミュニティバス]]が設定されており、それ以外は南町と鍛冶町にあるバス停が最寄りのバス停になる。
 === 東大館駅前 ===
+* 大谷行：朝1便のみ運行 (大館大町、大館鍛冶町は経由しない)
-* [[秋田県立大館鳳鳴高等学校|鳳鳴高校]]前行：平日通勤・通学時間帯のみ運行
+* 大館・田代線 (環状線)
+** 御坂、川口、谷地の平団地前、早口駅前方面
+** [[大館市立総合病院|市立病院]]、鳳鳴高校前、イオン大館店方面
 * さわやかみなみ号（真中線）
 ** 櫃崎、赤石、板沢、南小学校方面
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 [[Category:東日本旅客鉄道の鉄道駅]]
 [[Category:日本国有鉄道の鉄道駅]]
-[[Category:秋田鉄道]]
+[[Category:秋田鉄道の鉄道駅]]
 [[Category:1914年開業の鉄道駅]]

2024年7月6日 (土) 14:10時点における最新版

歴史

名称の由来

駅構造

利用状況

駅周辺

バス路線

東大館駅前

大館南町・大館鍛冶町

隣の駅

脚注

出典

利用状況

関連項目

外部リンク