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'''ジャック・スワガー'''(''Jack Swagger'')の[[リングネーム]]で知られる'''ジェイク・ヘイガー'''(''Donald Jacob Hager, Jr. ''、[[1982年]][[3月24日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[プロレスラー]]。[[オクラホマ州]][[ノーブル郡 (オクラホマ州)|ペリー]]出身<ref name="oww">{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/bios/j/jack-swagger/|title=Jack Swagger|accessdate=2017-03-13|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。
'''ジェイク・ヘイガー'''(''Jake Hager''、[[1982年]][[3月24日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[プロレスラー]]、[[総合格闘家]]。
本名、'''ドナルド・ジェイコブ・ヘイガー・ジュニア'''(''Donald Jacob Hager, Jr. '')、[[オクラホマ州]][[ノーブル郡 (オクラホマ州)|ペリー]]出身<ref name="oww">{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/bios/j/jack-swagger/|title=Jack Swagger|accessdate=2017-03-13|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。


== 来歴 ==
== 来歴 ==
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2008年3月にFCWフロリダヘビー級王座を獲得。同年8月には[[WWE・ロウ|RAW]]の[[ダーク・マッチ]]に登場。9月にレスリングのキャリアに合わせて'''全米代表のアメリカ人'''(''The All–American American'')'''ジャック・スワガー'''として[[ECW]]にてデビュー。レスリングの経験に裏打ちされたレスリングセンスと、不敵な笑みの生意気なキャラクターで[[ヒール (プロレス)|ヒール]]としての存在感を発揮し、[[トミー・ドリーマー]]と抗争。レスリング・マッチ、エクストリーム戦などで戦うも無敗を守りドリーマーを下し続けた。
2008年3月にFCWフロリダヘビー級王座を獲得。同年8月には[[WWE・ロウ|RAW]]の[[ダーク・マッチ]]に登場。9月にレスリングのキャリアに合わせて'''全米代表のアメリカ人'''(''The All–American American'')'''ジャック・スワガー'''として[[ECW]]にてデビュー。レスリングの経験に裏打ちされたレスリングセンスと、不敵な笑みの生意気なキャラクターで[[ヒール (プロレス)|ヒール]]としての存在感を発揮し、[[トミー・ドリーマー]]と抗争。レスリング・マッチ、エクストリーム戦などで戦うも無敗を守りドリーマーを下し続けた。


2009年1月、[[マット・ハーディー]]に勝利し[[ECW王座]]を獲得した。2月に[[デイブ・フィンレー|フィンレー]]に初黒星を喫し、その翌週にもWWEに復帰した[[ジェイソン・リソ|クリスチャン]]に敗れる。以降クリスチャンと抗争を繰り広げ[[4月26日]]の[[WWE・バックラッシュ#第11回大会(2009年)WWE Backlash 2009|Backlash 2009]]でクリスチャンに敗れ王座を失う。5月の[[ジャッジメント・デイ#第11回大会(2009年)WWE Judgment Day 2009|Judgment Day 2009]]で王座奪還を狙うも再びクリスチャンに敗れた。その後もECW王座をクリスチャンと[[トミー・ドリーマー]]とのトリプルスレットなどで争うが、息巻くスワガーは眼中にないクリスチャンとドリーマー、という構図であった。6月、トレードでRAWへ移籍した。移籍後は[[アルヴィン・バーク・ジュニア|MVP]]と短い抗争を経て、US王座戦線で王座を巡り[[コフィ・サーコーディエ・メンサー|コフィ・キングストン]]や[[マイク・ミザニン|ザ・ミズ]]などと争う。しかし王座獲得とはならず以降はジョバー的な役割での登場が多くなる。
2009年1月、[[マット・ハーディー]]に勝利し[[ECW王座]]を獲得した。2月に[[デイブ・フィンレー|フィンレー]]に初黒星を喫し、その翌週にもWWEに復帰した[[ジェイソン・リソ|クリスチャン]]に敗れる。以降クリスチャンと抗争を繰り広げ[[4月26日]]の[[WWE・バックラッシュ#第11回大会(2009年)WWE Backlash 2009|Backlash 2009]]でクリスチャンに敗れ王座を失う。5月の[[ジャッジメント・デイ#第11回大会(2009年)WWE Judgment Day 2009|Judgment Day 2009]]で王座奪還を狙うも再びクリスチャンに敗れた。その後もECW王座をクリスチャンと[[トミー・ドリーマー]]とのトリプルスレットなどで争うが、息巻くスワガーは眼中にないクリスチャンとドリーマー、という構図であった。6月、トレードでRAWへ移籍した。移籍後は[[アルヴィン・バーク・ジュニア|MVP]]と短い抗争を経て、[[WWE・ユナイテッドステイツ王座|US王座]]戦線で王座を巡り[[コフィ・サーコーディエ・メンサー|コフィ・キングストン]]や[[マイク・ミザニン|ザ・ミズ]]などと争う。しかし王座獲得とはならず以降はジョバー的な役割での登場が多くなる。


[[ファイル:Jack Swagger Tribute to the Troops 2010.jpg|thumb|180px|left|2010年]]
[[ファイル:Jack Swagger Tribute to the Troops 2010.jpg|thumb|180px|right|2010年]]


[[2010年]]、スワガーのキャリアにおいて転機を迎える年となった。[[レッスルマニア#第26回大会(2010年)WrestleMania XXVI "Destruction in the Desert"|WrestleMania 26]]の[[マネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチ]]でマネー・イン・ザ・バンクを獲得。翌週の[[スマックダウン|SmackDown!]]で、[[WWE・世界ヘビー級王座|世界ヘビー級王者]]の[[クリス・ジェリコ]]相手に鞄の権利を行使し、初めて団体最高位の王座を獲得。6月20日に行われた[[WWEフェイタル・4ウェイ#第1回大会(2010年)WWE Fatal 4 Way 2010|Fatal 4 Way 2010]]での4ウェイ戦にて、[[レイ・ミステリオ]]に敗れて王座から陥落。その後はミステリオと抗争し、主力ポジションとして活躍。7月16日のSmackDown!では、往年のレスラー[[ジミー・ゴールデン]]を父親役の「ジャック・スワガー・シニア」として帯同した。10月1日、地元オクラホマ州オクラホマシティで収録されたSmackDown!において鷲のマスコット、'''[[チャボ・ゲレロ・ジュニア|スワガーイーグル]]'''(''Swagger's Soaring Eagle'')を引き連れ入場し、キング・オブ・オクラホマを名乗る。
[[2010年]]、スワガーのキャリアにおいて転機を迎える年となった。[[レッスルマニア#第26回大会(2010年)WrestleMania XXVI "Destruction in the Desert"|WrestleMania 26]]の[[マネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチ]]でマネー・イン・ザ・バンクを獲得。翌週の[[スマックダウン|SmackDown!]]で、[[WWE・世界ヘビー級王座|世界ヘビー級王者]]の[[クリス・ジェリコ]]相手に鞄の権利を行使し、初めて団体最高位の王座を獲得。6月20日に行われた[[WWEフェイタル・4ウェイ#第1回大会(2010年)WWE Fatal 4 Way 2010|Fatal 4 Way 2010]]での4ウェイ戦にて、[[レイ・ミステリオ]]に敗れて王座から陥落。その後はミステリオと抗争し、主力ポジションとして活躍。7月16日のSmackDown!では、往年のレスラー[[ジミー・ゴールデン]]を父親役の「ジャック・スワガー・シニア」として帯同した。10月1日、地元オクラホマ州オクラホマシティで収録されたSmackDown!において鷲のマスコット、'''[[チャボ・ゲレロ・ジュニア|スワガーイーグル]]'''(''Swagger's Soaring Eagle'')を引き連れ入場し、キング・オブ・オクラホマを名乗る。


[[2011年]]、中堅のポジションに甘んじる事が多かったが、[[レッスルマニア#第27回大会(2011年)WrestleMania XXVII|WrestleMania 27]]で行われる予定の[[ストーン・コールド・スティーブ・オースチン]]が特別レフェリーを務める、リングアナウンサー[[マイケル・コール]]と[[ジェリー・ローラー]]の試合に、コール側のセコンドに付く形での出場が発表された。4月に行われた追加ドラフトで[[RAW]]に移籍し、[[ヴィッキー・ゲレロ]]にトレーナーに着くよう頼み、同じく顧客ギミック(恋人ギミックから移行)の[[ドルフ・ジグラー]]と共に活動する。また、年末には[[ケイン (プロレスラー)|ケイン]]に襲われ重傷を負った[[ザック・ライダー]]からUS王座を取得。
[[2011年]]、中堅のポジションに甘んじる事が多かったが、[[レッスルマニア#第27回大会(2011年)Wrestle Mania XXVII "The Biggest WrestleMania Ever"|WrestleMania 27]]で行われる予定の[[ストーン・コールド・スティーブ・オースチン]]が特別レフェリーを務める、リングアナウンサー[[マイケル・コール]]と[[ジェリー・ローラー]]の試合に、コール側のセコンドに付く形での出場が発表された。4月に行われた追加ドラフトでRAWに移籍し、[[ヴィッキー・ゲレロ]]にトレーナーに着くよう頼み、同じく顧客ギミック(恋人ギミックから移行)の[[ドルフ・ジグラー]]と共に活動する。また、年末には[[ケイン (プロレスラー)|ケイン]]に襲われ重傷を負った[[ザック・ライダー]]からUS王座を取得。

[[2012年]]、RAWの一日GMとなった[[テディ・ロング]]氏によって組まれた[[サンティーノ・マレラ]]戦にて、王座を奪われる。[[レッスルマニア#第28回大会(2012年)Wrestle Mania XXVIII "Once in a Lifetime"|WrestleMania 28]]では12人タッグ戦に[[ジョン・ロウリネイティス]]率いるチーム・ジョニーのメンバーとして参加し、勝利に貢献。その後もジグラーと組んで、US王座戦やタッグ王座戦で戦うも、王座は取れず。しかしながら、強豪[[シェイマス]][[ロン・キリングス|トゥルース]]を相手に、何度も激戦を繰り広げた。その後、ヴィッキーの提案により行われたシングルマッチによって、ジグラーに敗れ、仲間から追い出され出番も激減した。その間も敗戦が続き、それを苦に自ら希望し休場。


[[2013年]]よりハウスショーで復帰し、2月1日のSmackDown!に登場。GMの[[ブッカー・ハフマン|ブッカー・T]]に同月PPVの[[WWEエリミネーション・チェンバー#第4回大会(2013年)WWE Elimination Chamber 2013|Elimination Chamber 2013]]への出場を直訴。エリミネーション・チェンバーマッチ出場を賭けた査定試合で[[コフィ・キングストン]]と対戦して勝利した。同月11日のSmackDown!ではマネージャーの[[ダッチ・マンテル|ゼブ・コルター]]を引き連れてヒールに転向。そしてElimination Chamber 2013でエリミネーション・チェンバーマッチにて勝利し、[[WWE・世界ヘビー級王座|世界ヘビー級王座]]挑戦の資格を獲得。2月22日のSmackDown!では[[ランディ・オートン]]からピンフォール勝利を奪うなど、[[レッスルマニア#第29回大会(2013年)Wrestle Mania 29|WrestleMania 29]]に向けてプッシュを受ける中、2月20日、[[ミシシッピ州]]にてスピード違反で逮捕され、さらに[[大麻|マリファナ]]を所持していたことが発覚した。4月7日、WrestleMania 29において世界ヘビー級王座を保持する[[アルベルト・デル・リオ]]に挑戦するが前述の事件を起こしたペナルティーとして敗戦、その後世界王座戦線から脱落。
[[2012年]]、RAWの一日GMとなった[[テディ・ロング]]氏によって組まれた[[サンティーノ・マレラ]]戦にて、王座を奪われる。[[レッスルマニア#第28回大会(2012年)WrestleMania XXVIII "Once in a Lifetime"|WrestleMania 28]]では12人タッグ戦に[[ジョン・ロウリネイティス]]率いるチーム・ジョニーのメンバーとして参加し、勝利に貢献。その後もジグラーと組んで、US王座戦やタッグ王座戦で戦うも、王座は取れず。しかしながら、強豪シェイマスやトゥルースを相手に、何度も激戦を繰り広げた。その後、ヴィッキーの提案により行われたシングルマッチによって、ジグラーに敗れ、仲間から追い出され出番も激減した。その間も敗戦が続き、それを苦に自ら希望し休場。


[[2014年]]4月7日、[[クラウディオ・カスタニョーリ|セザーロ]]に裏切られてシングルとなった。その後執拗にアメリカを卑下しロシアがいかに偉大かを言って回るラナと[[ミロスラフ・バルニャシェフ|ルセフ]]の発言が「真のアメリカ人」を自称するスワガーとコルターの逆鱗に触れ抗争に発展、ベビーターンした。
[[2013年]]よりハウスショーで復帰し、2月1日のSmackDown!に登場。GMの[[ブッカー・ハフマン|ブッカー・T]]に同月PPVの[[WWEエリミネーション・チェンバー#第3回大会(2013年)WWE Elimination Chamber 2013|Elimination Chamber 2013]]への出場を直訴。エリミネーション・チェンバーマッチ出場を賭けた査定試合で[[コフィ・キングストン]]と対戦して勝利した。同月11日のSmackDown!ではマネージャーの[[ダッチ・マンテル|ゼブ・コルター]]を引き連れてヒールに転向。そしてElimination Chamber 2013でエリミネーション・チェンバーマッチにて勝利し、[[WWE・世界ヘビー級王座|世界ヘビー級王座]]挑戦の資格を獲得。2月22日のSmackDown!では[[ランディ・オートン]]からピンフォール勝利を奪うなど、[[レッスルマニア#第29回大会(2013年)WrestleMania XXIX|WrestleMania 29]]に向けてプッシュを受ける中、2月20日、[[ミシシッピ州]]にてスピード違反で逮捕され、さらにマリファナを所持していたことが発覚した。4月7日、[[レッスルマニア29|WrestleMania 29]]において世界ヘビー級王座を保持する[[アルベルト・デル・リオ]]に挑戦するが前述の事件を起こしたペナルティーとして敗戦、その後世界王座戦線から脱落。


[[2017年]]3月13日、本人の申し出によりWWEから契約となった<ref name="wwe-released">{{cite web|url=http://www.foxsports.com/wwe/story/jack-swagger-released-by-wwe-after-11-years-031317|title=Jack Swagger released by WWE after 11 years|accessdate=2017-03-13|publisher=FOXSports.com}}</ref>。同年11月、[[Bellator MMA|ベラトールMMA]]と契約、[[総合格闘技]]への挑戦を表明した<ref>{{cite web|url=https://www.bloodyelbow.com/2017/11/13/16647044/bellator-wwe-superstar-jack-swagger-signs-jake-hager-mma-news|title=Former WWE superstar Jack Swagger signs with Bellator MMA|accessdate=2017-11-15|publisher=VOX MEDIA}}</ref>。また、総合格闘技と並行してプロレスも継続。[[2018年]]6月に'''ジェイク・ストロング'''の名で[[ルチャ・アンダー・グラウンド]]に参戦。10月に[[ペンタゴン・ジュニア|ペンタゴン・ダーク]]を破ってルチャアンダーグラウンド王座を戴冠した
[[2014年]]4月7日、セザーロに裏切られてシングルとなった。その後執拗にアメリカを卑下しロシアがいかに偉大かを言って回るラナと[[ミロスラフ・バルニャシェフ|ルセフ]]の発言が「真のアメリカ人」を自称するスワガーとコルターの逆鱗に触れ抗争に発展、ベビーターンした。


[[2019年]]10月、本名で[[オール・エリート・レスリング|AEW]]に参戦。[[クリス・ジェリコ]]の呼び掛けに応じて、[[サミー・ゲバラ]]、[[アンヘル・オルティス (プロレスラー)|オルティス]]&[[マイク・ドレイジック|サンタナ]]と共にユニット“インナーサークル”を結成した。
[[2017年]]3月13日、本人の申し出によりWWEから解となった<ref name="wwe-released">{{cite web|url=http://www.foxsports.com/wwe/story/jack-swagger-released-by-wwe-after-11-years-031317|title=Jack Swagger released by WWE after 11 years|accessdate=2017-03-13|publisher=FOXSports.com}}</ref>。同年11月、[[Bellator MMA|ベラトールMMA]]と契約、[[総合格闘技]]への挑戦を表明した<ref>{{cite web|url=https://www.bloodyelbow.com/2017/11/13/16647044/bellator-wwe-superstar-jack-swagger-signs-jake-hager-mma-news|title=Former WWE superstar Jack Swagger signs with Bellator MMA|accessdate=2017-11-15|publisher=VOX MEDIA}}</ref>。


== 得意技 ==
== 得意技 ==
[[File:Evan Bourne & Jack Swagger.jpg|thumb|right|200px|パトリオット・ロック]]
[[ファイル:Evan Bourne & Jack Swagger.jpg|thumb|right|200px|パトリオット・ロック]]
; [[パワーボム#ドクターボム|ガットレンチ・パワーボム]]
=== フィニッシュ・ホールド ===
; [[パワーボム#ドクターボム|ガットレンチ・パワーボム]]
: 横から胴をクラッチして正面に持ち上げるパワーボム。シットダウン式が一般的であるが、スワガーのガットレンチは倒れこみ式である。元は大学の先輩でもある[[スティーブ・ウィリアムス]]の必殺技であり、彼の技を受け継いだ形となる。
: 横から胴をクラッチして正面に持ち上げるパワーボム。シットダウン式が一般的であるが、スワガーのガットレンチは倒れこみ式である。元は大学の先輩でもある[[スティーブ・ウィリアムス]]の必殺技であり、彼の技を受け継いだ形となる。
: 下記のパトリオット・ロックを使い始めてからは、使用頻度が急激に減り、必殺技としての強さも失っている様子(すでに傷ついていたライダーとのUS王座戦では三度も使ってようやくフォールに持ち込んだ)。
: 下記のパトリオット・ロックを使い始めてからは、使用頻度が急激に減り、必殺技としての強さも失っている様子(すでに傷ついていたライダーとのUS王座戦では三度も使ってようやくフォールに持ち込んだ)。
; [[アンクル・ロック|パトリオット・ロック]]
; [[アンクル・ロック|パトリオット・ロック]]
: 初回はパトリオット・アクトと表記された。 相手の足首を捻りあげるアンクルロック。2010年の世界王座戴冠後に使用し始め、2013年の復帰時に単なるアンクル・ロックから現在の名前に改められた。スワガーの場合はスタンディング式とグラウンド式の両方を使用する。
: 初回はパトリオット・アクトと表記された。 相手の足首を捻りあげるアンクルロック。2010年の世界王座戴冠後に使用し始め、2013年の復帰時に単なるアンクル・ロックから現在の名前に改められた。スワガーの場合は'''スタンディング式''''''グラウンド式'''の両方を使用する。
; [[肩固め]]
; [[ボディ・プレス#リバース・スプラッシュ|スワガーボム]]
: '''スタンディング式'''、'''グランド式'''の両方を使用する。
: リバース・スプラッシュ。スワガーの場合、勢いよく助走をつけてから仕掛ける。
=== 組み技 ===
; [[ロック・ボトム|サイド・スラム]]
: 向かい合った相手の右脇に頭を潜り込ませて相手の左肩の上に右腕を引っ掛けて左手で相手の背中の方へと回して胴を抱え込み、抱えた相手の体をリフトアップして前のめりに倒れ込み落下させた相手の背中を叩きつける。
=== 飛び技 ===
; [[ボディ・プレス#リバース・スプラッシュ|ヘイガーボム]]
:'''リバース・スプラッシュ'''。
: スワガーの場合、勢いよく助走をつけてから仕掛ける。
=== 打撃技 ===
; [[エルボーバット|エルボー]]
; [[ラリアット|クローズライン]]
; [[膝蹴り|ニーリフト]]
; [[膝蹴り#ランニング・ニーリフト|ランニング・ニーリフト]]
; [[16文キック|ビッグブーツ]]
; [[グランドパンチ|パウンド]]
=== 投げ技 ===
; [[ブレーンバスター|スーパープレックス]]
; [[ブレーンバスター#雪崩式ブレーンバスター|スーパープレックス]]
; [[ジャーマンスープレックス]]
; [[バックドロップ|ベリー・トゥー・バック・スープレックス]]
; [[フロントスープレックス|ベリー・トゥー・ベリー]]
=== 締め技 ===
; [[ベアハッグ]]


== 獲得タイトル ==
== 獲得タイトル ==
[[ファイル:Jack Swagger Chicago IL 011909.jpg|thumb|right|[[ECW王座]]]]
[[ファイル:Jack Swagger wins MITB.jpg|thumb|upright|[[マネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチ#歴代勝者|Mr.マネー・イン・ザ・バンク]][[WrestleMania XXVI]]]]
'''WWE'''
'''WWE'''
* [[WWE・世界ヘビー級王座|世界ヘビー級王座]] : 1回
* [[WWE・世界ヘビー級王座|世界ヘビー級王座]] : 1回
* [[ECW王座]] : 1回
* [[ECW王座]] : 1回
* [[マネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチ#歴代勝者|Mr.マネー・イン・ザ・バンク]] : 2010年
* [[マネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチ#歴代勝者|Mr.マネー・イン・ザ・バンク]]優勝 : 2010年
* [[WWE・ユナイテッドステイツ王座|US王座]] : 1回
* [[WWE・ユナイテッドステイツ王座|US王座]] : 1回
'''FCW'''
'''FCW'''
* [[FCWフロリダヘビー級王座]] : 1回
* [[FCWフロリダヘビー級王座]] : 1回
* [[FCW南部ヘビー級王座]] : 1回
* [[FCW南部ヘビー級王座]] : 1回
'''ルチャ・アンダー・グラウンド'''
* ルチャ・アンダー・グラウンド王座 : 1回
'''5SW'''
'''5SW'''
* 5 Star Wresting王座 : 1回
* 5 Star Wresting王座 : 1回
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== 入場曲 ==
== 入場曲 ==
* Exhale
* 2Z'Top
* Soaring Eagle
* Get On Your Knees (Age Against The Machine)
* Get On Your Knees (Age Against The Machine)
* Patriot - 現在使用中
* Patriot
* I Got 'Em Hurt - 現在使用中


== 決め台詞 ==
== 決め台詞 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* {{twitter|RealJakeHager|Jake Hager}}
* [http://us.wwe.com/superstars/smackdown/jackswagger/ WWE Profile]
* [http://us.wwe.com/superstars/smackdown/jackswagger/ WWE Profile]
* {{SHERDOG|267829}}


{{世界ヘビー級王座 (WWE)}}
{{世界ヘビー級王座 (WWE)}}
{{WWEユナイテッドステイツ王座}}
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{{DEFAULTSORT:すわかあ しやつく}}
[[Category:アメリカ合衆国のプロレスラー]]
[[Category:アメリカ合衆国のプロレスラー]]
[[Category:WWEに参戦したプロレスラー]]
[[Category:WWEに参戦したプロレスラー]]
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[[Category:オクラホマ州の人物]]
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[[Category:1982年生]]
[[Category:1982年生]]

2024年7月7日 (日) 01:05時点における最新版

ジェイク・ヘイガー
ジェイク・ヘイガーの画像
プロフィール
リングネーム ジェイク・ヘイガー
ジャック・スワガー
ジェイク・ストロング
本名 ドナルド・ジェイコブ・ヘイガー・ジュニア
ニックネーム リアル・アメリカン
ジ・オール・アメリカン・アメリカン(全米代表のアメリカ人)
身長 201cm
体重 125kg
誕生日 (1982-03-24) 1982年3月24日(42歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オクラホマ州の旗オクラホマ州ペリー
所属 フリー
スポーツ歴 アメリカンフットボール
レスリング
トレーナー DSWスタッフ
OVWスタッフ
FCWスタッフ
デビュー 2006年
テンプレートを表示

ジェイク・ヘイガーJake Hager1982年3月24日 - )は、アメリカ合衆国プロレスラー総合格闘家

本名、ドナルド・ジェイコブ・ヘイガー・ジュニアDonald Jacob Hager, Jr. )、オクラホマ州ペリー出身[1]

来歴

[編集]

オクラホマ大学でレスリング部ヘビーウェイト部門とアメリカンフットボールのディフェンシブラインとして活躍していたヘイガーは大学の先輩でもあるWWEジム・ロスと出会い、彼の薦めで卒業後のレスラーとしての契約を結ぶ。2006年には全米レスリングで1シーズンに30ものピンフォールを奪うなど活躍した。

2006年9月、WWEのトライアウトを受けDSW入団を経てOVWに移籍、OVWがWWEとの関係を解消すると新設されたFCWに移る。

2008年3月にFCWフロリダヘビー級王座を獲得。同年8月にはRAWダーク・マッチに登場。9月にレスリングのキャリアに合わせて全米代表のアメリカ人The All–American Americanジャック・スワガーとしてECWにてデビュー。レスリングの経験に裏打ちされたレスリングセンスと、不敵な笑みの生意気なキャラクターでヒールとしての存在感を発揮し、トミー・ドリーマーと抗争。レスリング・マッチ、エクストリーム戦などで戦うも無敗を守りドリーマーを下し続けた。

2009年1月、マット・ハーディーに勝利しECW王座を獲得した。2月にフィンレーに初黒星を喫し、その翌週にもWWEに復帰したクリスチャンに敗れる。以降クリスチャンと抗争を繰り広げ4月26日Backlash 2009でクリスチャンに敗れ王座を失う。5月のJudgment Day 2009で王座奪還を狙うも再びクリスチャンに敗れた。その後もECW王座をクリスチャンとトミー・ドリーマーとのトリプルスレットなどで争うが、息巻くスワガーは眼中にないクリスチャンとドリーマー、という構図であった。6月、トレードでRAWへ移籍した。移籍後はMVPと短い抗争を経て、US王座戦線で王座を巡りコフィ・キングストンザ・ミズなどと争う。しかし王座獲得とはならず以降はジョバー的な役割での登場が多くなる。

2010年

2010年、スワガーのキャリアにおいて転機を迎える年となった。WrestleMania 26マネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチでマネー・イン・ザ・バンクを獲得。翌週のSmackDown!で、世界ヘビー級王者クリス・ジェリコ相手に鞄の権利を行使し、初めて団体最高位の王座を獲得。6月20日に行われたFatal 4 Way 2010での4ウェイ戦にて、レイ・ミステリオに敗れて王座から陥落。その後はミステリオと抗争し、主力ポジションとして活躍。7月16日のSmackDown!では、往年のレスラージミー・ゴールデンを父親役の「ジャック・スワガー・シニア」として帯同した。10月1日、地元オクラホマ州オクラホマシティで収録されたSmackDown!において鷲のマスコット、スワガーイーグルSwagger's Soaring Eagle)を引き連れ入場し、キング・オブ・オクラホマを名乗る。

2011年、中堅のポジションに甘んじる事が多かったが、WrestleMania 27で行われる予定のストーン・コールド・スティーブ・オースチンが特別レフェリーを務める、リングアナウンサーマイケル・コールジェリー・ローラーの試合に、コール側のセコンドに付く形での出場が発表された。4月に行われた追加ドラフトでRAWに移籍し、ヴィッキー・ゲレロにトレーナーに着くよう頼み、同じく顧客ギミック(恋人ギミックから移行)のドルフ・ジグラーと共に活動する。また、年末にはケインに襲われ重傷を負ったザック・ライダーからUS王座を取得。

2012年、RAWの一日GMとなったテディ・ロング氏によって組まれたサンティーノ・マレラ戦にて、王座を奪われる。WrestleMania 28では12人タッグ戦にジョン・ロウリネイティス率いるチーム・ジョニーのメンバーとして参加し、勝利に貢献。その後もジグラーと組んで、US王座戦やタッグ王座戦で戦うも、王座は取れず。しかしながら、強豪シェイマストゥルースを相手に、何度も激戦を繰り広げた。その後、ヴィッキーの提案により行われたシングルマッチによって、ジグラーに敗れ、仲間から追い出され出番も激減した。その間も敗戦が続き、それを苦に自ら希望し休場。

2013年よりハウスショーで復帰し、2月1日のSmackDown!に登場。GMのブッカー・Tに同月PPVのElimination Chamber 2013への出場を直訴。エリミネーション・チェンバーマッチ出場を賭けた査定試合でコフィ・キングストンと対戦して勝利した。同月11日のSmackDown!ではマネージャーのゼブ・コルターを引き連れてヒールに転向。そしてElimination Chamber 2013でエリミネーション・チェンバーマッチにて勝利し、世界ヘビー級王座挑戦の資格を獲得。2月22日のSmackDown!ではランディ・オートンからピンフォール勝利を奪うなど、WrestleMania 29に向けてプッシュを受ける中、2月20日、ミシシッピ州にてスピード違反で逮捕され、さらにマリファナを所持していたことが発覚した。4月7日、WrestleMania 29において世界ヘビー級王座を保持するアルベルト・デル・リオに挑戦するが前述の事件を起こしたペナルティーとして敗戦、その後世界王座戦線から脱落。

2014年4月7日、セザーロに裏切られてシングルとなった。その後執拗にアメリカを卑下しロシアがいかに偉大かを言って回るラナとルセフの発言が「真のアメリカ人」を自称するスワガーとコルターの逆鱗に触れ抗争に発展、ベビーターンした。

2017年3月13日、本人の申し出によりWWEから契約解除となった[2]。同年11月、ベラトールMMAと契約、総合格闘技への挑戦を表明した[3]。また、総合格闘技と並行してプロレスも継続。2018年6月にジェイク・ストロングの名でルチャ・アンダー・グラウンドに参戦。10月にペンタゴン・ダークを破ってルチャアンダーグラウンド王座を戴冠した。

2019年10月、本名でAEWに参戦。クリス・ジェリコの呼び掛けに応じて、サミー・ゲバラオルティス&サンタナと共にユニット“インナーサークル”を結成した。

得意技

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パトリオット・ロック

フィニッシュ・ホールド

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ガットレンチ・パワーボム
横から胴をクラッチして正面に持ち上げるパワーボム。シットダウン式が一般的であるが、スワガーのガットレンチは倒れこみ式である。元は大学の先輩でもあるスティーブ・ウィリアムスの必殺技であり、彼の技を受け継いだ形となる。
下記のパトリオット・ロックを使い始めてからは、使用頻度が急激に減り、必殺技としての強さも失っている様子(すでに傷ついていたライダーとのUS王座戦では三度も使ってようやくフォールに持ち込んだ)。
パトリオット・ロック
初回はパトリオット・アクトと表記された。 相手の足首を捻りあげるアンクルロック。2010年の世界王座戴冠後に使用し始め、2013年の復帰時に単なるアンクル・ロックから現在の名前に改められた。スワガーの場合はスタンディング式グラウンド式の両方を使用する。
肩固め
スタンディング式グランド式の両方を使用する。

組み技

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サイド・スラム
向かい合った相手の右脇に頭を潜り込ませて相手の左肩の上に右腕を引っ掛けて左手で相手の背中の方へと回して胴を抱え込み、抱えた相手の体をリフトアップして前のめりに倒れ込み落下させた相手の背中を叩きつける。

飛び技

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ヘイガーボム
リバース・スプラッシュ
スワガーの場合、勢いよく助走をつけてから仕掛ける。

打撃技

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エルボー
クローズライン
ニーリフト
ランニング・ニーリフト
ビッグブーツ
パウンド

投げ技

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スーパープレックス
スーパープレックス
ジャーマンスープレックス
ベリー・トゥー・バック・スープレックス
ベリー・トゥー・ベリー

締め技

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ベアハッグ

獲得タイトル

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ECW王座
Mr.マネー・イン・ザ・バンクWrestleMania XXVI

WWE

FCW

ルチャ・アンダー・グラウンド

  • ルチャ・アンダー・グラウンド王座 : 1回

5SW

  • 5 Star Wresting王座 : 1回

IWR

  • IWRヘビー級王座

PPW

  • PPWヘビー級王座

入場曲

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  • 2Z'Top
  • Soaring Eagle
  • Get On Your Knees (Age Against The Machine)
  • Patriot
  • I Got 'Em Hurt - 現在使用中

決め台詞

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  • We the people!!!(我々は真のアメリカ国民だ)

脚注

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  1. ^ Jack Swagger”. Online World of Wrestling. 2017年3月13日閲覧。
  2. ^ Jack Swagger released by WWE after 11 years”. FOXSports.com. 2017年3月13日閲覧。
  3. ^ Former WWE superstar Jack Swagger signs with Bellator MMA”. VOX MEDIA. 2017年11月15日閲覧。

外部リンク

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