コンテンツにスキップ

「DEADLY DRIVE」の版間の差分

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
m Bot作業依頼#Cite webテンプレートのdeadlink、deadlinkdate引数の移行
(7人の利用者による、間の25版が非表示)
1行目: 1行目:
{{Otheruses|[[伊藤銀次]]のアルバム「DEADLY DRIVE」の1977年のオリジナル盤と再発盤|同アルバムの40周年記念盤|DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition}}
{{Infobox Album
{{Infobox Album
| Name = DEADLY DRIVE
| Name = DEADLY DRIVE
| Type = Studio
| Type = [[スタジオ・アルバム]]
| Artist = [[伊藤銀次]]
| Artist = [[伊藤銀次]]
| Released = [[1977年]][[5月25日]]
| Released = {{Start date|1977|5|25}}
| Recorded = Rockwell Studio,<br />[[音響ハウス|Onkio Haus]],<br />Sound City Studio<br />&amp; Warner Pioneer Studio
| Recorded = {{unbulleted list|Rockwell Studio,|[[音響ハウス|Onkio Haus]],|Sound City Studio|& Warner Pioneer Studio}}
| Genre = [[日本のロック|ロック]]<br />[[ポップ・ミュージック|ポップス]]
| Genre = {{unbulleted list|[[ロック (音楽)|ロック]]|[[ポピュラー音楽|ポップス]]}}
| Length = <!--分秒-->
| Length = <!--分--秒-->
| Label = [[アサイラム・レコード|ASYLUM]] ⁄ WARNER PIONEER
| Label = ASYLUM ⁄ WARNER PIONEER<ref group="注">再発売LP・CDではレーベルがATRANTIC・Wea・EastWestなどワーナー系の他レーベルが使われることがあった。後述の紙ジャケットCDでは初発時と同じASYLUMレーベルが使われている。</ref>
| Producer = 伊藤銀次
| Producer = 伊藤銀次
| Reviews =
| Reviews =
| Chart position = *99位（[[オリコンチャート|オリコン]]）
| Chart position = *99位（[[オリコンチャート|オリコン]]）
| Certification =
| Certification =
| Last album = [[NIAGARA TRIANGLE Vol.1]]<br />（[[1976年]]）
| Last album = {{unbulleted list|[[NIAGARA TRIANGLE Vol.1]]|（{{Start date|1976}}）}}
| This album = '''DEADLY DRIVE'''<br />（1977年）
| This album = {{unbulleted list|'''DEADLY DRIVE'''|（{{Start date|1977}}）}}
| Next album = [[BABY BLUE (伊藤銀次のアルバム)|BABY BLUE]]<br />（[[1982年]]）
| Next album = {{unbulleted list|[[BABY BLUE (伊藤銀次のアルバム)|BABY BLUE]]|（{{Start date|1982}}）}}
| Misc = {{Singles
| Misc = {{Singles
| Name = DEADLY DRIVE
| Name = DEADLY DRIVE
| Type = Studio
| Type = スタジオ・アルバム
| Single 1 = [[風になれるなら]]
| Single 1 = [[風になれるなら]] / [[こぬか雨]]
| Single 1 date = [[1977年]][[5月25日]]
| Single 1 date = {{Start date|1977|5|25}}
| Single 2 = [[デッドリィ・ドライブ]]
| Single 2 = [[デッドリイ・ドライブ]]
| Single 2 date = 1977年[[6月25日]]
| Single 2 date = {{Start date|1977|6|25}}
}}
}}
| EAN =
| EAN =
| Tracklist =
}}
}}


『'''DEADLY DRIVE'''』（デッドリィ・ドライブ）は[[1977年]][[5月25日]]に発売された[[伊藤銀次]]通算1作目の[[スタジオ・アルバム]]。
『'''DEADLY DRIVE'''』（デッドリイ・ドライブ）は{{Start date|1977|5|25}}に発売された[[伊藤銀次]]通算1作目の[[スタジオ・アルバム]]。


== 解説 ==
== 解説 ==
[[1975年]][[6月15日]]をもって[[シュガー・ベイブ]]を抜けた[[伊藤銀次]]は、7月から[[りりィ]]のバック・バンドである“バイバイ・セッション・バンド”に[[土屋昌巳]]の後任で参加した<ref group="注" name="byebye_session_band_2">バイバイ・セッション・バンドII（1975年7月-12月）：[[りりィ]](Vo), 平野肇(Ds), [[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]](Per), 茂木由多加(Key), [[吉田建|吉田健]](B), 伊藤銀次(G)</ref>。バイバイ・セッション・バンドは[[1976年]]1月のメンバー・チェンジでキーボードは茂木由多加から[[坂本龍一]]、ドラムは平野肇から[[上原裕]]にそれぞれ交代<ref group="注" name="byebye_session_band_3">バイバイ・セッション・バンドIII（1976年1月-6月）：りりィ(Vo), [[上原裕]](Ds), 斉藤ノブ(Per), [[坂本龍一]](Key), 吉田建(B), 伊藤銀次(G)</ref>。その直後に始まった[[大瀧詠一]]、[[山下達郎]]とのオムニバス・アルバム『[[NIAGARA TRIANGLE Vol.1]]』<ref group="注" name="niagara_triangle_vol1">ナイアガラ・トライアングル（[[大瀧詠一]]、[[山下達郎]]、伊藤銀次）『[[NIAGARA TRIANGLE Vol.1]]』[[1976年]][[3月25日]]発売 [[ナイアガラ・レーベル|NIAGARA]] ⁄ [[日本コロムビア|COLUMBIA]] LP:LQ-7001</ref>のレコーディングは、このときのメンバーを中心にツアーの合間を縫って行われた<ref group="注" name="auroila">りりィ『AUROILA』（[[1976年]][[5月20日]]発売 EXPRESS ⁄ [[EMIミュージック・ジャパン|TOSHIBA EMI]] LP:ETP-72168）は、このメンバーでレコーディングされた。</ref>。
{{Start date|1975|6|15}}をもって[[シュガー・ベイブ]]を抜けた[[伊藤銀次]]は、7月から[[りりィ]]のバック・バンドである“バイバイ・セッション・バンド”に[[土屋昌巳]]の後任で参加した<ref group="注釈">バイバイ・セッション・バンドII（{{Start date|1975|7}} - 12月）：[[りりィ]](Vo)、平野肇(Ds)、[[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]](Per)、茂木由多加(Key)、[[吉田建|吉田健]](B)、伊藤銀次(G)</ref>。バイバイ・セッション・バンドは{{Start date|1976|1}}のメンバー・チェンジでキーボードは茂木由多加から[[坂本龍一]]、ドラムは平野肇から[[上原裕]]にそれぞれ交代<ref group="注釈">バイバイ・セッション・バンドIII（{{Start date|1976|1}} - 6月）：りりィ(Vo)、[[上原裕]](Ds)、斉藤ノブ(Per)、[[坂本龍一]](Key)、吉田建(B)、伊藤銀次(G)</ref>。その直後に始まった[[大瀧詠一|大滝詠一]]、[[山下達郎]]とのオムニバス・アルバム『[[NIAGARA TRIANGLE Vol.1]]』<ref group="注釈">[[ナイアガラ・トライアングル]]（[[大瀧詠一|大滝詠一]]、[[山下達郎]]、伊藤銀次）『[[NIAGARA TRIANGLE Vol.1]]』{{Start date|1976|3|25}}発売 [[ナイアガラ・レーベル|NIAGARA]] ⁄ [[日本コロムビア|COLUMBIA]] LP:LQ-7001</ref>のレコーディングは、このときのメンバーを中心にツアーの合間を縫って行われた<ref group="注釈">りりィ『AUROILA』（{{Start date|1976|5|20}}発売 EXPRESS ⁄ [[EMIミュージック・ジャパン|TOSHIBA EMI]] LP:ETP-72168）は、このメンバーでレコーディングされた。</ref>。

その後バイバイ・セッション・バンドは{{Start date|1976|7}}、更にメンバー・チェンジがあり、ベースは[[吉田建|吉田健]]から[[田中章弘]]、キーボードが坂本から緒方泰男に代わった<ref group="注釈">バイバイ・セッション・バンドIV（{{Start date|1976|7}} - 12月）：りりィ(Vo)、上原裕(Ds)、斉藤ノブ(Per)、緒方泰男(Key)、[[田中章弘]](B)、伊藤銀次(G)</ref>。その時に[[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]]が音頭をとって、せっかくこれだけ良い音が出ているから、このバンドでレコードを作ったりしようという話になった。伊藤によれば「ちょうど、ワーナー・パイオニアの知久（悟司）さんが『銀次、レコーディングしないか』という話を持ってきて、それでバンドごとワーナーに行ってしまおうという話をしていたんです。“マジック・バッグ”っていう名前が付いていたんです。斉藤ノブと僕がバンド・リーダーみたいな感じですね。みんなが非常にいろんな音楽性を持っているからね、すごい強力なバンドになるんじゃないかってことで、そしたらこのレコーディングの後にまた上原裕が抜けるんです。それでマジック・バッグは消滅してしまうんです。また幻のバンドです。それで結局、ワーナーの[[アサイラム・レコード|アサイラム・レーベル]]には銀次だけが行くんです。それでその時には一気に僕と斉藤ノブはバイバイ・セッション・バンドを辞めるんです」<ref name="music_steady_198308_1">{{Cite journal |和書 |author=伊藤銀次 |authorlink=伊藤銀次 |title=MUSICIAN FILE 伊藤銀次徹底研究 |date=1983-8-20 |publisher=ステディ出版 |journal=[[ミュージック・ステディ]] |volume=3 |number=3 |pages=116-133 |ref= |quote=FILE INTERVIEW}}</ref>という。


当初はバンドで発表する予定だった本作『DEADLY DRIVE』は、伊藤の完全なソロ・アルバムとして発表されることになったが、この時期を後に伊藤は「僕はあの頃は[[ザ・クルセイダーズ]]とか[[ボブ・ジェームス]]、[[マイケル・フランクス]]なんかを聴いていましたね。ちょうど端境期みたいなところで、音楽に非常にテクノロジーが要求されていた時代でしょ。だから、これまで我流でやってきた銀次は見事に壁にぶち当たるんです、ガーンと。その時期にアルバムを作ってしまったというね。特にこの『デッドリイ・ドライブ』を作ったときになんで理論が欲しかったのかというと、人に伝えられないんです。頭の中でこういう音が鳴っているんだけど、これを形にして言えないわけですね。そこで僕は『デッドリイ・ドライブ』を作って、ズドーンと落ち込んじゃうんですね。やっぱりそれを痛感するんです。自分自身のソロ活動もうまくいかないんです。一応、そのレコーディングの後に“銀次バンド”っていうのを組んだんです。このメンバーで[[坪倉唯子|坪田直子]]のバックをやっていたんです。それで銀次バンド、早稲田（大学祭）出たりとか、坪田直子の後、[[中村きんたろう]]とかやってましたけど、もうすごく地味な活動でしたね」「その頃、[[古澤良治郎]]さんと僕とで荻窪ロフトとかでセッションをやりました。やってた曲はほとんどインストゥルメンタル。&lt;こぬか雨&gt;とか歌ってましたけどね。最初、荻窪ロフトなんかでやった時、お客さんすごい来たんですね。100人ぐらい。次やった時40人になって、次の時には10人。まぁ、古澤さんのファンが来ても面白くない、僕のファンが見に来てもなんだか訳の分からないような、試行錯誤でしたね」<ref name="music_steady_198308_1" />と振り返っている。
その後バイバイ・セッション・バンドは1976年7月、更にメンバー・チェンジがあり、ベースは[[吉田建|吉田健]]から田中章弘、キーボードが坂本から緒方泰男に代わった<ref group="注" name="byebye_session_band_4">バイバイ・セッション・バンドIV（1976年7月-12月）：りりィ(Vo), 上原裕(Ds), 斉藤ノブ(Per), 緒方泰男(Key), 田中章弘(B), 伊藤銀次(G)</ref>。その時に[[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]]が音頭をとって、せっかくこれだけ良い音が出ているから、このバンドでレコードを作ったりしようという話になった。伊藤によれば「ちょうど、ワーナー・パイオニアの知久（悟司）さんが『銀次、レコーディングしないか』という話を持ってきて、それでバンドごとワーナーに行ってしまおうという話をしていたんです。“マジック・バッグ”っていう名前が付いていたんです。斉藤ノブと僕がバンド・リーダーみたいな感じですね。みんなが非常にいろんな音楽性を持っているからね、すごい強力なバンドになるんじゃないかってことで、そしたらこのレコーディングの後にまた上原裕が抜けるんです。それでマジック・バッグは消滅してしまうんです。また幻のバンドです。それで結局、ワーナーのアサイラム・レーベルには銀次だけが行くんです。それでその時には一気に僕と斉藤ノブはバイバイ・セッション・バンドを辞めるんです」<ref name="music_steady_198308_1">{{Cite journal |和書 |author=伊藤銀次 |authorlink=伊藤銀次 |title=MUSICIAN FILE 伊藤銀次徹底研究“ファイル・インタビュー” |date=1983-8-20 |publisher=ステディ出版 |journal=[[ミュージック・ステディ]] |volume=3 |number=3 |pages=116-133 |ref= }}</ref>という。


本作については「全体的に言えることは、全体のポリシーというのを考えないで作ったアルバムだという。だから自分がその時感じていた面白いことを全部やってますね。トータリティなんて全然考えてないからアルバムとしては失敗作だと思います。でもその後、銀次がいろんな事を始めるきっかけになるものはいろんなところに出てきているな、という気はしますね。このアルバムによって、一曲の単位のポップ・ソングの構成の仕方とかを分かっていないな、というのを自覚した」<ref name="music_steady_198308_2">{{Cite journal |和書 |author=伊藤銀次 |authorlink= |title=MUSICIAN FILE 伊藤銀次徹底研究 |date=1983-8-20 |publisher=ステディ出版 |journal=ミュージック・ステディ |volume=3 |number=3 |pages=137-145 |ref= |quote=Talking About My Songs}}</ref>と語っている。また、最初から決めて録られたので、このアルバムにはアウトテイクが全く存在しないという。その理由を伊藤は「その場で要るか要らないか即決して、必要なければ消してしまうんですよね。それがいいのかどうか分からないですけど、ヴァージョンは1つしかない、って思ってるんですよ。でも再発とか、後々のことを考えるととっておいた方が良かったのかも」<ref name="deadly_drive_2008">{{Cite album-notes |和書|work=DEADLY DRIVE |others=[[伊藤銀次]] |year=2008 |title=才能の煌めきが今なお眩しい、伊藤銀次による歴史的名盤 |first=土橋一夫 |last= |type=booklet |publisher=ASYLUM ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] |id=WPCL-10455}}</ref>としている。
当初はバンドとして発表する予定だったアルバム『DEADLY DRIVE』は、こうして伊藤の完全なソロ・アルバムとして発表されることになったが、この時期を後に伊藤は「僕はあの頃は[[ザ・クルセイダーズ]]とか[[ボブ・ジェームス]]、[[マイケル・フランクス]]なんかを聴いていましたね。ちょうど端境期みたいなところで、音楽に非常にテクノロジーが要求されていた時代でしょ。だから、これまで我流でやってきた銀次は見事に壁にぶち当たるんです、ガーンと。その時期にアルバムを作ってしまったというね。特にこの『デッドリィ・ドライブ』を作ったときになんで理論が欲しかったのかというと、人に伝えられないんです。頭の中でこういう音が鳴っているんだけど、これを形にして言えないわけですね。そこで僕は『デッドリィ・ドライブ』を作って、ズドーンと落ち込んじゃうんですね。やっぱりそれを痛感するんです。自分自身のソロ活動もうまくいかないんです。一応、そのレコーディングの後に“銀次バンド”っていうのを組んだんです。このメンバーで[[坪倉唯子|坪田直子]]のバックをやっていたんです。それで銀次バンド、早稲田（大学祭）出たりとか、坪田直子の後、[[中村きんたろう]]とかやってましたけど、もうすごく地味な活動でしたね」「その頃、[[古澤良治郎]]さんと僕とで荻窪ロフトとかでセッションをやりました。やってた曲はほとんどインストゥルメンタル。&lt;こぬか雨&gt;とか歌ってましたけどね。最初、荻窪ロフトなんかでやった時、お客さんすごい来たんですね。100人ぐらい。次やった時40人になって、次の時には10人。まぁ、古澤さんのファンが来ても面白くない、僕のファンが見に来てもなんだか訳の分からないような、試行錯誤でしたね」<ref name="music_steady_198308_1" />と振り返っている。


{{Start date|2017}}には本作の40周年を記念して、{{Start date|1977}}リリース当時のオリジナル・ミックス8曲のほか、新たにミックスを施したバック・トラック音源6曲、さらにアルバム未収録のシングル・ヴァージョン3曲を収録したディスク1と、アルバム収録曲8曲の{{Start date|2017}}版ミックス音源、アウトテイクや各曲の別ヴァージョン、ライブ音源などを収録したディスク2による2枚組[[スーパー・ハイ・マテリアルCD|SHM-CD]]のデラックス・エディション盤がリリースされた<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/233972 |title=伊藤銀次の初ソロアルバム、40年を経て新ミックス盤リリース |work=[[ナタリー (ニュースサイト)|音楽ナタリー]] |publisher=株式会社ナターシャ |date=2017-05-24 |accessdate=2017-05-24}}</ref>。
本作については「全体的に言えることは、全体のポリシーというのを考えないで作ったアルバムだという。だから自分がその時感じていた面白いことを全部やってますね。トータリティなんて全然考えてないからアルバムとしては失敗作だと思います。でもその後、銀次がいろんな事を始めるきっかけになるものはいろんなところに出てきているな、という気はしますね。このアルバムによって、一曲の単位のポップ・ソングの構成の仕方とかを分かっていないな、というのを自覚した」<ref name="music_steady_198308_2">{{Cite journal |和書 |author=伊藤銀次 |authorlink= |title=MUSICIAN FILE 伊藤銀次徹底研究“Talking About My Songs” |date=1983-8-20 |publisher=ステディ出版 |journal=ミュージック・ステディ |volume=3 |number=3 |pages=137-145 |ref= }}</ref>と語っている。また、最初から決めて録られたので、このアルバムにはアウトテイクが全く存在しないという。その理由を伊藤は「その場で要るか要らないか即決して、必要なければ消してしまうんですよね。それがいいのかどうか分からないですけど、ヴァージョンは1つしかない、って思ってるんですよ。でも再発とか、後々のことを考えるととっておいた方が良かったのかも」<ref name="deadly_drive_2008">{{Cite album-notes |title=DEADLY DRIVE |artist=土橋一夫 |year=2008 |format=12cmCD |publisher=ASYLUM ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] |publisherid=WPCL-10455}}</ref>としている。


== アートワーク ==
ジャケットの写真は明け方3時ぐらいの[[東京港トンネル]]で、撮影時は2月だったものの、5月のリリースに合わせてTシャツで撮影された。伊藤の背後を走っているのはディレクター知久悟司の車だという<ref name="deadly_drive_2008" />。[[2012年]]リリースの伊藤監修・選曲による40周年記念2枚組オールタイム・ベスト・アルバム『GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 〜40th Anniversary Edition〜』<ref group="注">『GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 〜40th Anniversary Edition〜』 [[2012年]][[12月12日]]発売 GT music ⁄ [[ソニー・ミュージックダイレクト|SMDR]] 2CDMHCL 2177-8</ref>のジャケット写真は、伊藤がその時と同じTシャツ着用の上、同所にて撮影された。
ジャケットの写真は明け方3時ぐらいの[[東京港トンネル]]で、撮影時は2月だったものの、5月のリリースに合わせてTシャツで撮影された。伊藤の背後を走っているのはディレクター知久悟司の車だという<ref name="deadly_drive_2008" />。{{Start date|2012}}リリースの伊藤監修・選曲による40周年記念2枚組[[オールタイム・ベスト]]『GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 〜40th Anniversary Edition〜』<ref group="注釈">『GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 〜40th Anniversary Edition〜』 {{Start date|2012|12|12}}発売 GT music ⁄ [[ソニー・ミュージックダイレクト|SMDR]] 2CD:MHCL 2177-8</ref>のジャケット写真は、伊藤がその時と同じTシャツ着用の上、同所にて撮影された。


== 収録曲 ==
== 収録曲 ==
=== SIDE A ===
=== SIDE ONE ===
# '''風になれるなら''' <span style="font-size:90%;">(3:30)</span>
# '''[[風になれるなら]]''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(3:30)}}
#: 伊藤の中でこの曲は&lt;[[幸せにさよなら/ドリーミング・デイ|幸せにさよなら]]&gt;<ref group="注釈">ナイアガラ・トライアングル「[[幸せにさよなら/ドリーミング・デイ]]」{{Start date|1976|4|1}}発売 NIAGARA ⁄ COLUMBIA 7":LK-2-E</ref>の発展形だという。伊藤は「あの延長線上に来る曲が欲しいなって思って、ほぼ最初に作ったのが&lt;風になれるなら&gt;でしたね。[[シュガー・ベイブ]]の流れにあることも表現したかったし、特に“風になれるなら”っていう部分の詞が出来たときに[[大貫妙子]]さんの声で“風”を表現したかったんですね。これは詞と曲がほぼ同時進行でした。何も考えずにあのイントロが出来たんですよね。それも僕がギターで作って、それを緒方（泰男）君に伝えてピアノで表現してもらいました」<ref name="deadly_drive_2008" />としている。また、当時流行っていた[[ボズ・スキャッグス]]の&lt;[[:en:Lowdown (Boz Scaggs song)|ロウ・ダウン]]&gt;にインスパイアされて作った曲だとしている。ある日友達と話しているときにふっと“風になれるなら”って頭に浮かび、それで作ったという<ref name="music_steady_198308_2" />。
#: 作詞：伊藤銀次・[[大貫妙子]]、作曲・編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ストリングス編曲：[[坂本龍一]]
# '''I'm Telling You Now（好きなんだ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(2:50)}}
#: 伊藤の中でこの曲は&lt;[[幸せにさよなら/ドリーミング・デイ|幸せにさよなら]]&gt;<ref group="注" name="shiawase_ni_sayonara">ナイアガラ・トライアングル「[[幸せにさよなら/ドリーミング・デイ]]」[[1976年]][[4月1日]]発売 NIAGARA ⁄ COLUMBIA 7inch:LK-2-E</ref>の発展形だという。伊藤は「あの延長線上に来る曲が欲しいなって思って、ほぼ最初に作ったのが&lt;風になれるなら&gt;でしたね。[[シュガー・ベイブ]]の流れにあることも表現したかったし、特に“風になれるなら”っていう部分の詞が出来たときに[[大貫妙子]]さんの声で“風”を表現したかったんですね。これは詞と曲がほぼ同時進行でした。何も考えずにあのイントロが出来たんですよね。それも僕がギターで作って、それを緒方（泰男）君に伝えてピアノで表現してもらいました」<ref name="deadly_drive_2008" />としている。また、当時流行っていた[[ボズ・スキャッグス]]の&lt;ロウ・ダウン&gt;にインスパイアされて作った曲だとしている。ある日友達と話しているときにふっと“風になれるなら”って頭に浮かび、それで作ったという<ref name="music_steady_198308_2" />。
#: 伊藤が以前からやってみたかったという、リバプールのカヴァー曲<ref group="注釈" name="i'm_telling_you_now">[[:en:Freddie and the Dreamers|Freddie and the Dreamers]]「[[:en:I'm Telling You Now|I'm Telling You Now b/w What Have I Done To You]]」(Released in Aug. 1963, Columbia 7inch:DB 7086)</ref>。間奏で聴こえる“ハロー”は本物のオウムの声<ref name="music_steady_198308_2" />。
# '''I'm Telling You Now（好きなんだ）''' <span style="font-size:90%;">(2:50)</span>
# '''Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(3:59)}}
#: Garrity - Murray (訳詞 : 伊藤銀次)、編曲：伊藤銀次
#: 伊藤が以前からやってみたかったという、リバプールのカヴァー曲<ref group="注" name="i'm_telling_you_now">[[:en:Freddie and the Dreamers|Freddie and the Dreamers]]「[[:en:I'm Telling You Now|I'm Telling You Now b/w What Have I Done To You]]」(Released in Aug. 1963, Columbia 7inch:DB 7086)</ref>。間奏で聴こえる“ハロー”は本物のオウムの声<ref name="music_steady_198308_2" />。
# '''Deadly Drive（デッドリィ・ドライブ）''' <span style="font-size:90%;">(3:59)</span>
#: 作曲：伊藤銀次・[[村松邦男]]、編曲：伊藤銀次
#: シュガー・ベイブがCMのために作った&lt;ベルベット・ムーン&gt;という曲を[[村松邦男]]と一緒にいじったインストゥルメンタル・ナンバー<ref name="music_steady_198308_2" />。
#: シュガー・ベイブがCMのために作った&lt;ベルベット・ムーン&gt;という曲を[[村松邦男]]と一緒にいじったインストゥルメンタル・ナンバー<ref name="music_steady_198308_2" />。
# '''こぬか雨''' <span style="font-size:90%;">(5:52)</span>
# '''[[こぬか雨]]''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(5:52)}}
#: もともとは“ごまのはえ”時代に作られた曲で、シュガー・ベイブでも伊藤と[[山下達郎]]が詞をお互いに出し合い、話し合って作られた。伊藤によれば“ここにはそぼ降るこぬか雨 ここにはスコールさえもない”というのがすごく好きだとし、これは [[欧陽菲菲]]&lt;[[雨の御堂筋]]&gt;<ref group="注釈">[[欧陽菲菲]]「[[雨の御堂筋]]」{{Start date|1971|9|5}}発売 TOSHIBA RECORDS 7":TP-2517</ref>からヒントを得たという<ref name="music_steady_198308_2" />。レコーディングに際し伊藤が全ての詞を書き直している。また、山下も{{Start date|1994}}にシュガー・ベイブのアルバム『[[SONGS (シュガー・ベイブのアルバム)|SONGS]]』<ref group="注釈">[[シュガー・ベイブ]]『[[SONGS (シュガー・ベイブのアルバム)|SONGS]]』 {{Start date|1994|4|10}}発売 NIAGARA ⁄ east west japan CD:AMCM-4188</ref>のオリジナル・マスターでのリイシューにあわせて行われた『[[山下達郎のコンサート一覧#1994年|TATSURO YAMASHITA sings SUGAR BABE]]』<ref group="注釈">{{Start date|1994|4|26}} - [[5月2日]][[中野サンプラザ|中野サンプラザホール]]</ref>にて取り上げ、その時のライブ音源を自身のシングル&lt;[[愛の灯〜STAND IN THE LIGHT]]&gt;<ref group="注釈">山下達郎「[[愛の灯〜STAND IN THE LIGHT]]」 {{Start date|1996|2|10}}発売 MOON ⁄ east west japan SCD:AMDM-6160</ref>にカップリングで収録した。また、{{Start date|2015}}にリリースされた『SONGS』の40周年記念盤『[[SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-]]』<ref group="注釈">シュガー・ベイブ『[[SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-]]』 {{Start date|2015|8|5}}発売 NIAGARA ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] 2CD:WPCL-12160/1</ref>には[[ボーナス・トラック]]として、{{Start date|1976|4|1}}に荻窪ロフトで行われたシュガー・ベイブ解散ライヴからの音源が収録された。
#: 作詞・作曲・編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ホーン&ストリングス編曲：坂本龍一
#: もともとは“ごまのはえ”時代に作られた曲で、シュガー・ベイブでも伊藤と[[山下達郎]]が詞をお互いに出し合い、話し合って作られた。伊藤によれば“ここにはそぼ降るこぬか雨 ここにはスコールさえもない”というのがすごく好きだとし、これは [[欧陽菲菲]]&lt;雨の御堂筋&gt;<ref group="注">[[欧陽菲菲]]「[[雨の御堂筋]]」[[1971年]][[9月5日]]発売 TOSHIBA RECORDS 7inch:TP-2517</ref>からヒントを得たという<ref name="music_steady_198308_2" />。今作収録に際し伊藤が全ての詞を書き直している。また、山下も[[1994年]]に[[シュガー・ベイブ]]のアルバム『[[SONGS (シュガー・ベイブのアルバム)|SONGS]]』<ref group="注" name="songs_1994">[[シュガー・ベイブ]]『[[SONGS (シュガー・ベイブのアルバム)#CD:AMCM-4188,WPCV-10029|SONGS]]』[[1994年]]4月10日発売 NIAGARA ⁄ east west japan CD:AMCM-4188</ref>のオリジナル・マスターでのリイシューにあわせて行われた『[[山下達郎のコンサート一覧#1990年 - 1999年|TATSURO YAMASHITA sings SUGAR BABE]]』<ref group="注" name="sings_suger_babe">1994年[[4月26日]]-[[5月2日]][[中野サンプラザ|中野サンプラザホール]]</ref>でのライブ音源を自身のシングル&lt;[[愛の灯〜STAND IN THE LIGHT]]&gt;<ref group="注" name="stand_in_the_light">山下達郎「[[愛の灯〜STAND IN THE LIGHT]]」[[1996年]][[2月10日]]発売 MOON ⁄ east west japan SCD:AMDM-6160</ref>のカップリング曲として収録した。


=== SIDE B ===
=== SIDE TWO ===
# '''King Kong（キング・コング）''' <span style="font-size:90%;">(4:43)</span>
# '''King Kong（キング・コング）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(4:43)}}
#: 作詞：伊藤銀次、作曲・編曲：伊藤銀次・緒方泰男
#: 当時、[[ジョー・ウォルシュ]]や[[ジェフ・ベック]]が使っていたトーキング・モジュレーターというマウスワウが使いたかったために作った曲だという<ref name="music_steady_198308_2" />。
#: 当時、[[ジョー・ウォルシュ]]や[[ジェフ・ベック]]が使っていたトーキング・モジュレーターというマウスワウが使いたかったために作った曲だという<ref name="music_steady_198308_2" />。
# '''あの時はどしゃぶり''' <span style="font-size:90%;">(2:57)</span>
# '''あの時はどしゃぶり''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(2:57)}}
#: 作詞・作曲・編曲：伊藤銀次、リズム編曲：[[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]]
#: ここでいう“どしゃぶり”とは“いきなり社会の荒波”みたいな意味で、タイトルは[[春日八郎]]「あん時ゃどしゃ降り」の“あん時きゃ どしゃぶり 雨の中”をポップにしたらどうなるだろうというところから来ているという<ref name="music_steady_198308_2" />。
#: ここでいう“どしゃぶり”とは“いきなり社会の荒波”みたいな意味で、タイトルは[[春日八郎]]「あん時ゃどしゃ降り」の“あん時きゃ どしゃぶり 雨の中”をポップにしたらどうなるだろうというところから来ているという<ref name="music_steady_198308_2" />。
# '''Sweet Daddy（スウィート・ダディ）''' <span style="font-size:90%;">(5:10)</span>
# '''Sweet Daddy（スウィート・ダディ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(5:10)}}
#: 作曲・編曲：伊藤銀次、ホーン編曲：坂本龍一
#: 伊藤が当時好きだったという[[ザ・クルセイダーズ]]のタッチで作られた曲。その昔、“[[スウィート・ダディ・シキ]]”という名のしゃれたプロレスラーがいて、その男がとても好きだったので、その男が街を歩いているファンキーな感じで作られたという<ref name="music_steady_198308_2" />。
#: 伊藤が当時好きだったという[[ザ・クルセイダーズ]]のタッチで作られた曲。その昔、“[[スウィート・ダディ・シキ]]”という名のしゃれたプロレスラーがいて、その男がとても好きだったので、その男が街を歩いているファンキーな感じで作られたという<ref name="music_steady_198308_2" />。
# '''Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）''' <span style="font-size:90%;">(5:05)</span>
# '''Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(5:05)}}
#: 作詞・作曲・編曲：伊藤銀次
#: もともとはギター一本で歌えるような曲だったが、自身の歌唱力を考えないでやってしまった曲だとしているものの、曲はとても好きだという<ref name="music_steady_198308_2" />。
#: もともとはギター一本で歌えるような曲だったが、自身の歌唱力を考えないでやってしまった曲だとしているものの、曲はとても好きだという<ref name="music_steady_198308_2" />。
: All the Words, Music and Arranged by Ginji
: Except “I'm Telling You Now”
: Thanks to my fantastic collaborations,
: “風になれるなら” words by 大貫妙子
: “Deadly Drive” music by 村松邦男


== クレジット ==
== スタッフ・クレジット ==
*All the Words, Music and Arranged by 伊藤銀次
*Except “I'm Telling You Now”
<br>
*Thanks to my fantastic collaborations,
*“風になれるなら” words by [[大貫妙子]]
*“Deadly Drive” music by [[村松邦男]]

=== 風になれるなら ===
* Vocal, Guitar {{Ndash}} 伊藤銀次
* Acoustic Piano {{Ndash}} 緒方泰男
* Bass {{Ndash}} [[田中章弘]]
* Drums {{Ndash}} [[上原裕]]
* Percussions {{Ndash}} [[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]]
*[[サクソフォーン|Soprano Sax]] {{Ndash}} 高橋知己
* Windy Chorus {{Ndash}} [[大貫妙子]]
* String Arrangement by [[坂本龍一]]
* Chorus Arrangement by 大貫妙子

=== I'm Telling You Now（好きなんだ） ===
* Vocal, Guitar {{Ndash}} 伊藤銀次
* [[ハモンド・オルガン|Hammond Organ]] {{Ndash}} 緒方泰男
* Bass {{Ndash}} 田中章弘
* Drums {{Ndash}} 上原裕
* Percussions {{Ndash}} 斉藤ノブ
* [[シロフォン|Xylophone]], [[クラビネット|Clavinet]] {{Ndash}} 坂本龍一
* Chorus {{Ndash}} [[センチメンタル・シティ・ロマンス|Sentimental City Romance]]
* “Hello” Says son of Koko

=== Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ） ===
* Guitar {{Ndash}} 伊藤銀次
* Attacky Guitar {{Ndash}} [[村松邦男]]
* Hammond Organ {{Ndash}} 緒方泰男
* Bass {{Ndash}} 田中章弘
* Drums {{Ndash}} 上原裕
* Percussions {{Ndash}} 斉藤ノブ
* Chorus {{Ndash}} Sentimental City Romance
* Sad Heroin {{Ndash}} 山田真理

=== こぬか雨 ===
* Vocal {{Ndash}} 伊藤銀次
* [[ローズ・ピアノ|Fender Rhodes]], Acoustic Piano {{Ndash}} 坂本龍一
* Bass {{Ndash}} 田中章弘
* Drums {{Ndash}} 上原裕
* Percussions {{Ndash}} 斉藤ノブ
* Chorus {{Ndash}} 大貫妙子
* Horns & String Arrangement by 坂本龍一
* Chorus Arrangement by 大貫妙子

=== King Kong（キング・コング） ===
* Guitar, Mouth Wow Solo {{Ndash}} 伊藤銀次
* Guitar {{Ndash}} 緒方泰男
* Bass {{Ndash}} 田中章弘
* Drums {{Ndash}} 上原裕
* Weeping Harp {{Ndash}} [[妹尾隆一郎]]
* [[モーグ・シンセサイザー|Mini-Moog]], Clavinet {{Ndash}} 坂本龍一
* Jane {{Ndash}} 山田真理
* Natives Praying {{Ndash}} ワーナーブラザース・All Stars
* Thanks For Y.Shima his Groovy Sound effect making

=== あの時はどしゃぶり ===
* Vocal, Guitar {{Ndash}} 伊藤銀次
* Acoustic Piano {{Ndash}} 緒方泰男
* Bass {{Ndash}} 田中章弘
* Drums {{Ndash}} 上原裕
* Percussions {{Ndash}} 斉藤ノブ
* [[フルート|Flute]] {{Ndash}} 国吉征之
* Thanks for [[斎藤ノヴ|NOV]] his rhythm arrangement

=== Sweet Daddy（スウィート・ダディ） ===
* Guitar {{Ndash}} 伊藤銀次
* Fender Rhodes {{Ndash}} 緒方泰男
* Bass {{Ndash}} 田中章弘
* Drums {{Ndash}} 上原裕
* Percussions {{Ndash}} 斉藤ノブ
* Acoustic Piano solo {{Ndash}} 坂本龍一
* Tenor Sax {{Ndash}} 高橋知己
* [[トロンボーン|Trombone]] {{Ndash}} [[向井滋春]]
* [[トランペット|Trumpet]] {{Ndash}} 中沢健二
* Vocal {{Ndash}} 大上留利子
* Horns Arrangement by 坂本龍一

=== Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ） ===
* Vocal, Guitar {{Ndash}} 伊藤銀次
* Acoustic Piano {{Ndash}} 緒方泰男
* Bass {{Ndash}} 田中章弘
* Drums {{Ndash}} 上原裕
* [[ドブロ・ギター|Earthy Dobro]] {{Ndash}} [[島田耕]]
<hr>
{{col-begin}}
{{col-break}}
{|
{|
|-
|-
|THE BAND
| THE BAND
|-
|-
|[[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]] (Perc)
| [[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]] (Perc)
|-
|-
|[[上原裕]] (ds)
| [[上原裕]] (ds)
|-
|-
|田中章弘 (b)
| [[田中章弘]] (b)
|-
|-
|緒方泰男 (Key, g)
| 緒方泰男 (Key, g)
|-
|-
|&nbsp;
|  
|-
|-
|[[坂本龍一]] (Key)
| [[坂本龍一]] (Key)
|-
|-
|高橋知己 (sax)
| 高橋知己 (sax)
|-
|-
|[[向井滋春]] (tb)
| [[向井滋春]] (tb)
|-
|-
|妹尾隆一郎 (harp)
| [[妹尾隆一郎]] (harp)
|-
|-
|[[村松邦男]] (g)
| [[村松邦男]] (g)
|-
|-
|国吉征之 (H)
| 国吉征之 (H)
|-
|-
|島田耕 (dobro)
| [[島田耕]] (dobro)
|-
|-
|&nbsp;
|  
|-
|-
|[[大貫妙子]] (cho) Through the Courtesy of [[日本クラウン|CROWN Records]]
| [[大貫妙子]] (cho) Through the Courtesy of [[日本クラウン|CROWN Records]]
|-
|-
|大上留利子 (cho)
| 大上留利子 (cho)
|-
|-
|[[センチメンタル・シティ・ロマンス|Sentimental City Romance]] (cho)
| [[センチメンタル・シティ・ロマンス|Sentimental City Romance]] (cho)
|-
|}
{{col-break|width=50%}}
|&nbsp;
{|
|-
|-
|All songs arranged by Ginji
| All songs arranged by Ginji
|-
|-
|Strings and Horn arranged by Ryuichi Sakamoto
| Strings and Horn arranged by Ryuichi Sakamoto
|-
|-
|Chorus arranged by Taeko Ohnuki
| Chorus arranged by Taeko Ohnuki
|-
|-
|&nbsp;
|  
|-
|-
|Produced by 伊藤銀次
| Produced by 伊藤銀次
|-
|-
|Directed by 知久悟司, 柏原卓
| Directed by 知久悟司, 柏原卓
|-
|-
|Engineered by 島雄一
| Engineered by 島雄一
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top"
|- style="vertical-align:top;"
|Recorded at ||Rockwell Studio, [[音響ハウス|Onkio Haus]],<br />Sound City Studio &amp; Warner Pioneer Studio
| Recorded at||{{spaces|1}}||{{unbulleted list|Rockwell Studio, [[音響ハウス|Onkio Haus]],|Sound City Studio & Warner Pioneer Studio}}
|}
|}
{|
{|
|-
|-
|&nbsp;
|  
|-
|-
|Photography : 内田功
| Photography : 内田功
|-
|-
|Cover Design : 林柾
| Cover Design : 林柾
|-
|-
|Management Office : ACT corp.
| Management Office : ACT corp.
|-
|Special thanks to Our House Inc. Rockwell “Super” Studio,<br />Moss Family, [[生田朗]], 鈴木利恵
|}
|}
{{col-end}}


== 2008年リマスター版 ==
== CD:WPCL-10455 ==
{{Infobox Album
{{Infobox Album
| Name = DEADLY DRIVE
| Name = DEADLY DRIVE
| Type = Studio
| Type = [[スタジオ・アルバム]]
| Artist = [[伊藤銀次]]
| Artist = [[伊藤銀次]]
| Released = [[2008年]][[2月20日]]
| Released = {{Start date|2008|2|20}}
| Recorded = Rockwell Studio,<br />[[音響ハウス|Onkio Haus]],<br />Sound City Studio<br />&amp; Warner Pioneer Studio
| Recorded = {{unbulleted list|Rockwell Studio,|[[音響ハウス|Onkio Haus]],|Sound City Studio|& Warner Pioneer Studio}}
| Genre = [[日本のロック|ロック]]<br />[[ポップ・ミュージック|ポップス]]
| Genre = {{unbulleted list|[[ロック (音楽)|ロック]]|[[ポピュラー音楽|ポップス]]}}
| Length = 42分48秒<ref name="item_2359078">{{Cite web|和書|url=https://tower.jp/item/2359078 |title=【CD】デッドリイ・ドライブ＜紙ジャケット仕様初回限定盤＞ |work=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード#タワーレコード株式会社（日本フランチャイジー）|タワーレコード株式会社]] |language=ja-p |date= |accessdate=2017-02-06}}</ref>
| Length = <!--分秒-->
| Label = ASYLUM ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]]
| Label = ASYLUM ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]]
| Producer = 伊藤銀次
| Producer = 伊藤銀次
| Reviews =
| Reviews =
| Chart position =
| Chart position =
| Certification =
| Certification =
| Last album =
| Last album =
| This album =
| This album =
| Next album =
| Next album =
| Misc =
| Misc =
| EAN = {{EAN|4943674077274}}
| EAN = {{EAN|4943674077274}}
| Tracklist =
}}
}}

=== 解説 ===
=== 解説 ===
2008年、伊藤銀次立ち合いのもとに行われたリマスタリング作業による、オリジナル・アナログ・マスターからの24ビット・デジタル・リマスタリング音源使用のほか、以前のCD化に際し未収録だった「風になれるなら」「Deadly Drive」のシングル・ヴァージョン2曲をボーナス・トラックとして収録。さらに伊藤への最新インタヴューを基にした書き下ろしライナーノーツ収載による、オリジナルLP装丁を復刻した紙ジャケット仕様にて、初回生産限定盤としてリリースされた。
{{Start date|2008}}、[[伊藤銀次]]立ち合いのもとに行われたリマスタリング作業による、オリジナル・アナログ・マスターからの24ビット・デジタル・リマスタリング音源使用のほか、以前のCD化に際し未収録だった「[[風になれるなら]]」「[[デッドリイ・ドライブ|Deadly Drive]]」のシングル・ヴァージョン2曲を[[ボーナス・トラック]]として収録。さらに伊藤への最新インタヴューを基にした書き下ろしライナーノーツ収載による、オリジナルLP装丁を復刻した紙ジャケット仕様にて、初回生産限定盤としてリリースされた<ref group="注釈">過去、LPおよびCDでの再発に際し、アトランティック、ワーナー・ブラザーズ、WEA、イースト・ウェストなどワーナー傘下の他レーベルからリリースされたが、{{Start date|2008}}のワーナーミュージック盤では、オリジナル・リリース時と同様、[[アサイラム・レコード|アサイラム・レーベル]]のデザインでリイシューされた。</ref>。


=== 収録曲 ===
=== 収録曲 ===
# '''[[風になれるなら]]'''
# '''[[風になれるなら]]''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(4:07)}}<ref name="item_2359078" />
#: 作詞：伊藤銀次{{・}}[[大貫妙子]]、作曲{{・}}編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ストリングス編曲：[[坂本龍一]]
# '''I'm Telling You Now（好きなんだ）'''
# '''I'm Telling You Now（好きなんだ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(2:54)}}<ref name="item_2359078" />
# '''Deadly Drive（デッドリィ・ドライブ）'''
#: [[:en:Freddie Garrity|Garrity]] - [[:en:Mitch Murray|Murray]] （訳詞：伊藤銀次）、編曲：伊藤銀次
# '''[[こぬか雨]]'''
# '''Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(4:01)}}<ref name="item_2359078" />
# '''King Kong（キング・コング）'''
#: 作曲：伊藤銀次{{・}}[[村松邦男]]、編曲：伊藤銀次
# '''あの時はどしゃぶり'''
# '''[[こぬか雨]]''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(5:54)}}<ref name="item_2359078" />
# '''Sweet Daddy（スウィート・ダディ）'''
#: 作詞{{・}}作曲{{・}}編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ホーン&amp;ストリングス編曲：坂本龍一
# '''Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）'''
# '''King Kong（キング・コング）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(4:47)}}<ref name="item_2359078" />
#: '''【Bonus Tracks】'''
#: 作詞：伊藤銀次、作曲{{・}}編曲：伊藤銀次{{・}}緒方泰男
# [[風になれるなら|'''風になれるなら''' <span style="font-size:90%;">'''(Single Version)'''</span>]]
# '''あの時はどしゃぶり''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(3:02)}}<ref name="item_2359078" />
#: 作詞：伊藤銀次・大貫妙子、作曲・編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ストリングス編曲：坂本龍一
#: 作詞{{・}}作曲{{・}}編曲：伊藤銀次、リズム編曲：[[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]]
#: アルバムと同日発売のシングル・カット曲<ref group="注">「[[風になれるなら]]」 [[1977年]][[5月25日]]発売 ASYLUM ⁄ WARNER PIONEER 7inch:L-84Y</ref>。間奏のソプラノ・サックス・ソロをカットし、代わりに“風になれるなら 君に届けたい～君を追いかけて”の歌詞が追加され、エンディングも30秒ほど短く編集された。
# '''Sweet Daddy（スウィート・ダディ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(5:14)}}<ref name="item_2359078" />
# [[デッドリィ・ドライブ|'''Deadly Drive（デッドリィ・ドライブ）''' <span style="font-size:90%;">'''(Single Version)'''</span>]]
#: 作曲：伊藤銀次・村松邦男、編曲：伊藤銀次
#: 作曲{{・}}編曲：伊藤銀次、ホーン編曲：坂本龍一
# '''Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）''' {{Ndash}} {{Resize|90%|(5:09)}}<ref name="item_2359078" />
#: アルバムからのリカット・シングル<ref group="注">「[[デッドリィ・ドライブ]]」 1977年[[6月25日]]発売 ASYLUM ⁄ WARNER PIONEER 7inch:L-94Y</ref>。ディレクター知久悟司からのアイディアで、当時のスーパーカー・ブームを意識して、サーキットやレーシング・カーの効果音を被せた別ミックス。B面にはシングルのジャケットにも使われた[[マセラティ・メラク|マセラティ・メラクSS]]の実況効果音が収録されている<ref group="注" name="merak">クラクション〜ヘッド・ライト開閉〜ウインカー〜ワイパー〜ドア開閉〜エンジン始動〜アイドリング〜スタート〜通過音〜走行音〜サイドブレーキ</ref>。
#: 作詞{{・}}作曲{{・}}編曲：伊藤銀次
#: '''【[[ボーナス・トラック|Bonus Tracks]]】'''
# [[風になれるなら|'''風になれるなら''' {{Resize|90%|'''(Single Version)'''}}]] {{Ndash}} {{Resize|90%|(3:34)}}<ref name="item_2359078" />
#: 作詞：伊藤銀次{{・}}大貫妙子、作曲{{・}}編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ストリングス編曲：坂本龍一
#: アルバムと同日発売のシングル・カット曲。間奏のソプラノ・サックス・ソロをカットし、代わりに“風になれるなら 君に届けたい〜君を追いかけて”の歌詞が追加され、エンディングも30秒ほど短く編集された。
# [[デッドリイ・ドライブ|'''Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）''' {{Resize|90%|'''(Single Version)'''}}]] {{Ndash}} {{Resize|90%|(4:06)}}<ref name="item_2359078" />
#: 作曲：伊藤銀次{{・}}村松邦男、編曲：伊藤銀次
#: アルバムからのリカット・シングル。ディレクター知久悟司からのアイディアで、当時の[[スーパーカー]]・ブームを意識して、サーキットやレーシング・カーの効果音を被せた別ミックス。B面にはシングルのジャケットにも使われた[[マセラティ・メラク|マセラティ・メラクSS]]の実況効果音が収録されている<ref group="注釈" name="merak">クラクション〜ヘッド・ライト開閉〜ウインカー〜ワイパー〜ドア開閉〜エンジン始動〜アイドリング〜スタート〜通過音〜走行音〜サイドブレーキ</ref>。


=== クレジット ===
=== スタッフ・クレジット ===
{{hidden begin
{{hidden begin
|toggle = right
|toggle = right
190行目: 282行目:
}}
}}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|colspan="2"|'''01. 風になれるなら'''
|'''01.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''風になれるなら'''|作詞：伊藤銀次, [[大貫妙子]] / 作曲{{・}}編曲：伊藤銀次 /|コーラス編曲：大貫妙子 / ストリングス編曲：[[坂本龍一]]|&nbsp;|Vocal &amp; Acoustic Guitar : 伊藤銀次|Drums : [[上原裕]]|Electric Bass : [[田中章弘]]|Acoustic Piano : 緒方泰男|Percussions : [[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]]|Soprano Sax : 高橋知己|Chorus : [[大貫妙子]]|Strings : Unknown|&nbsp;}}
|- style="vertical-align:top"
|&nbsp;&nbsp;&nbsp;||作詞：伊藤銀次, [[大貫妙子]] / 作曲・編曲：伊藤銀次 /<br />コーラス編曲：大貫妙子 / ストリングス編曲：[[坂本龍一]]
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|-
|'''02.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''I'm Telling You Now（好きなんだ）'''|作詞{{・}}作曲：[[:en:Freddie Garrity|Garrity]] {{Ndash}} [[:en:Mitch Murray|Murray]]［訳詞：伊藤銀次］ /|編曲：伊藤銀次|&nbsp;|Vocal &amp; Electric Guitar : 伊藤銀次|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|[[ハモンドオルガン|Hammond Organ]] : 緒方泰男|[[シロフォン|Xylophone]] &amp; [[クラヴィネット|Clavinet]] : 坂本龍一|Percussions　: 斉藤ノブ|Chorus : [[センチメンタル・シティ・ロマンス|Sentimental City Romance]]|“Hello” Says son of Koko|&nbsp;}}
|&nbsp;
|-
|Vocal & Acoustic Guitar : 伊藤銀次
|-
|Drums : [[上原裕]]
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Acoustic Piano : 緒方泰男
|-
|Percussions : [[斎藤ノヴ|斉藤ノブ]]
|-
|Soprano Sax : 高橋知己
|-
|Chorus : [[大貫妙子]]
|-
|Strings : Unknown
|-
|&nbsp;
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|colspan="2"|'''02. I'm Telling You Now（好きなんだ）'''
|'''03.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）'''|作曲：伊藤銀次, [[村松邦男]] /|編曲：伊藤銀次|&nbsp;|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|Electric Guitar : 伊藤銀次|Attacky Guitar (Electric Guitar) : 村松邦男|Hammond Organ : 緒方泰男|Percussions : 斉藤ノブ|Chorus : Sentimental City Romance|Sad Heroin : 山田真理|&nbsp;}}
|- style="vertical-align:top"
|&nbsp;&nbsp;&nbsp;||作詞・作曲：Garrity - Murray［訳詞：伊藤銀次］ /<br />編曲：伊藤銀次
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|-
|'''04.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''こぬか雨'''|作詞{{・}}作曲{{・}}編曲：伊藤銀次 / コーラス編曲：大貫妙子 /|ホーン&amp;ストリングス編曲：坂本龍一|&nbsp;|Vocal : 伊藤銀次|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|[[ローズ・ピアノ|Fender Rhodes]] &amp; Acoustic Piano : 坂本龍一|Percussions : 斉藤ノブ|Chorus : 大貫妙子|Strings : Unknown|&nbsp;}}
|&nbsp;
|-
|Vocal & Electric Guitar : 伊藤銀次
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Hammond Organ : 緒方泰男
|-
|Xylophone & Clavinet : 坂本龍一
|-
|Percussions　: 斉藤ノブ
|-
|Chorus : [[センチメンタル・シティ・ロマンス|Sentimental City Romance]]
|-
|“Hello” Says son of Koko
|-
|&nbsp;
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|colspan="2"|'''03. Deadly Drive（デッドリィ・ドライブ）'''
|'''05.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''King Kong（キング・コング）'''|作詞：伊藤銀次 / 作曲{{・}}編曲：伊藤銀次, 緒方泰男|&nbsp;|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|Electric Guitar &amp; Mouth Wow Solo : 伊藤銀次|Electric Guitar : 緒方泰男|Weeping Harp : [[妹尾隆一郎]]|[[モーグ・シンセサイザー#ミニモーグ|Mini-Moog]] &amp; Clavinet : 坂本龍一|Jane : 山田真理|Natives Praying : ワーナーブラザース・All Stars|Thanks For Y.Shima his Groovy Sound effect making|&nbsp;}}
|- style="vertical-align:top"
|&nbsp;&nbsp;&nbsp;||作曲：伊藤銀次, [[村松邦男]] /<br />編曲：伊藤銀次
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|-
|'''06.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''あの時はどしゃぶり'''|作詞{{・}}作曲{{・}}編曲：伊藤銀次 / リズム編曲：斉藤ノブ|Vocal &amp; Electric Guitar : 伊藤銀次|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|Acoustic Piano : 緒方泰男|Percussions : 斉藤ノブ|[[フルート|Flute]] : 国吉征之|Thanks for NOV his rhythm arrangement|&nbsp;}}
|&nbsp;
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Electric Guitar : 伊藤銀次
|-
|Attacky Guitar (Electric Guitar) : 村松邦男
|-
|Hammond Organ : 緒方泰男
|-
|Percussions : 斉藤ノブ
|-
|Chorus : Sentimental City Romance
|-
|Sad Heroin : 山田真理
|-
|&nbsp;
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|colspan="2"|'''04. こぬか雨'''
|'''07.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''Sweet Daddy（スウィート・ダディ）'''|作曲{{・}}編曲：伊藤銀次 / ホーン編曲：坂本龍一|&nbsp;|Electric Guitar : 伊藤銀次|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|Fender Rhodes : 緒方泰男|Acoustic Piano solo : 坂本龍一|Percussions : 斉藤ノブ|Tenor Sax : 高橋知己|Trombone : [[向井滋春]]|Trumpet : 中沢健二|Vocal : 大上留利子|&nbsp;}}
|- style="vertical-align:top"
|&nbsp;&nbsp;&nbsp;||作詞・作曲・編曲：伊藤銀次 / コーラス編曲：大貫妙子 /<br />ホーン&amp;ストリングス編曲：坂本龍一
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|-
|'''08.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）'''|作詞{{・}}作曲{{・}}編曲：伊藤銀次|&nbsp;|Vocal &amp; Electric Guitar : 伊藤銀次|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|Acoustic Piano : 緒方泰男|Earthy Dobro : 島田耕|&nbsp;}}
|&nbsp;
|-
|Vocal : 伊藤銀次
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Fender Rhodes & Acoustic Piano : 坂本龍一
|-
|Percussions : 斉藤ノブ
|-
|Chorus : 大貫妙子
|-
|Strings : Unknown
|-
|&nbsp;
|}
{|
|colspan="2"|'''05. King Kong（キング・コング）'''
|- style="vertical-align:top"
|   ||作詞：伊藤銀次 / 作曲・編曲：伊藤銀次, 緒方泰男
|}
|}
{|
{|
|-
|-
| || ||'''【[[ボーナス・トラック|Bunus Tracks]]】'''
|&nbsp;
|- style="vertical-align:top;"
|-
|'''09.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''風になれるなら''' {{Resize|90%|'''(Single Version)'''}}|作詞：伊藤銀次, 大貫妙子 / 作曲{{・}}編曲：伊藤銀次 /|コーラス編曲：大貫妙子 / ストリングス編曲：坂本龍一|&nbsp;|Vocal &amp; Acoustic Guitar : 伊藤銀次|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|Acoustic Piano : 緒方泰男|Percussions : 斉藤ノブ|Soprano Sax : 高橋知己|Chorus : 大貫妙子|Strings : Unknown|&nbsp;}}
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Electric Guitar & Mouth Wow Solo : 伊藤銀次
|-
|Electric Guitar : 緒方泰男
|-
|Weeping Harp : 妹尾隆一郎
|-
|Mini-Moog & Clavinet : 坂本龍一
|-
|Jane : 山田真理
|-
|Natives Praying : ワーナーブラザース・All Stars
|-
|Thanks For Y.Shima his Groovy Sound effect making
|-
|&nbsp;
|}
|}
{|
{|
|- style="vertical-align:top;"
|colspan="2"|'''06. あの時はどしゃぶり'''
|'''10.'''||&nbsp;||{{unbulleted list|'''Deadly Drive''' {{Resize|90%|'''(Single Version)'''}}|作曲：伊藤銀次, 村松邦男 /|編曲：伊藤銀次|&nbsp;|Drums : 上原裕|Electric Bass : 田中章弘|Electric Guitar : 伊藤銀次|Attacky Guitar (Electric Guitar) : 村松邦男|Hammond Organ : 緒方泰男|Percussions : 斉藤ノブ|Chorus : Sentimental City Romance|Sad Heroin : 山田真理}}
|- style="vertical-align:top"
|   ||作詞・作曲・編曲：伊藤銀次 / リズム編曲：斉藤ノブ
|}
{|
|-
|&nbsp;
|-
|Vocal & Electric Guitar : 伊藤銀次
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Acoustic Piano : 緒方泰男
|-
|Percussions : 斉藤ノブ
|-
|Flute : 国吉征之
|-
|Thanks for NOV his rhythm arrangement
|-
|&nbsp;
|}
{|
|colspan="2"|'''07. Sweet Daddy（スウィート・ダディ）'''
|- style="vertical-align:top"
|   ||作曲・編曲：伊藤銀次 / ホーン編曲：坂本龍一
|}
{|
|-
|&nbsp;
|-
|Electric Guitar : 伊藤銀次
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Fender Rhodes : 緒方泰男
|-
|Acoustic Piano solo : 坂本龍一
|-
|Percussions : 斉藤ノブ
|-
|Tenor Sax : 高橋知己
|-
|Trombone : [[向井滋春]]
|-
|Trumpet : 中沢健二
|-
|Vocal : 大上留利子
|-
|&nbsp;
|}
{|
|colspan="2"|'''08. Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）'''
|- style="vertical-align:top"
|   ||作詞・作曲・編曲：伊藤銀次
|}
{|
|-
|&nbsp;
|-
|Vocal & Electric Guitar : 伊藤銀次
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Acoustic Piano : 緒方泰男
|-
|Earthy Dobro : 島田耕
|-
|&nbsp;
|-
|'''【Bunus Tracks】'''
|}
{|
|colspan="2"|'''09. 風になれるなら''' <span style="font-size:90%;">'''(Single Version)'''</span>
|- style="vertical-align:top"
|&nbsp;&nbsp;&nbsp;||作詞：伊藤銀次, 大貫妙子 / 作曲・編曲：伊藤銀次 /<br />コーラス編曲：大貫妙子 / ストリングス編曲：坂本龍一
|}
{|
|-
|&nbsp;
|-
|Vocal & Acoustic Guitar : 伊藤銀次
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Acoustic Piano : 緒方泰男
|-
|Percussions : 斉藤ノブ
|-
|Soprano Sax : 高橋知己
|-
|Chorus : 大貫妙子
|-
|Strings : Unknown
|-
|&nbsp;
|}
{|
|colspan="2"|'''10. Deadly Drive''' <span style="font-size:90%;">'''(Single Version)'''</span>
|- style="vertical-align:top"
|&nbsp;&nbsp;&nbsp;||作曲：伊藤銀次, 村松邦男 /<br />編曲：伊藤銀次
|}
{|
|-
|&nbsp;
|-
|Drums : 上原裕
|-
|Electric Bass : 田中章弘
|-
|Electric Guitar : 伊藤銀次
|-
|Attacky Guitar (Electric Guitar) : 村松邦男
|-
|Hammond Organ : 緒方泰男
|-
|Percussions : 斉藤ノブ
|-
|Chorus : Sentimental City Romance
|-
|Sad Heroin : 山田真理
|}
|}
{{hidden end}}
{{hidden end}}
460行目: 328行目:
{|
{|
|-
|-
|'''【Reissue Staff】'''
| '''【Reissue Staff】'''
|-
|-
|Supervised by 伊藤銀次
| Supervised by 伊藤銀次
|-
|-
|Reissue Produced by 宮治淳一 ([[ワーナーミュージック・ジャパン|Warner Music Japan]])
| Reissue Produced by 宮治淳一 ([[ワーナーミュージック・ジャパン|Warner Music Japan]])
|-
|-
|Reissue Planning & Directed by 土橋一夫 (Shy Glance Inc. ⁄ Surf's Up Design ⁄ Groovin')
| Reissue Planning & Directed by 土橋一夫 (Shy Glance Inc. ⁄ Surf's Up Design ⁄ Groovin')
|-
|-
|&nbsp;
|  
|-
|-
|Digital Remastered by 菊地功 at WARNER MUSIC MASTERING
| Digital Remastered by 菊地功 at WARNER MUSIC MASTERING
|-
|-
|Reissue Art Directed & Designed by 高瀬康一 (Shy Glance Inc. ⁄ Surf's Up Design ⁄ Groovin')
| Reissue Art Directed & Designed by 高瀬康一 (Shy Glance Inc. ⁄ Surf's Up Design ⁄ Groovin')
|-
|-
|Product Coordinated by 松山斎 (Warner Music Japan)
| Product Coordinated by 松山斎 (Warner Music Japan)
|-
|-
|&nbsp;
|  
|-
|-
|Special Thanks to : 岩本晃市郎 (ストレンジ・デイズ), 仲道みどり, [[杉真理]], 長門芳郎,<br />齊藤敏夫 ([[毎日コミュニケーションズ]] ⁄ Digital Audio Fan), 前沢達也, 寺沢祐貴 (moment)
| {{unbulleted list|Special Thanks to : 岩本晃市郎 (ストレンジ・デイズ), 仲道みどり, [[杉真理]], 長門芳郎,|齊藤敏夫 ([[毎日コミュニケーションズ]] ⁄ Digital Audio Fan), 前沢達也, 寺沢祐貴 (moment)}}
|}
|}


484行目: 352行目:
{|class="wikitable" style="font-size:90%;"
{|class="wikitable" style="font-size:90%;"
|-
|-
! # !! 発売日 !! リリース !! 規格 !! [[規格品番|品番]] !! 備考
! # !! 発売日 !! リリース !! {{Nowrap|規格}} !! [[規格品番|品番]] !! 備考
|-
|-
! 1
! 1
| 1977年{{0}}5月25日 || ASYLUM ⁄ WARNER PIONEER || rowspan="3" style="text-align:center"|LP || L-10074Y || &nbsp;
| {{Nowrap|1977年{{0}}5月25日}} || rowspan="2"| {{Nowrap|[[アサイラム・レコード|ASYLUM]] ⁄ WARNER PIONEER}} || style="text-align:center;" rowspan="3"| LP || {{Nowrap|L-10074Y}} || &nbsp;
|-
|-
! 3
! 2
| 1979年{{0}}6月25日 || rowspan="2"| {{Nowrap|L-4037Y}} || {{unbulleted list|品番改定による廉価盤での再発。|“NEW MUSIC FOREVER 1500”シリーズ（全10枚）の一枚。}}
| 不明 || ASYLUM ⁄ WARNER PIONEER || L-4037Y || 再発売、
|-
|-
! 3
! 3
| 不明 || {{Nowrap|[[アトランティック・レコード|ATRANTIC]] ⁄ WARNER PIONEER}} || {{unbulleted list|同一品番によるアトランティック・レーベルからの再発。|“NEW MUSIC FOREVER 1500”シリーズ（全10枚）の一枚（本作を含む全10枚のラインアップはアサイラム・レーベル時と同じ）。}}
| 不明 || ATRANTIC ⁄ WARNER PIONEER || L-4047Y || レーベルを変更して再発売。
|-
! 3
| 1991年12月21日 || Warner Bros. ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] || rowspan="4" style="text-align:center"|CD || WPCL-589 || 初CD化。
|-
|-
! 4
! 4
| 1996年10月25日 || Warner Bros. ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] || WPC6-8238 || CD選書シリーズの一枚。
| {{Nowrap|{{Start date|1991|12|21}}}} || {{Nowrap|WARNER BROS. ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]]}} || style="text-align:center;" rowspan="4"| CD || style="white-space:nowrap;"|WPCL-589 || 初CD化。秘蔵盤CD選集シリーズの一枚。
|-
|-
! 5
! 5
| 2001年{{0}}2月21日 || east west ⁄ [[MOON RECORDS|east west japan]] || AMCM-4524 || J-POPシリーズ、AOR編の一枚、2001年リマスター音源。
| {{Nowrap|{{Start date|1996|10|25}}}} || {{Nowrap|WEA JAPAN ⁄ WARNER MUSIC JAPAN}} || {{Nowrap|WPC6-8238}} || 音泉1500/[[Q盤]]シリーズの一枚。
|-
|-
! 6
! 6
| 2008年{{0}}2月20日 || ASYLUM ⁄ [[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] || WPCL-10455 || 2008年リマスター音源、ボーナス・トラック2曲収録。<br />紙ジャケット仕様。
| {{Nowrap|2001年{{0}}2月21日}} || {{Nowrap|[[ワーナーミュージック・ジャパン|east west japan]]}} || {{Nowrap|AMCM-4524}} || J-POPシリーズAOR編の一枚。{{Start date|2001}}リマスター音源。初回盤は[[デジパック]]仕様。<br />「風になれるなら」はアルバム・ヴァージョンで歌われていない2番の歌詞がブックレットに掲載されている。
|-
! 7
| {{Nowrap|2008年{{0}}2月20日}} || {{Nowrap|ASYLUM ⁄ WARNER MUSIC JAPAN}} || {{Nowrap|WPCL-10455}} || {{Start date|2008}}リマスター音源、[[ボーナス・トラック]]2曲収録。紙ジャケット仕様。
|-
! rowspan="3"| 8
| rowspan="3"| {{Nowrap|2017年{{0}}5月24日}} || rowspan="3"| {{Nowrap|WARNER MUSIC JAPAN}} || {{Center|[[スーパー・ハイ・マテリアルCD|2SHM-CD]]}} || {{Nowrap|WPCL-12639/40}} || {{unbulleted list|『[[DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition]]』|オリジナルMIX:8曲、2017 Re-Mix（8曲+Back Track:6曲）、シングルVersion:3曲、ライブ:3曲、シングルVersion:3曲の全34曲収録。全44ページのメモリアル・ブックレットを封入した、SHM-CDによる2枚組。}}
|-
| style="text-align:center;" rowspan="2" | {{Nowrap|[[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]}} || style="text-align:center;" rowspan="2" |{{nw|-}} || {{unbulleted list|デッドリイ・ドライブ【40周年記念デラックス・エディション】|通常音源（全34曲）:AAC-LC 320kbps}}
|-
| {{unbulleted list|デッドリイ・ドライブ【40周年記念デラックス・エディション】|[[ハイレゾリューションオーディオ|ハイレゾ音源]]（全32曲）:FLAC形式 (48kHz / 24bit)}}
|-
! 9
| {{Nowrap|2019年{{0}}8月{{0}}7日}} || ASYLUM ⁄ WARNER MUSIC JAPAN / [[ローソンエンタテインメント|Lawson&nbsp;Entertainment,&nbsp;Inc.]] (HMV&nbsp;record&nbsp;shop) || style="text-align:center;"| 2LP || {{Nowrap|WQJL123}} || 2017年にCDでリリースされた『DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition』で初めて音源化されたインスト・バック・トラックや未発表アウトテイクを伊藤本人が選曲し初アナログ化したボーナス・ディスク付きの2枚組仕様。新たに書き下ろされた伊藤によるセルフ・ライナー・ノーツ掲載。
|}
|}


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
{{Reflist|group="注"}}


=== 出典 ===
=== 出典 ===
516行目: 395行目:


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
; Warner Music Japan
* {{URL|wmg.jp/artist/itouginji/WPCL000010455.html|伊藤銀次 「デッドリイ・ドライブ」}} - WARNER MUSIC JAPAN
:* {{URL | 1=https://wmg.jp/itouginji/discography/48/ | 2=伊藤銀次「デッドリイ・ドライブ」}} {{Ndash}} DISCOGRAPHY
* {{Cite web |url=http://www.wmg.jp/wmlife/imp/itoginji/ |title=ハンドメイド横丁 伊藤銀次の記念すべき1stアルバム 『Deadly Drive』 リマスタリング・レポート |accessdate=2014-08-15 |last= |first= |author=土橋一夫 |authorlink= |coauthors= |date= |year= |month= |format= |work=Warner Music Life |publisher=[[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] |page= |pages= |quote= |language= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130320091458/http://wmg.jp/wmlife/imp/itoginji/ |archivedate=2013-03-20 |deadlinkdate= |doi= |ref=}}
:* {{URL | 1=https://wmg.jp/itouginji/discography/4523/ | 2=伊藤銀次「デッドリイ・ドライブ」}} {{Ndash}} DISCOGRAPHY
; Warner Music Life
:* {{Cite web|和書|url=http://www.wmg.jp/wmlife/imp/itoginji/ |title=ハンドメイド横丁 伊藤銀次の記念すべき1stアルバム 『Deadly Drive』 リマスタリング・レポート |accessdate=2014-08-15 |last= |first= |author=土橋一夫 |authorlink= |date= |year= |month= |format= |work=Warner Music Life |publisher=[[ワーナーミュージック・ジャパン|WARNER MUSIC JAPAN]] |page= |pages= |quote= |language= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130320091458/http://wmg.jp/wmlife/imp/itoginji/ |archivedate=2013-03-20 |doi= |ref=}}
; その他
:* {{Discogs master|type=ja|821237|name=伊藤銀次-Deadly-Drive}}


{{デフォルトソート:てつとりいとらいふ}}
{{デフォルトソート:てつとりいとらいふ}}

[[Category:伊藤銀次のアルバム]]
[[Category:伊藤銀次のアルバム]]
[[Category:1977年のアルバム]]
[[Category:1977年のアルバム]]
[[Category:ワーナーミュージック・ジャパンのアルバム]]
[[Category:アサイラム・レコードのアルバム]]

2024年7月18日 (木) 04:03時点における版

曖昧さ回避 この項目では、伊藤銀次のアルバム「DEADLY DRIVE」の1977年のオリジナル盤と再発盤について説明しています。同アルバムの40周年記念盤については「DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition」をご覧ください。
『DEADLY DRIVE』
伊藤銀次 の スタジオ・アルバム
リリース
録音
  • Rockwell Studio,
  • Onkio Haus,
  • Sound City Studio
  • & Warner Pioneer Studio
ジャンル
レーベル ASYLUM ⁄ WARNER PIONEER
プロデュース 伊藤銀次
チャート最高順位
伊藤銀次 アルバム 年表
  • DEADLY DRIVE
  • （1977年 (1977)）
『DEADLY DRIVE』収録のシングル
  1. 「風になれるなら / こぬか雨」
    リリース: 1977年5月25日 (1977-05-25)
  2. 「デッドリイ・ドライブ」
    リリース: 1977年6月25日 (1977-06-25)
テンプレートを表示

『DEADLY DRIVE』（デッドリイ・ドライブ）は1977年5月25日 (1977-05-25)に発売された伊藤銀次通算1作目のスタジオ・アルバム。

解説

1975年6月15日 (1975-06-15)をもってシュガー・ベイブを抜けた伊藤銀次は、7月からりりィのバック・バンドである“バイバイ・セッション・バンド”に土屋昌巳の後任で参加した[注釈 1]。バイバイ・セッション・バンドは1976年1月 (1976-01)のメンバー・チェンジでキーボードは茂木由多加から坂本龍一、ドラムは平野肇から上原裕にそれぞれ交代[注釈 2]。その直後に始まった大滝詠一、山下達郎とのオムニバス・アルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』[注釈 3]のレコーディングは、このときのメンバーを中心にツアーの合間を縫って行われた[注釈 4]。

その後バイバイ・セッション・バンドは1976年7月 (1976-07)、更にメンバー・チェンジがあり、ベースは吉田健から田中章弘、キーボードが坂本から緒方泰男に代わった[注釈 5]。その時に斉藤ノブが音頭をとって、せっかくこれだけ良い音が出ているから、このバンドでレコードを作ったりしようという話になった。伊藤によれば「ちょうど、ワーナー・パイオニアの知久（悟司）さんが『銀次、レコーディングしないか』という話を持ってきて、それでバンドごとワーナーに行ってしまおうという話をしていたんです。“マジック・バッグ”っていう名前が付いていたんです。斉藤ノブと僕がバンド・リーダーみたいな感じですね。みんなが非常にいろんな音楽性を持っているからね、すごい強力なバンドになるんじゃないかってことで、そしたらこのレコーディングの後にまた上原裕が抜けるんです。それでマジック・バッグは消滅してしまうんです。また幻のバンドです。それで結局、ワーナーのアサイラム・レーベルには銀次だけが行くんです。それでその時には一気に僕と斉藤ノブはバイバイ・セッション・バンドを辞めるんです」[1]という。

当初はバンドで発表する予定だった本作『DEADLY DRIVE』は、伊藤の完全なソロ・アルバムとして発表されることになったが、この時期を後に伊藤は「僕はあの頃はザ・クルセイダーズとかボブ・ジェームス、マイケル・フランクスなんかを聴いていましたね。ちょうど端境期みたいなところで、音楽に非常にテクノロジーが要求されていた時代でしょ。だから、これまで我流でやってきた銀次は見事に壁にぶち当たるんです、ガーンと。その時期にアルバムを作ってしまったというね。特にこの『デッドリイ・ドライブ』を作ったときになんで理論が欲しかったのかというと、人に伝えられないんです。頭の中でこういう音が鳴っているんだけど、これを形にして言えないわけですね。そこで僕は『デッドリイ・ドライブ』を作って、ズドーンと落ち込んじゃうんですね。やっぱりそれを痛感するんです。自分自身のソロ活動もうまくいかないんです。一応、そのレコーディングの後に“銀次バンド”っていうのを組んだんです。このメンバーで坪田直子のバックをやっていたんです。それで銀次バンド、早稲田（大学祭）出たりとか、坪田直子の後、中村きんたろうとかやってましたけど、もうすごく地味な活動でしたね」「その頃、古澤良治郎さんと僕とで荻窪ロフトとかでセッションをやりました。やってた曲はほとんどインストゥルメンタル。<こぬか雨>とか歌ってましたけどね。最初、荻窪ロフトなんかでやった時、お客さんすごい来たんですね。100人ぐらい。次やった時40人になって、次の時には10人。まぁ、古澤さんのファンが来ても面白くない、僕のファンが見に来てもなんだか訳の分からないような、試行錯誤でしたね」[1]と振り返っている。

本作については「全体的に言えることは、全体のポリシーというのを考えないで作ったアルバムだという。だから自分がその時感じていた面白いことを全部やってますね。トータリティなんて全然考えてないからアルバムとしては失敗作だと思います。でもその後、銀次がいろんな事を始めるきっかけになるものはいろんなところに出てきているな、という気はしますね。このアルバムによって、一曲の単位のポップ・ソングの構成の仕方とかを分かっていないな、というのを自覚した」[2]と語っている。また、最初から決めて録られたので、このアルバムにはアウトテイクが全く存在しないという。その理由を伊藤は「その場で要るか要らないか即決して、必要なければ消してしまうんですよね。それがいいのかどうか分からないですけど、ヴァージョンは1つしかない、って思ってるんですよ。でも再発とか、後々のことを考えるととっておいた方が良かったのかも」[3]としている。

2017年 (2017)には本作の40周年を記念して、1977年 (1977)リリース当時のオリジナル・ミックス8曲のほか、新たにミックスを施したバック・トラック音源6曲、さらにアルバム未収録のシングル・ヴァージョン3曲を収録したディスク1と、アルバム収録曲8曲の2017年 (2017)版ミックス音源、アウトテイクや各曲の別ヴァージョン、ライブ音源などを収録したディスク2による2枚組SHM-CDのデラックス・エディション盤がリリースされた[4]。

アートワーク

ジャケットの写真は明け方3時ぐらいの東京港トンネルで、撮影時は2月だったものの、5月のリリースに合わせてTシャツで撮影された。伊藤の背後を走っているのはディレクター知久悟司の車だという[3]。2012年 (2012)リリースの伊藤監修・選曲による40周年記念2枚組オールタイム・ベスト『GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 〜40th Anniversary Edition〜』[注釈 6]のジャケット写真は、伊藤がその時と同じTシャツ着用の上、同所にて撮影された。

収録曲

SIDE ONE

  1. 風になれるなら  - (3:30)
    伊藤の中でこの曲は<幸せにさよなら>[注釈 7]の発展形だという。伊藤は「あの延長線上に来る曲が欲しいなって思って、ほぼ最初に作ったのが<風になれるなら>でしたね。シュガー・ベイブの流れにあることも表現したかったし、特に“風になれるなら”っていう部分の詞が出来たときに大貫妙子さんの声で“風”を表現したかったんですね。これは詞と曲がほぼ同時進行でした。何も考えずにあのイントロが出来たんですよね。それも僕がギターで作って、それを緒方（泰男）君に伝えてピアノで表現してもらいました」[3]としている。また、当時流行っていたボズ・スキャッグスの<ロウ・ダウン>にインスパイアされて作った曲だとしている。ある日友達と話しているときにふっと“風になれるなら”って頭に浮かび、それで作ったという[2]。
  2. I'm Telling You Now（好きなんだ）  - (2:50)
    伊藤が以前からやってみたかったという、リバプールのカヴァー曲[注釈 8]。間奏で聴こえる“ハロー”は本物のオウムの声[2]。
  3. Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）  - (3:59)
    シュガー・ベイブがCMのために作った<ベルベット・ムーン>という曲を村松邦男と一緒にいじったインストゥルメンタル・ナンバー[2]。
  4. こぬか雨  - (5:52)
    もともとは“ごまのはえ”時代に作られた曲で、シュガー・ベイブでも伊藤と山下達郎が詞をお互いに出し合い、話し合って作られた。伊藤によれば“ここにはそぼ降るこぬか雨 ここにはスコールさえもない”というのがすごく好きだとし、これは 欧陽菲菲<雨の御堂筋>[注釈 9]からヒントを得たという[2]。レコーディングに際し伊藤が全ての詞を書き直している。また、山下も1994年 (1994)にシュガー・ベイブのアルバム『SONGS』[注釈 10]のオリジナル・マスターでのリイシューにあわせて行われた『TATSURO YAMASHITA sings SUGAR BABE』[注釈 11]にて取り上げ、その時のライブ音源を自身のシングル<愛の灯〜STAND IN THE LIGHT>[注釈 12]にカップリングで収録した。また、2015年 (2015)にリリースされた『SONGS』の40周年記念盤『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』[注釈 13]にはボーナス・トラックとして、1976年4月1日 (1976-04-01)に荻窪ロフトで行われたシュガー・ベイブ解散ライヴからの音源が収録された。

SIDE TWO

  1. King Kong（キング・コング）  - (4:43)
    当時、ジョー・ウォルシュやジェフ・ベックが使っていたトーキング・モジュレーターというマウスワウが使いたかったために作った曲だという[2]。
  2. あの時はどしゃぶり  - (2:57)
    ここでいう“どしゃぶり”とは“いきなり社会の荒波”みたいな意味で、タイトルは春日八郎「あん時ゃどしゃ降り」の“あん時きゃ どしゃぶり 雨の中”をポップにしたらどうなるだろうというところから来ているという[2]。
  3. Sweet Daddy（スウィート・ダディ）  - (5:10)
    伊藤が当時好きだったというザ・クルセイダーズのタッチで作られた曲。その昔、“スウィート・ダディ・シキ”という名のしゃれたプロレスラーがいて、その男がとても好きだったので、その男が街を歩いているファンキーな感じで作られたという[2]。
  4. Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）  - (5:05)
    もともとはギター一本で歌えるような曲だったが、自身の歌唱力を考えないでやってしまった曲だとしているものの、曲はとても好きだという[2]。

スタッフ・クレジット

  • All the Words, Music and Arranged by 伊藤銀次
  • Except “I'm Telling You Now”


  • Thanks to my fantastic collaborations,
  • “風になれるなら” words by 大貫妙子
  • “Deadly Drive” music by 村松邦男

風になれるなら

I'm Telling You Now（好きなんだ）

Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）

  • Guitar  – 伊藤銀次
  • Attacky Guitar  – 村松邦男
  • Hammond Organ  – 緒方泰男
  • Bass  – 田中章弘
  • Drums  – 上原裕
  • Percussions  – 斉藤ノブ
  • Chorus  – Sentimental City Romance
  • Sad Heroin  – 山田真理

こぬか雨

  • Vocal  – 伊藤銀次
  • Fender Rhodes, Acoustic Piano  – 坂本龍一
  • Bass  – 田中章弘
  • Drums  – 上原裕
  • Percussions  – 斉藤ノブ
  • Chorus  – 大貫妙子
  • Horns & String Arrangement by 坂本龍一
  • Chorus Arrangement by 大貫妙子

King Kong（キング・コング）

  • Guitar, Mouth Wow Solo  – 伊藤銀次
  • Guitar  – 緒方泰男
  • Bass  – 田中章弘
  • Drums  – 上原裕
  • Weeping Harp  – 妹尾隆一郎
  • Mini-Moog, Clavinet  – 坂本龍一
  • Jane  – 山田真理
  • Natives Praying  – ワーナーブラザース・All Stars
  • Thanks For Y.Shima his Groovy Sound effect making

あの時はどしゃぶり

  • Vocal, Guitar  – 伊藤銀次
  • Acoustic Piano  – 緒方泰男
  • Bass  – 田中章弘
  • Drums  – 上原裕
  • Percussions  – 斉藤ノブ
  • Flute  – 国吉征之
  • Thanks for NOV his rhythm arrangement

Sweet Daddy（スウィート・ダディ）

  • Guitar  – 伊藤銀次
  • Fender Rhodes  – 緒方泰男
  • Bass  – 田中章弘
  • Drums  – 上原裕
  • Percussions  – 斉藤ノブ
  • Acoustic Piano solo  – 坂本龍一
  • Tenor Sax  – 高橋知己
  • Trombone  – 向井滋春
  • Trumpet  – 中沢健二
  • Vocal  – 大上留利子
  • Horns Arrangement by 坂本龍一

Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）

  • Vocal, Guitar  – 伊藤銀次
  • Acoustic Piano  – 緒方泰男
  • Bass  – 田中章弘
  • Drums  – 上原裕
  • Earthy Dobro  – 島田耕

2008年リマスター版

『DEADLY DRIVE』
伊藤銀次 の スタジオ・アルバム
リリース
録音
  • Rockwell Studio,
  • Onkio Haus,
  • Sound City Studio
  • & Warner Pioneer Studio
ジャンル
時間
レーベル ASYLUM ⁄ WARNER MUSIC JAPAN
プロデュース 伊藤銀次
EANコード
EAN 4943674077274
テンプレートを表示

解説

2008年 (2008)、伊藤銀次立ち合いのもとに行われたリマスタリング作業による、オリジナル・アナログ・マスターからの24ビット・デジタル・リマスタリング音源使用のほか、以前のCD化に際し未収録だった「風になれるなら」「Deadly Drive」のシングル・ヴァージョン2曲をボーナス・トラックとして収録。さらに伊藤への最新インタヴューを基にした書き下ろしライナーノーツ収載による、オリジナルLP装丁を復刻した紙ジャケット仕様にて、初回生産限定盤としてリリースされた[注釈 14]。

収録曲

  1. 風になれるなら  - (4:07)[5]
    作詞：伊藤銀次 · 大貫妙子、作曲 · 編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ストリングス編曲：坂本龍一
  2. I'm Telling You Now（好きなんだ）  - (2:54)[5]
    Garrity - Murray （訳詞：伊藤銀次）、編曲：伊藤銀次
  3. Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）  - (4:01)[5]
    作曲：伊藤銀次 · 村松邦男、編曲：伊藤銀次
  4. こぬか雨  - (5:54)[5]
    作詞 · 作曲 · 編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ホーン&ストリングス編曲：坂本龍一
  5. King Kong（キング・コング）  - (4:47)[5]
    作詞：伊藤銀次、作曲 · 編曲：伊藤銀次 · 緒方泰男
  6. あの時はどしゃぶり  - (3:02)[5]
    作詞 · 作曲 · 編曲：伊藤銀次、リズム編曲：斉藤ノブ
  7. Sweet Daddy（スウィート・ダディ）  - (5:14)[5]
    作曲 · 編曲：伊藤銀次、ホーン編曲：坂本龍一
  8. Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）  - (5:09)[5]
    作詞 · 作曲 · 編曲：伊藤銀次
    【Bonus Tracks】
  9. 風になれるなら (Single Version)  - (3:34)[5]
    作詞：伊藤銀次 · 大貫妙子、作曲 · 編曲：伊藤銀次、コーラス編曲：大貫妙子、ストリングス編曲：坂本龍一
    アルバムと同日発売のシングル・カット曲。間奏のソプラノ・サックス・ソロをカットし、代わりに“風になれるなら 君に届けたい〜君を追いかけて”の歌詞が追加され、エンディングも30秒ほど短く編集された。
  10. Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ） (Single Version)  - (4:06)[5]
    作曲：伊藤銀次 · 村松邦男、編曲：伊藤銀次
    アルバムからのリカット・シングル。ディレクター知久悟司からのアイディアで、当時のスーパーカー・ブームを意識して、サーキットやレーシング・カーの効果音を被せた別ミックス。B面にはシングルのジャケットにも使われたマセラティ・メラクSSの実況効果音が収録されている[注釈 15]。

スタッフ・クレジット

レコーディング・メンバー
01.  
  • 風になれるなら
  • 作詞：伊藤銀次, 大貫妙子 / 作曲 · 編曲：伊藤銀次 /
  • コーラス編曲：大貫妙子 / ストリングス編曲：坂本龍一
  •  
  • Vocal & Acoustic Guitar : 伊藤銀次
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Acoustic Piano : 緒方泰男
  • Percussions : 斉藤ノブ
  • Soprano Sax : 高橋知己
  • Chorus : 大貫妙子
  • Strings : Unknown
  •  
02.  
  • I'm Telling You Now（好きなんだ）
  • 作詞 · 作曲：Garrity  – Murray［訳詞：伊藤銀次］ /
  • 編曲：伊藤銀次
  •  
  • Vocal & Electric Guitar : 伊藤銀次
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Hammond Organ : 緒方泰男
  • Xylophone & Clavinet : 坂本龍一
  • Percussions　: 斉藤ノブ
  • Chorus : Sentimental City Romance
  • “Hello” Says son of Koko
  •  
03.  
  • Deadly Drive（デッドリイ・ドライブ）
  • 作曲：伊藤銀次, 村松邦男 /
  • 編曲：伊藤銀次
  •  
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Electric Guitar : 伊藤銀次
  • Attacky Guitar (Electric Guitar) : 村松邦男
  • Hammond Organ : 緒方泰男
  • Percussions : 斉藤ノブ
  • Chorus : Sentimental City Romance
  • Sad Heroin : 山田真理
  •  
04.  
  • こぬか雨
  • 作詞 · 作曲 · 編曲：伊藤銀次 / コーラス編曲：大貫妙子 /
  • ホーン&ストリングス編曲：坂本龍一
  •  
  • Vocal : 伊藤銀次
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Fender Rhodes & Acoustic Piano : 坂本龍一
  • Percussions : 斉藤ノブ
  • Chorus : 大貫妙子
  • Strings : Unknown
  •  
05.  
  • King Kong（キング・コング）
  • 作詞：伊藤銀次 / 作曲 · 編曲：伊藤銀次, 緒方泰男
  •  
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Electric Guitar & Mouth Wow Solo : 伊藤銀次
  • Electric Guitar : 緒方泰男
  • Weeping Harp : 妹尾隆一郎
  • Mini-Moog & Clavinet : 坂本龍一
  • Jane : 山田真理
  • Natives Praying : ワーナーブラザース・All Stars
  • Thanks For Y.Shima his Groovy Sound effect making
  •  
06.  
  • あの時はどしゃぶり
  • 作詞 · 作曲 · 編曲：伊藤銀次 / リズム編曲：斉藤ノブ
  • Vocal & Electric Guitar : 伊藤銀次
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Acoustic Piano : 緒方泰男
  • Percussions : 斉藤ノブ
  • Flute : 国吉征之
  • Thanks for NOV his rhythm arrangement
  •  
07.  
  • Sweet Daddy（スウィート・ダディ）
  • 作曲 · 編曲：伊藤銀次 / ホーン編曲：坂本龍一
  •  
  • Electric Guitar : 伊藤銀次
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Fender Rhodes : 緒方泰男
  • Acoustic Piano solo : 坂本龍一
  • Percussions : 斉藤ノブ
  • Tenor Sax : 高橋知己
  • Trombone : 向井滋春
  • Trumpet : 中沢健二
  • Vocal : 大上留利子
  •  
08.  
  • Hobo's Lullaby（ホーボーズ・ララバイ）
  • 作詞 · 作曲 · 編曲：伊藤銀次
  •  
  • Vocal & Electric Guitar : 伊藤銀次
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Acoustic Piano : 緒方泰男
  • Earthy Dobro : 島田耕
  •  
    【Bunus Tracks】
09.  
  • 風になれるなら (Single Version)
  • 作詞：伊藤銀次, 大貫妙子 / 作曲 · 編曲：伊藤銀次 /
  • コーラス編曲：大貫妙子 / ストリングス編曲：坂本龍一
  •  
  • Vocal & Acoustic Guitar : 伊藤銀次
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Acoustic Piano : 緒方泰男
  • Percussions : 斉藤ノブ
  • Soprano Sax : 高橋知己
  • Chorus : 大貫妙子
  • Strings : Unknown
  •  
10.  
  • Deadly Drive (Single Version)
  • 作曲：伊藤銀次, 村松邦男 /
  • 編曲：伊藤銀次
  •  
  • Drums : 上原裕
  • Electric Bass : 田中章弘
  • Electric Guitar : 伊藤銀次
  • Attacky Guitar (Electric Guitar) : 村松邦男
  • Hammond Organ : 緒方泰男
  • Percussions : 斉藤ノブ
  • Chorus : Sentimental City Romance
  • Sad Heroin : 山田真理

スタッフ

【Reissue Staff】
Supervised by 伊藤銀次
Reissue Produced by 宮治淳一 (Warner Music Japan)
Reissue Planning & Directed by 土橋一夫 (Shy Glance Inc. ⁄ Surf's Up Design ⁄ Groovin')
 
Digital Remastered by 菊地功 at WARNER MUSIC MASTERING
Reissue Art Directed & Designed by 高瀬康一 (Shy Glance Inc. ⁄ Surf's Up Design ⁄ Groovin')
Product Coordinated by 松山斎 (Warner Music Japan)
 

リリース履歴

# 発売日 リリース 規格 品番 備考
1 1977年05月25日 ASYLUM ⁄ WARNER PIONEER LP L-10074Y  
2 1979年06月25日 L-4037Y
  • 品番改定による廉価盤での再発。
  • “NEW MUSIC FOREVER 1500”シリーズ（全10枚）の一枚。
3 不明 ATRANTIC ⁄ WARNER PIONEER
  • 同一品番によるアトランティック・レーベルからの再発。
  • “NEW MUSIC FOREVER 1500”シリーズ（全10枚）の一枚（本作を含む全10枚のラインアップはアサイラム・レーベル時と同じ）。
4 1991年12月21日 (1991-12-21) WARNER BROS. ⁄ WARNER MUSIC JAPAN CD WPCL-589 初CD化。秘蔵盤CD選集シリーズの一枚。
5 1996年10月25日 (1996-10-25) WEA JAPAN ⁄ WARNER MUSIC JAPAN WPC6-8238 音泉1500/Q盤シリーズの一枚。
6 2001年02月21日 east west japan AMCM-4524 J-POPシリーズAOR編の一枚。2001年 (2001)リマスター音源。初回盤はデジパック仕様。
「風になれるなら」はアルバム・ヴァージョンで歌われていない2番の歌詞がブックレットに掲載されている。
7 2008年02月20日 ASYLUM ⁄ WARNER MUSIC JAPAN WPCL-10455 2008年 (2008)リマスター音源、ボーナス・トラック2曲収録。紙ジャケット仕様。
8 2017年05月24日 WARNER MUSIC JAPAN
2SHM-CD
 WPCL-12639/40
  • 『DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition』
  • オリジナルMIX:8曲、2017 Re-Mix（8曲+Back Track:6曲）、シングルVersion:3曲、ライブ:3曲、シングルVersion:3曲の全34曲収録。全44ページのメモリアル・ブックレットを封入した、SHM-CDによる2枚組。
デジタル・ダウンロード -
  • デッドリイ・ドライブ【40周年記念デラックス・エディション】
  • 通常音源（全34曲）:AAC-LC 320kbps
  • デッドリイ・ドライブ【40周年記念デラックス・エディション】
  • ハイレゾ音源（全32曲）:FLAC形式 (48kHz / 24bit)
9 2019年08月07日 ASYLUM ⁄ WARNER MUSIC JAPAN / Lawson Entertainment, Inc. (HMV record shop) 2LP WQJL123 2017年にCDでリリースされた『DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition』で初めて音源化されたインスト・バック・トラックや未発表アウトテイクを伊藤本人が選曲し初アナログ化したボーナス・ディスク付きの2枚組仕様。新たに書き下ろされた伊藤によるセルフ・ライナー・ノーツ掲載。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ バイバイ・セッション・バンドII（1975年7月 (1975-07) - 12月）：りりィ(Vo)、平野肇(Ds)、斉藤ノブ(Per)、茂木由多加(Key)、吉田健(B)、伊藤銀次(G)
  2. ^ バイバイ・セッション・バンドIII（1976年1月 (1976-01) - 6月）：りりィ(Vo)、上原裕(Ds)、斉藤ノブ(Per)、坂本龍一(Key)、吉田建(B)、伊藤銀次(G)
  3. ^ ナイアガラ・トライアングル（大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次）『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』1976年3月25日 (1976-03-25)発売 NIAGARA ⁄ COLUMBIA LP:LQ-7001
  4. ^ りりィ『AUROILA』（1976年5月20日 (1976-05-20)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72168）は、このメンバーでレコーディングされた。
  5. ^ バイバイ・セッション・バンドIV（1976年7月 (1976-07) - 12月）：りりィ(Vo)、上原裕(Ds)、斉藤ノブ(Per)、緒方泰男(Key)、田中章弘(B)、伊藤銀次(G)
  6. ^ 『GOLDEN☆BEST 伊藤銀次 〜40th Anniversary Edition〜』 2012年12月12日 (2012-12-12)発売 GT music ⁄ SMDR 2CD:MHCL 2177-8
  7. ^ ナイアガラ・トライアングル「幸せにさよなら/ドリーミング・デイ」1976年4月1日 (1976-04-01)発売 NIAGARA ⁄ COLUMBIA 7":LK-2-E
  8. ^ Freddie and the Dreamers「I'm Telling You Now b/w What Have I Done To You」(Released in Aug. 1963, Columbia 7inch:DB 7086)
  9. ^ 欧陽菲菲「雨の御堂筋」1971年9月5日 (1971-09-05)発売 TOSHIBA RECORDS 7":TP-2517
  10. ^ シュガー・ベイブ『SONGS』 1994年4月10日 (1994-04-10)発売 NIAGARA ⁄ east west japan CD:AMCM-4188
  11. ^ 1994年4月26日 (1994-04-26) - 5月2日中野サンプラザホール
  12. ^ 山下達郎「愛の灯〜STAND IN THE LIGHT」 1996年2月10日 (1996-02-10)発売 MOON ⁄ east west japan SCD:AMDM-6160
  13. ^ シュガー・ベイブ『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』 2015年8月5日 (2015-08-05)発売 NIAGARA ⁄ WARNER MUSIC JAPAN 2CD:WPCL-12160/1
  14. ^ 過去、LPおよびCDでの再発に際し、アトランティック、ワーナー・ブラザーズ、WEA、イースト・ウェストなどワーナー傘下の他レーベルからリリースされたが、2008年 (2008)のワーナーミュージック盤では、オリジナル・リリース時と同様、アサイラム・レーベルのデザインでリイシューされた。
  15. ^ クラクション〜ヘッド・ライト開閉〜ウインカー〜ワイパー〜ドア開閉〜エンジン始動〜アイドリング〜スタート〜通過音〜走行音〜サイドブレーキ

出典

  1. ^ a b 伊藤銀次「MUSICIAN FILE 伊藤銀次徹底研究」『ミュージック・ステディ』第3巻第3号、ステディ出版、1983年8月20日、116-133頁。「FILE INTERVIEW」 
  2. ^ a b c d e f g h i 伊藤銀次「MUSICIAN FILE 伊藤銀次徹底研究」『ミュージック・ステディ』第3巻第3号、ステディ出版、1983年8月20日、137-145頁。「Talking About My Songs」 
  3. ^ a b c 伊藤銀次「才能の煌めきが今なお眩しい、伊藤銀次による歴史的名盤」『DEADLY DRIVE』、ASYLUM ⁄ WARNER MUSIC JAPAN、2008年。WPCL-10455。 
  4. ^ “伊藤銀次の初ソロアルバム、40年を経て新ミックス盤リリース”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2017年5月24日). 2017年5月24日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k “【CD】デッドリイ・ドライブ＜紙ジャケット仕様初回限定盤＞” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年2月6日閲覧。

外部リンク

Warner Music Japan
Warner Music Life
その他
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=DEADLY_DRIVE&oldid=101141017」から取得