コンテンツにスキップ

「デッツォーラ島根E.C」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Bsx-ja (会話 | 投稿記録)
m 松江シティFC改名に伴う処理 using AWB
m Bot作業依頼#Cite webテンプレートのdeadlink、deadlinkdate引数の移行
 
(20人の利用者による、間の35版が非表示)
5行目: 5行目:
| border-color= #000000
| border-color= #000000
| 原語表記= デッツォーラ島根エスポルチクルービ
| 原語表記= デッツォーラ島根エスポルチクルービ
| 呼称= デッツォーラ島根EC
| 呼称= デッツォーラ島根E.C
| 愛称= デッツォーラ
| 愛称= デッツォーラ
| カラー= {{color box|#BA0000}} 赤<br/>{{color box|#000000}} 黒<br/>{{color box|#AC903D}} ゴールド
| カラー= {{color box|#BA0000}} 赤<br/>{{color box|#000000}} 黒<br/>{{color box|#AC903D}} ゴールド
| 創設= 2001
| 創設= 2001
| 解散= 2020
| リーグ= [[島根県社会人サッカーリーグ]]
| リーグ=
| ディビジョン= 1部
| ディビジョン=
| クラブライセンス=
| クラブライセンス=
| ホームタウン= [[島根県]][[浜田市]]
| ホームタウン= [[島根県]][[浜田市]]
| スタジアム= [[image:SHIMANE FOOTBALL ARENA Main.jpg|250px]][[島根県立サッカー場]]<br/>[[サンビレッジ浜田]]<br/>[[三隅中央公園陸上競技場]]
| スタジアム= [[File:Hamada Athletic Stadium.jpg|250px]][[浜田陸上競技場]]
| キャパ=
| キャパ= 6,000(島根県サ)<br/>2,000(SV浜田)<br/>200(三隅中央)
| 法人名=
| 法人名= 一般社団法人中国ウェルネススポーツネットワーク
| 代表=
| 代表=
| 監督=
| 監督= {{flagicon|JPN}} [[庄司孝]](選手兼任)
| HP=http://www.sportsite.jp/sc/dezzolla-shimane/index.html
| HP= https://www.facebook.com/dezzolla
}}
}}
{{基礎情報 特定非営利活動法人
{{基礎情報 特定非営利活動法人
42行目: 43行目:
|関係する組織 =
|関係する組織 =
|関係する人物 =
|関係する人物 =
|外部リンク = http://cwsn.jp/
|外部リンク =
|特記事項 =
|特記事項 =
}}
}}
'''デッツォーラ島根EC'''(デッツォーラしまねイーシー、{{lang-pt|Dezzolla Shimane Esporte Clube}}、デッツォーラ島根エスポルチクルービ)は、[[島根県]][[浜田市]]を本拠地とする社会人サッカークラブである。旧称、'''FCセントラル中国'''。
'''デッツォーラ島根E.C'''(デッツォーラしまねイーシー、{{lang-pt|Dezzolla Shimane Esporte Clube}}、デッツォーラ島根エスポルチクルービ)は、[[島根県]][[浜田市]]を本拠地とする社会人サッカークラブである。旧称、'''FCセントラル中国'''。


== 概要 ==
== 概要 ==
2001年4月に'''FCセントラル中国'''を創設。チームは[[島根県]]で登録をしているが、元々は[[広島県]]にあったため、事務局の所在地、練習場は[[広島県]][[山県郡]][[北広島町]]と、ホームタウンと異なっていた。2012年から事務局が[[島根県]][[浜田市]]に移転したことが明らかになった(後述)。2008年よりチーム名を'''デッツォーラ島根'''へ改称し、浜田市及び周辺地域をホームとする立場から、島根県全県ホームへという立場へとシフトした。
2001年4月に'''FCセントラル中国'''を創設。チームは[[島根県]]で登録をしているが、元々は[[広島県]]にあったため、事務局の所在地、練習場は[[広島県]][[山県郡]][[北広島町]]と、ホームタウンと異なっていた。2012年から事務局が[[島根県]][[浜田市]]に移転したことが明らかになった(後述)。2008年よりチーム名を'''デッツォーラ島根E.C'''へ改称し、浜田市及び周辺地域をホームとする立場から、島根県全県ホームへという立場へとシフトした。


名称の由来は、ポルトガル語で「神様」を意味する「Deus (デウス)」と「やあ、ようこそ」を意味する「Ola (オラ)」とを組み合わせた造語から。これに「スポーツクラブ」を意味する「Esporte Clube (エスポルチクルービ)」をつけている<ref name="club">{{Cite web|url=http://www.sportsite.jp/sc/dezzolla-shimane/pro.html#3|title=クラブ紹介|publisher=デッツォーラ島根EC|accessdate=2018-03-26}}</ref>。エンブレムには[[ヤマタノオロチ]]があしらわれている<ref name="club" />。
名称の由来は、ポルトガル語で「神様」を意味する「Deus (デウス)」と「やあ、ようこそ」を意味する「Ola (オラ)」とを組み合わせた造語から。これに「スポーツクラブ」を意味する「Esporte Clube (エスポルチクルービ)」をつけている<ref name="club">{{Cite web|和書|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190120144042/http://www.sportsite.jp/sc/dezzolla-shimane/pro.html|url=http://www.sportsite.jp/sc/dezzolla-shimane/pro.html#3|title=クラブ紹介|publisher=デッツォーラ島根E.C|archivedate=2019-01-20|accessdate=2018-03-26|url-status=dead|url-status-date=2020-06}}</ref>。エンブレムには[[ヤマタノオロチ]]があしらわれている<ref name="club" />。


ホームスタジアムは、FCセントラル中国時代では[[浜田市]]にある[[浜田市陸上競技場]]と[[サンビレッジ浜田]]<ref group="注">サンビレッジ浜田は2012年から人工芝グラウンドが設置され、再度ホームスタジアムとして利用されることになった。</ref> を主に使用していたが、チーム名をデッツォーラ島根に改称して全県ホームを強調したことに伴い、2008年シーズンからは浜田市陸上競技場に加え、[[松江市営陸上競技場]]([[松江市]])<ref group="注">このうち松江市営陸上競技場については、2010年に[[松江シティFC|ヴォラドール松江]](現・松江シティFC)が中国リーグに昇格してきたこともあり、同年以降このチームのホームスタジアムとしては使用された実績がない。</ref>、サンビレッジ浜田・[[三隅中央公園陸上競技場]](浜田市)、[[島根県立浜山公園陸上競技場|浜山公園陸上競技場]]・[[出雲ドーム|出雲健康公園]]スポーツ広場([[出雲市]])、[[島根県立サッカー場]]([[益田市]])・島根県立サッカー場、真田グラウンド([[吉賀町]])などを使用しているが、後述のように2018年3月にオープンした公式サイトでの表記に従えば、現状でのホームタウンは浜田市のみと思われる。またこれら事情により、2018年については浜田市・益田市という島根県西部地域のみでの開催となっている(同じく県西部にある吉賀町は開催地に含まれない)。
ホームスタジアムは、FCセントラル中国時代では[[浜田市]]にある[[浜田市陸上競技場]]と[[サンビレッジ浜田|サン・ビレッジ浜田スポーツ広場サッカーグラウンド]]<ref group="注">サンビレッジ浜田は2012年人工芝グラウンドが設置され、再度ホームスタジアムとして利用されることになった。</ref> を主に使用していたが、チーム名をデッツォーラ島根に改称して全県ホームを強調したことに伴い、2008年シーズンからは浜田市陸上競技場に加え、[[松江市営陸上競技場]]([[松江市]])<ref group="注">このうち松江市営陸上競技場については、2010年に[[FC神楽しまね|ヴォラドール松江]](現・松江シティFC)が中国リーグに昇格してきたこともあり、同年以降このチームのホームスタジアムとしては使用された実績がない。</ref>、サンビレッジ浜田スポーツ広場サッカーグラウンド・[[三隅中央公園陸上競技場]](浜田市)、[[島根県立浜山公園陸上競技場|浜山公園陸上競技場]]・[[出雲ドーム|出雲健康公園]]スポーツ広場([[出雲市]])、[[島根県立サッカー場]]([[益田市]])、[[真田グラウンド]]([[吉賀町]])などを使用しているが、後述のように2018年3月にオープンした公式サイトでの表記に従えば、現状でのホームタウンは浜田市のみと思われる。またこれら事情により、2018年については浜田市・益田市という島根県西部地域のみでの開催となっている(同じく県西部にある吉賀町は開催地に含まれない)。


2004年に[[石見FC]]を破って天皇杯決勝トーナメントに初出場して以来、同じく浜田市を地盤とする[[浜田FCコスモス]]が出場した2009年を除いて2011年までは毎年のように出場していたが、2012年には出場権を逃した(後述)。
2004年に[[石見FC]]を破って天皇杯決勝トーナメントに初出場して以来、同じく浜田市を地盤とする[[浜田FCコスモス]]が出場した2009年を除いて2011年までは毎年のように出場していたが、2012年には出場権を逃した(後述)。
60行目: 61行目:
2012年から運営形態が変わり、運営法人として[[社団法人]]が設立される予定であると、クラブの公式サイト上で発表され、その後、クラブ事務所が島根県内(浜田市)に移転したことが明らかになった。法人名は[[社団法人|一般社団法人]]'''中国ウェルネススポーツネットワーク'''という。また、2012年3月から公式Twitterアカウントの、同8月から公式Facebookページの運営を開始した(外部リンクの項参照)。
2012年から運営形態が変わり、運営法人として[[社団法人]]が設立される予定であると、クラブの公式サイト上で発表され、その後、クラブ事務所が島根県内(浜田市)に移転したことが明らかになった。法人名は[[社団法人|一般社団法人]]'''中国ウェルネススポーツネットワーク'''という。また、2012年3月から公式Twitterアカウントの、同8月から公式Facebookページの運営を開始した(外部リンクの項参照)。


2012年シーズンも中国サッカーリーグを連覇した。しかし、前年に続いて出場した[[全国地域サッカーチャンピオンズリーグ|全国地域リーグ決勝大会]]では前年同様に1次ラウンドにて敗退し、また天皇杯島根県代表の座についても[[松江シティFC]]の前に惜敗したため、逃している。
2012年シーズンも中国サッカーリーグを連覇した。しかし、前年に続いて出場した[[全国地域サッカーチャンピオンズリーグ|全国地域リーグ決勝大会]]では前年同様に1次ラウンドにて敗退し、また天皇杯島根県代表の座についても[[FC神楽しまね|松江シティFC]]の前に惜敗したため、逃している。


2013年シーズンに向けては、2012年まで[[サウルコス福井]]で監督を務めていた[[石田学]]を、新監督として招聘した<ref group="注" name="wakami" /><ref>[http://www.dezzollashimane.net/dezzonews.php?dezzonews_inc=73 2013年度新監督就任のお知らせ] クラブ公式サイト。2012年12月20日(現在はリンク切れにて閲覧不可)</ref> が、シーズン終了後に辞任している。
2013年シーズンに向けては、2012年まで[[サウルコス福井]]で監督を務めていた[[石田学]]を、新監督として招聘した<ref group="注" name="wakami" /><ref>[http://www.dezzollashimane.net/dezzonews.php?dezzonews_inc=73 2013年度新監督就任のお知らせ] クラブ公式サイト。2012年12月20日(現在はリンク切れにて閲覧不可)</ref> が、シーズン終了後に辞任している。
66行目: 67行目:
2014年はシーズン途中に[[アラン・ジェラウド・デ・メロ・サントス|アラン]]が加入するなどしたが、最終的にリーグ優勝を逃し、[[2015年]]も2試合を残し、松江シティFCに優勝をさらわれている。また、2015年は天皇杯の出場権も、決勝戦で松江シティFCに敗れたことにより逃している。
2014年はシーズン途中に[[アラン・ジェラウド・デ・メロ・サントス|アラン]]が加入するなどしたが、最終的にリーグ優勝を逃し、[[2015年]]も2試合を残し、松江シティFCに優勝をさらわれている。また、2015年は天皇杯の出場権も、決勝戦で松江シティFCに敗れたことにより逃している。


2014年以降、(旧)公式サイトの更新が徐々に停滞するようになった<ref group="注">2018年3月現在、(旧)公式サイトは諸事情により更新を停止している。</ref> 代わりに、情報発信の拠点をFacebookページに移していたが、2018年3月に新たな公式サイトが開設された。ただ、その更新は活発とは言えず、現状では情報発信の中心はTwitter及びFacebookのようなSNS中心になっている。
2014年以降、(旧)公式サイトの更新が徐々に停滞するようになった<ref group="注">2018年3月現在、(旧)公式サイトは諸事情により更新を停止している。</ref> 代わりに、情報発信の拠点をFacebookページに移していたが、2018年3月に新たな公式サイトが開設された<ref group="注">2020年7月現在、(新)公式サイトは閲覧不可となっている。</ref>。ただ、その更新は活発とは言えず、現状では情報発信の中心はTwitter及びFacebookのようなSNS中心になっている。

2020年11月28日、[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルスの感染拡大]]の影響によりチームの運営が困難になったとして、中国サッカーリーグからの脱退とトップチーム解散を発表した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.facebook.com/dezzolla/posts/3606558709393742|title=本日、CSL運営会議におきまして承認頂きましたので、ご報告致します。|publisher=デッツォーラ島根 Dezzolla Shimane Esporte Clube|date=2020-11-28|accessdate=2020-11-28}}</ref>。なお、U-12チームは「デッツォーラ島根E.C」の名称で今後も活動を続けるとしている。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
78行目: 81行目:
*[[2008年]]、チーム名を'''デッツォーラ島根エスポルチクルービ'''へ改称。
*[[2008年]]、チーム名を'''デッツォーラ島根エスポルチクルービ'''へ改称。
*[[2011年]]、島根県勢では初となる中国リーグ優勝を果たし、4年ぶりに[[第35回全国地域サッカーリーグ決勝大会]]へ出場したが、1次ラウンドで敗退。同年の天皇杯では[[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフ千葉]]と対戦して0-1で敗れた。
*[[2011年]]、島根県勢では初となる中国リーグ優勝を果たし、4年ぶりに[[第35回全国地域サッカーリーグ決勝大会]]へ出場したが、1次ラウンドで敗退。同年の天皇杯では[[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフ千葉]]と対戦して0-1で敗れた。
*[[2012年]]、クラブ事務局を[[島根県]][[浜田市]]に移転。運営法人として[[社団法人|一般社団法人]]'''中国ウェルネススポーツネットワーク'''が設立された。天皇杯の出場権は[[松江シティFC]]に敗れたため逃すが、中国リーグでは連覇を達成した。[[第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会]]は1次ラウンド敗退。
*[[2012年]]、クラブ事務局を[[島根県]][[浜田市]]に移転。運営法人として'''[[一般社団法人]]中国ウェルネススポーツネットワーク'''が設立された。天皇杯の出場権は[[FC神楽しまね|松江シティFC]]に敗れたため逃すが、中国リーグでは連覇を達成した。[[第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会]]は1次ラウンド敗退。
*[[2013年]]、[[福島ユナイテッドFC]]元監督の[[石田学]]が監督に就任したが、同年のリーグ戦終了後に辞任。
*[[2013年]]、[[福島ユナイテッドFC]]元監督の[[石田学]]が監督に就任したが、同年のリーグ戦終了後に辞任。
*[[2014年]]、チームの選手が相当数減少するなど、厳しい船出になったが、シーズン途中で加入したアランらの活躍で盛り返し、シーズン2位で終了。このシーズン以降、監督は[[庄司孝]]が務めている。
*[[2014年]]、チームの選手が相当数減少するなど、厳しい船出になったが、シーズン途中で加入したアランらの活躍で盛り返し、シーズン2位で終了。このシーズン以降、監督は[[庄司孝]]が務めている。
*[[2015年]]、[[2012年]]以来、天皇杯の出場権を松江シティFCに敗れたために獲得できず。リーグ戦でも無敗の松江シティFCに追いすがるも、2試合を残して優勝を逃している<ref group="注">最終的には2位。但し、最終節では松江シティFCにリーグ戦に於いての初黒星を喫した。</ref>。
*[[2015年]]、[[2012年]]以来、天皇杯の出場権を松江シティFCに敗れたために獲得できず。リーグ戦でも無敗の松江シティFCに追いすがるも、2試合を残して優勝を逃している<ref group="注">最終的には2位。但し、最終節では松江シティFCにリーグ戦に於いての初黒星を喫した。</ref>。
*[[2016年]]、[[2009年]]と並ぶシーズン6位の成績で終える
*[[2016年]]、[[2009年]]と並ぶシーズン6位の成績で終える
*[[2017年]]、天皇杯への出場権は、松江シティFCに敗れたために逃す。また、[[全国社会人サッカー選手権大会]]の出場権も予選2回戦に於いて[[環太平洋大学|環太平洋大学FC]]に敗れたことにより確保できなかった。
*[[2017年]]、天皇杯への出場権は、松江シティFCに敗れたために逃す。また、[[全国社会人サッカー選手権大会]]の出場権も予選2回戦に於いて[[環太平洋大学体育会サッカー部|環太平洋大学FC]]に敗れたことにより確保できなかった。
*[[2018年]]、中国リーグで10チーム中の最下位の成績。
*[[2018年]]、中国リーグで10チーム中の最下位の成績。島根県リーグ1部に降格
*[[2019年]]、島根県リーグ1部優勝。続く中国地域県リーグ決勝大会でもAブロックで優勝し(Bブロック優勝は[[Yonago Genki SC]])、1年で中国サッカーリーグへ復帰。
*[[2020年]]
**8月、[[邑南町]]のU-12サッカークラブ「Cerejeira邑南」の運営・監督を若三紫胤が前任者から引継ぎ、クラブ名を「'''デッツォーラ島根E.C U-12'''」へ改称した。
**11月、[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルスの感染拡大]]の影響でチーム運営が困難となったため、中国サッカーリーグ脱退及びトップチーム解散となった。U-12部門は「デッツォーラ島根E.C」として存続する。


== クラブ名変遷 ==
== クラブ名変遷 ==
* FCセントラル中国 : 2001年 - 2007年
* FCセントラル中国 : 2001年 - 2007年
* デッツォーラ島根エスポルチクルービ : 2008年 - 現在
* デッツォーラ島根エスポルチクルービ : 2008年 - 2020年


== チーム成績・歴代監督 ==
== チーム成績・歴代監督 ==
=== リーグ戦 ===
=== リーグ戦 ===
{| class="wikitable" style="text-align: center; white-space:nowrap; border:double #000000; {{box-shadow|4px|4px|4px|#AC903D}}"
{| class="wikitable" style="text-align: center; white-space:nowrap; border:double #000000; box-shadow: 4px 4px 4px #AC903D;"
|- style="background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|- style="background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|年度||所属||順位||勝点||試合||勝||分||敗||得点||失点||得失||監督
|年度||所属||順位||勝点||試合||勝||分||敗||得点||失点||得失||監督
114行目: 121行目:
|[[2009年の地域リーグ (サッカー)#中国|2009]]||6位||20||18||6||2||10||23||37||-14||
|[[2009年の地域リーグ (サッカー)#中国|2009]]||6位||20||18||6||2||10||23||37||-14||
|-
|-
|[[2010年の地域リーグ (サッカー)#中国|2010]]||bgcolor=silver|2位||40||18||13||1||4||60||31||29||若三康弘
|[[2010年の地域リーグ (サッカー)#中国|2010]]||bgcolor=silver|2位||40||18||13||1||4||60||31||29||[[若三康弘]]
|-
|-
|[[2011年の地域リーグ (サッカー)#中国|2011]]||bgcolor="gold"|'''優勝'''||48||18||16||0||2||60||19||41||若三康弘<ref group="注" name="wakami" />/[[庄司孝]]<ref group="注" name="shoji">第91回天皇杯パンフレットの同チームを紹介したページによると、監督としても紹介されているが、標記大会の為だけなのかどうかは不明。なお、同大会2回戦で実際に指揮を執ったのは[[加藤賢士]]選手兼コーチ。2012年は庄司が正式に選手兼監督となっている模様だが、一部文献では加藤を監督として記載したものもある。なお、2014年以降は庄司が正式に選手兼任で監督となってい。</ref>/[[加藤賢士]]
|[[2011年の地域リーグ (サッカー)#中国|2011]]||bgcolor="gold"|'''優勝'''||48||18||16||0||2||60||19||41||[[若三康弘]]<ref group="注" name="wakami" />/[[庄司孝]]<ref group="注" name="shoji">第91回天皇杯パンフレットの同チームを紹介したページによると、監督としても紹介されているが、標記大会の為だけなのかどうかは不明。なお、同大会2回戦で実際に指揮を執ったのは選手兼コーチの[[加藤賢士]]。2012年は庄司が正式に選手兼監督となっている模様だが、一部文献では加藤を監督として記載したものもある。なお、2014年から2019年は庄司が正式に選手兼任で監督となってい。</ref>/[[加藤賢士]]
|-
|-
|[[2012年の地域リーグ (サッカー)#中国|2012]]||bgcolor="gold"|'''優勝'''||45||18||14||3||1||61||16||45||{{Refnest|group="注"|name="wakami"|2012年7月時点ではチーム公式サイト上に監督名の表記はなかった。以前は代表者でもあった[[若三康弘]]が監督も務めていたが、当時の若三は「'''総監督'''」という立場であった。また、若三は2011年5月29日に行われた試合(対[[レノファ山口]]戦)において行った審判および副審に対する暴言・脅迫行為が原因で、同日から12ヶ月間の公式試合出場停止の裁定を受けているため、2012年途中までベンチ入りできないという事情もあった<ref>{{PDFlink|[http://www.jfa.or.jp/jfa/rijikai/2011/20110803/pdf/k20110803.pdf 2011年度第4回理事会 協議事項]}}[[日本サッカー協会]] 2011.08.03</ref>。若三はその処分完了後も監督としてはベンチ入りしておらず、2011年中からは庄司孝を監督とするような表記が各大会パンフレット等に見られ、2012年8月26日に行われた第17回島根県サッカー選手権(兼第92回天皇杯島根県予選)決勝戦の中継に於いても、庄司が選手兼監督として紹介され、インタビューも受けている。一方で、コーチ兼選手の[[加藤賢士]]を監督とする文献もあり、明確な立場の監督は置かれていなかったことが窺える。なおその後、2013年の石田学を経て、2014年からは庄司が選手兼任のまま監督となり、若三の立場は再び「'''総監督'''」となっており、ベンチで指揮を執ることもあった。しかし、[[2015年]][[7月26日]]の[[三菱自動車水島FC]]戦で、再び前述のレノファ山口戦と同様の行為を起こしたため、今度は無期限の公式戦出場停止処分となり、その後の試合では再びベンチ入りできなくなっている。なお、若三は逝去等のため2017年を最後に代表の座から退いており、2018年からは常名秀則が総監督兼GMという形で代表者となっている。}}
|[[2012年の地域リーグ (サッカー)#中国|2012]]||bgcolor="gold"|'''優勝'''||45||18||14||3||1||61||16||45||{{Refnest|group="注"|name="wakami"|2012年7月時点ではチーム公式サイト上に監督名の表記はなかった。以前は代表者でもあった[[若三康弘]]が監督も務めていたが、当時の若三は「'''総監督'''」という立場であった。また、若三は2011年5月29日に行われた試合(対[[レノファ山口]]戦)において行った審判および副審に対する暴言・脅迫行為が原因で、同日から12ヶ月間の公式試合出場停止の裁定を受けているため、2012年途中までベンチ入りできないという事情もあった<ref>{{PDFlink|[http://www.jfa.or.jp/jfa/rijikai/2011/20110803/pdf/k20110803.pdf 2011年度第4回理事会 協議事項]}}[[日本サッカー協会]] 2011.08.03</ref>。若三はその処分完了後も監督としてはベンチ入りしておらず、2011年中からは庄司孝を監督とするような表記が各大会パンフレット等に見られ、2012年8月26日に行われた第17回島根県サッカー選手権(兼第92回天皇杯島根県予選)決勝戦の中継に於いても、庄司が選手兼監督として紹介され、インタビューも受けている。一方で、コーチ兼選手の[[加藤賢士]]を監督とする文献もあり、明確な立場の監督は置かれていなかったことが窺える。なおその後、2013年の石田学を経て、2014年からは庄司が選手兼任のまま監督となり、若三の立場は再び「'''総監督'''」となっており、ベンチで指揮を執ることもあった。しかし、[[2015年]][[7月26日]]の[[三菱自動車水島FC]]戦で、再び前述のレノファ山口戦と同様の行為を起こしたため、今度は無期限の公式戦出場停止処分となり、その後の試合では再びベンチ入りできなくなっている。なお、若三は逝去等のため2017年を最後に代表の座から退いており、2018年から2019年[[常名秀則]]が総監督兼GMという形で代表者となっていた。2020年からは[[若三紫胤]]が代表者となっている。}}
|-
|-
|[[2013年の地域リーグ (サッカー)#中国|2013]]||bgcolor=silver|2位||43||18||14||1||3||64||6||58||[[石田学]]
|[[2013年の地域リーグ (サッカー)#中国|2013]]||bgcolor=silver|2位||43||18||14||1||3||64||6||58||[[石田学]]
|-
|-
|[[2014年の地域リーグ (サッカー)#中国|2014]]||bgcolor=silver|2位||34||18||10||4||4||46||31||15||rowspan="5"|庄司孝<ref name="shoji" group="注" />
|[[2014年の地域リーグ (サッカー)#中国|2014]]||bgcolor=silver|2位||34||18||10||4||4||46||31||15||rowspan="6"|[[庄司孝]]<ref name="shoji" group="注" />
|-
|-
|[[2015年の地域リーグ (サッカー)#中国|2015]]||bgcolor=silver|2位||41||18||13||2||3||42||18||24
|[[2015年の地域リーグ (サッカー)#中国|2015]]||bgcolor=silver|2位||41||18||13||2||3||42||18||24
132行目: 139行目:
|[[2018年の地域リーグ (サッカー)#中国|2018]]||10位||13||18||3||4||11||21||52||-31
|[[2018年の地域リーグ (サッカー)#中国|2018]]||10位||13||18||3||4||11||21||52||-31
|-
|-
|2019||島根県1部||位||||||||||||||||||
|2019||島根県1部||bgcolor=gold|'''優勝'''||18||10||9||1||0||31||10||21
|-
|[[2020年の地域リーグ (サッカー)#中国|2020]]||中国||colspan=9|新型コロナウイルスの影響により中止||[[常名秀則]]
|-
|-
|}
|}


=== 天皇杯 ===
=== 天皇杯 ===
*出場9回(2018年現在)
*出場9回
{| class="wikitable" style="text-align: center; white-space:nowrap; border:double #000000; {{box-shadow|4px|4px|4px|#AC903D}}"
{| class="wikitable" style="text-align: center; white-space:nowrap; border:double #000000; box-shadow: 4px 4px 4px #AC903D;"
|- style="background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|- style="text-align: center; background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|回||年月日||ラウンド||会場||スコア||対戦相手
|回||年月日||ラウンド||会場||スコア||対戦相手
|-
|-
|rowspan="2"|[[第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会|84]]
|rowspan="2"|[[第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会|84]]
|[[2004年]][[9月23日]]||2回戦||[[松江市営陸上競技場|松江]] (home)
|[[2004年]][[9月23日]]||2回戦||[[松江市営陸上競技場|松江]]
|style="text-align:left"|○ 1 - 1<br><small>(PK 5-4)</small>
|style="text-align:left"|○ 1 - 1<br/>{{smaller|(PK 5-4)}}
|style="text-align:left"|[[静岡FC]](静岡県)
|style="text-align:left"|[[静岡FC]](静岡県)
|-
|-
|[[2004年]][[9月26日]]||3回戦||[[ホンダ都田サッカー場|都田]] (away)
|[[2004年]][[9月26日]]||3回戦||[[ホンダ都田サッカー場|都田]]
|style="text-align:left"|● 0 - 8
|style="text-align:left"|● 0 - 8
|style="text-align:left"|[[本田技研工業フットボールクラブ|Honda FC]](JFLシード)
|style="text-align:left"|[[本田技研工業フットボールクラブ|Honda FC]](JFLシード)
|-
|-
|rowspan="2"|[[第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会|85]]
|rowspan="2"|[[第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会|85]]
|[[2005年]][[9月17日]]||1回戦||松江 (home)
|[[2005年]][[9月17日]]||1回戦||松江
|style="text-align:left"|○ 3 - 1
|style="text-align:left"|○ 3 - 1
|style="text-align:left"|[[JAPANサッカーカレッジ]](新潟県)
|style="text-align:left"|[[JAPANサッカーカレッジ]](新潟県)
|-
|-
|[[2005年]][[9月19日]]||2回戦||松江 (home)
|[[2005年]][[9月19日]]||2回戦||松江
|style="text-align:left"|● 0 - 5
|style="text-align:left"|● 0 - 5
|style="text-align:left"|[[SP京都FC|佐川印刷SC]](京都府)
|style="text-align:left"|[[SP京都FC|佐川印刷SC]](京都府)
|-
|-
|rowspan="2"|[[第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会|86]]
|rowspan="2"|[[第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会|86]]
|[[2006年]][[9月17日]]||1回戦||松江 (home)
|[[2006年]][[9月17日]]||1回戦||松江
|style="text-align:left"|○ 3 - 0
|style="text-align:left"|○ 3 - 0
|style="text-align:left"|[[愛媛FC|愛媛FCユース]](愛媛県)
|style="text-align:left"|[[愛媛FC|愛媛FCユース]](愛媛県)
|-
|-
|[[2006年]][[9月23日]]||2回戦||[[福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場|福山]] (neutral)
|[[2006年]][[9月23日]]||2回戦||[[福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場|福山]]
|style="text-align:left"|● 0 - 2
|style="text-align:left"|● 0 - 2
|style="text-align:left"|[[三菱水島FC]](岡山県)
|style="text-align:left"|[[三菱自動車水島FC]](岡山県)
|-
|-
|[[第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会|87]]
|[[第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会|87]]
|[[2007年]][[9月16日]]||1回戦||[[島根県立サッカー場|島根サ]] (home)
|[[2007年]][[9月16日]]||1回戦||[[島根県立サッカー場|島根サ]]
|style="text-align:left"|● 2 - 5
|style="text-align:left"|● 2 - 5
|style="text-align:left"|[[近畿大学附属和歌山高等学校・中学校|近大附属和歌山高校]](和歌山県)
|style="text-align:left"|[[近畿大学附属和歌山高等学校・中学校|近大附属和歌山高校]](和歌山県)
|-
|-
|[[第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会|88]]
|[[第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会|88]]
|[[2008年]][[9月14日]]||1回戦||[[長崎県立総合運動公園陸上競技場|長崎県]] (away)
|[[2008年]][[9月14日]]||1回戦||[[長崎県立総合運動公園陸上競技場|長崎県]]
|style="text-align:left"|● 0 - 3
|style="text-align:left"|● 0 - 3
|style="text-align:left"|[[三菱重工長崎サッカー部|三菱重工長崎]](長崎県)
|style="text-align:left"|[[三菱重工長崎サッカー部|三菱重工長崎]](長崎県)
|-
|-
|rowspan="2"|[[第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会|90]]
|rowspan="2"|[[第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会|90]]
|[[2010年]][[9月3日]]||1回戦||福山 (away)
|[[2010年]][[9月3日]]||1回戦||福山
|style="text-align:left"|○ 3 - 2
|style="text-align:left"|○ 3 - 2
|style="text-align:left"|[[佐川急便中国サッカー部|佐川急便中国]](広島県)
|style="text-align:left"|[[佐川急便中国サッカー部|佐川急便中国]](広島県)
|-
|-
|[[2010年]][[9月5日]]||2回戦||福山 (away)
|[[2010年]][[9月5日]]||2回戦||福山
|style="text-align:left"|● 0 - 4
|style="text-align:left"|● 0 - 4
|style="text-align:left"|[[サンフレッチェ広島F.C]](J1)
|style="text-align:left"|[[サンフレッチェ広島F.C]](J1)
|-
|-
|rowspan="2"|[[第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会|91]]
|rowspan="2"|[[第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会|91]]
|[[2011年]][[9月3日]]||1回戦||島根サ (home)
|[[2011年]][[9月3日]]||1回戦||島根サ
|style="text-align:left"|○ 5 - 2<br><small>(延長)</small>
|style="text-align:left"|○ 5 - 2<br/>{{smaller| (延長)}}
|style="text-align:left"|[[FC今治|愛媛FCしまなみ]](愛媛県)
|style="text-align:left"|[[FC今治|愛媛FCしまなみ]](愛媛県)
|-
|-
|[[2011年]][[10月10日]]||2回戦||[[フクダ電子アリーナ|フクアリ]] (away)
|[[2011年]][[10月10日]]||2回戦||[[フクダ電子アリーナ|フクアリ]]
|style="text-align:left"|● 0 - 1
|style="text-align:left"|● 0 - 1
|style="text-align:left"|[[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフユナイテッド千葉]](J2)
|style="text-align:left"|[[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフユナイテッド千葉]](J2)
|-
|-
|[[第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会|93]]
|[[第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会|93]]
|[[2013年]][[8月31日]]||1回戦||[[沖縄県総合運動公園陸上競技場|沖縄県]] (away)
|[[2013年]][[8月31日]]||1回戦||[[沖縄県総合運動公園陸上競技場|沖縄県]]
|style="text-align:left"|● 1 - 2<br><small>(延長)</small>
|style="text-align:left"|● 1 - 2<br/>{{smaller| (延長)}}
|style="text-align:left"|[[FC琉球]](沖縄県)
|style="text-align:left"|[[FC琉球OKINAWA|FC琉球]](沖縄県)
|-
|-
|[[第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会|94]]
|[[第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会|94]]
|[[2014年]][[7月6日]]||1回戦||松江 (home)
|[[2014年]][[7月6日]]||1回戦||松江
|style="text-align:left"|● 0 - 5
|style="text-align:left"|● 0 - 5
|style="text-align:left"|[[ヴェルスパ大分]](大分県)
|style="text-align:left"|[[ヴェルスパ大分]](大分県)
209行目: 218行目:
|}
|}


== 所属選手・スッフ ==
== タイトル ==
=== リーグ戦 ===
;[[2018年]]
*'''[[中国サッカーリーグ]]:2回'''
=== スタッフ ===
**2011年、2012年
{| class="wikitable" style="white-space:nowrap; border:double #000000; {{box-shadow|4px|4px|4px|#AC903D}}"
|- style="text-align: center; background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|役職||氏名||前職||備考
|-
|'''GM'''||rowspan="2"|{{Flagicon|JPN}} [[常名秀則]] || rowspan="2"|エクサス市原S.C. || rowspan="2" |GM兼総監督
|-
|'''総監督'''
|-
|'''監督'''||{{Flagicon|JPN}} [[庄司孝]] || {{Flagicon|JPN}} [[プロフェソール宮崎FC|サン宮崎FC]] 選手 || 選手兼監督
|-
|'''コーチ'''||{{Flagicon|JPN}} [[隅田航]] || {{Flagicon|JPN}} [[V・ファーレン長崎]] 選手 || 選手兼コーチ
|-
|}

=== 選手 ===
{| class="wikitable" style="white-space:nowrap; border:double #000000; {{box-shadow|4px|4px|4px|#AC903D}}"
|- style="text-align: center; background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|Pos||No.||選手名||前所属||備考
|-
|rowspan="2" bgcolor="#CCE7D3"|[[ゴールキーパー (サッカー)|'''GK''']]||'''1'''||{{flagicon|JPN}} [[三善真司]] || {{Flagicon|JPN}} [[高知ユナイテッドSC]] ||
|-
|'''31'''||{{flagicon|JPN}} [[内藤禎之]]|| {{Flagicon|JPN}} [[南葛SC]] ||
|-
|colspan="5" bgcolor="#F0F0F0"|
|-
|rowspan="4" bgcolor="#FEDCBD"|[[ディフェンダー (サッカー)|'''DF''']]||'''2'''||{{flagicon|JPN}} [[林海斗]] || {{Flagicon|POL}} [[MKPシュチェチネク]] ||
|-
|'''4'''||{{flagicon|JPN}} [[丸野健太]] || {{Flagicon|JPN}} [[FC KAGOSHIMA]] ||
|-
|'''8'''||{{flagicon|JPN}} [[矢澤忠晃]] || {{Flagicon|SIN}} [[アルビレックス新潟シンガポール]] ||
|-
|'''19'''||{{flagicon|JPN}} [[佐藤啓太]] || {{Flagicon|JPN}} [[サウルコス福井]] ||
|-
|colspan="5" bgcolor="#F0F0F0"|
|-
|rowspan="4" bgcolor="#FDE8E9"|[[ミッドフィルダー|'''MF''']]||'''5'''||{{flagicon|JPN}} [[瀬美井俊充]] || {{Flagicon|JPN}} [[レイジェンド滋賀FC]] ||
|-
|'''11'''||{{flagicon|JPN}} [[安藤和輝]] || {{Flagicon|JPN}} [[市川SC]] ||
|-
|'''21'''||{{flagicon|JPN}} [[宮尾佑介]] || [[広島国際大学]] ||
|-
|'''40'''||{{flagicon|JPN}} [[庄司孝]] || {{Flagicon|JPN}} [[プロフェソール宮崎FC|サン宮崎FC]] || 選手兼監督
|-
|colspan="5" bgcolor="#F0F0F0"|
|-
|rowspan="6" bgcolor="#FCF16E"|[[フォワード (サッカー)|'''FW''']]||'''6'''||{{flagicon|JPN}} [[藤村遼太郎]] || {{Flagicon|JPN}} [[テゲバジャーロ宮崎]] ||新加入<br/>[[期限付き移籍]]
|-
|'''10'''||{{flagicon|JPN}} [[隅田航]] || {{Flagicon|JPN}} [[V・ファーレン長崎]] || 選手兼コーチ
|-
|'''20'''||{{flagicon|JPN}} [[山村天侍]] || [[東海大学付属静岡翔洋高等学校・中等部|東海大付静岡翔洋高校]] ||
|-
|'''22'''||{{flagicon|JPN}} [[齋藤耕太]] || [[聖和学園高等学校|聖和学園高校]] ||
|-
|'''23'''||{{flagicon|JPN}} [[児玉風河]] || {{Flagicon|JPN}} [[エクサス市原SC]] ||
|-
|'''26'''||{{flagicon|JPN}} [[河田陵]] || 千葉SC U-18 ||新加入
|-
|}


== 歴代所属選手 ==
== 歴代所属選手 ==
<!-- 記事作成基準を満たす人物に限る -->
<!-- 記事作成基準を満たす人物に限る -->
{{表3列|
* [[佐伯周次郎]] 2005 - 2008
* [[レズカノ・ボガド・ラウール・エンリケ]] 2008
* [[タファエル・カルロス・ファルト]] 2009
* [[レナト・ダ・シウバ・ドス・サントス]] 2009
* [[チアゴ・ルイス・ポッチ]] 2009
* [[野村正和]] 2008 - 2010
* [[村木伸二]] 2008 - 2010
* [[篠原和也]] 2010
* [[クリスティアーノ・アキオ・イトウ]] 2010
* [[清水俊典]] 2010 - 2011
|
* [[平田翔太]] 2010 - 2011
* [[ダ・シルバ・ファビオ・岡]] 2012
* [[ダ・シルバ・ファビオ・岡]] 2012
* [[幸野屋敏行]] 2011 - 2012
* [[中島ファランパリス]] 2013
* [[中島ファランパリス]] 2013
* [[田平謙]] 2010 - 2013
* [[河村旬記]] 2010 - 2013
* [[勝野洋平]] 2013
* [[中田健太郎]] 2013
* [[中田健太郎]] 2013
* [[アラン・ジェラウド・デ・メロ・サントス|サントス・アラン]] 2014
* [[アラン・ジェラウド・デ・メロ・サントス|サントス・アラン]] 2014
* [[林一章]]<ref group="注">本人の項にも詳しいが、籍こそあるものの指導者としての活動が多忙を極めるため、選手としての出場機会は限定され、近年では、2011年に天皇杯2回戦に、翌2012年に天皇杯島根県予選決勝戦、2015年最終節などに出場している。</ref> 2004 - 2017
* [[林一章]]<ref group="注">本人の項にも詳しいが、籍こそあるものの指導者としての活動が多忙を極めるため、選手としての出場機会は限定され、近年では、2011年に天皇杯2回戦に、翌2012年に天皇杯島根県予選決勝戦、2015年最終節などに出場している。</ref> 2004 - 2017
* [[庄司孝]]<ref group="注" name="shoji" />2005 - 2020
|
* [[下村尚文]] 2010 - 2017
* [[庄司孝]]<ref group="注" name="shoji" />2005 -
* [[隅田航]] 2011 -
}}


== ユニフォーム ==
== ユニフォーム ==
{{ユニフォームの色
{{ユニフォームの色
| F正シャツ=赤×黒|F正パンツ=黒|F正ストッキング=赤
| F正シャツ=赤|F正パンツ=黒|F正ストッキング=赤
| F副シャツ=白×グレー|F副パンツ=|F副ストッキング=白×グレー
| F副シャツ=水色|F副パンツ=水色|F副ストッキング=水色
| G正シャツ=水色|G正パンツ=水色|G正ストッキング=水色
| G正シャツ=|G正パンツ=|G正ストッキング=
| G副シャツ=|G副パンツ=|G副ストッキング=
| G副シャツ=グレー|G副パンツ=グレー|G副ストッキング=グレー
| pattern_la1=|pattern_b1=_thin_blackhoops|pattern_ra1=
| pattern_la1=_blackborder|pattern_b1=_6thinyellowstripes|pattern_ra1=_blackborder|pattern_sh1=_redbottom|pattern_so1=_blacktop
| leftarm1=FB0024|body1=FB0024|rightarm1=FB0024|shorts1=000000|socks1=FB0024
| leftarm1=E50311|body1=E50311|rightarm1=E50311|shorts1=000000|socks1=E50311
| pattern_la2=|pattern_b2=_thinwhitehoops|pattern_ra2=
| pattern_la2=_blackborder|pattern_b2=_thinwhitestripes|pattern_ra2=_blackborder|pattern_sh2=_blackbottom|pattern_so2=_blacktop
| leftarm2=FFFFFF|body2=B5B6B6|rightarm2=FFFFFF|shorts2=FFFFFF|socks2=FFFFFF
| leftarm2=019FE8|body2=019FE8|rightarm2=019FE8|shorts2=019FE8|socks2=019FE8
| pattern_la3=_blackborder|pattern_b3=|pattern_ra3=_blackborder
| pattern_la3=_yellowborder|pattern_b3=_6thinyellowstripes|pattern_ra3=_yellowborder|pattern_sh3=_yellowbottom|pattern_so3=_yellowtop
| leftarm3=00A0BC|body3=00A0BC|rightarm3=00A0BC|shorts3=00A0BC|socks3=00A0BC
| leftarm3=1DAA39|body3=1DAA39|rightarm3=1DAA39|shorts3=1DAA39|socks3=1DAA39
| pattern_la4=_blackborder|pattern_b4=|pattern_ra4=_blackborder
| pattern_la4=_yellowborder|pattern_b4=_6thinyellowstripes|pattern_ra4=_yellowborder|pattern_sh4=_yellowbottom|pattern_so4=_yellowtop
| leftarm4=D9E134|body4=D9E134|rightarm4=D9E134|shorts4=D9E134|socks4=D9E134
| leftarm4=C8C9CB|body4=C8C9CB|rightarm4=C8C9CB|shorts4=C8C9CB|socks4=C8C9CB
}}
}}


321行目: 252行目:


フィールドプレーヤー用の1stユニフォームの配色はこの深い赤地に背番号が縁取り無しの黒文字のため、少々背番号が視認しづらかったが、2012年シーズンは背番号の文字が白くなったため、視認性が格段に向上した。以後の年度においても背番号が見やすいように配慮がなされている。
フィールドプレーヤー用の1stユニフォームの配色はこの深い赤地に背番号が縁取り無しの黒文字のため、少々背番号が視認しづらかったが、2012年シーズンは背番号の文字が白くなったため、視認性が格段に向上した。以後の年度においても背番号が見やすいように配慮がなされている。

=== ユニフォームスポンサー ===
{| class="wikitable" style="text-align: center; white-space:nowrap; border:double #000000; {{box-shadow|4px|4px|4px|#AC903D}}"
|- style="background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|掲出箇所||スポンサー名||表記||掲出年||備考
|-
!胸
|有限会社ダブルトライズ・ジャパン||W-TRY'S JAPAN||2017年6月 - ||
|-
!背中上部
|[http://eldorado-soccer.com/ Eldoradoサッカースクール]||Eldorado||2017年6月 - ||
|-
!背中下部
|なし||-||-||
|-
!袖
|なし||-||-||
|-
!パンツ
|なし||-||-||
|}


=== サプライヤー ===
=== サプライヤー ===
* - 2011年 [[ミズノ|Mizuno]]
* - 2011年 [[ミズノ|Mizuno]]
* 2012年 - 2013途中 [[ペナルティ (スポーツ用品)|PENALTY]]
* 2012年 - 20144月 [[ペナルティ (スポーツ用品)|PENALTY]]
* 2013途中 - 2017年途中 [http://www.upset-emg.com/ UPSET]
* 20144月 - 2017年6月 [http://www.upset-emg.com/ UPSET]
* 2017年途中 - PENALTY
* 2017年6月 - 2018年 [[ペナルティ (スポーツ用品)|PENALTY]]
* 2019年 - 2020年 [https://www.legame-duro.com/ legama duro]


=== 歴代ユニフォームスポンサー年表 ===
=== 歴代ユニフォームスポンサー年表 ===
{| class="wikitable" style="text-align: center; white-space:nowrap; border:double #000000; {{box-shadow|4px|4px|4px|#AC903D}}"
{| class="wikitable" style="text-align: center; white-space:nowrap; border:double #000000; box-shadow: 4px 4px 4px #AC903D;"
|- style="background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|- style="background-color:#BA0000; color:#AC903D; font-weight:bold;"
|年度||胸||||背中上部||背中下部||パンツ||サプライヤー
|年度||胸||鎖骨||背中上部||背中下部||袖||パンツ||サプライヤー
|-
|-
|2011||rowspan="3"|[http://www.maruhamafoods.co.jp/ マルハマしょうゆ]||rowspan="7"|-||rowspan="6"|[http://aratani-taxconsultant.com/ SHIGEKI ARATANI<br/>{{smaller|TAX CONSULTANT OFFICE}}]||rowspan="7"|-||rowspan="3"|大林製材||[[ミズノ|Mizuno]]
|2011||rowspan="3"|[http://www.maruhamafoods.co.jp/ マルハマしょうゆ]||rowspan="10"|-||rowspan="6"|[http://aratani-taxconsultant.com/ SHIGEKI ARATANI<br/>{{smaller|TAX CONSULTANT OFFICE}}]||rowspan="10"|-||rowspan="8"|-||rowspan="3"|大林製材||[[ミズノ|Mizuno]]
|-
|-
|2012||rowspan="2"|[[ペナルティ|PENALTY]]
|2012||rowspan="2"|[[ペナルティ|PENALTY]]
360行目: 271行目:
|2013
|2013
|-
|-
|2014||-/GEEBAASON!||大林製材/-||PENALTY/[http://www.upset-emg.com/ UPSET]
|2014||-/<br/>GEEBAASON!||大林製材/<br/>-||[[ペナルティ|PENALTY]]/<br/>[http://www.upset-emg.com/ UPSET]
|-
|-
|2015||rowspan="2"|GEEBAASON!||rowspan="3"|-||rowspan="2"|UPSET
|2015||rowspan="2"|GEEBAASON!||rowspan="4"|-||rowspan="2"|[http://www.upset-emg.com/ UPSET]
|-
|-
|2016
|2016
|-
|-
|2017||GEEBAASON!/W-TRY'S JAPAN||SHIGEKI ARATANI<br/>{{smaller|TAX CONSULTANT OFFICE}}/<br/>[http://eldorado-soccer.com/ Eldorado]||UPSET/PENALTY
|2017||GEEBAASON!/<br/>W-TRY'S JAPAN||[http://aratani-taxconsultant.com/ SHIGEKI ARATANI<br/>{{smaller|TAX CONSULTANT OFFICE}}]/<br/>[http://eldorado-soccer.com/ Eldorado I]||[http://www.upset-emg.com/ UPSET]/<br/>[[ペナルティ|PENALTY]]
|-
|2018||W-TRY'S JAPAN||[http://eldorado-soccer.com/ Eldorado I]||[[ペナルティ|PENALTY]]
|-
|2019||rowspan="2"|-||rowspan="2"|[http://www.sanwatec.jp/ 三和テック株式会社]||rowspan="2"|[https://zenkanko.com/ ZEN]||rowspan="2"|W-TRY'S JAPAN<br/>[http://eldorado-soccer.com/ {{smaller|ELDORADO I}}]||rowspan="2"|[https://www.legame-duro.com/ legama duro]
|-
|2020
|-
|-
|}
|}


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
;注釈
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
{{Notelist2}}
;出典

=== 出典 ===
{{Reflist}}
{{Reflist}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* {{official|www.sportsite.jp/sc/dezzolla-shimane/index.html}}
* {{Facebook|dezzolla}}
* {{Facebook|dezzolla}}
* {{Twitter|dezzolla_ec}}
* {{Twitter|dezzolla_ec}}
* [https://twitter.com/dezzolla_news デッツォーラ島根ニュース] (@dezzolla_news) - [[Twitter]]
* {{Twitter|dezzolla_news|デッツォーラ島根ニュース}}
* {{Instagram|dezzolla_shimane.e.c.u12}}
* {{YouTube channel|UCXh08424x6K3gcmIxcJcs5g|デッツォーラ島根E.C U-12【島根県邑南町少年サッカー】}}


{{デッツォーラ島根のメンバー}}
{{デッツォーラ島根のメンバー}}
{{中国サッカーリーグ優勝チーム}}
{{中国サッカーリーグ優勝チーム}}


{{DEFAULTSORT:てつつおおらしまね}}
{{DEFAULTSORT:てつつおおらしまねいいしい}}
[[Category:中国地方のサッカークラブ]]
[[Category:現在活動していない日本のサッカークラブ]]
[[Category:島根県のスポツチーム]]
[[Category:島根県のサッカクラブ]]
[[Category:浜田市]]
[[Category:島根県のスポーツ史]]
[[Category:一般社団法人 (スポーツ関係)]]
[[Category:浜田市の歴史]]
[[Category:一般社団法人 (サッカー関係)]]
[[Category:広島県の一般社団法人]]<!--本部は広島県にある-->
[[Category:2001年設立のスポーツチーム]]
[[Category:2020年廃止のスポーツチーム]]





2024年7月16日 (火) 06:36時点における最新版

デッツォーラ島根E.C
原語表記 デッツォーラ島根エスポルチクルービ
呼称 デッツォーラ島根E.C
愛称 デッツォーラ
クラブカラー  
 
  ゴールド
創設年 2001年
解散年 2020年
ホームタウン 島根県浜田市
ホームスタジアム 浜田陸上競技場
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
一般社団法人中国ウェルネススポーツネットワーク
国籍 日本の旗 日本
格付 一般社団法人
法人番号 7280005006693 ウィキデータを編集
専門分野 教育系 (スポーツ)
設立日 2012年
代表者 岡本佳大
活動地域 広島県、島根県
主な事業 サッカークラブの運営
地域スポーツの普及振興
郵便番号 697-0023
事務所 広島県広島市佐伯区利松1丁目10-38メゾン・ド・アマリリオⅡ
テンプレートを表示

デッツォーラ島根E.C(デッツォーラしまねイーシー、ポルトガル語: Dezzolla Shimane Esporte Clube、デッツォーラ島根エスポルチクルービ)は、島根県浜田市を本拠地とする社会人サッカークラブである。旧称、FCセントラル中国

概要

[編集]

2001年4月にFCセントラル中国を創設。チームは島根県で登録をしているが、元々は広島県にあったため、事務局の所在地、練習場は広島県山県郡北広島町と、ホームタウンと異なっていた。2012年から事務局が島根県浜田市に移転したことが明らかになった(後述)。2008年よりチーム名をデッツォーラ島根E.Cへ改称し、浜田市及び周辺地域をホームとする立場から、島根県全県ホームへという立場へとシフトした。

名称の由来は、ポルトガル語で「神様」を意味する「Deus (デウス)」と「やあ、ようこそ」を意味する「Ola (オラ)」とを組み合わせた造語から。これに「スポーツクラブ」を意味する「Esporte Clube (エスポルチクルービ)」をつけている[1]。エンブレムにはヤマタノオロチがあしらわれている[1]

ホームスタジアムは、FCセントラル中国時代では浜田市にある浜田市陸上競技場サン・ビレッジ浜田スポーツ広場サッカーグラウンド[注 1] を主に使用していたが、チーム名をデッツォーラ島根に改称して全県ホームを強調したことに伴い、2008年シーズンからは浜田市陸上競技場に加え、松江市営陸上競技場松江市[注 2]、サン・ビレッジ浜田スポーツ広場サッカーグラウンド・三隅中央公園陸上競技場(浜田市)、浜山公園陸上競技場出雲健康公園スポーツ広場(出雲市)、島根県立サッカー場益田市)、真田グラウンド吉賀町)などを使用しているが、後述のように2018年3月にオープンした公式サイトでの表記に従えば、現状でのホームタウンは浜田市のみと思われる。またこれら事情により、2018年については浜田市・益田市という島根県西部地域のみでの開催となっている(同じく県西部にある吉賀町は開催地に含まれない)。

2004年に石見FCを破って天皇杯決勝トーナメントに初出場して以来、同じく浜田市を地盤とする浜田FCコスモスが出場した2009年を除いて2011年までは毎年のように出場していたが、2012年には出場権を逃した(後述)。

2011年シーズンの中国サッカーリーグにて島根県勢として初めて優勝し、2007年以来4年ぶり2度目の全国地域リーグ決勝大会への出場権を獲得したが、1次ラウンドで敗退しJFLへの昇格は出来なかった。

2012年から運営形態が変わり、運営法人として社団法人が設立される予定であると、クラブの公式サイト上で発表され、その後、クラブ事務所が島根県内(浜田市)に移転したことが明らかになった。法人名は一般社団法人中国ウェルネススポーツネットワークという。また、2012年3月から公式Twitterアカウントの、同8月から公式Facebookページの運営を開始した(外部リンクの項参照)。

2012年シーズンも中国サッカーリーグを連覇した。しかし、前年に続いて出場した全国地域リーグ決勝大会では前年同様に1次ラウンドにて敗退し、また天皇杯島根県代表の座についても松江シティFCの前に惜敗したため、逃している。

2013年シーズンに向けては、2012年までサウルコス福井で監督を務めていた石田学を、新監督として招聘した[注 3][2] が、シーズン終了後に辞任している。

2014年はシーズン途中にアランが加入するなどしたが、最終的にリーグ優勝を逃し、2015年も2試合を残し、松江シティFCに優勝をさらわれている。また、2015年は天皇杯の出場権も、決勝戦で松江シティFCに敗れたことにより逃している。

2014年以降、(旧)公式サイトの更新が徐々に停滞するようになった[注 4] 代わりに、情報発信の拠点をFacebookページに移していたが、2018年3月に新たな公式サイトが開設された[注 5]。ただ、その更新は活発とは言えず、現状では情報発信の中心はTwitter及びFacebookのようなSNS中心になっている。

2020年11月28日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりチームの運営が困難になったとして、中国サッカーリーグからの脱退とトップチーム解散を発表した[3]。なお、U-12チームは「デッツォーラ島根E.C」の名称で今後も活動を続けるとしている。

歴史

[編集]

クラブ名変遷

[編集]
  • FCセントラル中国 : 2001年 - 2007年
  • デッツォーラ島根エスポルチクルービ : 2008年 - 2020年

チーム成績・歴代監督

[編集]

リーグ戦

[編集]
年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 得失 監督
2001 浜田2部 優勝
2002 浜田1部 優勝
2003 島根県2部 優勝
2004 島根県1部
2005 優勝 30 10 10 0 0 75 4 71 若三康弘
2006 中国 2位 34 14 11 0 3 50 16 34
2007 2位 30 14 10 0 4 42 26 16
2008 5位 26 16 8 2 6 26 26 0
2009 6位 20 18 6 2 10 23 37 -14
2010 2位 40 18 13 1 4 60 31 29 若三康弘
2011 優勝 48 18 16 0 2 60 19 41 若三康弘[注 3]/庄司孝[注 8]/加藤賢士
2012 優勝 45 18 14 3 1 61 16 45 [注 3]
2013 2位 43 18 14 1 3 64 6 58 石田学
2014 2位 34 18 10 4 4 46 31 15 庄司孝[注 8]
2015 2位 41 18 13 2 3 42 18 24
2016 6位 23 18 7 2 9 28 33 -5
2017 4位 26 18 7 5 6 40 31 9
2018 10位 13 18 3 4 11 21 52 -31
2019 島根県1部 優勝 18 10 9 1 0 31 10 21
2020 中国 新型コロナウイルスの影響により中止 常名秀則

天皇杯

[編集]
  • 出場9回
年月日 ラウンド 会場 スコア 対戦相手
84 2004年9月23日 2回戦 松江 ○ 1 - 1
(PK 5-4)
静岡FC(静岡県)
2004年9月26日 3回戦 都田 ● 0 - 8 Honda FC(JFLシード)
85 2005年9月17日 1回戦 松江 ○ 3 - 1 JAPANサッカーカレッジ(新潟県)
2005年9月19日 2回戦 松江 ● 0 - 5 佐川印刷SC(京都府)
86 2006年9月17日 1回戦 松江 ○ 3 - 0 愛媛FCユース(愛媛県)
2006年9月23日 2回戦 福山 ● 0 - 2 三菱自動車水島FC(岡山県)
87 2007年9月16日 1回戦 島根サ ● 2 - 5 近大附属和歌山高校(和歌山県)
88 2008年9月14日 1回戦 長崎県 ● 0 - 3 三菱重工長崎(長崎県)
90 2010年9月3日 1回戦 福山 ○ 3 - 2 佐川急便中国(広島県)
2010年9月5日 2回戦 福山 ● 0 - 4 サンフレッチェ広島F.C(J1)
91 2011年9月3日 1回戦 島根サ ○ 5 - 2
 (延長)
愛媛FCしまなみ(愛媛県)
2011年10月10日 2回戦 フクアリ ● 0 - 1 ジェフユナイテッド千葉(J2)
93 2013年8月31日 1回戦 沖縄県 ● 1 - 2
 (延長)
FC琉球(沖縄県)
94 2014年7月6日 1回戦 松江 ● 0 - 5 ヴェルスパ大分(大分県)

タイトル

[編集]

リーグ戦

[編集]

歴代所属選手

[編集]

ユニフォーム

[編集]
ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd) 水色 水色 水色
GK(1st)
GK(2nd) グレー グレー グレー
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

クラブカラー

[編集]

クラブカラーは  赤、  黒、  ゴールド。

フィールドプレーヤー用の1stユニフォームの配色はこの深い赤地に背番号が縁取り無しの黒文字のため、少々背番号が視認しづらかったが、2012年シーズンは背番号の文字が白くなったため、視認性が格段に向上した。以後の年度においても背番号が見やすいように配慮がなされている。

サプライヤー

[編集]

歴代ユニフォームスポンサー年表

[編集]
年度 鎖骨 背中上部 背中下部 パンツ サプライヤー
2011 マルハマしょうゆ - SHIGEKI ARATANI
TAX CONSULTANT OFFICE
- - 大林製材 Mizuno
2012 PENALTY
2013
2014 -/
GEEBAASON!
大林製材/
-
PENALTY/
UPSET
2015 GEEBAASON! - UPSET
2016
2017 GEEBAASON!/
W-TRY'S JAPAN
SHIGEKI ARATANI
TAX CONSULTANT OFFICE
/
Eldorado I
UPSET/
PENALTY
2018 W-TRY'S JAPAN Eldorado I PENALTY
2019 - 三和テック株式会社 ZEN W-TRY'S JAPAN
ELDORADO I
legama duro
2020

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ サン・ビレッジ浜田は2012年に人工芝グラウンドが設置され、再度ホームスタジアムとして利用されることになった。
  2. ^ このうち松江市営陸上競技場については、2010年にヴォラドール松江(現・松江シティFC)が中国リーグに昇格してきたこともあり、同年以降このチームのホームスタジアムとしては使用された実績がない。
  3. ^ a b c 2012年7月時点ではチーム公式サイト上に監督名の表記はなかった。以前は代表者でもあった若三康弘が監督も務めていたが、当時の若三は「総監督」という立場であった。また、若三は2011年5月29日に行われた試合(対レノファ山口戦)において行った審判および副審に対する暴言・脅迫行為が原因で、同日から12ヶ月間の公式試合出場停止の裁定を受けているため、2012年途中までベンチ入りできないという事情もあった[4]。若三はその処分完了後も監督としてはベンチ入りしておらず、2011年中からは庄司孝を監督とするような表記が各大会パンフレット等に見られ、2012年8月26日に行われた第17回島根県サッカー選手権(兼第92回天皇杯島根県予選)決勝戦の中継に於いても、庄司が選手兼監督として紹介され、インタビューも受けている。一方で、コーチ兼選手の加藤賢士を監督とする文献もあり、明確な立場の監督は置かれていなかったことが窺える。なおその後、2013年の石田学を経て、2014年からは庄司が選手兼任のまま監督となり、若三の立場は再び「総監督」となっており、ベンチで指揮を執ることもあった。しかし、2015年7月26日三菱自動車水島FC戦で、再び前述のレノファ山口戦と同様の行為を起こしたため、今度は無期限の公式戦出場停止処分となり、その後の試合では再びベンチ入りできなくなっている。なお、若三は逝去等のため2017年を最後に代表の座から退いており、2018年から2019年は常名秀則が総監督兼GMという形で代表者となっていた。2020年からは若三紫胤が代表者となっている。
  4. ^ 2018年3月現在、(旧)公式サイトは諸事情により更新を停止している。
  5. ^ 2020年7月現在、(新)公式サイトは閲覧不可となっている。
  6. ^ 但し、組み合わせの関係で2回戦から登場している。
  7. ^ 最終的には2位。但し、最終節では松江シティFCにリーグ戦に於いての初黒星を喫した。
  8. ^ a b c 第91回天皇杯パンフレットの同チームを紹介したページによると、監督としても紹介されているが、標記大会の為だけなのかどうかは不明。なお、同大会2回戦で実際に指揮を執ったのは選手兼コーチの加藤賢士。2012年は庄司が正式に選手兼監督となっている模様だが、一部文献では加藤を監督として記載したものもある。なお、2014年から2019年は庄司が正式に選手兼任で監督となっていた。
  9. ^ 本人の項にも詳しいが、籍こそあるものの指導者としての活動が多忙を極めるため、選手としての出場機会は限定され、近年では、2011年に天皇杯2回戦に、翌2012年に天皇杯島根県予選決勝戦、2015年最終節などに出場している。

出典

[編集]
  1. ^ a b クラブ紹介”. デッツォーラ島根E.C. 2019年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月26日閲覧。
  2. ^ 2013年度新監督就任のお知らせ クラブ公式サイト。2012年12月20日(現在はリンク切れにて閲覧不可)
  3. ^ 本日、CSL運営会議におきまして承認頂きましたので、ご報告致します。”. デッツォーラ島根 Dezzolla Shimane Esporte Clube (2020年11月28日). 2020年11月28日閲覧。
  4. ^ 2011年度第4回理事会 協議事項 (PDF) 日本サッカー協会 2011.08.03

外部リンク

[編集]